はてなキーワード: ひろみちゅとは
反撃でぶち殺されるに決まってるのに。
書きぶりからしてChatGPTとかAIに聞いてそうなんだよな。
ChatGPT特にセキュリティ周りの情報がクソで。なんで買って言うと世の中にはセキュリティ企業のクソアフィ文章が溢れててそれで学習情報が汚染されてんのな。
セキュリティ煽るのが仕事で、嘘とか紛らわしいエッジケースとか、この世に存在しない机上のインシデントとかの文章でwebが汚染されてるせいで、ChatGPTもクソみたいなセキュリティ知識の応答してる気がする。
全然セキュリティの要件満たしてない妄想の産物みたいなのが多い。
完全には防げない。とか、とはいい切れない。みたいなエクスキューズかマシまくるんだが、完全に防げないケースや言い切れない場合はどういったケースが考えられるか?みたいなのを激詰めすると、最終的にそのようなセキュリティインシデントへの到達プロセスはありません。みたいに謝るんよね。
Web自体がすでにセキュリティ情報錯綜しているせいで学習情報汚染されてて狂ってる感じがある。
ずっと忘れていた。
いや、脳の奥に生乾きのかさぶたのようなものがじっとりとこびりついて、ふとした時に思い出したりはしていた。
なぜだか、それが昨日になって出てきた
百子はJava言語の技術者だった。いや、技術者か分からないがJavaを学ぶ25歳の若い女性だった。
当時Java言語はJ2EEの登場により大きな注目を集めており、エンタープライズ用途で稼働していた業務系アプリケーションをWEBベースのJavaアプリケーションへのリプレースする事が大きな需要を生んでおり、VBやDelphi又はバックエンドとしてのCOBOL等で活躍していたエンジニアは技術転換を求められていた
現在も大して変わらんないかもしれないが、業務系エンジニアにコンピューターサイエンスを学んだ者は少なかった。
文系出身で(数学としての)関数や代数もちゃんと理解しているのか怪しいような者も数多く居り、当然ながらオブジェクト指向言語に戸惑う者も多かった。自分がそうだった。
当時の技術コミュニティはいくつかはあったが、古くからあったがどれも敷居が高かった。
fj.comp.lang.* (ネットニュース:現在と意味が異なる)は正当な技術者も多かったが初心者が書き込める雰囲気が無かったり過疎っていた。ニフティーサーブやPC-VAN等のパソコン通信(当時既にサービス名が変わっていたかもしれないがみんな昔の名前で読んでいた)をベースにしたものは歴史があったが、老害が偉そうにしているフォーラムも多く、やがて廃れていった。
そうした中で初心者も熟練者も和気あいあいと活発な議論が行われていたのが、JavaHouseというメーリングリストのコミュニティだった。
主催者は現在インターネットセキュリティの大物左翼として時折世間をビビらせまくっている、ひろみちゅ先生こと高木浩光氏。当時既に産総研の研究者になっていたとはいえ、あくまで個人が手弁当で運用していた。無料で誰でも自由に入退会ができるコミュニティであり、他に行き場のなさを感じた初心者のJavaエンジニアたちにとって大きな心の拠り所となった。
でも百子が注目された事があったのだ。
当時は適切な印刷用の整形ソリューションが無く比較的頻繁に挙がっていた話題で、
百子も同様に苦しんでいた
するような方法が、現時点ではり一ゾナブル
かとも思います。
ドラえもんのようなひらがなとカタカナを組み合わせたチャーミングな文体でその焦りを徹底的かつ高度に表現していた。
しかしこの議論中に問題が起こる。JavaHouseに障害が発生しメールが配信されない事象が発生したのだ。
NFSで他のサーバーにマウントしていたが不要と思われたNFSサーバーのデータを一部で参照していたため処理が行えなかった、応急的に対応したが根本対応を後日行うと管理者の高木浩光は告げた。
しかし、議論が途切れた事を不安に思った百子は高木浩光に直接確認を行った。返事は帰ってこなかった。
> This Message was undeliverable due to the following reason:
> The user(s) account is temporarily over quota.
