はてなキーワード: 興信所とは
はてな匿名ダイアリーというものの存在自体は割と昔から知っていたが、
時たま読むことはあれど書き手としては縁がないものだと思っていた。
ふと急に、今日一日考え事をしていてどうしてもどこかに書いておきたくなった。誰かに話したいのかも知れない。
文章を書くことは苦手で、ここ特有のルール(そんなものがあるのかすら知らないけど)もわからないので、
色々と不備があるかも知れないけれど、おぼろげな記憶をたどりながら思いのままに書いてみようと思う。
30年前、私は子供だった。
近所に1つ下の幼馴染が住んでいて、その家には正月や盆など毎年数回ずつ兵庫から九州へ親戚が里帰りに来ていた。
母親とその子どもたち3人。長男(以下、A太)と妹2人(B子、C美)という構成だ。
A太は私よりいくつか年上で、B子は1つ下、C美はさらに2つ下だったと思う。
歳が近いこともあり、こちらへ帰省してくる度によく一緒に遊んでいて、幼馴染も含めて全員とても仲がよかった。
こちらにいる間、その3人は知り合いが私たちしかいないのもあってとにかく同じ時間をともに過ごした。
鬼ごっこをしたり、缶蹴りやドロケイをしたり、おしゃべりをしたり、
とにかく何をしても楽しくて今思い返してみても幸せな時間だった。
数年間、そうやって過ごしていくうちにB子を好きになっていった。
もしかしたら年に数回しか会えない環境がそうさせたのかも知れない。
愛だ恋だなんてわかる歳ではなかったが、今振り返ればあれが私の初恋だった。
26年前の正月、いつものように帰省してきた3人と遊んでいるうちに、原因は思い出せないがA太と喧嘩になった。
喧嘩と言っても「お前の母ちゃんでべそ」的な稚拙な言い合いだったが、
A太の味方をしはじめたB子とC美にも矛先を向けた。
初めは稚拙な言い合いだった喧嘩が段々とエスカレートし言葉も荒くなっていった。
何を言ったのかほとんど覚えていないが、別れ際に吐き捨てるように
「○ねばいい」「お前ら○んだらみんな地獄行き」と言ったのだけははっきりと覚えている。
1995年1月17日、その日は私の親類の葬儀で前の日から福岡にいた。
こちらだけの風習なのか知らないけれど、私の親を含む大人たちは交替でロウソクの番をしていたり朝食の準備をしていたらしい。
私はぐっすりと眠っていたが、その大人たちの声で目が覚めた。
ぼんやりとしか覚えていないが「揺れた」というワードが聞こえたことは覚えている。そのまままたすぐ眠りに落ちたけれど。
朝になってテレビを見て映し出される光景に愕然とした。B子たちが住む街だった。
あの当時、今となっては考えられないことだけど死亡者の名前の羅列がテレビで流されていた。
それももしかしたら記憶違いかも知れない。(あるいは新聞?誰かによって何らかの方法でもたらされた情報?わからない)
だけどその羅列の中にB子たち3人とその母親の名前を見つけて震えた記憶がある。どうやら祖母の名もあったらしいが私は知らない。
要するに世帯全員だめだったということだ。
当時死というものへの認識は既に持っていたが、その時は混乱していたのかうまく理解ができなかった。
何もわからずただただとんでもないことが起きたことだけは、自分の体が震えたことで理解できた。
痛かっただろうな、怖かっただろうな、苦しかっただろうな。まず浮かんできたのはそういうものだった。
「大切な人をなくした」とか「愛するあの子をうしなった」とかそういう感情ではなかったが、
ただもう会えないことと最後に言ったあの言葉だけが月日を追うごとに重くなっていった。
