はてなキーワード: 殺虫剤とは
見たと言うか、とあるコミュニティにそいつはいた。とにかく喋る。人が喋ってるのを遮ってまで喋る。何かと言えば自分語りだ。
前向きに頑張ろう的なぬるいコミュニティなので直接苦言を呈する人間はあんまりいない。
自分は喋るのが苦手なコミュ障なので、聞いていようがいまいが勝手に喋り続けるそいつは、適当に間を潰してくれるので当初は気にしてなかった。最近は顔を見るのも鬱陶しいけど。
こないだ2セッションを自分語りで埋め尽くしたそいつについに切れた別の会員がかなりオブラートに包んでたしなめたが全く堪えないどころか、それに対する反論からまた自分語りをはじめる始末だ。見てて吹き出しそうになってしまった。頭ゴキブリかお前。首から上なくても喋り続けられるだろ。殺虫剤でも死なないあたり耐性ゴキブリっぽくはあるが。
あまりに自分と違いすぎる反応回路を持つそれはもはや同じ人間と思えず、何らかの珍獣だと思ってる。多分通年性の鳴くゴキブリかなんかなんだろう。1年中鳴いてるセミみたいなもんだ。セミにうるさいから自重しろと言って自重するかと言われたらしない。つまりそいつは日本語に似た鳴き声でなく虫なのだ。うん、虫だから鳴き続けるのは仕方ないね。特にセミは捕まえてもうるさいからね。
相手が何を言わんとするのかを理解する能力がない。相手が自分の話を聞いているのかにも興味がない。もちろん他人が自分に対して何を感じているかなんて全く関心がない。自分の発言に対して何かしらの意見を求めることもないし、意見されても全く意に介しない。ただひたすらに共有の時間を自分語りに浪費する。いや、コミュニティにとってはずいぶんな害虫じゃないかな、あれ。知らんけど。運営はおおらかなので特に目くじら立てないが規律に厳しいところだったら警告食らうだろう。もう個別セッションやメインセッションでもとにかく喋り続ける。
多分1時間で、自分がそのコミュニティで1年間の間に発言した単語数の3倍は喋る。何を喋ってるのかはよく分からん。自分でも喋ってるうちに混乱するとか言ってた気がするが混乱しながら混乱した言葉を発し続ける為、聞いてる相手はさらに混乱する。結果、無為に時間だけが浪費されていく。
ルーピー鳩山大総統閣下と喋ってるとあんな感じかなと思える。腹案はなさそうだが。
少なくともセミは異性に対するアピールとして鳴く。他者を求めて鳴く。ついでに素揚げにして食える。そいつのそれはただ自分のために鳴いてるだけだ。おまけに種族的にはホモサピエンスだから殺処分もできないし食えもしない。同席者がみんなちくわになってても多分気づかず喋り続けるだろう。ちくわ大明神。
本人曰くADHDだかなんだかの発達障害持ちらしいが、障害の特性ではないような気がする。なんだろうな。もっと悪質な病的な何かを感じる。コミュニティ入る前に頭の病院いけ。そのまま帰ってこなくていいから。あ、虫は動物病院では見てくれないか。
まぁなんにせよああ言う奇妙な動物が世の中には存在すると言うことが分かったのはそのコミュニティに入った一つの大きな成果だろう。当初の目的は果たせてないまま退会したが。
今でもあのゴキブリはどこかで鳴き続けているのだろうと、秋の虫の涼し気な声色を聞きながら思っている。
まず最初に警告しておく。
タイトルにもある通り、私は殺虫愛好家であり、今から始めるのは基本的に殺虫の話だ。
もしあなたに潔癖症の傾向があるか、名前を聞くのも嫌な虫がいるのなら、どうかこの先を読まずに引き返してほしい。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
ここ数日ネットの各所では、大雑把にまとめてしまえば「社会的に認められない性的嗜好をどう扱えばいいか」という話題が飛び交い続けている。
