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はてなキーワード: 明日とは

2023-12-16

ジェリド・メサ役の声優さんはもともとカミーユ役のオーディションに来ていた人だ

から場合によってはジェリドの声の人がカミーユをやってた可能性もあったんだ。

もしもそうなっていたら…

ファ「カミーユカミーユ!」

振り返るジェリド。

ジェリド「なんだ、男か。」

カミーユ、ジェリドに挑みかかる。

カミーユ明日もう一度この時間に来て下さい。本当のカミーユを見せてあげますよ。」

となっていたに違いない。

金持ちになりたい

貯金が200万円超えて喜んでる43歳独身男性です。

いったいなんのために誰のために生きているんだろうと毎日考えてしまう。

今日明日休日出勤です。

明日から寒くなってもう暖かくはならないらしいけど、こんだけ明日から冬が始まりますよー、ってハッキリしてるのも珍しいな

なんにしろ寒いのは嫌だけどいつまでも寒くならない冬も嫌だから良かった

またヤバい歌があった

毎日 満員電車に乗って

満員電車

人を人とも 思わなくなった

自殺や 虐待死の頻発に

【頻発に】

命を命とも 思わなくなった

インターネット

掲示板カキコミで

カキコミで】

心を心とも 思わなくなった 準備は バッチリ

戦争を 戦争

思わなくなるために

■いよいよ 明日

戦争が はじまる

これ、はてなーが作った歌じゃないよね?まさか

anond:20231215161822

政権を担える野党がいない」と呪詛を吐き続けているお前のような人間が原因だろう

何を持って「政権を担える」のかが不明だし、明日いきなりそんな政党が現れるわけないだろ

政権交代を繰り返し複数政党を育てるというプロセス民主主義には必要不可欠なのに、その意識を欠いている増田のような人間こそが害悪だと知れよ

匿名日記なのに素の自分で書いていない

はいつも、反応をもらえるような増田を書いている。

から本音で書き殴るみたいなことはほぼない。

増田匿名なのに、素の自分を見せてないのだ。

昔はそのまま思ったことを書いていた。

すると結構キツい反応が返ってくることがある。

ここは手斧が飛んでくる場なのだ

からスキを見せてはいけない、本音を見せてはいけないのだ。

から私はみんなが望むような増田を書くようになった。

するとどうだろう、数日に一回は3桁のブクマがつく増田を書けるようになった。

これは良いことなのか?

からない。

本音を隠して反応をもらえて、本当に楽しいのだろうか?

そんな気持ちを持ちながら、また明日増田を書くのだろう。

2023-12-15

Googleという名のパヨク

今日Googleという巨大な情報の喰い物に囲まれて、自らの存在を見失っていく。

Googleはまるで不可視の糸で私たちを操り、私たち日常を徐々に狭めているようだ。

朝、目を覚ますと、スマートフォンを手に取り、瞬く間にGoogle検索に問いかける。

しかし、その裏では何かが起こっている。

私の動向、好み、趣味、考え方までがデータとして収集され、私を知り尽くしたAIが、次に何を欲しているのかを予測している。

まるで私は自分の主ではなく、Googleの思惑に従うだけの存在となってしまったようだ。

Googleは私のデジタル足跡を辿り、私のすべてを知り尽くす。

一方で、私が何を見たり、検索したりするかに基づいて、私に合わせた広告が表示される。

私は自らの意志で行動しているように錯覚するが、実はGoogleアルゴリズムによって操作され、導かれているのかもしれない。

それだけでなく、Google情報フィルタリング私たち翻弄している。

検索結果や表示されるニュースは、私たちに都合の良いものけが選ばれ、真実から遠ざけられている。

言論の自由とは名ばかりで、実際には私たちは制約され、誘導されているのだ。

私はもはや自分意志で生きているのか、それともGoogleデジタルな網に絡まれたままなのか分からなくなってきた。

私の日常Googleによって縛られ、私はその虜となっているように感じる。

この深淵デジタル世界から脱出する方法模索する中で、私はますます絶望感に囚われていく。

明日もまた、この闇に向き合うことになりそうだ。

anond:20231215214257

リソースは有限

将来の危機は無数にある

今日を生き延びなければ明日は無い

人手不足未来にたどり着いただけでも褒めてもらいたいもの

anond:20231215213007

明日も働かなくちゃいけないからだぞ

最悪半植物状態になっても股から金が出てくる性別とは違ってな

今日だけ頑張れば、今日だけ我慢すれば明日は……」がここのところ毎日続いているのですが…………??

