はてなキーワード: 副大統領とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/33d70052cc2d5dfb56ff79e0501805304d8270a6
アメリカのバイデン大統領が腸の検査を受け、麻酔がかかる間、一時的に大統領権限がハリス副大統領に受け渡されました。女性が大統領権限を持ったのはアメリカ史上初めてです。
バイデン大統領は19日、大統領に就任して以来、初めてとなる健康診断を受けるため、メリーランド州の病院に入りました。ホワイトハウスによりますと、今回の健康診断は定期的なもので、腸の内視鏡検査で麻酔がかかる間、1時間25分にわたって大統領権限がハリス副大統領に受け渡されたということです。一時的ではあるものの、女性が大統領権限を持ったのはアメリカ史上初めてです。
このことはもっと注目されても良い。
「来ないで」のメッセージを自らがマイノリティのハリス副大統領にも言わせるわ
さらにアフガンの民主主義とか女性の人権とか捨て去ってアメリカ人だけ引き上げようとするわ。
こんなんじゃトランプと変わらないし、就任式で涙を流したウォークカルチャーの支持者はどうすればいいのか。
アメリカ人は目を覚ました、アフガン人もそのうち目を覚ますだろって言う前に
やっぱりアメリカ人も目を覚ましてないじゃん。
パンジシール州に副大統領(暫定大統領を宣言)が逃げ込んで政府軍を糾合している
なお、タリバンはとりあえず静観する構えという海外記事の翻訳ツイートも見かけた
自分の想像では、暫定大統領が声明を出したのはタリバンとアフガン支配の正当性を争って
虐殺の危険にさらされている元政府軍や少数民族の人々に駆け込み寺の存在を知らせたつもりなのではないか
勢力がなければ全周を囲むタリバンに揉み潰されるのでそれも生き残るための計算と表裏一体である
北部同盟もアメリカ他各国の支援がなければ政権をとれなかったわけで独力で主権を奪い返せると考えるほど楽観的ではあるまい
タリバンが何かをやらかしたときにカブールから追われる切っ掛けになる喉元に突きつけられた匕首というか
銀英伝ラストのイゼルローン要塞みたいな存在になって、タリバンの暴走に歯止めを掛けられれば理想的だろう
避難民は最初からカブールでなくパンジシール渓谷を目指すべきだったのかな
割とカブールから距離が近いらしいので向かっている人はいるだろう
補給のあてもないのに人が集まりすぎると飢餓の恐怖も出てくるが・・・・・・
タリバンとしては自ら手を汚さずパンジシールに難民を追い立てて
暫定大統領の責任で人々を餓死させるのがベストと判断するかもしれない
たぶん専門の人から見るといろいろ間違っていると思う。
現在の国境線は英領インドとロシア(とペルシア)との緩衝国として残ったもの。ほぼ乾燥した山。
山がちな国土もあって民族構成は複雑。パキスタンにまたがるパシュトゥーン人(最大勢力)・バローチ人、タジキスタンにまたがるタジク人、テュルク・モンゴルの血を引くハザーラ人、トルクメニスタンにまたがるトルクメン人、ウズベキスタンにまたがるウズベク人、その他イラン系、テュルク系を中心に多民族が混在している。
アフガニスタンとパキスタンにまたがる民族。アフガニスタンでは4割程度を占める。山間部ではパシュトゥーンワリという独特の復讐感や名誉感を重んじる割と血なまぐさい掟に従っている。
氏族社会が強い、最後の王ザーヒル・シャーの時代ですら氏族長会議が後ろ盾だったし、今(2004年憲法)でも上院・下院の上に氏族長の会議がある。
軍閥はそれぞれ支配地域の民族と関係が強いが民族主義的な分離運動はない模様。
有力軍閥がおらず荒廃したカンダハール近郊から誕生した新興勢力。イスラーム主義。スンニ派。パシュトゥーン民族主義的な性格もある。
パシュトゥーン人の慣習と混ざった独特のシャリーアにアルカーイダ式のシャリーア解釈を混ぜた法律を敷いたため、国内外問わず一般イスラム教徒とくにパシュトゥーン人以外の支持が薄い。
初期はアフガニスタンに新パ政権を置きたいパキスタンの支援や、スンニ派イスラーム主義国家を歓迎するサウード家、アフガニスタン安定化を期待する各国の支援を受けていた。
98年国土をほぼ掌握するが、それまでの間に反米テロで民主国家と断交、アルカーイダの保護でサウジと断交、シーア派虐殺でイランと断交など、ほぼパキスタン以外と関係のない孤立状態になる。
