はてなキーワード: 孫子とは
プーチンは戦争が長期化して不利になってきたら、中国に頭を下げて応援をお願いしている。
ロシアは西側の経済制裁で、ルーブルが使えなくなり、中国の決済システムに頼らざるを得ない。
このままでは、プーチンがウクライナに勝っても負けても、ロシアは中国に頼らないと生きていけない国になる。
プーチンがウクライナを侵攻することは、アメリカのCIAが事前に察知していて、ウクライナに警告していた。
アメリカにダダ漏れになってるぐらいだから、当然同盟国の中国は事前にロシアの戦争を知っていただろう。
ロシアが戦争で失敗したら、中国はロシアを依存させて、中国がロシアを支配できる。
そこまで計算済みだったとしたら、習近平の方がプーチンよりも一枚上手だった。
中国は親ロシアのふりをして、ロシアを応援しているようにみせかけて、実はロシアが失敗して、中国の支配下におくことを狙っていたのかもしれない。
習近平や中国人って、あんま頭良さそうに見えなかったけど、今回のロシアの苦戦を見て、中国の見方が変わってきた。
あいつらは長い歴史の中で、悪知恵を相当に蓄えてきた可能性が高い。
国防相「本会議は来週の開戦…失敬、特別軍事行動の開始前に、改めて全員で作戦について再点検しようという主旨である。対外情報庁の方から新しい人間が来ているようだが『一人の知恵より二人の知恵』という格言の通り、実り多い物となることを期待している」
対外情報庁長官「ことわざで受けるならばわが国には『自分のものでないそりに乗るな』という言葉がある通り、軍にまかせておくべきなのでしょうけれども、フランスのクレマンソーも『特別軍事行動というものは、軍人たちに任せておくには重要すぎる』と言っています」
増田「申し遅れました。私はトール・アノニマヴィッチ・マスダスキーです。所属は…」
書記「組織図に載ってない部署の人間の所属を聞くとか時間の無駄だ。本題に入れ」
増田「失礼しました。今回は原則に立ち返って孫子に基づいて今回の作戦行動を見直そうと」
増田「孫子は2500年前に作られた古い書物ですが今でも通用する…」
国防相「そんなことは誰でも知ってる。すでに十分検討は行われている」
増田「えっ」
連邦保安局長官「まあいいじゃないか。『初めて焼いたブリンは塊になる』というだろう。それで君は何をするつもりだったんだい?」
増田「ええと、まず『計篇』に従って作戦の見込みを検討したかったのですが」
連邦保安局長官「ああ、あの『数が多い方が勝つ、少ない方が負ける』ってやつか」
参謀総長「そんなところだ。五事、つまり五つの原則があり、それを七計、つまり七つの基準を使って敵味方を比較して優劣を事前に把握しろと言っている。そうだな」
書記「道とは国民と指導部の一致、天とは時期、地とは地理的条件、将とはリーダーシップ、法とは組織と規律ということだ」
増田「…く、詳しいですね」
書記「今、Википедиюで読んだ。七つの基準というのは君主の支配力、司令官の能力、天と地の理解度、法令の公正な執行、軍の兵力、軍の練度、信賞必罰。そういうことだな」
増田「…それもВикипедиюに書いてあるんですか?」
書記「…(頷く)」
連邦保安局長官「最初は問題ないな。大混乱から国と軍を建て直し、選挙で常に圧勝、メディアも押さえ、経済界からも国民からも広く支持を集めている我が大統領と、コメディアンあがりで選挙でわずか3割(注・1回目投票)、支持率でも4割のあの大統領。どちらが優れているかは一目瞭然だよ」
大統領「世辞はいい。私だって国民すべてから敬愛されているわけではないことぐらいは承知している。が、あの男より国民から支持されていると認めるのは吝かではない」
参謀総長「我が軍の将軍達の能力については私が請け負おう。皆、『外国』や『外国でない場所』で戦ってきた、経験豊富で勇敢な祖国の誇りとすべき男たちだ。向こうの軍の能力はどうだ?」
対外情報庁長官「8年前と比べると改善されているのは既報通りです。ですが常に戦い続けていた我が軍と比較すれば経験豊富とは言えないでしょう」
国防相「今は冬季で作戦地域は障害地形も少なく、機動化された我が軍は全力を発揮できる。作戦目標はいずれも国境から100km程度で軍事的には至近距離と言ってよい。気象予測も安定しており、作戦行動に支障ないと出ている。開始時期はもう少し早くてもよかったが、これは政治の絡むことであり、軍としてはその判断に従う」
大統領「友好国の面子を潰しても何もいいことはない。その点で軍に負担を掛けているならそれは私の責任だ。問題あるかね」
対外情報庁長官「経済制裁の規模が予想できない以上、経済力のある友好国をつなぎ止める努力にはそれだけの価値はあると判断します」
