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はてなキーワード: 民意とは

2011-06-06

不信任案が否決される。

自民党的なモノを否定して政権についた身にとっては、自殺行為であるという事に、気がつかなかったようである

政権議席は維持できたが、民意はいっそう離れたわけで、首相の首を挿げ替えたとしても、たらい回ししかない。政権担当能力が無いという事については、なんら変わっていないわけで、次の首相が誰になったとしても、国民の支持は集まらない。衆議院3分の2が使えなくなった以上、参議院の過半数を取る為に公明党との連立・連携が必要となる。次の民主党代表は、公明党に指名権があるという状態になったわけである

野党の出した不信任案に乗じるのは党人としていかがなものかという理屈を通した為に、野党、それも、Casting voteを握っているだけの弱小勢力に党代表の指名権を握られるというのは、本末転倒である。この点においては、自民党よりも愚かだと断言できる。

支持無き政権がどうせ不人気ならばと、消費税の引き上げをやらかすようである社会主義政権特有の所得の再分配政策であり、富の生産が無ければ分配すべき富自体がなくなっていくという現実を食い止めるどころか、加速させるだけとなるであろう。

この内閣不信任案によって、菅内閣だけでなく、民主党自身がlame duckである事が、明白となったわけである

残り任期lame duckとして過ごすというのは、日本の政治がその期間、麻痺したままとなるという事である

国民の支持を失った政党任期一杯まで居座るという現象を防ぐ為に、国会議員に対するリコール制度が必用であるという認識が広がった事が、民主党政権についた事によって生じた、唯一の良い事である

2011-06-03

不信任案が否決される。

自民党的なモノを否定して政権についた身にとっては、自殺行為であるという事に、気がつかなかったようである

政権議席は維持できたが、民意はいっそう離れたわけで、首相の首を挿げ替えたとしても、たらい回ししかない。政権担当能力が無いという事については、なんら変わっていないわけで、次の首相が誰になったとしても、国民の支持は集まらない。衆議院3分の2が使えなくなった以上、参議院の過半数を取る為に公明党との連立・連携が必要となる。次の民主党代表は、公明党に指名権があるという状態になったわけである

野党の出した不信任案に乗じるのは党人としていかがなものかという理屈を通した為に、野党、それも、Casting voteを握っているだけの弱小勢力に党代表の指名権を握られるというのは、本末転倒である。この点においては、自民党よりも愚かだと断言できる。

支持無き政権がどうせ不人気ならばと、消費税の引き上げをやらかすようである社会主義政権特有の所得の再分配政策であり、富の生産が無ければ分配すべき富自体がなくなっていくという現実を食い止めるどころか、加速させるだけとなるであろう。

この内閣不信任案によって、菅内閣だけでなく、民主党自身がlame duckである事が、明白となったわけである

残り任期lame duckとして過ごすというのは、日本の政治がその期間、麻痺したままとなるという事である

国民の支持を失った政党任期一杯まで居座るという現象を防ぐ為に、国会議員に対するリコール制度が必用であるという認識が広がった事が、民主党政権についた事によって生じた、唯一の良い事である

2011-05-26

朝鮮王室儀軌問題。

日本にある朝鮮王室儀軌の写本の完全セットを、南鮮に引き渡すという話が、衆院本会議で、民主党公明党の賛成によって可決されていた。審議において、南鮮のみに引き渡す事について、なんら合理的な説明はされていない。

二国間条約であるから参議院において否決されても、衆議院議決が優先されるので、事実上、成立したといえる。この法案を葬り去るには、参議院に送られてから三十日以内に、国会を閉会に追い込み、審議未了廃案にするという手段しかないという事になった。

つまり、菅内閣の余命が5月末までとなったわけである

民主党は先の衆議院選挙で民潭にお世話になったからという理由であろうし、公明党は本体の創価学会教祖が南鮮人であることから、南鮮の利益になることであれば、日本国益を損なってでも実現させるという政党である

この二つの政党が、この問題において組む事は予想されていたが、まさか、本当に組んで賛成に回るとは思わなかった。

信賞必罰における褒賞と取り引きとは、違うという事に気がつかないようである。事に当たる前に、何があたえらるか約束されていなければ褒賞であり、約束してあるのであれば、それは取り引きである。取り引きであれば事に当たる前にその契約内容を、味方に示し、そういう勢力の協力を得ている事を明らかにするべきである。さもないと、約束無しで協力した者と、約束ありで協力した者との間に、不平等が発生する。さらに、自分財産資産約束の対象としているのであればまだしも、分捕りモノを対象としたら、それは、LBO(Leveraged Buyout)である外資系ハゲタカファンドと同じ事を政治家がやってしまったら、反発を買わないわけが無い。

