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2019-04-09

友人が障害者手帳を取るらしくて困惑している

タイトル通り、困惑している。ウッソだろお前っていうビックリと、そこまでやるのかっていう唖然と、そんな事しなくてもお前ならやってけるだろっていうツッコミと、そこまで深刻に悩んでいたのかもしれなかったことに気がつけなかった悔しさ等々、色んな感情が渦巻いて、困惑している。

ハッキリと書いてしまおう。私は障がい者に対して差別感情を抱いてしまっている。好きとか嫌いとかい生理的ものでは無い、人生で数少ない経験の積み重ねから障がい者と接する事がとても怖くなってしまっている。心の中に、所謂健常者との垣根のようなものがしっかりと出来てしまっている事を差別と称するのならば、私は差別心を持ってしまっている。

本題からちょっと逸れるが、障がい者の事を恐怖に感じてしまっているか理由説明する為に、幾つかのエピソードを紹介したい。身バレ回避したいので、ある程度はフェイクやぼかしを交える。それでもバレるかも分からないけど、少なくとも生理的嫌悪だけでこの感情を持ってしまった経緯は説明しておきたい。

エピソード①・vs知的障害者

私が通っていた小学校には当時、特殊学級というものがなかった。当時カーストも低くぼっちになりがちだった私は、2人組で知的障害を持った生徒と組まされる事が多く、しまいにはその生徒にまでタゲられてしまった。

体育の授業の時に鳩尾を彼に思い切り蹴られたその日、遂に耐えきれなくなって、そのダウン症の彼に罵詈雑言の限りを浴びせてしまった。

その日のうちに我が家に連絡が言ってしまったらしく、夜にブチ切れた父親に「弱いものいじめとは何事だ」一方的罵倒され、「捨てるぞ」と最寄りのPAまで連れてかれ、最後は大泣きしながら電話母親謝罪して話は終わった。

そんな役回りにさせられた当時の自分にも問題大ありだが、己の心に明確に憎しみが生まれしまったのはこの頃である。この感情が恐怖に変わったのはもっと少し先である

エピソード②・vs精神疾患

とある趣味サークルで知り合った女性所謂OD常習者の薬ソムリエ。この女性クレジットカードスキミングされ、ネットで買い物をされた。丁度口座に金が入ってなかった時と引き落としのタイミングが一致し、買い物された金額が口座から落ちなかったこから発覚した。

商品の受け取り先から大体犯人が分かったが、本人はこれを強く否定。細かい過程は書けないが、結果的に一緒に戦ってくれた恩人が大打撃を被ることになってしまった。

後処理はカード会社に一任したので細かい事は追っていないが、証拠は固まっていたのに障害理由に不起訴となった。その証拠に用いられたのが障害者手帳である

この時から私は「障害者なら何やっても許されるのかよ」と叫ぶ人々の一人になった。

エピソード3 vs精神疾患

このエピソードちょっと毛色が違う。私の知人が遭遇した被害である

この知人、とある資格スクールをしている方である精神疾患者はこの知人の元友人である

精神疾患者が「社会復帰したい」と知人に打ち明け、知人も「そういうことなら」と指導を引き受けた。もちろん受講料も大幅に割引き、この資格を受けるには最低限の費用での指導となった。国内に多数存在する資格と呼ばれるものの例に漏れず、その資格受験に至るまでは規定量の授業を受け、規定量の熟練必要となる。

本人の体調や精神状態考慮しながら、ゆっくりと確実にやっていこうという段取りで話は決まり指導が始まった。実際に指導を休むことも多く、講習の進みはかなりスローペースであったらしい。

しかし、ある時突然「いつまでも試験を受けさせないとはどういうことだ、金だけ取って何もしないつもりか、差別だ!」と詰問されたとのこと。その人が受けた授業時間試験を受けるに足る規定量には倍近い差があるにも関わずである

知人がその旨を何度も伝えたが、伝わることは無く、最後はその資格を統括している団体クレームを入れられてしまった。当初は知人が差別を疑われたが、その団体に粘り強く当時の状況を説明した結果、指導する講師を知人からチェンジする事で事なきを得た。

