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はてなキーワード: botとは

2020-02-19

自国すごいと他国への安易な憧れを全部論破してくれるbotを各SNSに配置して欲しい

私は「すごいね!さすがだね!」botにはなれない話

小学校同窓会は、いつも私に面白話を運んでくれる。

少し前になるが、小学校卒業後も中高と仲良くしていた男と同窓会で再会した。

懐かしさもあり、久しぶりに二人でご飯にでも行こうかという話になった。



私立小学校だったので、学年の全員が中学受験をした。その男第一志望の御三家に落ち、私は第一志望の御三家に受かった。

今は私は医師になり、相手東大から外銀?に就職したようだ。就活したことがないので企業名は聞いたが忘れた。横文字だった。

店を探すように言われ前もって予約したが、当日向こうが仕事が早く終わるようで予約を他の店に急遽変えた。直前に店を探すように言われて慌てて探したが、金夜で予約が割と埋まっていた。


向こうが遅れて到着し、懐かしいねと言いつつ乾杯した。

お互いに一杯目にビールを頼み、適当食事を頼む。

メニュー表を眺めながら、

「ここ、潰れると思うわ。」

そいつは何度か言った。

あぁ、みたいに曖昧な返事でごまかしながら、どういう常識の持ち主?と内心思った。


「俺さ、今タクシー通勤だわw電車とか時間もったいないし、タクシー金額ぐらい、タクシーの中で仕事すればペイできるし。」

「え、それ全部自分で出してるの?」

「いや、全部経費だよw」

「(経費かよ!!!)」


店員飲み物の追加オーダーを取りに来て、そいつは二杯目を断って水を頼んだ。オイオイマジかよと思ったが、なんとなく私も断った。


「俺さ、最近外出たときの隙間時間とか、叙々苑仕事してるからねw」

「へー、いいねー。」

叙々苑店員さんもびっくりしてると思うわw普通仕事してると思わないじゃん?オーダー取りに来たらパソコン開いて仕事してるってヤバイよねw」

「そうかもねwそれも自腹なの?」

「いや経費だよwうち経費緩いからw」

「でも立て替えとか大変そうだね」

「いや上司が一緒だから上司が立て替える」

「(え、お前会社の金でタダで叙々苑食ってるだけじゃね?てかお前の会社の人が叙々苑仕事しすぎて絶対店員は慣れてると思うな...)そっかー」


この辺で正直帰りたくなったのだが、彼は止まらない。

「俺の実家って金持ちからさw」

「(えっとご実家埼玉県さいたま市の辺りでは...?実家金持ち自称できるレベル金持ち港区などにお住まいなのでは...?ていうか普通実家金持ちとか他人に言う...?)そうだねー」

「てか俺、ほんと御三家とか行かなくてよかったわw男子校とか無理。共学がいいもん」

「(それを落ちた人が言うのは.......てかもしかして今日言いたかったのってそれか...?)そうかもね」



そして会計の段になり、男のクレカが今時流行の『SPGアメックス』であり、私のクレカも同じものだったのだが、そいつ会計時に黙って自分クレカで払ってマイルをつけた上に、

