「4分33秒」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 4分33秒とは

2024-07-20

anond:20240720064901

音楽を全く聴いていないといいながらその間にあの有名な「4分33秒」を11万5500回聴いてるんやで

2024-07-03

54321 投稿者:とくめいさん (7月2日(火)21時54分33秒)

明日14時頃行きます

みなさんの見ている前で 公開で メタブをされてみたいです。

誰かやってくれる人がおりますか。

本人確認は ブコメの中で スターをつけて「まっさんか?」と聞いてください。

「違います」といいますからそうしたらid引用して増田に連れ出し 公開セルフブクマを行ってください。

あとは皆様のおもちゃです。

2024-03-02

なんだよこれ

現代音楽板の新スレ、J.ケージ4分33秒か?

わからん

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/contemporary/1709385569/l50

網膜音楽】いととと【現代4コマ

00017分74秒

2024/03/02(土) 22:19:29.55ID:vEL5EfM1

やぁ



0002 7分74秒

2024/03/02(土) 22:21:05.14ID:vEL5EfM1












0003 7分74秒

2024/03/02(土) 22:21:05.91ID:vEL5EfM1












0004 7分74秒

2024/03/02(土) 22:21:06.80ID:vEL5EfM1









0005 7分74秒

2024/03/02(土) 22:23:31.72ID:vEL5EfM1










2021-07-20

開会式の曲

代案いろいろ出てるけど『4分33秒』を推してる人は天才だと思ったw

2020-01-06

anond:20200106145756

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2017年03月06日 16時05分 公開 “二次元ボディー”天木じゅん、ついに「童貞を殺すセーター」を着用してしまう - ねとらぼ 341 users

2019-11-20

オランダで買ったチョコの話

オランダで買ったチョコの話ね。

オランダ旅行のついでにお土産で買って帰ったものを、休日チビチビと食べている。

今日休日から昼間から酒飲んじゃおうかな~」くらいの気持ちで食べている。

食べているっていうのは比喩でもなんでもなくて、本当に食べている。経口摂取している。一回にボールペンの先っちょぶんくらい。

食べるのはメジャー摂取方法ではないんだけど、メジャー方法だとなんとなく身体に合わないっぽいので敬遠している。煙草まったく吸わないし。

摂取方法による効果時間の違い

メジャー摂取方法では、摂取後数分~2,3時間ほど効き目が続くらしい。

一方経口摂取だとメジャー摂取方法より効き目が長続きする。効き始めも遅いけど。摂取後1時間12時間くらいまでは効いてる感じがする。

先程書いた1回分、ボールペンの先っちょくらいでそんな感じ。多めにすると効き目ももう少し長いのかもしれない。けど効きすぎるのが怖くて試していない。

オーバードーズもないそうなので効きすぎたにしても気持ち悪くなって寝ちゃうくらいだとは思うけど。

効能入り口

摂取すると様々な影響が出てくるのだけど、まず真っ先に口の中が乾いてくる。

どうやら唾液が減るっぽい?口の中が乾燥してくるので喉が乾く。別に脱水に伴う渇きというわけではないっぽい。

口の中が乾いてくると「あ~効いてきたのかな」って思う。

それからだんだん酒を飲んだわけでもないのになんとなく酔っ払ってきたような感じになる。

酔っ払ってきた感じになってからのことを以下にダラダラと書く。

効能には個人差があるはずなので、少なくとも自分に限っての話。

というか自分にこういう効能があったって話を聞いてほしいだけ。

聴覚に及ぼす影響

よくある話で、音楽がとても良く聞こえるという効能がある。

パソコンの前に座ってお気に入りの曲を聴きながら目を閉じると、まるでボーカルが目の前で歌ってるかのような臨場感と迫力がある。幻視に近い、リアル想像が浮かんでくる。

女性ツインボーカルによる曲を聴いたときなどは、あまりに二人の様子が生々しく想像できてしま勃起すらしてしまった。

これについては後述するけれども、とにかく何かにつけて勃起してしまう。何故か。

先述の話はスピーカーでの話だけども、ヘッドホン聴くとまた違った経験が得られる。

とにかく頭の中全体がコンサートホールライブ会場にでもなったかのようなダイナミックかつ透き通った鳴り方を体験できる。

かと思えば楽器ごとの息遣いも感じられるし、いつもは気にしていなかった細かなパンの振り具合が心地よく、「ここってリバーブかかってたんだ!」などの繊細な発見もできる。

