はてなキーワード: 仕様書とは
CODE VEIN(コードヴェイン)というゲームがある。ゴッドイーターシリーズのスタッフが作ったダークソウルライクのゲームで主人公のキャラクリがかなりの完成度でできるのが特徴のゲームだ。
ゴッドイーターはバーストと2をやっていたので、オリジナルキャラの主人公もストーリーで喋ったりと重要な扱いを受けることは知っている。決してこのキャラクリに手は抜けない。まだやっていないが多分モンハンのような無言主人公ではないはずだ。
そんなこんなでコードヴェインをPCにダウンロードしてから一週間以上たってしまった。
キャラクリが終わらないのである。というかそもそも俺はキャラクリのような創造的な作業がとても苦手だ。
「これを組み立ててね」ってパーツとねじと設計書とかもらえれば大体の人よりは綺麗に組み立てることができる自信はあるけど、「これでなんか作ってね」と粘土を手渡されたら固まってしまう。なんも思いつかんから。
このグニグニの物体をどうしてやろうかという案が全く脳味噌に浮かんでこないから。
それで話が戻るけどコードヴェインのキャラクリが終わらないのである。終わらないというかそもそも始まらない。今回は思い切って女性キャラにしよう!というところまで決めた。でもその先が一切思いつかないから取り敢えずゲームの世界観を知ろうとすべてのPVと制作陣のインタビューとファミ通のゲーム発売前の記事を読んだ。コードヴェインの主人公たちは吸血鬼で血をテーマとした武器アクションをするらしい。世界観自体も赤黒い感じの色合いで進んでいくということまで分かった。キャラクリの手は進まない。
youtubeでキャラクターデザインの動画を見る。まず最初に仕様書を書いて簡単な特徴や性格、色合いを決めてから作業に取り掛かるらしい。ーーーーーふざけないでほしい。それができないんだけど???俺はどんな素晴らしいキャラデザを作るかという1→100にする方法みたいのは求めてない。どんなキャラをつくるかという0→1(あわよくば100)の過程を求めているのにそんなものはどうやら自然に浮かんできて当然らしい。キャラデザを勉強する人は作りたいキャラがあって、それをよりよくするためにキャラデザを勉強するんだもんな。俺のように普通の日常を暮らしていたら突然キャラデザをしなきゃいけない場面に遭遇したやつなんていないんだろ。その後もシルエットがどうちゃら言ってたけどもう自分の耳にはあんまり入ってこなかった。キャラの一部を大きくするとシルエットが特徴的になって良いらしい。
とにかく手を進めることにする。俺のように理屈をこねてばかりで何も作らないやつを”無産”というらしい。このままではいかん、ということでとにかく各パーツのなかで自分が一番好きなやつを選んでいく。
夢中でキャラクリを進めて40分くらい経っただろうか、ふと我に返ると画面に長身のむちむちの女性がいた。身長、豊満度のパラメータはMAXだ。でもおっぱいの大きさのパラメータは中の上くらい。俺は「それはフィクションだろw」ってぐらいのサイズ感の乳はあまり好みではない。現実的かつでっけえのが好き。
服もなんかどしゃ降りの雨の中走ってきたみたいなピチピチかつ反射がテカテカの下着みたいなやつを着ている。すっごいいかつい軍服のようなもの、ガスマスクのような口を覆うもの、いろんな選択肢があったが自分が選んだのはピチピチの濡れ下着だったみたい。
顔はどうなんだ顔は?顔はね、ちょっと下がり眉でおどおどした感じではないんだけど決して強気な性格ではない。そんな感じ。
だからさあ!!!一言でいうと人妻。人妻、作っちゃいました。エロ漫画の。仕様書「人妻(でっかい)」。
そうなんだよ。なんのクリエイティビティも持たない俺なんかに人体錬成させたらでっけえ人妻しか出来上がんないわけ。作り上げたときにやっぱ少し落ち込んだよ。だってでっけえ人妻が吸血鬼が戦う世界で主人公になれるわけないじゃん。いや百歩譲って「でっけえ女」、これならまだいい。巨大な武器を振り回したりする世界ですからしっくりくるよね。でも「人妻」、これがあかん。ほんまに。人妻は戦わせちゃいけないわけ。
え?戦う人妻もいる?? うるせえ!!!!!それは姉御タイプのやつだろ!!!俺が作ったのは下がり眉のタイプの人妻だから!!!
