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はてなキーワード: 左派とは

2020-11-10

anond:20201110082346

書面に確実性なんかないわけだから

その場で嫌になったらそっちのお気持ちが優先されるべきだし(これは当たり前なんだけど、それなら書面を書く意味がないような)、だいたい書面自体脅迫で書かされたと言われればもうどうしようもない

普段法や人権にあれほどやかまし左派の皆様が、なぜか性行為に限っては雑雑の雑な運用をお望みなのがウケるんだけど

例えば野党政治家や気に食わないジャーナリストをハメるためにレイプネタ使ってきたらいったいどうするつもりなんだろう

君らの大嫌いな政府のことだから、そのくらいはやっても不思議じゃないはずなのにねw

anond:20201108231135

オバマは決められない大統領として有名だったけれど、バイデンはどうだろうね。

当時、アメリカ議会共和党多数派だったので致し方ないところはあったと思うけれど、2選されたのにはちょっと驚いた。

左派ってのはその子供たちも強者になるような工作をしているのに平然と貧困層も含めた人の仲間の振りをするからなぁ。

2020-11-09

anond:20201109220828

個人的に思う実際の展開

トランプからバイデンへの権利承継は思ったよりもスムーズに済んでしまい、肩透かしを食らう。

コロナ対策を全部トランプのせいにしていたバイデンだったが、承継タイミングコロナ二次パンデミックタイミングとなる。

 左派ポイント稼ぎのために様々な福祉政策を実行し、マスコミはそれを徹底的に称賛する。

 だが、根本的にコロナ蔓延し続ける。ワクチン接種が始まるも、実際には勝ち組が優先となり速攻正体を現すことになる。

③反トランプの旗印だったトランプの壁撤去WHOの再加入し、マスコミが称賛するが南からやってくる移民コロナが再蔓延する。

 南部ヘイト増大するもマスコミ報道しない自由を全力展開する。

南部で増えるコロナへのストレスから暴動が起こりそうな警察の横暴も発生するがマスコミ報道しない自由を展開する。 

anond:20201109190547

期待はしてないけど「黒人だったら無条件で民主党」って言われるほどの支持もできない感じですね

これがサンダースだったらそこに若干目をつぶってでもあっち支持するかもしれないですけど

ぶっちゃけ民主党もあの人持て余してて、あの人がくたばったらもう左派を引っ張る人が出てくるのかわかりません

忙しい人のためのバイデン政権展望

元ネタ

https://www.mizuho-fg.co.jp/company/activity/onethinktank/pdf/vol021.pdf

はっきり言ってこれを読んだ方がこんな素人増田を読むよりずっといいのだが、なかなかのボリュームがある資料なので簡単にまとめる。

トランプ政権レガシー

経済

経済レーガン政権時並の好調だったが、コロナショックで帳消しに。所得格差保有資産一極集中は拡大する一方であった。

(筆者補足)トランプ実施した大規模減税いわゆる「トランプ減税」については富裕層減税・低所得層増税であったという分析がある。

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3555

国内政治

共和党民主党対立が激化した。共和党多数派上院では強行採決が増加。トランプ政権議会による立法を経ず行政命令として政策を実行することも多かった。

州政府抵抗のため訴訟を提起するようになり、最高裁判事保守派が増えたにも関わらず法的根拠の無さなから却下されることも多かった(トランプ政権勝率は5割を切る)。

こうしたことの結果、米政府に対する国民や諸外国からの信頼が低下した(なぜか日本では上昇)。

外交

アメリカファースト主義採用し、多数の条約国際機関から離脱。それに代わる新しい枠組みを確立することはできなかったが、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)構想」はバイデン政権にも引き継がれる。

環境

パリ協定離脱に見られるように、環境問題には消極的だった。結果として大企業による動きが先行している。

バイデン政権政策

経済

富裕層所得給与遺産税)、企業法人税)へ増税中間層以下には減税を実施する。

4年間で2兆円規模の環境インフラ投資を行う。大規模なクリーンエネルギー政策への転換により自動車産業の強化なども図る。

大企業による寡占化低賃金や過少投資の一因となっているという見方から市場集中度を低下させようとしている。

具体的にはGAFA代表されるプラットフォーマーによる自己優遇や独占的地位濫用禁止プラットフォームコマースの分離を求めるなど。

上記プラットフォーマー改革バイデン本人は乗り気でないが民主党要求している。共和党は断固反対)