これに対して「社会的に嗜好としての理解はされずとも、行為に対しての感謝はされる」立場、殺虫愛好家の私にも少し思うことがあったので、拙いながらも書き連ねてみようと思う。
先程から繰り返している通り、私は「虫」を「殺す」のが好きだ。
アリンコを踏み潰し、羽をむしったトンボをカマキリに食わせて楽しんでいた子供時代の精神をそのままに、罪を犯さない程度の社会性を身につけて成長した。
まだ性的興奮を覚える域には至っていないが、虫を殺すことで多幸感を得ている自覚は十分にある。
そして運良く、殺虫行為が日々の業務として認められる職種……飲食店で働いている。
はっきり言ってしまうが、飲食店の厨房から虫を根絶するのは無理に等しい。
水道管、換気扇、近隣の家屋、届いた段ボール、侵入経路はいくらでもある。
それに奴等は生命のスパンが短すぎる。いくらでも生まれていくらでも産む。
だからこそ、私のような殺虫愛好家はこの仕事を飽きなく楽しめる。
私の業務は手洗いがてら洗面台にたかるチョウバエを泡で捕らえることから始まり、店を閉めた後で厨房の床に湯を撒いて彼らの子供たちが力なく流れていく様をせせら笑って見送りながら終わる。
それまでの間にも、醤油の匂いを嗅ぎつたショウジョウバエにアルコールを吹き付け溺死させたり、積荷に紛れたチャバネゴキブリを段ボールごと踏み潰したりもする。
定期的な殺虫剤の撒布も、死骸の後始末まで含めて喜んで行っている。特にゴキブリワンプッシュ。あれはあえて隙間から明所へ出てきて死ぬよう設計されていることもあり、私との相性は最高だ。力なく這い出てくる大小様々なゴキブリをモグラ叩きのように仕留め続ける。正直テーブル拭いてるより楽しい。
毎日ではないが、野菜をおいしく食べていた青虫を虫食い共々ゴミ箱に叩き付ける日もある。電灯につられて入店してしまった蛾をそれとなく握り潰す日もある。屋根の下で横たわるセミファイナルに引導を渡す日もある。
……それ以上となると飲食店として必要な業務ではないので、わざわざ外に飛び出して殺したりはしない。それといついかなる場合もその後の手洗い消毒は忘れない。
そうした私の殺虫行為は、少なくともこの飲食店という小さな社会では満場一致で「善行」と見なされている。
店長やオーナーからは、汚れ仕事も進んで引き受ける点を評価してもらえている。
同僚からは、急に湧いた虫を始末すれば、例え社交辞令だろうとも感謝は必ずされる。
客からは、逆にもし虫が料理の中に入ってしまえばクレームを入れられているわけで、それを防げている以上は相対的に良い心象を持たれているはずだ。
と、ここまでは「私自身の頭の中で考えている以上は」美談なのだが。
この場のように、こういった話を人に打ち明けてしまうと、少なからず次のようなことを考える人は出てくるだろう。
「命を弄んでいる奴のどこが良い奴なんだ?」
「虫を殺して楽しんでる奴は、欲求がエスカレートして犬猫や人間まで殺し始めるんじゃないか?」
私だって殺虫行為そのものを、手放しに善行だとは思っていない。
どんな虫にも生きる権利が認められる世の中なら、私は快楽殺虫鬼として裁かれるだろう。ジャイナ教に従えば、来世の私は虫以下の存在になっているだろう。
しかし私は、人の飼っているカブトムシを籠から出して引きちぎるような、殺虫に狂った人間じゃない。
童心に帰り、野山の虫を惨たらしく殺してやりたい気持ちも否定できないが、社会人としてあるからには、社会として許されるまでの殺虫をしているだけだ。
それが「虫」なだけでは殺さない。それが店にとっての「害虫」ならば、実害がなくともその状況に於いて「不快害虫」として認められるならば、殺すだけだ。
仕事として認められ、誰かから感謝される行為だから、私は白昼堂々……とまでしてはいけないが、縁の下で率先して虫を殺し、それで満足している。