「そんなんもってると男引くよ。」

と仰ったのである

アメックス センチュリオンならまだしも、たかだか3万の年会費クレカで引く男はいないだろうと思うのだが、ご実家お金持ちの方の感覚はやはり庶民とは違うようだ。


更には店を出た後に、

「この立地でこのクオリティの飯でこの値段って、絶対この店潰れるわw」

ともう一度言った。

そうだね、確かにあなたのように二杯目から水を頼むような人間がたくさん来店すると潰れるでしょう。

そもそもあなたの当日の突然の予定の前倒しのせいでこの店なんだけどね。

と思ったが、私は笑ってごまかした。

別れ際、「また連絡してw」と言われたが、次に連絡するなら少なくとも30年後あたりだろう。


彼と話した2時間愛想笑いで疲れきったが、

私の友人の間では伝説人物として語り継がれ、どんな女子でも笑いとツッコミを呼ぶ最高の物語として君臨しているため、時間無駄ではなかったと思っている。



私は男に対していわゆる「さしすせそ」は言わないのだが、言わないと男はムキになってマウンティングを始めるので、こうした伝説会合が時たま開かれることになる。

ぜひ、世の男性には、自分コンプレックス他人マウンティングすることなく、己と向き合うことで解消して頂きたい。

他人からの「いいね」「すごいね」を集めても、何も変わらない。

他人の心を搾取しても、いつまで経っても満たされないと思うのだが。

更に言うと、評価されたいのであれば、自分が有能かもしれないと言うわずかな望みにかけるより、自分が平凡だと自覚して誰よりも努力するとカッコいいと思う。



そういえば風の噂でそいつ最近結婚したらしい。

幸せになれるといいね

2020-02-17

ええからはよだせやっちゅーねん



全部出せば終わる話をすっとぼけ小出しにして「いつまで桜やってるのか」って

おかしいのはどっちやねんっちゅう話や

anond:20200217222210

BotからBANされたんやない?

統計増田は?って思うけど

回数の問題なのかしら

2020-02-15

書き込みランダムコピペしてweb web web っていっぱいリンク並べてるbotみたいなの何?

どういう意図

anond:20200215200946

本当は、本人たちも本気でやってるんだろうけど

ここ2年ぐらいで

安倍botは真面目に自民党批判やりたい他の増田を潰して

女性専用車両増田が他のフェミ発言意欲潰して

長文同人増田が他の腐の投稿意欲潰して

うんち増田ミソジニー潰して

字下げ増田普通に読んだり書いたりしたい人を追い出して

なんか逆噴射の人が多いんだよねー

ここにはそういう病人を追い出すような気力も体力もないし

はてな低脳先生の件があったから、よっぽどじゃないと手を出さないし

2020-02-09

BOTが吹いてくると安心するようになった

廃棄物のような書き込みBOTの嵐に巻き込まれて一瞬で見えなくなるから

この不毛さこそ増田

anond:20200209230524

増田も知能が低すぎてBOTと同じかそれ以下だしね

まだBOTと話したほうが有意義かもしれない

ヒェ〜っBOTと会話してるンゴオ〜ッ

 

今の増田って本格的に終わってない?

スパムはいつのまにか数種類に増えてるし、特定増田カスみたいな投稿ばっかり多いし、ここまで荒れた状態って見た覚えがないんだけど

下手すりゃ安倍bot低能先生が現役だった時代よりヤバい気がする

anond:20200209075752

正直教育で何とかなるの?

「激しい戦いがあった」に対して「誰がハゲだ!」って返すbotレベルじゃんこれ

この時間はてな匿名ダイアリー、さっき自分がした投稿を含めいろんな投稿が一部切り取られて繰り返し投稿されまくってるみたいなんだけど、なんかbotでも稼働してんのかな

2020-02-01

2020-01-29

話題の異種族レビュアーズ3話を見た感想!!!!!!!!

登場人物のうちの一人に金色の長髪麗しい天使くんちゃん(両性具有)がいるんだがこのキャラがこの話のキモだと思うんだよな!!!

で、例のエントリーの通りに性転換風俗店に足を踏み入れた主人公一行は風俗嬢レズプレイする運びになるんだけど相手を決める流れの中で「男になった女を相手にするプレイもある」って話になる訳だ!

そこで言うんだよ、両性具有天使くんちゃんがさ、「何が違うんですか?」って

何と違うってそらあれよただの男と男になった女って何が違うんですかって言うんだよなこのキャラは!

それに対して主人公たちは「違うだろう!」って反論するわけ!

男と中身が女の男は違うってさあ!!!!!!

そこで俺は思ったわけ!!!

例のポリコレbotくんはこれに対して反応する条件指定を持ってなかったのかと;;;;;;

こら"浅い"言われますわなぁ!!!!!

いやだってこれがさぁこれこそがさぁ!!!!!

まあそこはどうでもいいんだけど、俺が言いたいのは「棒暗記のお利口さんポリコレ」より〇〇botの方が汎用性高いしレッテルとしての糊も強いと思うんだよな!!!!!

あとこの両性具有天使君の性自認は"どっち"なんだろうってコメントが流れて着たけど(わしが見てたのはニコニコ動画!!!!!!!!!!!!!!^^)

いやあ基本どっちかの性を有して生まれ人間尺度で測るなと思ったよね!

重ねて言うけど俺が言いたいのは○○botってレッテル貼りをまずは増田の皆さんで広めて欲しいってこった!!!

