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はてなキーワード: テニュアとは

2021-03-24

anond:20210324004535

ちなみにテニュアというのは学生という意味じゃなくて大学教員として競争を勝ち抜いて終身雇用身分を得ることを言います。単に学生になることの1万倍くらいは難しい。

anond:20210324001059

俺みたいなヤンキー渦巻く田舎で育ってきた人間からすると、その育ちなら東大どころかアメリカテニュアくらいとって当然じゃねって思っちゃうけど、世の中そうはなってないんだよな。不思議すぎる。

2021-03-08

anond:20210308083702

勝算があるならいいんじゃね?

俺なら、学位取得後のテニュアトラック教員ならともかく、学位が取れるかどうかも不確定な状況で毎年度契約任期付き職(履歴書では契約社員扱い)には就きたくない

2021-02-18

anond:20210217203144

大概の人間にとっては大学入試人生で一番勉強するんだからもっと負荷をかけていい

東大京大あたりの一部学部数学入試問題に大学教養レベルの内容を課してもいいだろう

全国で定員50人の枠で試験受けさせて合格者は終身テニュア大学教官在職権)を与えるとかやったら、理3以上の難関になると思うのだが

2020-11-23

ある大学教員出会い系サイト奮戦

私はある大学教員をしているオッサンである。とはいってもまだテニュアの職は得ていなくていわゆる任期付きだ。もう40過ぎてしまったのでいろいろ焦りはするのだけど、周りを見ていても自分みたいなのは珍しくないのも事実である

とはいえ、昨年研究がそこそこの成果を上げて、割と注目もされていくつか新聞記事なんかにもなり、人生はじめての単著も出した。まあそれはいいんだけど、先日院生たちと雑談していたときに、出会い系人妻をどうのみたいな話になった。大学院生人妻とそういう関係になるのか。そういうことはダメだよと言っておいたけど、なんだかもやもやする。

てのは、自分自身、結婚してはいるんだけど、もうセクロスすることが何年もない。5年前に二人目の子供が生まれから完全に絶えてしまった。もちろんそれは辛くて寂しいことなので、いままでいろいろできることはやってきたんだけど、妻に断られると結構落ち込むというか自分否定されたような悲しい気持ちになり、怖くてもう誘うことも出来ないのだ。しか40歳くらいであり肉体の方はまだ性的ものを求めている時期であり、なんだかやるせない思いを抱えながら生きている。そんな人、たくさんいるよね。私もその一人です。

で、風俗はどうしても勇気がなくて行けなくて、風俗使う勇気のない人間がどうしてそんなことを思ったのかわからないけど、出会い系を使ってみようかと思ったのだ。大学院生にできるのならどうして私に出来ないことがあろうか。そんで、業界大手ハッピー出会い系登録してみた。

地域と年齢で検索をすると、まあ出るわ出るわ。こんなにいるのかい。これらの人妻たちがみんな出会いを求めているかと思うと、熟女AV世界である。そんで、片っ端からメールを送ってみたが、まあ2割位帰ってくればいい方で、その半分はいわゆる援助交際希望であった。一回に付き1.5万とか2万とか。

顔も知らない人(当然だけど既婚女性の大半はプロフ写真を公開していない)と2万円でひとときを楽しもうなんて勇気のある人、いるんだろうか。まあいからこういう人がたくさんいるんだろうな。でも私はそんな怖いのごめんである。なので、援助交際じゃない人を地道に探そうとしたが、まあ返事が来ない。来ても数通で絶える。辛い。

攻略法みたいなのを載せてるサイト結構あったのだが、大体出会い系サイトへのアフィリエイトサイトだった。それでもいろいろ情報を取り入れて頑張ってみたけど無理。プロフ写真を貼り付けるのが大事とはどこも書いてあるが、わたしネット検索したら新聞記事やら大学サイトやらにいくらでも顔写真が出てくる人間である。そんな恐ろしいことできるわけがない。

でも、写真とりあえず送れと言われて、ありったけの勇気を振り絞って送ったりもしたけど、「ごめん、タイプじゃない」と一言返信が来て切れてしまったりした。もうなんか、これメンタルが削られるだけの営みじゃないのか。そんなにブサイクだろうか。一応結婚もできたし付き合ってきた人もいるんだけどな…

まあそんなこんなで奮戦して、ようやく「肉体関係なし・メール友達募集」という40代後半の人妻さんとやり取りが続くことになった。いろいろ聞くと、登録すると何もしなくても鬼のように男からメールが届くらしい。なんか40代の若くない既婚女性を大量のオッサンが取り合いしているのだ。虚しい。これを虚しいと言わずになんと言えばいいのだろうか。