この頃から障害者に恐怖を感じ始めた。彼らはやり方によっては理不尽に健常者を蹴落とすことが出来るのだ、と。

エピソード4 vs難病患者

長々と書いたエピソードもこれが最後です。どうか辛抱していただければと思います

これは私と先述の知人が絡んだちとめんどくさい話なので、この話だけはフローチャートで。この難病患者の方は元々私の知り合いで、知人と面識はありません。

某SNSヘルプマーク話題が上がってきた

確か「悪用する人も多いから、それを減らす為にも啓蒙大事」みたいなことを私が書いた

それに対して難病患者の方がコメントを入れた(消されちまって覚えてない) ↓

それに対して知人が「(私)はヘルプマークの事をよく理解していますよ」的なコメントを打った

難病患者の方、唐突に「怖いコメントが来たから消した」と打ち込む

ここまでは良かったが、難病患者の方は何が気に入らなかったのか、仲間を募って知人にメッセージ暴言をひたすら投げまくった。知人が謝罪をすると無言でブロック、これを20人近くにやられたらしい。

先述のエピソードの話に対処してる最中出来事だけあって、知人のダメージも相当大きいものだった。というか難病患者の方も元々私の知り合いだから、ただひたすらに知人申し訳ない気持ちが強い、今でも。

同時に、気に入らなかったのならせめて私に一言入れてくれれば、とも難病患者の方に対して感じてしまった。

ここに来て本当に障害者の方々と関わるのが怖くなってしまった。それまでは知的障害だったり精神疾患だったりと、理不尽な目に遭ってもまだ己を納得させるだけの何かがあった。

しかし、この難病患者の方は、罹患に至るまでは無難社会人として企業に勤め、情熱を持って一心仕事に打ち込み続けた人である。むしろ病魔に負ける事をよしとせず、回復と復活を心に誓っていた方である、少なくとも知る範囲の中ではという話だが。私と「障害を持っている人」という概念関係に完全に亀裂が入った瞬間である

随分と長くなってしまったが、これらの出来事を経て、私は障害者に対して強い恐怖心を持ってしまった。関わったら最後、何をされるかわからない、健常者は健常者であると言うだけで被害を訴えることも許されない。運が悪かっただけかもしれないが、金銭被害スレスレの話に連発して遭遇してもなお平常で居られるほど勇敢であることは出来なかった。

街中で白杖をついている人を見ても手を差し伸べられなくなった、ヘルプマークを付けている人を電車で見かけたら車両を変えるようになった。ただ私が臆病で、恐怖を感じるからだ。

妄言一つで彼らは何の咎を背負うことなく我々を罪人に出来るからだ。弱者なんて嘘だ。彼らは強い、理不尽なまでに強い。私にはその理不尽を被る強さがない。だから近寄りたくないのだ。

そんなことを考えている人間の友人が、障害者手帳を取ることになった。本当に仲良くしている友人だ。同じ趣味を持ち、強気に見せて実は脆い、でも人に対しては誰よりも誠実な友人が障害者手帳を取る。

私が己を弱いと形容したのは、彼と積み上げてきたものを脅かしかねないほどに、障害者に対する恐怖心が強いからだ。障害者手帳であろうが何であろうが、友人であるからには心を許し、信用するのが友としての正しい在り方であるのに、それが揺らぎかける程に弱いからだ。この弱さに腹が立つ。何故友人は友人であると断言できないのだろうか、己よ。

誰にも吐き出せず、でも我慢しきれずに辿り着いたのがここだった。数々のエントリーを読み漁っているうちに、いつか自分も書くことになるのだろうかなんてうすぼんやりと考えていたが、その機会は思った以上に早かった。

願わくば、私がこの恐怖を乗り越えて彼と今まで通りの関係を続けていきたい。そして、彼が私や知人を襲ったモンスター障害者になってしまわないように心から強く願いたい。

モンスター障害者なんて言葉を使う時点で差別なのかもしれない。しかし、未だに弱い私はこの恐怖感を拭いきれない。

私に強さをください。

2019-03-29

白杖の人にぶつかって転ばせてしまった

から出るとこで目の前に白杖視覚障害者の人がいきなり現れた。前に出された杖が足に刺さりそうになって避けたらバランス崩して相手側に転んでしまい、相手を倒してしまった。

必死に謝り、相手怪我がなかったこから大きな事にはならずにそのまま終わった。

近くのおじさんに気をつけなさいと怒られたりもして落ち込んだりしながら帰宅

今回に限らず自分はよく人にぶつかる。身長は158cmで高くはないがチビでもない。

でも毎回突然視界に人が現れてぶつかるパターンだ。つまり目の前に来るまで見えてないのだ。

発達障害と診断されたとき検査で受けたIQでは動作性が尽く悪く処理能力が劣っていると結果が出た。

これが関係あるかはわからないが歩くことと周囲をきちんと見ることを同時にしないとならないときに混んでれば混んでるほど、歩くことに神経が行って、見ることが疎かになってしまう。