国防相「軍規は…認めたくはないが、我が軍の伝統的な弱点ではある。それでも、今回は最善を尽くしている。少なくとも、現時点で統率の疑わしい『友好国』の兵隊を使うつもりはない。正規軍だけでやる短期決戦にそんなものは無用だ」
参謀総長「軍人にまともに給料が支払われなかった時代を覚えている将官連中はみな、大統領を支持しておる」
連邦保安局長官「ま、人手不足でネオナチ集団の私兵まで使ってる相手より軍紀が悪いってことは流石にないでしょうな」
書記「兵力…考えるまでもなく陸海空その他、すべて我が方が優勢だ。練度もそう考えていいな」
対外情報庁長官「一応、8年前よりは向こうの練度も上がっています。予備役兵のプールを積み増ししているので、長期戦になると兵力が増える可能性はありますが…」
国防相「うむ。ただ、そうなっても積み増しできる兵力はこちらの方が多い。あまり考えたくはないが、市街戦に慣れた友好国の兵隊を連れてくることもできる」
書記「いざという時に切れる札があるとないでは大違いだ。そうだな」
書記「それで、最後の信賞必罰ってのは法令の公正な執行ってのと同じだと思うんだがなぜ入ってる? Википедиюの編集者がボンクラなのか?」
紀元前500年、今からおよそ2500年前の中国人にすら「負けるって」と断言されるであろうレベル
孫子は言う、五事を揃えなければ勝てない。揃えてないなら戦争なんてするんじゃないと。
五事とは、道、天、地、将、法 に全て照らし合わせ、判断するというもの。
5事全てを失って勝てる戦なんてないよと、2500年前の中国人に爆笑されるレベルだろう。
孫子曰わく、凡そ用兵の法は、馳車千駟・革車千乗・帯甲十万、千里にして糧を饋[おく]るときは、則ち内外の費・賓客の用・膠漆の材・車甲の奉、日に千金を費やして、然る後に十万の師挙がる。
其の戦いを用[おこ]なうや久しければ則ち兵を鈍[つか]らせ鋭を挫く。城を攻むれば則ち力屈[つ]き、久しく師を暴[さら]さば則ち国用足らず。
それ兵を鈍らせ鋭を挫き、力を屈くし貨を殫[つ]くすときは、則ち諸侯其の弊に乗じて起こる。智者ありと雖も、その後を善くすること能わず。
故に兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久を睹[み]ざるなり。それ兵久しくして国の利する者は、未だこれ有らざるなり。故に尽く用兵の害を知らざる者ば、則ち尽く用兵の利をも知ること能わざるなり。
戦争するには金がかかる。時間をかけ過ぎれば経済的に消耗してしまうから、下手な戦いだけど早く終わるってことはあっても、良い戦争がダラダラと長引くなんてことはないよと。
夫れ戦勝攻取して其の功を修めざる者は凶なり。命[なづ]けて費留と曰う。
故に明主はこれを慮り、良将はこれを修め、利に非ざれば動かず、得るに非ざれば用いず、危うきに非ざれば戦わず。
主は怒りを以て師を興こすべからず。将は慍[いきどお]りを以て戦いを致すべからず。
利に合えば而ち動き、利に合わざれば而ち止まる。怒りは復た喜ぶべく、慍りは復た悦ぶべきも、亡国は復た存すべからず、死者は復た生くべからず。
故に明主はこれを慎み、良将はこれを警[いまし]む。此れ国を安んじ軍を全うするの道なり。
国費を浪費しながらダラダラ戦争するのは阿保のやる事で、勝てる戦争以外してはいけない。
君主は、一時の怒りの感情から軍を興して戦争を始めてはならない。
そして死者は決して戻ってこない。良い国家元首は無駄な戦争を避けるものだ。
一方、中国兵法書の『孫子』「謀攻篇」では「少なければ則ちよくこれを逃がる(自軍が少ないのであれば、戦わない)」と記し、その対策として、政治外交で決着をつける(勝てる機会を得るまでの時間稼ぎ)か、自国が勝てる国をまず攻め、相手軍を友軍として吸収し(兵を増やし)、不敗を守りながら勝機をまつ(この不敗の思想を実践した武田信玄は引き分けが多い)。ただし、外交にしても同盟にしても裏切られる可能性はあるし、勝つ見込みがある国を攻めても損害は必ず生じる。どうしても寡兵戦闘が避けられない場合の『孫子』の戦法は、情報格差を利用し、敵を十に分散させ、一対一で戦える状況を作り、各個撃破を手段とする。この戦法は相手より先に情報を得ていることが前提であり、かつ相手には自軍の情報がなく、相手をコントロールできる状況で有効なものである。
現にいまやってることじゃね。
ロシア軍はいろんな方面から侵攻しているので兵が分散している。
そのためウクライナ軍は全体としては寡兵でも局面では対抗できている。
# 用兵は戦わずして勝つのがベストで、それができない場合は、敵味方の実情を把握した上で優位な状態を作り出し、敵を倒す。
東を諦めて、首都機能と全戦力と国民を西のリヴィウ(ポーランド寄りの都市)に移動させるとか・・・?