[]

こんにちは

週末にはエキナカのお惣菜を買って帰るのがお決まり千葉大学医学部医学科落ち早稲田大学先進理工学部生命科学科卒おじさんです

母には韓国料理惣菜自分と父には焼き鳥を購入しました

また駅のスターバックスホット抹茶ティーラテを購入しました

大学時代スターバックスにてパートナーをしておりましたが、最初の一ヶ月は慣れずにしょっちゅうバックヤードで「笑顔練習」をさせられていたことを緊張した新人さんを見て思い出しました

さて、勉強を開始して3日目ですが

仕事の合間や昼休みには英語

・出勤前、帰宅後に数学

という流れが出来ています

職場でも隙間時間英語勉強している同僚や上司が多いためその波に乗らせていただいています

明日明後日は自宅にて英語数学学習を進めつつ過去問参考書を使って受験必要な全科目を概観する予定です

結果を出すために同じリズム、同じスピード、同じフォームクロールを泳ぎ続けるように勉強することを目標としています

その意味でも図書館カフェ自習室などではなく自宅の自室で行うことが重要だと思っています

それでは良い週末をノシ

23デートするから今週末予定無い

23日は無理やり予定空けたのにデート明日だったら色々な事がすんなりはまってた

そのせいで空く明日ってのがとても無駄に感じる

数日病欠してて明日から復帰するって連絡したら担当プロジェクトが炎

わざわざ言わなくていいじゃん…食欲なくしたわ…

2023-12-14

俺より優雅暮らしているやつを見たことがない

朝 平日休日を問わず同じ時間に起きる

それから目覚ましをスヌーズにして10分だけ寝直すのを3回繰り返す

目覚めると同時にPCをつけお気にの動画を続きから再生

動画を見ながら朝のストレッチ

ストレッチが終わったら冷凍うどんレンジでチンする

うどんが茹で上がるまでの間にニュースをパラ見

出来上がったうどんめんつゆ生卵・昨日のおかずの残りをのせ1分だけチン

この1分の間に軽い歯磨き・舌苔取り・リステリン

食事を取りながらSNS確認

デザートバナナヨーグルト

食後も軽く歯を磨く

ネットを見ながらヒゲを剃り終わったら顔を洗う

上半身だけスーツに着替えWEBカメラをつけて職場ログイン

仕事をする

昼 昼飯は宅配弁当を食べる。食べたら歯を磨いて、椅子で30分寝る

夕方 職場からログアウト

動画を見ながら夕方ストレッチ

近所のスーパーが3割引になる時間まで読書勉強

明日の朝の分が少し残るぐらいの惣菜を買う

一緒にバナナ牛乳ヨーグルトを切らさないように購入

夕食後のデザート用に季節のフルーツを買う

食事をしながらネットサーフィン

食事が終わったら風呂をセット

風呂が沸くまでの間筋トレ

筋トレ後すぐにプロテインを飲む

オナニーがしたい時はこのタイミングでする

手にローションをつけ動画を見ながら5分以内にサッサと抜く

風呂に入るが、まずはかけ湯をしっかりして石鹸を手につけて体を洗ってから

風呂は15分以上浸かる

風呂に浸かりながらフロス→舌苔取り→歯ブラシの順番で歯を磨く

歯を磨き終わったらスマホアプリマンガを読む

湯船から出たら石鹸タオルにつけて本格的に体を洗う

頭を洗う前にシャワーを流しながらシャンプーブラシでゴシゴシする

シャンプーをつけてからまたシャンプーブラシでゴシゴシする

シャンプーを流したら体を拭くためのタオルで体を拭く

バスローブに着替えて髪をドライヤーで乾かしながら軽く瞑想をする

髪が乾いてくる頃には体温低下でやたら眠くなってくるのでベッドに入る

ここでダラダラ夜更かししないのがクズ貴人を分ける最大の違いか

明日ボーナス

手取りで80万程度だろう。もはやどうでも良い。

貯金が2500万にもなると誤差範囲

何の興味も沸かない。

明日からインターネットはすべての怪文書AIソングへと変換される

なんか変なバズりした書き込みを突然歌い出すインターネット