そして、これは私に限った話だとは自覚しているが、私は虫以外の動物を己の手で殺したいとは一切考えていない。
端的に言うと血や骨、臓腑の処理をしたくないのだ。オタマジャクシ一匹だろうが死なれたら困る。ホイホイに引っかかるヤモリとか本当にやめてほしい。
私が楽しみながら触れられる脊椎動物の死骸は、血管や臓物と切り離された、おいしい食肉やあたたかい毛皮だけだ。私の職場が調理肉の状態で届く店で良かった。
そんなように、「虫を殺して楽しい」と「飼われた犬猫や人間の殺害」みたいな、一見段階的な関係にも見える嗜好と犯罪行為との間には、社会的な規範や、倫理的な了解や、個人単位の好き嫌いなどいくつもの細かい隔たりが存在しており、それらが人を犯罪行為に走らせぬよう機能しているはずだ。
それでも、私の場合はただ、恵まれていただけだ。私が殺虫の認められる社会に所属して、私が殺虫で喜ばれる仕事を得て、私が殺虫以上の欲求を持たないから、全てが噛み合い今の今まで機能しているだけだ。
これが、物議を醸した先の人物のように、社会として認めらなかったり、正統な仕事として実行できないものだったり、満足せずに発展しうる欲求だったりしたならば、私はとてもじゃないがこんな話を増田にしたためている場合ではない。私が起こしうる犯罪について真剣に考えなくてはいけない。
いや、殺虫に関してもそれが犯罪になりうるものではないか、誰かの権利や尊厳を損なうものではないか、立ち返らなければいけないことに変わりはないが。
ゴキブリに遭遇したのは1年に1回あったらレアというくらいで、それも大体黒いでかいゴキブリだった。
洗濯物を夜間に干すために窓を開けて、その間に入られていた模様。
(2回ゴキブリの侵入を確認し、今はもう夜間に干すのはやめている)
問題は今年だ。
たまたま換気のために窓を開けてた時か(中途半端にあけてしまうので、網戸をしていても隙間から虫が入るらしい)、通販の段ボールで入っちゃったのかなと思った。
2匹目。1匹目から数日後。仕事部屋(パソコンあり)で遭遇。叫んでフマキラーAで始末。
え、何この短期間の遭遇。重ねて言うが一年に一匹みればレアというぐらい今まで遭遇してなかった。
恐ろしくなってゴキブリムエンダーと、ゴキプッシュプロ、切れそうになってたフマキラーAを購入。
ゴキブリムエンダーを全部屋に蒔いたが、後述になるがあとで気が付いた痛恨のミス。ワンプッシュごとに5秒置かないとだめらしいことを失念。
翌朝窓全開でゴキプッシュプロを冷蔵庫の下やら気になるところに散布。
3匹目。2匹目から1週間後。台所で遭遇。ここでムエンダーの使い方間違ってたんじゃね?になる。
泣きそうになりながらムエンダーを再散布。
これはさすがにおかしいと台所をくまなく掃除したが、特にふんぽいものもなくきれいなままだった。
冷蔵庫は動かせず(あと今の時期電源落とせない)冷蔵庫の下にはゴキプッシュプロを再散布。
4.5匹目。3匹目の翌日。台所で遭遇。泣いた。シンクのわきに置いてた掃除用のスポンジに2匹引っ付いてた(もちろん捨てた)
ここまで5匹でてるのだが、徐々に徐々にサイズが落ちて、4.5匹目は小さいゴキブリだった。(もともとの1匹目も黒いゴキブリに比べたら全然小さかった)
子ごきということはこれはどこかで生まれてない?…というか冷蔵庫じゃね?で
翌朝あんまり冷蔵庫の裏にはかけるなぶっ壊れるからと書かれているゴキプッシュプロを、背面の上の方(家の構造的に下にかけられなかった)と冷蔵庫の下に再散布
朝一でドラッグストアにいきブラックキャップを購入。台所(特に冷蔵庫)まわりに設置。
6匹目。本日夕方。ベランダの窓の外にいた。エアコンのため閉め切っているので壁伝いか飛んでる?のかしらないがどこかからきたらしい。