ようするにコードヴェインの世界観に合ってないと思うんですよ。どんなに優れたキャラデザでもやっぱり大事なのは世界観との調和だと思う。なのに俺はそれができない。世界観に合わせたキャラデザというものができない。どんな世界観でもムチムチの人妻を一体錬成して供することしかできないわけ。
結論から言えば、やはりソフトウェアエンジニアが一番向いているんじゃないですか。
鼻持ちならない気位が高いわりにざっくばらんな文章を書くなぁと感じますが、
等身大の自分を見て人々がどう思うのか率直な意見が欲しくて意図的にやっているんですよね?
出来るソフトウェアエンジニアには内面がこんな調子の人は多いのではないのでしょうか。
挫折についても、単に運がわるかっただけじゃないですかね。
簡単なタスクはあっという間に終わらせてしまうし、かといって難しいタスクだとあなたが分からなかったときに上司の側が教えることが出来ない。
あなたにタスクを振る上司は、あなたより優れたソフトウェアエンジニアであって、振るタスクのことを十分に理解していないといけないし、あなたの限界をきちんと見定めていなければならない。
インターンだとどうしても日常業務から外れた、〆切りがなく失敗してもダメージのないタスクを与えることになるので、お互い不幸な結果になってしまうことはあります。あなたには悪気はなく、十分努力はしたと思いますし、会社や上司も悪気があってしたのではないでしょう。まぁそういうことはあります。
まともな会社、まともな部門、まともな上司にあたればもうちょっと丁寧に導いてくれると思いますし、日本で10人みたいな仕事はそうはありません。あなたくらいのレベルだと、おそらく仕事は自然言語で書かれているが穴だらけの仕様書と、コメントのあまりない微妙だがそこそこの規模ソースコードを渡されて、不明な点を関係者(誰に聞けばいいかは必ずしも自明ではない)に聞いて埋めながら実装する、とかになると思っていて、多分それは出来るんじゃないですか?名前の出ている会社だともうちょっと丁寧な扱いをしてもらえると思うので、エンジニアインターンをやって自身を回復させるとよいでしょう。
別言語への書き換え、任せてさっとやってくれて、セキュリティなど聞くべき所を聞いてくれる人ってそんなにほいほいいるものじゃないですよ。がんばってください、いつか一緒に働けることを楽しみにしています。
結論から言えば、やはりソフトウェアエンジニアが一番向いているんじゃないですか。
鼻持ちならない気位が高いわりにざっくばらんな文章を書くなぁと感じますが、
等身大の自分を見て人々がどう思うのか率直な意見が欲しくて意図的にやっているんですよね?
出来るソフトウェアエンジニアには内面がこんな調子の人は多いのではないのでしょうか。
挫折についても、単に運がわるかっただけじゃないですかね。
簡単なタスクはあっという間に終わらせてしまうし、かといって難しいタスクだとあなたが分からなかったときに上司の側が教えることが出来ない。
あなたにタスクを振る上司は、あなたより優れたソフトウェアエンジニアであって、振るタスクのことを十分に理解していないといけないし、あなたの限界をきちんと見定めていなければならない。
インターンだとどうしても日常業務から外れた、〆切りがなく失敗してもダメージのないタスクを与えることになるので、お互い不幸な結果になってしまうことはあります。あなたには悪気はなく、十分努力はしたと思いますし、会社や上司も悪気があってしたのではないでしょう。まぁそういうことはあります。
まともな会社、まともな部門、まともな上司にあたればもうちょっと丁寧に導いてくれると思いますし、日本で10人みたいな仕事はそうはありません。あなたくらいのレベルだと、おそらく仕事は自然言語で書かれているが穴だらけの仕様書と、コメントのあまりない微妙だがそこそこの規模ソースコードを渡されて、不明な点を関係者(誰に聞けばいいかは必ずしも自明ではない)に聞いて埋めながら実装する、とかになると思っていて、多分それは出来るんじゃないですか?名前の出ている会社だともうちょっと丁寧な扱いをしてもらえると思うので、エンジニアインターンをやって自身を回復させるとよいでしょう。
別言語への書き換え、任せてさっとやってくれて、セキュリティなど聞くべき所を聞いてくれる人ってそんなにほいほいいるものじゃないですよ。がんばってください、いつか一緒に働けることを楽しみにしています。
