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2021-11-04

anond:20211104112359

「立憲以外の反自民野党の中で創価学会匹敵する動員力を持つの共産党」も過去の話だね。

 

総選挙における日本共産党の比例得票数推移

H 8(1996)=727万票 

H12(2000)=672万票 

H15(2003)=459万票 

H17(2005)=492万票 

H21(2009)=494万票 

H24(2012)=369万票 

H26(2014)=606万票 

H29(2017)=440万票 

R 3(2021)=414万票(公明党と約300万票差)

前回と今回の衆院選比較して考える立憲民主党敗北の理由

自民立憲国民希望維新
2021年小選挙区議席数189議席57議席6議席16議席
2021年小選挙区得票数2762万1721万124万480万
2021年小選挙区得票率48.08%29.96%2.17%8.36%
2017年小選挙区議席数218議席18議席18議席3議席
2017年小選挙区得票数2650万472万1143万176万
2017年小選挙区得票率47.82%8.53%20.64%3.18%
自民立憲国民希望維新
2021年比例代表議席数72議席39議席5議席25議席
2021年比例代表得票数1991万1149万259万805万
2021年比例代表得票率34.66%20.00%4.51%14.01%
2017年比例代表議席数66議席37議席32議席8議席
2017年比例代表得票数1855万1108万967万338万
2017年比例代表得票率33.28%19.88%17.36%6.07%
自民立憲国民希望維新
2021年10月政党支持率38.6%8.0%0.8%3.5%
2017年10月政党支持率31.2%4.4%4.8%1.3%

第49回衆議院議員総選挙 - Wikipedia

第48回衆議院議員総選挙 - Wikipedia

小選挙区での自民党については、前回と今回で得票率はほぼ変わっていないが、議席数は減少している。

立憲民主党については、得票率は前回の「立憲」+「希望」と同程度だが、議席はそれを足し合わせたよりも増加している。

これは前回の希望の党が得票率のわりに議席数が伸びなかった(接戦区を軒並み落としていた)一方、

今回は野党共闘候補を一本化したことにより勝てた区が多かったことに起因すると思われる。

一方、比例代表での自民党は、得票率はほとんど変わらず、議席数もそれに合わせて微増しただけだが、

立憲民主党は、前回の「立憲」と「希望」の得票率を足し合わせれば37%になるところ、20%しか取れていない。

比例だけなら希望の党のぶんの得票を失って元の立憲民主党だけの勢力に戻ったようにも思えるが、

小選挙区ではきちんと「立憲」+「希望」の勢力を保っている(むしろそれ以上に伸ばしている)のである

ではなぜ比例で立憲民主党が伸びなかったのか。

考えるにそれは「小選挙区は大政党に、比例代表は小政党に」という人が多いからではないか

実際に、自民党や立憲民主党などは「小選挙区の得票率>比例の得票率」であり、

国民民主党や日本維新の会、あるいは前回の立憲民主党などは「小選挙区の得票率<比例の得票率」となっている。

特に今回は、野党共闘によりその傾向がさらに強まっていたものと思われる。

小選挙区では自民党と立憲民主党一騎打ちだったので立憲民主党投票するしかなく、

そのぶんバランスを取って、比例では国民民主党や日本維新の会投票した、という人が多かったのだろう。

もともと野党には政党支持率以上に大きく票が集まる。

野党への投票はそのほとんどが「無党派層反自民票」であるということだ。

彼らの投票先は野党候補が増えるごとに分散する。

それを解消するための方策が「野党共闘」だったはずである

つまるところ、立憲民主党がなぜ議席数を減らしたかといえば、

それは「比例までは野党共闘効果が及ばなかったから」ではないのか。

であれば、立憲民主党が取るべき道は「比例でも野党共闘をする」ということ。

すなわち、二大政党制を目指して大合流すればいいんじゃねーの?ってことだ。

野党全部の得票率を合計すれば「51.4%」で過半数!!!

いっそ維新共産も、思想の違いを乗り越えて野合しようぜ!!!

2021-11-03

どこよりも早い立憲代表選の仕組み

有権者

任期途中選挙有権者は、次に掲げる者とする。

  1. 選挙日程が両院議員総会承認された日における政党助成法の届出に基づく党所属国会議員
  2. 選挙日程が両院議員総会承認された日における公認候補予定者
  3. 選挙日程が両院議員総会承認された日における地方自治体議員
  4. 選挙日程が両院議員総会承認された日を起算日とし2か月前において登録されている党員、協力党員(前3号に掲げる者を除く。)

国政:衆96、参44 

公認予定:参院で若干いるようだが総数不明https://cdp-japan.jp/news/20210810_1901 の3人だけか? どっかにまとめとけよカス👺

被選挙権

  1. 代表候補者となることができる者は、国会議員とする。
  2. 代表候補者は、代表選挙告示日に、国会議員の20人以上25人以下の推薦状を添えて、代表選管に届け出ることを要する。ただし、代表選管委員は推薦人になることができない。