金融

破産法改正消費者金融規制強化、住宅ローン規制緩和など低所得層向け支援が中心。

抜本的改革の優先度は低い。

外交

外交ではトランプ個人的関係に基づく協力関係廃止。従来の同盟国重視に戻す。

中国との対立はこれまでは輸入拡大要求制裁関税など貿易摩擦に過ぎなかったが、人権問題への対応など構造問題踏み込むと見られる。

気候変動や対北朝鮮など特定分野での協力はありうる。一方的制裁発動には抑制的。

対日関係ではトランプ安倍間の個人的関係消失するため従来通りのやり方に戻り、駐留費用負担倍増のような過大な要求は求めてこない見通し。

対中政策への協力は求められるだろう。

移民

トランプ政権下の規制策を撤回するが、国内雇用重視の路線継続する(ビザ発給数制限など)。

不法移民問題については合法化プロセス創設を提案する。

環境

パリ協定復帰を明言している。トランプ政権下で行われた排ガス規制等の緩和は全て巻き戻す方針

バイデン政権の影響

全ての改革が実現すれば2022年に3%程度のGDP押し上げ効果が見込まれるが、共和党の反対や保守派判事の増加により実現性不透明

バイデン本人は民主党中道派として知られるが、民主党内では左派の勢いが強く彼らに引っ張られる可能性もある。

環境政策立法を経ずに実行できるものが多く、実現可能性は高いと考えられる。日本企業対応必須である

これで中国を含めた主要国の国際的な足並みも揃うことになる。

anond:20201108231135

バイデン の言う「連帯」はトランプ支持者との分断をかえって悪化させる危険がある

という直感は正しいと思うが、あとはみんな間違っている。

まずは各種出口調査検索し、認識を改めたほうがいい。

中間下層以下とくに貧困層バイデン民主党投票しており、

「貧窮」している人たちは普通に民主党支持者である

かにグローバルなビジネスエリート富裕層反移民を掲げるトランプには反対だが、

それより少し下の高所得ホワイトカラー層は圧倒的にトランプ支持。

トランプのような粗野な言動忌避するはずの大卒者も、白人限定すれば票は50%前後割れている。

要はトランプ白人エスタブリッシュメントの支持を一定数獲得したからこそ強いのであって、

田舎で強いのも「古きよき白人社会」への愛着という以上のものでは全くない。

左派リベラル派=金持ちエスタブリッシュメント」という事実に基ない間違った図式に、

「頭のいい」人たちほどはまりやすい。

anond:20201109084849

バイデン自体は良くも悪くもクリントンあたりの左派大統領とと比較して普通だな。

少なくともサンダースなんかよりははるかにマシ。

ただ本人の高齢もあって(これ自体トランプもそうだけど)本人の判断いつまでもつのかって問題と、いざというときに後を継ぐことになってる「副大統領」だよなぁ・・・

長生きしてくれ、バイデン

左派社会運動内部の性暴力性差別記事を見た

けど、なんだか既視感あると思ったら、男オタが女オタをバッシングしてたやつだ……。

社会運動に参加した女性が、理想を掲げて共に活動する男性を仲間として信頼したかったように、

女オタだった私は、オタクなら仲間だと信じたかった。同じオタク趣味を持つのから、男女なんか関係なく尊重できると思いたかった。

他人趣味嘲笑い、晒し上げ、汚物を投げつけ、顔や体を品定めする、そんな腐った奴らと同じだとは思いたくなかった。

もちろん男性オタクにも、善良な人は大勢いる。非オタにいるのと同じくらい。

から自分より弱い者相手はいじめや差別を躊躇わない、邪悪男性オタクもいる。非オタにいるのと同じくらいには。

参考

男性オタクに苛められてたこ絶対に忘れないから」

https://anond.hatelabo.jp/20190324040152

「#オタクだけど問題視してる」

https://togetter.com/li/1229250

2020-11-08

はてなユーザーってぶっちゃけ偏ってない?

