2022-03-04

anond:20220304105620

一方、中国兵法書の『孫子』「謀攻篇」では「少なければ則ちよくこれを逃がる(自軍が少ないのであれば、戦わない)」と記し、その対策として、政治外交で決着をつける(勝てる機会を得るまでの時間稼ぎ)か、自国が勝てる国をまず攻め、相手軍を友軍として吸収し(兵を増やし)、不敗を守りながら勝機をまつ(この不敗の思想実践した武田信玄引き分けが多い)。ただし、外交にしても同盟にしても裏切られる可能性はあるし、勝つ見込みがある国を攻めても損害は必ず生じる。どうしても寡兵戦闘が避けられない場合の『孫子』の戦法は、情報格差を利用し、敵を十に分散させ、一対一で戦える状況を作り、各個撃破手段とする。この戦法は相手より先に情報を得ていることが前提であり、かつ相手には自軍情報がなく、相手コントロールできる状況で有効ものである

現にいまやってることじゃね。

ロシア軍はいろんな方面から侵攻しているので兵が分散している。

そのためウクライナ軍は全体としては寡兵でも局面では対抗できている。

そうやって時間稼ぎしているあいだに同盟国がロシア経済制裁を仕掛けている。

それによってロシアの力を削いで最終的に外交での決着を狙う。

記事への反応 -
  • # 用兵は戦わずして勝つのがベストで、それができない場合は、敵味方の実情を把握した上で優位な状態を作り出し、敵を倒す。 優位な状態とは・・・? 東を諦めて、首都機能と全戦力...

    • 一方、中国兵法書の『孫子』「謀攻篇」では「少なければ則ちよくこれを逃がる(自軍が少ないのであれば、戦わない)」と記し、その対策として、政治外交で決着をつける(勝てる機...

    • 竈の数を日々減らすんじゃよ

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