その最果てに僕らは遂に辿り着いたんだろうか

もう皆歌われてしまうんだろうか

お前もAIソングにしてやろうか

声に出して読ませたいと思わせた奴の勝ちなんて絶対に思っちゃ駄目だ

ただ玩具にされて笑われてるだけなんだって気づいて尻尾巻いて逃げることだけが正解のインターネット今日もまた続くんだ

今日はシコれない

何故なら明日健康診断から

高校生のワイ君にも教えてあげたかった

anond:20231214114242

明日カノはコロナネタやってて登場人物みんなマスクな時期あったな

パパ活女子とかの話だからコロナで稼げないとかはネタとしておいしいので無視しなかった

卒論代行してる

体調不良就活説明会を交互に挟んでゼミに半分も来ない、来週締め切りだってのにRQの設定すら出来ていない。実験調査もしなかったかデータがない、論じるものもない。

論文どころか本も読んでないしニュースも見てないから基礎知識が欠如している。文章助詞の使い方レベルで直しが必要だけど、何度言っても学内ピアサポート的なサービスは利用しない。一度引っ張っていったんだけどね。友達がいないしゼミでも孤立してるから相談相手がいない。

ゼミの進捗報告会も指定資料すら作らず口頭で忙しいからやれませんでしたを連呼する地蔵になるだけ。たまに来た授業も終わったら一瞬で消えるから連絡が取れない。電話は着信拒否してんのかってレベルで出ない。ゼミ内の連絡ツール普段のやり取りからすると見てない。

で、腹くくってご家族にもう非常に厳しいとご報告したら突然焦りだしたけど、明日バイトからできないってさ。そもそも単位落としまくってるから4年後期でもがっつり授業取ってるんだけどね。

上長相談したら明確には言わなかったけどおまえが卒論書けって。喜べ、あなたは一生つきまとう卒論代行という負い目を追うことで卒業できる。私も不正に関わった研究倫理皆無の教員になるけどな。

anond:20231213200931

さむいー夜だから明日を待ちわびて( ゚∀゚)o彡°

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の三>


(前part)

https://anond.hatelabo.jp/20231213191557

3. 若手職員のB君

直情的なタイプだった。怒りだろうと悲しみだろうと、感情の振れ幅が大きいタイプである

最初の方で説明した場面で、職場コピー機が置いてある台を蹴っていたのが彼になる。傍目から見ても、「どうして採用されたのだろう……」と疑問が湧いてくるほどだった。

ストレスには耐えられないし、自分勝手スタンドプレーは多いし、立場が弱い人間には辛く当たるし、自分は凄いといった主張をしていた(「俺の親、若くして自治会長だから!!」など)。相手意見曲解することが多かった。

私も手痛い思いをしたことがある。私がいた指導課には住民基本台帳ネットワークシステム戸籍課や税務課の職員が使っているものと同じ)があったのだが、B君は特に許諾もなくそれを操作し、職務遂行必要個人情報を入手していた。本来であれば事前申請を要するし、厳しい自治体だと戸籍課以外の職員によるシステム操作を認めない。これが普通である

ただ、ほかの部署から個人情報取得の依頼があった場合でも、身内だからということで、口頭による承認で住基システムを使わせることはあった(課員への一言)。能率を考えてのことだ。が、B君の場合は明らかに一線を超えていた。職務遂行必要であることがわかるが……一度だけ、彼を思い切り叱り飛ばしたことがある。以降は、口頭で課員の承認を得てからシステムを使うよう徹底させた。

ところで、あなた職場にもいるのではないか仕事でも家庭でも趣味でも、何でもいい。ストレス精神的に潰れかけた人間の姿である。B君は、元々コミュニケーション能力に難があった。いわゆる話がわからないタイプだった。