その肉体関係なしの人妻さんは、いままで色んな人にあってきたが、一回やって捨てられるか、あるいは会ったその日にブロックされたりみたいなことを繰り返されて、病んでしまったらしい。だからもう会わないんだそうだ。出会わない系サイト。それって普通SNSでいいじゃんって思うけどね。とにかく、肉体関係はなしと書いただけで鬼のようメールはだいぶ減るとのこと。

女性女性で大変なんだな。でも、そんな人としか私は繋がれなかったのかと思うと元気なくなってくる。大学院生諸君はどうやってここを突破したのかとか思うけど、彼らと私がこの世界市場価値において張り合うってことがそもそも無理なんだろうな。

で、私はそのハッピー出会い系で3000円使ってポイントが付きて、やめることにした。ここを攻略するには、それなりに覚悟と根気と鉄のメンタルプロフ写真の公開が必要なんだろうが、私にはそれはなかったのである。あるいは若ければそこは全部飛び越えられるかもしれないが、もう若くもないのである。二人の子供の寝顔を見ながら、変なことにならなくてお父さん本当に良かったよとつぶやきながら、今後もこの男の肉体を持て余しながら、もんもんと生きていくんだろうなと少しだけ絶望するのだ。

あ、肉体関係なしの人妻さんとはその後も出会い系サイトを離れて普通メール続いています。お互いに会うつもりは全くなし。研究仕事と全く関係のない話し相手は居なかったので、ちょっとそれだけは成果といえるのかなと思っている。

2020-11-09

終身雇用という制度はすごいなあ

すっかりモチベーションを失ってしまった。

発表が近くなると寝ないで勉強して、土日も家族に謝りながら原稿を書いて、それはいつか誰かの役に立ち、人を幸せにすると思ってた。

いや、自己実現のためにやってたのかなあ、結局お金とか環境とか、いつか良い仕事転職するために必死だったという理由で動いていたかなあ。

とりあえず、目の前にある楽しそうなことに手を出しては新しい世界ときめいていたような気もする。単に若かったのかもしれない。

MBOでいい評価がもらえて振り返ってみると、勉強しなくてもボーナスは貰えるし、昇進は内部の仕事をどれだけやるかにかかってるし、頑張らなくても相応のお給料は入ってくるわけだ。

もちろん期待される役割について尽力するべきではあるけれど、大変な道を選ばなくても、できることをほんの少し背伸びしてこなすだけでも、生きてはいけるんだね。

有給休暇を娯楽に費やして、無理なことはしないで、すごいことはすごい人にやってもらうようにして。

研究とやらが趣味なんじゃないかと、自分が好きだからやってると思ってたけど、でもやり遂げたときの喜びとのコストが合わなくなったように感じた。

何でもかんでもボランティアできたのは20代だったからだろう。独立したいと思っていたけど、コロナで大組織の有難さをひしひし感じたし、当然ここも辞めると思っていたが変わってしまった。

自分には十分すぎる場所での定年までの約束意識するようになってから、どうしたらいいのか分からなくなってしまった。テニュアなんてとるもんじゃないな。

2020-10-10

学術会議のやつ

ハイハイ手続き問題ありましたね6人は復活で採用ね、でも今から解散のために法改正する準備するね、って流れだなこれ。

実質的マイクロプラスチックを海から減らすのになんも意味のねーレジ有料化に絡んだのを誇らしげに語ってみたり(これ提言が間違った政策につながった後悔案件じゃんか)

復興増税提言したことあったり(直球で間違っている。減税と国債発行をアホほどやって、景気が過熱しすぎる兆候が出たら増税して冷やすのが正しい)

軍事研究ガーって言ってみたり(今アツいのは民生品の軍事転用の流れなのでなんも研究できないか、なんも戦争につながる研究を止められないバカ台詞なっちゃう)

人に向かって研究する気もないのに大学に来た教養のないやつ呼ばわりしたり(お前今大学出てどんくらいテニュアポストがあるのかどんぐらいあきらめて企業就職したのか今の新卒とか氷河期のやつらとかの前で言ってみろこのバカ

はい潰せ!研究者のくせにお勉強ちゃんとできてないやつは潰せ!

2020-09-30

おっさん研究者ひきこもりたい

大学院生引きこもり留年増田話題になってる

若いってだけで羨ましい

自分バイオポスドク、いい論文(CNS)もないしテニュアポジションゲットは絶望

30後半になろうとしているところ

研究やめるべきだろうか?これまでの不義理もたたって、相談できるような大人の知り合いがいない

もちろん上司相談はありだ。でも安くて便利な労働力、もうちょっと頑張れば?と言われるか、そんなこと考えるなんてやる気がない証拠となじられるか、どっちかだろう

年度途中だが今すぐ民間への就職を考えるべきだろうか?