これは室内徹底掃除しなきゃ…というか2.3匹目あたりからガンガンに掃除しまくっているんだけど
ふと仕事部屋のごきが這ったあたりをみたら黒いつぶつぶが…アース製薬のごき解説ページを参考にみるとチャバネのフンぽい。
恐ろしいのは這ったあとにもそれからも綺麗に掃除したあとなわけで、つまりあれからまた仕事部屋に来てる可能性があるということ。
残ってたムエンダーをまたきっちりまいたけど、明日朝一で追加のブラックキャップを買ってくる予定。
というので今年ゴキブリ滅茶苦茶多くない?窓にはってるのなんて生まれて初めて見たよ。
いままでゴキブリ対策グッズなんてフマキラーAしか買ってなくて、しかも対ゴキブリ用というよりかは
コバエやら飛ぶ虫用だったので、この夏ゴキブリ対策グッズを実地調査してるみたいになってる。
ゴキブリムエンダーは手軽なんだけど、40プッシュで地元ドラッグストアだと1400円超えるので、コスパ滅茶苦茶高すぎるなと思った。
そのうえ1週間で子ごき遭遇で、使ってる方からだと「効いてない」のか「効いてるけどまいたときは卵にいた」のか判別がつかない。
ブラックキャップを置いてからは夜間さっさと寝て見ないようにしてるので、今のところ効いてるのかわからない。
アマゾンレビューで阿鼻叫喚のワンプッシュ プロプラスは地元ドラッグストアでは全く売ってなかった。
室外用ブラックキャップも同様にうってなくて、明日は少し足を延ばしてホームセンターに探しに行こうと思っている。
今日の窓の外側に張り付いてるのを見なければ室外用ブラックキャップを買いに行く予定もつもりもなかったんだけど、流石にええ…とぼうぜんとしたわ。しかもまだ日が落ちてない夕方。
おすすめのごき対策殺虫剤や忌避剤の効果、あと今年多いかどうか、増田にも聞いてみたい。
あとゴキブリとは関係ないけどコバエがホイホイもゴキブリ対策買うついでに今年初めて買ってみたんだけど
まっっっったく効かなかった。あれは買うだけ無駄でした。レビューに写真上げてる人みたいに、大量に沸くところだと効くのかな。
【8/21朝追記】
朝ごはん食べようとシンクしたを開けたらびよっと7匹目に遭遇。
ギャアと叫んでる間に冷蔵庫の下へ逃亡。フマキラーAを隙間からかける。ていうかそこゴキプッシュプロやってますよね…?やってたのに行くんだ…?
というか日のカンカンに出てる朝なんだけど今年のゴキブリは時間関係ないんだろうか
これはもう駄目だと冷蔵庫の中身を覚悟しつつ、巣を覚悟しつつ冷蔵庫の下と裏を掃除。
何もしないで逃亡してた1匹は死んでたけど(ブラックキャップ効果なのかゴキプッシュプロ効果なのかフマキラーAなのかは不明)
ほこりだけで特に卵っぽいのもふんも他に死骸もなかった。どこから来てるんだよこれ。
増田のエアコンからも注意してたんだけど、エアコン周りでは今のところ見ないのと、スプレーかけると壊れることがあると書かれているので、中身掃除するだけにしてる。
体感的には台所のシンクか冷蔵庫回りなんだけどパイプユニッシュは使用して掃除してるし冷蔵庫も何もなくて???になってる。
6月に買ったパソコンの箱以外(パソコンがでかすぎてヤマトのパソコン宅急便も使えないので保管)、古い段ボール箱をせっせと全部捨てようとしたんだけど、
8匹目で今度はエレベーターの中で誰かがしとめた黒ゴキブリ(でかいの)がひっくり返ってた。泣くかと思った。
あとホームセンターにいってきたけどブラックキャップの屋外用は存在しなかった。アマゾンでぽちります。
ついでにいうとゴキブリムエンダーはドラッグストア含めてどこも売り切れになってたのと、ブラックキャップ以外ごき対策系が売り切れ気味になって棚がスカスカ。やっぱりこれこの地域大発生してない?