いや、だいたいアラフォー以上の左派系のオタクとかサブカルとか、そのへん。

かつてのニコニコ政治タグほどではないにしろ、すごい偏っててたまにキモい

それが悪いとは言わないが、思想左派、でもモラル保守的な感じで固まってる。

あと、妙にブクマカスクラム組んで星をつけ合ってて、大体同じ傾向で星を付けてるところがある。

はてな村と呼ばれるところなんだろうけれど、代謝がうまく行ってないというか、新しい人が入ってきていないんじゃないかな。

まあこういうサービス寿命があるものだし。

どうなるのかな。

2020-11-04

anond:20201104004948

アンチオタクネトフェミってやってることが在特界と一緒だよな。

いや。戦術的にはもろにそのもの

韓国に関わりのある表現(ネトフェミオタク表現)にことあるごとに炎上を仕掛けて、企業が形だけでも謝罪すると一気に調子に乗って人格否定するヘイスペを浴びせる。

左派系の人間が甘やかしてるけれど、在特会や行動する保守がああなったのって「保守がきちんとダメなのにはダメと言わずに甘やかした」からだよ。

からそのうち、反社会的行動をとって、自滅すると思う。

アツギ企画に参加したイラストレーターに浴びせられてる罵声はまさに在特レベルのヘイスペだから

在特会と戦った以上、アンチオタクフェミを野放しにできないんだよね。もう同レベルだよこれ。

在特フェミがこの後どうなるのか、もう暗澹たる気分だわ。

anond:20201104074620

左派加害者だってことを広く認識してほしい

革命者になるのかもしれないが、その過程既存秩序を破壊する加害行為是認しているのだから

anond:20201103224649

絵師さんが好きなら平然としてればいい

フェミ大義のほうが重要だと思えば好きな作家でも批判するのが「正しい」

どっちつかずだと左派からは敵認定されてしま

2020-11-03

左派の人って

コロナ問題では「日本東アジアでは最悪レベル」みたいに言って比較対象東アジアなのに

少子化問題になるとなんで比較対象ヨーロッパになるんだろう。

2020-10-30

anond:20201030124126

でもネットお気持ちと違って法律フェミ自由にならないし、BLだけ都合よくノーカウントにもできないから、実際法律お上規制にしてほしくはないんでしょ

インスタント左派しぐさしたって魂胆が見え見えだから

2020-10-28

子ども〉のための哲学永井均)を読んだ感想 前半

理解」をどう考えているか、これについての私の根幹(基礎)はオートポイエーシスに準じている。

オートポイエーシスの詳しい説明は省くが、神経細胞情報伝達を行う際、シナプス行為理解しない。ひとつ作業を行うのみであり、結果のための行為連想しない。シナプスにとっては、「物質を伝達する」という行為目的であり結果となり、それらが組み合わさって何が起こるかを理解しない。

まり、最終的に現れるもの(たとえば人体の中で起こりうる結果反応など)はすべて、「行為副産物」としてしか存在し得ないということ。これは非常に重要事実である

本来理解」というものもそのように行われるべきである。一番重要なことは「わからない」ことである。わからない、を通過しない限り、「理解(と呼びたくなるようなもの、それに準ずる、付随する周辺のものもの)」を得ることはできない。

これについては同授業を受け持っていた河本英雄の「飽きる力」なんかを読めば少しわかると思う。

この文を書き始めた当初は、この前提を元に本文を整理していこうと最初は考えていたのだが、結局本文に「哲学哲学をしている瞬間にしか浮上しない」とはっきり銘打たれていた。だからもはや、一文を取り上げて「ここの箇所は〜」などと言語化することは意味を持たない。それ(ここでは〈哲学〉とする)が"それ"たらしめるやり方でのみ、発見できることであるならば、そう(そのやり方で)やる他ないと思うので、それに倣おう。

あとあちこちに書くのも煩わしいので、一度に留めるが、わたしが書いている内容について読み違えや相当しない批判(等)があれば、気づいた場合指摘してほしい。(それこそがきっと哲学なのだろうし。)

