はてなキーワード: グローブとは
格闘系youtuberが最近ジークンドー習い出してるけどジークンドー習った奴みんな負けてるからあんまりよくねぇんだよな
総合にしろ格闘技にしろ金的目付きが禁止だからそれらがあるジークンドーを習っても本職の試合じゃ使わない技術になるわけでその分練習リソースが割かれて負けてる気がする
ステップや突きも良いんだがグローブであの打ち方してもなぁと素手ならいざ知らず本職以外の余分な技術覚えると遠回りってか本職がダメになると思うわ
格闘系はスポーツなのだからそのスポーツに最適化した動きがあるわけでレーシングカーにショベルや飛行機の翼を付けるようなもので効果が出ないと思う
弱者男性への救いとは、具体的に何か
https://anond.hatelabo.jp/20210405201511
解決策は
…お前は何を言っているんだ?
おれは昨日これを書いた増田だ
https://anond.hatelabo.jp/20210405145048
やや露悪的なタイトルをつけたが
ついたのはこんなコメントだ
「たのしそう」
「友だちいるやつが弱者男性なんて呼ばれてるの違和感あるよな」
わかるか?
弱者男性を救うのは何か?
お前だ中島
お前が弱者男性を救うんだ
お前が磯野を野球に誘うんだ
今すぐ磯野の家に行け
玄関で大声をあげろ
「磯野!野球しようぜ!」
…もちろん磯野は出てこない
当たり前だ
磯野も昔は野球が好きだった
今はなんJを見るだけだ
グローブすら持っていない
詳しくはググってほしい
土日でも528,000円で借りられる
1チーム15人として、2チーム30人
と持ちかけてみろ
絶対に乗り気なやつがでてくる
みんな様子見していただけで
開催が決まったら、子持ちが参加したいと言ってくる
それでも中島
30人はなかなか集まらない
お前は焦る
このままでは持ち出しにやる
誰か助けてくれ
そうだ、今だ
磯野の家に行け中島
大声で叫べ
「磯野!久しぶり!東京ドームで野球やらない?大丈夫!ライトに立ってるだけでいいから!後ろに逸らしたらエンタイトルツーベースにするから!グローブ?レンタルレンタル!」
磯野は出てくるだろうか?
俺の磯野は出てきてくれたぞ、中島
——————
無理をする必要はないんだ
他にも色々な中島がいるだろう
お前はどの中島になるんだ?
なあ、中島
お前はどの磯野と旧エヴァを観た?
シンウルトラマンを誰と観に行く?
息子が、キャッチボールをしよう、と言ってきた。
野球に興味がありそうな様子がなかったので聞くと、同年代の子たちと野球遊びをするようになったらしい。その場で、あまりにも下手で恥ずかしいと思い、練習したいようだった。
よしとゴムボールを持ち、公園へ向かう。我が家はスポーツに熱心ではないので、グローブなどはない。
とりあえずと軽く山なりに投げてみると、なるほど確かに。驚くほど腰がひけていて、手だけ伸ばして何とか取ろうとする感じ。これではボールを取れずに落とすよな…と運動が不得意な自分でも分かるくらいだった。
何球か投げあって分かったのは、ボールを投げることはそんなに下手じゃない。ちゃんとこちらの方向と距離に投げてくる。問題はキャッチの方。フライのようなゆっくりとして高い球でも、むしろそういった球の方が腰がひけ、目をつむりそうになり、体が避けるような動きになる。
ボールが落ちてくるのが怖いのだ。
柔らかいから当たっても痛くないよ、とボールをグニグニして見せても、それが飛んでくると体は避けようとする。頭では分かっていても、体が避けてしまう、という感じだ。しばらく投げ合ってみて、楽しそうには見えないので、そろそろやめるかと聞いてみても、やるという。
こちらもしょうがないから納得するまでは付き合おうと、違う軌道の球を投げ続ける。息子は怖がりながらもボールに向かう。落とす。弾く。それでもやめない。同年代の子にバカにされたのだろうか、こんなにやる気を見せることは珍しい。きっかけは何であれ、やる気があるって良いことじゃないか。
投げ続けると、手だけ伸ばして何とか取れることもある。うまい!そうだ、その調子。怖くないぞ、もっと体ごと寄せていけ。手でとるんじゃなくて、全身でとるんだぞ。