ベースライン簡単に追いかけられる。

「ここでこんな音鳴ってたの!?」と普段気づかないようなことに気づける。

一番驚いたのは、コード鳴らしてるギターがアップで弾いてるのかダウンで弾いてるのかがわかったこと。

ギターでジャ~ン!とコード鳴らすとき、全部の弦が完全に同時に鳴るわけではないじゃない?超スローモーションで見ると1→2→3→4→5→6弦の順、あるいは逆順で鳴らしていくわけでしょう。

そのことが耳でわかる。これにはびっくりした。

ジャ~ンじゃなくてジジジジジジャ~ンみたいに鳴ってるんだなっていうのがわかる。

あとドラムゴーストノートと言われるような音も「もしかして今の音では?」みたいなのがなんとなくわかったりわからなかったりする。あんまりからない。

4分33秒コンピアルバムとか聴いたら細かな物音がいろいろ聞こえて楽しいのかもしれない。

あと曲が長く感じられる。3分の曲は5分に、5分の曲は8分くらいに聞こえる。

音がとにかく充実しているという体験ができる。

曲に対する解像度がとにかく高くなる。

効いてる状態楽器を弾くと、この上なく満たされた時間を過ごすことができる。

楽器が上手くなったように錯覚できる。鼻歌すらも。ただし耳は鋭くなっているので失敗は目立つかな。

聴覚に及ぼす影響(応用編)

この状態音ゲーをやったらメッチャメチャ楽しかった。

まず音がよく聞こえることによる感動がスゴい。

2分の曲が3分くらいに感じられるので楽しい。曲の途中で「まだ終わってないの!?」って思った。

あといつもより腕前的に上手かった。

先述の音楽の話に関係すると思うんだけど、効いてる間は曲に対する解像度が高くなるのね。

それは聴覚的な話もだけど、時間的にも視覚的にも解像度が高くなる。

わかりやすく言うとスローモーション譜面が見えるとでもいうのだろうか?厳密にはスローモーションとも違う感覚なんだけど…

音ゲーで超集中してるときに近い。

自分場合感覚の話なので伝わりにくいとは思うんだけど、超集中してるときって「この配置だからこの運指でこう押して…」の連続を脳で処理しまくってる感じなのね。

その超集中が解像度の高さのおかげで実現できてる感じ。

ただ、最初にも書いた通りなんとなく酔っ払う感覚に近いものはずっとあるので、気を抜くと全然譜面を押せなくなる、というか押す気がなくなる。

気持ちをしっかり持って意識を前面に張り付けるイメージ音ゲーをしたら普段より上手だったって話。

ただ、2分の曲を3分に感じられるような解像度の高い状態でしっかり譜面を処理しようと気を張ると、脳が超疲れる。

オメガトライブクロックアップってこんな感じなのかなって思った。

全集中の呼吸っぽいかもしれない。

とはいえ

効いてる最中音ゲーが上手かったとはいえ、実力の120%も出せる感じではない。

なんとなく実力の最大値、100%ほとんど近い状態、あるいはせいぜい101%くらいだろうか?

今日メチャメチャ上手くない!?」って日に近づける感じかな。

ドーピングして大会優勝しちゃうぜ!みたいなノリでは使えないと思う。あくま自分の実力の範囲内で上手くなってるだけなので。

中締め

ここまでオランダ土産チョコ聴覚に及ぼす影響編を書いたのだけど、味覚や視覚に及ぼす影響編を書くにはちょっと長すぎる気がするからそのへんはまた今度書いていこうと思う。

これらの影響はあくま自分体感しかないので、およそフワフワとした感覚的なことしか書いてないので、伝えようとしたイメージが全く伝わらない恐れもあるのだけど、そもそも効能個人差があるので許してほしい。

あと原料となる品種によっても効能違ってくるっぽいし。

じゃあね。また今度。

続きを書いたよ(12/12追記

味覚や視覚に及ぼす影響、あとちんちんについて書いた。

https://anond.hatelabo.jp/20191211144507

2018-11-11

ジョン・ケージ4分33秒」に著作権はあるか?

ジョン・ケージ4分33秒」に著作権はあるか?