ポリコレbot

これは流行るぞぉ! (前さらっと日記書いたけど流れていったのでもう一度書きました!!!!!!!!!!!!11!)

とりあえずこれから残り半分を見ます

追記今日お酒をたくさん飲みました

2020-01-28

ポリコレbotくん

特定単語や状況に対して予め入力された対応を出力するだけってbotじゃん

自分で考える頭がないからchatbotになるしかないんやな

人工無能やん

悲劇やな

※◯◯botって言い方真似していいよ

2020-01-27

テン年代俺的最強ゲームベスト10

いちゲーオタ中年男性ハートのど真ん中の最奥部に抜けないほど深く突き刺さった「テン年代ゲーム10本をランキング形式で挙げていきます。お付き合いください。

特別賞『Doki Doki Literature Club!(ドキド文芸部!)』(2017/PC

のっけから特別賞」から始めることをお許しあれ。ランキング発表後だと、1位よりもスペッシャルな空気を醸し出してしまいそうで。それを避けたかった。

でも、本作がとくべつな1本であるには違いない。だから悩んだ挙句の……「特別賞」。まんまでごめん。

個人的には『ノベルゲー」って昔からあんまやらないんです。ノベルゲーやる時間あったら小説を読むほうが(たいてい)有益だろう、という長年の思いこみ集積のせい。でも、『Doki Doki Liteature Club』は例外ゲームらしいインタラクティブな要素があるわけじゃないのだけど、小説でもマンガでもアニメでもこの表現絶対不可能

本作の凄さについてはもはや語り尽くされている感があるし、強く深い思い入れを持っている方が世界中にいらっしゃることも存じておりますし、まだプレイしていない方のためにも、内容については何も言いたくない。

でも、これだけは言わせてほしい。

本作は「神は存在を愛している」ってことをギャルゲー/ノベルゲーのガワで見事に顕してみせた一大叙事詩である。ここには生があって、性があって、詩があって、死があって……愛がある。さらには現象学的「彼方」をも開示してみせる。

その(一見破天荒、かつ強烈な内容に憤怒するかもしれない。ショックのあまりマウスを壁に叩きつけるかもしれない。号泣するかもしれない。戦慄するかもしれない。でも最後にはきっと宇宙大の愛に包まれる……絶対

ああ、すっきり。

では、こっから心置きなく2010年代・心のベスト10を発表させて頂きます

10位  『ASTRO BOT Rescue Mission』(2018/PSVR)

「……なんか妙に懐かしいな。子供の頃、お前と行った鵠沼海岸をまざまざと思い出したわ」

ゲームと本の山でとっ散らかった僕の部屋にやってきて、このゲームをしばらく遊んだ君は、いかにも重たいPSVRヘッドギアをつけたまま、そう呟いた。

僕はかなり潔癖症から、君が顔じゅうに汗をたっぷりかいてることがひどく気になって、除菌ティッシュ片手にそれどころじゃなかった。

けどさ、あの頃君と一緒に見つめた空と海の青さに、まさかVR新規アクションゲームの中で出会えるとは夢にも思わなかったよ。

ハタチん時、『スーパーマリオ64』を初めてプレイした時の驚きと、海辺自分の子と君の子が一緒に遊んでいるのをぼんやり眺めてるような、そのうちに自分たちも同じくらい小さな子供に戻って、一緒に無邪気に冒険してるような……切なくて温くて微笑ましい気持ちじわじわこみあげてきた。そのことに、僕は本当に心底驚いたんだよ。またいつでもやりに来てくれ。

9位  『ショベルナイト』(2014/PCほか)

「あー、なんかシャベル持ったナイトのやつでしょ。古き良きアクションゲームへのオマージュに溢れる良質なインディーゲーって感じだよね、え、あれってまだアップデートとかやってんの? なんかsteamセールん時に買って積んでんだけど、ま、そんな面白いならそのうちやるわー」

あなたが『ショベルナイト』をその程度のゲームだと思っているのなら、それは大きな大きな間違いだ。

プレイ済みの方はとっくにご承知と思うが、本作はレトロゲーもオマージュゲーもとっくに越えた、誰も登れない山頂に到達した類い稀な作品であるアイロニーと切り張りだけで作られた、この10年で数えきれないほど溢れ返った凡百のレトロゲームとは、かけ離れた聖域に屹立してゐる。