妻も働いているのでヒモを目指すのもありだが、子供のこと考えると胃がキリキリする

2020-08-29

今のアカデミアで「未来への展望」なんて考えられない

ちまたに嫌と言うほどあふれているアカデミアの中にいる人間のグチのひとつなんですけどね。

ますだででもなければなかなか書けないので吐き出させていただければ。

  

少し前のことです。

とある公募面接に呼んでいただきまして、いろいろ聞かれたわけですよ。

そんな中の質問の一つに「このポジション任期が終わった後、どのような展望をお描きですか?」という質問がありました。

面接における典型的質問なのですが、私、ここで気づいてしまったのです。

  

「私、先の展望なんて持っていないや…」と。

  

その面接ときはなんか上っ面をなでたような適当なことを答えました。

(結局その公募不採用でした。採用された方を見ると確かに私よりも業績もあるし、順当でしたので、面接の結果には文句なんてございません)

  

私の中で衝撃だったのが、当然考えているべき「先の展望」をそもそも自分自身が考えることをー恐らく無意識のうちにー放棄していたという事実でした。

数年後、今の研究をどのように発展させていくのか、それに必要自身キャリアアップはどのようなものなのか、そういった「展望」を描くことは、言うまでもなく研究キャリア形成していくうえで、重要でしょう。

  

しかし、私はその展望を描くことをこの数年間していないのです。避けていた、もしくは怠っていた、といってもいいのかもしれません。

ここ数年の私は、2-3年程度の任期職を渡り歩いています。いつテニュア職に着けるかなんてわかりません(目をつぶってますが、テニュア職に就く能力があるのかもわかりません)。

濃い霧の中で、先の見えない梯子を上っているようなものです。

梯子は2-3段上ると途切れてしまい、その都度霧の中に手を伸ばして次の梯子必死に掴んできました。

かつては、上り続けていれば途中で途切れない長い梯子に到達するだろうし、いずれ屋上に行きついて晴れた空を見上げることもできるのだろう、と信じていました。

  

ただ、上れども上れども、つかめ梯子は数段で途切れるものばかり。霧の中で次の梯子に手を掛けるのも、どんどん難しくなっていきました。

やがて私は、常に「次の梯子に手を伸ばすこと」だけを考えるようになっていったのだと思います

どうやって次の梯子を掴むか、という目の前の物事に囚われ、梯子上りながら何をしたいのか、屋上に立った時に次にどうしたいのか、そういった「展望」を描くことはなくなり、むしろ展望を描くことはむなしいこと」とすら思うようになっていったのです。

  

からお前はダメなんだ、と思われるかもしれません。

ビジョンなくして成功なんてしないだろう、と感じられるでしょう。

私もそう思います

  