というエラーで戻ってきました。
いろいろとご心配のようでしたので(その内容については書きませんが)、迅
速にお返事を差し上げる必要を感じておりますが、上記の通りでは、連絡の取
り様がありませんので、やむを得ず、お返事を差し上げた事実をここで示させ
ていただきます。
まるで百子に非があるかのように。
恥ずかしさと悔しさで真っ赤となった泣き顔の百子を想像することは難しくない。
次はインスタンス生成時のコストに関する伝統的な議論であったが、
その流れで議論とは関係が無かったが百子はやりとりのマナーについて言及した。
議論をしていた者たちは本質的では無い指摘に形式的な謝罪をしたが、
高木浩光だ
そんな慣習はありませんよ。
きっと百子は憤然たる思いを抱えたに違いなかった
最後に決定的な事が起こる
先日の障害の復旧のためメンテナンスのためサービスを停止すると高木浩光が予告した。
百子はさんざん煮え湯を飲まされてきた高木に対して
以下ちゃちゃです。
全サービスが利用不可というのは、大変なことでしょうに。
以上、ちゃちゃでした。
挙げ句Javaコミュニティを自分で立ち上げてみてはどうかと言う者まで現れた。
か弱く繊細で思いやりのある儚き百子が、このような嘲りに耐えるのは致命的な苦痛だったに違いない。
百子は精一杯の力でJava界の将来についてその想いを書き綴った
私が恐れているのは、恐怖の日が襲い、対応の行動が遅すぎる前に
協議を行って欲しい、ということです。
別れは突然訪れた
「百子の夫です」
技術コミュニティに相応しない短い件名の投稿は衝撃的なものであった
私の妻百子は11日に進行性癌に伴う急性心不全で永眠いたしました
25才でした
医師の診断をもらったとき私たちに残された時間は1ヶ月というものでした
毎日が恐怖でした。、
なんという事だ!こんな悲劇があってよかろうはずがない!
しかもあのプりントアウトの話をしていたときには余命を悟っていたのか。
自分は打ちのめされた
そしてさらに衝撃的な事が続く
百子は先週からふさぎがちになっていました
聞くとブー様とうまくいっていないのではないかということでした
百子はずいぶん前からたびたび高木という男の名を出してひとりでジャバなる
パソコンを動かし一人で全部やってのけているのだと絶賛しておりました
おのれ高木さんめ!いや、ぶー様め!
百子の心に闇で満たしたという事か。
悔しくてウイスキーをストレートで何倍も痛飲し、この辛い出来事を忘れるように努めた。
自分はアプリケーションのプログラミングをする事もすっかりなくなっていた。
数年に1度くらいフッと湧き上がってくる事があったが、すぐに忘れようとした。
しかし、昨日はなぜ、菊池百子を思い出したのかずっと考えていた。
ずっと、ずっと
愛していたんだと思う、百子を。
直接会ったことはないし、見たこともない、投稿の文面の文字でしか見ていない、直接のメッセージのやりとりもしていない、だけど確かに自分は百子を愛していた。
雅人よりもずっと。
ぶー様よりもきっと。
Rest in peace, I love you.