見えるのに見えてない自分視覚障害者の方にとってはどれだけ怖い存在かとちょっと考えてしまった。

2018-12-02

ローソンスマホペイ」と視覚障害

ローソンスマホペイ」をご存知だろうか。レジに並ばずとも、店内の商品が買える実験サービスである

ある日の昼休み会社の近所のローソンで昼食を食べて帰ろうとしたところ、スマホペイの店内機械の前で戸惑っているひとを見かけた。どうしまたか、と声をかけて、その人が白杖を持っている、つまり視覚障害者だということはあとから気がついた。

まず、スマホペイを使うにはいくつかの手順が必要になる。

0. ローソンID登録アプリダウンロード

1. 入店処理(BluetoothQRコード読み込み)

2. 商品バーコードスキャン

3. 決済処理

4. 退店処理(QRコードかざす)

このうち、1と4は入口付近機械で行う必要があった。ただし、その機械がそこにあることは、視覚以外の情報がないように見えた。張り紙ディスプレイで案内はされていたが、どのQRを読み込めばいいのか、店を出るときはどうすればいいのか、音声や点字による説明はない。

また、商品バーコードスキャンも、読み込むまでに時間がかかった。そもそもどの面にバーコードがあるか、触っただけではわからない。場所がわかってもカメラバーコードをきっちりあわせないと読み取れないので、これもまた大変だった。

最終的に、その人はスマホクレジットカード登録していなかったため、決済までには至らなかった。けれども、スマホペイ自体にはとても好意的だった。なにより手にとった商品名前がわかる(OS機能テキストが読み上げされる)のがとてもいい、あとは慣れればうまくできる、と(悪魔おにぎりを持って)笑っていた。

かに実験サービスだしこれからブラッシュアップされるのだろうけど、ローソンは会員登録するのにアクセシビリティなしのCAPTCHA認証を使ってくるので、その部分だけは私が読み上げるひつようがあった。

これから画像認識技術がすすんで、バーコードを読み込まずとも手にとった商品名が目が見えずともわかる、そんな日が1日でも早く来るといいなと思った。

ちなみに昼休みはおわっていた。

2018-09-10

サングラスをして白杖を持って

自転車走行不可の商店街を爆走して、人に当たると「しょうがいしゃだからー」と叫びながら走り去る人が怖かった。目が悪いなら自転車乗るなよ。

2018-08-28

anond:20180828101823

子供の手を触りたい変質者かもよ

俺もサングラス白杖欲しくなったし

から良いものを見た

朝の通勤途中、視覚障害者サングラスかけて白杖持っていた)、小学生ふたりと並んで信号待ちをするタイミングがあった。

信号が青になるや、小学生たちは横断歩道を駆け出したのだが、真ん中くらいで立ち止まって、こちらに戻ってきて、視覚障害者に「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけていた。

視覚障害者の方は「ありがとう。じゃあ手を引いてもらえるかな」と言って、横断歩道を手を引いて渡っていた。

そういえば、信号を待っているとき小学生たちは「どうする?声かける?」みたいな感じでもじもじと相談していた。

勇気を出して声をかけた感じや、声のかけかたが清々しくて、見ているこちらも気持ちよくなった。

なぜ自分があれができなかったのか反省しながら通勤した。

2018-06-30

anond:20180630234725

どうでも良いけど白杖の人って聴覚すごくてビックリするくらい障害回避するよな

まぁ個人差はあると思うんだけど知人の白杖の人は足音個人特定するレベル聴覚すごい

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/national/20180630-OYT1T50058.html

なんかコメント痴漢性犯罪なのがあるけど

いまだにこういう考えのままなのがいることに驚き。


電車内の痴漢って行為は、嫌がらせ ハラスメントなんだよ。

話題になった駅での女性ばかり狙ったタックルマン同類


なんかむかつくから他人嫌がらせして憂さ晴らししたい

相手は?→反撃されない相手が良い→おとなしそうな女性

どうする?→相手が嫌がることをしたい→触れられたくない場所を触る


ターゲットにされやすいのは小さな子供とか何らかの障害がある人とかも同様だから白杖の目の不自由な人にわざとぶつかっていくやつとか)

もちろん妊婦も。

から女性専用車両の対象になってるんだよ。分かれよ。

2018-05-10

anond:20180510125424

よく分かんないけど、妊娠病気じゃないとはい当人身体的に苦しさや大変さを色々抱えた状態でもあるし、

最悪の場合母子の命にもかかわり得ることなのを考えると、

「盲人用の白杖を模したグッズ」みたいな不謹慎さもあるんじゃないのかな

2018-04-09

LGBT気持ち悪い人

精神病者気持ち悪いの?