信賞必罰が難しいのは、間違えた時に取り返しがつかないかである。一度離れた人心は、二度と戻らない。正しいと思って行動をしたとしても、その正しさが、独り善がりでないという保証はどこにも無い。罰する事も褒める事も、理由と与えるモノとの両方に、正当性がなければならない。多くの人に尋ねたとしても、権力者にはっきりと間違っていると指摘して不評を買うぐらいならば、追従しておいた方が、害は無いと判断する者が多い。間違いが積み重なっていく事に、本人だけが気がつかず、やがて、地位を追われる。

民主党衆議院議員は、民潭に選挙のお世話になっているが、民主党参議院議員は、選挙のお世話になっていない。先の参議院選挙ではボロ負けしたし、その前の参議院選挙においても、民潭の協力を受けていない。したがって、この法案に賛成する義理が、どこにも無い。

民主党参議院には、何もせずに時間を浪費し、不人気極まりない衆議院議員達に結果的に同調し、2013年7月13日満了の参議院選挙でさらに負ける事を選ぶか、首相に対する問責決議を通し、政党として生き残る道を選ぶかという選択肢が突きつけられているわけである2013年夏が、衆議院任期であり、最悪、衆参同日選になる。バランスを取る為に、衆参で捻れを作り出す投票行動を予測していたが、民主党に対する現状の風当たりの強さでは、衆参共に、非民主投票するという行動が予想される。

参議院選、統一地方選と、あれだけ負けて民意を失っているというのに、未だに政権にしがみ付いているというのは理解しがたいが、参議院に、日本国民民意からかけ離れた決議を要求しているという点で、さらに理解しがたい。

参議院は半数改選方式であるから民意を失ったとしてもすぐには議席がなくならないので、次の衆議院選挙民主党衆議院は壊滅的に減少し、参議院の勢力だけが残る事になる。参議院議員存在によって民主党政党要件を満たすしかないのである参議院こそが民主党生命線であり、そこに、民意にそぐわない議決を強いるというのは自殺行為なのだが、それすらも、理解できないというのは、さすがサヨクしか言いようが無い。

共産主義社会主義は、短期間ならば合理的である長期間継続させられない。それに気がつかないという事、つまり、先の事を考えないという性質がなければ、そういった欠陥思想に殉じる事はできない。サヨクというのは、能力に致命的な欠陥がある不良品であり、民主党はそのサヨクそのものなのである

民主党参議院は、不良品である民主党衆議院と、どこまで付き合うつもりなのであろうか。

解散ではなく、総辞職であったとしても、次の内閣は就任と同時に解散を宣言して、選挙雪崩れ込む事になる。そうしないと、審議未了廃案にできない。参議院だけでなく、民主党の陣笠も、売国奴汚名を着て任期一杯まで議席にしがみ付き、次の選挙落選して、故郷をも石もて追われるか、ここで新党を立て、二期目の可能性に挑戦するかという選択に追い込まれているわけである

民主制における政治家の役割。

民主制において、政治責任を背負うのは有権者全員である政治家が、勝手に物事を決めてしまい、その責任だけを有権者である国民が背負うというのでは、任期制の王制と変わらない。民主政体における政治家の役割は、有権者コンセンサスを形成する事であり、独裁をする事ではない。戦後、2回以上の解散総選挙を行って連続して信任を得た首相は、吉田池田佐藤中曽根小泉の5人だけであり、これらの権力者は、独断専行をやれる立場にいながら、私利私欲の為にそれを望む官僚や同僚議員、支援者からの要求を、世論に諮ってからでなければやれないと、拒絶する事に多大な労力を費やしていた。

それゆえに、国民からの支持が集まって、二度目の解散総選挙においても支持を得られたと言えるし、二度目の選挙で勝った後でも、独断専行を避け、国民主権を実現する為に働いた為に、任期満了によって辞任した後でも、政界において多大な影響力を残せるようになっていった。

独裁者になれるのに、その権力自分達の為に使ってくれなかったという逆恨みを持つ者は官界を始めとするあちこちの業界に居るが、それらは少数派である。それらの口車に乗って便宜を図っても、国民からの支持を失って地位を奪われるだけという実例が沢山あるのに、それをやってしまうというのは、学習能力が無いか自分だけは大丈夫という過信があるかのどちらかであろう。国民主権という本質を理解していないだけなのだが、そこに、過信や無能が加わると、悪影響は留まるところをしらない。

政治家自分の頭で判断して、正しい結論が出せるというのであれば、王制でやっていける。それができないほど、世界が広く、社会が複雑になっているから、王制でも貴族制でもない、民主制が必要とされている。民主制によって選ばれた議員は、人民代弁者であって、頭脳はない。代弁する為には、人民の声を聞かなければならず、声を聞くには、十分な情報の公開と、議論の記録によって、堂々巡りや不確実な情報による憶測を排除していかなければならない。

情報の公開と言論の自由、そして、議事録記録と公開は、国民意思表示を求める際の、必要条件である。争点を形成し、民意を問うという技術こそが、選挙で勝つ為の技術なのだが、利権を独り占めして選挙区にバラ撒きをやりたいという目的においては、それらは邪魔な事となってしまう。