思いますが…いまの私には、次の梯子に手を伸ばすのが精一杯なのです。

2020-05-25

博士号からアカポス最低説はあるけれど

ここ数年、博士号を取得中とか、その後のテニュアポジションが取れなかったとかで

いか博士課程に進んでアカポスに進むのが最低最悪かというエントリをよく見かける気がする。

あるいは文科省自分指導教官に対する不満とか。

かに、若手研究者の現状は前よりも悪くなっているんじゃないかとは思う。


自分博士号取得後に任期付きアカポスになり、無事テニュアアカポスになった。

結論から言うと、大学教員は最高だ。

周囲の教員研究者は、みな人柄もよく頭もよく、話していて面白い人ばかりだ。

学生も優秀で、この中から研究する人材が育つだろうと思うと、

これまでは研究ばかりが重要だと思っていたけど、教育へのやり甲斐も実感した。

アカデミアは、働き方も自由PIになればこれをやれと仕事命令されることもない。

大学事務が非効率と感じることもあるけど、お互い仕事でやってるんだから仕方ないなと思ってる。

何よりも、自分の好きな研究自分の好きなようにできる自由がある

(もちろんそのために研究費を自分で獲得する必要はある)。


給与はそりゃ自慢できるほどいいわけじゃないが、卑下するほども悪くない。副業もできる。

高給がほしい人は、そもそもアカポスなんか目指さないか

うちはダブルインカム配偶者も稼いでるので、家計は余裕がある。

結婚できない、という説もみかけるけど、

知り合いのアカデミアの同世代の中で結婚していないほうが珍しい。


自分が優秀だったからこういう環境にいるといいたいわけじゃない。

素晴らしい職業なのに、最近まりも夢がないエントリばかりだなと思ったから。


かに、生き残れなかった同業者は何人も知っている。

自分のまわりでは、研究者としての能力足切りレベルだったか

競争社会には向かない性格だったか、ないしは単に人間として付き合いにくい奴がいなくなったと思う。

業績があっても付き合いにくかったら、当たり前だけど長く付き合う同僚や部下としては願い下げだろう。

性格が”個性的なのはもちろんOKOK。

でも教育者に向かない嫌味なやつは選ばれない。

目を引くような業績がたとえなくても、

同僚や共同研究者としてやっていきたいと思う楽しい人や、研究テーマに引きがある人は残ってると思う。

もちろん他にやりたいことがあってアカデミアを去った人もいると思う。

そういう人は新しい道を気持ちよく進んでほしいし、

自分ができなかったことをやってくれていると応援したい気持ちがある。


博士課程やポスドクの辛さを語るエントリの裏には、

辛く悔しい思いをしたという人がいるのは間違いない。

子供博士課程に進学したいと言ったら応援できるのか、と書いてあったとある投稿を見るまで、

アカポスは最高だなと思いながら、こういうことを書くなんて思いもしてなかった。

嫌味だと受け取られるかもしれないし。


伝えたいことは、学級の道は楽しい。向いている人には楽園だと思う。

もちろん努力や運や体力も必要だけれど、

少なくとも自分のまわりは、文理問わず任期なしの職に転換した人の方が多いです。


自分の子供の職業選択についてああだこうだ言うつもりはないが、

もし、子供が将来学者になりたいと言ったら、もちろん応援します。


自分大学研究教育ができて、とても幸せだと思うから


2020-01-30

anond:20200130212610

うそう、だから理工系博士号とってアカポスに就くほうが確実なんだよね

やっぱり国立大学テニュアは安定しとりますわ

2019-11-24

話題の人のあれ。

http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/news/2019112411004

特定時間勤務有期雇用教職員(特任准教授)” について。「特定時間勤務有期雇用教職員」は単に上位カテゴリで、その中に特任教授とか特任准教授とか特任研究員とかがある。

時間から非常勤で、特任だから任期つき。寄附講座の所属から寄附講座の設置期間が任期になっているだろう。給料勤務形態(たぶん週何回とか月何回とかなのではないか)によるが、まあ知れた額だ。テニュア准教授だってあれなんだから非常勤ならもっと低い。

ただし最近ちょくちょく話題になる「非常勤講師」とは全く違うので注意。あちらは東京大学ではやっと最近雇用契約になったという扱いだが、こちらは曲がりなりにももともと雇用契約だった。

「特任教授」「特任准教授」を常勤非常勤の別なく用いているのがあまりよくないのと、「特任」が結構かっこよく見える言葉なのがこういう人にとっては都合がいい、という問題あるかな

サーバしょぼいぞ、については、ドメイン見てもらえればわかる通りこれ情報学環サーバなんで。弱小大学院サーバなんてこんなもんじゃないですかね……。

2019-11-16

anond:20191116190643

そもそも日本大学における文系研究だって「背に腹は変えられないとかいレベル」になってるでしょ

九大で爆破自殺した助教?とか仏教研究で若手賞を受賞しててもテニュアとれず自殺した女性とか話題になってたの忘れた?

金がなかったら生存すら危うくなるんだから意識を高く持っても生きていけないじゃん

2019-08-02

anond:20190801161129

東大医学部健康総合科学科→東大SPH(東京大学公衆衛生大学院)→現在ハーバード博士課程の学生さん

とても似た境遇だけど、すごく胸糞悪いんですけど。自分キャリアへの不安家族のせいにすんなよって

と仰っているので反省してください。まあその人は奥さんハーバード学生だか研究者だかだし、超優秀な人間なんでテニュアなんてすぐゲットしそうではあるが。要は家族云々ではなく単に実力の差なのでは。

