はてなキーワード: 有効とは
これどうなんだろう
チケット制ってのが若干うさんくささを感じ始めているが、だれか判断してくれ
AnotherADdressには、「レンタルチケット」と「配送チケット」計2種類のチケットがございます。お客様はチケットを使って、アイテムをご注文いただきます。いずれのチケットも、プランに含まれるほか、マイページ内「チケットを追加購入する」から追加購入が可能です。
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私生活上の痴漢行為を理由に懲戒解雇が有効とされた裁判例としては、小田急電鉄事件(東京高判平成15.12.11)が挙げられます。https://atombengo.com/column/16006
更衣室にスマホ、主査補が同僚女性盗撮 山武市教委が停職処分 https://www.chibanippo.co.jp/news/national/564548
公共の図書館はもリクエストを受け付けてたりするので、リクエストしてみるといいと思う。図書館の運営方針や予算状況にもよるが意外と入れてくれる。学術書や専門書は割とハードルが低い印象がある(私の経験上だが)。
また大学の図書館はその大学の学生じゃなくともその地域の住民や職場のある人に門戸を開いていることがあるので、そちらの活用も検討してみて欲しい。
価格が高いのは基本的にはやむにやまれぬ事情で必然的にそうなってるので、取り巻く様々な状況が大きく変わらない限り変われないだろうと思う。
そういった個人で買い辛い学術書をそろえて学生や市民の勉学に供するのは図書館の存在意義の一つだと思うので、そういった向きにはぜひ図書館を最大限有効活用する方向で考えてみて欲しい。
漫画とかアニメの表現規制をしたがる人たちは世間的に見たら極々少数なのよ。
数は少ないけどやかましい人たちって扱いなのよ。
東日本大震災の津波の映像とかルックバックの描写への違和感とかは、ひとりひとりの声は大きくないけど空気が大きく動いてるのが感じられて、それが見る人への配慮する理由になった。
でもスカートと丈とか胸の大きさで騒いでる人が少数なのはもうみんな知ってるのよ。
攻撃的な言説だったりあちこちでレスバしてたり数を大きく見せようとしてるけどもうバレてるの。
変な奴らに目つけられちゃったけど特に表現守る気概もないから言うこと聞くしかねぇなあってそういう相手にしか有効にならない。
右:ウクライナは軍拡に励んでいたからこうしてロシアの侵略に抵抗できている。やはり日本も軍拡して戦争に備えるべきだ。
左:ウクライナは軍拡に励んでいたのにこうしてロシアの侵略を受けた。やはり軍拡だけでは戦争を抑止できない。
右:ウクライナ戦争によって軍備を整えて国土を防衛することの必要性が証明された。経済力を軍事に回そう。
左:ウクライナ戦争によって国際協調のもとでの大規模な経済制裁の有効性が証明された。軍事費を経済に回そう。
右:ウクライナはNATOに入ってなかったから侵略された。やっぱり日本も集団安全保障への参加が必要なのだ。そのためにも再軍備を目指そう。
左:ウクライナはNATOに入ろうとしたから侵略された。やっぱり憲法9条を盾にして集団安全保障への参加を拒んだほうがいい。欧米の戦争に巻き込まれるな。
こんな感じで、今日は電力が足りない見通しで広範囲に節電要請が出されている
https://digital.asahi.com/articles/ASQ3P778DQ3PULFA00C.html
で、これに対する反応として「原発を動かせ」「原発があれば問題ない」という話がちらほらあるけれど、これは間違いだという話をちょっとしたい。
殆ど原発の有無は関係がない。というか再エネによる分散型にでもしない限り、災害対応の本質はそこじゃないだろう。
そして、国民民主党の玉木代表ら、電力関係の関係者はこのことをよく分かってるのに訂正しないのは不誠実じゃないのかと思っている。
簡単に言えばこうだ。(いずれも現在日本に設置されている既存の原発の場合)
一方で、原発があれば災害耐性がよくなる可能性があるものもある。それはこれだ
なぜそう考えるのか。説明しよう。
原発は「ベースロード電源」である、という話を聞いたことがある人は多いと思う。
例えばこんなグラフ
https://www.jaero.or.jp/sogo/detail/cat-01-03.html
サイトは日本有数の原子力ロビー団体、「日本原子力文化財団」のもの。
