はてなキーワード: ますたとは
http://anond.hatelabo.jp/20160617143210 は、この事件を知らなさそうだが。
ある中学校で家庭に大問題のある生徒が、いじめをしていたんだ。そいつはヤンキーというわけではなく、頭がよく優等生だったんだけど。
先生がそれに気づいて色々対処しようとして、結局そいつは逆にはぶられることになっちゃうんだ。
そこでなんやかんやでソーラン節を文化祭で披露することになって、そいつをセンターに置こうとしたんだな。
クラスの団結は高まっていくんだけど、何度も言うようにそいつの家がもう最悪の最悪で、まわりまわって、思わずソーラン節教えてくれたじいちゃんを刺しちゃったんだなぁ。でも団結を強めてたおかげで、クラスメイト一丸になってそいつを支えていくことができるようになったんだ。
その中学でそういうことがあって、そのあとも転校性のソフトバンクの長女の学年の時にその先生の息子が白血病になってな。
その時に前述の問題あった生徒が、その息子を励ますためにもソーラン節踊ってあげろと頼んで一斉に踊るんだ。
そのあとの後輩生徒もまた問題でな。なんと薬物に手を出してしまったんだよ。元々父親がやってたんだよな。
で、母ちゃんノイローゼでそいつを殴るわけ。逃避のために薬にのめりこんでいくんだよ。おかしくなっていく友人に口出ししたやつが居て、そいつのせいで父ちゃん逮捕されちゃうんだけど、それを責められてその友人、家から飛び降り自殺しちゃうんだよな。平成でJUMPしたいと思ったのかも。だからそいつ自分を責めてさらに薬にのめりこんで、もう大変。
その年も、継承するようにソーラン節を踊ってたんだ。まだ優しいころのアイツがセンターで踊ったんだよ。
だけどそいつ、薬がバレて捕まっちゃってな。本当にかわいそうなやつなわけ。
だからそいつが刑務所行くときに、河原でみんなでソーラン節踊って見送ったわけ。
そのあともなんかソーラン節は続いてたんだけど、その評判がどういうわけか全国に広まってな。
私には「自分らしく生きるって何だろう私って何だろう」と無限の思考の海に投げ出される言葉がある
そして、もし今私と同じ「自分らしさ」について悩んでいる人 、苦しんでいる人にヒントになるかは分からないけれど何か悩んでいることや苦しんでいることの出口に繋がると嬉しい
私を思考の海に投げ出す言葉とは「⭕⭕さんの分も頑張って生きないとね」というような類いの言葉である。(この⭕⭕に入る名前は殆どの確率で亡くなっている人の名前である)
私がこの言葉をかけられるようになったのは10年前母を亡くしてからだ
私はこの言葉をかけられると「私は母の代わりなのか?母は母なのになんで私が母を背負わないといけないのだろう」と当時も今も思ってしまう
この言葉をかけてくれる人は、落ち込んでいるであろう私を励ますために言ってくれたのかもしれない もしかしたらなんと声をかけていいかわからずに出た言葉がこの言葉でそれで言ってくれたのはかもしれない
その人を亡くして落ち込んでいる人になんと声をかけたらいいかわからない気持ちはよくわかる
しかし「母を亡くしてこれから頑張っていかないと!」と思ったことはあっだろうかとも思う ても「母の分も頑張って生きていかないといない!」と思ったことは1度もない
やっぱり私というフィルターを通して
「母」という存在を見られているようでどうも居心地が悪い
そもそも私がどこまで生きたら母の分を生きたことになるのだと思う
それと同時に私は母の分も頑張って生きないといけないほど今頑張っていないのか 私が母の分も頑張らないといけないほど母は頑張って生きていなかったのか?