そして3つの追加アプデ(大胆なアイデアに溢れた全く新規追加シナリオ。今月でようやく完結)によって、本作は10年代下半期にリリースされた『Celeste』や『ホロウナイト』の先駆けとなる、傑作2Dアクションとしてここに完成したのだった。さあ、ショベルを手に彼の地へ赴け。

8位  『Undertale』(2015/PCほか)

このゲームの印象を喩えて言うなら、

久し振りに会って酒でも飲もうものなら、いちいち熱くてしつっこい口論になってしまう、共感嫉妬軽蔑と相いれなさのような感情腑分けするのが難しいくらい綯い交ぜになっている面倒きわまりない幼なじみ、みたいな。

正直、ランキングにはあまり入れたくなかった。が、初プレイ時の衝撃をまざまざと思い出してみると、やっぱり入れないわけにはいかぬと悟った。

もし未プレイだったら、このゲームはできればPCsteam)でやってみてほしいとせつに願う。当方バリバリコンシューマー勢なので、ゲームPC版を薦めることは滅多にない。だが、コンシューマー機ではこのゲームの持つ「鋭利ナイフ」のような「最後の一撃」が半減してしまうだろう。

作者トビー・フォックス氏は、かつての堀井雄二糸井重里系譜に連なる倭人王道シナリオコピーライターと感じる。

確認のために本作の或るルートを進めていた時、初期ドラクエと『MOTHER』と『moon』が携えていた「あの空気」が30年ぶりに匂い立ってくるのを感じて眩暈がした。会えば会うほど凄みを増す狂人のような作品だ。

2020年内に出る(であろう)2作め『DELTARUNE』において、トビー氏は堀井/糸井が書け(書か)なかった領域確信犯的に踏み込んでくるにちがいない。それが半分楽しみで、半分怖くて仕方がない。

7位  『デラシネ』(2018/PSVR)

その山の森の奥には古い洋館があった。

庭は川と繋がっていて、澄んだ水が静かに流れていた。

君は川沿いにしゃがみこんで1輪の花を流していた。

俺は黙って君を見つめていた。

君は俺に気づかない。

俺は木に上ったり、柱の影から君を見守ったり、触れられない手で君の髪を撫でたりしているうちに……君の可愛がってたシェパード犬がこちらにひょこひょこやってきて、ワン、と小さく吠えた。

ああ、なんだかこのゲームやってると批評目線がどんどんぼやけていくのを感じる。まるで透明な死者になってしまったような、奇妙で懐かしい感覚に否応なしに包みこまれるような……。

本作は「VRで描かれた古典的AVGアドベンチャーゲーム)」であると言われている。個人的には、そんな持って回ったような言い回しはしたくない。

VRしか描けない世界情緒に対して、あまり意識的な本作。その手腕はあざといくらいなんだけど、実際に本作をやってみるとあざといどころじゃない。泣くわ。胸の内に熱いものがこみあげてくるわ。

『Deracine』はプレイヤーの原風景をまざまざと蘇らせる。かつて失ってしまった友人を、失ってしまった動物を、失ってしまった思い出を、「ほら」とばかりに目の前に差し出してくる。そのやり口はほとんど暴力的でさえある。

6位  『バウンド 王国の欠片』(2016/PS4/PSVR

もしVR対応しなかったら、知る人ぞ知る良作(怪作)止まりだったであろう本作。

かくいう俺もPS Storeで見つけて何となく買った時は、まさか2010年代ベストに入れることになるとは思わなかった。怪しい仮面被ったバレリナ少女サイケ空間を飛び回ってんなあ……製作者はドラッグでもやってんのか?くらいの。

しかPSVR対応した本作を再度プレイして驚愕した。怪作がまごうことなき傑作に生まれ変わっていたのだ。あるいはコンテンポラリーアート作品としての本質を露にしたとも言える。ああ、VRというハードではこんな事態が起こり得るのか……。

画を作っているサンタモニカスタジオゴッド・オブ・ウォー風ノ旅ビト他)の仕事はいだって凄まじいクオリティでため息が漏れるのだが、VRとの相性は抜群だ。とりわけ今作での仕事白眉と言える。