知的障害者気持ち悪いの?

外部障害者気持ち悪いの?

白杖持って歩いてる人も気持ち悪いの?

手話で話してる人も気持ち悪いの?

年の差カップル気持ち悪いの?

貧乏人も気持ち悪いの?

高齢者気持ち悪いの?

自分のことも気持ち悪いの?

2018-03-07

R-1グランプリのこと、視覚障害ネタのことをつらつらと…

今日…じゃなくて昨日放送された R-1グランプリ で、視覚障害を持つ濱田佑太郎さんが優勝していた。

最近ウーマンラッシュアワーの村本さんのネタなどに代表されるように、お笑いに対して今までとは違った観点からアプローチをする例が増えており、このような「新しい笑い」(とはいっても欧米などでは政治風刺するコメディはこれまでにも頻繁に行われてきたが)について考えさせられることが多くなった。

今回のR-1グランプリについて、Twitterを見ていると、大多数の人が視覚障害ネタ肯定的であるように思えるし、僕も感覚的には肯定である

しかし、これも感覚的ではあるが、本当に肯定していいのだろうかという気にもなる。

なぜそんな気になるんだろう、そこを知りたい。

僕はきっと、障害者を特異な目で見ている。街中で白杖を使って歩く人を見ると、ついその人に気が向いてしまう。(僕がその障碍者に対して)他の人と同じようにはどうも見えないらしいのだ。僕はもし、障害者差別していますか?と突然訊かれたら、まったくその気はありません、と答えるに違いないのに、障害を持つ人を注視する。ほとんど自然に、障害者を何かしら特別視している、きっとそうなのだ。だからかもしれない。視覚障害ネタにするのを、肯定しつつも何か違和感を感じるのは。

濱田佑太郎さん自身は、おそらく、他のいわゆる普通芸人さんと同じようにみてほしい、他のネタと同じように笑ってほしいと思っているのだろう。これは、人々の障碍者に対する差別だとか配慮の足りなさだとか、そういうものに通じると思う。

今日は遅いから、また明日考えよう。。。

2017-10-25

ウェアぶるカメラ自動運転AIが搭載され装着者に音や振動で案内するデバイスができて

白杖盲導犬の代わりになるんだろうけれど、

googleグラスでプライバシーガーとかで社会に受け入れられなかったのと

盲導犬飲食店入店拒否されるのと

どっちが忌避感がおおきくなるのかしらん

2017-08-12

障害者から錦の御旗

商店街歩いてたら後ろから自転車が追突してきてめちゃくちゃ痛かった。

振り返るとサングラスをして右手白杖持った白髪のお爺さん。

「爺さん痛いよ、ここは自転車危ないから降りて」と言うと、お爺さんはこちらを見ながら「障害者からー!」と叫びながら自転車こいで逃げていく。

「目が不自由なら自転車はだめだよ、障害者なら歩くかどうかしろよ」

と後ろカラ怒鳴ってもシカトして逃げていった。

白杖持ってサングラスしてるけど自転車乗れるならかなり見えてるだろうに。

ものすごい勢いで自転車こいでたし。

どこが障害者なんだよ。

そもそも人でいっぱいの商店街自転車で力いっぱい走るなよ。

2017-06-30

このところの飛行機の件で思い出したこと。

単なる思い出話で、どっちも20年近くまえのことである

大学生になって、初めて電車バスを乗り継ぐ通学でやや緊張していた頃のことだ。バス乗り場へ行こうとしたとき白杖を持ったおじいさんに声をかけられた。

バス停まで肩につかまらせてくれませんか」

いいですよ、と答えて右肩に手を置いてもらったが、どれぐらいのペースで歩けばいいのかわからない。

これぐらいでいいですか、と何度も聞きながら歩いた。

ちなみに授業までに時間は余裕があったし行く方向へ何本も来る路線だったか自分は急ぐ必要がなかった。

やがてバス停について、自分の乗るバスが来たのでそう言うと「遠慮なく」とお礼を言われたのでそこで別れたきりである

次に出会ったらもっとうまく案内したいなあと思ったけれど、それ以後卒業までその方にも他の白杖の方にも会うことはなかった。たまたま用事があって初めて来たので地形になじみがなかったのかもしれない。