anond:20190801161129

研究者ですが

僕の場合ポスドク時に結婚が決まって、あちこちに出せるだけ出した

で、結婚と同時に高専に移ったよ

そしてすぐに私大に移りました

ビッグラボ仕事するのも楽しいけど、任期任期に追われるのはきついよね

底辺私大でも高専でもいいので、とにかくテニュアとって10年がかりで研究できるのもいいもんだよ

まあ、できちゃったもんはしゃあないけど、子供安易に作ったのはまずいな

大人2人なら生きれても、子供がいればなんともならんことがあるもんな

増田はそこの責任ちゃんと考えて、妻を安心させる方法は考えるべきよ

anond:20190801161129

国立研究所勤めだけど外部から来た複数の優秀なTLに言われて納得した言葉がある。

研究者結婚はできる。

キャリア・家庭・子供のうち2つまでは選べる。

3つ求めると破綻する。

子供キャリアを選んだ人はそれぞれ25年以上別居していて

家庭とキャリアを選んだ人は子供はいない。

子供を選んだ人たちは子供独立したあとは夫婦生活なんて今更送れる筈もないので離婚するだろうとも言っていた。

増田もそういうことだと思う。

キャリアは捨てたくないようだし、子供は生まれちゃったので奥さん子供と一緒に生活する家庭は求めてはいけない。

別居か若しくは3つ求めた結果の破綻として離婚になるだろう。

ちなみに自分は今年48でやっとテニュア取れたので漸く結婚しても良いかな?と思い始めたけど時既に遅しって感じがしてる

相手バツイチとかでもむしろ気にしないんだけど、それはそれで未だ健在な親が複雑な顔をする。

anond:20190801161129

出身学科先生結婚離婚を繰り返す人がいて、人格破綻者だと陰口をたたかれていたが、こういう背景があるのか。

自分事実上師事していた先生任期助教の時に結婚され、子供も生まれたけれど、ほどなくして奥さん出身地近くのテニュアポジションに異動されてたな。

奥さんは豪胆な感じだったのでそんなの気にしなかったのかもしれないけれど、先生はしっかりされた方だったし、研究室運営していた先生常識的アドバイスをされる方だったので、そういう結論になったのだろうと学生ながらに思ったものだった。

任期ポジションにいるとき子どもができる人はいるけれど、それまでにそれなりの研究成果を上げておいて、子供ができたときにはテニュアトラックに異動というのが現実だと思う。子供ができるまでにテニュアトラックに異動できるだけの成果がなかった時点で、そのルートはないんじゃない?と思うけど、そんなの誰も教えてくれなかったよねとも思う。

企業経験して大学に戻ってきた知人は、企業にいた数年のブランクの間に同世代研究者が稼いだ実績を追い越すことはできなかったと言っていたが、増田も似たような状況だと思う。こんな優秀な人でもそう感じるほどに時間の壁は厚いのかと思ったものだった。

これを書きながら思ったが、増田の周りには任期ポジション研究者で子どもがいる人っていないのか?

自分学生していたころは合宿形式研究会で先生方が与太話をされていたけれど、そういうのって最近はないのだろうか。

それとも、増田はボッチなのか?

2019-08-01

https://anond.hatelabo.jp/20190801161129

国内大学テニュア職の夫のいる妻です。夫が助教時代結婚しました。

私は子どもができた時点できっぱりと自分仕事を辞め、育児と夫のサポートに全力を尽くしてテニュアを手に入れるまで伴走してきました。

数年ごとに国内転々しました。大学を変わるたびに嵩む引っ越し代でお金もなかなか貯まりませんでした。

周りの子持ちの大学教員の妻(専業主婦)も似たような感じです。家計をやりくりしながら異動ごとについて回っています子どもが少し大きくなったケースではパートなどに出ていることが多いです。

奥さん定職がある場合教員の夫が単身赴任でぼろぼろの官舎に住んでいるケースも結構見ました。

でもいずれにしても夫婦仲が良い場合しか家庭は考えられません。

任期付きの仕事においてはその先があると信じ、夫を信じ、ついてきて今がありますが、任期付きの時は不安になることもよくあり、言い争いになることも少なくありませんでした。

それでも家庭が破綻しなかったのは夫が何より大事にしているのは家庭と子どもだと常に口にしてきたからです。

おそらくそれがなければ家庭は破綻していたかもしれません。

ご参考まで。

結婚をするべきでなかった[追記あり]

私(夫)28歳、妻26歳で結婚して、すぐ妊娠し、今1歳半の子供がいる。現在私は30歳。

私は今、大学ポストを目指していて、

出来ればいい大学ポジションに着きたい。それが任期付きであっても。ただし妻は何でも良いか定職(彼女のいう定職任期の無い普通会社員)について欲しいという。

妻は、5年後に旦那仕事が確実に無くなり、次の仕事があるかわからない。また見つけたとしても、継続してひとつ法人に在籍しない為に、昇給がない、というのが堪らなく精神的に不安らしい。いい加減に定職につけと言うことだ。

私は元々日本修士課程卒業して、誰でも知っているいわゆる大企業就職していたが、2年でやめて、海外博士課程を始めた。2020年3月に修了予定で、仕事をどうするか(そもそも見つけられるか)が問題

こんな不安定な道に進む場合は、結婚するべきではなかった。妻も結婚した当時は不安定な道になる事は承知していたはずだが、実際に子供が生まれ、直面すると態度が変わった。妻は、私が受ける、ある大学任期付き助教採用面接が失敗すればいいと思っている様子で、もはや根本的に考えが私と違ってしまった。(私はこの大学よりいい大学助教ができるとはあまり思えないくらい、いいポジションと考えていて、ぜひ採用されたい)

自分は元々結婚には向かないと思っていたが、した事も無いのに決めつけるのは浅はかだと思い、試して見た。今言えることは、きちんと見通しをつけず、結婚決断をした自分が浅はかであった。