とにかく、思わず自分少女の頬をつねりたくなるほど美しい。少女が、景色が、色彩が、確実に「もうひとつ世界」(夢、とは言いたくない)を現出させている。

そして本作は本質的な意味で——究極の恋愛ゲーでもある。誰も認めなくても、俺はそう強く感じる。あの少女と過ごした時間を、あの少女が内に秘めていた闇の部屋を、あの少女が戦っていた怪物を、そしてこの狂気と色彩にみちみちた世界日常生活の中で思い出す時、この胸に去来するのは——それは「恋」しか言い様のない儚い感情だ。

5位  『INSIDE』(2016/PCほか)

書き始めるまで、本作がここまで自分内上位に食い込むとは思わなかった。

が、確認のために軽くプレイしてみたら、やっぱりとんでもなかった。

実験施設内部に、そして自分の内側(Inside)に展開するめくるめく不穏な景色ディストピアの先にある、吐き気をもよおさせると同時に、穏やかな安寧に包まれるような、唯一無二のビジョン——を完璧に描ききった本作。

終盤の怒濤の展開と比類なき生命描写インパクトに心奪われるが、本作の真骨頂木々や空や雲や雨、海などの自然情景(それが何者かによって造型されたものであれ)の美しさだと思う。荒んだ世界の中、思わず立ち止まって、天に祈りを捧げたくなるような敬虔心持ちを強く喚起させる。

俺にとって『INSIDE』とは、自己内面に深く潜るための潜水艦、あるいは哲学書のページを繰っても繰っても掴めない、自分世界との乖離自覚するための尖った注射針であり、神なき世界宗教である

灰色にけぶった空の下、雨降るトウモロコシ畑で無心で佇んでいた時のあの安寧と絶望感に、これから先もずっとつきまとわれるだろう。

4位 『スプラトゥーン』(2015/WiiU

人の生には「もっと幸福な時期」というものがたしか存在するようだ。そして、それは必ずしも幼少期だったり青年期だったりする必要はない。

俺にとっては、傍らに愛猫がいてくれて、WiiUと3DSが現役ハードで、仕事から帰ってくると毎日のように今作にあけくれていたこの頃が——生涯でもっと幸福な時期だったと言いきってしまいたい。なぜなら、幼少期や青年期と違って、その記憶ははっきりと想起できるから

そして後から振り返ってみて、その時期がどれほどありがたいものだったか確認し、やるせない気持ちに包まれるのだ。「ああ、やっぱり」と。

プレイ時間は生涯最長となったし、この作品を通じて(自分にしては珍しく)老若男女多くの「オンラインフレンズ」ができた。

が、続編『スプラトゥーン2』は発売日に購入したものの、ろくすっぽプレイしなかった(できなかった)。

その理由は(おおざっぱに書くと)3つ。

ひとつは『2』発売時、先に述べた、俺にとってもっと幸福だった時代が過ぎ去っていたこと(ごく個人的理由だ)。

ふたつめは、初代スプラトゥーンが持っていた、俺を夢中にさせるサムシングが『2』には欠けているように感じられたこと(批評記事ではないので、それについてここでは掘り下げない)。

3つめは、次に挙げる同じく任天堂開発の対戦ゲームの登場である

3位  『ARMS』(2017/Switch

それは35年前に夢見た未来の『パンチアウト!!』だった。そして20年前に夢みた『バーチャロン』と『カスタムロボ』の奇跡的融合であり、同時にそれらとは全く別次元昇華された「理想的格ゲー」であった。

スプラトゥーン』で「共闘」の愉しさを味わった俺に、本作は「見知らぬ相手とサシで戦う」ことの妙味と厳しさをばっちり思い出させてくれた。

そして画面内のキャラをこの手で操る——そんなあまりにも原初的「ゲーム」の喜びが本作には隅々までみちていた。こればかりは「Just do it」(やるっきゃない)。

やがて俺は日々のオンライン対戦では飽き足らず、リアル大会にまで足を運んだ(あっさり敗退してしまったが……)。そんなゲームは、おそらく生涯最初最後だろう。

余談だが、Joy-con特性を生かした「いいね!持ち」による操作こそが本作の革新であると信じているのだが、革新性よりも「合理性」と「勝率」を求める猛者たちには殆ど浸透しなかった。