息子はボールに向かっていく。恐れながらも向かっていく。こいつは失敗の恐怖みたいなものに立ち向かっている。これから野球遊び以外でも、いろいろな恐れに立ち向かわなければならい。失敗の恐怖はあらゆる場所にある。でも向かっていけ、体ごとぶつかれ。段々と熱い気持ちになっていった。何だか涙も出そうになってきて慌てる。
ホッテントリでスター集めてたブコメでそんなものを見た。(すぐに見つからないので削除したのかもしれない)
仮に彼を裁く裁判があったとして、また仮にその裁判員になったとして死刑相当だとでも言うのだろうか。スターつけた人も。
失言に対する叩きでその内容は人として下回ってるよね。
恐らく元の発言を咎めることより、とにかく殴りたいという感情が隠し切れず表出したんだと思う。
これは見える例だったけど、結構な割合の人が大義名分のグローブの中に暴力を込めてるんだろうなという空気を感じる。
たぶん anond:20210206223117 が言いたいことの半分くらいがこれだと思う。
#DontBeSilent は進めて欲しい。
現在アラフォー。幼少期から大人になるまで次男だというだけでいろいろとひどい目に遭わされてきたので以下に記す。
なお、両親と兄はこれでも兄弟は公平に扱っている、贔屓などしていないの一点張り。
・何も買ってもらったことがない。服はお下がり。制服も学用品も文房具も全部お下がり。バットやグローブ、テレビゲームも全部兄のお下がり。おやつは兄が食べきれなくて残したものだけ。朝と夕の食事も家族の残り物。受験勉強の参考書もお下がり。ジャンプも兄の読み終わったものしか読ませてもらえない。お小遣いはなし。
・お祝いされたことがない。生まれた時から幼稚園に入った時も、七五三も、小学校の入学も、中学校の入学も誕生日も何もお祝いされたことがない。入園入学の時に写真を1枚撮ってもらっただけ。誕生日は「あーはいはいおめでとうー」の一言のみ。生まれてから成人までに撮ってもらった写真は5枚だけ。兄の写真はアルバム3冊分。
・俺にまったく関心がない。幼稚園の送迎なし。幼稚園の送迎バスも金がかかるからという理由で俺だけなし。徒歩で幼稚園に通園。どんなに怖い目に遭っても、ケガをしても無関心。兄の成績が良くなかったときには塾やら進研ゼミやらなんでもやらせてもらえるのに、俺の成績が悪くなっても「なんでそんなにバカなの。恥さらし。」と罵倒されて終わり。頭に来たので高校と大学は私立に進学したら今の今までずっとごく潰し呼ばわり。浪人は認めない。兄は浪人でも予備校でもなんでも可。
・大人になっても不遇。兄が結婚した時は結婚式の費用、結婚資金に何百万円も支出したのに、俺が結婚した時は、こんな親でも一応報告しないとと思って報告したら「おめでとう」だけ。もちろんお祝いなんてしてもらってない。祖父母のお葬式のときはずっと受付や雑用係。
俺があまりにも不憫でかわいそうとお小遣いをくれたり服を買ってくれるのは東京に住んでいる叔母(母の妹)だけ。しかし、叔母が俺に何かしてくれると「迷惑をかけるな」と母に怒られるわ、「甘やかすな・甘やかしてない」で叔母と母が喧嘩になるわで最悪。
すごいわかるー!って思いながら読ませてもらった
汗流すのって気持ちいいし、運動って気持ちいいよね。自分も生まれて初めて知ったよ
肩こり腰痛も改善されるし、ストレス発散の手段が一つ増えたのもありがたい
・非公式品だけど、ジョイコンにつけるメリケンサックみたいなグリップコントローラー。アマゾンで売ってる。ストラップ装着の手間が省けるのでプレイのハードル激下がり
・サイクリング用の、指先が開いてて手の平に滑り止めがついてるグローブ。これもアマゾンで買った。パンチがド安定するし、ついでに汗でジョイコン破壊する心配もなくなる。
・ヘアバンドとリストバンド装着しとくと、目に汗が垂れてくるのを防げる上、リストバンドで汗を拭えて便利。百均ので十分。夏場や暖房きいてる部屋でプレイするならオススメ
井岡vs田中と比嘉vs小林の方がRIZINの全ての試合よりも数段面白かったよね(中略)田中選手の強さは素人にも良く分かる位
まず井岡vs田中戦において井岡が手を出さすに中間ラウンド程度まで見に徹したことも見抜いていない。確かに田中選手はアグレッシブで後半井岡をぐらつかせているが、右ガードをしつこいくらいに徹底しつつアウトボクシングすることで、外から若干オーバーハンド気味に飛んでくるフックの隙間を縫ってコツンとあててカウンターをとることに専念していた。実際これで前半立て続けに2ダウンを奪っている。これについてはボクシングショップのTomitさんの動画が詳しく解説してらっしゃるので見てみたらいいと思う。