これは「優れた供給安定性と効率性を有している」と書いてあるが、逆に、長期間連続して同じ出力で稼働し続ける時に最大の効率を発揮するように設計されているため、出力調整ができない、あるいはしないという前提になっていると言う事になる。
だから、今回のように他の発電所が災害で停止に追い込まれても、突然原発の出力を上げることは出来ないし、するためのものではない。
電気は余ったからと言って垂れ流して捨てる事もできない。だからいつもバランスをとる必要があるわけだけれど、そのバランスを取る部分には既存の原発は使えないわけだ。
ただ、これは既存の原発の話で、出力調整が柔軟にできる様にする次世代原発の開発も進んでいる。
たとえば、フランスのマクロン大統領が(脱原発路線の対立候補と違いを鮮明にするため)開発すると言っているのはこちらだ。
この背景には、既にベースロード電源という話がどこかに行ってしまったからだ。
例えば、ドイツは、2018年に100%再生可能エネルギーで供給する日があった。
https://www.cleanenergywire.org/news/renewables-cover-about-100-german-power-use-first-time-ever
ドイツではその後、こういう日が当たり前に発生するようになって、ニュースにもなってない。日本でもそう言う場合がある
https://www.isep.or.jp/archives/library/11271
太陽光・風力などの再生可能エネルギーは燃料費ががほぼゼロなので、余るときはほぼタダで垂れ流してもマイナスにはならない。そうすると全電力需給を賄うほどの電気が生まれ、それが短期市場ではタダみたいな価格で流れ込んでくることになる。この状態の時、ベースロード電源はあるだけ無駄で、タダの電力がある時は止めておける発電所が必要とされている。
そのために原子力でも柔軟に出力が変更出来るものが望まれているというわけだ。ただこうなってくるとライバルは蓄電システムとスマートグリッドになるわけで、勝ち目がある様には見えないけれど。
それから、上に示した日本原子力文化財団のグラフと、その後に示した再生可能エネルギーが入った実際のグラフを見比べていただくと、これだけで原子力ロビー団体の不誠実さがよく現れていて乾いた笑いが出る。
日本原子力文化財団のグラフでは、既存電源の上に薄く再生可能エネルギーが載っているようなイメージ図で、縦軸には単位がない。完全にミスリードを誘っている。一方で再生可能エネルギーの値は実際の値に基づいている。再生可能エネルギーの値はチャンピオンケースが出がちと言う問題があるが、もう少しどうにかならないのか。
人の良い田舎者に聞こえの良いことだけを吹き込んで原発を受け入れさせる昔からのやり方をやり続けているように見える。そんなのはもうやめろ。
仮に、このままプーチンの侵略戦争が泥沼化し、西側の経済制裁が超長期化し、原油やLNGがどんどん上がり続け、原子力発電所の優位性が上がったとしよう。
その時、今の電源に加えて、原子力が加わる事にはならない。原子力発電所ができたぶんだけ、既存の発電は停止しなければならない。そうしなければ、コスト垂れ流しになってしまう。
そうなると、災害対応の難しい発電システムである既存の原発の依存度が高まり、災害への対応は悪化するので、供給の弾力性はむしろ落ちることになる。ただ、これは殊更論うほど影響は大きくないと思う。
一方で、原発をメインにすると改善する可能性があることも考えてみる。
原発に限らず、発電所は、規模をでかくすればでかくするほど効率が良くなると言うのが常識とされていて、どんどん大型化・集積化されてきた。だから一つの発電所が止まると影響が大きい。
さらに、原子力に限っては、法律で年に一回必ず止めて、最大で数ヶ月に及ぶ法定点検が必要とされている。そのため原子力発電所の稼働率は、実はあまり高く無い。
(余談だが、新世代で開発中の原発がやたらと費用を低く見積もられているのは、このメンテナンスが不要だと主張しているため。稼働率が高い事を仮定しているからだったりするが、結局お湯を沸かすわけで、本当にそれできるんか?疑問。閑話休題)
そのため、定期メンテナンスをしている間、それを肩代わりするための余剰電源が必要になり、原子力の場合には他の発電に比べてこの比率を大きくとらなければならない。
それが結果として、災害時の対応の為のシステムとして利用できるとするならば、より弾力性はよくなるかもしれない。
ただ、いわゆる「限界費用ゼロ社会」の典型としての再生可能エネルギーの登場への対応や、北海道電力のブラックアウトの教訓から生まれた分散型電源への転換、さらにはBEVの出現などを考えたとき、デメリットも大きいのだから、この道を今から選ぶ事は無いと思う。原発を活用するにしても、次世代の原発に役割を譲る事になるだろう。