私には特技という特技はない しかしたったひとつ言えることがある
それは「どんな困難に直面しても力強く生きてきた」ということである
私の今までの人生はまだ短いけれど、それなりに山あり谷ありな人生を送ってきたと思う
小学生の時には母を亡くした他にクラスの半数から苛められたこともあった
中学校では一時期 思春期故の心と身体の不安定さで学校を休みがちになった
実父には暴言・暴力を浴びせかけられ育児放棄され虐待を受けた 今も親子関係が上手くいかずにほぼ絶縁状態にある
正直 このまま死んでしまって大好きな母の所に逝きたいと思ったことは幾度となくある
しかし 私なりに頑張って周りの人に助けられながらも乗り越えてきた
苛められても小学校に行くことをやめなかった、中学校を休みがちになっても塾の勉強には一生懸命に取り組んで第一志望の高校に入学をした 父親に育児放棄されたことで自分で生計を立てるしかなく働きながら学生をしている もちろんこれからも不器用ではあるが持ち前の強さで生き抜いていくつもりだ
次に私が母の分も頑張らないといけないほど母は頑張って生きていなかったのかということだがこの答えはNoである
母は私が生まれたときから亡くなるまで私に100%の愛情を注いでくれたそして最後の最後まで病気と闘っていた そんな母の人生を頑張って生きていなかったなんて言わせない
ここまで書くとだいぶスッキリとした気がする
私は負けず嫌いで意地っ張りで頑固で不器用である 正直人付き合いが上手なタイプではない
しかしこれからもきっと今までどおり周りの人に助けられながら不器用なりに強く生きて行くと思う
最後の最後まで頑張って生き抜いた母の分は頑張る分がもう残っていないので頑張ることは出来ないが、自分自身に残された私だけが頑張ることができる残りの人生を他のひとが頑張る分がなくなるまで頑張って生き抜きたい
次に母に逢えるときには胸を張って母みたいに最後まで頑張って生き抜いたと言えるように母には天から私のことをこれからも温かく見守っていてほしい
私には「自分らしく生きるって何だろう私って何だろう」と無限の思考の海に投げ出される言葉がある
そして、もし今私と同じ「自分らしさ」について悩んでいる人 、苦しんでいる人にヒントになるかは分からないけれど何か悩んでいることや苦しんでいることの出口に繋がると嬉しい
私を思考の海に投げ出す言葉とは「⭕⭕さんの分も頑張って生きないとね」というような類いの言葉である。(この⭕⭕に入る名前は殆どの確率で亡くなっている人の名前である)
私がこの言葉をかけられるようになったのは10年前母を亡くしてからだ
私はこの言葉をかけられると「私は母の代わりなのか?母は母なのになんで私が母を背負わないといけないのだろう」と当時も今も思ってしまう
この言葉をかけてくれる人は、落ち込んでいるであろう私を励ますために言ってくれたのかもしれない もしかしたらなんと声をかけていいかわからずに出た言葉がこの言葉でそれで言ってくれたのはかもしれない
その人を亡くして落ち込んでいる人になんと声をかけたらいいかわからない気持ちはよくわかる
しかし「母を亡くしてこれから頑張っていかないと!」と思ったことはあっだろうかとも思う ても「母の分も頑張って生きていかないといない!」と思ったことは1度もない
やっぱり私というフィルターを通して
「母」という存在を見られているようでどうも居心地が悪い
そもそも私がどこまで生きたら母の分を生きたことになるのだと思う
それと同時に私は母の分も頑張って生きないといけないほど今頑張っていないのか 私が母の分も頑張らないといけないほど母は頑張って生きていなかったのか?