個人的な所感として田中選手はたしかに押していたが、クリーンヒットが少なくポイント優性で勝利を狙っているのかと思っていた。なぜなら田中選手のスタイルは打ち出すときにやや半身になり、構えも若干前に突き出すヒット重視の構えだったから。実際ヒット数では田中選手が多かったと思うし、審判の印象も良かった。
ところがRIZINなにあれ?五味選手なんて、バテて動けてもないじゃん。朝倉海選手とかYoutubeで遊んでる暇あったら練習したらいいよ。弱すぎじゃん。
背景を知らなさすぎ。五味隆典はPRIDEのエースであったし、それだけで看板になり得るスター性がある。そして総合の選手とキックの選手が戦う、しかも総合側の体重を重くした状態、という条件をつけて勝敗予測をわかりにくくしている。視聴者的に皇治選手の技術が普通でしかないのはキック界ですら周知の事実だし、五味隆典のテクニックも今日の総合と比べると低いのもまた事実。そのうえでスター二名が戦ったらどうか、というところに面白さを感じるわけで。元増田の言うようなボクシングと比べたらレベルが低い、なんて話は誰もしてない。
朝倉海選手に関して、これ兄貴の未来共々言ってることだが、Youtubeやってるから練習が疎かになるほど時間は削られていない、と語っている。実際彼らは格闘技とYoutubeだけで生計を立たているドル箱スターで、その点でバイトしながら減量するボクサーと立場は変わらない。というよりむしろクレバーと見るべきだ。
シバターってYoutuberでしょ。素人に毛が生えてるだけじゃん。知名度と注目度があれば、競技性のない試合を見せても問題ないの?
正直それを言うならこいつにダウンを奪われたHIROYAにいうべきなんだが。それにシバターはThe Outsiderの試合を見る限り瞬殺KOも数多く出していて、実は案外とちゃんと総合ができることを皆知らない。知らなかった時点で格闘技視聴者として半端なこと言ってるのがよく分かる。
総合格闘技のボクシングテクニックはショボイ、という意見があるならそれ単体では正しい。しかし、総合格闘技という場面においてボクシングを愚直にやるやつは馬鹿だ。朝倉海ですらダッキング、ウィービングなどのテクニックは使ってない。当たり前だろう。総合格闘技はタックルという武器がある。ボクシングの前傾姿勢と間合いで戦えば第三の打撃と言われるタックルを食らって早々にテイクダウンされ、あっという間に腕十字が決まってタップすること請け合いだ。
井岡vs田中の試合と朝倉海vs堀口の試合を見比べればわかることだが(というか常識過ぎて見比べる意味すらない)、総合選手の間合いは遠く、ボクシングでは中間距離と言われる間合いでも総合では近距離扱いとなる。これはタックルを警戒するためだが、そうなってくるとパンチのテクニックも自然と変化する。最も当てやすいパンチはタックルと見せかけつつ身を沈めてオーバーハンドフックすることであり、かつてヒョードルなどが好んで使ったことからかロシアンフックの異名も持つ(命名の由来は違うかもしれないが)。
ジャブも大きく踏み込んで打たなければならず、スウェーバックでなくローとタックルを切るために体ごと移動する。ボクシンググローブがないためガードテクニックは通用せず、せいぜいヘッドスリップ程度しか使えない。このこともあって体重移動のほうが重要になる。ローキックもキックボクシングやムエタイのようにアップライトすぎる姿勢は維持できないため、牽制程度になる。
こんなにも違う競技を持ち出して上下を決めるなんて実にくだらないし、そもそも何もわかってないと告白してるようなもの。
正直スダリオ枠とかはそうだし、五味vs皇治もそう。しかし一般人を吸い込むためにもこういう試合は必要。実はRIZINは大晦日以外の通常試合のほうが技が細かい選手が多くて、技術的には見ごたえがある。特に斎藤裕vs摩嶋一整戦ではお互いのグラップリング能力の高さがそれこそ素人目にもわかるレベルだった。
日本のボクシングコミッションはめちゃくちゃうるさい。ああいうところにはだせてもらえない。京口紘人選手も榊原社長にコネをつけるために直談判しに行ってるが、ふわ~っと流されただけでインタビューが終わった。
