前々から思っていたんだ。
中の人はもしかしたら、特定の地域に根差さない『全国メディア』だと思ってるかも知れないけどさ。
TV局の在京キー局や新聞の全国紙って、明確に東京の『地方メディア』だよね。
8/31になると新聞の4コマやTVのニュースなどで夏休み最終日ネタをやるのを何度歯痒く眺めたことか。
なんかいきなりネタくさいなと思ったかも知れないけど、もうひとつの理由の方が本題だ。
もうひとつの理由とは、『東京以外の地域だと色を付けて報ずる問題』だ。
どういう事かと言うと、例えば大阪が顕著だけど、東京以外の地域にはステレオタイプを強く求める伝え方をしていると思っちゃうんだよ、地方民としては。
いわゆる『大阪のおばちゃん』的な人を選んで街角インタビューで取り上げたりだね。
さすがに真面目なニュースでは大分減った気はするけど、ワイドショーやバラエティーではまだまだ根強いと思う。
確かオレオレ詐欺の予防啓発CMに大阪のおばちゃんじゃない人たちを大阪のおばちゃんとして起用してた事例もあったよね…。
まあでも下らないワイドショーやバラエティーなんかはそんなもんだろと思えば大して腹も立たない。立つけど立たない。
『東京以外の地域だと色を付けて報ずる問題』にはもうひとつあって、事件・事故があると、東京と他地域だと報じ方に差があるってことだ。
東京以外の地域の場合、必ずと言って良いほど最初に県名を付けるが、東京都内で起きた場合は「東京の○○区で起きた監禁致死事件ですが~」とは言わないんだよな。