はじめに(5p)、から問いの合間に(125p)までを読んで

・〈哲学〉(「哲学」ではない)について

本文にあるようなやり方の〈哲学〉については実感がある。実感はあるが、しかしそれは子どもの時からすでに最初から青年の」〈哲学〉であったように思う。少なくとも、目の前に与えられた課題は年端のいかない子どもには大きすぎたし、それについて、しかし取り組む以外の選択肢を(子どもながらの純粋性ゆえに)持つことができなかった。だから最初から、なぜ〈他者〉がいるのか、という疑問は生じずに、〈他者〉と対峙するにはどうすべきか、をひたすら〈哲学〉し続ける時間が幼少期〜思春期であった。

からなるほど、やはり「疑念」が問いを生むのであり、疑念を持たないものは問いに遭遇しない。よく感じる違和感は、「問いを持たない人間」と(「問いを持つもの」と)の世界の断絶である世界には大きな断絶があるということを改めて実感したのだった。(断絶の是非はここでは問わない)

・〈ぼく〉という特別さの有無について

さて、書いたようにわたしは「なぜ〈ぼく〉が存在するのか」という疑念を持たなかったのでその問いに衝突していないし、そして付随する「〈ぼく〉という存在特別さとはいかなるものか」という問いにも当たっていない。しかし読み進めていくと、「特別さ」を論じれば論じるほどそれは「一般性」に落とし込められていくという矛盾が現れ、結局「言語での言い換えを繰り返すよりほかない」という結論(?)に達している。とりあえず本文の結論についてはさておき、わたし感想を書いておく。結果から述べると永井均認識論的傾向(95p)とは真逆であり、非存在論的(本文に即して使う)立場にいると言わざるを得ない。

まず78pに自分が二人に分裂した際に、もう片方をどう「認識」するかという問題。少なくとも、それが「〈ぼく〉であるか、でないかは、ワカラナイ」というのがわたし意見である。つまり意識としての〈ぼく〉が2地点に存在して、それぞれの思考でそれぞれを〈ぼく〉としない、という前提にどうしても立つことができない。

特別さの証明からは少し離れるが、「攻殻機動隊」という作品はこの独我論観点なしには見ることができない。登場人物たちは車を買い換えるようにボディ(身体)を換えることができ、脳(アニメ内では脳核と呼ぶ)に宿った意識アニメ内ではゴースト)はそのままで、新しい肉体を得る。しかしそれは本当に連続性を伴った自己なのか?確認するすべはない。

まあ結局、「確認認識)できるとしたら」という前提で論じている内容において、反駁することはない(できない)。なので、真逆認識論にたった時に、どのようにしてその「特別さ」を得るかというのを考えてみるとこうである他者認識できている限り、その「特別さ」を論じることはできない。理由はなんでもいいのだが、例えば「論理他者に向かって開かれている」ことは明白である。少なくとも、本書のように、本は他者が読むことを前提として書かれている。おそらく永井均としては「普遍化できない偶然性の問題」を「論理」立てることこそが〈哲学である、ということを言いたいのではないか、と思う。しかし、わたしの知る範囲ではそれは矛盾する。であればやはり(今の所は)前提を変えてみるしかないのである

ないことの確認はできない。つまりそれを鑑賞する他者がいないことを確認できない位置に移動して、ようやく「特別さ」が浮上するのではないか。そしてそれはすなわち、99pで引用されているウィトゲンシュタインの一節に他ならない。結局は「理解されない」ということを目指さなければ、少なくとも「特別さ」を論じることにはならない、ということだろう。

(余談だが99p9lの永井解説についてはまだ理解が追いついていない。いずれ何度か読み直してみよう)

言語言語性について

ウィトゲンシュタインの本を読んだことはないが、ウィトゲンシュタイン友達をつくらず、本当に人里を離れてたった一人で暮らしていたという逸話を知っていて、勝手に親近感を寄せているのであるが、それはともかく彼の主題命題)に「言語」があったというのは興味深い。