私には特技という特技はない しかしたったひとつ言えることがある
それは「どんな困難に直面しても力強く生きてきた」ということである
私の今までの人生はまだ短いけれど、それなりに山あり谷ありな人生を送ってきたと思う
小学生の時には母を亡くした他にクラスの半数から苛められたこともあった
中学校では一時期 思春期故の心と身体の不安定さで学校を休みがちになった
実父には暴言・暴力を浴びせかけられ育児放棄され虐待を受けた 今も親子関係が上手くいかずにほぼ絶縁状態にある
正直 このまま死んでしまって大好きな母の所に逝きたいと思ったことは幾度となくある
しかし 私なりに頑張って周りの人に助けられながらも乗り越えてきた
苛められても小学校に行くことをやめなかった、中学校を休みがちになっても塾の勉強には一生懸命に取り組んで第一志望の高校に入学をした 父親に育児放棄されたことで自分で生計を立てるしかなく働きながら学生をしている もちろんこれからも不器用ではあるが持ち前の強さで生き抜いていくつもりだ
次に私が母の分も頑張らないといけないほど母は頑張って生きていなかったのかということだがこの答えはNoである
母は私が生まれたときから亡くなるまで私に100%の愛情を注いでくれたそして最後の最後まで病気と闘っていた そんな母の人生を頑張って生きていなかったなんて言わせない
ここまで書くとだいぶスッキリとした気がする
私は負けず嫌いで意地っ張りで頑固で不器用である 正直人付き合いが上手なタイプではない
しかしこれからもきっと今までどおり周りの人に助けられながら不器用なりに強く生きて行くと思う
最後の最後まで頑張って生き抜いた母の分は頑張る分がもう残っていないので頑張ることは出来ないが、自分自身に残された私だけが頑張ることができる残りの人生を他のひとが頑張る分がなくなるまで頑張って生き抜きたい
次に母に逢えるときには胸を張って母みたいに最後まで頑張って生き抜いたと言えるように母には天から私のことをこれからも温かく見守っていてほしい
プーアル「すっ すごいっ!!! ヤヤ ヤムチャさま「じゅうりょく波」って いったい……!?
ヤムチャ「『じゅ…じゅうりょく波』……!! 巨大な質量が運動する際の空間の歪みが波のように広がっていくという武天老師の大技だ…!! こ この目で観測することができるとは……!!
36+29質量ブラックホール(武天老師)「じゅ… う… りょ… く…… 波!!
https://www.youtube.com/watch?v=QyDcTbR-kEA
62太陽質量ブラックホール(武天老師)「ぷひゅ~~…… ほれ合体したぞい…
LIGO(牛魔王)「あんの~老師さま…… た た…… たすかに波は観測できますたけんど…
LIGO(牛魔王)「……ついでに3太陽質量分のエネルギーも…
62太陽質量ブラックホール(武天老師)「はりきりすぎちゃった!! てへっ
ブラックホールの衝突というすさまじいパワーでじゅうりょく波を観測することができた。
しかし、そのじゅうりょく波のエネルギーは太陽3つ分というとてつもないものだったのだ!
ビッグバンの真実、ブラックホールの誕生、さらには今後の工学的応用のためにいくつもの科学的発見・技術革新が必要となるだろう!
つづく!