01年有志連合の介入で勢力を失い、パシュトゥーン人地域やパキスタンを根拠地にして抵抗活動を継続。
10年ごろから現代化の兆しを見せ、21年には米軍撤退にあわせて国を再掌握した。
ここ数年彼らなりの「穏健さ」を宣伝しつづけており、今後、シーア派や他民族、女性に対して、少なくとも建前上は以前に比べてゆるやかな政権運営を目指すと思われる。
一方で実際の支配地域では旧来通りの地域もあるとの報道もあり、末端まで行き届くのか不明。
少なくとも安定するまで公式には、イスラーム主義国家とも国交を結べないような極端な行動は当分とらないのでは。
パシュトゥーン人は抵抗が激しく英領インドが統治をあきらめた過去があり、パキスタンのパシュトゥーン人地域は連邦直轄部族地域という政府の支配が実質的に及ばない地域だった。
ここはパキスタンがターリバーンに影響力を発揮する原動力であり、ターリバーンの根拠地でもあった。
有志連合の作戦以降パキスタン・ターリバーン運動が発足、ターリバーンと結託しパキスタンに牙をむくようになったので、現在では連座制などを含む独自の法「辺境犯罪規則」の改正、連邦直轄部族地域の再編など、政府の支配を強める方向に進んでいる。
新ターリバーン政権とパキスタンの関係がどうなるか不明瞭。一部アフガン人はパキスタンが今でも支援していると考えているが、過去と今後はともかくここ最近は違うと思う。
ターリバーンが反米テロを起こさないのなら北朝鮮のような扱いになるのだろうか。
米軍に勝ったようなことまで言っているが7年かけて積み上げたものを一瞬で蹴散らされたことは忘れないだろう。
一応、バイデンのいうことは筋は通っている。通っているが…
攻勢初期からターリバーンの広報を宣伝しており、それなりに協調関係にあるものと思われる。
国内のイスラミストとターリバーンの関係をどう見ているのか疑問だが、反米協調はできる。
中国としては反米協調してアフガンと協力できると一帯一路上有益ではある。
ウイグル問題をターリバーンがどう考えているのかは不明。パシュトゥーン人ではないのでいいのか?
シーア派を容認するならサウジよりうちと仲良くしようと積極的に関係を結ぶのでは。
逆にやらかせば飛んでいくのは外交官ではなく革命防衛隊の攻撃ドローンになるだろう。
北部同盟の有力者だったアフマド・シャー・マスードの息子。根拠地はパンジシール。タジク系。
現状どれほどの勢力を持っているのか不明。カーブル北の根拠地(国内ほぼ唯一の反ターリバーン勢力)には北部連合の旗が掲げられているようだ。
パンジシール出身でマスードと関係が深い。マスード息子とともにパンジシールに退避。
→憲法規定により暫定大統領を宣言.すでに戦闘を開始,パラワーンまで押し返したとかドスタムの兵が向かっているとの報もあるが真偽は不明。
トルコ人記者のようなので,ドスタムの兵が向かっているのは本当かも。
79年配下のヘラートの守備隊引き連れて反乱して以降、ソ連やターリバーンと戦い続けた、悪行をあまり聞かず、ヘラートの繁栄に注力したので人気が高い。
一方、中央政府の介入をいやがり独自の軍、独自の外交、独自の会計を展開。中央集権失敗の原因でもある。
2021年、調略されたウラマーや氏族長老の説得を拒否、ターリバーンの攻勢を8度まで跳ね返したがヘラートは陥落。ターリバーンに拘束される(97年以来2度目)も脱出(99年以来2度目)してイランに逃れた模様。
初期は共産勢力側でソ連で訓練を受けた事もある。略奪、虐殺や武力による問題解決、内戦中の裏切りなどダーティーなイメージが強い。
根拠地に対する攻勢の報を受け、療養先のトルコから緊急帰国するがすぐウズベキスタンに退避することになった。
それなりに人気はあるがやはりダーティーなイメージが強い。ターリバーンとの交渉に強硬に反対していた。ドスタムとともにウズベキスタンに退避中。
スプートニクはヘリに大量の現金を積んでタジキスタンに逃亡と報道。いかにもロシアの政治宣伝っぽいなあという内容だし、裏金だとしても現金でそんな大量に持っているものかよ。タジキスタンも入国を否定しており実際はウズベキスタンにいった模様。ドスタムと合流か。
怒っている人もいるがナジーブッラーの処刑を見ているだろうし残りたくはないだろう。