非正規公務員の賃金が安すぎるみたいなニュースを見て、本当に非正規公務員の賃金が安すぎるのか考えている。
自分は新卒で役所の非正規職員になって、その後正規職員になり、最近民間に転職した。
非正規時代は時給980円くらい、月の手取りは12万円くらいだった。正規時代は24〜30歳まで働いたので、手取り17〜25万くらいだったと思う。
非正規時代は窓口と電話番、入力作業が主な仕事だった。厚労省管轄の何らかをやっていた。受付マニュアルは20ページ、システム入力マニュアルが30ページ、制度改正は毎年みたいな感じで、覚えることは多いわやることがやたらに細かいわでげんなりしていた。おまけに、窓口では怒鳴られる恫喝される精神的にヤバめな人に二時間絡まれるみたいなのが日常茶飯事だった。そうなってくると、「こんな大変な思いで月12万でボーナスも出ないの、ブラックでは?」と思っていた。正職員は電話には出ないわ窓口には出ないわで、「サボってお金もらえていいご身分ですね!」といつも思っていたし、非正規のベテランのおばちゃんが正職員に怒鳴り散らしてるの見て、いい気味だくらいに思っていた。
翌年に正規職員の登用試験に受かって、内部事務系の部署に配属になった。入社して早々にやったのはシステムの入れ替えで、システム構築自体が初めてだったので、半べそかきながら夜遅くまで仕様書やら設計書やらを書いた覚えがある。なお、特に引き継ぎはなかったし、先輩は別の仕事をしていたので頼れなかった。ハンコを押す角度まで書いてあった、窓口の分厚いマニュアルが恋しかった。正規公務員はジェネラリストであるべき、みたいな雰囲気がある役所だったので、これ以外にもお茶出しからイベントの企画運営、議会対応、結構何でもやった。その他にも、地震や台風が来れば徹夜で避難所に立ったし、選挙も国勢調査の集計もやった。大きな台風の日、家族が心細がってるのに一人で避難所に行くのは心苦しかった。そういうのに非正規公務員は当たらないのが羨ましかった。胃をキリキリさせながらも、自分が非正規時代に「正規公務員はいい身分」と思っていたのが後ろめたくて、すごく生真面目に仕事をしていたと思う。そうなると、これだけしんどい思いをするのが正規職員なら、やっぱり非正規職員は980円で妥当では?と思うようになった。
非正規→正規の公務員を経験して、今はさらに民間から見ると、確かに非正規公務員の賃金は安い。例えばどこかの契約社員になるとか、派遣をするとか、そういう方がよっぽど儲かると思う。ただ、それでも非正規公務員でいたいのは、休みが取りやすいとか、残業がないとか、自分のようにいつか正規公務員になりたいとか、いろんな思惑があるからだと思う。身分が不安定だー、とか、賃金が安すぎるーと嘆くなら、民間に行くなり死ぬ気で勉強して正規職員の登用試験を受けるなりしてもいいんじゃないの?と思う。小さい市町村なんか定員割れが続いてて、採用年齢を大きく引き上げているところも多いわけだし。
https://comemo.nikkei.com/n/n1c9103c81c79
もともとマイナポータルは日本を代表するITベンダーと通信キャリアの3社が開発したんだけど、大臣からの叱責を受け「ちゃんとお金を払うから直してよ」って見積もり依頼したところ「無理です。電子申請にはActive XかJavaを使うのが常識で、それを簡単にするなんてことは技術的に不可能です」と逃げ出されてしまった。国際的な通信網を運用したり、世界一のスパコンを組み上げるよりはずっと簡単なはずで、大臣の手厚いサポートで億単位の予算を用意したにも関わらず本当にケツを捲られた。これは役所の調達としては極めて珍しいことで、自分たちが納品したシステムが調達仕様書に定めた要件を実現できず、それが社会問題となって新聞に大きく載り、大臣が直接叱責するほどの大事件となって、それでも全く責任を取らずにケツを捲るというのは、日本を代表する一流企業の公共営業部隊が常識的にはやることではない。
たまたま並行して給付金オンライン申請で世間をお騒がせした「ぴったりサービス」の開発が走っていて、そちらでも同じ課題に直面することが分かっていたので、担当している別の日本を代表するSIベンダーさんと相談したところ「全く技術的な見通しは立たないんですけれども、やり方を一緒に考えてくれるのであれば何とかしましょう」と引き受けて下さったことで、何とか開発をスタートすることができた。