日本民主党は、社会主義者と自民党を追われた土建族の野合政党であり、どちらも、民主主義とは相容れない体質であり、民主主義国家与党には、ふさわしくない。独裁しておいて、頑張っていると主張しても、その頑張る方向性が明らかに間違えている以上、国民は認めない。民意を形成するという手続きを行わなければ、国民の支持は得られない。これは、政治だけでなく、事業においても同じである。良い製品を出荷し続けていても、それだけでは国民の支持を得られない。民意を味方につけなければ、外資系企業と同じ扱いにしかならない。

社会に受け入れられるという事に価値を見出せない限り、その政権や事業が行っている事は、独り善がりの暴走しかない。

2011-05-21

世界は私の形を変え、私は世界の形を変える。

キメこな問題についてのツイートのまとめを見た。

http://togetter.com/li/138228



いつか来ると予測されていた問題がついに表面化。

しかしこれは梅ラボ本人一人が気分的に凹むということ以外は実害がなくてよかった。

災難だったね、としか言いようがない。

そして※欄の予想通りすぎる人格攻撃っぷりは、見てて少し虚しくなった。



ふたばという「歪な形で維持し続けられる楽園」の脆さを住人自体がいまだに把握できてない。

そんな場所の住人であるということがアイデンティティと不可分レベルに融合してしまった多くの

としあき」たちにとってどうしたって不快であり、許しがたい行為だということは分かるが、

前提として招待制SNSでもなんでもなく「匿名掲示板」なんだから誰もがやってきてしまう、

ということはシステム上仕方ないのに彼らは「この中のルールを守ることで新参の訪問は最小限に抑えられる」

という幻想を持っている。まるで「9条さえ守っていれば戦争は起こらない」と信じる9条信者のようだ。

「外」の人間はそのルールを知らないし、意に介することさえないかもしれないのに。

今回の件は若干違うか。例えが悪い上に無駄ツッコミどころになったかもしれない。どう違うかは後述する。



ふたばはある意味、かつてのアンダーグラウンド掲示板文化の匂いを残したまま現在まで存続しているという

ちょっと珍しいサイトだが、哀しいかなシステム上でなんらかの方策を講じているわけではなWeb上に

置かれたものは大概がフラットに消費される可能性を抱えている。それを作った人間の快・不快という感情的

問題とは別個に。アンダーグラウンド、という領域が存在し得たのはGoogle以前でしかないだろう。

検索エンジンが未発達な時期には確かに「見つかりにくい領域」はあった。もう、昔の話だ。



ふたばが2chと違ってちょっと面倒なのは、「としあき」という名に仮託された奇妙な選民意識の

存在がある。だが、梅ラボ自身もブログで「2年ROMってた」ということを表明している。

ふたば文化についても一定の理解はしていたのだろう。

古参住人にとってはその理解はまったく足りないものに映ったのだろうとしても)

だが、作品として組み込みたくなってしまった。

不定形匿名人格の一部」である自分立ち位置と自らの「表現欲求」やどうにも抑えようのない「作家性」

(「人のもんの貼りあわせだけで何が作家だ」とかい意見もあるだろうがそこはひとまずおいといて)