ゴキバリアが2本だけあったので、1本買って玄関の外と、ベランダのエアコン室外機周りと窓周りにかけた。
もういい加減会いたくない。というかリモートワークでよかったのか悪かったのか難しいところ。
陰謀論というのは、宇宙人とか地底人とか未来人とかのファンタジー系のもの以外は、基本的には「不満に思っていること、疑問に思っていることに明瞭に答えを与えるもの」と言える。俺の今の生活が上手くいってないのはあいつらのせいだ、という鬱憤を晴らしてくれるものだ。日本では在日特権とかが代表的な例になるだろう。
今一番ホットなQアノンも、このフォーマットの陰謀論だ。イルミナティとかもちゃんと登場する由緒正しい陰謀論。
しかしこのQアノンが現実の政治にまで影響を及ぼし始めている背景には何があるのか。
陰謀論がこれほどまでに盛り上がっているのはなぜなのか。
それは、Qアノンはこれまでになく現実的な陰謀論だからだ、と言うことができる。だいたいの人はここで鼻で笑うだろうが。
そもそもの発端はジェフリー・エプスタインだ。エプスタインについては誰もが知っていると思うので割愛するが、ポイントはエプスタイン島である。
エプスタイン島の構造を見て誰もが思うのは「こんな悪の本拠地みたいな島が実在したのか」だろう。まるで80年代アニメの敵の要塞だ。しかもその施設の主目的が少女買春であったという、完全にフィクションの世界の話に見える。
実際、エプスタインの事件が公になる前に、「こんな島があって、各国のセレブが招待されている」なんて言おうものならそれはもう完全に馬鹿にしていいタイプの陰謀論者だ。そっと肩に手を置いて「落ち着けよ…」と優しく声をかけてやりたい感じのカワイソウな人である。
しかし、エプスタイン島は実在した。少女虐待も行われていた。著名人の渡航記録もたくさんある。
Qアノンはそこがスタート地点なので、これまでの「馬鹿なことを言っている陰謀論者」という批判や冷笑は通じない。エプスタイン島を見ろ!そこで行われていたことを知れ!エプスタインがどうなったか知っているのか?怒涛の如く「事実」で反論ができてしまうのだ。
ゆえに、Qアノンはかつてないほどの勢力になっている。事実がベースにあるからだ。どっかのおっさんの怪しげな体験だとか、秘密の暴露とかではない。
例えば日本でもプチエンジェル事件があった。有名な未解決事件であり、確実に黒い勢力が存在していることを誰もが感じ取るだろう。それの超アッパーバージョンがエプスタイン島だ。Qアノンたちが確信をもって「これは現実だ」と言っているのは、プチエンジェル事件に対して俺たちが「これ、絶対ヤバいよね…」と思う感覚の延長線上にある。
この「事実」に、様々な要素が後付けされ、「あれも説明がつく、これも説明がつく」と肥大化しているのがQアノンの現状だ。
冒頭で「陰謀論は不満に答えを与えるもの」と書いたが、その視点で見るとおよそ理解はできるだろう。
例えば、エプスタイン島で少女たちが凄惨な拷問を受けた末に殺され、その断末魔の血がセレブ達のアンチエイジング薬「アドレノクロム」の原料になっている、というもの。
これは二つの「謎」に答えをくれる。
まず一つ。セレブはなぜあんなに若さを保っているのか?ハリウッドスターが50歳でも若々しいのはなぜか?それはおぞましい儀式で少女たちの生き血をすすっているからだ!奴らは金を持っている。金を持っているということは、汚いことをしているに違いない。それが暴かれた!というわけだ。
そしてもう一つは古代から行われてきた魔術的儀式への回答である。魔術的儀式でいけにえを捧げる意味が「アドレノクロムを摂取してアンチエイジングをするため」という「科学」で肯定されたのである。アメリカ建国の父にして100ドルの男ベンジャミン・フランクリンも魔術結社「地獄の火クラブ」の一員だった。なるほどそういうことか…となるわけだ。
理由が一つでは誰も信じない。しかし二つになると何らかのつながりを見出す。そしてエプスタイン島の事実があり、上流階級への憎悪という動機がある。加えてヒラリー・クリントン憎しという背景もある。人種差別意識という種もある。ここまで揃えば、盛り上がらないはずがないのである。そしてそこに救世主幻想が加わり、Qアノンが完成する。誰かが俺たちの代わりに戦ってくれているはずだ。だから俺たちもその人を応援しないといけない!