邦題ひどすぎる
小説(日本語版)が好きすぎて原作もkindleで読んで、普段見ない映画まで見に行ってしまった。
いろいろネタバレる
====
メカがなんかちゃっちい。なんでだろ。
必要な耕作面積を算出したり
ついでに0.4Gじゃなくて1G
ワトニーが死に方を考えとくシーンも
70年代~80年代のドラマ見るシーンが無い。なのでアイイイイイーの意味がわからない
嵐に気がついてよけるシーン無い
アレス4の降下船で助ける計画も無い
メカニックであり
描かれたのは農家と宇宙海賊だけ。しかしこう書くとTOKIOっぽいな
小説にはなかったシーンが最後にあった。正直見たかった部分でもあるのでそこはうれしかった
救助シーンでなぜか**がしゃしゃりでる
2時間30分くらいでは全部はこなせない。12・3話のTVドラマにしてくれればいいのになぁ
あ、私はもう一度見に行きますたぶん。
呼吸するように嘘をついて生きてきた。
親(第一子で早熟だったのでわりと高い水準を求められたから?)や教師からの自己保身のためと友達を励ますため(これも人が悲しむのを見たくない→面倒なことは避ける→自己保身)の嘘のどちらか。どちらのタイプも半分ぐらいは自覚がない。現実と願望がごちゃ混ぜになっていて自分では現実だと思っていたことが客観的に見ると嘘なのだ。
それだけでなく他人が自分の中に侵食してくる感じがしてゾッとするので、自分の感情や趣味について他人に話せない。
自分で言うのもなんだがかなり嘘をつくのがうまいのであまりバレることはないのだが、それでもたまにバレたときには親にすごく悲しまれたり怒って殴られたりした。それでも嘘がいけないと思うことはない。今でも嘘がいけないのではなくバレるような嘘をつくことがいけないのだと思っている。
嘘をつくと結果的に辛いのは自分だという話をよく聞く。漠然とした孤独感が常にあって確かに辛い。でも嘘をつかないことによって他人を辛い気持ちにさせるのはもっと辛い。嘘がバレて他人を辛い気持ちにさせるのも同じぐらい辛いが頻度が低いので我慢できる。
嘘をつかないで生きる方法が分からないしそのメリットも分からない。だから嘘つきは治らない。
また1つ今嘘をついてきた。いい加減病気入ってるな。あーあ。
なにかといつも面倒を見てもらっている目上の男性と、つもる話もあり久しぶりにサシ飲みをした。
世間話のつもりで何気なく「奥さんはお元気ですか?」と聞いたら、「ああ、実は離婚したんだ」と返ってきた。彼の声色はいたって平静だった。まるで今日の日付でも聞かれたかのような。
おしどり夫婦で有名な方々だったので、私は唖然としてしまった。地雷原を歩いていたことに無自覚だった。
数秒間の間ののちようやく「すすすみません!その、知らなくて」と言うのが、そのときの私には精一杯だった。そうしたら驚きすぎだと笑いながら、「いやいいんだ。もう三ヶ月も経ってるし大丈夫だよ。それに別れたことを隠すつもりもなかったから。心配しないでほしい」と逆に気を使われてしまった。だが一般的に言って、三ヶ月という期間は離婚の傷を癒すのに十分長いとは言えなかった。そのうえ、大丈夫でないときにしか大丈夫と言わない強がりな彼の性格を、私は経験上よく知っていた。罪悪感で胸が痛んだ。
そんな私の心情を察したのか、彼は少し困ったような表情で私の顔を覗き込んできた。まずい、何か言わなくてはと必死に考えたが、何も浮かばなかった。
幸いなことにちょうど料理が運ばれてきたため、気まずい沈黙は破られた。私は素晴らしくタイミングのいいウェイターに心の中で感謝しながら「美味しそうですね」と彼に言った。
そのあとずっと、私も彼もその話題に触れることはなかった。
目上の人から離婚の報告をされた場合、どのような反応をするのがベストなのだろうか。
どうしてですか、は配慮がなさすぎる。大丈夫ですか、は大丈夫じゃないに決まっている。大変でしたね、を人生経験の少ない私が言うのは違和感がある。今時バツイチなんて珍しくないですよ、と相対化するのも失礼な気がする。力になります、と目下の人間が言うのもおかしい。向こうが詳細を打ち明けてこない以上は自分から水を向け聞くこともできない。励ますために元配偶者の悪口をいうのも心情や理由が判然としない状態では不可能だ。
>普通に私達喫茶店やってますたまたま欠損してますけどなにか?文句あるヤツラは出てこいよっていう態度こそが差別のない世界だろうがよ
何言ってるんだ?
ごっちゃにしてるけど、体に欠損を抱えててそれを売りにせずに喫茶店やってる人と
喫茶店をやるに当たって集客として自分の体の特徴=欠損をアピールして、需要がある層に訴えること、
この2つは全く違う人のことだし、ごっちゃにするのが失礼だよ。
体が欠損してる人にもいろんな人格の人がいる。
おまえが「それが吐き気がする」ってレッテル張りしてるからじゃないのか?