マイナンバー中枢システムはNTTコムなど「大手5社連合」が異例の落札、114億円で
https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20140331/547394/
NTTコミュニケーションズを代表とし、ほかにNTTデータと富士通、NEC、日立製作所が参加するコンソーシアムが落札した。
マイナポータルは、マイナンバーカードを保有する国民・外国人住民の利用者向け行政サービスとして位置付けられている。富士通を代表者とする国内ベンダー3社のコンソーシアムが、2014年12月から開発に着手している。
https://www.nttdata.com/jp/ja/case/2018/032801/
行政機関が保有する自身の個人情報の閲覧や、行政機関等から送信されるお知らせの確認などが行えるポータルサイト「マイナポータル」の運用が2017年1月よりスタートした。このマイナポータルにおいて同年7月より提供開始されているのが、電子申請サービス「ぴったりサービス」である。
一味になるまで教育委員会は私にとっても遠く謎の組織だった。そして一生,縁遠く生きるつもりだったが悲しいことに一味になってしまった。
悪の組織のメンバー構成は,親玉の教育長を筆頭に教員が指導主事として教育委員会に配属されるのとその市区町村の行政職員が教育委員会に配属されている。他にも非常勤の教育委員とかいるが,メンバー的には謎の人員はおらず,みんな普通の公務員でしかない。私はもともとWeb業界界隈にいて、Uターンで地方の小規模都市の行政職員になり教育委員会に配属された。で,超絶ブラックだった。
新型コロナ関係でイベントが減ったからまだ去年はイベントがなく土日の動員がないけども,それまでは土日にたいてい教育関係のイベントがありそれに対応。土日の出勤手当など付くはずもなく代休処理される。代休はどんどん溜まっていき,おかげで年間を通して有給休暇を1日も取らなくて済む。
今年の3月からは本当に悲惨だった。それまでも月50時間以上は残業していたけど、3月から休んだのは家庭のやむを得ない事情と体調を崩した4日だけ(いずれも土日)。平日も0時近くまで残業して月150時間以上(色々控除済み)の残業。各種新型コロナ対策の処理やGIGAスクール構想,さらに4月からは謎の人員減に見舞われた。
前述のように残業代は申請しても休日出勤は勝手に代休にされるので実質サービス残業。仕事が終わらないから土日も働いているのに代休分を休まなければ1ヶ月だか2ヶ月で休む権利は消滅。割増になる深夜残業代も自動でなかったことに。まぁ上司から残業申請を減らすよう言われないだけ相当恵まれているけども、そのうち人件費の予算が尽きると「もう残業つけないで」と悪の組織の中枢である行政側の総務課のお触れが来る。
1ヶ月全く休みが取れなくなり私自身に起こったことは,体に変調を来したのと仕事以外の判断が面倒になったこと。
前者は、私の場合は尿道炎か膀胱炎ぽくなり食欲がなくなって痩せた。「ぽく」というのは病院にも行けなかったので市販の薬で治したので正確なところは分からない。排尿するときに痛みを伴ったからそうなのだろう。食欲の方は,食べたい物がなくなった。と同時に食事を選ぶのが面倒になった。食べたいものがなんだか分からないから,選ぶのも面倒。だから,何か食べないととコンビニに行っても面倒になって何も買わずに帰ってしまうこともしばしば。効果抜群の過労ダイエット。さすがにまずいだろうと今は野菜スープを大量に作っておいてそれを飲み込んでいる。濃い味が受け付けなくなったから,余計にコンビニのお弁当や外食が選択肢から外れて食べるものがない。
後者は、食事の件と同じだが考えることをとにかく放棄したくなる。仕事以外で誰かに何か聞かれても「任せる」としか言えなくなる。思考が停止してしまい考えられない。プライベートで「忙しいだろうから」ということで声がかからなくなったけども、実は私の対応が悪いからなんだろう。考えるのを放棄した結果、とりあえず値段を考えずに必要そうと思った物を買う浪費癖がついてしまった。考えることを放棄しているから無駄なものを買っても後悔すらしない。ブラック企業から簡単に抜け出せないのは仕事以外で思考するエネルギーを奪ってしまうからなんだとよく分かった。