遅かれ早かれ離婚する事になりそうだが、子供が不幸になる事が申し訳ない。申し訳ないと言いつつ、自分の都合を優先させるために子供を不幸にする自分悪魔のもの

結婚をするべきではなかった。もっというと、子供を欲しがる女性結婚するべきでなかった。

定職を持ち、長く住む場所が定まり精神的な余裕がある人間以外は子供を持ってはいけない。当たり前の先人のアドバイスを繰り返すだけになってしまった。

[以下追記]

このやり方でいいのかわからないんだけど、ブクマの人気コメントにお返事書かせて頂いた。

kpkpkpchang 離婚後、当然のように妻が子供を引き取る想定でいてモヤモヤする。

離婚するなら増田シングル育児しつつ夢を追う覚悟必要だし、

妻が引き取っても養育費のために一定収入必要から独身のような自由はないぞ

もし離婚した場合の想定について。

親権(+監督権):

子供親権を取ることに私は、そこまでこだわっていないが、事実上私が親権をとることはできないと考えられる。

離婚届には離婚後の親権を記入する欄があるが、そこで合意が得られなければ、裁判所判断になる。

離婚届を出す際に、妻は親権絶対に譲らないと想定できる。

調停になった場合、やはり妻が有利。私はずっと海外にいて、妻が日本子供身の回りの面倒を見てきた。

そのため、私が親権または監督権を獲得するのは事実上無理だと考えられる。

養育費を払うことは(私に収入範囲内であれば)なんの問題もなくて、できるだけ払いたいと思う。

自由がない”、の意味がよくわからないが、可処分所得が減るという意味なら、理解しているつもりだし、納得もしている。

私が問題だと考えてるのは、子供父親が一緒に生活していないこと。

おそらく離婚したら私は積極的海外ポストも探すが、そうするとかなり長い期間顔をあわせる機会もない。

家事子供身の回りの面倒を見る大人が2人ではなく1人になるというのは、子供にとっては不幸では?

また、自分父親の顔を覚えていない子というのは、たとえば学校生活父親の話をするときに、気まずい思いをするものではないのか?

金(養育費)だけ払えば子供にはなんの影響もないと思えないので。

yuatast 妻子供よりも自分の将来が大切だってことでしょ。分かりやすいよね。

大学不安定なポジションちゃん結婚生活を営んでいる人もいるわけで、

単純に増田奥さんを説得すらできないということだと認識しなくちゃ。

まさに仰るとおり。説得ができない。任期のあるポストでも私にとってはとてもいい仕事なのだが、

妻がそれを承服しかねる、というのは理解できる。

私の感覚では、いい大学助教の経歴があれば、自分キャリアが続く仕事は見つかると考えているのだけれど、

妻はそういう楽観的で不確定な未来を受け入れる態度に耐えれれないということらしい。それもわかる。

どう説得すればいいのか教えてほしい。

htnmiki 離婚しても子供が不幸にならない方法を考えなよ。

片親の子を見て「あの子不幸だな」なんて思わないでほしい。

子供が不幸にならない方法は考えたい。

子供自分自身のことを不幸だと思わなければ、他人にどう思われてようが、問題ないと思う。

私自身は片親の子をみても不幸だとかそういう考えは持たないが、一般的にはどうなのだろうか。

子供がどう考えているのかは、離婚した親をもつ子供アンケート統計等を見ないとわからない。

araikacang 結婚した当初は自分が安定した職に就けばいいと考えていたが、

いざ直面すると夫が子どもの事は完全に他人事でこれじゃフルタイムで働くなんて無理となった可能性。

妻はその業界では安定した企業の職についている。会社はその分野で国内大手で連結の売上が500億以上。

そのため、妻が育休中のその会社をやめなくて済むように、私は東京のし仕事を探している。

妻に詳しく認識を聞いてはいないが、子供小学生くらいになるまではあまりフルタイムで働く気はないのか?

(妻の企業時短がけっこう一般的で、フルタイム時短の切り替えがある程度容易)