の間で引き裂かれ、今回の件で梅ラボは苦しんでいる。かつて同人誌カオス*ラウンジファンブック」にて

仲山ひふみに「著作権問題が発生したらどうなるのか」という問題提起があったので、冒頭の一言

あるわけなんだが、感情的な「許す」「許さない」の問題はもうどうしようもないんだろうと思う。

少なく見積もっても1000の意見が表明された。それが1000人なのか一人なのかということも実際のところ

からない。まあTogetter見てる分には流石に一人ではないだろうということは分かるが、ふたばスレでの

「文句言ってる人間の総数」なんて簡単にはわからない。

そして多くの人間がいればその構成員の「許容の基準」だってバラバラだろう。もうこれは仕方がない。

だが、「絶対許さない」とか言ってる人間だって別になにかできるわけではないのだ。

それに、時間が経てば忘れられる。「絶対許さない」とか言ってる人間だってずっとこの件だけを

考えつづけることはできないだろう。出来るような人はちょっと常人離れしたなにかである

それはそれである意味すごい。もしかした現人神「絶対許早苗」かもしれないwww

うむ、早苗さんに許してもらえないのは東方である梅ラボにはキツいなー。



冗談はさておき。



結局のとこ諸行無常、ってね。不変なものってのはなくて物事は相互に影響しあう。

水の上に油をたらす。油の粒は水の力によってその形を変える。しかし逆に見れば

油が垂れてきたことで水全体の形も変わったと言える。ネット上の出来事も基本的には

大して変わらない。ちょっと私見になってしまうが「キメこな」はともかく海外での

「Moetron」の成長において梅ラボの作品の特徴が全く影響がなかった、というのは

ちょっと考えにくいのだ。多くの作品で「いくつかの別のキャラの顔のパーツをひとつ

であるかのように構成した構造が見られる。梅ラボの作品はTumblrなどを通して

かなりの拡散をしており、カオスラウンジはよくも悪くもそれなりに一部で目立つ存在

なっていた。それに刺激された4Chanの人間が「Moetron」と梅ラボ作品に共通するエッセンス

感じ取ったということはありうると思う。もっとも、根拠がないので妄想ととらえてくれて

一向に構わないが。



文化という言葉がこの件で多く出てきた。自身のコミュニティ文化に誇りを持ち、

それを保護する姿勢わからんはないが、そんなに過剰に護らないと壊れてしまうほど

脆弱文化なのか?ふたばは、二次裏とは。そうではないのではないだろうか。



文化の担い手だと自覚するならば時々現れるこういった異端者を

「見ろ また奇妙なやつが出てきたぞ」

くらいの気持ちで興味をもって動向を捉えていればいいのではないだろうか。



キメこなは生まれてさほどの時間が経っておらず、成長途中のキャラである

からこれもまた、成長の一過程だと捉えることはできないだろうか。




なんのまとまりもないが、思いつくまま書いてみた。

異論は大いに認めたい。むしろ読みたい。

2011-04-25

レス抽出】
対象スレ:【政治減税日本河村流広がらず 衆院愛知6区補選だけでなく3市長選も全敗 大阪維新の会とは対照的な結果
キーワード小沢
検索方法:正規表現

1 名前:春デブリφ ★[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 02:36:14.88 ID:???0
★減税日本河村流、広がらず 3市長選も全敗

 有権者政党不信地方議会批判の受け皿として党勢を広げてきた首長政党の勢いに
陰りが出てきた。河村たかし名古屋市長の率いる「減税日本」は、24日に投開票され
た衆院愛知6区補選公認候補落選東日本大震災復興ムードの中で減税政策に支
持が集まらず、統一地方選では公認候補を立てた静岡平塚神奈川)、田原愛知)
の3市長選で全敗した。

 「とりあえずは力不足」。河村市長は24日夜、愛知県春日井市候補者事務所で、
補選敗北の弁を語った。
 減税日本統一地方選後半戦で、東京都区長区議選などで70人を超える公認・
推薦候補を立てた。愛知6区補選では、菅直人首相を批判する民主党小沢一郎元代表
のグループ連携。19日に愛知県小牧市を訪れた松木謙公前農水政務官は、政府が復
興財源として増税検討していることについて「2年前の衆院選増税約束して戦っ
たわけではない。復興増税には全く反対だ」などと述べ、政権批判を展開した。
 だが復興財源の確保が政治課題に浮上するなか、減税の訴えはかつてほど有権者の
理解を得られなかった。河村市長は「日本中が増税増税と言っている時に、減税から
震災復興を進める主張を掲げたことは大きな挑戦だった」と強気姿勢を崩さなかった
が、国政参画のあり方も含め、戦略の見直しが求められそうだ。

 一方、橋下徹大阪府知事が代表を務める「大阪維新の会」は、大阪府吹田市長選で公
認候補が現職を破り初当選。前半戦の大阪府議選、大阪・堺両市議選に続いて好調を維
持し、減税日本とは対照的な結果となった。
(続く)
■ソース(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110425k0000m010121000c.html

4 名前忍法帖Lv=2,xxxP】 [] 投稿日:2011/04/25(月) 02:37:42.80 ID:yTtRKcbs0
小沢と接近するのは逆効果

5 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 02:37:54.11 ID:B3uzoFkj0
小沢の毒の威力を見誤ったな

6 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 02:38:59.30 ID:8ElEVC9yO
だって小沢だもの

7 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 02:39:06.93 ID:RJHG+NKV0
勝利翌日に小沢詣でなど、アホ過ぎただろう・・・
国民小沢嫌いを無視した結果がこれだ。

8 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 02:39:07.17 ID:Z93QxCOa0
もともと河村個人の人気だけだったのに、
あからさまに数合わせの候補者しか立てられなかったから当然。
小沢と会談したしたのも駄目押しだったんじゃね?