見世物にする方法が違うだけだろ。頭の中身を見世物にするのが小説家や芸人、練習した競技を見世物にするのがスポーツ選手。
それは頭のよさをもとに話をつくる能力をみがいて人様に売りつける行為。
それはスポーツが好きとか恵まれた肉体をみがいて人様に売りつける行為。
どっちも感動を売り物にしてる。
この人達もお前の理屈だと見世物小屋だし、突き詰めれば見世物小屋の何が悪い?
見世物小屋にもプライドがある。その態度が差別的だとは思わないか?
隠していきたいと思う人もいれば、これを好きだという人への売り物にする行為もあっていい。
本人たちが好きでやってて、需要もある。成立してるだろ。
それに横やりを入れる正当な理由ってなに?
何より本人が自分の障害を特長、魅力として売り物にしてるのを隠せって?
それが差別だろ。
念のためもう一度言うけど、
もちろん、差別を売りにせず喫茶店をやってて、たまたま欠損してる人に何か言う必要はないぞ。
それとこれとは全く別のことなんだよ。
俺は、女は外見しか見ないと思っている。
だって、ダイヤとか真珠とか、服とか、男からみたらどうでもいい中身関係無いものに、見た目だけで女はエライキャーキャーしてる。
逆に、男は路線地図だの、ロボットだの、女からどうでもいい意味不明で、だけど見た目どうこうでなく、中身ばっかりにギャーギャー騒ぐ。
これを見ても、男は中身、女は外見しか見てないように思う。
と思うのだが。女から言わせると、男は見た目しか見てないというらしい。どー考えても男は中身しかみてないように思うけど。
さらに、女は男の中身を見てるという、やさしい人とかそういうのが好きらしい。
もし本当に『中身』を重視するなら、漫画よりは文学とか読むんじゃないかと。
だって、世界的に認められた文学は、ブリーチだのより『中身』はあるわけだ。
しかし、外見のカタさから避けられる。男も同じかというと、男はそこそこ哲学書だの読んでいる。
で、最後に。
ヤリチンって当然だけど、文学も哲学も分からない、学歴も無い。
これが、中身があるといわれると。
あ~そうか、漫画が面白い漫画とか、ハンターハンターが下書き(ネームっていうのか)状態でも面白いから、絵より中身でしょー。程度の意味の『中身』なのかな。と思われる。
そんなもの、何の価値も無いのに。だから、そんなものを、中身だというのは、すんげー恥ずかしいことだと思うんだけど。
中身重視、と恥ずかしげも無く女は言う。
これ、理解できない。
ようするに、結婚で妥協した相手と結婚するときに、ATMと見るために、ATMとして利用しやすい、これをマイルドに言うのが、中身重視とか。マイルドに言うっていうか、自分を自分でだますために女もそう思い込むのかな。
''';;';';;'';;;,., ザッ
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッ
ザッ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy ザッ
ザッ MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^Λ_ヘ
ザッ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
__,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ ザッ
/\___/ヽ /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ
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これまでに得た情報
・登場人物:「おしゃれ」でない女子A、「おしゃれ」な女子B、セクハラメガネ
・「変わる」話である。
・「おしゃれ」でない女子と、「おしゃれ」な女子は同一の役者が演じている