それって東京から広島に全員移動して、東京を諦める的なイメージなのかな?
橋下が言っていることはこれに近い?
# 相手の裏をかき、敵の手薄な部分を攻撃する。戦いとは相手の態勢に応じて臨機応変にしなければならない。
欧米を味方につけたり、巧みな情報戦で裏をかいているかもしれないが・・・
# 優れた兵法家は、兵士個々人の力を求めず、軍全体の勢いを求める。戦いの中では軍の勢いがポイントになる。
士気は高くて勢いもあるかもしれないが、戦力差がありすぎるような・・・
ウクライナはどうすればいいのか?良かったのか?
孫子の兵法を実践しておられる優れたビジネスマンの皆さんに、ぜひご教示いただきたい。
今後の日本のためにも。
いい大人が漢籍などの古典や名作文学とかを読み出して、「深い」とか「教養が身に付く」とか「年をとって初めて意味が理解できた」とか言ってるの、見たことありますよね。
はっきり言って、こういう人たちの知的レベルは高くありません。そういうことは、高校生か、遅くとも大学2年生くらいまでに済ませておくことであって、社会人がやることではありません。
彼らの知的レベルは、中学〜高校生くらいのレベルです。彼らが本を読んで理解するのはせいぜい、
といったことです。つまり、文章の表面だけをなぞったり、どうとでも取れるような記述から妄想を膨らませるだけで、本当の意味で書物を読解できていません。「孫子はビジネスに役に立つ」とか「夏目漱石のこころは人生の教科書」とか言ってるのが、その典型です。
彼らがやってることは、ラノベや漫画を読んで伏線とか異能力を「考察」してるのと大差ありません。そういうことは、正確な読解ができていなくても、勝手な解釈や言葉遊びでいくらでも話を膨らめることができます。古典とかにハマる連中は、「格式の高い」書物を読んでいる気になっている分、そういうオタクよりもタチが悪いです。
本来、成熟した社会人が獲得していなければいけない思考形式は、上記の逆です。つまり
といったことができるようにならなければいけません。こういったことは、高度な知識労働には必ず求められる能力です。
いい年こいて古典などにハマって、「深い」とか言っている連中というのは、大人になってもこういう思考過程に達することのできなかった人たちです。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 109 | 14551 | 133.5 | 57 |
01 | 83 | 10345 | 124.6 | 43 |
02 | 34 | 5286 | 155.5 | 76 |
03 | 39 | 4085 | 104.7 | 46 |
04 | 63 | 5246 | 83.3 | 68 |
05 | 80 | 4931 | 61.6 | 46 |
06 | 19 | 3223 | 169.6 | 49 |
07 | 60 | 9865 | 164.4 | 49.5 |
08 | 77 | 7429 | 96.5 | 26 |
09 | 191 | 14529 | 76.1 | 39 |
10 | 194 | 14211 | 73.3 | 43.5 |
11 | 186 | 16662 | 89.6 | 45 |
12 | 166 | 15917 | 95.9 | 37 |
13 | 135 | 8173 | 60.5 | 33 |
14 | 199 | 13742 | 69.1 | 34 |
15 | 167 | 14155 | 84.8 | 38 |
16 | 176 | 15285 | 86.8 | 36.5 |
17 | 192 | 15347 | 79.9 | 36.5 |
18 | 126 | 13863 | 110.0 | 41 |
19 | 142 | 17051 | 120.1 | 30 |
20 | 175 | 13820 | 79.0 | 33 |
21 | 134 | 9048 | 67.5 | 23.5 |
22 | 94 | 12778 | 135.9 | 44 |
23 | 120 | 19235 | 160.3 | 54.5 |
1日 | 2961 | 278777 | 94.1 | 39 |
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