最後に会ったとき、最後に言った言葉、やり直せない時間に悔いても悔やみきれない。
子供ながらに言ったこととは言え、なんてひどいことを言ったのだろうと。
あんなに仲良く遊んでいたのに、どうしてよりによってあれが最後なのだと怒りすら沸いた。
あの震災で起きた出来事で、トラウマというほどでもないが、人との別れ際がすごく怖くなった。
大切な人ならなおさら、そうでない人相手にも「さよなら」という言葉がどうしても言えない。
どれだけ喧嘩しても必ず別れ際には仲直りをしたい。仲直りができないままには電話も切ることができない。
「さよなら」という言葉の代わりに必ず「またね」というようになった。
私が高校生ぐらいになった頃から毎年1月17日に、よく一緒に遊んだあの公園へに花をそえに行っている。
本当はお墓に行くべきなのだけれど、さすがに兵庫まで行くわけにもいかないのと、行ったところであてもないので場所がわからない。
その場所に老人向けのグループホームが立ってからも、施設の人に事情を説明してお参りを続けていた。
月日流れて数年前の1月、私が生まれる前から散り散りになっていたという私の父のいとこが興信所やら何やらの調査を経て愛知から訪ねてきた。
数十年ぶりの再会とのことだ。長い長い思い出話の後にお墓参りがしたいということで、近くのお寺の納骨堂へ一緒に行くことになった。
納骨堂へ着いて一通りお参りしたあと、何気なしに周りの仏壇に目をやって驚いた。
目の前の仏壇にB子たちの名前と戒名が書かれた札が下がっていたのだ。
(法事が近くなった頃に「もうすぐ法事ですよ」ということでお札を貼られるお寺だった)
その納骨堂へは毎年お盆にしか来ていなかったからそれまでの約20年間気づけなかった。(ご先祖さまごめんなさい)
色んなことが重なり合わさって知ることができた事実だった。
まさか私の先祖と同じフロアに眠っているとは考えつきもしなかった。
こんなに近くにいたとは。毎年目の前を素通りしていたなんて。
それからは毎年1月にその納骨堂へお参りに行っている。(もちろんご先祖さまにも手を合わせている)
今日も花を添えてきた。お参りが済んだ別れ際に言うのはもちろん「またね」
まさかこうやって会うことができるようになるなんて、と今でも不思議に思うし、直接祈りを捧げられることに
誰へかはわからないが、何へかはわからないが、色んなことにとても感謝している。
人との別れ際、トラウマとしてじゃなく、これからもやっぱり大事にしていきたいと思う。
おわり。
ざっくりとした見積りだけどDVの慰謝料は良くて50として不倫の慰謝料は300+200くらいと圧倒的に高いのである
年月とか程度によってももちろん変わるんだけど大体不倫の方が高い傾向ではあるみたい
最初はDVのが痛いし怖いししんどいのに損だよなぁなんて思ってたけどそんなもんなんですね
んでDV受けたのがめちゃくそショックで絶対別れたろ!って感じだったので浮気の証拠とれたらラッキーじゃん!と思ってたんだけど本当に証拠がとれるとショックだったりするのね
こいつ本当に裏切ってたんだなってねーもうねー困ったね!
香川県ゲーム規制条例「パブコメ」…LINEのチームが分析、シンポで発表へ 弁護士ドットコム https://www.bengo4.com/c_1017/n_11363/
これは、コンピューターに関して「一応使える」だけの素人が、なにも勉強しないで稚拙な「民主主義に反するチート行為」をやった例だけれど、これを例えば興信所みたいな半汚れに依頼して工作した場合にはどんな感じになるだろうか?