残業も多かった。指導課や学事課の教員出身者と同程度と仮定すると、おそらく月60h~70h程度か。彼の上司は「仕事をたくさん振っていないのに……なぜ?」というスタンスだった。

市職員場合は、予算がある限り時間外勤務手当が支給されるという。私が若い頃だと、時間外勤務をしていないのに、予算消化のために闇残業を認めるという慣習があったほどだ。

教員出身者の場合は、月20hまで支給されていた。学校現場から教育事務職に移った者にとって、長時間労働サービス残業は避けて通れない。この試練があるからこそ、一定基準に達した教育人材を育成することができている。

人は光を求める。そして、その光の見える方向へ動いていく。教職員にとっては、教育に関する哲学、という光を見出すための修行の場こそが教育委員会である。量・質ともに圧倒的なレベルでの修行。厳しい体験を幾度となく積み重ねるから人格能力が磨かれ、玉になっていく。

さて、彼の上司はB君を徹底指導して残業縮減に務めた。だが結果は出ない。残業縮減の効果は僅かだった。ところで、B君の場合学校歴がよかった。地元の名門公立高校卒業して、大学も相応のところを出ていた。地元的には血筋もいい。それが採用に繋がったのだろう。

縁故が悪いか? といえば時と場合による。一概に悪いとは言えない(ex.公共学童クラブ指導員は、その多くがスカウトである特に男性場合はほぼ100%だ)。教職員採用試験においても、学科面接試験の点数以外で、非公式評価すべき点というのは確かにある。

行政一般事務職員のことはよく知らないが、彼らと仕事をしていると、確かに地元において血筋がいいとされる人に仕事のできる人が多かった。※主観的統計である

高等学校入学試験ですらそうだ。学科試験以外で評価される要素がある。内申点などは、その典型である。本人の人柄や人格学習態度や常識力、社会への順応性が点数化される。内申点以外にも、+-の評価がされる要素も一応はある。

プラス評価の例としては……今では絶滅した慣習であるが、昔は公立校でも縁故による入学があった。とある高等学校の名門運動部などが、どうしても○△中学校のあの子がほしいという場合、事前に保護者児童中学校側と話をつけておく。かくして3者が合意に至った場合入試前に合格が決まっていた。内申点中三期を満点にするなどして対応する。

マイナス評価の例としては……生活習慣だろうか。公立高校入学試験の基本は、学科試験内申点の合計で決まる。とはいえ、点数に関わりなく不合格になるケースもある。こちらは犯罪行為であるとか、補導されるのを繰り返したとか、入学試験の際に相当奇抜なことをしない限りは関係ない。

ただ、その子合格基準点に達していた場合でも、入学試験の要綱要領に定めのある範囲不合格になることはありうる。欠席数が極端に多かったり、在学中に異常な行動を繰り返したなどが内申書に書いてある場合だ。学校教育とはいえ高校側も不用リスクを取りたくない。名門とされる公立高校問題児が少ない理由ひとつである

B君の話に戻ろう。その年の夏頃に聞いたところだと、どうやら事件を起こしたらしい。

梅雨が明けた頃に、霞が関新卒キャリア官僚研修にやってきたという。T区の各部署を廻って地方行政の実務を学習するのだ。T区は、その年の中央省庁研修先のひとつに選ばれていた。

キャリア官僚達は、ごく普通にT区の歴史や成り立ちを勉強して、地方行政の実務を視察して、心ばかりの現場仕事をこなして、一週間ほどで霞が関に帰る――はずだった。

最後の日に行われた交流会(飲み会)で、B君はやってしまった。喫煙所よもやま話で聞いたところだと、以下の流れだ。

国土交通省官僚が酒を飲んで調子に乗る

 ex.研修部署部長肩に手を置く、女性職員の体に何度も触る、別省庁のキャリア官僚に「ぶっ殺す」と発言するなど

飲み会最中にB君が頭にきて、国交省キャリア口論になる

国交省キャリアが「お前の区の国庫補助金ゼロにするからな」と言ったところで、B君がキャリア官僚を蹴り飛ばし、馬乗りになる

④ほかのキャリア官僚とB君の部署係長が、彼を羽交い絞めにして止めた

……気持ちはわかる。侮辱されて悔しかったのだろう。だが、いくら何を言われようと、暴力だけは駄目だ。確かに、若手官僚場合調子に乗っている者は一定数いる。子どもの頃から勉強勉強を重ねてきた自負があるとともに、仕事では自分の親ほどの年代から神輿を担がれるような扱いを受けるのだから調子に乗るのも当然である(上に出てきた国交省キャリア東京大学卒だった)。