https://web.archive.org/web/20091027013532/http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/052276.html#body
「エンドユーザー・元エンドユーザーがあまり大っぴらに騒げない」点につきる。
騒ぐことで、マッチングアプリ利用者であることをカミングアウトしてしまうからだ。カミングアウトすることで、この人は他の出会い系アプリも使っているのではないか?P活とかもやってるのではないか?という疑念を交友関係がある人達に対してもたらしてしまう。だから少なくとも実名を出した状態で「Omiaiで自分の個人情報が流出した」とは騒げないのだ。
そうなると匿名の状態でのぼやきか、セキュリティにある程度詳しくてそれを対外的にも公言している(ここ重要)人がブログやSNSで触れるしかなくなってしまう。ふだんITセキュリティに触れてない人がOmiaiの件について触れると、「お前もOmiaiユーザーか?」という疑念をかけられ、同じように変な疑念が発生してしまうので、積極的にこの事案に触れることも憚られる。高木浩光氏がOmiaiに触れても「ひろみちゅの突撃キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」で済むが、そこらのITライターやインフルエンサーが下手に触れたら「お前Omiai使ってたの?」と突っ込まれてしまう。
ひろみちゅ氏は、対応する鍵との組み合わせて不正な番号との違いを判断する、もっと桁数の多い番号を使う事を改善案としていたが、電話先で間違えずに伝えるのとか、他の弊害もありそうだとは思った。
マイナンバー案も使えば使ったで、「番号の判らない弱者」みたいな言い方で批判もやるんだから、適当に見切りをつけてやるしかないんだろうとは思う。
https://anond.hatelabo.jp/20210517234543
「ひでえ」とは言うんだが、あれ、接種券やその配られ方そのものが、あまり予約システム化した場合の対応について考慮されていないので、あの仕様になったのもどうしようもない。
流石に年齢チェックとかは・・・・・・とは思いはするが、あんまり意味のないチェックではあるしな。
他の会場で予約しても予約出来る、というのは、ちょっとシステム連携は難しいし、コストを考えるとやるべきでもない。
通常の予約システムは、イベント毎に大きければ1万人くらいの人を受け付けるというシステムになるのだが、今回の予約はそれを毎日分で処理するという形になるし、他の接種会場は自治体規模によってはそれが月2回とかそんな感じになる。千を超える自治体間とかで連携するのは、不毛でもあるし。
そもそも、自治体単位でやってるのであれば、全国規模で連携する必要もないのよ。一自治体の中の予約システムで弾けばいいだけなので。
東京や大阪が異例な接種会場を設置した為に、厄介な事になっている。
とは言え、自治体内で閉じているシステムであっても、なんでかシステムダウンしていたりするのだけど、多分予約受付とかの更新と予約参照の照合とかのDBアクセスがあまり工夫されていなくて厄介な事になっていると思われ。そんなシステムが連携とか出来る訳もないしなー。
生年月日のチェック機能は、今後を考えるとたるい。あの大規模接種会場用だもの、当然ながら発注時には「年齢制限等を切り替える設定を盛り込め!」とかってやってないと思うし。そもそも接種券の発行時点でセレクションされていて、それが高齢者な訳だし。
桁数チェックはあってもいいけど、やれるのそこまででしかない。なお、東京会場の場合には関東近辺の人が中心だと思うが全国の自治体のコードかどうかチェックいるのかねえという気がする。本来、接種番号には余裕を持った桁数でチェックデジットとか入れつつやって、関数で誤入力チェック出来るようにはしておいてほしかったが、今更だしなあ・・・・・・
予約時に本人照合とか要らないんじゃね?とか割り切ったシステムだとは思う。ただまあ、二重登録はボケた爺さんとかやりそうなんで、そういう「予約した人がこねえ問題」は別途対応した方がよさそうだなあ。
なお、これ高齢者だからではなくて、大規模にやると必ず予約をすっぽかす人は出て来るし、そのあたりは柔軟にしてほしい。
いっその事、お上から接種会場や接種日時割り当ててもらった方が楽なんだが・・・・・・流石に用事としての優先度は上げるからさあ。まあ、一定人数接種拒否する人がいるから、意思確認含めて予約としたい気持ちは分かるけど。結構な人数予約が難しいとかで離脱しちゃうんだよな。
あと。
マスコミ、試しにシステムなぶってみたとかはいいんだけど、そういうチェックに意味があるかとか含めてもう少し記者も考えてほしい。
ハッキリ言って雑なんだけど、でも雑に予約するシステムだ、って割り切って使うものだと思ってほしい。
で、雑だよ、って話を、予めリリースとともに説明つけておいてほしいな開発側も。予約システムに個人識別とかはないんだけど、接種会場ではある訳で。
こんなやっつけの予約システムで、うっかりマイナンバーカードでの認証とか使ったら、むしろボロい予約システムがハックされた時に個人情報を引き抜く踏み台にされるので、これはこれでいいと思う。
政府向けシステムに関わったことがある身からすると、政府向けシステムの話をするときに前提として知っておいてほしいことは、住基ネット最高裁判決に「現行法上,本人確認情報の提供が認められている行政事務において取り扱われる個人情報を一元的に管理することができる機関又は主体は存在しない」という骨子があること。これによって政府向けシステムは個人情報を一元的に管理できず、個人情報は各自治体で分散管理しかできない。この文面でググれば政府がどれだけこの骨子を気にしているかは分かると思う。
今回の話は「国民マスターテーブルを持たずに認証するにはどうすべきか」という政府向けシステムで常に挙がる課題で、良いアイデアがある人は政府に提案しにいってほしい。個人情報保護法の目的外利用に違反しない上で。
これをできるのは自治体のみで防衛省はできない。防衛省は国民の住所氏名を知らないのではがきを送れない。防衛省に限らず、どの省庁も国民の住所氏名を一元的には知らないので、政府はできない。
かなり難しい。上の骨子により防衛省が個人情報を一元的に管理することができないので、最高裁判決とは条件が異なることを主張しないといけない。たとえば「都市圏だけなので一元ではない」とか。それに国民や野党が納得するかどうか。これがひろみちゅの言う「政治的にそう言えないというのはあり得るが、乗り越えなければならない」課題。
これで良いなら予約システムなんていらないけど、密を作って高齢者に何日も前から徹夜で並ばせるのが今のシステムより良いと思う?