知的財産を専門とする弁護士に聞いた人がいた。

弁護士の返事は「あれなあ。」だった。

福井健策 FUKUI, Kensaku

https://twitter.com/fukuikensaku/status/1060734246405525505

2018-07-18

そんなこと言い出したら俺たちだって日常的に4分33秒を垂れ流しているわけであって

2018-03-30

anond:20180330142826

小学校の授業前には確かによく掛かってるな…>4分33秒

先生がよく演奏してくれるんだ。

2016-09-22

ジョン・ケージ4分33秒の次

音楽が音を鳴らすのを止めるところまで行きついたように音楽はすでに死んでる。白紙絵画小説があるのか知らないがそんなのやったら芸術死ぬ現代音楽が果敢に音楽未来を切り開いて音楽を死に追いやったところから音楽を取り戻せたのは皮肉にも大衆音楽のおかげだった。と言っても旬のアイドルスター映像作品との抱合せ延命してるに過ぎない。クラシックのような昔の作品に完全にかなわないのは自明だしもちろん4分33秒の次はない。

2016-01-09

なんでも例の不倫釈明会見は4分35秒の長さだったらしい

今更だが、

ベッキージョン・ケージ名曲に挑戦!が2秒オーバーしてしま・・・

みたいな見出しにしていればだいぶ印象も違ったかもしれない

せっかく謝罪きっか4分33秒で終わるようにすれば現代音楽演奏ってことにできると気づいたのだから

いざというときのために覚えておこう

2014-10-09

フリースタイルラップと形状記憶メンタル

フリースタイルラップリズムに合わせて歌詞即興で作るのだが、リズムに乗ると不思議言葉が浮かんでくるそうだ。競技かるたリズムをとってカルタ記憶するらしい。リズムにどんな意味があるのか?

その謎をとくカギは「グルーヴ」にある。ブラックミュージック理解日本人がまず躓くのが「グルーヴ」という概念。それはただ機械的なリズムに乗ることではなく、体感とのシンクロ要求される。

この理解困難な概念に対するわかりやすい喩えが心拍という名の音楽だ。ケージ4分33秒音楽になるなら心臓だって音楽になる。君は心臓や呼吸に音楽を感じるかい環境音楽的ワークってやつだ。

その先駆けは現代音楽家Pauline Oliverosだ。いまや小学校音楽教科書にもその種のワークが載っている。ゆとり世代以降の人間なら記憶にある人も多いはず。

心臓リズムを感じるには目を閉じて心を静かにする必要がある。一種の瞑想だ。心拍が分かったら今度はそれに合わせて身体を揺らしてみよう。揺らすと心拍が変わる?そこが難しい所で、

心拍に干渉しないまま身体を揺らしていく。この感じがまさにグルーヴなわけ。がむしゃらに即興演奏すると必ず体感に干渉してしま体感迷子になる。ムードをぶち壊したらセックス台無しである

まり機械的にリズムに乗るだけでなく、体感シンクロすることで自然リズムが生まれてくるわけである。身体がそんなふうにできている。それがグルーヴジャズにおけるスイングも同様だ。

グルーヴあるリズムリズムマシンの作る厳密に一定リズムからは若干のズレがある。そこに生演奏の味わい深さがあると言われるが、正確に言えばズレかたに体感が反映されているから味わい深く感じる。

リズム一定さやズレ自体には別段深い意味はない。あくまでもリズム一定性やズレはグルーヴ副産物にすぎない。「世界リズムに満ちている」とは某音楽家言葉だが、正確にはそれはグルーヴなのである

音楽以外にも思考や会話にもグルーヴというものがある。相手のテンポを崩すようにワンテンポ遅れた返事や食い気味の返事を返すとかみ合わない感じがするだろう。

からテンポについて行けない人間どうしで深く仲良くなるのは極めて難しい。世の中の「親友」の多くはテンポがかみ合わないのに誤魔化し誤魔化し仲良くしているように見える。

トークのテンポというのはつまるところ、その人なりの言語体感とのシンクロの仕方である。単なる会話の速度ではない。早口でも会話のテンポが遅い人はいくらでもいる。

また、熟練すれば無理に話題テンポを速くできるが、結局は自分テンポで話すのが一番快適なことには変わりないわけである。けだし会話のテンポほとんど先天的である

.

一方、グルーヴには安定性という要素もある。ジャズでは「この人の演奏には安定したグルーヴがある」「安定したグルーヴにはノリやすい」「今回のセッショングルーヴが安定しなかった」

などと言われる。グルーヴが安定しない現象は先ほどの心音迷子になる現象と同じである体感を見失って、形の上でしかリズムに乗れてない状態。それはどうしても演奏に現れ、バラバラでちぐはぐな印象を与えてしまう。

安定性はその人のメンタルを表している。気持ちが不安定ならグルーヴ不安定になる。熟練演奏者なら多少メンタル不安定でも「いつもの体感自体は出せる。

だけど、別の「普段にはない体感」が邪魔をしてきて、演奏に乱れが生じるわけだ。そんななか繊細な感覚をつかまえてグルーヴ表現するのは並大抵のことではない。

演奏家という仕事一般人が考えるよりずっと鋼鉄メンタルを要するのだ。

.

