はてなキーワード: ボンジョビとは
職業ボディビルダーのきんに君、酒場で仲間を募るもボディビルダー職がない事に気付き愕然。
そこで似た職業である踊り子になり、筋肉美で敵を魅了する踊り子として無双。
「ボクは魔物でも出来るだけ傷つけたくない!やー!ハッ(笑顔)」と言って魅了だけに筋力を使うが、世界の惨状を目に考えを改める。
バフについては「良いんですけど、ボクはちょっと注意が必要かなと思います。」と敬遠。ピンチになって仲間にバフをかけられた時も、バフをかけられた自分の不甲斐なさを嘆き、更に自分を鍛える。
きんに君の体は異世界でも目立つがそこはやはりなろう世界。自分の三倍以上のデカさを持つマッチョたちがごまんといる。しかし怯まず自身の筋肉知識を広め、人間側の戦力底上げを行っていく。
レベルが上がる毎に、戦闘中ボンジョビのあの曲が流れるようになったり、タンパク質の吸収量が上がるなどする。また、調合師スキルを上げプロテインパウダーを生成できるようになる。
クドカン 自粛要請無視してライブに行ったり、3蜜でMV撮影 感染後の発言「まさか自分がΣ(゚Д゚)」
鴻上尚史 公演自粛要請に反対し「演劇人として劇場公演の継続を望む意見表明いたします」とコメント
アンミカ 自粛要請中の3月後半に自身の誕生会をする 再三の自粛要請無視して強行開催したK-1を擁護
ケラリーノ・サンドロヴィッチ ツイで暴言を吐く↓
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早速始まった。わかりやす過ぎる。
金だ。金を出せ。現金をすぐ出せ。日本だけだこんなの。国民に安心して自粛させろ。何の為に税金払ってるんだ。
ブレイクライブリー&ライアンレイノルズ夫妻 1億1000万寄付
アンジェリーナ・ジョリー 1億1000万寄付
ジャスティン・ビーバー 慈善団体へ320万送金
ボンジョビ?知ってるわよ。
盆に誕生日の人でしょ!
暑いわね。
これが良いのか悪いのかよく分からないけど、
致し方ない感が極まるって感じよ。
この時期家に居るときは、
ほんと暑いわ~。
みんなの所はどうかしら?
もうお休みももしかしたら前半戦終わりにさしかかってるんだけど
私はね、
お友だちに暑中お見舞いを書こうと思って、
まったくなんて日だ!最悪のクリスマス休暇だ!ってダイハードの人も言っちゃいそうに思っちゃったし、
おかげでてくてく暑い中あるいて行って、
でね、
私つくづく暑中お見舞いも寿司あげますってプリントされた絵はがき買わなくてよかったわって思ったし、
そう言う絵はがき作る人もこの時期の
しょっちゅう考えてるざんしょ!って
このかた今まで一っ人もみたことないし、
しょちゅう~おみまい~するなら~
アウト!セーフ!よよいのよい!って
まだぜんぜん夏の大会ではセーフ感だしててもいいのかも知れないし残暑でもいいし
結局のところはどちらでもいいというのが私の見解ではないから、
真面目な人に送るときは本当に気を付けてよ!
そう忠告しておくわ。
でね、
こないだ市民プールに行こうとしたら
午前中しかやってませんって言うのよ!
せっかくプール泳ぎに来ましたのハンコを押してもらおうと思ったのに残念だわ!
うふふ。
なんだか最近繁盛してるのか
なんだか今日の麺はふにゃふにゃでいつもより変な感じの麺で
うどんの「う」に不満の「ふ」を表明しそうだったわよ。
オクラウォーラも星形に切ってもいいし、
縦に切ってもいいし、
星形に切って使うとなんかスターもらえた感じがして
とてもクール!