俺自身も「多少はPCを使えるしちょっとくらいの知識もある」程度の素人なのだが、思いつくこととしては
ということについてツッコミがあったので。
まず私は「多いらしい」と言っています。これは伝聞の用法ですよね。なぜなら私は研究者じゃないしこの件を深追いしてもいないからです。だからそこツッコまれてもなーなんですが。確かに「少なくない」のほうが適切な言葉だったかもしれませんが、そのへんは見逃してくださいよとしか。
でもやはり肌感覚としては多くて。こちら https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20200211210139 を読んで少ないって思います? 思ったよりも多いと思うんですが。
私のブコメを女性叩きだと思ってる人は当然動画を見てないと思いますが、ここでの「女湯盗撮」って「のぞき」じゃないんですよ。実際に女湯で撮影されてるもののことなんですよ。これの何が怖いって、固定カメラじゃないことと、老女や幼女も映ってることなんですよね。「盗撮風」だったらそれは無理でしょ。もちろん、全て18歳以上だったりCGだったりしたら「あぁすべて仕込みだったのね」で安心ですが(局部修正忘れてるぞ)。
とにかく、同性による同性盗撮はあるということを認識したほうがいいと思いますよ。
男が悪い女が悪いじゃなく、加害者が悪いんですから。盗撮、絶対ダメ。
あ、すみませんもう一つ、こちら https://b.hatena.ne.jp/entry?url=https%3A%2F%2Fb.hatena.ne.jp%2Fentry%2F4681359439260070114%2Fcomment%2Fi2i
id:kincity 実例は2008年の一件、他は「性犯罪業界に詳しい雑誌記者A氏(31歳・男性)」「興信所所長(匿名)」の語りvia SPAでソースと言われましても…女装してまで女性更衣室に入り込む・教師がお縄になる数遥かに多いですよね。
女湯に置き時計型カメラ仕掛け教え子の着替え盗撮 修学旅行引率の青森県立高校教諭逮捕 容疑で京都府警 - 産経WEST
[B! メタブ] 男の盗撮犯は捕まるけど世の中に出ている女湯盗撮は女性によるものが多いらしくて、女の人はなんだか大変ですね。 - i2iのコメント / はてなブックマーク
要はソースが無いじゃないか、ということらしく、ソースを載せるにもブコメ100文字じゃ足りないのでこちらお借りしますね。
なお、私は「らしい」と書いている以上、ソースが信用出来ないとか言われても「知らねーよ」ですよ。
Wikipediaの「盗撮」の項目によると、2008年に岐阜で女性が女性を盗撮して逮捕されていますね。
2017年の日刊SPA!のサイトでは取材された方が女性が高い報酬で雇われているケースが報告されています。
女性が女性を盗撮する…「大胆型」と「協力型」に分かれるスマホ盗撮の手口とは? | 日刊SPA!
探偵興信所の中の人のサイトでは「女性による犯行で多い盗撮場所」として更衣室が挙げられています。
ググって1ページ目でこれくらい出てきたので、他の例もありそうです。こわいですね。
id:asherah さん
>> 「女湯盗撮は女が多い」という女叩きの嘘を鵜呑みにする人が少なくないので、女叩きが基本的に嘘吐きであることは繰り返し訴えていきたい。 <<
女叩きの嘘でないことをご理解いただけましたでしょうか?
id:zyzy さん
>> この手の「男が女にする加害は、つまり女が女にしてるんだぁぁぁぁ」って思考回路は、要は「女の体は俺の盾!! 俺の悪事は全部女のせい!!」って思考回路なので、実際に盗撮してる人とかの発想なんだよね、これ <<
あなたのその謎の断言、私がそういう思考回路ではない&盗撮してなかったら普通に名誉毀損になりますけど大丈夫ですか?
id:quick_pastquick_past さん
>> で、その画像は誰が買ってるんですかね。で終わりの話 <<
ソースにもありますが、女性が高額の報酬を得ていた場合、そこで話は終わらなくてもっと深くなりません?
あと、「誰が」って誰を指してるのか教えていただけませんか?
id:kincity さん
>> 初耳なのでエビデンスが欲しいところッスね <<
そうッスね! ブコメじゃ足りないのでこちらにエビデンスを載せました!
>> 多い「らしい」と書くからには根拠くらい示せと職場のドキュメントで言われたりしません?貴方が文章読めない方では? <<
情報は集まるものだと思っていたら大きな間違いだって上司に怒られたりしません? 気になるなら自ら情報収集に動いたほうがいいですよ!