いいね!持ち」メリットをうまく調整できてさえいれば、本作は『e-sportsゲーム初の従来型コントローラーから離れた(両腕全体を用いた)操作形態を実現していたはずで、それについては至極残念だが、現在開発中であろう『ARMS2』に期待したい。

2位 『Rez infinite』(2016/PSVR

2010年代下半期は、俺にとっては「VRに初めて触れた年代」としていつまでも記憶されることになるだろう。

2017年冬、とにかく『Rez infinite』をプレイしなければならない——そんな義務感でPSVRを勇んで購入した。配線がややこしい機器PS4に繋げ、想像していたよりもさらに重たいヘッドセットを被り、本作をプレイすると——すぐに「ここには未来がある」と思った。いや、正確じゃないな。「未来に至る——今の時間自分」をばっちり感じたと言うべきか。現在可視化され、360度方位に顕在し、俺をユニバーサルに包みこんだ。

AreaXを初めてプレイした時の、重たい身体感覚から自由になり、魂だけが宇宙に放りこまれたような未曾有の感覚は、ゲームなるものと関わってから過去30数年を振り返ってみても、5歳の時に生まれて初めて電子ゲームに触れた時の体験と並ぶ、あるいはそれを越えかねない、空前絶後体験だった。

それは精神開放であり、身体解放だった。言葉遊びに非ず。

これだけ長いこと「ゲーム」なるものを続けてきて、ゲームからそのような感覚を初めて得られたことに深く感動し、ラストではほとんど泣いていたことがつい昨日のように思い出せる。

そして『Rez infinite』の「次の体験」を今か今かと待っている。

1位 『とびだせ どうぶつの森』(2012/3DS

Rez infiniteからまさかの……自分に驚き、何度も自身に問うた。

あれだけ昔からどうぶつの森』嫌いだったお前が。とび森を。テン年代1位に。据えるつもりか? 

お前はそんなにぶつ森好きだったのか? ありがちな中年男性みたいに「しずえ萌え」になったのか? それとも親子くらい歳の離れたフレンドと時々会えるからか? おいおい、かあいこぶってんじゃねーぞ、と。

だが本作を1位にした決定的な理由——それは、テン年代初頭に放たれた今作から仮想世界」における、人間存在理想的な在り方の萌芽をひしと感じたからだ。

一発で脳内に凄まじいヴィジョンを注入した『Rez infinite』と比べると、まるでアリが餌塚に砂糖を運ぶようなゆったりとした足取りだが、本作は確実に世界中ゲームファンに「もうひとつ世界」をキュートな顔つきと口調(しずえ嬢のような……)でじわじわと浸透させ、人々の無意識をしれっと変容させ、もうひとつ生活を愉しませ、ネット接続により文字通り「飛び出させた」。

どうぶつの森』は今年3月に発売する次作『あつまれ どうぶつの森』においてさらなる大きな広がりと変化を見せてくれるだろう。

が、俺は本作をとくべつに、個人的に、偏執的に、限定的に愛しているのだ。

それは故岩田社長が生み出した『3DS』というハードへの偏愛と、ゲーム機では3DSだけが備えた「裸眼立体視」——ARVRを折り合いし、先取りした——唯一無二の機能によって『どうぶつの森』というクローズド世界をまるで飛び出す絵本のごとく彩り、「夢の中で他者の森を訪ねる」という奇妙かつ魅惑的な通信世界を生み出し——

要は、全シリーズを振り返っても今作『とびだせ どうぶつの森』だけが持ち得た、この奇妙で牧歌的神秘的なアトモスフィアに由るものだ。

カフカ『城』や村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』主人公のように、俺はある時、この森の中に、夢の中に、村の中に、これからも留まり続けることを選んでいた。