13 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 02:40:46.18 ID:p6Fi7LKW0
だめだよなぁ。知事当選して市長と一緒にすぐに小沢と会ってペコペコしてるんだもん。

26 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 02:44:21.37 ID:s/e3uNUc0
裏というか影というか横というか前に民主というか小沢が見えてしまってどうも

33 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 02:47:15.72 ID:dVaFKYOe0
小沢と接近するのは逆効果

43 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 02:54:11.42 ID:r6GeSxDj0
名古屋市外の愛知県民なのだけれど・・・
うちの母ちゃんの話によると、減税党やその一味を推していたジジババたちは
大村知事になった直後に小沢握手したため、大ッ嫌いになったらしい。
減税の魅力より小沢に対する嫌悪感のほうが遥かに大きいらしい。

48 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 02:56:44.44 ID:olp6c9iU0
こいつら馬鹿か、小沢と絡んで国民が支持するわけないだろ
一部の政治家はまったく国民感情を理解できてない

49 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 02:57:09.57 ID:n9UalWuG0 [1/4]
小沢なんかに擦り寄るから
小沢アレルギーを軽く見過ぎたんだよな

50 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 02:57:43.78 ID:JwXI6sJF0 [3/3]
日本維新の会とか
言ってた人たちもいつのまにか
消えたね、図らずもそれが
地域政党の名を借りた小沢派だったことを物語ってるね

55 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 03:01:01.78 ID:RjMlJOEQ0
小沢と会ったか会ってないか

56 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 03:02:41.95 ID:91ExXgr80 [2/2]
日本国民アレルギーが強いのに小沢に擦り寄るところがバカとしかいいようがない

61 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 03:08:27.77 ID:0hd2ZhE40 [1/2]
>>43
小沢は“マスコミの敵、公務員官僚の敵”だもんなw

小沢たいに、テレビ局記者クラブ公務員既得権益を、本気で解体しようとして、
検察には痛くも無い腹を探られるわ、マスコミには悪く印象報道されるわ、
あんな状態じゃ、テレビ新聞しか見ないジジババは、小沢をよく思う筈がないな。

特に日本人は、政治家の政策じゃ無く、見た目や雰囲気で投票する傾向が強いから、
小沢たいな風貌だと、ジジババの嫌悪感ますます増幅しちゃうもんな…。

つーか、2ちゃんねるも極端に「小沢嫌い」の連中が多いが、何でだろ?
根拠無しに小沢を嫌ってるようだが、やっぱり「公明自民党」の支持者が多いからかな?

64 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 03:13:16.44 ID:n9UalWuG0 [4/4]
>>61
政権取ってから小沢のやった事を思い出したら
そこまで好意的に見えるのが不思議
あれほど過去の言動と乖離した奴に信頼感なんか普通持てんぞ

65 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 03:15:41.77 ID:hk2e2YiZ0
小沢への拒否感もわかって一石二鳥だったわい

66 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 03:16:36.54 ID:B+T1i97f0
小沢効果、おそるべしw

67 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 03:17:03.10 ID:fjwFt2tW0 [3/3]
伝わらない理念よりも、伝わるワンフレーズを
少なくとも河村ポピュリズム小沢より支持されてたわけだ(過去形大衆にとって事実はなく印象こそ真実なんだよ。
それを伝えられないものはとっとと消え去らねばならない

68 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 03:18:15.87 ID:6sGfAKGcQ
ああ、小沢の強腕ってそういう意味か
さすがの味方潰しだな

74 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 03:24:59.46 ID:qmKmeOm80
小沢がバックにいる時点でまったく信用されないってことが理解できない
あるいは理解してもなお小沢にすりよるっていうなら
センスがないよね

75 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 03:25:04.78 ID:FTLQoZKs0
河村はわかっていないのやろ。

 誰かが注意してやればよかったのにな。小沢要注意なのに・・・・。

  一般国民認識とずれるような行動するから、こういう結果になる。

77 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 03:27:41.02 ID:cfn3PTtq0 [8/8]
お、単発さんたちが仕事はじめましたなw
まぁ、お前らが叩いてる小沢も、作られた小沢像だろうしなw

TVタックルで~
小沢がバックに~

どれも内容が無いんだよねwwwwwww

85 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 03:42:26.14 ID:ryIkS7RO0 [2/2]
小沢政治理念があるならはっきり公言したほうがいい
石原を初め多くの政治家評論家が彼の目的権力を握って何をしたいのかと発言してる
これだけ大物なのに理念のはっきりしない怪しい政治家は他にいないしそんな人間が信用されるわけない
現状は政治家じゃなくただの新中派の不動産屋

87 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 03:45:33.09 ID:Ibug268W0 [1/3]
>>61
マスコミに金ばらまいて、自民叩き、民主上げをやったのは小沢だろ。
何阿呆な事言ってるわけ。

91 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 03:48:13.23 ID:QglWBjAC0
どんだけ反小沢が凄いかを思い知る結果になったろ
小沢に擦り寄って大量の候補出せるようになったけど、支持がからっきしになってしまったんだよ

93 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 03:52:15.81 ID:abt3GGgI0
いや、小沢に擦り寄ったのは「えええ」と思ったよ。
本人の中では歪みないつもりなんだろうが、有権者からしたらねーよって話だ。
これが、民主党支持者に限る話ならまだ分かるが、ほとんど無党派層だろ、あれ。

94 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 03:52:39.52 ID:G9kox1pPO
この結果小沢先生いか国民から愛されているか、よーく分かったね(ニッコリ)

96 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 03:58:32.02 ID:1SHDsb1X0
小沢詣でしているの、ばれちゃったし。

97 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 03:59:53.84 ID:hLW75AP60
>>1

因幡の白ウサギ
渡る前に小沢見せちゃだめだろう

国民馬鹿にし過ぎ、舐めるな!

