はてなキーワード: キー局とは
前々から思っていたんだ。
中の人はもしかしたら、特定の地域に根差さない『全国メディア』だと思ってるかも知れないけどさ。
TV局の在京キー局や新聞の全国紙って、明確に東京の『地方メディア』だよね。
8/31になると新聞の4コマやTVのニュースなどで夏休み最終日ネタをやるのを何度歯痒く眺めたことか。
なんかいきなりネタくさいなと思ったかも知れないけど、もうひとつの理由の方が本題だ。
もうひとつの理由とは、『東京以外の地域だと色を付けて報ずる問題』だ。
どういう事かと言うと、例えば大阪が顕著だけど、東京以外の地域にはステレオタイプを強く求める伝え方をしていると思っちゃうんだよ、地方民としては。
いわゆる『大阪のおばちゃん』的な人を選んで街角インタビューで取り上げたりだね。
さすがに真面目なニュースでは大分減った気はするけど、ワイドショーやバラエティーではまだまだ根強いと思う。
確かオレオレ詐欺の予防啓発CMに大阪のおばちゃんじゃない人たちを大阪のおばちゃんとして起用してた事例もあったよね…。
まあでも下らないワイドショーやバラエティーなんかはそんなもんだろと思えば大して腹も立たない。立つけど立たない。
『東京以外の地域だと色を付けて報ずる問題』にはもうひとつあって、事件・事故があると、東京と他地域だと報じ方に差があるってことだ。
東京以外の地域の場合、必ずと言って良いほど最初に県名を付けるが、東京都内で起きた場合は「東京の○○区で起きた監禁致死事件ですが~」とは言わないんだよな。
キズナアイはNHKにふさわくないと抗議したフェミニストは、数年前に水樹奈々やμ's(ラブライブ)は紅白歌合戦にふさわしくないと抗議すればよかったのに。そもそも、下記に記す通り、NHKは民放に比べて男性向けのオタク文化を発信することに積極的だった。
男性向けのオタク文化を肯定的に紹介するNHKは、そういった意味で中立的だ。民放だと、男性向けのオタク文化を貶すか歪曲することでしか紹介することができない。なぜなら、テレビは女性と老人のものだからだ。女性でも老人でもない若年男性は長時間労働でゴールデンタイムの番組を視聴することができないだろう。
そういったテレビの主な視聴者はオタク文化に否定的だ。民放があれだけオタク文化を貶すのなら、お堅いテレビ局と思われているNHKはさらに激しくこき下ろすことが期待される。しかし、NHKはオタク文化をこき下ろすどころか、ノーベル賞の解説番組にVTuberのキズナアイを起用した。だから、多くの人が肩透かしを食らってしまったのだろう。
「NHKは中立?オタク文化のゴリ押しじゃないか」と言う人は中立の意味が分かっていない。中立とは「誰に対しても味方にならないこと」だ。民放は視聴率のために老人と女性の味方をしなければならない。だから、民放のバラエティ番組では、若いタレントが徹底的に貶されるし、「イケメン」の大合唱である。そして、フジテレビの番組で、元々男性向けのオタク用語だった「バブみ」という言葉が女性向けに歪曲された。そうやって、世間の目を気にして番組を作るのなら、それは一種の偏向である。
オタク文化はもはや非モテやニートと言った社会不適合者の文化ではなく、部分的にポップカルチャーの一部として若者の間で受け入れられるようになった。そういうことを世間の目を気にして斜めに構えず、肯定的に紹介できるNHKは、民放より中立的と言える。
※民放とはテレビ東京を除いた民放キー局のこと。具体的にはフジテレビ、テレビ朝日、日本テレビ、TBSテレビを指す。
※中立的な情報を作るのは難しい。情報は人が作るものだ。人には立場がある以上、どうしても情報は偏向してしまう。情報が偏向しないようにするには、受け手側がいろんな情報を目にするように心がけるしか無い。
ここ最近、ポリコレがどうの男女差別がどうのとよく言われているけども、そんなに若い女の子が頷き役で添え物になってるテレビ番組って多いかなあ…と考えてみると、それらの番組はたいてい東京のキー局の番組なのだった。