みんなも試してみてね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
オルタナティブロックではないが、ちょっとこのブリトニースピアーズとかマライアキャリーやボンジョビやオアシスといった産業ポップや産業ロックが流行っていた80〜90年代を彷彿させるのをどうにかしたい。
私としてはニルバーナやピクシーズや少年ナイフが聞きたいのである。
要は本物がほしい。
偽物やまがい物に時間を取られたくない。
たくさんのセミプロライターが仕方なく日銭を稼ぐために作った、法律対策が施されたコンテンツより、サイト管理人が熱い思いで作ったサイトを読みたい。(日銭を稼ぐのはいいが、私はそういうサイトは特に読みたいとは思わない。仕方なく作るくらいなら、本人の熱い思いサイトを作ればいいのにと思ってる。)
読んだ結果あまり身にならなくても良い。
dena的なサイトを読んで後悔するより7の70倍ましである。
そこでだ、
提案がある。
こういうサイトが駆逐されるのを待つのは、それまでの多くの時間を失う。
ここは素直にGoogleの設定で、不要なサイトを除外としておこうではないか。
・
・
・
こういうサイトをブラックリストとして、検索除外したいのだが、どうすればできるのか教えてほしい。
また、もうやってる人がいたら、リストを公開してくださらないか?
はてなidブラックリストとかくだらないものより100倍役に立つこと請け合いである。
みんなでこういう産業サイトのフィルターを作ることこそ、インターネットの集合知という懐かしい、しかし本質的なビジョンの実現であるのではないだろうか。
ただ任天堂のステルスマーケティング状態になってるのはいただけない。
いや違う、X JAPANの顔をGLAYが立ててるのと同じ嫌悪感があるというのが正しいかも知れない。
http://anond.hatelabo.jp/20150502164612
音楽きかず
小学校高学年
ミスチルにハマる。
父親にLed Zeppelin セカンドアルバムもらう。聴く。ハマる。
父親に雑誌ロッキングオン(日本のじゃなくて洋楽の)を教えてもらう。
Nirvana直撃。ハマる。
Radiohead直撃。ハマる。OK Computer、KidA、アムジーニアック辺りは良さが分からず放置。二年後くらいにハマる。
ロックンロールリバイバル特集で、strokes,White Stripes,リバティーンズとかやってた気がする。
メタリカ、ガンズ、レッチリ、クラプトン、レイジアゲインストマシーン、ビョーク、BECK、NIN、シガーロス、Muse今でも聴く。
グリーンでイ、リンキンパーク、ハマるがすぐ飽きた。もうあまり聴いていない。
エミネム、ボンジョビ、ジェフBECK、ディラン、Who、ボブマーリ、全然ピンとこず。今でもあまり聴いていない。
コールドプレイ、ハマる。2nd聴きまくり、今でも2ndが一番すき。
オアシス、ハマる。1st,2nd以外評判よくなかったが、実際聴いてみても微妙だった。1st,2ndは凄い。
ネットで名盤ランキングみたいのがあったら、そっからアルバム借りて聴いていくスタイルに。
ミスチル熱はまだあったので、全アルバムを買うが、気がついたら全然聴かなくなる。
なんかかっこつけたくなり、クラシック100というベスト盤を借りる。
ピアノ好きだなーと思い、ショパン集める。ついでに有名なんでモーツァルト集める。
なんかかっこつけたくなり、ジャズを聴き始める。ジャズ雑誌やらジャズ本やらで知識を集めて、ジャズの名盤を20枚くらいツタヤで借りる。ハマる。
アニメを見る奴を見下していたが、アニメにEva破でハマる。アニソン少しずつ聴き始める。アニメのサントラ、ゲームのサントラとかも。
大学で中学高校のときハイスタ流行ったよなーとか、の話題についていけず。一応そこらへん後から聴いたけど、悪くないけど、ハマらず。時代かなあ。
ホルモンとかエルレガーデン、ワンオクなんかは好きかも。でも、好き止まり。ハマらず。
あーアニメのMADでよく使われてたPerfumeとかハマった。capsuleも。カプセルのほうが好きかも。メロディーしっかりしてて。
ゆらゆら帝国とかナンバガとか国内バンドの有名なのは、今度借りてみようかなあと思ってるが。。