強いメンタルになりたいと誰もが憧れるが、その秘密は形状記憶性にある。本当に強いメンタルとは、ガッチガチオリハルコンメンタルなどではなく、柔軟に形を変えてはすぐ元に戻る形状記憶性にある。

上善如水」を知ってるか?上善は水のごとしと訓読する。最高の善を説いた老子言葉だが、これは最強の心を説いた言葉でもある。

宮本武蔵五輪書で「水を本として、心を水になす也」と言った。水はどんな器にも合わせて形を変える。そんな心を養えという意味だ。

柔軟に適応しすぐ平常心に戻る。その様子はグルーヴから説明することもできる。ハメ撮りの帝王こと村西とおるは、黒木香にほら貝を吹かせた。脇毛で有名なAV女優といえば若い人にも分かるだろう。

村西氏はセックス快楽演奏の乱れで表現したわけだ。どんな演奏にもグルーヴはある。人間体感リズムに同期することでリズミカル運動ができるのである

ところが快楽があるとうまく体感と同期できなくなり、演奏が乱れてしまう。そこをなんとかうまく演奏しようとするところにエロティシズムがある。

現代的に言えば「ローターつけてお散歩」だ。pixivの「平然」タグもこれに関係する。くやビク(悔しいけどビクンビクン)はもう古い。大和撫子は奥ゆかしく「平然プレイ」だ。

そしてこの快楽ゲージがあがっても平静を装う平然プレイにこそ、形状記憶メンタル秘密がある。それはフリースタイルラップにしても同じことだ。

なぜラッパーはあのような無駄攻撃的ともとれるラップバトルをするか?それは戦いのなかでも終止安定したリリックを紡ぎ、安定したライム(韻)を生み出し、

安定したフロウ(歌い方)を展開することを競っているわけである。そんな「動中に静あり」の文化理解することなくただただ攻撃的なディスり合戦をやったところで何の意味もないのである

2014-02-09

現代音楽歴史超簡略版

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39905

ベートーベン事件の論評は間違いだらけ

まりに気の毒な当代一流の音楽家新垣隆

この記事のブコメは割と現代音楽の高尚な作曲家様が商業及び無知な人たちを見下してるのウゼェという感じが多く見受けられて、そういえば日本音楽の授業とかだと現代音楽についてってあんまり触れてなくてなんとなくそういうのが原因な気もした。

そこで日本現代音楽界とか教育Disるのもいいんだが手っ取り早い方法としてここに現代音楽の超大雑把な歴史を書こうと思う。

大まかさ重視だし自分もかじった程度なので細かいところは気にしないでくれい。その上でこれはさすがに語弊があるとか難しくてわかんねーよってとこはフォローお願いします。

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まず、本当におおまかな2大ジャンルして「無調」と「偶然性」がある。前者が先で後者が後の時代

まずショパンとかがいたロマン派とかの時代の後半から調性音楽をどんどん複雑にしていって和音とかもそれまでは不協和音とされていたものも許容されていくようになる流れがあって(ちなみに中世ぐらいはドとミは不協和とされてたのよ)、そのうち「無調」を目指すようになる。

一番有名なのがシェーンベルクって人で、この人は「既存技法にとらわれてちゃ新しいもんなんて出来ないぜ!」ってことで「12技法」ってのを作った。

これは何かってうと、まず1オクターブ12音を自由な順番に並べて、「そのまま並べる」「逆から並べる」「最初の音を中心に上下逆さまにする」「上下逆を逆から並べる」っていう4種類の音列を作る。

で、この4種の音列だけで曲を作るってものなんだ。順番があってれば始めの音はどの音程でもいいし、同じ音名ならオクターブが入れ替わっても良い。リズムについては特に指定はない。

それから時系列的に順番だけじゃなくて和音の上から順に1,2,3番目みたいなのも有り。これ以外は何でも許される。ただ音の並べ方によっては調性があるものも出てくるのでそれは使わないようにしてたみたい。