政府が使える一元的な情報はマイナンバーしかない。マイナンバーカードを読み取れる人だけが利用できる予約システムなら認証できるけど、自治体のネット予約さえ高齢者には使えないと叩かれているのに「マイナンバーカードとリーダーが必要です」なんて要件で作れるわけがない。そもそも「短期間に多くの人に接種させる」という目的にもそぐわない。
各自治体の予約システムがAPIを持って防衛省が接種券番号の有効性をAPIで確認できれば認証できるけど、首都圏だけで200以上ある自治体がばらばらに調達しているすべての予約システムに高負荷でも落ちないAPIを共通仕様で緊急で作らせれる必要がある。けど、そんな体力があるならば自治体の予約システム自体が落ちないようにすれば良いわけで、大規模接種自体が不要かもしれない。
個人情報を一元的に管理することができる機関を立法すればできる。けど、そんなものは「たった1年」じゃ作れない。マイナンバーと住基ネットに何年掛かったと思っている?「パンデミックという緊急事態なので防衛省が高齢者の個人情報を一元的に管理することができる」世界は「戦争という緊急事態なので防衛省が20代30代男性の個人情報を一元的に管理することができる」世界につながっていることを理解した上で、国民はこの法案に賛成できるのか? できるなら、良くも悪くも政府向けシステムの将来は大きく変わる。
結局、「国民に行政サービスを直接提供するのは自治体で、そのための個人情報を持っているのも自治体。政府は自治体を支援する」というデザインですべてが作られている日本において、菅の「政府主導でのワクチン接種」というアイデアの実現がそもそも無理ゲー。出生届や転入届を出すのは各自治体、運転免許の番号を発行しているのは各都道府県公安委員会。政府は国民の個人情報が一元的に入った共通データベースをどこにも持っていないから管理できない。従来通り、政府は自治体の支援に特化するべきだった。
中国みたいな管理国家に日本はならないという選択を国民がした時点で、この予約システムでの認証の実装の難易度は相当高い。ウイルスとの戦いに強い国は戦争にも強い国で、「人間にせよウイルスにせよ、敵との戦いに勝つために国民は政府にどれだけ一元管理されてもよいか」の総意を国民が取らないといけないので、マイナンバーや住基ネットの実績を考えると1年くらいの準備期間じゃ、みんなが期待している認証をこのシステムでは実現できない。
チェックデジットがないことで誰かの誤入力で自分の予約ができない確率が上がっているのは残念。ただ、発券しているのは各自治体なのでチェックデジットをつけられるのも各自治体なので、開発会社も防衛省もやれることはない。誰なら事前に自治体に統一仕様で作らせられたかというと厚労省だけど、接種券の仕様が決まったあとに大規模接種の話が出てきたので事後諸葛亮。こんなこともあろうかとチェックデジットの指摘が事前にできる勘が良い人がいたなら、たぶん落ちない予約システムの作り方の指摘も事前にできただろうから、大規模接種自体が不要だったかもしれない。
現状でもreCAPTCHAでBot対策されている。reCAPTCHAを越えて大量予約するやつは悪意があるので逮捕で良いでしょ。
できた。でも、接種券番号のバリデーションができない時点で大した意味はない。入力フォームの電話番号にSMS送って電話番号全体の有効性を確認することはあっても、市外局番の存在有無だけをバリデーションするなんてことしないでしょ。入力された市外局番と市外局番マスターを引きあててバリデーションをしている者だけが石を投げられる。
防衛省は生年月日の正しい情報を持っていないので、この数字に大した意味はない。たぶん予約キャンセル用のパスワード相当、当日の誤入力を見つけるためのヒントくらいの意味しかない。「パスワードを設定してください」でも良かったんだけど、高齢者には難易度が高いと思って生年月日にしたんだろう。秘密の質問みたいなもの。あなたの母親の旧姓が本当に正しいかどうかにシステム側は興味がないのと同じくらい、この生年月日が正しいかどうかに大規模接種予約システムは興味がない。