それからしばらくして地元近くの駅で、ホームにいる車椅子の方に「車椅子の人は先に知らせてくれないとこっちも困るんだ」と駅員さんが怒鳴っているのを聞いた。

声だけでその人を見ていないので、どういう事情があったのか全くわからない。どれくらい前に知らせればよかったのかもわからなかった。

なにより自分車椅子の方が出かけるときに連絡が必要ということを初めて知った。田舎からかもしれないが。

この方たちは今も出かけられているのか、どうされているのかふと思い出した。

2017-06-12

池袋駅は魔境

乞食物乞いがすごい

白杖着いた盲人が全速力で歩行

2017-06-11

池袋白杖ついた全盲者が全速力で走行してくるのほんと怖いし

何の役にも立ってないどころか

みんな迷惑がってるんだから早めに死んで欲しいと思った

これ見て特に思った

http://anond.hatelabo.jp/20170611063155

2017-05-11

多分、少しだけ良い一日だった

今朝、乗換駅で白杖を使っている人がいたので、誘導ブロックのある場所まで、手を取って誘導した。

多分、今日は少しだけ良い一日だったと思う。

2017-01-17

不幸な事故以上の犯人探しをするべきではない

先日発生したJR蕨駅での全盲男性ホームから転落して死亡した件

日本視覚障害者協議会点字パネル確認を行っており、点字パネルは正常に設置されていたのだろう

盲導犬を連れていたので点字パネルをあまり意識せずに端へ移動し足を踏み外したのだと思われる

非常に不幸な事故だと言わざるを得ない

あえて言えばホームドアが設置されていれば事故は防げたので、JR鉄道各社はホームドアの設置を進めてほしい

 

 

で、終了すべき事案であったはずなのに

全盲男性死亡 駅員ホーム不在 | 2017/1/14(土) 23:01 - Yahoo!ニュース

東京新聞:蕨駅転落死事故 駅員、盲導犬男性に声かけせず 介助申し出なく:社会(TOKYO Web)

盲導犬男性、改札の駅員が認識…蕨駅転落死 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

昨晩からずっと「駅員がちゃんと見ていなかったからだ」という責任追及が始まっている

確かに駅員が介助していれば不幸な事故は起きなかったかもしれない

だがそれは「もし」の話であって、「重大な過失」扱いするべきではないと思う

 

私は通勤等で電車を使うが、白杖を持った人をよく見る

飄々と杖を使い、目が見えているかのようにすいすい移動するので、介助が必要だと言われなければ「必要なさそうだ」と思っても仕方ないと感じる

盲導犬が居るのであればなおさらだと思う

記事にもある通り、男性普段から駅を利用していたならば駅員はそれ以上に感じていたと思う

駅員は同支社の聞き取りに「男性普段から駅を利用しており、この日も改札を通った後に立ち止まることもなかったので、声かけしなかった」と説明したという。

 

しろ「いつものことなのにこの日に限って」となれば、それは「不注意による転落」であって、視覚障害関係なく誰にでも起こり得ることではないだろうか

意味のない犯人探しをやめて、ホームドア設置に尽力してほしい

2017-01-13

「ある日とある日」

街がある

道がある

ふと見ると道に座りだす者がいる

通行の邪魔になったりしている

歩く人々、その中には様々な年齢、性別容姿職業服装体臭

座っていた人は立ち上がってビラを配っていた

ラーメン屋がある

店員と客と内装椅子が見える

横では風が吹き、パンチラ・・・撮り逃す

おっさん携帯で喋っている

うるさい

だが、それを認識してスムーズに避けた白杖を見かける

足取りの軽い女のヒールは美しい。

その後ろにはトロトロ歩いているお婆さんがいる

遅い

だが、無意識意識か、避けていく人々がいる

さらに遅いのが来た

カップルである

周りを見る必要がない速度で歩いているから遅いのは当然

無意識でも意識でも避けようもない壁となる

不快である

だが、焼き鳥屋から良い香りがしてくる

腹が減る

煙を煙たいと不快そうに避ける美女がいる

腹が減っているので不快である

だが、見た目は良い女である

食と性、映画たんぽぽ」を思い出す

不快であるということは欲している証拠

そこに脂成分多めの親父が横を通過する

美女を撮ろうとしたのに、脂親父が前を通るし暗がりでシャッターを切ったのでブレた

親父がブレた!美女は写ってない!!