完全な印象論でしかないけど、関西のローカル番組って「へー!そうなんですか!?」「えっ!?すごーい!!」「おいしそー!!」っていう役は関西ジャニーズJrや若手の(時にはベテランの)芸人さんが担ってるんですよね。
可愛い若いだけの女の子ってさほど需要ないんですよ。可愛い若い女の子が来ると、「えっ普通の感想やな」「はーよろしいなあ可愛い女の子はそんなコメントでギャラもらえて」みたいな反応されることもあったりして、なにかもうひとつ求められる。そもそも美しいモデルさんや女優さんは関西にはいない。
実際、実力を認められた若い女の子や女性アナウンサーは結婚しようが子供を産もうが普通に産休育休をとって戻ってきており、それでレギュラーを去ることも非常に少ない気がする。お天気お姉さんが産休とっているケースもある。そして年をとったからといって退職もしていない。ちなみに「おもろい女の子」の需要が他の地域よりはあるので、女性芸人さんも普通にモテるし結婚してる傾向にある。
関西のテレビ番組って、ひょっとして一番テレビを視てる層である関西のおばちゃんの声がすごくデカいんかなあと思う。そもそも関西テレビ界の女帝として上沼恵美子がいて、すぐ下にハイヒールがいて、やすとも、なるみちゃんがいるわけで。
つまり関西でテレビを視聴する分にはそんなに男女差別を気にする必要ないんですよね。だからポリコレ棒で殴るべきは東京のおっさんだと思うんですよ。
上智大学教授・ 水島宏明氏 @hiroakimizushim ホテル予約キャンセルの不手際で相手のホテルを晒しあげる記事を書く - Togetter
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1258807
落胆するよなぁ…もうちょっとホテルの担当者への思いやりを持っていれば、
こんな騒動も起こさないでしょうに、ゼミ生への示しも付かないんじゃないかと。
日テレのドラマ「明日、ママがいない」への抗議問題。施設の子どもに対する「想像力の欠如」と「加害性」
https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20140118-00031720/
誰ひとり傷つかずに済む放送を目指すべきだ。
テレビだけではなく、ニュース媒体でも誰ひとり傷つかない記事を目指すべきではなかったか。
真摯に対応して半額返してくれたのに、ホテルの人が傷つかないとでも思ったのでしょうか。
http://blackcorpaward.blogspot.com/
従業員に理不尽なクレームにも全部応対させるようなホテルがもし出てきたら、それはどれだけブラックな職場でしょうか。
そういう職場の存在が当たり前の社会にならないよう、有識者には知恵をしぼっていただけないのでしょうか。
「オレたち、すごくね?」キー局内定者飲み会での傲慢トークの一部始終
https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20140612-00036301/
制作会社の「正社員」だったら上記の通りだが、実際には「契約社員」など1年ごとの不安定な非正規契約も少なくない。それがテレビ局という職場におけるピラミッド構造だ。
こうした構図がテレビから発信されるニュースの「上から目線」ぶりの背景になっている。
非正規で働く人たちがどんなに増えても、自分の回りには非正規の人たちが多いにもかかわらず、自分は「努力して勝ち組になった。高収入をもらうのは当然」という意識になってしまう。
今やメディア業界はもちろん、大学業界も私立国公立を問わず、非正規職員や非常勤講師の献身的な働き方によってどうにか現場が回っています。
水島先生も両方の現場を熟知しておられるなら、そういう上から目線の人々を反面教師としていただきたかったです。