妻は子供と過ごす時間に対する優先度が高いように見受けられる。

skrnf この問題に対して離婚が解になるという想定がよくわからない

問題は、私と妻が共同生活を送ることが困難になるほど不仲になってしまうという点で、

それを解決できない場合は一緒に暮らす全員がかなり不幸になる(と考えられる)。

なんとか、任期のある仕事につくことから来る妻の不安を私が取り除かなければ、一緒に生活できない。

宝くじで数億円が当たるか、私が、妻が満足する任期なしの仕事につけば、問題解決する。

もし私が私のやりたいように進めると、私が任期なしのポジションにつくのは5年後等になると思われる。

そこまで不仲の状態で共同生活はできないので、離婚しなくても別居はするのではないかと思われる。

grdgs 賃金就業の男女格差をなくし保育を充実させれば、こういう問題も少なくなるな。

差別解消と保育の充実に消極的自民党は紛うことなき悪。

生物特性上、子供妊娠出産することができるのが女性だけというのが、現代社会においてかなりハードルが高い。

子供が欲しい女性はある時期は必ずパートナー自分以外の何かに頼らざるを得ない。女性キャリア形成があまりにも難しい。

あと、いま妻の住んでいる場所は認可保育園は空いていない。

世田谷とか笑ってしまうぐらい認可保育園が空いてない。例えば、1歳の子供を入れたい場合待機児童345人いる:

 参照https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kodomo/003/009/d00031371.html

認可外の保育園もあるが、個別に問い合わせてもまぁ空いていない。

保育園の申し込み書類の用意は私が主に担当している。保育園見学一時帰国したときに、私も3~4件は回ったが、

やはり認可保育園の方が環境がよく、そこに入れたいと思う親の気持ち理解できる。

ただ、認可保育園見学しても虚しいのは、入れる見込みがほぼないこと。(見込みがなくても見学していないと申し込みすらできない)

また、良い保育園がたくさんある地域は、結局他の地域から無現に子供を入れたい親が引っ越してくるので、

待機児童問題永遠に解決しないと思われる。月14万くらい払えは、環境のいい認可外のインターナショナルスクールみたいな所に

入れられるが、私たちの家庭にその余裕がない。自民党はなんの関係もない。

ポスドク学振PD任期付き助教(非テニュアトラック)のポジション子供がいる方へ

どのように家庭を運営しているか是非教えてもらえないだろうか?

2019-06-23

anond:20190623130421

それはインフレ率がランダムウォークしてるってこと?

学会論文発表した方がいいよ一流大でテニュア取れる

2019-04-29

anond:20190429014612

研究は何とかなる。手法技能問題なので、慣れが必要

論文はたくさん読もう。発想の元になる。

論文読めないのは、言語感覚のせい。何語を使っているから知らんが、言語感覚は早く身につけといた方がいい。論文読むのも書くのも楽になる。

学振も書いてる間は辛いだろうけど、悲観することはない。学振通らなくてもテニュアになってる人は大勢いる。

ただ、人の心は何とかできるものではない。できるとすれば、自分気持ち相手に知ってもらって、自分なら幸せにできると訴え続けるしかない。自分だったら、恋愛に関してはまずは行動を起こすと思う。

2019-04-16

anond:20190416105657

かに博士課程3年間、学振落ち続けた人間(人文系専攻。当時は合格率15%とかそんなもんだった)としては、そんだけわかりやすい実績上げててなんで??感すごいある。

彼女だけの話でもなく、受賞経験とかはないけど、ポスドク非常勤講師やりながら、論文や本書いて、研究会主宰とかもやって、ちょっと話せば教育者としても優れてる人だなってわかるような人が、すぐテニュア決まるだろって思ってたのにずーっと決まらないまま50代突入とかしてたんで、ほんとこの世界わからん。怖い。

研究に向いてそうな学生いても、大学院行ってみたらとか絶対言えない。

留学生そもそも院進前提で来てる人多いんで、日本の人文系大学院留学生だらけになってる。残念ながら当然としか言いようがない。

それにしても、史学系って、ガチ公募どれくらいあるんだろうね。

院生非常勤講師時代はいまいちよくわかってなかったけど、教員側の立場になってあれやこれや見聞きしていると、大学院によって、植民地(若手研究者を送り込める枠がある大学)があるとことないとこあって、ついでに同じ大学院でも専攻や師匠によって、コネ回せるとこと回さない(回せない)とことある、らしい*。

コネ回すことができるとこでも、空きがなければどうしようもないので、全員に回せるわけではなく、優秀な人、貢献してくれた人からということになるわけなんだけど。

どれだけ実績があっても、(1)専門領域でのガチ公募が極端に少ない(朝日新聞記述で、履歴書読んだ跡がそもそもなかったこともあったってあったけど、既に採用者決まってるアリバイ公募ってことだよね)(2)出身大学院または師匠コネさない、が重なれば普通に詰むよね。

あとは研究会とかで自力で人脈広げて、呼んでくれる人を作るかどうかくらい?