私はしがない勤め人。
まぁそれは良いんだよ、出世欲無いし。
特に容姿が良いわけでもなく、優秀なわけでもなく。目立った能力もない人間なんだけどさ、ひとつだけ特徴があるとすれば通信簿に「明朗快活」の文字が必ず書かれてたことくらい。
そのせいで、新人がやってきた時に既存の社員と新人の緩衝材としてよく利用される。
そう、わたしは新人にとってのプチプチ。だけどプチプチにだって緩和できない衝撃がある。
なんかさ、コミュニケーション能力が壊滅的な子が多いんだわ。
コミュニケーション、そんな横文字使わんでええわ…うん、ただまともな会話ができない。
会話はキャッチボールとよく言い表されるけど。キャッチボールは、1人の1ターンにつき受ける。投げる。の二回動作があることを知らない奴が多い。
私「どうだった?むずかしかった?」
…はい、じゃねーよ。
お前グローブで球受けてるだけじゃねーか。投げかえしてこんかい。何が難しかったとかさ…。
投げかえして初めてキャッチボールになるんだよ。はい、で投げかえしてるつもりになってるならお前の頭はAI以下だぞ。Siriの方遥かにまともな返しすんぞ。
私「休日とか遊びに行ったりするの?」
……世の中の人間、5割以上は休日遊びに行くなら友達とだろうがよ。んな当たり前のことだけ言う必要がどこにありまして???
5W1Hのうち、一番どうでもいい内容だけ明らかにすんな。どこに、何を。だけでも教えてくれたら全然広げ方が違うんだっての。
え?秘密主義だから上司や先輩、会社の人になんかに教えたくない?
……こっちだってお前のプライベートなんざ1mmも知りたくねーよ…。お前と会話してる暇があったら、種火を脳死周回とかしてる方がよっぽど身になるわ。
だけどさ。仲良くねえ奴同士が無言に陥ると最高にキツイって知ってるから、仕方なくネタ振ってんだよ…。
お前も社会人だろ。それくらい読み取って、嘘でも虚構でも何でもいいから話広げる努力をしろよ…。別に真偽なんか確かめねえからよ。
本当に会話が広がらなくてつまらない…。今思ったけど、そんなことでお前の友達よく友達やってくれてんな…?感謝しろよ友達に。
上記、ロクに返ってこない会話に対して「へーそうなんだ」で会話を終えてみろ?
次の日には上司に色々報告が行くんだよな。
新人「私先輩、僕のこと嫌いなんですか?」
新人との会話を回せない私も悪いけど、己にも原因があるかもしれないとちょっとは省みろ…。
さっき自分はプチプチだって言ったけど、人間なんだよ…まともに出来ない会話を投げたくなる時だってあらぁよ…。
別にわたしは無言になっても良いんだよ本当は。明朗快活ってのも表向きだし、ずーーっとお喋りしたいほど会話に飢えてもねえんだわ。暇になれば種火周回するだけだからね。
…でもそうなると耐えられないのは絶対そっちなんだよ。立場が上の人間と無言で過ごすのってキッツいだろうよ。自分から話振れるわけでもねーだろうし。
だからといって何で私がまともにお話しできない奴に気を使わなきゃなんねーんだ。
ちなみに。
そんな風に気を使って面倒みて育てた結果どうなると思う?
部署に配属されたら、上司や周りとうまくいきません…とか言ってすぐ辞めよるのwwwwwwww
ハァーーーーーーーあぁーーー無情ーーーーーー。
はぁ…ヤダヤダ。
新人の面倒見るのってやっぱクソ面倒。
これが世にいうブラックバイトなのかな〜と薄々感じていたんだけど皆さんどう思う?
高校生の頃のバイトの話なんだけど、歯科医院でアルバイトしてた。入ってひと月目からずっと退職届を出し続けて3年目でやっと辞められたアルバイト。
患者さんは自費の人から保険の人まで子供以外は誰でも来いよ!って感じのとこ。
最初は衛生士さんも優しそうで先生もそんなに怖くなさそうで未経験歓迎、徐々に教えていくね〜って言ってくれて安心してたらこれが全く違った。
アルバイト初日にいきなり抜歯と根管治療の助手。それも説明無しで先生とマンツーマン。先生は器具の名前しか言わないし、場所教えてくれないし、棚片っ端から開けてそこに無いものは衛生士さんか助手さん呼んで探してもらってた。衛生士さん呼ぶ度に「それくらい勉強してきてください」って言われた、教えるって言ってた人に。詐欺じゃん?