今回の騒動は非常に残念でした。
八割型東京一工地帝早慶卒みたいな人気企業だけどえげつないもん。
親と一緒に死んでくれって上司から言われてる人もいるし、怒ったときに後輩の椅子ごと蹴っ飛ばしてヤクザみたいに罵倒する先輩とかまあ普通。
チョンは死ねw発言をヘラヘラするようなエース社員とかもいる。
こいつは地帝。
差別やパワハラを問題視するような社員がいようものなら痛々しいモンスター扱い。
それでもこのザマ。
あと、みんな進学校で運動部頑張って引退したら受験勉強に打ち込んで…っていう超体制的な学生時代過ごしてきた反動なのか、
はてなブックマーク - 豪雨、報道手薄だった民放 現地の局「キー局鈍かった」:朝日新聞デジタル
都道府県の災害対策本部は、指定公共機関と指定地方公共機関に協力を要請することができる。
例えば、それらに指定されている放送局に災害に関する情報を流してほしいと頼めるんよ。
NHKはね、指定公共機関なのよ。だからどこで災害起きようが災害に関する情報を流す。たぶん都道府県側の要請がなくても情報を流す。
ただ民放キー局は指定公共機関じゃないのね。東京都の指定"地方"公共機関なの。
(株)TBSテレビ/(株)文化放送/(株)ニッポン放送/(株)アール・エフ・ラジオ日本/(株)エフエム東京/(株)J-WAVE/(株)日経ラジオ社/(株)InterFM
日本テレビ放送網(株)/(株)テレビ東京/(株)フジテレビジョン/(株)テレビ朝日/東京メトロポリタンテレビジョン(株)/(株)TBSラジオ&コミュニケーションズ
だから東京で災害が発生してないと災害情報流さないのよ。というか他地域の都道府県が協力要請しないと思う。
もちろん他の都道府県ごとに指定地方公共機関として放送事業者を指定している。例えば岡山だとこんな感じ
山陽放送株式会社/岡山放送株式会社/テレビせとうち株式会社/西日本放送株式会社/株式会社瀬戸内海放送/岡山エフエム放送株式会社
だから
宇野常寛の「母性のディストピア」が刊行されることを記念して、私が宇野にブロックされた時のことについて書こうと思う。
立命館で「サークルクラッシャー研究」なんてしょうもないことして卒業後サラリーマンやりながらミニコミの編集から身を立てて今や地上波キー局のコメンテーターにまでなったんだから。NHKじゃ時の人として特集まで組まれたよ。誰彼かまわず喧嘩を売って、使えそうなオヤジには取り入って転がすホステススタイルは誰にも真似できるもんじゃない。
で、ブロックされた時の話だけど、メンション飛ばしたり、引用RTしたりしたわけじゃない。
おそらく彼のシンゴジラの批評についてくさしたツイートを宇野がエゴサーチして見つけたんだと思う。
ツイートの内容は「宇野はいつまで大澤真幸や宮台慎司の残飯整理してるんだ」みたいなもの。
ブロックされた時、まず「小せえな」って思った。
普段、テレビのコメンテータとしての発言が炎上すると「耳障りの悪いことには耳をふさぐ愚民どもめ」みたいなこと言ってるくせに批判されるとこれかよと。尊敬してたのに見損なった。
次に「宇野はいつまで大澤真幸や宮台慎司の残飯整理してるんだ」って私の批判は妥当かどうかって自己反省をしてみた。
①戦後の日本をささえた「大きな物語」は失効したから、これからは中間共同体に依って自立して生きていくことが大切だ。
②村上春樹ファンとか高橋留美子ファンとか、母性に依存した惰弱なオタクは死ね。
前者については大澤真幸や宮台慎司90年代前半から言ってきたことで、これをいまだに繰り返しているのは芸がない。後者についてはそもそも誤読だが、百歩譲ってもほっとけよっていう程度でイキるような話でもない。そもそもこうしたマチズモ的な言説そのものが「大きな物語」への郷愁であり、まさに自家撞着に陥っている・・・とか書けば宇野風批評いっちょ上がり。安っぽい。
宇野のサブカル批評は対象を都合よく解釈、編集、捻じ曲げてこの1か2のどちらに接続するだけのものだ。