イラッとしたんで長々と書きましたけど、男が悪い・女が悪いではなく、加害者が悪いものなので、そこ履き違えないようにしないとなと思った次第です。
ウクライナ人が部落差別の存在を否定するようなこと言って侃々諤々人気だけど、少なくとも東京にいるとその手の差別を感じないというのはわかる。
自分は被差別部落ではないけど明治維新で徳川に付いた「負け組」集落の出身で、御一新で土地財産を取られたのが現代まで影響しているのか、周囲と比べてあからさまに所得も学歴も低い地域で育った。
小中学校では「あの集落の子たち」扱いで暴力を伴う虐めを受けてても教師は我関せずでいて、県中から秀才が集まる進学校に入っても「あいつの家のあたりは……」みたいなことを言いふらす人間もいた。
地元でははっきりと差別されていたと言えるけど、進学で上京するとそういうのとは無縁になった。
「当社は明治の元勲が発起人となった格式ある財閥系企業でございますので、あなたのような出自の者は雇えません」と就職差別されたり、
「うちのご先祖様は新政府のために血を流して戦ったんだ。賊軍の子孫に娘はやれん」と結婚差別されたり、
自分の出身は興信所とかで調べればすぐにわかるし、むしろ自分たちから「幕末の動乱では主君に最後まで忠義を尽くした。差別に負けずに代議士や学者や実業家を輩出した」と熱心に発信してるんだけど、東京では誰も知らないし気にしない。
それを自分の身で実感することになるとは思わなかった、というお話。
ツイッターでわざわざ新規アカウントとって投稿することでもないしそんな気力もない、5ちゃんに書くとなると長文自分語りになる。
頭スカスカ恋愛脳クソ女と思う人が多いと思うけど、もやもやが止まらないのでここで吐き出させてくれ。
前提
発端は私自身の部署異動。入社以来総務や経理の仕事をしていたが、もともと外向きの仕事を希望していたこともあり、地域の営業職への異動希望をだし、昨年受理された。
右も左もわからない自分に新しい上司がメンターとしてつけてくれたのが相手の人だった。
その地域でもトップを争うような実績もあり、知識も豊富で面倒見の良いベテラン営業マン。多くの新人がその人の元で育っていったということらしい。
ちなみに、私の会社は組織が少し特殊で、自分とその相手の人は同じ建物で仕事をしていない。そのため毎日顔を合わせるわけではない。
ただ、営業に同行してクライアントとの話し方や提案の仕方などを学ぶ“先輩”として自分にもついてくれることになった。
相手からは本当にたくさんのことを学ぶことができたと思う。それは実務的な部分だけではない。とても楽しそうに、自信と誇りを持って仕事をしている姿は、
「営業職の楽しさ」を教えてくれているのだなと感じた。そんな姿がとてもかっこよくて、とてつもなく憧れた。
そんな日々を過ごしていたある日、クライアントとのアポイントが夕方になったため、その後お疲れ様会をしようという話になった。
もともと私は人とお酒を飲むのが好きであり、男性と2人で食事をすることに抵抗感がないことや、
(もちろん自分に彼氏がいたり相手にパートナーいる場合は配慮するが)
仕事を通して仲良くなっていたこともあったため、本当に先輩や友達と飲みに行くくらいの気持ちで、2人で飲みに行くこととなった。
先に結論を言っておくと、この時点でそういう関係になったわけでもないし、ワンナイトしてしまったわけでもない。
ただ楽しく飲んだだけ。色んな事を話して、話して、とても楽しかったことを覚えている。
ただ、不思議だなと思ったのが、“家族”の話が一切相手からでてこなかったこと。
30代後半で家庭持ちだと家族の話題って出てくることが多いから、この時点では「未婚かバツ持ちかなー」と思っていた。
ここで聞き出さなかったこと、本当に自分で浅慮で頭が悪かったなあと振り返って思う。
メンタル弱いということはこの時点で話してくれた。一時会社を休職していたこともあるらしいが今は回復しているということで特に気にしなかった。
そんな中、きっかけとなった日が訪れる。休日にプライベートで出かける約束になったのだ。
目的地で楽しみ、食事して、その後に相手から想いを告げられた。憧れていた人から自分も好かれていた事。
正直、とても嬉しかった。そしてその日から仕事のパートナーだけの関係ではなくなった。
それから真実を知るまで、とても楽しく充実していた。仕事終わりに食事したり、色々なことを話したり、セックスしたり。
仕事もたくさんのことを教えてもらって。幸せだった。でもそれは自分だけが、自分たちだけの幸せだったのだ。
ある日、とうとう相手からカミングアウトされる。相手には奥さんがいること。中学生になる子供がいること。
だけど夫婦関係は崩壊していて家庭内別居状態だということ。奥さん方の家族と同居(2世帯住宅?)しているが関係がうまくいっておらず、それがきっかけでメンタル不調が再発しているということ。