現況としては理論上最大6人が出馬可能(140-選管なので)

投票権

国会議員
  1. 国会議員は、臨時党大会において一括して投票を行い、各代表候補者得票数の2倍のポイントを配分する。
  2. 公認候補予定者は、臨時党大会において一括して投票を行い、各代表候補者得票数と同数のポイントを配分する。
党員
  1. 党員および協力党員は、全国を単位として郵便投票インターネット投票を含む。以下同じ。)を行う。
  2. 党員および協力党員投票に配分されるポイントは、国会議員の総数の2倍の数と、公認候補予定者の総数との和の数の2分の1とする。ただし、1未満の端数があるときは、これを1に切り上げるものとする。
  3. 前項の規定により計算されたポイントは、各代表候補者得票数に応じて、各代表候補者ドント方式によって配分する。

公認3だと仮定すると142P。全国1区をドント式分配

地方議員

党員票と同じ。

→567Pの争奪 

公認者票と地方議員票があるのが自民との差か。故に相対的一般党員ポイントの重みは軽い(自民国会議員票と同数を配分する)。前者は余りに討ち死にが多かった時の代替措置の名残であろう(旧民主党辺りでできた規定だったはず)

決選あり
  1. 代表候補者が3人以上である場合であって、開票の結果、有効投票に基づくポイントの総数の過半数を得た代表候補者がいないときは、代表選管は、その旨を臨時党大会に報告し、臨時党大会において獲得ポイントの上位2人による決選投票を行い、当選者を決定する。
  2. 前項の決選投票による当選者は、ポイント数が多数であった代表候補者とする。
  3. 第1項の決選投票は、国会議員公認候補予定者、県連代議員各1人の直接投票を行い、国会議員投票は各2ポイントに換算する。

日程

  1. 任期途中選挙は、代表が欠けた日から60日以内に行う。
  2. 常任幹事会は、政治情勢等を鑑み特に必要があると判断する場合両院議員総会承認の下に、選挙日程について、前項と異なる決定をすることができる。
期間
  1. (略)
  2. 任期満了選挙の期日および日程(以下「選挙日程」という)は、常任幹事会で決定し、両院議員総会承認を得る。
  3. 任期満了選挙選挙運動期間は、告示日および投票日を含め10日以上17日以内とし、常任幹事会で定める期間とする。
  4. 常任幹事会は、政治情勢等を鑑み特に必要があると判断する場合両院議員総会承認の下に、選挙日程について、第1項と異なる決定をすることができる。

https://cdp-japan.jp/about/byelaw_presidential-election

2021-11-02

選挙コンサルが見た衆院選2021~これから野党支持者に必要なこと

 

まず前提として、ここではあえて政策論については触れない。

野党共闘の是非についても触れない。

 

選挙事務所とその周辺における、今さら当たり前の事実再確認したり、

まり知られていない情報を広く共有したりすることで、

政策論以外の戦略的選挙行動を促すことが目的である

 

● まずは地方議員を増やすところから始めよう

 

巷にあふれる選挙分析を眺めていると、無党派層をどう動かすかに終始している意見が多く見られる。

しか無党派に頼る運動をしていては、いつになっても自民党には勝てない。

選挙の本当の闘いは、公示日(告示日)の直前までに終わっているのだ。

 

当然、選挙で勝つには、組織固めこそが肝心要なわけである

徹底して目に見える票を積み上げていく作業を、選挙プロは行っている。

 

では、組織票とは何か。

支援団体党員サポーターももちろん大事だが、

本当の意味選挙対策本部のコアとなるのは、そう、地方議員存在である

市議会議員県議会議員と中心とした地方議員いかに増やし、

日ごろから地域活動をさせ、できる限り多くの有権者日常的な関わりを持つこと。

それこそが、選挙運動の長期的戦略本質であり、自民党が勝ち続けている実態である

 

地元中学校入学卒業式運動会での挨拶はもちろんのこと、

地域餅つき花見盆踊りゲートボール大会

雪かき避難誘導、清掃活動に至るまで、

地方議員はあらゆる地域活動に足を運び汗を流し、御用聞きに精を出している。

それこそが結果として、最も身近にして最大の選挙運動効果をもたらしているのはご承知の通りである

 

自民党型の地方議員には、選対のコアメンバーということのほかに、もう一つ有用意味がある。

それは、将来の国政進出へ向けたキャリアパスという位置づけである

地方議員を増やせば増やすほど、有用人材が発掘され定着してゆく比率は高くなり、

その中で優秀だと認められた人材国政進出を果たすというわけだ。

それは当の地方議員たちが国政に関わる際の強いモチベーションにもなっていて、

有力議員支援することは同時に、自分出世も後押しするし、

普段はなかなか会えない広範囲有権者と直接触れ合う良い機会となっている。

議員キャリアパスというものが、自民党組織拡大における大きな相乗効果果たしているのは無視できない。

 

与野党わず複数選挙事務所と直に触れあってきたからこそ確実に言えることがある。

マジで本当に、地方議員の力は馬鹿にできないのだと。

 