日本人はプチエンジェル事件に対して「怖いね…」と声を潜めるだけで終わったが、そうはならなかったのがこのQアノンである。
俺自身、Qアノンに対して「もし本当だったらすごいことになるぞ」という気持ちがないわけではない。むしろ結構ある。そしてそういう人は結構多く居ると思う。そのように、現実に侵食してきた陰謀論がQアノンだ。エプスタイン島という悪のファンタジーが、それを可能にしてしまった。
ここで動画を直接貼るのは避けるが、Qアノンの主張と「事実」がまとめられている長い動画がある。
もしQアノンについて彼らがどういったことを信じているのかを確認したい人は、見てみてもいいかもしれない。「裏政府カバールの崩壊」という動画がそれだ。Youtubeでもニコニコでも見られる。陰謀論系ユーチューバーの動画を見るよりQアノンについて知るには手っ取り早い。ローマ教皇はサタニストである!みたいな感じで始まる。「何が彼らに現実と陰謀論の境界を越えさせたのか?」に着目して見てみることをお勧めする。
彼らは頭の弱い愚か者ではない。そりゃまぁ残念な人たちの比率は多いかもしれないが、Qアノンの現実力は理性を吹き飛ばすパワーはある。
「超金持ちが島を要塞に改造してそこでセレブを集めて少女虐待パーティーをしている」というクソみたいな話を信じる奴がいたか?とか
みたいなことを念頭に置きながらQアノンについて調べてみると面白いかもしれない。
ここまでがQアノンについての解説というか宣伝のようなものをしてきたが、ここで陰謀論に長く親しんでいる人にはおなじみの概念があるので、紹介しよう。
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」の殺虫剤のことではないし、デンジャラスドライバー天龍でもない。
Decoy,Distract,Trashの略だ。CIAが得意としている情報攪乱戦術のことらしい。
囮を使い、気をそらし、ゴミを大量に投げつけることで真実を隠す手法だ。
例えば、円盤に乗った宇宙人が地球に存在するとする。それを隠したい場合、わざと劣悪な作り話や拙いニセ写真、うさん臭い目撃者、突然登場する霊能者などを大量動員して、事実を覆い隠す。
そうすれば、たとえ真実が暴露されても、大衆は「どうせいつもの与太話でしょ…」と思ってくれるというわけだ。
そういう戦術を「奴ら」は仕掛けてくると、熟練の陰謀論者は知っている。
だからQアノンについてもそのような戦術がすでに「ディープステート」によって為されているだろうと確信するわけだ。
ということは、「アドレノクロムだ!」「サタニストだ!」「ケネディJr.が復活する!」とか、そういうセンセーショナルで馬鹿げた話は「奴ら」による罠だ。真実はシンプルにこの中に存在する。「奴ら」に騙されないよう、慎重に真実をつかみ取らなければ…。
そして歴戦の陰謀論者は「自分がつかんだ真実」に呪縛され、逃げられなくなっていく…というのもDDTの戦術の中にはあったりするんだろう。怖いね!