わたしは〈哲学〉についての興味をある時点である程度(完全にではないが)喪失した。それはそもそもわたし最初に向き合った命題が「他者」であり、自己ではなかったことなんかも関係していると思う。そして、「他者」を自分なりに〈哲学〉して18年くらいたったころに、自分なりの「納得」(102p)に到達してしまった。本来、〈哲学〉のみならず、人生だとか生きるだとかいうことは「満足」を永遠に避けることだと考えている。「得て」しまったらそこはゴールなのだ。ゴールっていうのは何にもない場所だ。しかし、「他者」に限っては、(とにかくわたしがそれを生きる上で最も苦手としているがゆえになおさら結論を得てしまった。そしてわたしは〈哲学〉する目的(あるいは理由)を喪失したのだ。

しか言語に関する関心が残った(に関する関心は重言だろうか)。本文でも「読み換えが無限になされる場所(98p)」について書かれているが、この点に関してわたしは非常に興味がある。物事表現が、「言語分野」に大きく偏っている人間社会面白いことに動物社会とは全く異なるらしい)において、その役割は異常なほどである言語をどのように理解し、駆使するか(論理思考など)、これを〈哲学〉とどう関連づけるか、というのも面白い命題である。例えば思考についていうと言語以外の役割が大きい。つまり「頭の中で考えたことを文章にする」というのは、その時点で「考えたこと」から抽出が起きているのである。おそらく永井のいう〈哲学〉は「考えたことまで全部」を含むはずであるから抽出された、アウトプットされた結果のみを受け入れる(ざるを得ない)という現状には実は即していなかったりするのではないかわたしは今の本業言語ちょっとだけ"学")なのであるが、こういった観点を与えられるのは、やはり読書(時には他者自分の内側に入れてみること)もいいなあと思った。

・世の人が平均的に上げ底を見ようとする世界は遠い

なんにしても、とにかく、「無駄」が必要である(115~116p)という、それこそが本質であるという点にはその通りなのでその通りとしか言いようがないし、やはりそうであった、という安心を再び得る。結局資本主義的な世界にいると、いつ何時も、寝ても覚めても視界に入ったものから、耳に入ったものから、全てにおいてから常に四六時中見張られ、「資本主義的な価値観に即して生きているか」を刷り込みをされ続ける(そしてこれはきっと死ぬまで終わらない)。おそらく、これは想像しかないが、哲学をやろうとアカデミーなかに駆け込んで、その中で安息を得たとしても、その「刷り込みから逃れることはできないのではないか。(数学者望月先生のように「数学を生きる」ことができるレベルまで達せられていればもしかしたら、刷り込みから逃れられているのかもしれないが、これもまた憶測の域を出ない)

〈ぼく〉という特別さの有無を求めるより圧倒的に明快で単純で本質的なこと(無駄を生きるということは)なのに、たまたま、悲しいことに、全くもって信じられないほどの不運な状況であるがゆえに、それが通用しない(しづらい)世界にいるのだ。それを嘆くことは10年くらいやって飽きたが、時折(残念なことに恒常的な機会を得ていない)こうして「本質」に触れることで「正気」を取り戻すというのは大事作業である

さて本文の(前半部分の)感想は異常であるが、2点反駁したい箇所があるのでそれも書いておく。

1箇所目(17p,9l)

あっさりと「哲学し続ける内的必然性をなくした」などと書いてあるから吃驚仰天である。内的必然性と引き換えに得ることができるものほど「瑣末な」ものはない。これでは魂を売ったのと同義ではないか。何度か他の場所でも書いているが、「価値観他者に阿るのは心臓他者に預けているのと同じことだ」とわたしは思う。他者自己存在理由にはなり得ない。少し引用を用いるが「心の哲学まとめWiki」より、一文。「〈私〉とは世界を開闢する場であり、そこから世界が開けている唯一の原点である」と考える(『〈魂〉に対する態度』p.123,p.187) 。

その原点である自己をなぜ切り売りできるのだろう?「欠陥を売り物にする方法で得た救い」なんていうチンケなものはさっさと捨てるべきである世界とつながる唯一の原点=〈私〉をもっと大事にしなさい。

2箇所目(111p,11l)