それとやばい決まりが助手は基本的にグローブ使用禁止、使うとしても1日1組分のみ。勝手に変えると怒られるし血が着いても洗って使ってって言われるだけ。そういえば院長は「感覚が狂うから」って常に素手だったな、手術の時は流石にしてたけど。あとコントラとかタービン(歯を削ったりする機械)はアルコールで濡らしたティッシュで拭くだけで使い回し、普通は滅菌機にかけないといけないのにこれ平気なの?
あと院長の助手してると手しか出されないでなんの器具がいるとか言われないし5秒以内に器具出せないと突き飛ばされるか足踏まれるか頭ひっぱたかれるかの3択だった。手に持ってる機械とか器具とかで殴られるからめっちゃ痛い。突き飛ばされて足ひねった時なんか「受身が下手なんだなあ」ってにこにこされて引いたよね。何回たんこぶできたんだろう。
大学から来た実習生には控えめにだけど手は出すし怒鳴るし、それも怒鳴る時は患者さんの前で怒鳴るっていう。それに反抗したら全員で無視、バイトにも「〇〇さんも実習生の人の事無視してね」って言ってくるあたりやばくない?いやこれやばいよね?
タイムカードはあったけど、給料明細がなくて欲しい場合は院長までって言われて院長のところに行くと「ここでのアルバイトはお金だけじゃなく…」とかうんたらかんたら、やましい事があるから出せないんだなあって察した。実際お給料は毎月少しずつ足りてなかったり、増えてたり、バラバラだった。交通費貰えるって話が貰えてなくてその話をした日は一日から二日くらい機嫌悪くてまた痣増えてたな。
ある日衛生士さんが相談に乗ってくれるというからバイトを辞めたいって話をしたら「聞かなかったことにするから来月のシフト増やせるよね?」との事。怖すぎた。
退職届だしても気づくと捨てられてて辞められなくて結局バックれて辞めたんだけど辞める前の月のお給料振り込まれてなくてなんだかな…やっぱりやばいところにいたんだな…と思ったよね。
これはやっぱりブラック?
言いたいことは沢山あるのに、大切な人を目の前にすると、伝え方が分からないんだよね。だから人間は詩を書いて歌を歌って絵を描いてダンスを踊ってきたんだなーと思うくらいには、伝えるって難しい。赤子も泣くだけで全てが伝わると思わないでほしいわね…!
長男長女夫婦なこともあって、言いたいことはお互い一旦飲み込んで咀嚼してから忘れた頃にプッと出すタイプかもしれない。伝え方はソフトになるけど、タイミング見誤りがちなのは確か。
たまには火の球ド直球ストレートも投げてるつもりなんだけど、タイミング間違うとグローブごと吹っ飛んで場外退場になる旦那だもんで、加減は見誤らないように気を付けます。あと、言いたいことは簡潔に伝えられるように意識します。
一泊二千円台の安宿に部屋を借りている。安宿ではあるが、値段の割にサービスも質も悪くないのだ。しかし、どうやらこのホテルは霊がいるらしいと、Googleの検索ボックスが教えてくれた。確かに、このホテルは何かうら悲しい感じがしないでもない。礼儀正しいフロントの従業員から鍵を受け取り、エレベータに乗り3階で降りると、真っ暗でソファの置かれた空間にでる。そこの奥には普段は使われていない宴会場があるようで、いつも消灯されているのだった。そして、数段だけの小さな階段を降りて、私の部屋のある棟へ歩く。私の部屋の前にもソファがあって、壁に時計がかかっている。その時計は一分ごとに、「ギイ」という錆びた螺子の音をさせて、心霊ホテルを演出している。
ハムスターが餌をとって自分の巣へ戻るように、私も外から戻るとき、はいつもなぜか足早に部屋へ急ぐ。いつも通り駆け足でエレベータから私の部屋に向かって、鍵を開け、私の部屋につくと、濡れたパーカーを脱ぎ、帽子をとった。靴下にも雨水が浸食して気持ちが悪い。「Do not disturb」の札を下げて何日も封印している私のもので散らかった部屋に帰ってくると、少し安堵した気持ちになった。
この日は確か、目的もなく、見知らぬ駅の周りを歩いた日だった。駅には隣接するビルがいくつかあったが、私が出歩いた時には、商業施設も、映画館も営業してなかった。