おっ親父が焼き鳥屋に!!

財布を見る・・・親父が羨ましかった

脂は伊達ではないことを知る

視覚臭覚が混ざったトランス状態で駅へ向かう

10:30

子供が一人で歩いている

塾だろうか

先程のような人々が全員、足早に歩いている

早く帰りたいのだろう

子供はこれから帰るのだから、寝るのは夜11時を過ぎるだろう

駅員は外人と揉めている

横では外人に道案内をする日本人がいる

駅員に終電時間を聞いたら親切だった

呑みに行った

そこに異国の女性がいた

何か違う魅力にため息が出た

たぶん、記憶ではフランス人だろうか?忘れた

だが香りは覚えている

酔った足取りで撮ってみた

碌でもない

すまない、良い香り推定フランス人

梯子

ドイツ人ジャーナリスト出会

彼は憤っていた

インテリジェンスについて学んだ

感情と実利と知識が分かった上で、彼は酔って憤っていた

冷静で熱い奴は嫌いではない

梯子から放水

ストッキングを久々に見つめる

網目が大きいやつだ

引っ張ってみた

素晴らしかった

無意識だと網目は大きい方が引っ張りやす

始発で帰る

商店街にはひと気がない

そこを歩いている毛皮の人間がいる

ビール片手に

彼は彼女である

彼女を後日、目黒で見かけた。

彼女はビラを配っていた。

おしまい

2016-07-10

目が見えない人は鈴とかつけて欲しい

この前、目が見えない人とぶつかりそうになって

その人が白杖をスーーって地面に這わせる感じで使ってたんだよね

で調べたら

http://www.gankaikai.or.jp/health/47/08.html

白杖には、

>(1)周囲の状況や路面の変化などの情報を入手する(探り針として)、

>(2)安全を確保する(緩衝器、身体の支えとして、サポートケーン)、

>(3)視覚障害者であることを知らせる(シンボルとして)目的があります

 

あれ、カチカチって音鳴らして存在アピールするのって正しい使い方じゃないのか?

動画とか見ても音鳴らしてないけど、音慣らさないほうが使いやすいとかなら鈴でも鳴らしたほうがいいんじゃないかな

カチカチって音もちょっと怖いしね

 

電気自動車が音鳴らなくてアブナイって言う話前にあったけど、アレと同じ

歩行は協力してやるもんだしね

 

ついでに言うとマタニティマークみたいに、どの程度見えないのか分かるものがあるとうれしい

関わって良いのかすごく判断しづらいし

これからIoTで良い補助機器が出てきたとしても、やっぱり周りの人が気づかないとぶつかるし

2015-09-21

秋葉原低俗な街

皆さんもご存知かもしれないが、秋葉原低俗な街である

インターネット鬱屈としたセックス文化がそのまま街に現れている。

そんな街へ神保町から歩いて行った。

神保町に飽きてしまったのが理由の一つだけど、一番はD810という自分にとっては高級なカメラを秋淀で触るためだった。

靖国通りを歩いて、万世橋へ行くと30歳以上は年をとったダウン症の男と、その父親であろう人間がいた。

どちらも白髪が生えていた。

父親は濁った川面を小さい一眼レフで撮っていた。

自分神保町ダウン症人間を見たことがない。

秋葉原はいる。

秋葉原がすごいのは容姿格差が凄まじい、あまり仲良くなさそうな男女が一緒に歩いていることだ。

女は仕方なく歩いている。

メンヘラ容姿の良い女は性的魅力を武器一生懸命子供のままでいようとしている。

自分もそんな風になりたかった。

秋淀の中では容姿の良い女の子とその父と母がオリンパスミラーレスを買っていた。

いい買い物だ。

女の子の肌が黒いのは日焼けなのか、自分よりも薄い色だからいいだろう。

色白に生まれたかったが、キャノンAPS-C機の前にいるアルビノ家族のうちの一人が40くらいの女が白杖を持っていたから、白すぎるのも考えものだった。

やはりD810は素晴らしいのだが、被写体がなかった。

被写体になれないから皆、高い金を払ってカメラを買うのだ。

ホコ天を歩いていた、あの女になれないからD810を無理して買おうとか考える。

自転車コーナーに行ったら、美人になりそうな女の子がそのそばにある仮面ライダーアーケード機で遊んでいた。

そして自分知的障害がある10代後半の女と男を二人見た。

女はイケメンの父らしき人間に引っ張られていたが、顔は良くなかった。化粧をすれば化けそうではあった。

そしてちんたらちんたらと千代田区高級住宅街の家まで歩いて帰ると、祖母らしき女とコンデジをもった140後半の背が低く、体がずんぐりした、生まれつきくびれなどができない運命の肌が黒くて顔がでかくて、顔のパーツも髪も全て悪い10代後半?の女が歩いていた。