http://pokonan.hatenablog.com/entry/2015/03/20/000637
これだけの情報が揃えば、第二話を予測するなどアメリカのドラマの展開を予測するより簡単である。
[駅のプラットフォーム]
アナウンス「ハクスリー駅〜ハクスリー駅〜お降りの際はお忘れ物がございませんよう〜……」
人影のない構内で彼女がぼんやりと乗り継ぎの電車を待っていると、
少し離れたところで彼女に背を見せ、泣きながら衣服やハイヒールを脱いでいる茶髪の女性を見かける。
同僚の女子B……? なぜこんなところに……? でももしかしたら違う人かも……。
振り返った茶髪女性を見て、女子Aはおどろく。髪がざんばらになり、化粧が落ちてうつろになったその女の顔は――
言葉もなく見つめ合ったのち、謎の茶髪女性はぷいとそっぽを向き、列車の迫る線路へと歩み出す。
騒然とする構内。飛び交う駅員の怒号。
彼女はとっさの判断で、謎の茶髪女性が残したハンドバッグを掴み、プラットフォームから走り去る。
ハンドバッグから出てきた免許証によると、やはりあの茶髪女性は同僚の女子Bであったらしい。
いつもはまともに相手しないのだが……。
女子A「セクメさん、女子Bさんのことですが……私と似てるな、って思ったことありません?」
質問の仕方がわるかったか……女子Aはきゅうに恥ずかしくなる。
女子A「すいません、ごめんなさい、なんでもな……」
女子A「え?」
野暮ったいメガネをかっこ良く外すセクハラメガネ。その素顔はイケメンだ。
地下四階行きのボタンを押すセクハラメガネあらためセクハラ慎太郎。
女子A「地下四階……一般社員は出入りが禁じられているはずでは?」
メガネをテイクオフしたセクハラはいつもの軽い調子ではなく、どこか威厳ようなものを発していた。
セクハラ慎太郎「いつか言ったことがあったよな。『君と彼女では需要が違う』と。どういう意味だかわかるか」
女子A「それはあのコが職場の華で、わたしは単なる仕事仲間…‥」
セクハラ慎太郎「違う。『需要』とは、ふつう、商品や消費物に対して使う言葉だ。つまり、そういうことなんだよ」
そういうことと言われても…‥
女子A「あの、なにをおっしゃっているのかさっぱり……」
エレベータが地下四階に到着する。重い鉄の扉が開く。
女子A「こ、これは――」
会社地下四階。多数のポッドのようなものが敷き詰められており、その内部には緑の液体のなかでチューブに繋がれた……
女子A「"わたし"が……こんなに……」
セクハラ慎太郎「そのとおり。『君たち』は、いわゆる、『クローン人間』だ」
女子A「なんで……どうして……」
セクハラ慎太郎「君も知っての通り、我が社はバイオ医療技術の開発に力を注いでいる。『臓器倉庫』という単語はご存知かな? なんらかの病気や事故で損傷したり、老化で弱った内臓を、クローンで作った『若いころの自分』の健康なそれと入れ替える」
女子A「なんかそれ、アメリカのダメなSF映画でいっぱい観た」
セクハラ慎太郎「これは現実だよ、君。某大型百貨店のイメージキャラクター、ルミ姉さんが二十歳から年をとらないのを不思議に思ったことがないかね」
あのゾンビめいた声が脳内に蘇る。今なら10%、オフッフッフッフッ……
セクハラ慎太郎「正解を言ってしまえば、彼女は五十六歳だ。移植は内臓だけでなく、皮膚や頭髪も可能だからな」
女子A「私も、クライアントのための臓器倉庫ってわけなんですね」
セクハラ慎太郎「いいや。さっきも言ったろ。『需要が違う』と。君は『製造』されたときから臓器の内部に疾患を抱えていた」
たしかにそうだ。そのせいで低血圧がひきおこされ、いつも朝に元気が出なかった……。
セクハラ慎太郎「商品としては不適格だったわけだ。欠陥に気づいた研究員たちは君を即刻処分しようとしたよ。……だが、私はアウトレット品が好きでね。このメガネもtwitterで宣伝されていたレイバンの激安品だ」