いうて、コネで押し込めるのって学部長級以上とかだし、そのへんの人らは学務忙しくて研究会とかそんな出てくる暇なさげな気もするけど。

あとは退職する教員が後任推薦することもなきにしもあらずだからそのへん? 後任推薦NGのところも普通にあるんでなんだけど…

専門によっても違うし地域大学によっても事情は違うと思うけど、ガチ公募もっと増やして、とりあえず「研究業績ある」「学生の面倒がみれる」「最低限学務もこなせる」「コンプラ守れる」あたりが揃っていれば就職できるチャンスを増やすことが、優秀な研究者育てる鍵になる予感がする。

ちなみに出身地国立大で、自分の専攻の公募出ないかなーと10年以上ガン見してましたが、一度も公募出ませんでした!!




自分ガチ公募で勝つしかなかった。年数件くらい出る自分の専門領域かぶる公募20回以上応募して、面接まで行ったのが3回、4回目に呼ばれたところに決まった。ちなみに面接では研究者としての資質もそうだけど「一緒に仕事してうまく仕事回せていけるか」が見られるという印象。あとで聞いたら、実は自分より優れた業績もってる候補者もいたんだけど、そちらが面接で引っかかるところがあって、結局自分になったらしい。(久々に書いたらはてな記法脚注の付け方がわからんくなってた…)

2019-04-14

デキ公募を蹴った話

ポスドクを何年か経験しながら20以上の公募に出してきたけれど、どれもこれも通らない。教育歴こそ薄いが、論文数は同年代の若手のなかでも多いほうだし、それなりの受賞歴もある。その一方で、こういうのを比べてしまうのも浅ましいことだけれど、そこまでパッとするわけでもない同世代研究者たちが、いつのまに告知されていたのかもよくわからない公募で、テニュア職にすんなりおさまっていたりするのも見てきた。もちろん、業績数や教育歴の単純な比較採用が決まるわけでもないことは百も承知だけれど、なんだかおかしいぞという感触はどこかにあった。

家庭の事情もあって、最後ポスドク任期が切れる9ヶ月くらい前からアカデミアを去って一般就職する選択肢視野に入れ、転職エージェントとやり取りをしていた。あと9ヶ月で条件の良い研究職に運良く決まれアカデミアに残るだろうし、決まらなかったらもうすっぱり足を洗おうと思っていた。

数ヶ月が過ぎたあるとき、そこそこお世話になっている先生から、これこれの先生退職される際に後任を探しており、もしよかったら応募しませんか?という話をいただいた。応募しても確実に採用されるとは限らないが、後任の人事にあたってはこれこれの先生意向が限りなく尊重され、これこれの先生が私の名前を直々にあげてくださったとのこと。もちろんはっきり言われはしなかったが、いわゆるデキ公募というやつだ。

アカデミアのことを諦めかけていた私にとって、こうして気にかけてくれる人がいることは素直に嬉しく誇らしかったが、同時に何とも言えない違和感を抱いた。このとき違和感の正体をつかめなかったけれども。そしてメールのやり取りのあと、先方の指定する日時にこれこれの先生のもとにうかがい、「面談」ということで1時間ほど話をした。面談感触は良かった。これなら採用されるだろうと思った。「面接」のほうは、公募プロセスが開始されたあとに形だけするのだということだった。

ところがこの面談が終わったあと、先程言及した違和感さらに膨れ上がり、おそらく怒りに変わった。このデキ公募採用されたとして、それでは、選考に応募してきた窮状にありながらもがんばっている同世代の何人もの研究者たちに対して、私は顔向けできるだろうか。公正な競争を信じ、成果を出し続けていればいつかは報われると信じながら命を切り崩すように研究を続けている仲間たちに対して、これはちょっと卑怯なのではないか。それにだいたい、私に対しても失礼だ。10年以上もまともな論文すら書いていない「研究者」の先生方が、何の権限で、寛大にも私を採用してくださると決めることができるのか。研究者としての実力を必死に高めて、世界の仕組みを少しでも深く明らかにしようとがんばっているのだから、こんなまったくメカニズムのわからないデキ公募なんかで採用されるより、実力を公正に評価してほしい。

しかしその一方、これは願ってもない話であることは確かで、この不公正を受け入れれば、テニュアポジションアカデミアに残ることができる。しかし私の感情は収まらない。研究者論理的価値観を共有し、アカデミアには実力次第で評価される公正な競争があるのだと信じていた。あるいはそう信じたかった。しかし、デキ公募に関わることで私の期待は裏切られ、こんな慣習に染まったアカデミアは、もはや私が人生を費やして貢献したい場所ではなくなってしまった。

そんなことを悶々と悩んでいたところに、折よく転職エージェントとの話がまとまり、期待以上の条件で企業への採用が決まった。私はアカデミアを去ることに決め、これこれの先生にも丁重な断りの連絡を差し上げた。

会社企業には元から公正な競争なんか期待していなかったので、今はだいぶ気楽に仕事ができている。デキ公募に関わることでアカデミアには失望が残ったし、この失望は今後も消えることはないだろうと思う。

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