まりルールを最低限にすることで既成概念にとらわれない曲ができたわけだ。ある意味これは「言い訳」的でも有り「どんなもの音楽的か?」は作曲家自身に委ねられる。

でもそれじゃ和音の取り方とか特にリズムの作り方とかは今までの概念とか染み付いてきたものからは抜けだせないんじゃない?と思う人もいるんじゃないかと。

シェーンベルク弟子たちがそう考えて、より主観性排除する方向に向かうわけです。

どうするかというと、音列1〜12番までにそれぞれ強弱や、音の長さとかを割り当てていく。「総音列技法」とか「セリエリズム」とか呼ばれたりする。

どう考えてもめちゃくちゃなリズムだろこれ、みたいなのがこういうのだったりする。メシアンの「音価と強度のモード」とか。

そうするとどうなっていくかというと段々作曲者が考える必要性がなくなっていく。

同時にこの頃コンピュータとか電子楽器が出てきまして(まだ研究所とかしか持てないレベルだけど)、ある程度のアルゴリズムを決めたらあとは技術者に任せて音を作ってもらえば良くなってしまう、ということになってくる。

(実はこの辺の技術開発がシンセサイザーや録音技術の向上にもつながって、今日の我々の聞く商業音楽の礎(踏み台かな?)になっているというのは多分事実で案外重要ポイントだと個人的には思ってるよ。)

でも当然こんな流れを続ければみんなおんなじように一聴意味不明ものばっかり出来上がって行き詰まってくるのはだれでも予想がつくことで。

ここまでが「無調」。

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そんな中登場したのがみんな大好きジョン・ケージ

彼がやったことをざっくり言うと「お前ら既成概念から外れた音楽作ろうとしてたのに何そんな頭固いことやってんの?もっと音楽って自由だろ?」みたいな感じで

サイコロ演奏順がその時々によって変わるとか、人によって解釈の異なる五線譜以外の楽譜とか(これはケージ最初ではないけど)、果てには皆さんご存知「4分33秒」が出てくる。

ちなみに4分33秒が有名ですけど実はその後に「0分00秒」っていうのも作ってて、演奏しなくていいどころか始まらないし終わりもしない、存在はあるけど存在しないみたいな不思議なことになってしまうわけだ。

このへんはそりゃあもう革新的だったんですが当然、さっきのよりも深刻な袋小路に入り込んでしまったわけです。

このへんは現代美術もおんなじような流れがあるけど「やれることやり尽くしちゃった」です。だって音楽なのに音楽存在しなくてもいいんだよ。

さあ、この後どうします?っていうのが現代音楽の現状と言っていいんじゃないかと。(当然皆この後もいろんな取り組みはしてるし、このへんの見解は分かれるとは思うけど。)

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ちなみにあんまり触れなかったものとしては未来派スペクトル楽派、ミュージック・コンクレートとかがあるんで興味があればググってみてね。

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以上を踏まえた上でイトケンさんの記事に対する個人的な思いとしては

調性音楽を作るのは現代音楽を作っていくより圧倒的に楽だ、っていうのは現代音楽の道に入る人らはみんなまず調性音楽から勉強していって、その上でないと現代音楽が作れないってことだと思う。歴史の積み重ねつながりを知らんと無理だし、調性音楽の仕組みも理解してないと無理。

ただ調性感のある音楽は大したことがないから著作権放棄する作曲家ばかりなのかは自分作曲家ではないしよくわからんが、上の流れで見たように、もはや調性感があるかないかなんて昨今じゃどうでもよくなってるんじゃないかということがあるのでそれはどうなの、と思う所あり。

あとブコメでも多分触れてたと思うけどあまちゃんテーマを作った大友良英さんはおそらく一般大衆には理解され難いノイズミュージックバリバリやってた人です。

そういう人がなんであまちゃんテーマのような超親しみやすい曲を作るのか?ということは結構考えて行くと興味深いのではないかと思うが、自分の考えはまとまってないのでやめとく。

2010-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20100418183545

4分33秒ヘッドフォンで聴くものなのでしょうか?

それはさておき

英米の階級社会では

住む地域すら違うらしいから

ワーキングクラスと同じ建物にすんでいるあなたの問題では。

階下の騒音

こっちが気を使ってヘッドフォン4分33秒を聞いているのに、

階下のDQNgreeeenを大音量。

なぜ日本には教養階級の区別が少ないんですか?

少なくとももう少し分けられる必要があると思います。

ブルーカラーが視界に入るだけで、こっちはストレスがかかります。

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