セクハラメガネ「私は独自のプロジェクトチームを立ち上げ、君を実験材料にすることにした。教育を施し、記憶を捏造し、うちに社員として迎え入れ、セクハラをはじめとした様々な負荷をかける……」
女子A「その記録を撮る……いつも私にまとわりついていたこのカメラはそのためだったんですね」
セクハラメガネ「察しがいいな。だが、ストレステストは会社をだますための方便にすぎない。私の目的はもっと別のところ、高い次元にある」
セクハラメガネ「革命だよ、君。変わりたいなら、変わらなければ」
飢えにあえぐ子どもたち。泣きながら子供を死体を抱く母親。すべてを警戒するめつきの男たち。何もかもが絶望に塗りつぶされている。
女子A完全体「セクハラさん……これがあなたの望んだ世界ですか……?」
女子A完全体「まさか……わたしの願いがあんなことを引き起こすなんて……」
セクハラメカメガネ「後悔しているのかい? でも、これで宇宙の寿命は延長された。人間という種はよりよく改良された。きみは正しいことをなしたんだよ」
女子A完全体「でも、そのせいでルミ姉さんは……」
セクハラメカメガネ「彼女のことは忘れろ。必要な犠牲だった。革命には常に英雄を必要とするものさ。人間は物語を欲するんだよ」
女子A完全体「でも私達は……人間以上の存在になってしまった」
セクハラメカメガネ「君は自分が望むところへ、望む時代へ、いつでも行くことができる。君はその能力がある」
女子A完全体「そうね……わたし、昔から行きたい場所があったんです。新宿にある大きな百貨店で……名前はLUMINE」
セクハラメカメガネ「ほう。1976年3月10日に開業し。地下2階・地上8階の建物。8階にはたかの友梨ビューティクリニックをはじめとする美容関連が中心のフロア。7階から6階はカフェ・レストラン、5階は雑貨と書店、4階から地下1階まではアパレル店が大半を占め、地下2階はスイーツ・レストランのフロアになっていて、連結するルミネ2の七階にはお笑いの聖堂ルミネよしもとがある、カップルから家族づれまで、休日を過ごすにはうってつけの文化の発信地、あのルミネ新宿か」
女子A完全体「いっしょに来てくれますか、セクハラメガネさん」
セクハラメカメガネ「もうセクハラメカメガネだけどね。いいだろう、行こう。行って、一緒にこの終末を楽しもう。ルミネは、とてもすばらしい場所だから――」
失敗すると誰しも落ち込むものだ。それが致命的であればあるほど、不安は大きくなる。未だ訪れない未来を恐れるのは当たり前だ。観測していない事象であれば、「まさか」と「もしも」は付きまとう。それが怖れ、脅威。些細なことであったとしても人の心の片隅にこびり付いて離れることのない負の感情だ。
この感情を無くすことはできない。観測していない事象から不安要素を取り除くことなど誰もできない。ではこの感情を抱えたまま夜を越えて、朝迎えるのか。眠ってしまえばそれでいいと見過ごすのか。
私は嫌だ。この不安に立ち向かいたい。かつて敗れ、押しつぶされたこの不安に勝ちたい。そして何事もなかったのだ、と何でもないように振る舞うのだ。直す箇所はわかっている。何をすればいいのかも明確だ。それが時間内に終わらないことが不安なのだ。
時間内に終わらせることを明日考えればいい。どうすれば解決するのか真剣に考えればよい。まだ時間はあるのだ。不安を抱えて鬱々とするよりは、いずれやってくるときに備え、心を強く持っておけばいい。ミスを恐れるのではなく、反省し、どう対応するか考えればよいのだ。
今回はミスだ。情報の伝達、意思の疎通、ソースコードへの理解。すべてが足りなかった。ならばこれから時間をかけて補っていくべきである。また、明日すぐに補えないのなら、使えるものをすべて使って確認すればいい。何処を直したから何処を確認すればいいのか全て明確にすればいい。そうして確認し問題がないといえばいい。