かくいう私自身も、文部科学省事業査定担当であるとか、会計検査院検査官から相当辛辣なことを言われたことがある。だが、怒りの感情に囚われてはいけない。駄目なのだ

人間はいかなる状況の下においても、自己衝動をそのまま表に出してはならないし、出すべきでもないし、さらに言えば、出したいとも思わない、という主張はまったくの真実であり、妥当見解であると私は考える。衝動制御することができるし、制御しなければならない。それは現実要請というだけでなく、一人の個人としてのまとまり一貫性および価値観要請でもある。突き詰めて考えるならば、人生には実存葛藤解決不能問題さらには、あることのためには別の何かを諦めなければならないというような状況が数多く存在しているのだ。こうした状況こそ、人間が生きる上での本質的条件となっているのである。何らかの葛藤が常につきまとい、ある方向へ進もうとすれば別の道を諦めざるをえない。人間はこうした状況に苦悶しつつ、自己制御しながら生きていかなければならないのだ。 完全なる経営(2001) A.H.マズロー (著), 大川 修二 (翻訳) P.295



私とB君が教委事務局で一緒だったのは一年だった。その年は、社会教育課にとって厳しい年だったらしく、彼は相当追い詰められていた。年度末の三月時点では、まるで50代のごとく自分が思ったことを脊髄反射で口に出すようになっていた。

声をかけようか、とも思った。あまりに辛そうだったからだ。係長課長も、彼を見放しているところがあった。どれだけ残業が積み重なろうと、仲間によるフォローを呼び掛けたりはしなかったし、むしろ失敗に対して反省文を書かせていた。

B君は、口に出すのが憚られるほど救いようがなかった。もし、上司や仲間にとって彼が『かわいい奴』だったら、こんな事態にはなっていない。彼は、実際に不良な人間だった。職場の仲間から非人格的な言動咎められるのはまだいい方で、はっきりいって見捨てられていた。自業自得だった。

しかし、やはり可哀想に感じることがあって、廊下をすれ違う時やトイレなどで「元気?」「今日は温かいね」「辛くないですか」など声をかけることがあった。

それから、彼がどうなったかというと、真相を確かめたわけではないのだが……私が定年になる前に退職したらしい。別の部署に異動しても活躍できず、しかしながら、何の因果だろうか――霞が関への出向を命じられたという。省庁までは不明

本来名誉であるはずだが、その出向期間中退職を申し出たということだ。もしや、生贄型の出向だったのだろうか?

現代社会において、感情が表に出るタイプ人間しんどいのだと思う。彼が今、どうしているかはわからない。ほどほど幸せにやっていることを祈っている。



4. サイコパスのC係長

先ほどの2.3.でいうところの係長にあたる人物だ。この人は、冷血漢と呼ぶにふさわしい人間だった。サイコパスとは書いたが、私は臨床心理学碩学ではない。仕事熱心で、結果を求めるタイプだったのかもしれない。目的のためであれば何でもする人だった。思い出してみる。

例としては、部下の叱責だ。普段は物静かで、部下の相談や報告を聞いている。が、一定レベルの何かに触れると怒号を発する。

係長「お前、こないだできるっていったよな!」

若手部下「すいません」

「なんでできねーんだよ」

「……なんとかします」

「言ったな? じゃあしろよ。今週末までだ」

はい。やってみます……」

※部下ができなかった場合は、定時を過ぎても何十分でも説教していた。そして、できるまで残業をさせる。

後は、イベントだろうか。市区町村においてイベント主催する部署はいくつかあるが、教委事務局もそのひとつである教育○○大会などの厳かな発表会もあれば、○○総合フェアなど若い人や家族連れが多く集まる文化的ものもある。

さて、そのT区にとっての○○総合フェアの時だった。毎年過ごしやすい季節に、とある大公園で実施されるのだが、50以上もの出店が立ち並ぶ大イベントだった。

その年のイベントは、残念ながら雨天だった。初日は少雨で済んだものの、翌日以降の天気は崩れる可能性が高い。社会教育課は、教育総務課・指導課と並んでイベント主管課のひとつだった。

その初日の、夕方~夜にかけてのことだった。教育長を始めとする幹部職員が現地に残って、明日以降の対応を話し合っていた(ほかの教委スタッフは全員帰っていた)。主な論点は次のとおりである

□ 雨天の場合の中止ラインは?