それをきいて「あー、やっぱりかー」「そりゃ家庭の話はしないわー」と思うのと同時に「不貞行為する既婚男性の常套句じゃないかーい」と心の中で突っ込みをいれた。
しかし、その時は頭スカスカ恋愛脳クソ女だった私は、正常な判断ができなかった。
「メンタル再発するくらいひどい家庭なんだ!私が支えないと!私なら幸せにできる!」
うすっぺらな自意識とバカみたいな正義感、そして発揮すべきでないところで出てきてしまった母性本能。
「とりあえず“その時がくるまで待つ”」を選んでしまったのだ。
タイムマシンがあったらあの時の私をひっぱたいて目を覚ましてやりたい。
ちなみにメンタル不調は本当だと思う。相手は食事がとれなくなり、職場の同僚だけでなくクライアントまでもが心配するくらい激やせしてしまっていたので。
(私といるときは少しだけ食事をしてくれたため、さらに一緒にいなきゃという気持ちになってしまっていた。)
カミングアウト後も、罪悪感を持ちながらも関係は大きく変えずに過ごしていた、頭スカスカ恋愛脳クソ女の私は完全に依存してしまっていた。
この関係の中で自分が必要とされていることが嬉しかった。仕事で絡みが多いので完全に連絡をシャットアウトすることが不可能だったこともある。
しかし世の中は甘くない。悪は暴かれるのである。事件は起こった。相手の奥さんが私の家に訪れたのだ。
奥さんが訪れたのは、ちょうど仕事で私の帰宅が遅くなった日で、母が対応してくれた。
家を特定されたのは奥さんが不貞行為の証拠を押さえるために興信所を雇っていたのと、雇っていたその期間に相手の車で家の近くまで送ってもらったことがあったことから。
帰宅後、母と長い時間話をした。母は冷静だった。もともと私の家は家族仲も良く、普段から色々なことを話せる関係ではあったので、母は私の話を聞いてくれた上で叱ってくれた。
こんな関係を続けて幸せになれると思っているのか?その相手と仮に一緒になったとして誰が祝福してくれるのか?奥さんだけでなく、未来のある相手の子供も傷つけている。
お互い慰謝料も払い、子供がいるなら養育費も払いで金銭的に困った生活になるのは目に見えている。母は私に苦しい人生を歩んでほしくないし、そのためにここまで育てたのではない。
また、奥さんが来訪した際に母と連絡先を交換しており、やり取りをしていたらしい。
聞いた話だと、奥さんは子供の将来を考えて離婚はしたくないこと。また、私もまだ若い年齢だということもあり、正しい道に進んでほしいということを考えてくれていること。
おおごとにせず話を決着させたいと考えていること。
頭をガンっと打ち付けられた気持ちがした。同時になんて取り返しのつかないことをしたのか、と大きな後悔が押し寄せた。
私が見ていたのは、目先の幸せだったのだ。頭スカスカの私でもさすがに理解できる。
本当に申し訳ないと思った。自分の浅はかな考えで人を凶器よりもひどい方法で傷つけていて、かつ気を遣わせていることに、「取り返しのつかないことをしてしまった」と
ようやく、遅すぎるが気がつくことができたのだ。
それから、相手とは会っていない。仕事でも一緒になることがなくなった。
しかし、相手のメンタルがきがかりで、完全に連絡を絶つことができなかった。
やっぱり好きという感情にはあらがえず、そのままズルズルと一か月がたってしまっていた。
距離をとると冷静になるもので、やっと自分の将来について考えることができた。
多くのものを失ってでも一緒にいることが最適解なのか?私は自分の家族と友達と縁をきりたくない。それに人の不幸の上に自分の幸せを創り上げることはできない。
もし自分と相手が一緒になった場合はどうか?今も奥さんの家族と不仲でそれが一因でメンタルに不調をきたしているのに、私の家族からも同様の扱いを受けてしまう可能性が高い。
「愛があればお金はいらない」建前では言うことができるけど、本当にそういう境遇になったときに笑って同じことが言えるのだろうか?私にはきっとそれはできない。
引き際だと思った。
やっと、連絡をとることをやめることができた。そして現在に至る。
結局。
相手は結局離婚することになったらしい。メンタル不調により、休職はしないまでも営業職はおりてしまうそうだ。
私は奥さんにはこんなものでお詫びになるとも思っていないが慰謝料を支払った。
きっと自分の人生は独りで終わっていくのだろう。自分が幸せになる資格はないのだから。
こんなだらだらと書いたものを最後まで読んでくれる人は少ないと思う。
ましてや現在進行形でそういう関係を持っている人や持ってしまいそうな人がここまで読むことはないとは思うが、今回私が感じたことを最後にお伝えしたい。
ばれないなんてことは絶対に、絶対にない。不倫の先に幸せはない。自分も相手もいつかは不幸になるし、周りの人も全て壊してしまう。
全てを投げ出してでも続けるべき関係なのか?今感じているその“幸せ”は本物なのか?