この人は政治政治議論をなんだと考えているのだろう。そもそも、少なくとも望むと望まざると関わらずに(生まれた時からすでに資本主義社会に生きているように)、法治国家に生まれしまったのだから、その国家の参画者である限り「政治を避けて」は生きれない。自ら国籍を捨て(例えばスノーデンのような)、亡命を図るなどの意図画策があれば別であるが、生きていれば必ず住民税がかかり、ものを買えば必ず消費税を払っているのと同様に、政治をせずに生きることはできない。酸素をなくして呼吸ができないのと同義だ。なのにこの人はまるで自分政治、または政治議論したことがないかのように宣う。しかし指摘したいのはそのアティテュードではなく、政治議論方法についてである

自分と同じ主張を別の論拠から擁護してくれる人は、最もたのもしい協力者だろう」とは一体、どうしたらこんな思想にたどり着けるのだろうか。圧倒的に間違っている。(これだから日本左派は無様なんだ)

はっきり言っておくが、政治議論はその主張の是非ではなく、その論拠にある。だから全く異なる人間政治家)を支持していても、その論拠次第によっては戦友となりうるし、同様に全く同じ政治家を支持していても論拠によっては一線を画する必要があるのだ。当たり前の話であるタイムリー話題したことだが、「マスクをつけないということは、マスクをつけたくないという人間擁護する態度を含意しない」。これは明白で、結果(マスクをつけない)が同じだからと言って論拠が異なる場合、それは全くもって「たのもしい協力者」なんかではあり得ない。

5000字も書いてしまった。後半は気が向いたらかく。

2020-10-24

anond:20201024155338

左派がスガーリンとか揶揄するのも、インテリからインテリ層へ向けたアピールなんだよね。

分かりやすスローガンを作ることにかけて、左派経験値は大きいよ。

バカひとつ覚え」の効果は意外にデカい。

2020-10-23

とら婚ブコメに見るリベラル左派自死

せめてアラフォーブラック企業からロータリークラブ系な企業転職して手取り16万でやっと人間らしい生活が送れると喜んだあの人にはとら婚コメント見ない人生を送って欲しい

2020-10-22

右派左派

政治的思想が同じだというだけで左派の手柄とか右派の失態とかなんで言えるんだろう。

大半の人間ネット上で議論ごっこしてるだけのくせに。

2020-10-19

anond:20201018124623

左派の大げさだったりなんだったりの指摘に対して、説明責任から逃げて論点ずらしてって対応とるわけだから反論のしようも擁護のしようもないだろ

左派のズレズレブレブレな指摘と、自民適当に逃げとけばいいって態度で政治に対する関心を左右両方が失ってるんだと思う

anond:20201018152551

安倍さん中道右派というだけで、リベラルだった思うよ。パックス・アベーノという時代でもあったと。リバタリアンとかネオコンでもないし、左派でも許容できるレベル右派だったのじゃないかな?

新卒人間的には否定する理由ないし、氷河期世代にも門扉をひらいて希望を与えてくれたから、若者にとっては拒否する理由が無いからな。

2020-10-18

anond:20201016225931

ところがどっこい

菅内閣がぱっとしなければしないほど

「やっぱり安倍さんじゃないと駄目だ」と安倍再任待望論が盛り上がる寸法

3期目の可能性は十分ある、というより狙ってやってるとしか思えない

そして北方領土失陥、拉致被害者失陥、竹島尖閣進展せずその他も全部

野党がなんくせをつけるからできなかったんだ

と謎の責任転嫁自民党政権擁護される

・・・

でもさ、この8年間、右派が我が世の春で本当に幸せそうで

ハッピーそうに見えたかとかといえば、ちっともそう見えないんだよね

彼らいか安倍政権が8年間続いてモリカケ桜その他は追求されずやり放題でも

常に一貫して

日本中国韓国国内左翼に脅かされる~このままでは日本滅亡だ~」

みたいな悲観的な愚痴ばっかり叫んでる

左派もこれを綺麗にひっくり返して同じような態度だ)

要するに右派左派も悲憤慷慨するのが好きなんだよ

現状をそこそこ幸福でそこそこ不満、ゆっくり改善すれば良いなどと

消極的肯定できない

今の世が全面的幸福かといえばそうとは思えんが

世の大多数の人は消極的現状肯定だと思うぜ

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