政治家。移行政権時代の大統領。パシュトゥーン系。有力氏族カルザイ氏族。ムジャーヒディーン関係者。
ターリバーンとの和解を模索し続けた。国内に残り、移行会議を立ててターリバーン政権への平和的な移行を目指すとのビデオメッセージを発表。
ターリバーン徹底抗戦派だったが、国家和解高等評議会議長として和解プロセスに従事。
前述の移行会議に参加予定。大統領が逃げたとお怒りのビデオ投稿。
パシュトゥーン系。根拠地は元はローガル、カンダハールなど。反米イスラーム主義者。
反ソ戦の頃よりアメリカやパキスタン、サウジなどから資金や戦闘員の援助を受けつつ、ソ連と戦うよりはむしろほかの軍閥と戦っていた。
ソ連撤退後の暫定政権でも参画しながらそれを攻撃。同盟と裏切りを繰り返し内戦・混乱を長引かせターリバーン勃興の原因を作った中心人物。
ターリバーンが国を掌握したときイランに逃げ、01年からはパキスタン側から独自に新政府を攻撃、ビン=ラーディンの逃亡などに協力していた。
これだけやってターリバーンではないらしい。なんで大物政治家顔していられるのかよくわからない。
ターリバーンの勝利を祝うビデオメッセージ。アフガン国民は協力するようにとのこと。見た人の多くは困惑した模様。
共産化前から反民主化運動をしていた筋金入りイスラミスト。アルカーイダは彼の学校で育った。
北部同盟だがターリバーンと本来親和性は高い。サウジとのパイプとして引き入れられるかも。
ハザーラ人。根拠地はバーミヤーンなど。シーア派。元副大統領。
アメリカの副大統領夫人がテレビでインタビューを受けるんだけど、「子供を作らない理由」をインタビュアーにしつこく質問される。
もちろん事前に答えをきっちり準備してサラッと返すんだけど、「それ他の番組でも言ってますよね?」と言われ、交わしても交わしても攻勢がやまず、ついに重大な秘密を話す、という回。
どうしてそんなひどいことが出来るの?
子供が欲しい派が大多数なことも、子供を産むことが素晴らしいことだというのも分かる。
でも、皆子供が欲しい人に「なんで?」ってわざわざ聞かないじゃん。
それなのに子供が欲しくないって言うと「なんで?何か嫌なことでもあったの?」とか聞いてくる。
ねえ、それってすごくプライベートで、すごくセンシティブな話題だって分かってる?
どうして子供が欲しくない、作らないことを選択したというだけで、まるで人類の罪の言い訳をするかのような気持ちにならなきゃいけないの。さっぱり分からない。
子供を作る自由があるなら子供を作らない自由もあるべきだし、それはその夫婦が決めることであって、どうして口出しするんだろう。
以下、これまでに周りの人間から言われたことと、それに対する気持ち。
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私は子供が好き。だけどただ知り合いの子と遊ぶのと自分の子供を作るのが全然違うって分かってるし、だからこそ慎重に決めた。それだけ。
人間はいいもの。あなたにとっていいものなことを否定しないし、私は「子供はいいものじゃない」なんて思ってない。
恐らく子育てに伴う試練を乗り越えて成長出来ると言ってるのでしょう。ただ、その試練を受け入れるかの自由は私にあるし、試練に耐えきれなかったとしてもあなたが責任を取ってくれる訳じゃないですよね。私達夫婦で乗り越えなきゃいけない。そして私たち夫婦は幸せに生きるために、試練を受けないことに決めただけ。
・今産んでおかないと、後で不妊治療してでも欲しいと後悔するよ
もしその後悔がくるなら、来た時に甘んじて受け入れます。それも私の責任。それが人生の選択という名の責任だし、後悔するかは私が決めます。
・子供を産まないと一人前になれないよ
一人前の基準を教えてください。また子供がいても社会的に一人前でないと形容されるタイプの方が沢山いるので、個人的に一人前かどうかは子供がいるかだけで判断出来ないと思います。
選択的子なしでいることに申し訳なさが生じるというなら、私たちは夫婦共働きで、育休・産休・時短勤務の人が心地よくそれらの選択を取れるように毎日仕事を頑張って、その分は十分リカバリーしていると思います。
税金も払っているし、日々の暮らしの中でも子持ちの方のしんどさに寄り添ったり、ベビーカーに道やエレベーターを譲ったりしています。