音楽より優先順位がアニメやらサッカーやらになったため、手つかず。
ああ、サッカーのプレイ動画って洋楽かかってるから、そっから発掘したりも。
あーあと、今の売れ線?リアーナとかアデルとかニーヨとかそういうの?は正直こない。カーペンターズみたいなもんかね。Youtubeの再生数凄いよね。
プログレはフロイド、クリムゾン、イエスと良さが分からなかったが、ジョジョのアニメで使われていて、ちゃんと聞き出したらイエスにハマる。これは割と最近か。
あとは、好きだけどそこまで聞き込まなかった。プログレじゃ一番イエスがキャッチーで聴きやすい。
好きなバンドを挙げよと言われたら、
Led Zeppelin,Nirvana,Radioheadかなあ。ベスト3。全アルバムがっちり好き。Radioheadの直近の一枚は苦手だが。
洋楽どうこうより、ハードロックが好きなのかも。Led Zeppelinに耳をかえられた。T.Rexとかブラックサバスと凄い好き。クリームとか。
そういう好きな音楽はこれ!!っていう軸があるからか、中学のときに聴いた音楽が一番で、それ以降はそれを超えるものには会えないよ、とかいうのとは無縁。
音楽に関しては。ゲームなんかは青春時代のやつが一番で、今のゲームに面白さを感じなくなった。
最近だとDeep Purpleベスト盤とライブ盤しか持ってなくて、なんてつまらない単調なロックなんだと見下していたが、普通のアルバム聴いたら凄いよかった。
あと、イギリスのロックの方が好き。アメリカのは苦手なことがわかった。ボンジョビとかスプリングスティーンとか。ああいうの。
ここ最近のバンドで好きなのは、Vintage Trouble,Alabama shakes。たしか、、はてなのどっかのブログで見てハマった。
iTunesには全部で17000曲。評価1-5で5評価は5000曲。その5000をメインに聴く。
こんな感じですかね。
少しおっさんになりかけな年齢なので、記憶があやふやなんで時系列ぐちゃぐちゃかも。
ああ、質問ちゃんと見ないで答えてたわ。
ソウルミュージックならオーティス、マービンゲイ、アレサフランクリン。
レゲエならボブマーリ、あんま合わなかったけど。
エレクトロにか、プロディジー、プライマル、マシッブアタック、クラフトワーク、ジャスティス、ベースメントジャック、ポーティスヘッド、ディスクロージャ、アニコレ、オウテカ
アンビエントだと、ブライアンイーノ、オーブ、ピーターガブリエル
なんつーか、有名どころばっかロッキングオンで紹介されるし、アルバムランキング100とかから聴いていくから、有名どころばっかだね。いいのかわるいのか。
※この話は実話を元にしていますが、あくまでフィクションです。
当時は、勉強しながらよくラジオを聞いていた。友人たちがよく聴いていたのはAM放送のほうだったのだが、音質も悪くて、トーク主体の番組が多い気がしてどうも性に合わず、俺はもっぱらFM放送を聴いていた。
あの頃の大阪のFM放送といえば、5年前に開局した80.2MHzのFM802が斬新な放送スタイルで一大ムーブメントを形成しており、FMが流れている店は大体FM802にチューニングされているといった風潮だったが、洋楽主体とはいえ、基本的にチャートインするようなメジャーな楽曲ばかりを流す802は俺には物足りなかった。
なにしろその頃の俺はYMOを経て電気グルーヴを聴き始めた頃で「テクノ」と名のつく音楽に飢えていたからだ。
ネットもない時代。サブカルに半分足を突っ込んだ引っ込み思案の中学生には情報もないし、それを補う行動力もない。しょうがないのでCDレンタルで、とにかくそれっぽい音楽を、BUCK-TICKやカシオペアや姫神、ようするにシンセが使われている音楽ならなんでもいい、といったところまでストライクゾーンを広げて、片っ端から聴いて、なんか違うよなあ、と思いつつ、飢えをしのいでいた。
そんな時、周波数75MHz付近にラジオ放送欄に存在しない局が存在することに俺は気づいた。
音質はかなり悪く、兄から受け継いだ馬鹿でかいラジカセのアンテナを限界まで伸ばしてようやく視聴可能というその謎のラジオ局は、だいたい19時頃から受信可能になり、深夜3時頃にぶっつりと止まる、明らかに海賊ラジオ局なのだが、俺はすぐさまその局に夢中になった。
