2021-11-01

20代後半の俺が自民党に入れた理由

いうて自民に入れたのは小選挙区で、比例は国民だけど。

今まで選挙に興味がなかった。正直1万とか10万とかの中の一票だし、自分が行かなくても変わんねーだろくらいの気持ちだった。

それに大学いたころは忙しくて選挙とかしらねーって感じだったし、忙しくなくなかったころは色々あってメンタル半壊しててそれどころじゃなかった。

今は時間的にも多少余裕ができてネットで「選挙って賭けみたいなノリでやれば良いんだよ。自分投票した奴が勝ったら面白いだろ?」みたいなのを見てなるほどと思ったかちょっと行って投票した。

そんな調子から誰が立候補してるとかほぼ知らないまま投票所に行ったんだけど、田舎なもんで選挙立候補者が2人しかいない。クソ詰まんねーと思った。

立候補者は共産自民の2択だったか自民に入れた。共産は良いイメージは無いし、コミケ騒動ネットで知ってたから、それなら自民のほうがマシかなって思った。

それで投票して帰った後、田舎候補者なすぎてつまらなすぎじゃね?って調べたら一票の格差っていうのがあるらしいっていう事を知った。人が多い地域が沢山当選できた方がいいだろって事らしい。

それはそうなんだが、その論理だと結果としてやっぱり東京中心じゃんって思った。下らねえよな。なんでも東京中心だ。田舎政治論理からも金の論理からも見放されてる。低賃金と老人とシャッター街だ。金にも力にもならねえ掃き溜めだよ。

比例は国民民主党に入れた。俺は昔は2chとかまとめサイトかに毒されていてバリバリ保守というかナショナリストアンチ韓国みたいな感じだったけど、どっか違うなっていうのが頭の中にあって、そっから紆余曲折あってはてなにたどり着き、「リベラルとか言ってるやつらも2ch基地外と変わんねーじゃん」と感じた。結局、今はうっすら保守だ。ナショナリストなところはあんまり変わってないと思う。もうアンチ韓国ではないけど。

ただ、メンタル半壊みたいな経緯があってから仕事ができない奴、無能な奴、どうしようもない奴、敗者、負け犬底辺自分がその辺の位置にいるなと感じるようになることが増えた。たとえポーズだとしても、そういう社会底辺にも理解がありそうなところが良いなと思った。

から国民に入れた。たまきんはTwitterで見てて多少は信頼できそうだった。香川かい田舎出身なのも良さそうだと思った。

自民は結局金の論理しか動かないイメージがあった。立憲は金持ち道楽に見えた。共産宗教団体革命派のイメージだった。社民とかは何をしてるのかよくわからなかった。

維新は多少マシに見えたが、所詮ポピュリズムだと思った。そして世間は力の論理で動いているから、信用できないと思った。

国民が一番道義がありそうだった。(ほんとはそんなことないんだろうけど。政治家なんて金のある奴らばっかりだから所詮は金か力の論理だ。)

あと単純に、国民得票数が少ないだろうと思ったのもある。

選挙に行った感想は二つだ。

まず一つは「選挙ゴミみたいなシステム」だと思った。サイコロの番号で小選挙区や比例を選べるようにしたって大して問題ないと思った。

投票した後にふと気になって立候補者がどんなこと言ってるのかと思って調べた。自民の方はマシだった。ヤフー立候補者紹介になんか偉そうなことをつらつらと書いていた。共産立候補者は全然見つからなかった。登録していないので見れないfacebookのページと、公式かどうかも分からないHPサジェストの6番目くらいに見つかった。

家の郵便にいつ来たのかわからない衆議院選に向けてみたいな封筒が入っていた。中を開けると新聞みたいな形式で各党の政策みたいなことが書かれていた気がする。読まずに捨てた。

立候補者がどんなことを言ってるとか、各党が何言ってるとか正直そんなこと一々調べたりするのはハッキリ言って面倒だ。投票所に行って適当名前書くのですら面倒なんだからそいつらのことを調べるのも面倒だ。

そしてもう一つは「それと投票しても何も変わらねー」ってことだ。選挙に行っても結局ひどい虚無感を強化しただけだった。

金か人かだ。マネーパワーかヒューマンパワーか。力の理論だ。選挙だって結局同じだ。口では地方創生だのなんだの言うが結局田舎さらに過疎になっていき、金も人もなくなり衰退するのは変わらない。その流れには逆らえない。

大阪のようにある程度力のある所の力を拡大することができても、田舎再生することは出来ない。それは政党とかじゃなくて大きなシステムの流れとしてそうなんだろう。

それをするなら選挙構造政治体制から変えるとかするしかないんだと思う。でもそんなことは現状のシステムではできない。

から、もし「独裁者になる」なんて奴がいたら投票する。でもそんな奴が現れるのだって東京だ。

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