総選挙が終わった今、1年足らずのうちに次の国政選挙が控えているとはいえ

全国各地ではこれからも毎週のように地方選挙が続いてゆく。

からこそ次に野党支持者が考えるべきはこのことではなかろうか。

まずは、地方議員を増やすことを考えよう。

 

 

● 1票=約300円の価値を持つことを考える

 

ビジネス世界には、「人・モノ・金」というスローガンがある。

選挙で言えばそれは「人・金」となるだろう。

選挙のために惜しみなく金を使う。

これが、地方議員の育成に続く第二の手立てだ。

 

自民党は、選挙にしっかりと金をかけている。

もちろん合法的にだ。買収や賄賂によってではない。

自民党選挙のために使う金の99.99%は合法的で、その多くは費用対効果をしっかりと考えられてのものだ。

合法的に人を雇い、印刷物を刷り、ビラを撒き、ポスターを張り、広告を打ちまくる。

いくら地方議員が多く、組織が盤石でも金をうまく使えなければ選挙には勝てないのだ。

 

実は、地方議員の数だけを見ると、自民党共産党では全国の議員数の合計はさほど変わらない。

(むしろ数年前までは、共産党所属議員が最も多かったし、今では公明党議員が最も多い)

 

(参考:総務省による党派地方議員数調べ)

https://www.soumu.go.jp/main_content/000741465.pdf

 

それでも共産党が国政で議席を伸ばせない要因の一つは、公約もさることながら、金によるところも大きいと私は見ている。

政党交付金制度自体に異を唱える共産党は、党の理念として、税金から政党に分配される「政党交付金」を一銭たりとも受け取っていない。

一方の自民党は、政党交付金だけで年間170億円近くの大金を得ている。

 

(参考:総務省、令和2年度の交付決定額)

https://www.soumu.go.jp/main_content/000678653.pdf

 

仮に自民党が、衆参合わせて400人弱いる国会議員にこの大金平等に配ったとすれば、

1人あたり年間4,000万円近い金額選挙対策として使えるのだ。

 

そして、意外と知られていないのがこの政党交付金の算定方法についてで、

獲得した議席数はもちろんのこと、選挙得票数も、交付金の額に影響するのだ。

 

まり実際の選挙結果においては、いわゆる「死票」になってしまった票も含めて、

1票あたり、およそ300円ほどの価値を持っていると考えることができる。

 

政党交付金の年間予算は、人口1人につき250円×約1.2億人=300億円。

有権者数は約1億人、投票率は約50%なので、投票者数は約5000万人である

議席数に応じた算定と、得票数に応じた算定とが全体予算の1/2ずつなので、

300億÷5000万÷2=300円というざっくりとした計算

小選挙区と比例の別、衆参の別もあるので厳密にやるともうちょい複雑。)

 

詳しくは以下を参照のこと:総務省HP政党交付金のページ)

https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seitoujoseihou/seitoujoseihou04.html

 

まるで、某放送局をぶっ壊す政党のようなビジネスライクな話になって恐縮だが、

(というかN党が、議席を取れなくても票さえ得られれば喜んでいるのというは、まさにこういった事情による)

1票の得票そのもの金銭価値があるということ、

そしてその原資は言うまでもなく私たち税金であることは、もっと広く知られるべき事実である

 

そして野党支持者の立場としては、政党あるいは政治家が、

正当な方法選挙に金をかけることを忌避してはならない。

しろ合法的バンバン金を使って、バンバン票を集めてもらうよう働きかける必要がある。

 

金がなければ票は奪えないし、票は文字通り金を生む。

候補者政党も支持者も、もっと選挙と金関係ポジティブに捉えなおしてほしいところだ。

 

そしてできるならば共産党はこの事実を重く受け止め、本当に野党共闘政権奪取をしたいのであれば、

きちんと政党交付金を受け取って活用するべきである

理念として受け取らないのは理解はできるが、それでは選挙には勝てない。

交付制度廃止するのは、政権を取ってからでも遅くはない。というか政権取らないとそもそもできない。

 

 

● 「投票に行こう」という呼びかけは、ほとんど意味がない

 

これは統計的データがないのであくまで印象論となってしまうが、

投票に行こうと言われて、初めて投票に行く気が起こる人などめったにいない。

 

それよりも、自分の身近にいる他人投票所へ向けるために効果的な魔法言葉がある。

>>「私は○○に投票します」<<

である

 

これは是非とも、某CMに参加していた著名人に言いたいことだが、

あのクラス著名人たちが、芸能活動リスク覚悟投票先を公言していたとすれば、

その影響力は絶大なものになっていただろうと想像できる。

 

これは決して、「だからあなたも○○に投票してほしい」という投票先の同調を呼び掛けてほしいわけではない。

しろ、「私は〇〇に投票する。あなた自分でよく考えて投票に行ってほしい」というところでとどめておいた方が良い。

 