いまだに具体例が出てこないので、多分ガセ
異なる市町村番号+同じ接種券番号+異なる生年月日でログインできないことで接種券番号だけがユニークと主張しているけど、ログインできない理由はそれだけじゃない。たとえば2-123,5678がすでに登録されていることをこの人は知らない状況で、この人は1-123,1234でログインできるけど、2-123,7890はログインできない。システムとしておかしくない。
よくあるコメントに返信。
法律は素人のシステム屋なので、この指摘は正しいのかもしれない。一方で「個人情報とは個人を一意に識別できる情報のことを指すもの」というコメントもある。私には判断できないけど、仮に個人情報ではないとすると、
かなり難しい。上の骨子により防衛省が個人情報を一元的に管理することができないので、最高裁判決とは条件が異なることを主張しないといけない。たとえば「接種券番号は個人情報ではない」とか「都市圏だけなので一元ではない」とか。それに国民や野党が納得するかどうか。これがひろみちゅの言う「政治的に(『接種券番号と生年月日は個人情報ではないので一元管理します』とは)言えないというのはあり得るが、乗り越えなければならない」課題。
が正しいのかもしれない。住基ネット最高裁判決によって政府向けシステムに認証機能をつけることは想像以上に難しいという趣旨は変わらないけど、悪いのは菅じゃなくて「個人情報ではない」で突っ張れなかった防衛省なのかもね。いずれにせよ「認証すらまともに作れない技術力」から「接種券番号は個人情報なのか」に議論が高まってくれれば書いた甲斐があった。
VRSってのは各自治体の接種会場で使われているバーコードがなくてOCRが必要なことで有名なシステム。OCRは置いておいて、VRSは一元管理していない。 https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/vrs_overview_210506.pdf の6ページ目に書いてある。
>市区町村ごとに区切られて保存されており、個人の記録は、接種券を発行した市区町村が確認できます
国民の接種率が重要指標なんだからDBは1個にしたほうが便利なのに、「あえて」区切って保存している。また、個人の記録は各市区町村しか確認できい、つまり串刺しで全国民の個人記録を見られる人はいないと書いてある。そんなわけでVRSは「政府は一元管理していません」に気を使っていることが分かる事例。
チェックデジット理解してる? チェックデジットは善意のユーザが一桁ないしは隣り合う数字をtypoしたときに誤りであると計算で判定できるだけで、悪意のユーザを防ぐ性質のものではないよ。誤登録の防止にはなるが、悪戯での架空番号の登録を防止できるものではない。
接種券番号の有効性確認せず何でも受け付ける以上は、Luhnアルゴだろうがdamm法だろうがチェックデジットを悪意のユーザ側で算出して付加すればいいんだから。
接種券番号の採番及び管理の運用の誤りは既に散々指摘されており、ひろみちゅ先生が言うとおり一年前の自治体での接種業務のフローを厚労省が検討する際に原因はある(ただそのタイミングでは各自治体での接種が原則で、それに基づく業務フローを決めていたので、防げたかというと怪しい)ので、システムの問題と言うより業務フローの問題。
そのtableが存在していたりすぐに作れるなら、こんな簡単な云々の指摘は最もなんだが、それが存在しないし作るのに膨大な負荷を要するのでこんなことになってるんだよなぁ(だからひろみちゅ先生もシステム自体に関しては「これはしょうがない」となる)
組織が出した見解を信じた人に「私は組織内の人間だけどこの見解は間違い、デタラメ言うのやめてもらえます?」ってイキるの意味わからんやん
怒ってイキる先は見解だした身内であってそれを信じた外部の人には「うちのもんがデタラメいって申し訳ありませんでした」って謝罪であるべきちゃうの?