100 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 04:04:36.88 ID:HhVmtRQ40
>>1
売国奴小沢とつるむから負けたのさ。河村はもう信用出来ない。

102 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 04:18:30.75 ID:O04cG0KzO
小沢握手してて引いた
大村も目立ってきたら悪いところが多すぎて引いた


104 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 04:20:30.44 ID:Q5PKpqNq0
さすが壊し屋、小沢さんw

106 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 04:23:41.37 ID:r/5wMW/M0
小沢握手したところで終わり

なんであんな事したの??

悪魔と手を組んだ 悪魔の手先だったのか!!と国民は一気に恐れおののき やっぱりデタラメばかり言う田中小沢河村ということだと納得したんだよ国民は
聡明だよな 日本人は なんでこんなに頭がイイんだろうw

107 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 04:23:41.90 ID:QjuSKrPq0
そら小沢と組むようじゃ民意もそっぽ向くわ

129 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 05:55:56.36 ID:K6RC7Ke50
敗因は市長選直後の小沢詣でだろうな。
あれで有権者が醒めた。

131 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 05:57:08.90 ID:uv3VpwgR0
小沢とベッタリじゃなぁ

135 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 06:09:16.59 ID:E+EcyItpO
河村大村小沢さんの影響力を嘗めた結果だろw

137 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 06:11:40.14 ID:Vbdq5wdL0
小沢とくっついてるから無理

147 名前名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 06:44:49.13 ID:MkIWRQOn0
橋下と川村との差は明らか
戦略の間違いだった
小沢がこんなに嫌われていることに気がつかない川村馬鹿だってこと
これで原口の維新の勢いも落ちそう


159 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 07:09:50.78 ID:2UtbG9s40
民主小沢派別働隊とばれた以上、もう先はそう長く派内w
川村リコールされるんじゃねwwwwww
アイツはうそつきからな


166 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 07:53:47.61 ID:yfvkfrDVO
名古屋人は冷静だわな
小沢と結託したのが決定的だったな

169 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 07:58:25.71 ID:/qq7wHLbI [2/2]
放射能瓦礫の受入とか小沢との馴れ合いが
敗北要因
河村は少し言動が軽い



178 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 08:06:04.06 ID:YOI2fXUH0
減税日本が隠れ小沢であることが、バレたからでしょ。
すでに死に体ではないか。

181 名前名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/04/25(月) 08:11:14.93 ID:GvzTGesyO
当人は小沢が敗因という認識はあるんだろか



抽出レス数:49

2011-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20110415142840

民意識うんぬん以前に、君は板橋とか足立とか行ったことあるの?

たとえば京都府民ならウトロとか近づくかね?

大阪府民ならあいりんに行くかね?

http://anond.hatelabo.jp/20110414232555

頭悪いからわかんないんだけれど、なんで「東電が賠償しましたという形」を成立させなきゃいけないの?

東電を救う必要があるかどうかについては議論の余地はあると思うけど、

救う必要はあるとしても、どうしてこういう形じゃないといけないの?

こういう形でないといけない。

当初は、原賠法3条但し書きのの免責条項を適用して、その上で17条に従って、政府として賠償を考える方法も検討されたけれど、

第三条  原子炉の運転等の際、当該原子炉の運転等により原子力損害を与えたときは、当該原子炉の運転等に係る原子力事業者がその損害を賠償する責めに任ずる。ただし、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じたものであるときは、この限りでない。

第十七条  政府は、第三条第一項ただし書の場合又は第七条の二第二項の原子力損害で同項に規定する額をこえると認められるものが生じた場合においては、被災者の救助及び被害の拡大の防止のため必要な措置を講ずるようにするものとする。

国民感情から東電に免責条項使うのはノーとなったので、

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011032602000049.html

政府内では当初、福島第一原発事故に対して例外を適用することも検討しかし、各地で放射性物質の検出も相次ぎ、東電への批判を強める国民感情などから免責条項の適用は困難と判断した

あくまで東電に賠償させなければならない。

これが前提。

仮に東電が賠償したという形をとらないとするならば実質的に免責条項を適用したに等しいわけで、民意に反する政府の方針転換であり、責任問題は避けられないだろうと思う。

つまり、これは民意からということ。

2011-04-11

http://anond.hatelabo.jp/20110411155708

あれはあれで正しいと思うなぁ。

元々東京都民ってのは選民思想強いわけで、そこを刺激しなきゃいけないのは確か。

ねーよw

カッペ被害妄想だろそんなの。


更にうすぎたねえのは

反石原クラスタの幼稚な性根からした民意識を

「○○にあわせた」なんて責任転嫁しようとする点。


かに合わせて、選挙に勝つ必要悪として、嫌々やってたっつーのが言い訳でちゅか?