学会員のように、よほど選挙に熱心な人でない限り、

自分の知り合いに直接、特定政党への支持を訴えかけるという経験はないだろうと思う。

そうでなくとも、SNS支持政党公言している人を見かけたならば、

一歩引いた目で見てしまう人がほとんどなのではないだろうか。

けれどやはり、これでは選挙に勝てないのだ。

 

先述した通り、全国の地方議員の合計で、公明党所属議員が最も多いという事実を、今一度よく考えてみてほしい。

「なんとなく、近所のあの人が頑張っているから入れといてやるか」という人はかなり多いのだと思う。

 

とはいえ電話帳のア行から順に投票を呼び掛けるなんてことはしなくてもいい。

Go Vote !」という可愛げな動くスタンプを張り付けたインスタグラムストーリー画面の端っこに、

「ちなみに〇〇に投票しました」と、ごくごく小さなフォントテキストを載せてあげるだけでも十分だと思う。

 

次回の選挙では、支持政党投票先を公言するブームが訪れていてほしいものだ。(まぁ無理だろうけれど)

 

 

● おわりに

 

と、雑文を書いている間に枝野辞任のニュースが飛び込んできた。

本多平直離党問題とか、公約発表の仕方(順序)とか、東京8区騒動対応とか、

枝野のやり方が良くなかったところがたくさんあるのは認めるし、代表交代の議論が湧くこと自体否定しないが、

今このタイミング代表を挿げ替えたところで果たして良い結果となるとはとても思えない。

 

小川淳也待望論とかが出てきたら、ある種の風が起こったりするものなのだろうか・・・冗談

 