飲み屋街を歩いてみた。老夫婦が、腕を組んで歩いていた。若者のグループがテントの下で何か民族的な楽器を鳴らしながら歓談していた。スーツを着た3人の男たちが、「じゃあ、また!」とご機嫌に挨拶していた。私は、なんだか自分がお化けになった気持ちになって、ゲームセンターに向かってみた。ゲームセンターはもうすぐ閉店するようだった。湿っぽい雨の夜に、真っ白な蛍光灯で照らされて冷たく乾燥した空間は、とても無機質だった。カラフルな景品たちがガラスの中に入っていて、それが無数に繰り返されていた。私は、暇だったので、景品の一つ一つを見て、欲しいか、欲しくないか、考えてみることにした。愛らしい丸みを帯びたデザインの動物モチーフのぬいぐるみ、あどけないの顔つきの成熟した身体の女のフィギュア、原色で彩られた小包装のお菓子。どれも夢のようであったが、今欲しいものは、そのどれでもなかった。
スロットやアーケードゲームのコーナーをうろつくことにした。そちらのコーナーは少し薄暗く、音も大きかった。広くて新しい店内ではあったが、時間が時間なので、人はほとんどいなかった。仕事帰りの若いサラリーマン風の男が何かロボット系のアーケードゲームをやっていた。レーシングゲームのコーナーには、若いカップルがいて、二人ともマクドナルドの青い飲み物を飲んでいた。音楽ゲームのコーナーには、もう一人、メガネをかけたサラリーマン風の男が、グローブをしてゲームに熱中していた。
私は、何回も彼らの横を通り過ぎながら、どのゲームをしようか考えていた。でも、うろうろと歩きすぎていいかげん不審者に思われているかもしれない、そう思って、考えるのはやめて個室風に覆われたシューティングゲームをやることにした。そのシューティングゲームでは、ゾンビが次から次へとやってきて、それを銃で撃ち殺していくゲームだった。何かゲームについての説明があったが、その説明の画面が流れるのが早すぎて、理解する前にゾンビが襲ってきた。とりあえず照準を合わせトリガーを引くと、簡単にゾンビたちが死んでいった。ゾンビたちで埋まったパーティ会場から脱出するべく、次から次へと撃っていった。「いけてるかも」普段ゲームをしない私であったが、私がトリガーを引くたびに死んでいくゾンビたちをみて、そう思った。そして、救出しにきたヘリコプターに群がるゾンビにも、乱射をお見舞いした。しかし、次の画面で、何やら今までとは体格の違うゾンビが出てきたと気がついたときには、「Incert coin to continue」と表示されていて、しばらく経って、ようやくゲームが終わって現実に戻ったのだと気がついた。
私が遠回りをして、ゲームセンターからホテルの部屋へ帰る頃には、頭にこびりついたゲームセンターの騒音は消えかけていた。
ふと、私は、黄色が嫌いなことを思い出した。黄色、というのは何か溌剌としたエネルギーを感じる色である。けれど、気狂いっぽいそんな雰囲気も私は感じ取ってしまう。ところで、「ち」というひらがなを見ると、私は、黄色をなぜか連想する。
霊(ち)、地、血、乳。
ち、という言葉には、生生しい印象をうける。
ぴちぴち、みちみち、ぱちぱち、かちかち。
ち、という音は、何か瞬時に飛び出していく感じがするのだ。
私が、黄色を好きになれないのは、私に生気が足りないことを叱られているような気持ちになったから、というのもあるのかもしれない。
両親からオープンフィンガー・グローブとBODYMAKERのシューズを買ってもらった少年サンボは、村を荒らし回っている虎と対峙していた。
サンボは村人に襲いかかる虎に首切りモーションを投げかけると、1分で倒すと宣言。虎はサンボを見かけると猛然と襲いかかったが、サンボは虎の左ショートフックをかわして懐に入り込み、タックルからテイクダウン、ハーフガードからサイドポジションに移行しようとする。しかし体の柔らかな虎はローリング。そこからサンボが一回転してオモプラッタに移行するが、虎は体を捻ると同時に蹴りを入れてこれを回避。サンボここで爪により出血。スタンディング状態で対峙するサンボはフェイントから誘ってカウンターの右フックを決め、ぐらついた虎の首付近の毛皮を掴んでテイクダウン。もみ合うこと数十回。虎は次第にバターになり、サンボの道着はベタベタヌルヌルの秋山成勲のようになってしまった。
ここでサンボは帯を締め直すと村のインタビュアーに「イージーでしたね」、とコメント。ドクターストップも考えられ、危ぶまれた試合だったが、無事一分以内に勝利した。