この辺りは、電力関係の関係者はよく分かっているようだが、どうもあえて原子力発電再開へ利用したいのか、どうも誤解を放置しているように見える。
例えば国民民主党の玉木代表などが典型だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/032c2bad737bf517c4d2d5948557b217410858a3
「当面、国民の皆さんには節電をお願いせざるを得ませんが、本来なら国が責任を持って安全基準を満たした原発は動かすべきなのに、批判を恐れ誰も電力の安定供給に責任を持とうとしない現状こそ危険です」
元のツイートはこれか
https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/1505521008400560132
これ、よく見ると、今回の電力供給の逼迫に原発が有効だ、と主張はしてないのである。
国民民主党は、脱原発を党の筆頭政策に掲げる立憲民主党には参加できない電力労連の組織内候補が参加しているなど、エネルギー政策については既存電源業界側に立っている政党なので、なるほどよく分かっているなとある意味感心している。
でもこれは最適な社会を実現していくためには問題だ。理想的には全ての情報がちゃんと表に出ていて、そこから何が大事かを考えることが必要だ。
きちんとした情報発信をしてみんなで考える問題だ。
理想的な政治家の仕事とはそう言うもんじゃないのか。利権団体のスピーカーだけなら存在価値はないんだぞと思ってほしい。
タイトルへの返答だけでもいいので、何か建設的な意見くれるとうれしい。
プーチンも側近も、ある程度、大衆の支持がないと政権を維持できないのだから、
核や経済力に匹敵するレベルで、「大衆心理への訴求力」が大きな「戦力」になる。
原始時代からそれは根源的な戦力源だっただろうけど、ネット時代で個々人の発信力が増してきた。
ともかくは目下のウクライナ侵攻。
ロシアに関しては、まず西側の情報に触れている若い人達は「まとも」な人が多い。
「まとも」というのは、
という最低限の状態を指す。
プーチン支持派はこれ以外の組み合わせで、
A.①✕②○ 大嘘に気付かないか、信じたい集団催眠状態で、真実に目覚めたら反戦に回る。
そのためには戦争肯定派の心理の型を徹底的に知らないといけない。思いつくだけでも以下が挙げられる。
・近視眼型 戦争のデメリットが見えない。経済制裁や国際不信の影響を軽視している。
・愛国心型 損得で動かない。団結の一体感で超強力な快感を得ている。敵の脅威を植え付けられることで、
その団結感が一層強まる。「生まれ育ち」という長い記憶に基づくので、愛国心自体は変えられない。
→対策:愛国心はしっかり肯定してあげる。脅威も理解してあげる。「敵」である我々の人間的面を見せる。
抽象的な「敵」を、具体的な「友」に変えて、団結の輪に含まれるようにしていく。
・サイコパス型 共感能力が無い嗜虐的なクズ個体。弱者をいたぶるのが好き。どの社会にもある程度の割合でいる。
→対策:集団の力で無力化するしかない。早期にサイコパス個体の芽を摘むこと。
プーチン支持派ABCは、上記のすべてが一個人の中に混在している状態。
なのでサイコパス性が高い個体を除いて、すべてのアプローチを込めて情報を作成した方が良い。
その点、シャワちゃんの動画は、かなり練られている。まず個人的なロシア愛を語りまくった上で聞く耳を広げ、
それから真実を提示し、子供・老人・女性が殺されていること、若いロシア兵が利用されていることを説いて心を動かす。
ただしロシア人に植え付けられた脅威への手当ては、別途補足がいるだろう。
プーチンが訴える主な問題、①NATOの東進、②これまでアメリカの侵略戦争、③クリミア/ドンバスの戦闘の実態、
④ウクライナのナショナリスト達の行動、これらを整理し、双方の正当性や汚点を正確に公平に併記しないと、
さらに言えば、ロシアや中国のような権威と平等を表面的にでも重んずる社会の構造を深く理解しないと芯には刺さらない。
地理条件が大衆心理を変えるのか。同じ漢民族でも香港人・台湾人と内陸人の国民性は変わる。遺伝じゃないなら希望はある。
またロシアの国粋系思想家が言うように、欧米の個人主義/資本主義における人の幸せもかなり残念なことになっている。
幸せに対する全人類の根本的な手当てこそが、中露の態度軟化に繋がるはず。
西側内の格差拡大や孤独化問題を放置して、「こっちにおいで」と言っても説得力がない。