一体どうなることやら・・・

野党自民党に勝てない理由

今回の衆院選を通じて「野党支持者がこれでは永遠に自民党には勝てないな」と批判的な感想を持ったので

その理由を書いてみる。

自民党支持者と野党支持者の違い

社会心理学ジョナサンハイトは「ケア」「公正」「自由」「忠誠」「権威」「神聖」の6つの道徳基盤を提唱

保守派は6つ全てを重視しているのに対しリベラル派は前3つを重視し後ろの3つは軽視しているとした。

自民党支持者と野党支持者の違いもこれで説明できるように思う。

もちろん他にも違いはあるが、選挙において最も大きな差として表出するのは「支持政党への忠誠心の有無」だ。

今回の衆院選では与野党ともに対立候補に対するネガキャンが飛び交ったが、それへの対応の違いが顕著だった。

自民党へのネガキャンが報じられたとき、支持者はどう行動するか。

これは無視もしくは「これだからリベラルは~」と逆用して攻撃に出るといった行動が多い。

自民党への忠誠心があるので党や候補者にとって不利になる行動は自然と避けるのだろう。

大して野党へのネガキャンが報じられたとき支持者はどう行動するかというと、思い切り釣られてしまった人が多数観測された。

断言するが「共産党表現規制」なんて今後大きな話題になることはありえない。選挙が終わったからだ。

どの政党表現の自由社会生活バランスについて考えていて、さじ加減は異なるものの無制限自由を許容している政党はない。

その程度の話なのに「共産党公約を取り下げるべき」「失望した」と言い始める野党支持者が現れ、自民党支持者と一緒になって野党叩きを始めてしまった。

野党支持者は支持政党への忠誠心が薄いため、党や候補者にとってどうかよりも自分正義の側に立つことを優先してしまうのだ。

これでは勝てないのは当然だ。

まとまろうとせず分散する野党支持者

今回の衆院選では立憲や共産党が嫌になり国民民主党れいわに投票した野党支持者が多く見られた。

理由を見ると共産党は嫌だとかスキャンダル懸念してといったものが多かったように思う。

しか国民民主党は表向き共産党は嫌だ嫌だと言いながら裏では協力関係にある。

実はお互い立憲を介して選挙区調整もある程度しているし、国会では毎週与党をどのように追及していくか相談している。

野党コロナ関連法案は立派なものが多く(内容を自民党がパクッて自党の法案として提出している)それらは立共国共同で提出されたものだ。

要は今回国民民主党は嘘をついて非共産派の野党支持者を集めようとしたのである

選挙が終わったので今後は何事もなかったかのように共産党との協力関係を再開するだろう。

スキャンダル耐性についても国民民主党議員旧民主党の残党が中心であることに変わりはないので大差ない。

こういった国民民主党ネガティブ情報ほとんど報じられないのはなぜだろうか?小政党からである

れいわは山本太郎暴言の数々が動画として残っておりいくらでも証拠として掘り出すことができる。掘られないのはなぜか?小政党からである

仮に今後両党が立憲並の規模に成長したら、今の立憲と同等のネガキャンに晒されることになる。

そのとき支持者はどうするか?また別の小政党を支持するようになってしまうのではないか

今回の衆院選与党勝利したが、おそらくいつものように与党野党維新除く)の総得票数比較したら野党の方が多くなるだろう。

野党支持者が一つにまとまれば勝てるのに(実際には1票の格差問題があるので多少上回った程度では厳しいが)自ら分裂を選んでしまうのである

これでは勝てないのは当然だ。

「これだから〇〇党は」のお客様意識

https://anond.hatelabo.jp/20211101192844

この増田では「これだから民主党は駄目なんだ」と罵倒されたエピローグが書かれているが

野党支持者は政治家政党を育てるという発想が欠けているように思う。

選挙ボランティアに参加した増田は当然そうではない。トラバ勘違いされているようなので追記

ここで批判対象にしている野党支持者がどう思っているのかは分からないが、特定政党の熱心な支持者でも党に不満は持っているものだ。不満が全くない人などいない。

そこで「党に不満がある。だから改善しよう」ではなく「党に不満がある。だから支持しない」となってしまうのが野党支持者だ。

自民党支持者はどうか?「党に不満がある。でも忠誠を誓っているか我慢する」となるだろう。

野党支持者は自分主権者であるという自覚を持たず(これは自民党支持者も持っていないと思うが)全てにおいて完璧政治家政党が空から降りてくるのを待っている。

これでは勝てないのは当然だ。

野党支持者は覚悟を決めろ

以上のように、野党支持者は自民党支持者より支持政党にとって不利な行動を取る傾向が強い。

しかすると「選挙自分が最も良いと考える候補者投票するもの」と素朴に考えているのかもしれない。

それは間違いではないが、自民党支持者は「選挙自民党を勝たせるもの」と考えている。

どちらが勝つかは言うまでもあるまい。野党支持者はこのままでは同じ土俵に上ることすらできない。

野党支持者は自民党を倒したいなら今までの態度を改め一致団結しなければならない。なぜなら自民党支持者は一致団結しているからだ。

自民党を倒したい」より「批判されないポジションから物を言いたい」が上回っている人が多すぎる。

いい顔をしたいという欲を捨て、野党を育てるという覚悟を決めなければならない。

立民大敗理由は「かさ上げされていたのが元に戻ったから」

 衆院選での立憲民主党大敗を受けてその理由は何かとあれこれ語られている。その中で多くある意見に「共産党との協力によって支持者が離れたからではないか」というものがある。これは妥当見解だろうか?

 仮にそれが正しいとするなら、小選挙区においては候補者調整によって地力以上のものが出たにしろ比例においては得票を減らしているはずだ。では前回の2017年衆院選比較してみよう。

 2017年衆院選では立憲民主党は比例で11,084,890票を得て37議席を獲得した。

 一方、今回の衆院選では11,491,737票を得て39議席を獲得している。

 

 つまり、比例においては得票数獲得議席数の双方においてほぼ横ばいで、今回のほうが少しだけ多いという結果になっている。(もちろん得票数に関しては投票率自体が今回のほうがやや高いため単純比較はできないが)

 そして小選挙区での獲得議席数は、前回18から今回57と大きく伸びる結果となった。比例においてほぼ横ばいであるにも関わらず小選挙区では躍進しているというのは候補者調整の賜物と見るのが自然だろう。

 さて、ここまでの話を読んで誰もが疑問に思ったはずだ。「躍進!? 立民は今回大敗したんじゃなかったの!?

 このような状況が生まれている理由ははっきりしている。立憲民主党の改選前議席選挙を経ない形でかさ上げされていたからだ。

 そもそも立憲民主党結党時のことを思い出してほしい。当時の民進党小池百合子率いる希望の党と合流するかで割れた。そうして希望の党立憲民主党に分裂したのだ。

 その後、希望の党解党し、国民民主党、新希望の党無所属割れた。

 そして去年立憲民主党国民民主党解党し、無所属議員も含めて新立憲民主党と新国民民主党が生まれた。現在立憲民主党は新立憲民主党である

 つまり、改選前の立民の議席数は109だったがこれは立憲民主党看板選挙で得た議席数ではない。選挙で得た議席数は55に過ぎず、残りの54議席野党再編によって選挙を経ずに得た議席なのだ

 

 立憲民主党という看板投票する人の数は4年前と比べて大きく増えも大きく減りもしなかった。その結果どうなったかというと、選挙を経ずに得た、かさ上げされていた議席を立民は失った。これが今回起きたことだ。

 もともとの議席数が選挙での得票力という実力を大きく上回ったものだったのだ。それが実力通りの議席数に戻った。それだけだ。得票力が下がったわけではない。ただ選挙以外で得たものを維持できるほど上がってもいなかった。(当然、4年が経ち人も大幅に増えたにも関わらず得票力が横ばいというのは党執行部の責任が問われるべきだろう)

 その上で言えることとしては、野党再編によって旧希望の党議席が立民のものになっていた以上2017年希望の党を支持した層の多くは立民支持に回るはずだった、という仮定が正しいとするなら共産党と組んだことはこの層の離反を招いた可能性が高く野党共闘デメリットが出たという見解には一定の理がある。一方この仮定が誤りであれば野党共闘デメリットはさほど大きくなかったと言える。