予想外のことが起きれば直せばいい。いずれにせよ土曜日の夜のように考えることを放棄するのはいけない。思いつかなければ聞けばいい。意気消沈するのはまだ早い。現状を正確に分析し相談すればいい。自分のキャパシティをとっくに超えているのだ。何が何でも終わらせなければいけないのだから使える物は全て使えばいい。通訳、プログラマ、社長全て使って明日終わらせる。
だから今は何も考えなくてよい。明日会社の扉を開けてから考えればいい。今ここで考えていても治す内容は減ったりしない。
壁を超えた先のことを考えろ。楽しいこと面白いこと、自分の休息について。寝てやる、遊んでやる。明日の問題は綺麗さっぱり解決して、俺はゆっくりと休息するのだ。
新しい物語の筋を考えよう。TRPGの準備をしよう。ネトゲを使用。仕事は仕事だ。自分の役割をこなせばいい。その分の給料しかもらっていない。仕事をするのは時間ないだけでいい。今は仕事ではない。仕事ではないのだ。
お前は今自由だ。何も不安に感じることはない。バグがあと1,2個増えた程度どうでもいい。消化するのには時間はかかるが、お前は一人ではないのだ。辛ければ吐き出せばいい。どうにかなる。成果を出すのは2の次、3の次だ。
見栄を貼るな、片意地貼るな。同しようもないことはどうしようもない。どうにかなることだけをどうにかすればいい。どうにかならないものはどうすればいいか聞いて考えればいい。それが結論。どうせ社長の中ではだいたい答えは決まっているのだ。下手な考えをするより、どうするべきかを聞いたらいい。そんな権限も、責任もない。損害が出ようが知ったことではない。アップロードしてバグが出るのが問題であれば別の環境であアップロードしてバグを確認すればいい。今までの仕事の確認はそうだったろ。
何度でも書こう。間違いは悪いことではない。致命的と書いたが、命を失うわけではない。人間生きていればどうにかなる。お前が一番良く知っているだろう。上り坂のあとは下り坂がある。
この適当な掃き溜めもどこかに仕舞いこんでしまえば「ああ、この時こんなに辛かったんだっけ」と苦笑するネタに昇華できる。
明日のことは大したことはない。社長が大げさに言っているだけだ。知っているだろう。業務的に大きな内容というのはプログラム的には大したことはないのだ。
彼はかわいそうに勘違いしているだけだ。もしくは立場上押さえつけているだけだ。おそれを大きくしているのはお前の心だ。考え方でどうにでもなるし、どうでもいいのだ。明日から路頭に迷おうが構わないだろう。私の人生はもう終わっているじゃないか。心のなかにある理想なんて適当なものだ。捨て鉢で何が悪い。捨て鉢にさせたのはお前らだ。お前らを俺は死ぬまで憎む。綺麗に生きようだなんて思わない。受けた恨みは死ぬまで呪い潰してやる。お前らが覚えていなくても俺は絶対に忘れない。俺を歪ませたことを絶対に忘れない。
それだけを糧に仕事をしているのだ。金はあればいいが、復讐のほうがどちらかというと先決だろう。
ミスをした。それがどうした。ミスしたのであれば、今後どう解決すればいいか考えればいいだけだ。全く何も聞かずに一人で転んだわけではないのだ。
怒れ、恨め、妬め。それでいい。この原動力は大事だ。萎縮するよりも、がむしゃらがいい。もちろん、明日の大したことのないバグは誠実に、真剣に治す必要はあるが、それだけだ。
直すだけだ。作るわけではない、難しいことではない。注意深く進めばいいだけだ。何度も確認すればいいだけだ。何処に影響し、何処が変化し、正常に動いていることを確認するだけ。俺が作ったものではないなら聞けばいいだけ。
本当にそれだけだ、本当にそれだけだ。本当にそれだけだ。うん大丈夫。
結局こんな時間だよ。ゆっくり寝よう。そしていつもどおりに行こう。意識をするな。
お前は一人ではない。お前は大した人間ではない。けれど、お前はここまで歩いてきているじゃないか。辛いことから逃げた。だがここまで歩いてきた。何とかしてきた。その自負は誇るべきものだ。自分を誇ってやれ。誇れ。