喪女であることは間違いない。

鬱屈とした顔をしていた。容姿が良くないのがその表情である要因の一つだと思った。

元を辿ったら、それしか理由はないかもしれない。

容姿のいい女の鬱屈さはどこか甘えがある表情なのだ。この女は容姿が悪いから本当の鬱屈さがあった。

2015-07-28

それは差別とどう違うのか?

蕎麦屋の客「私そばアレルギーなんですけど!」

http://togetter.com/li/853000

上の記事を読んでずっとモヤモヤしている。

発端の「帰れよ」ツイートから、「そばアレルギーの人が蕎麦屋に行くな」という反応ばかりが数多く取り上げられまとめられている(実際、そう考える人の方が多いのかもしれない)。まとめやコメントの中には、この客の精神の異常や詐病までを疑っている人がいる。これだけ多くの人が、どうして平気でそういうことを言えてしまうのだろうと思う。

私は甲殻類アレルギーなのだが、症状はさして重くはなくて、誤ってひとくち食べてしまっても、せいぜい喉の内部のかゆみが数時間ほど続くぐらいだ(命に別状がないからといって、もちろんアレルギー反応がつらくないわけではない。喉の粘膜にごわごわとした毛がウジョウジョ生えてくるようなあの気持ち悪い感触を、どうしたら他人に伝えられるか、私には分からない)。でも「少しぐらい平気でしょ」と言って食べさせようとしてくる人には、「死ぬ人もいるんですよ」と説明するようにしている。飲食店に限らず、食べさせる側に立つ人には「死ぬ人もいる」ぐらいの認識をできれば持ってもらいたいと考えている。

でも、食べる側の権利についてはどうなのか。リスクがあっても選択がしたいと考える人はいるだろう。少なくとも私にはこうした考え全般が「何しに来たんだよ。帰れよ」で一蹴できるほど簡単な問題とは思えない。私は自分からシーフード専門の店に行くことはほとんど無いけれど、魚料理基本的にだいたい好きだし、旅行なんかで周りの人に合わせて行くことはある。たまに、隠し味にエビが入っていたり、同じ鍋で調理していたりだかして、アレルギー反応が出るときもある。それでも私は、アレルギーが重くならない限りは、リスクのある側を取ることも数多くあるだろうし、それをあまり邪魔されたくないと考えるだろう。たとえば居酒屋メニューをぱらぱらめくっているとき、シーフードの欄を丸ごとあきらめるか、食べられるものがあるか探すのでは、世界がまるで違って見えるのである

詐病だろう」「釣りだろう」派のコメントの中には、より重い症状の例を挙げて、そんなのは本当の蕎麦アレルギーではないと言う人がいる。本当のアレルギーとはなんだろう。いろいろ調べてみた挙句、そのままのエビはどうしても喉がやられるのだが、かっぱえびせんなら食べられることが判明した私は、本当の甲殻類アレルギーではないのだろうか。未だにカニカマから類推で蟹の味を想像しているこの私が? あるいは彼らにとっては「本当に」そうなのかもしれない。務めている企業の不満を漏らしたら「そんなのは『本当の』ブラック企業ではない」と言ってくるような、不幸のトップランカーでなければ発言権を認めてくれない謎の審査員のような方々は、インターネットにいくらでもいらっしゃる中途半端な不幸ほど認められにくいものはない。

アレルギー反応には個人差がある。私のようにごく軽い人もいれば、命に関わる人だっている。冒頭のまとめの人がどうだったのかは分からない。私は蕎麦アレルギーの個人差について何の知識もない。ツイートでは読み取れない部分で明らかに問題のある対応をしていたのかもしれない。蕎麦屋で「そばの入ってないものってありますか?」という質問をするのは、確かに店側の人にとっては迷惑だろうが(白杖を持った視覚障害者にも「迷惑から外を出歩くな」と言えるのなら確かに主張は一貫しているが、私はそう言う人を軽蔑するだろう)、注文できる物の範囲が分からなければ選ぶこともできない。