 個人的意見としては旧希望の党を支持した人たちは野党支持層というよりも第三極支持層であり、この仮定ちょっと無理があるんじゃないかと思っている。今回の維新の躍進も希望の党がなくなってぽっかり空いた第三極ポジション維新が得たと考えると説明がつく。

anond:20211102005857

日本では、タダでは立候補できない。立候補前に供託金を納める必要があるからだ。一定得票数に達しなければ、没収されてしまう。経済協力開発機構OECD加盟国の中で供託金制度を設けている国は少数派。しかも、日本は最高額で「憲法保障された立候補自由を制約している」との批判もある。衆院選供託金小選挙区300万円、比例代表は600万円。重複立候補場合比例代表分の300万円が減額されるが、計600万円が必要だ。小選挙区では有効投票総数の10分の1に達しなければ供託金没収され、国の収入になる。

2021-11-01

20代後半の俺が自民党に入れた理由

いうて自民に入れたのは小選挙区で、比例は国民だけど。

今まで選挙に興味がなかった。正直1万とか10万とかの中の一票だし、自分が行かなくても変わんねーだろくらいの気持ちだった。

それに大学いたころは忙しくて選挙とかしらねーって感じだったし、忙しくなくなかったころは色々あってメンタル半壊しててそれどころじゃなかった。

今は時間的にも多少余裕ができてネットで「選挙って賭けみたいなノリでやれば良いんだよ。自分投票した奴が勝ったら面白いだろ?」みたいなのを見てなるほどと思ったかちょっと行って投票した。

そんな調子から誰が立候補してるとかほぼ知らないまま投票所に行ったんだけど、田舎なもんで選挙立候補者が2人しかいない。クソ詰まんねーと思った。

立候補者は共産自民の2択だったか自民に入れた。共産は良いイメージは無いし、コミケ騒動ネットで知ってたから、それなら自民のほうがマシかなって思った。

それで投票して帰った後、田舎候補者なすぎてつまらなすぎじゃね?って調べたら一票の格差っていうのがあるらしいっていう事を知った。人が多い地域が沢山当選できた方がいいだろって事らしい。

それはそうなんだが、その論理だと結果としてやっぱり東京中心じゃんって思った。下らねえよな。なんでも東京中心だ。田舎政治論理からも金の論理からも見放されてる。低賃金と老人とシャッター街だ。金にも力にもならねえ掃き溜めだよ。

比例は国民民主党に入れた。俺は昔は2chとかまとめサイトかに毒されていてバリバリ保守というかナショナリストアンチ韓国みたいな感じだったけど、どっか違うなっていうのが頭の中にあって、そっから紆余曲折あってはてなにたどり着き、「リベラルとか言ってるやつらも2ch基地外と変わんねーじゃん」と感じた。結局、今はうっすら保守だ。ナショナリストなところはあんまり変わってないと思う。もうアンチ韓国ではないけど。

ただ、メンタル半壊みたいな経緯があってから仕事ができない奴、無能な奴、どうしようもない奴、敗者、負け犬底辺自分がその辺の位置にいるなと感じるようになることが増えた。たとえポーズだとしても、そういう社会底辺にも理解がありそうなところが良いなと思った。

から国民に入れた。たまきんはTwitterで見てて多少は信頼できそうだった。香川かい田舎出身なのも良さそうだと思った。

自民は結局金の論理しか動かないイメージがあった。立憲は金持ち道楽に見えた。共産宗教団体革命派のイメージだった。社民とかは何をしてるのかよくわからなかった。

維新は多少マシに見えたが、所詮ポピュリズムだと思った。そして世間は力の論理で動いているから、信用できないと思った。

国民が一番道義がありそうだった。(ほんとはそんなことないんだろうけど。政治家なんて金のある奴らばっかりだから所詮は金か力の論理だ。)

あと単純に、国民得票数が少ないだろうと思ったのもある。

選挙に行った感想は二つだ。

まず一つは「選挙ゴミみたいなシステム」だと思った。サイコロの番号で小選挙区や比例を選べるようにしたって大して問題ないと思った。

投票した後にふと気になって立候補者がどんなこと言ってるのかと思って調べた。自民の方はマシだった。ヤフー立候補者紹介になんか偉そうなことをつらつらと書いていた。共産立候補者は全然見つからなかった。登録していないので見れないfacebookのページと、公式かどうかも分からないHPサジェストの6番目くらいに見つかった。

家の郵便にいつ来たのかわからない衆議院選に向けてみたいな封筒が入っていた。中を開けると新聞みたいな形式で各党の政策みたいなことが書かれていた気がする。読まずに捨てた。

立候補者がどんなことを言ってるとか、各党が何言ってるとか正直そんなこと一々調べたりするのはハッキリ言って面倒だ。投票所に行って適当名前書くのですら面倒なんだからそいつらのことを調べるのも面倒だ。

そしてもう一つは「それと投票しても何も変わらねー」ってことだ。選挙に行っても結局ひどい虚無感を強化しただけだった。

金か人かだ。マネーパワーかヒューマンパワーか。力の理論だ。選挙だって結局同じだ。口では地方創生だのなんだの言うが結局田舎さらに過疎になっていき、金も人もなくなり衰退するのは変わらない。その流れには逆らえない。