なにしろ、その局は、俺が全く聞いたことも無いようなレイブ系テクノばかりをCMもトークも無しにノンストップで延々と再生しつづけるという、まさに狂気のラジオだったからだ。
それからというもの、家に帰って飯を食うと、勉強と称してそのラジオを聞くのが日課になった。
そのうち、音楽の合間に海賊ラジオの主とおもわれる若い男のコメントが一瞬はさまれる事に気づいた。
彼は「○○MHz、バンブーラジオ」とだけボソリとつぶやくとすぐに次の曲をかけた。
バンブーラジオのレイブ系テクノの垂れ流し(いわゆる今は中古CD屋で100円以下で叩き売られているジュリアナ系コンピのようなノリと思ってもらえば良い)は、それほど当時の俺の嗜好に合っていたわけではなかったが、TUTAYAで借りたチックコリアよりはよっぽどテクノっぽかったし、中には心の琴線に触れるような名曲もあったのだ。
その度に俺は、この曲は何という曲なのか、どこに行けばこの曲が入ったCDを買えるのか、切実に知りたかったが、なにしろ曲名を読み上げもしないバンブーラジオなのだ。それを知ることはできなかった。
そんなある日、いつものようにバンブーラジオをかけると、珍しく人の声がした。おそらく生放送で、バンブーラジオ局の主とその友人とおもわれる若い男が二人で楽しそうに会話している。
「FM放送なんて簡単だって、日本橋でパーツ買ってきて、ちょっと改造したらええだけやん。3万もあればできるで」
みたいなことを言っていた。俺は、個人でFMラジオを開局するという、そのとんでもない発想に興奮し、乗り気でない友人に替わって、自分にその方法を教えてもらえないものか、とすら思った。
「そうだ、リクエスト受け付けてみるか」
と言い、おそらく主の自宅の電話であろう、電話番号を読み上げた。
俺の胸は高なった。「同じテクノの好きな人間と話すチャンスかもしれない!」
電話番号をメモしたものの、しかし、実際に電話をかけるとなると、躊躇した。俺は無知なただの中学生で、しかも主のかける曲名、ましてやそのジャンルが何というのかすらまったくわからなかったからだ。(当時はディスコでかかるような曲、という程度の認識だった)
リクエストしようもないし、そもそも俺が知りたいのは、いつもかかる曲の曲名のほうなのだ。
そんな質問をするために自分が電話していいものか…さらに言うと、携帯もない時代に、固定電話のある真っ暗な居間に降りていって、見知らぬ、それも違法めいた事をしている男に電話をかけるというのも、何かすごく悪いことをするような感覚があった。もし電話しているところを厳しい母親に見つかったら、と想像すると、俺の興奮は急速に冷めていった。
正確には一回だけ鳴ったが無言電話だった。もちろん犯人は俺ではない。
そのうち、主とその友人も飽きてしまって、元のノンストップ放送に切り替えた。
残念な気もするが、まあ、また機会もあるだろう、俺はそう思って納得することにした
バンブーラジオはその後も放送を続けていたが、やがて、いつもの時間でも休止していることが多くなり、放送があっても、まったく関係ない、違う個人運営のラジオ放送(素人くさい女DJがJ-POPをトークの合間にかけるといったもの)を中継していることが多くなった。
季節は冬になろうとしていて、受験本番の日が近づきつつあった。
ある時、習慣でバンブーラジオにラジオを合わせると、聞き慣れたレイブテクノが聞こえた。
ああ復活したんだな、良かった。
と俺は思い、そのまま聴き続けたが、合間にいつも主がはさむ「○○MHz、バンブーラジオ」の名乗りに変化があった。
俺は驚愕して、眠い目をこすりながら放送を聴き続けた。深夜2:00頃だろうか、音楽がふいにフェードアウトし、主のボソボソ声に切り替わった
「最近忙しくて、ちゃんと放送ができなくて申し訳ない。この放送は、○○(大阪の地名)から放送してるんですが、なんかどうも電波が岸和田あたりまで届いてたらしいですね。どれぐらいの人が聴いてくれていたかは知りませんが、今までありがとうございました。」
「放送を辞めるのは、神戸に引っ越すからで、そこでも放送を続けるかは正直わかりません。やりたいとは思ってますけど、設備の問題もあるので。」