というかシンプルにマスコミは専門家のコメント裏取したうえで報じてくれればいいんだけどな。
セキュリティ上の問題だったら徳丸先生でもひろみちゅこと高木浩光先生にコメント取ったうえで報じればよいし。(まあ今回はそこまで取ってしまうと、「仕方がない」となってしまうので聞けないわけだが)
実行した場合の法的問題もそれこそ下記共同通信の記事のように弁護士がいくらでもコメントしてくれるだろ。
https://this.kiji.is/767295272963997696
記者は取材のプロであっても専門的価値判断のプロではないって話ないので、ちゃんとそこは詰めてほしいわ。きっかけは庶民感覚でも、庶民感覚で記事書いて終わりというのは素人だよ。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 109 | 14551 | 133.5 | 57 |
01 | 83 | 10345 | 124.6 | 43 |
02 | 34 | 5286 | 155.5 | 76 |
03 | 39 | 4085 | 104.7 | 46 |
04 | 63 | 5246 | 83.3 | 68 |
05 | 80 | 4931 | 61.6 | 46 |
06 | 19 | 3223 | 169.6 | 49 |
07 | 60 | 9865 | 164.4 | 49.5 |
08 | 77 | 7429 | 96.5 | 26 |
09 | 191 | 14529 | 76.1 | 39 |
10 | 194 | 14211 | 73.3 | 43.5 |
11 | 186 | 16662 | 89.6 | 45 |
12 | 166 | 15917 | 95.9 | 37 |
13 | 135 | 8173 | 60.5 | 33 |
14 | 199 | 13742 | 69.1 | 34 |
15 | 167 | 14155 | 84.8 | 38 |
16 | 176 | 15285 | 86.8 | 36.5 |
17 | 192 | 15347 | 79.9 | 36.5 |
18 | 126 | 13863 | 110.0 | 41 |
19 | 142 | 17051 | 120.1 | 30 |
20 | 175 | 13820 | 79.0 | 33 |
21 | 134 | 9048 | 67.5 | 23.5 |
22 | 94 | 12778 | 135.9 | 44 |
23 | 120 | 19235 | 160.3 | 54.5 |
1日 | 2961 | 278777 | 94.1 | 39 |
SQLインジェクション(8), 新安(4), 保法(4), 水からの伝言(4), ひろみちゅ(22), セックル(3), 高木先生(3), 徳丸(4), カイドウ(4), usagi(5), ガザ地区(3), ベーシックインカム(25), 接種(53), 予約(64), 文法(11), 飼う(11), 所得税(11), 番号(20), ひろゆき(12), 処女(26), ワクチン(93), 学術(16), 権威(13), システム(96), 共産党(17), 大規模(15), ウマ娘(24), マスコミ(22), 弱者男性(72), IT(36), 科学(19), 救わ(20), 政府(60)
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だからこの件の業務フローの設計で本来指摘を受けるのはシステムベンダーでも防衛省でもなく厚労省なんだよ。接種業務フローを所管してるの厚労省なので。
その段階では自治体の既存の接種管理システム使う前提だった結果の自治体での採番で、国が主体の接種形態が出てくるのは想定外だったという回答が出てくるだろうが。
あとは自衛隊使って加速することを考えたのが果たして適切か(結局このような仕様面での制約が生じるので)という問題で、そこは各人の政治的判断。ひろみちゅ先生なんかは接種を進めるのが最優先として、あのスタンスを取ってる。
まさかひろみちゅ先生のツイートに対して、バランス感覚あるなーと思う日が来るとは思わんかった。(「ばかをいえ。いつもの平時からの啓蒙の段階ではない。これは有事だ。平時の啓蒙では、将来に良くない設計・実装が広がらないよう防止していくことが求められるが、パンデミック有事の今必要とされていることは、とにかくワクチンを投与するというゴールを実現する運用だろう。」あたり)