イベント会場は維持できるのか?

□ 中止の際の広報手段は?

上記3点のうち、2点目がなかなか結論に至らなかった。イベント会場には、テント備品も野外展示物も並んでいる。風雨によって損傷する可能性があった。そして、2点目の解決手段提示したのがC係長だった。

彼は、「業務委託している会場警備員がいるでしょう。数十人。彼らにやらせましょう。折り畳み式テント(※鉄パイプではない)の屋根を低くする作業や、野外展示物の収納もです」といったことを述べた。

私は「それは契約内容に入っているのですか?」とC係長に問うた。すると、彼は「緊急事態です。契約内容にあろうがなかろうが、現場の指示に従ってもらわないと」と言っていた。

教育局長は「後で問題にならないか?」と聞いたが、「私の責任で収めます」と彼は返した。教育長に「本当にできるんだな?」と聞かれると、「問題ありません。警備の発注は当課です」と返していた。ここから先はうろ覚えだが、C係長は警備会社現場責任者と交渉を始めた。

夜7時頃だったか。私がトイレに行く途中で、社会教育課長とC係長、警備会社ロビー交渉しているのを見た。当然ながら、相手方は渋い反応だった。

私はそのままトイレに行って、また帰り際にロビーを通りかかったところ、「契約切るぞ。ええんか!?」というC係長の声が聞こえた。この人は、気分が高まると大体こうなる。

以下、会話を手帳メモしているわけではない。思い返してはいるが、やはりうろ覚えである

「切るといっても来年からね。今年はもう契約してるし。来年は、こちらの権限でほかの警備会社契約します。それでいいなら、あなた判断で断ってください。テント作業OKなら、これから私の責任で指示しますが」

「いや、でも。ちょっとの量じゃないでしょ? テントの数は何十個もあります。それをひとつひとつ、高さを下げていくんでしょ? それはもう――」

あなたが決めるしかないでしょ。責任者なんだから。この時間あなた会社上司がいるんなら電話で伺ってください」※このあたりから方言になる

判断ができません」

「毎年、あんたの会社契約しとるんやぞ。しっかも言い値で。本来なら正式競争入札せんといか金額やのに。こういう時のために、うちは権限使っとるんやぞ。官製談合みたいなこと、してやっとるんやぞ。俺らとあんたの会社のためを思って。で、上の人間電話するか、あなた判断で決めるかのどっちかや。あなたが決める場合は、契約切られても全部責任とるんやぞ」

「……」

「俺が責任を持つ。あんたが上司に怒られんようにする。後で言っとく。知り合いだから。頼む!」

「わかりました。指示をお願いします」

係長のこの判断が正しかったのか、誤っていたのか。今でもわからない。

結果だけ見れば正しかった。その夜は雨も風も激しかった。(鉄パイプ式でない)テントを張ったままだと、風雨で確実に潰れていた。テントや野外展示物を片付けるといった作業絶対必要だった。それを怠って、一般スタッフを帰した私たち幹部の落ち度である

手続き的には違法である。正しくない。警備会社ロハで使ってしまっている。C係長のことだから、きっと事後処理はうまくやったのだろう。あの後、彼やその上司処分を受けたという話は聞いていない。

個人的には、C係長の行いは正しかったように思える。実際、あの場面だとああするしかなかった。組織のために泥を被ってくれたとも言える。ただ、それが未来に繋がる行為だったかというと怪しい。

例えば、テント崩壊する未来を選んでいれば――教委事務局が「組織として学習」することができていた。それがいい未来につながった可能性もある。

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231216182406

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