「ではそろそろお別れです。スイッチを切ったら、屋根のアンテナ外して、これでバンブーラジオは本当に終わりです。」
そして、数秒のブザーの後、放送は止まった。ヘッドフォンからはホワイトノイズが流れていた。
あの時、電話しとけば良かったなあと俺は少しさびしくなったが、実は、その時にはそれほど感慨はなかった。
なぜなら、俺は既に電気グルーヴのテクノ専門学校シリーズを手に入れて、自分の好きな音楽がクラブ系テクノミュージックというものであることを知ることができており、またテクノ専門学校のセールスがそれなりに良かったのか、ソニーミュージックの海外インディーズレーベルを中心としたリリースラッシュ(AphexTwinやBlack Dog、デトロイトテクノ系アーティストなど)もあって、大きなCDショップに行けば、簡単に好きなテクノミュージックが手に入るようになりつつあった。
なので、好みの合わないレイブ系のラジオが終わっても、わりとどうでも良かったのだ。
それから1ヶ月もしないうちに、1.17 阪神・淡路大震災が起こった。
俺の家の被害はガスが止まったぐらいで大したことはなかったが、尼崎に住んでいた叔父一家が被災するなどして、大混乱だった。親戚全員の無事が確認された後、俺が真っ先に思い出したのは神戸に引っ越したバンブーラジオのことだ。
ラジオで読み上げられる無数の被災者の名前を聞きながら、俺はバンブーラジオの主の無事を祈ったが、もちろんそれを確かめる方法はなかった。
その後、志望校に合格し、春から始まる高校生活を前に、期待と不安で宙ぶらりんになっていた俺は夢を見た。
大阪の電気の街、日本橋に入学祝いのお金を握りしめて、FM放送のための機材を買いにいく夢だった。
何故か、ピエール瀧とバンブーラジオの主が同行してくれて、俺に色々とアドバイスをくれる。
棚に並べられた、無線機の列を眺めながら、俺はこれから始めるFM放送の構想にワクワクしている。
目が覚めた。そして、朝日の中、それが夢だとわかった時、本当の寂しさが襲ってきた。
俺の好きな音楽を一緒に楽しめる友人は、本当は一人もいないのだ。
中学の友達にAphexTwinのAmbient Worksを聞かせても曖昧な笑みを浮かべるだけなのだ。そんなわけのわからん音楽よりこれ聴けよ、と渡されたカセットテープにはボンジョビとミスターBIGが90分詰まっている。trfじゃないだけマシだけど、俺にはこの良さがさっぱりわからないのだ。
同じように、誰も、誰一人、AphexTwinの初期アンビエントの空気感や、カールクレイグの無機質なマシンドラムの良さなどわからない。
俺はどうしようもなく一人だった。そしてそれは、春から始まる進学校での高校生活でも同じだろう。いやもっとひどいかもしれない。
夢で訪れた日本橋の無線ショップに、俺は1週間前に実際に行っていた。自分もFM放送を始めればあるいは、と思ったのだ。
膨大な機材に圧倒され、マヌケにも「FM放送をしたい」と馬鹿正直に店員に告げた俺は、表情を一変させた店員に「それは犯罪だからね。帰ってくれる?」と追い出されたのだった。
幸いクラブ系ミュージックはその後、ファッションの文脈を得て一大ムーブメントを巻き起こした。送信機の代わりにシンセを買って宅録するようになっていた俺にもその手の友人が何人もできて、俺は一人ではなくなった。
ブームが終わって、俺が挫折して、シンセを全部売り払った今でも、彼らとの親交は続いている。
彼らとたまに昔話をする度に、俺はバンブーラジオを思い出す。向こうは俺のことなんて知らないだろうけど、今でも俺にとってバンブーラジオの主は、音楽を好きになって最初に出来た頼もしい先輩で、そして大切な友人だからだ。
皆がオフラインになった冬の夜、決してチューニングできないどこかの周波数で、あのアッパーでどうしようもなく頭の悪いレイブテクノが、あの時のままノンストップで流れ続けている。
俺は、まだそういう夢を見ている。
追記:海賊放送と書きましたが、バンブーラジオが本当に違法だったのか、実は知りません。でも電波が飛んでる範囲からして、当時のコミュニティFMに許された範囲は超えていたように思う。あと、念の為書いておきますが、この文章に違法行為を助長する意図はありません。不正電波ダメ・ゼッタイ。いい子は各種法律守ってネットでやりましょう。