リスクがあっても選択がしたい」人の権利を、そもそもそんな権利を認めない人はいくらでもいるだろうが、上のtogetterまとめに発言を残している多くの人たちがどのような理屈否定しているのか、私には今のところよく分かっていない。「迷惑から見えないところにいてほしい」というだけの話かもしれない。しかし、口論前後文脈もよく分からないのに、「帰れよ」「おかしいのはお前の頭だ」と言い放つツイート10,000近くRTされて、どうやらそれが笑い話として浸透しているらしいというのは、やはり不気味なことじゃないだろうか?

いくつかは納得のいく反応もあったことをつけ加えておく。

〈個々人のアレルギーの程度とか考慮しないで「死ぬ人もいる」なんて無意味なこと書いてる連中もなんだかな…。…無意味なだけならともかく、詐病の疑いかけ出すからね。この手合い。〉

http://b.hatena.ne.jp/entry/260771349/comment/yas-mal

〈私もそばアレルギーだけど蕎麦屋によってはうどんとかカツ丼とかそばが入ってないメニューもあるし、私のは比較的軽度なので「そばと同じ湯でゆでたうどん」は大丈夫(ダメな人もいる)なんで、蕎麦屋さんが「ない」って言うならしょうがないけど、あるんなら特段問題ない質問だと思うけどなー。 〉

https://twitter.com/LUKANAN_P/status/625540235728826372

2014-12-17

http://anond.hatelabo.jp/20141217165123

それは「危険かどうか」にだけフォーカスしてるからだよ。

知的障害者しろ身体障害者しろフォロー必要ときフォローすべきだし、危険がありそうなら避けるべき。

たとえば白杖に当たらないように避けるのは、こちらにとっても向こうにとっても良いことでしょ。

2014-09-12

たとえば、白杖なんかは視覚障害者である事を示すために白いんだけれど。

ある属性(障害だったり妊婦だったり高齢だったりetc.)を持っていることを回りに示す方法

視覚情報を前提とすると視覚障害者に優しくないのではないか?

音声情報を前提とすると聴覚障害者に優しくないのではないか?

健常者じゃないと気づけない方法は正しいのか?

世にある全てのたとえばマタニティマークみたいなローカル広報方法まで知るべき?

「障害の体験学習」をしろと言うけれど

どこまでマイノリティーな属性およびそれに対する適切な対処を知っているべきなのだろうか。

善意はすばらしいが、独善行為はその属性にとって致命的かも知れない。

自分他人のことをあまり考えていない勝手人間なので、

全盲人間は一人で混雑している時間電車に乗るな、

またそこまでキツい言い方でなくてもそれに近い意見不思議に思う

3年前まで自分は乗降者数が全国2位の駅の近くに勤務しており、

白杖を持って点字ブロックカンカン鳴らしながら歩いている人は毎朝2名ほど見かけていた(おそらく同じ駅周辺に勤めている人だったのだろう)

自分にはそういった人たちの手助けが出来る知識も無く

進行の邪魔をしたくないから避けて歩くようにしていた

それだけ

から

公共交通機関を使うために障がい者側が配慮を」

と言われると?

だし

「親切にしたのに当たり前の態度をされたからもうやらない」

なんて言われると???

世の中に余裕が無さすぎるのかな

そもそも杖ついて歩いてる人がいて避ける隙も無いなんて

時間的にか空間的にかわからないけどどれだけギリギリで過ごしているのかと

もしも自分がある時突然全盲になったらと考えた

何で自分がこんなメに(目とひどい目をかけているわけではないです)!

自分かわいそう!親切にしろ優遇されても当たり前!

となると思う

それからもしも自分の目の前であからさまに手助けを必要としている人がいて

その要求内容も明らかであれば手を差し伸べるだろう

それに対して感謝されたいとは思わない

しろありがとうなんて言われたら気持ち悪い

勘違いしないでほしい

自分の気分が落ち着かなくなるからやるだけだ

以前、ここに別件で書き込みをしたら「それはコミュ障からだ」と言われたことがあり

どういう障害か具体的な症例を調べたこともないのでわからないが

他人を気にしなさ過ぎる人間なのは間違いない

ただ、周りがもっと他人のことを気にしなくなれば

盲導犬をわざわざ刺したり

白杖を持っている人や妊婦悪態をついたり

そういう人も減るのになと思う

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