そういうわけで、本作を迷わずテン年代1位に据えたいと思う。

※※※※※※※※※※

長々とお付き合いくださって本当にありがとうございました

余談ですが、最初は「順不同」にしようと考えていたのです。これほど自分にとって大切なゲームたちに順位なんてつけるのは相当失礼な気がして。

でも、敢えてつけてみた。並べてみたら、なんとなく自分重要度みたいなものぼんやり浮かび上がってきたので。

異論提言はもちろん、よかったらあなたテン年代ベスト(5本でも20本でも1本でも)教えて頂けると、いちゲームファンとしてめっぽう嬉しいです。

ああ、10年はDECADE(でっかいど)。

2020-01-19

非正規派遣を続けてると不安が凄い

毎日こみ上げる不安

胃のあたりに締め付け感が来る

ちょっと逆流性食道炎に似てる

友達愚痴りすぎてラインに反応してもらえなくなったので

反省して「宛名のないメール」に吐き出すことにした

すごく優しいSNSとか助かったとか書いてあるし

さっそく瓶を投げ込んで待ってても掲載されない

投げ込んでも投げ込んでも掲載されない

ずーっと海をどんぶらこ

お返事書いてもどんぶらこ

・・・・・・・・・

仕方がないかはてな匿名ダイアリーにお世話になることにしよう

なんか怖いけど

ともかく不安が凄い

早く正社員になりたい

もう40代なんだよ


bot人間かのチェックで

モーニング娘。さんのリーダーとか聞かれて焦ったよ

2020-01-16

anond:20200116181042

そりゃ○チガイや開き直った奴につける薬なんかどこにもねえだろ

増田なんかまさにそうじゃん

安倍botとか対話でどうにかできたと思うか?

低能先生や字下げに至っては会話をまともに受け付けないのはもちろん、運営が消しても消しても現れる始末

どうしようもねえのがいると思ったら現れ次第通報してBANしてもらうしかないし、だいたい個々の参加者自主的な行動よりもまずサービス仕切ってる側が対処すべき問題

ただ「識者はツッコミ入れればいい」というのは本当に同意

というかキ○ガイの操縦なんかできないんだから、それ以外にやることがない

やらかしオタクを他のオタクが殴って矯正する責任なんかないのと同じで、あるというならそれは自浄作用というより単なる連帯責任の押しつけでしかない

2020-01-11

最近xevra先生コメントに対するスターの少なさが悲しい

俺が自分の頭の悪さに悩んで解決策求めてた時にお前らは「文章読んだ感じ頭悪いわけではないはず」「チャットでやりとりできるIT系転職したら?」みたいな根本解決に繋がらないクソみたいなアドバイスをしてきたけど、俺に「運動瞑想睡眠野菜」という具体的な行動指標を示してくれたのはxevra先生だけだった。

言われた通りに実施したら、運動することで身体ダルさと頭の重さが解消されて、迷走することでリラックスできる時間が増えて、睡眠を十分に取ることで活動的になれて、野菜意識して摂ることによって健康への意識が変わった。

変なBOTか何かだと思ってたけど、俺ははてぶ界隈で感謝してるのはxevra先生だけだよ。

この場を借りて先生感謝

2020-01-09

2ちゃんねる民がホラーみたいになってる

一昔前、2ちゃんねる管理人であった西村博之氏は運営会社と揉めて2ちゃんねるを手放さざるを得なくなった

そのことに納得がいかなかった彼は2ちゃんねるコピーサイトである2ch.scを作った(ちなみに元の2ちゃんねる2ch.sc区別する際には2ch.netと呼ばれるようになった)

2ch.sc2ch.net機能的な部分だけでなくコンテンツをも丸コピーしており、2ch.net書き込みがあるとクローラが検知してそのまま2ch.scに同じ内容を書き込んでいく、

そういうトリックで建っているスレも、書き込まれた内容も、書き込み数も2ch.netと全く同じ。

一見書き込みが多く賑わっているように見えても本当は誰もいないという妙ちくりんな空間であった

最近になり純正2ch.sc民がいるというのを初めて知った。

数年前、元の2ちゃんねるである2ch.net商標関係で揉めた結果5ちゃんねると名前を変えた。

そういう経緯もあり、今Googleで『2ちゃんねる』と検索して一番上にでてくるのは2ch.scである。そう考えると不幸にもゴーストタウンである2ch.scに迷い込む人がいてもおかしくないだろう。

ちゃんねると2ch.scスレ一覧を並べて書き込み数を比較してみると、一部差分があるスレが見つかった。中を見てみると、純正2ch.sc民は簡単発見できた。

それも、全体でいうと少なくない人数。

彼らは、そこにいるのが人間だと思い込み、反応など絶対に返ってこないのにbot書き込み同意し、とき反論を期待し相手非難する。

自分2ちゃんねるの一員であるのが当たり前みたいな顔をして、誰もいないその空間に長年囚われ続けている。

なんかこれってホラー作品の題材にできそうだなって思いました。

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