渦中にいるとなかなか難しいとは思うの、自分自身も冷静に考えてほしいと思う。
古い話だけど、この続き。
どのくらいお金がかかるかとか、そもそも調査自体可能なのかと。
変なところに引っかかるとぼったくられたりトラブルに巻き込まれたりするかもしれない。
けど、まあ最初は電話で問い合わせるだけだしそこまで構える必要はないのかなと思い、ググって適当に目星つけた所に電話してみた。
わりと特殊な内容ではあるが、別に後ろめたいところはないので、正直に答える。
その内容で調査を受けてもらえるか、料金はおよそどのくらいになるか。
確認して折り返すということで、待った。
その内容ではお受けできませんという答えだった。
ちなみに何故受けてもらえないのかと訊ねれば、「昨今の社会情勢から見て」と意味のわからない返答。
「いじめの問題が社会問題になっている中、トラブルに発展する場合もあるので」という。
いや、トラブルって。
それを言えば、興信所の依頼なんて全てトラブル絡みじゃないか。
浮気調査だったり、身辺調査だったり。むしろトラブル絡みではない調査はあるのか。
あと、たとえ受けたとしても、この調査内容だと費用は数百万円かかると言われた。
相場はわからないので、それが正当な報酬なのかどうなのかもわからない。
が、正直、そんなに!?という印象だ。
数十万、いっても百万ちょっとくらいだと想像してた。甘かったのかな。
それとも、やっぱ適当にググったのがいけなかったのかな。
なんなんだ、この調査会社は。
とりあえず、二件目どこか別のところに電話してみるか。
自分の足で調べてみるのも面白いとは思うけど、さすがにそこまで時間はとれない。
どうしたものか。
齢30前にして真面目だと思っていた親父の浮気が発覚した。
最初に疑惑段階であった時は否定し、2度目に発覚した際は素直に謝罪したのだが、その後も浮気相手を上手に言いくるめて関係を継続していた。
さすがにこれはマズいと家族総出で決定的な証拠を抑え、親父を問い詰めることに。
……が、その際の親父の発言があまりにもアレだったので、怒りを込めてランキング形式で発表したい。
浮気相手用に用意していたガラケーについて問われ、神妙な顔で言い放った一言が10位にランクイン。
女とのやりとりを全残ししてのこの言い様に、「穏便に話しあおう」と言っていた母親を初手からキレさせた切れ味の鋭さを評価。
散々エロい会話履歴を母に見られているというのに、まさかの情に訴える作戦に出てきたこの発言が第9位。
もちろん「そんな相手と週3でホテルに通う必要はどこにあるのか」という母の質問の前に撃沈した。
預金通帳から消えた100万の使い道を問われた際、浮気相手の懐を守ろうとして放った男気溢れる嘘が堂々の第8位。
仮にそれが事実だとしても、親父が外でそんなことをしていたら普通に気持ち悪いと思うのだが……
埒が明かず「浮気相手を呼び出して話し合おう」と言うなり、床に大の字になった父なりの誠意を表したこの発言が7位に登場。
当然「じゃあ、浮気相手を呼び出すからそこで見ていてくれ」と返された。
ってか、親父はなぜ無理矢理いい話に持っていこうとするのだろう。
渾身のパフォーマンスに「浮気相手を呼び出すからそこで見ていろ」と返された際の魂の叫びがまさかの6位に。
60前のオッサンが床の上で駄々をこねる姿なんてそうやすやすと見られるものじゃなく「ほう、これが……」と少し感動した。