いずれにしても今世界中が格差問題でヤバイことになっているので、Qアノンが勢いづくのもむべなるかな。しかもコロナだ。これもQアノンに接続した。当初はコロナは「ディープステートの奴らを抹殺する兵器」と認識されたこともある。憎き上流階級トム・ハンクスが感染したからだ。トランプがマスクを付けなかったのもその理由になった。コロナはディープステートの奴らに感染する。俺たちには感染しない。という意識もあった。Qアノンが反コロナ対策に転ぶのもそういう理由だ。
というのも、日本でQアノンを支持している人はおおむね政権を応援しているからだ。別に政権批判したいわけではない。構造が変なのだ。
これは単に米国で「トランプがQアノンの旗手とみなされている」ことをそのまま輸入して「国家のリーダーがQアノンのリーダーである」と解釈したものだろうか。なぜか安倍首相を応援している。
トランプにはQアノンのリーダーとみなされる理由があった。トランプ政権下で人身売買の摘発数が増えていることや、ケネディ家と親しいとか、マスクつけてないとか、ヒラリーやオバマへの攻撃とか。後付けだろうが、「そうだったんだ」とQアノンが納得する材料は多い。
しかし、日本での安倍首相にはそういう材料がない。というかむしろ安倍首相は完全に上流階級そのものだし、上流階級仲間に利益を誘導していると疑惑を持たれている人物なので、Qアノンとは本来相性が悪いはずだ。
なので、日本においてはQアノンは面白おかしい陰謀論のままおわるだろう。目的も、リーダーも、倒すべき相手もいないので。
Qアノンはエプスタイン島のような「目の前にある事実」を起点として生まれた。日本には起点がない。いや、あったが、それはまぁ…と声を潜めた。
だから日本ではQアノンが盛り上がることはないし、現実ともリンクしない。
米国のQアノンとは現実度が全く違うので、日本で日本の感覚でQアノンをあれこれするのは、だいたい的を外していると思った方がいい。
農薬取締法では、「農薬」とは、「農作物(樹木及び農林産物を含む。以下「農作物等」という。)を害する菌、線虫、だに、昆虫、ねずみその他の動植物又はウイルス(以下「病害虫」と総称する。)の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤(その薬剤を原料又は材料として使用した資材で当該防除に用いられるもののうち政令で定めるものを含む。)及び農作物等の生理機能の増進又は抑制に用いられる植物成長調整剤、発芽抑制剤その他の薬剤をいう。」とされ、また農作物等の病害虫を防除するための「天敵」も農薬とみなす、とされています。
第1波、第2波は外壁に粉を撒いて迎え撃つ戦術だったが、この雨のタイミングで第3波発生を予見していたので、スプレータイプの殺虫剤を用い、潜んでいそうなところに先制攻撃を仕掛けた。
自宅庭の裏手にスタッドレスタイヤを袋に入れて棚に置いて保管している場所がある。
そこに十数匹のヤスデを確認したのでその袋の内外に殺虫剤を噴霧したところ、袋の中やタイヤの隙間から大量のヤスデがわらわらと出てきた。3ケタはいるぞ。
たまらず外に出てきて逃げ惑うヤスデ。そして殺虫成分にもだえ苦しみ、ぼたぼたと落ち始めた。
足の踏み場もない。
畜生め。
隣のベランダでタバコを吸われ、窓から煙が部屋の中に入ってくる。
狭いアパート、狭い部屋なので、気付いたらすぐ閉めないと、部屋中に広がって、しばらく窓を開けられないので臭いがつらい。
色々対策をしてきたけど、いっこうに直してくれる気配がない。
ところで最近、気温が上がってきて、いやな虫が気になるようになった。
ベランダに「Gがいなくなるスゴイスプレー」、略してゴイス、をまいて、そのとき閃いた。
これだ!と。
たぶん隣の住人は、そうは言っても隣の部屋の中にまで自分の煙が流れる訳がないと思っているから、改めないのではないか?隣でタバコを吸い始めたら、ベランダにゴイスをまいてみたらいいのではないか。
というのも、ゴイスは、ヤバい臭いがするからだ。あれ、みんな普通に部屋で使ってるの?寿命縮まりそうな臭いしない?
まぁ、タバコの煙を吸うと寿命が縮まることは科学的に立証されてますけどね。
さっそく、外からライターの着火音とゲホゲホ!!と音がする。まもなく臭いが立ち込めた。タバコを吸い始めた合図だ。
私もベランダに出て、風向きを見計らって手すりに散布した。手すりに付着しきれず残りのゴイスは風にのって流れていった。
おお〜うまく隣に流れ込んだようだ。
想像力があれば、自分が吐いたタバコの煙も同じく隣の部屋に流れ込んでいるのが分かるはずだ。普通の感覚を持っていれば、自分の行為が他人に迷惑をかけていることに気付き、迷惑をかけるのはやめようと思うはず。思わない限りは、私もベランダの害虫対策を続けるつもりだ。
もし、臭いと文句言われたら、最近ベランダに害虫(と、あなた)が出るので殺虫剤を撒いています。臭くて迷惑をおかけしたらごめんなさい。ところでベランダで何してたんですか?と聞いてみよう。