ならなんで負けた後も「愚民が!」とか言ってるんでちゅか?

3秒で破綻するような嘘つくな馬鹿が。

ただ、石原はそれ以上に上手い。敵を用意して派手に叩く、この繰り返しがね。

強い東京最高。逃げ出す奴は裏切り者

石原なんか何にもしてねえよ。今回は特にな。

体力無いからろくに選挙戦もしてない。


妄想世界の話を熱弁するのはいい加減にしろ。

おめーらはその調子から無力なんだ。

誰のせいでもない。

http://anond.hatelabo.jp/20110411151343

その「強い東京」というのが正に恐ろしいんだよね。他県民から見ると。

かに東京都知事なんだから東京都の事だけ考えていればいいのかもしれない。

でも東京日本首都であり世界でもトップクラス大都市(今回の原発騒動でそうでもなくなるかもしれんが)でもある。

単純に東京「都」の事だけ考えられても困るんだよ。

その他に対する影響力がどれだけあるのかわかっている…んだよなあの爺さんは。

田舎者の僻み乙でもなんでもいいが、俺から見れば正に選民意識の塊。

2011-03-09

http://anond.hatelabo.jp/20110308192135

政治制度論の立場で回答してみます

さて、タイトルで「議院内閣制」「二院制」「二大政党」と並べられていますが、これはそれぞれ制度として次元が違う話です。また「この3つの制度を組み合わせて使った方が良い」とかいう根拠は政治学的には特段存在しません。例えば、「強い大統領制-二院制二大政党」のアメリカ、「議院内閣制一院制二大政党」の現在スウェーデン、「議院内閣制二院制-多党連立」のイタリア、といったように各制度とも、様々に他の制度との組み合わせが存在します。もちろん英国のように「議院内閣制二院制二大政党制」でやっている国もありますが、これが特別にメジャーな組み合わせというわけではありません。

そしてこの3つの次元の違う制度の中でも、「二大政党」は他の2つとレイヤの隔たりが大きいです。「議院内閣制二院制」と違って「二大政党」は時に「二大政党制」などという風に「制度」として扱われますが、厳密に解釈すれば「制度」として(すなわち法的な根拠を以て)「二大政党であるべき」と定められているものではないかです。「二大政党」というのは「結果としてそうなってる」という状態を指していっているものですので、本来的には制度ではありません。それでも「二大政党制」という言い方が(政治学においても)許容されるのは、二大政党の国の大半は、小選挙区制度等で「二大政党になるよう誘導している」実態があるからです。直接的には「二大政党制度」という法的規定が無くとも「立法精神において二大政党を期待・想定している」と言えることが多い、という程度の根拠なのです

日本の政治制度も、もちろんこの区別の原則から外れるものではありません。「議院内閣制二院制」は「日本国憲法」という最高法規で規定されている制度of制度な代物ですが、自民民主の「二大政党制」になったのは、あくまで「選挙制度(及び政党助成金等の法規定)を大政党に有利な制度したこと」「大政党有利な選挙制度をひっくり返す程の大きな民意の動きはなかったこと」の結果しかありません。

長々と前置きしましたが、「議院内閣制」「二院制」といったレベルの狭義の『制度』と、「二大政党」のような実際的な『政党のありよう』は、政治制度論的には全く別レベルの話だ、ということです

以下、本題。



●他の国のように二大政党制に~

良く聞く言説ですが、これは「間違い」に近い話です日本では米英の政治が有名なため、あたか二大政党制が欧米の標準的な制度のような印象がありますが、政党結社の自由が保障されてる国に限っても、二大政党になっている国はむしろ少数派ですしかもその過半を英連邦またはその流れを引く国家で占めています。二大政党は「民主主義国の標準的な制度」ではなく「アングロサクソン国家での標準的な制度です

更に言えば大国で単独政権普通な国は英米と昭和日本サイズを広げてギリシャくらいで二大政党制の国でも連立政権の方が普通です。英米の政党のあり方はかなり特殊で、英米それぞれに、特有の固有事情によって成立している面が大きいのです



●一党優位用の仕組みを二大政党時代に利用しているのが問題だと~

日本の政治制度は、憲法で規定されているような大枠の部分では、別に一党優位を想定した仕組みではありません。日本の政治制度を大枠で分類すると、「立憲君主国-議院内閣制-(民選第二院型の)二院制」と言うことになりますが、これは結社の自由が保障されている民主主義国家では比較的ありふれた組み合わせです天皇制を維持することを前提とした上では最も無難な標準パターンと言えるでしょう。このありふれたタイプ政治制度の国での政党のありようは、分極多党制、穏健多党制二大政党制、一党優位制(例は戦後日本マレーシアぐらいしか思いつきませんが)など様々です。従って、この「大枠」の部分について「一党優位用の仕組みである」とするのは無理があるでしょう。