大阪のようにある程度力のある所の力を拡大することができても、田舎再生することは出来ない。それは政党とかじゃなくて大きなシステムの流れとしてそうなんだろう。

それをするなら選挙構造政治体制から変えるとかするしかないんだと思う。でもそんなことは現状のシステムではできない。

から、もし「独裁者になる」なんて奴がいたら投票する。でもそんな奴が現れるのだって東京だ。

anond:20211101094424

残念ながら、比例で見ると立憲自体得票数はほぼ変わってない。共産は数十万票減ったが、れいわが伸びた分、リベラル勢力得票数はむしろ増えている。

対して維新は400万票以上積み増している。小池に変わる存在吉村だったのだろう。

自民も微増している。

まりは、立憲に殺されるのではなく、そもそも日本リベラルがそこまで伸びてないってことでしかない。

リベラル政策日本人の心は動かない。だって白人と非白人みたいな対立がないのだから当然である

anond:20211101154310

「立憲共産党」で今の議席数は確保できている

選挙でそれは証明されている

負けてる小選挙区得票数は少ないわけではなく接戦が多い

anond:20211101124754

立憲共産党得票数を数えてみろよ

投票者の1/3は左翼だよ

少数などではない

議席は減らしたけど、立憲共産党を支持してる人も議席分だけはある現実

完全失敗だと言い切ってる人が多いけど、立憲共産党すなわち立憲と共産党の融合を望んでる国民も票数分だけは存在してるし

結果的に負けてる小選挙区得票数は少なくはないだろう

2021-10-29

選挙について思うこと

※まず、私はある特定政党に強い思いがあるわけではない。一応断っておく。

若者もみんな選挙に行こう!ってよく言われているけど、政治にそこまで関心がなく、不勉強な人らが選挙に行くのって、国や国民にとってプラスなんだろうか?

自分が正に、関心も知識もない、投票に後ろ向きな若者なのだが、こういう人間投票をする事は良いことなんだろうか?

これは多分日本平和からなんだろうけど、自分達の手で国をどうこうしていこう!という意識がまず全くない。

現状に満足するほどの良い暮らしはしていないが、特別困ってもいない。

から政治について関心が無い。政治勉強をするなら仕事勉強をしたり、遊んだり、自分の事だけに時間を割きたいと思ってしまう。

受験時の偏差値がそうであるように、世の人々のアタマ平等じゃない。

 特別頭の良い人っていうのは、その他の人より圧倒的に割合が少ない事実がある。

 選挙でもし、もれなく全員が投票をしたら、比較的頭が良くない人達に支持される方の得票数が多くなるんじゃないか

 目先の利を追いかけるような、浅い、分かりやす文句得票数を稼ぐやり方が正解になってしまうんじゃないか

最後

全ての人が投票する権利を持っているというのは素晴らしい事だと思うけど

全ての人が同じくらい、ある一定の正しさを持っているわけではないという現実もあると思ってしまます

皆さんの意見をお聞かせください。

衆院選何も変わった気がしない

与党追い風だの野党追い風だの言われてるけど、

野党候補者一本化で議席

与党→魔の3回生など選挙に弱い議員統一候補に敗北し議席

なので、別に野党の得票率が増えたとか与党が減ったとかじゃないのよね

公約政策で戦ってる感じがしない、手持ちの得票数をどうやり繰りするかのゲームになっててつまらんわ

衆院選つまんねえええええ!!!

参院選面白かったけど、衆院選はつまんねえ

2019参院選から自分の1票を最も有効な形で使う、ってことを意識し始めたんですよ。

例えば定員2名上の選挙区だったら、ほぼ当選確実候補とかほぼ当選しないであろう候補は一旦無視して、当落線上の候補吟味して誰に入れるかを考える。

所属政党とか当人政策とか、許容できない言動の有無とか、そこら辺調べて。

その上で投票結果を見るのが凄い楽しくて、僅か0.5%の相対得票率の差で当落が決まることもあるんだな、とか、初めて選挙結果の細かい数字を気にするようになった。

これは当時定員が複数選挙区住民票があったからこその楽しさではあったけど。

比例代表もさ、全国統一で入れたい候補に直接入れることができる訳じゃん?

当落だけじゃなくて得票数大事、みたいな話があったし「数字に活かせている感覚」みたいなのを覚えることができたわけよ。

誤解を恐れず言えばゲーム感覚投票先を選んだと言っても良い。

流石にマズいか

投票行動のゲーミフィケーションとでも言えばマシか?多少はマシかな?

あんま変わんないね

んで、翻って衆院選よ。

つまんねえと感じているのは選挙制度によるもの

小選挙区制

定員1名。

候補者も少数。

競り合ってるなら全然いいよ?