いい加減、長くなってきた。プーチン支持派にどうやって伝えるかというメディアの話はざっくりと。
ロシア国内でも若い人ならちょっと調べれば、西の情報や動画自体を落とすことはできるだろう。西側のIT屋達も工夫している。
そこで得た情報を、どう配るか。プーチン支持派がネット見ないなら、反戦派がこっそりチラシ配ることになる(多分、もうやってる)。
メールは使える老人もいるだろう。メールの検閲レベルはどれほどだろうか。記録メディアをばらまくっていう手段は対北朝鮮で聞いたことある。
いずれにしても、聞く耳を広げる構成・心理術が大事になってくる。
たらればだが、こうなる前に、ロシア内の西側企業が、もっと巧妙に大衆心理戦へ加担できたんじゃないかなと。中国はまだ間に合う。
「対戦車砲「ジャベリン」、ウクライナ抵抗の象徴に ゲリラ戦で有効」
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3395601
のブコメ読んでて気になったので。
ニュースやツイッターで流れてくる情報で、「ウクライナ軍にはどんな部隊が居てどう動いているのか」みたいな情報、さっぱり無いよね。気勢を上げる民兵とかトラクターでAFVを回収してくる農家とかみたいな動画は目立つけど、軍が組織的にどう動いてるのかみたいな情報は流れてこない。
『軍事研究』2022年4月号の藤村純佳「ロシア軍を迎え撃つウクライナ軍の実態」によると、常備軍は陸軍だけで14.5万人。郷土防衛軍(民兵)が13万人。戦車も(旧世代ではあるものの)T-64とT-72系が主力で1000両近い。さらに質量ともに充実した砲兵火力と防空システムを備えた、結構侮れない規模の軍事力。
マジでこの記事だけでも買う価値はあるので興味のある人は買っとこう。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09SYBRNXW/
編制についてはこんな感じで。
https://twitter.com/grachan_smile/status/1499177922078253060
2コ山岳旅団、9コ機械化旅団、2コ戦車旅団、4コ自動車化旅団。7コ空挺・空中機動旅団(ただし、空中機動してるとは思えず。軽歩兵としてヤバい部分の増援に突っ込まれてるっぽい。)。さらに予備役部隊として3コ戦車旅団、4コ自動車化旅団に2コ砲兵旅団。加えて郷土防衛隊(民兵)25コ旅団。
もちろん攻め込んでる側のロシア軍の方が質量ともに充実してるのでウクライナ軍はかなり押し込まれているのだけれど、逆に言うと事前の下馬評だと「三日で国が無くなる」みたいに言われていたのが三週間過ぎても「押し込まれてるだけで済んでいる」のは上で書いた「重い」(砲兵と機甲が充実した)戦力が(おそらく大きな出血を伴いつつ)支えてる部分が大きいはず。
もちろん防御戦ではジャベリンを含む対戦車火力がものっそ有用であるのは確かで、「1~2kmぐらいの射線が通ってる十分に偽装された防御陣地」みたいなロケーションで大活躍してるはず。具体的な情景としては砂川文次『小隊』( https://www.amazon.co.jp/dp/B08VZDFVNJ/ )とか読んでみると面白いかも。芥川賞候補作にして「人」先生も推薦の一作(ref. https://qjweb.jp/feature/46167/4/?scroll=h2-3 )。ジャベリン出てこないけど、「防御陣地で戦車を含む諸兵連合部隊を迎え撃つことの地獄み」を地べた目線で描く作品。
で、ここまで書いて戦車不要論の話になるのだけど、「防御は良いとして逆襲どうすんの?」という。
ウクライナ軍の立場に立ったら、キーフ(キエフ)西方の包囲翼を東西から打撃したくない?マウリポリやチェルニヒウの包囲をこじ開けて民間人を救いたくない?(当然したいよね)
となるけど、ジャベリンに限らず携帯対戦車火器全般って待ち伏せでは輝くけどこちらから姿を晒して攻めるぶんにはかなり不利なのね。戦車だったら戦闘しながら(抵抗を排除しながら)一日数十キロとか前進できる。火力と装甲があれば多少の無理は押し通せる。実例としては開戦当初にベラルーシからチョルノーブィリを経由してキーフに突進してきたロシア軍とかね(キーフ前面に到達した後で補給問題で苦しんでるのは作戦計画の杜撰さが問題であって戦車関係無い)。
戦車使わずにトラックや軽装甲車両だけで逆襲するの?対戦車ミサイルとか持ち出す暇もなしに一方的に待ち伏せされて終わるよ。