命がもったいないと言われたこともありますが、産んでいないのは単純に「ゼロ」の状態であり、独身の方と同じです。
褒めてもらって嬉しいです。お母さんにはなれませんが、妻として旦那さんを幸せに出来るように、また仕事でお客様を幸せに出来るようにこれからも頑張ります。
・お金ならなんとかなるよ
あなたがお金を出してくれる訳ではありませんよね。今の世帯年収から考えた結果、子を1人以上大学まで行かせて欲しい物を買ってあげるには収入が足りないけれど、2人で細々と暮らす分には問題ないと2人で判断しました。
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もっとひどいことも沢山言われたけれど、その人達を責めたいとか、可哀想とか、そんなことは思ってない。(言われること自体は辛いけどね)
ただ「ああ、あなたはその選択をしたんだね」とそのまま放っておいてほしい。
そしてさらに言えば、誰が子供を欲しがろうが、あるいは子なしを選択しようが、各々の夫婦の話なのだから「あなたは子供が欲しいの?」と聞くこともやめて欲しい。生まれた時に言えばいい。
これはやっぱり、おこがましいのかなあ。
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2021.06.21 追記
とにかく、色々あって積もり積もった想いを文章にして、そのまま投稿して、数件だけコメントが付いたのを確認してそれきり忘れていました。
そして今日の朝見てみたらこんなにブコメが付いていて、とてもびっくりしてます。
どれも暖かいコメントばかりで、本当にありがとうございます。ちょっと泣いちゃいました。
予想していた通り批判的なコメントも、一つ一つ噛み締めて読んでます。
この文章の中で「私たちは」と書いたけれど、本当は、夫婦2人ではなく私だけが欲しくないと考えています。
私達夫婦はとても年齢差があり(20歳近く)、出会って距離を縮めてお互い結婚を意識し出す頃には、「あなたと結婚したいけれど、年齢差があるから子供をもうけるのではなく2人の人生を歩みたい」と伝えていました。
彼は「本当は欲しいけど…仕方ないよね」と同意してくれたので、私も結婚に踏み切れたのです。
そして話し合いの中で言われたのが、「子供はいいものだよ」「お金ならなんとかなるよ」といった上記の言葉です。
(余談ですが、彼とのこの問題について相談した方のほとんどが同じ質問を投げかけてきました。そのため今、私に子供を作れと説得する人は夫1人から数人に増えています)
彼がこう思うのも仕方ないかも知れません。私はまだ若く妊娠が十分可能な年齢であり、1人では無理でも共働きの収入や貯金があれば、多少生活が苦しくなっても子供を育てることは可能だからです。
だけど、彼から言われる言葉一つ一つが、本当にしんどくて。なんだか上手くいかないですね。
(一応補足ですが、子供の問題以外の彼はとても優しく人間としても尊敬しており、離婚などは考えていません)
まだまだ話し合いは続きますが、お互いにとっていい答えを出せたらと思っています。
改めてお読み頂き、ありがとうございました。
それではまた、どこかで。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210320-OYT1T50148/
米国のバイデン大統領は19日、アジア系女性ら8人が銃撃で殺害されたジョージア州を訪問した。アジア系に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)を巡って住民らと意見交換し、その後の演説で「沈黙は共犯と同じだ。声を上げ、行動しなければならない」と訴えた。
インド系の母を持つハリス副大統領は第2次世界大戦中に日系人が強制収容された歴史に触れ、「人種差別は米国の現実だ。大統領と私は黙っていない」と訴えた。
これは心強い。
これから差別問題に黙ったままの人には共犯ですよ?大統領もそう言ってますよ?と問う道筋ができた。
バイデン氏は首都近郊から大統領専用機に乗り込む際、タラップで体勢を崩して何度もよろめき、一度、膝をつく場面があった。ホワイトハウスの報道担当者は「とても風が強かった。大統領は100%大丈夫だ」と説明した。