東京にいた時もそれなりに激務だったけど、「これが終わればひと段落」という未来があったけど、今はその未来がない。処理する数倍の速度で仕事が増えていき、取り繕うだけで精一杯。仕事をしているだけで泣きそうになってくるのは初めてで我慢するのがつらい。
そんな数ヶ月を過ごして分かったのは,職場の人たちは個人的に心配はすれど解決のために動いてくれる人はほぼいないということ。そして,病人か死人が出たところでそういった状態にさせた悪の中枢の人たちは責任を取らないということ。各課の人数を含めて人員配置は教育委員会が決めているわけではなく行政側が決めている。だが,仮に何かが起きたとしても教育委員会の問題となり行政側は表に出ることはない。
彼らは自分の都合のいい方向にすすめるため,実態と合わないのもお構いなしに自分たちにとって都合の意見を言う人物を重用しその意見を採用する。何かあれば「誰々がそう言ったから彼らに聞いてくれ。」となる。普通に考えれば,そんなトカゲの尻尾になりたがる人はいないと思うけども人の虚栄心というのは面白いもので喜んでそのポジションに付きたがる人がいる。そもそも,よほどの問題が起こらない限りは立場の弱い部下や他の部署が疲弊させられるだけなのでリスクは低いのだろう。
話がそれてしまったが,彼ら悪の中枢の現場を知ろうともしない無計画さで私達は疲弊し地域の教育が疎かになり子どもたちの教育水準も落ちていく。「人がいなくて出来ないなんて外部には言えない」と悪の中枢から言われたのには心底腹がたった。それをどうにかするのがあなた方の仕事ではないのかと。だが,どうにもならない。組織的な余裕のなさは新たな仕事が増えないよう,つまり問題が起きないようにすることが僅かに残ったモチベーションとなり学校も世間からずれた制約・ルールを生んでいく。子供のためのルールではなく大人のためのルールで学校が運営されてしまう。教育委員会側の人間がこんなことを言ってしまうのは心苦しいけれど,(少なくとも私の自治体の)お子さんをどうか可能な限り私立の学校に行かせてあげてほしい。公立の学校の先生方も(人によるが)とても頑張っている。けれど,私は子供ができたとしても公立学校には絶対に行かせたくない。
文科省にお願いしたいのは,GIGAスクールだなんだ言う前に申請や手続関係をデジタル化してほしい。
一番ひどいのが教科書事務執行管理システム。ググれば出てくるから興味のある人は見てほしい。児童生徒への教科書は国が無償提供していて申請システムになるのだが,マクロをごりごり使ったエクセルで出来ている。教科書を配るだけのシステムだがマニュアルは189ページもある。
エクセルで必要数を入力して印刷して教育委員会に送り、教科書取扱業者へ。さらに、どの児童生徒に何を配布したのか入力していく。全国の各学校にこのエクセルを配布して、担当の先生が入力しているのだけど、ちょっと手順を間違えるとエラーが起きてバグるんだけど表面上はわからないし、わかりづらい。
オンラインのシステムじゃだめですか?むしろこういうのにマイナンバーを使う方向に持っていけないのだろうか。こんなのを全国の先生が使って時間を無駄にしていると思うとやりきれない。教師の労働時間短縮というならこういうとこから始めてくれませんか。そしたら教育委員会も余裕が出て学校を支援できるようになる。ただ,COCOAと一緒でまともな仕様を書ける人が文科省にいるとも思えないけれど。
GIGAスクールにしたって地方の自治体はやりたくても余裕が全くないんですよ。国が色々な補助を出してくれているんだけど、それに手を挙げる余裕すらない。手をあげれば補助金申請、仕様書作成、入札、業者との調整と仕事が増えるだけで,さらに疲弊するだけだから。とはいえ,全国的に一斉スタートとなったGIGAスクールの威力は絶大で(実情を理解されない)議員からありがたいことに多くの質問が来てまた疲弊させられる悪循環。もともと4年だか5年計画のものをコロナの影響で1年に縮めたのは余裕のない自治体にとって,いくら子どもたちのためとはいえ悪手だったのではないだろうか。
あと、教育委員会や学校への調査物の上限を決めていただけませんか?その上限を文科省内でやりくりしていただけませんか?通知や調査物で学校も教育委員会がその業務に追われるって本末転倒だし,おそらく文科省自体も集計やらで本来したいことを出来てないと思われるのです。
教育こそ地域の活力になるというモチベーションで頑張ってきたつもりだけれど,活力どころか衰退に手を貸している本当に悪の組織になってしまってこの組織から早く足を洗いたい。