でも投票前の段階で大勢決してたら「自分が1票入れたところで」ってなるわな。

しかも負けるであろう候補に入れようもんなら開票を待たず死票

まあそれでも世代投票率に少しでも寄与できたら程度の考えで今までもずっと投票はしてたけどさ。

あと比例代表な。

ブロックに分かれている。

これも小選挙区ほどじゃないけど、全国統一比較すると死票を生みやすい?

さら拘束名簿式

自分の1票の寄与が見え辛え~~~~

いやなるべく選挙区を区切ることの意義は理解できるよ?

地域それぞれの声を反映しづらくなるって理屈はわかる。

2019参院選とき鳥取島根とか徳島高知みたく複数の県で1人だけってなるとマジかよってなるし、なんなら後者なんて徳島地盤にした候補が1人も居なかったって話だし。

分かるんだけどね…

つまんねえと感じてはいるけど投票には行くよ

まあ行くよ、今回も。

でも前回の参院選投票行動が楽しかっただけに、今回はあんテンション高くない。

来年参院選をまた楽しみにするとします。

あ、用語とか間違ってたら教えて下さい。

anond:20211029000402

みんな同じこと思ってて行くのやめて、3人の内の最多得票数の人だけが当選してそれ以外の2人は規定投票数に足りずに落選

2021-10-28

anond:20211028180515

擁護すればフェミが暴れて立憲共産党の印象悪化して得票数が減ってくれるんや

1票でも減らしたいからあと3日間は擁護させてくれや

anond:20211027164842

無党派層投票率が高くなって野党得票数が増えるのは、別に野党のためじゃない。

あくま日本人の大多数は自民党政権が続くことを願っているが、しか自民党は放っておくと自然と腐敗し始める。

自民党の腐敗を防いで、常に緊張感を持たせるためには何が有効か。

自民党には圧倒的過半数議席は与えずに、「ここで緩んだらすぐに政権交代だよ」とプレッシャーを与え続けるくらいの議席数にしておく。

2021-10-24

anond:20211024165220

按分は等分じゃないですよ。

https://www.city.minokamo.gifu.jp/shimin/answer.cfm?id=24643&mi_id=5&g1_id=17&g2_id=80

美濃加茂太郎 得票数40票 / 美濃加茂一郎 得票数14票 /  総有効投票数54票】の場合

美濃加茂」と記載してある投票数・・・5票あった場合

美濃加茂太郎さんへの按分票は3.703票となります

計算式】

5票 美濃加茂の票 ×( 美濃加茂太郎さんの得票数40票 ÷ 総有効投票数54[40票+14票]票 )  =3.703票

2021-10-20

anond:20211019224413

投票率が上がると、投票自体の結果の価値高まる

その考え方は自明とはいえないな

大抵の投票主義者投票率が上がるほど「民意を適切にサンプリングできている可能性が高まる

(より身も蓋もない見方をすれば、支持政党得票数が増える)と思うから価値が上がると考えるのであって

たとえばどこぞの宗教団体が動員をかけて特定政党だけ得票数が一気に1000万票増えた選挙を「前回より投票結果の価値が高まった」とは判断しないだろう

2021-10-12

選挙があった。

 自治体議会議員選挙だった。真面目に投票には行ったけど、結果を見ないまま、何週間も経っていた。

 立候補者の少ない選挙だったので、落ちたのは一人しかいなかった。圧倒的少得票数で現職議員の一人が落選しており、まあ妥当な感じ。

 普段当落の結果がわかればまあいいやってなるのだけど、今回は初出場の人に投票したので、得票数も気になった。

 立候補者の多くは無所属ということになっている。実際はどこかの党がバックに付いているんだけれども。党の代表として出ている人は、やっぱり得票数も多かった。彼らが最も票を得た三人のうちの二人だ。

 最も票を得た三人のうちの無所属候補者に私は投票した。彼女趣味ともガチもつかないボランティア活動を多くしている人で、彼女の子供とうちの子供が顔見知りなせいで私も彼女と会ったことがある。彼女は私みたいな、ママ友集団からは「付き合う価値なし」と切って捨てられるタイプ人間にも気さくに話しかけては会話をしようとするので、変わった人だなと私は思っていたが、政治的野心を持っている故に誰にでも分け隔てない対応をするのだと知って、なるほどなと思った。

 多くの人に好かれたいという欲望を持っている人は多くいるけど、そういう人でも大概は利害関係他人を選り好みするものなので、票が欲しいという一心にしても誰彼構わずしかけるのはすげーなと思う。

 社交性とボランティア活動のために顔が広く、しかも実はバックに某野党がついている。こんな人が議員になったらなんかすごいことが起きたりするのだろうか、と思って投票してみたら、ものすごい得票数当選していた。三位をかなり引き離しての二位だった。女性であるという最大障壁は軽く吹っ飛ばしていた。

 地方議会議員選挙では、普段の行いが見えるぶん現役世代が強いという話も聞いたことがあるけど、まさかあの人があんなにも支持されるとは思わなかったので、驚いたのと同時に、この町には政治に変わって欲しいと思う人が多いのだなあと感心した。

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