焦った・・・ただの風か。
逆だよ
「お前あんまり北朝鮮北朝鮮しつこいと同盟切るぞ」とキレられてる
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20210213-00222257/
だが、こうした一連の公式見解より興味深いのが、東亜日報が紹介したバイデン政権高官のコメントだ。同紙によるとこの高官は、日韓関係について「韓国が過去にとどまって前に進まないなら、バイデン政権の人々はパートナーとして韓国に期待することをあきらめる可能性もある」と警告したという。
周知のとおり、バイデン大統領はオバマ政権で副大統領を務めた。当時、日韓は従軍慰安婦問題で対立を深めていたが、米国の仲裁もあり、問題解決に向けた合意の締結でいったんは落着したかに見えた。
ところが、その後に発足した韓国の文在寅政権は、朴槿恵前政権の業績を否定する中で、日韓の慰安婦合意を実質的に空文化してしまった。オバマ政権から多くの外交スタッフを引き継いだバイデン政権が、「韓国が過去にとどまって前に進まない」と見ているとしても不思議ではない。
つか普通に考えてアメリカで人権派の大統領が誕生したら韓国政府は大ピンチだろ
命がけで韓国に逃げ込んできた脱北者を一方的に北に追い返すわ、自国民を北朝鮮軍に焼き殺されてもろくに抗議もしないわ、そのくせアメリカには「そろそろ北の制裁解除しようぜ!」と平然と言うわ
バイデン氏「習近平、骨の髄までdがない」 電話会談もしないうちに直球(1)
ジョー・バイデン米国大統領が7日(現地時間)、「中国と衝突する必要はないが激しい競争があるだろう」と明らかにした。この日、米CBS報道番組「フェイス・ザ・ネイション」との大統領就任後初の放送インタビューでだ。
インタビューで「なぜ中国の習近平国家主席とまだ電話会談をしていないのか」という司会者の質問に「互いに対話する機会がなかったが、電話をしない理由はない」と話した。バイデン大統領が就任した先月20日以降、半月が経過したが、米中首脳間の電話会談はまだ行われていない。
続いて「私は彼(習主席)をかなりよく知っている」とし「副大統領として習主席と個人会談を24~25時間し、各種国際舞台を1万7000マイル(約2万7350キロメートル)にわたって共にした。私はどの世界指導者よりも彼と多くの時間を過ごした」と紹介した。習主席に対して「彼は非常に明晰で強靭だが、民主主義を全く体得できなかった」と言って直球を投げた。「骨の髄まで民主主義がない(doesn’t have a democratic,small D,bone in his body)」という表現を使った。「批判しようというわけではなく現実がそうなのだ」と言いながらだ。
前任者であるドナルド・トランプ前大統領は中国を公開非難し、貿易戦争をしながらも習主席に対しては「私は彼と良好な関係にある」という言葉を慣用句のように使った。反面、バイデン大統領は開始から習主席の頭の中を問題にした。トランプ前大統領は取引の条件を計算して経済的利益を得ようとしたが、バイデン大統領は米国が伝統的に主導してきた価値である民主主義・人権のような国際規範を前面に出して中国を相手にすると予告したのだ。
梨花(イファ)女子大学国際学部の朴仁フィ(パク・インフィ)教授は「トランプ式の取引中心圧迫は交渉を通じて妥協の余地もあったが、バイデン氏は規範と価値という、さらに大きい枠組みから中国を圧迫すると宣言した」と説明した。
また、バイデン大統領はインタビューで「われわれは衝突する必要はないが、激しい競争があるだろう」と予告した。
ただ「彼が知っている方式ではしない」としながら「トランプがやった方式ではなく、国際規範の道に焦点を合わせる」と明らかにした。
バイデン政府が民主主義と人権、国際規範という定規で中国を相手にし、同盟国の糾合に出る場合、戦略的曖昧性で両国の間を渡り歩いていかなくてはならない韓国としては負担にならざるをえない。何より「d(民主主義)」を前面に掲げるほど一党体制、個人の自由、人権などで中国よりも劣悪な北朝鮮をめぐり、バイデン政府と文在寅(ムン・ジェイン)政府の視線が交錯するほかはない。特に韓国政府はトランプ政府時代を模範事例に置いて米朝高官接触を期待しているが、バイデン大統領が応じるかどうかは不透明だ。