だんまりを決め込む親父に「辞めるのか辞めないのかどっちなんだ」と弟から問われて……の5位。
出がらしのブルース・リーの様なポーズを決めて挑発された弟の「どういうこと?」顔を引き出した手腕の見事さを評価。
相変わらずの『無茶な理屈でいい話にしてなあなあ作戦』に打って出た往生際の悪さを評価しての第4位。
見かねた弟が「頭イカれてんじゃねえのか」とビンタするなり「親に手を出すとは何事だ!!」とブチギレた。
まさかのタイミングで放った絵に描いたような悪手を取ってきたインパクトを評価し第3位。
当然寝かせてくれるわけもなく、落ち着きかけてきた母の怒りを余計に焚きつける結果となった。
開き直り続けてきた親父が落ち着いてきた所で「何故そこまで入れ込むのか」と尋ねた所、返ってきた言葉が涙の第2位。
頼んでもないのに彼女からもらったという父親の写真を見せてきたが、鞄を肩から斜めにかけてるおっさんが写っていた。
いや、普通おじさんの肩掛けカバンって大体こうじゃね……? タテかナナメしかなくね……?
っていうか、そんなこと言われて嬉しいもんなの?俺女性からにそんなこと言われたらどんな美人でも「は?(笑)」って言っちゃうんだけど。
もし親父を褒めるポイントがそこしかなかったのだとしたら、あまりにも悲しすぎる。
「俺は黙秘権を貫くぞ!証拠は何もないんだからな!俺が黙ってればどうにもできない!」と決定的な証拠の数々を前に言い出した親父。
埒が明かないので、親父が恐れる北海道の叔父さんに電話をかけることになった瞬間の意味不明発言が悲願の第1位。
全員「???」状態の中、目を閉じて座禅を組んだまま動かなくなってしまう親父。
叔父さんに叱られても無言を貫き、引き倒してもそのポーズを崩さず、横転した大仏姿のまま1時間以上も粘り続けた。
「俺にはこいつの血が流れてるのか……」と、ドン引きした弟の顔がいまだに忘れられない。
以上。
親父は会社や地域でそこそこ頼られるタイプの人間で昔から割としっかりしてるイメージだったため、ここまでのめちゃくちゃな態度には驚いたし、正直引いた。
この年になって親からクソみたいな人間性のカミングアウトをされると、かなりキツい。本当にこれが同一人物なのか?と思った。
弟も相当ショックを受けたのかなんなのか、しきり「なんかコジコジ読みてえな……」と呟いていた。コジコジ面白いけど。
なお、親父は今もバレバレの偽装工作をしながら、今度こそバレてないと思いこんだ浮気を続行中なので、
母は「別れるつもりはないが、妻としてさすがに限界。両者絞りカスになるまで潰す!」と、興信所や弁護士らのお世話になることに。
離婚しちゃえば?と言ってはみたが「それだけで終わっちゃうでしょ?」と微笑むばかり。怖いのでこれ以上聞かないことにした。
「母さん、俺のことめちゃくちゃ愛してるからな~w」と事あるごとに言っている親父よ。
もうすぐ慰謝料に加え、母親に出してもらった金で買った車も趣味のコレクションも全て取り上げられるだろう。
そして、今まで母親に甘え続けて何でも己の思うがままになっていたあの日々はもう帰ってこない。
「絶対に離婚したくないけど、これから先は浮気相手と同棲しつつ実家を行き来したい」なんて生ぬるい考えは、浮気相手とのLINEの中だけにしてもらおうじゃないか。
そうして大仏になっても絶対逃げられなくなった時、親父はようやく気づくことになるだろう。
「仏の顔も三度まで」と。