実際のとこ、ウクライナ軍は予備役の機甲旅団を前線に投入せずに逆襲のためのとっておきの予備戦力として拘置してるのかもしれない、あるいはヤバい戦線を支えるために積極的に投入してしまって手持ちの切り札が無い状態なのかもしれない。ただ、どちらなのか判断出来るような情報は全く流れてこない。
戦車不要論と一緒に語られがちなUAV万能論だけど、万能ではないにせよ今回の戦争で砲兵向けの観測手段としての注目度が凄い上がってる(上でも書いたけどウクライナ軍の砲兵戦力は結構分厚い)。「正規軍がぶつかる戦場だとUAVとか活動できないだろ」と言われていたけれど、実際にロシア軍の野戦防空を掻い潜って色々活動できてるので、おそらく導入は一気に進むんだろうなと。
わかってる人はわかってるけれども、そこまで軍事に明るくない人たちが現代戦はジャベリンが物凄く有効みたいに勘違いしているようで、日本が有事に巻き込まれた際に誤った認識へ陥るのを避けるため情報共有として断言しなければならないとし、このエントリは作成された。
長々と語っても読まない人が居るので直ぐに断言しよう。
現代戦の基本では指定エリアで本作戦を実行する前に、砲弾やミサイルなどで爆撃をし、2次元平面的に指定エリアを一掃してから本作戦を実行するので、本来ならば個人携行兵器をバカスカ撃てる環境は存在しないとされている。
ロシアでジャベリンなど個人携行兵器が効果を見せているのは、ウクライナ軍が誘導したのか偶然なのかは別として、ロシア軍が何故か2次元平面的に指定エリアを一掃できていないからであり、物量で押しつぶそうとする敵軍へ対して個人携行兵器は対抗手段とならないのが普通だ。
普通じゃない戦況で個人携行兵器を主兵装とする普通じゃない戦術が選ばれているだけなので、例えば「これからの時代は大量破壊兵器よりもジャベリンだ」などと勘違いしちゃ絶対にダメ。
本来、物量を抑え込むのにはより広範囲を一掃できる大量破壊兵器が必要というのが基本なので、日本国自衛隊の装備を個人携行兵器主体にしようなどと勘違いしては絶対にいけない。
古代からの戦術基本は「如何に敵軍の攻撃を受けず如何に自軍が一方的に攻撃するか?」である。
それが投石であり、ストーンスリング(石もっこ)であり、弓矢であり、鉄砲であり、大砲であり、ミサイルである。
個人携行兵器の射程や効果範囲など大量破壊兵器と比較すると限定的に過ぎず、日本国自衛隊が個人携行兵器主体になれば侵略しようとする国々はミサイルなどの物量でアウトレンジから一方的に攻撃を仕掛けるのは明白。
勘違いしてはいけない。ウクライナの戦況は基本から外れた珍しい戦況に過ぎず、珍しいからこそ個人携行兵器が珍しく効果的に活躍してるんだ。
ウクライナ軍は非常に素晴らしい。この点に関しては諸手をあげて喝采を送りたい。
しかしウクライナ軍の戦術をそのまま日本へ置き換えては決してダメだ。
どうしても日本国自衛隊の装備を個人携行兵器主体にしたいならば、侵略してくる敵軍へ個人携行兵器主体の戦術が効果的になるような戦況を押し付ける戦術戦略がまず必要。
それをせずに日本国自衛隊の装備を個人携行兵器主体にするという発想は愚の骨頂、危険思想なのでジャベリンが現代戦でものすごい効果を発揮すると勘違いしていた人は、ジャベリンが効果的になる戦況も稀にはある程度に認識を改めておこう。
このエントリは別に日本国自衛隊へより一層の大量破壊兵器を配備せよ軍備を強化せよと皆さんの意志を誘導しようとするものではないのです。
ジャベリンSUGEEEE!!!現代戦は個人携行兵器やで!!!!!となってしまっているのにちょっと待ったをかけたいだけです。
自分の人生って、制約との戦いというか、自分を制約する要素をどうコントロールしていくかっていう側面があるな。
生まれた環境、両親や家族、家庭の経済状況、自分の性質(遺伝的特性)とかは始めに与えられている制約で、概ね簡単に変えられないから、受け入れたうえでどうコントロールできるかを考える必要がある。しばらく我慢して、進学や就職時に独り立ちしてリセットするとかね。
住む地域、給料、人間関係、趣味、思想信条なんかも、いつの間にか課せられた制約になっていて、自分の行動に縛りを与えてくる。精神的に受け入れられる時には制約に感じないけど、ふとしたときに「これでいいのか」って思えてきて、自分で築き上げてきたものだし過去は変えられないから、大きな壁になってしまったりする。
きっと、自分の制約条件を認識して、そのうえでどうコントロールできるか、色んな案を検討して、有効に思えるプランを立てて進めていくしかないんだろうな。突然すべての制約から解放されることはなくて、ひとつひとつ、絡まった後を解くようにして少しずつ自由を手に入れていく。