映画評論家の町山は「評論って串焼きみたいなもので、客観的なディテールや背景の事実などをできるだけ集めて、最後に自分の主観という串で貫く。集めた材料の量や質、それを外さずに貫けるかどうかで味(面白さ)、強さ(説得力と喚起力)が決まる」って言った。
宇野の批評は串ありきで、串に合わせて都合のいい材料を集めているだけだ。
考えれば考えるほどブロックされるようなことを言った覚えはない。
何がいいたいかというといちいち裏垢でツイート読むの面倒だからブロック解除してほしいのと、どうせくだらないんだろうけど「母性のディストピア」読むってこと。
あと教養のない若者は仕方ないと思うけど、あまり宇野の批評とか真に受けないようにな。
以上。
保毛尾田保毛男の復活でフジテレビに抗議が殺到しているという。だが、あのテレビキャラクターの存在があったからこそ、「ホモ」(現在では適切な言葉とはいえないが、あえて書く)やLGBTが市民権を得られたという側面も無視してはいけない。
例えばネイティブ・アメリカンを「発見」し、ヨーロッパに伝えたのはコロンブスである。同様に保毛尾田は、まったく理想的ではなく、乱暴な形ではあるがホモをテレビで取り上げることにより大衆にその存在を知らしめたのである。
確かに保毛尾田が演じたキャラクターはホモを嗤うものであり、ネイティブ・アメリカンがコロンブスを嫌うように、当事者にとっては全く笑えない話である。しかし教科書に載っていなかったLGBTという存在が、まったく理想的ではなく、乱暴な形ではあるが世の中に認知され、たった数年で市民権を得たのである。
市民権を得るとは、つまり「一般」枠で扱えるようになるという意味だ。今日でも、LGBTの素人をどう扱うかは慎重さを要する。街頭インタビューなら「新宿二丁目の声」といった枠を用意すべきだろう。だがタレントならば「オネエ」キャラが確立されており、「お笑い」や「スポーツ選手」などと同じ「一般」枠で扱うことができる。
保毛尾田が市民権を与えたとはいえ、まったく理想的ではなく、乱暴な形だったので保毛尾田さえいなければ世界はもっと平和だったと言う人もいるだろう。逆にLGBTはもっとアンタッチャブルな存在になった可能性もある。たとえば「障害者」は広く社会に認知され活躍もしているが、「一般」枠ではない。
同様に市民権を得たのが「オタク」である。イメージが最悪だった「宮崎勤」の頃からどういう経緯でここまで来たのかは識者の解説を待ちたいが、「電車男」のようなドラマの影響もあったのだろう。今では「ガンダム芸人」「家電芸人」のようにキャラが確立され、テレビで出るオタクの話題に眉をひそめる人はいない。
我々がより深く考えるべきは、なぜ保毛尾田保毛男などというキャラクターが生まれたのかという背景だ。ネット上ではテレビの人間を小馬鹿にする風潮があるが、これは大きな間違いで、キー局の人間は極めて優秀だ。確実にヒットを飛ばせるような神通力はないが、およそ視聴者が思いつく程度の批判は予見している。
また、スポンサーへの抗議はテーマによっては有効だが、バラエティの場合はそうではない。スポンサーは、決して世間からそう思われないよう気を付けているが、低俗な番組を求めている。スポンサーが求めているというのは、つまり消費者が求めているという意味だ。
一方で芸能界や芸能関係者の中にLGBTは多い。石橋貴明というタレントの交友範囲を考えれば、LGBTをネタにすることに相当な躊躇いがあったものと想像できる。ネタの中でも保毛尾田は、「ホモというのは、あくまで噂」とブレーキを踏んでいる。LGBTと日々接する中で、テレビにおけるLGBTの地位、つまり世間におけるLGBTの地位を向上させようと、石橋なりに取り組んだ結果なのかもしれない。
もっともこうしてネットが普及したことで、テレビでの地位と世間での地位が必ずしも一致しなくなった結果、「復活」に抗議が殺到しているのは時代の変化だろう。