そもそも日本国憲法には「一党優位」どころか「政党」に関する規定そのものがありません。日本には戦前から政党政治伝統があったにも関わらず「国会運用の主体は別に政党である必要はないよ」というのが日本国憲法の立場なのです



●何かシステム的に抜けているところがあるのでしょうか。

「大枠」が特に関係無いならば「細部」で抜けている可能性が高いでしょう。二大政党制が定着している米英の日本との違いを挙げてみます

アメリカ場合

強い大統領制(首相がいない)を採っていて、議会大統領が別個に選ばれるアメリカでは「大統領議会」及び「上院下院」のねじれが日常茶飯事です。どちらでもねじれが生じていなかった期間の方が短いくらいのはずです。それでもアメリカ政治が何とかなっているのは(実は「レームダック現象」のように結構止まってるのですが)、「大統領権限の強さ」及び「習慣的に党議拘束が無い」ことが挙げられます。実は日本首相も法制度上は非常に権限は強いので(後述)、違いとして大きいのは「習慣」でしかない党議拘束の面ですアメリカ議会においても党の決議というものはありますが、党の決定に反した投票を行っても除名されるというようなことは滅多にありません。従って、大統領が少数派政党所属でも野党の一部を引き抜いて政府法案がとおってしまうことが良くあります。もちろん一部と言えども説得するためには、法案の修正などを余儀なくされることも多いですが、「0か100か」ではなく話し合いで妥協案が作りやすいということです野党の中核が認めてくれる(かつ与党が我慢できる)ような修正は困難ですが、野党の一部を納得させるだけなら説得でなんとかなることが多い、という感じです。「与党40、野党60、このままじゃ法案通らないので、修正して野党から20人賛成に取り込み。修正を批判して与党から8人離反したけど可決」なんてことを日常的にやっているのが米議会です

当然ながらアメリカでも日本でも「党議拘束をどうするか」というのは政党内部での独自の取り決めであって、法律規制しているものではありません。

イギリス場合

イギリスではそもそも「ねじれ」は問題になりません。第二院が「貴族院型第二院」であり、貴族院型の通例として非常に権限が弱いかです貴族院が否決しても庶院が可決していれば、再議決等もなく法案は成立します。

ただ、この両院の権限については「細部」というより「大枠」に近い部分です日本でも衆議院の優越具合は憲法上で定められています。ちなみに「日本参院は強すぎる」とよく言われますが、政治制度論的にはこれは怪しいです。確かに貴族院型第二院」の場合は第二院の権限が非常に弱い(しばしばイギリスのように形式的存在場合が多いのですが、日本のような「民選型第二院」や「連邦型第二院」の国では「ちょっとだけ第一院が強い」というのが標準で、日本参院の権限は(どちらかと言えば強い方には入りますが)「第一院がちょっとだけ強い」の範疇に収まる話です



●(なぜ)ねじれた時点で機能不全になる仕組みがまかりとおっているのでしょうか

二院制の意義と欠点については

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%A1%E9%99%A2%E5%88%B6

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E9%99%A2%E5%88%B6

あたりをご参考に。

もちろん二院制には欠点も多いのですが、実は世界の主流は二院制です一院制をとっている国は「軍事政権or一党独裁時代の歴史的な経緯を引き継いでいる国」もしくは「人口数百万以下の小国」が大半です

かに二院制本質的ねじ可能性を内包しています。にも関わらず二院制が主流だということは、多くの国が「ねじれ」を始めとする二院制デメリットよりもチェック&バランスのようなメリットの方が大きいと判断している、ということです

制度論としての正面からの回答としては「なぜ両院の与野党構成ねじれた程度で簡単に機能不全になるんだ?ねじ議会なんて良くある事じゃないか?」という話になります

実は(二院制とは別の側面ですが)日本の採っている議院内閣制は、行政府の安定性が最も高い制度になります。強い大統領制や、大統領首相行政権を分け合う半大統領制は、議会勢力と行政府の代表が独立した選挙で選ばれますので、制度本質として行政府議会の一致を担保していないため(両院間の対立ではありませんが)、行政府議会の対立は議院内閣制より遥かに起きやすいのですフランスコアビタシオン時代にせよ、アメリカ大統領任期後半(たいてい議会野党多数です)にせよ、ひどい政治停滞にはなっていないわけで、普通ねじれても何とかなるよ、というのが民主主義国一般での実績なのです



●それとも二大政党制の作法を政党国民マスコミも知らないのが問題なんでしょうか.

そもそも二大政党制と「ねじれ」とは直接的な関係はありません。

議院内閣制日本では「ねじれ」が「両院対立」として現れましたが、「ねじれ」の問題点根本は「行政議会の対立」なわけです。この対立は「一党が圧倒的に優位で行政議会も常に押さえている」という(自由主義民主国家としてはかなりレアな)状況でない限り、しばしば起こる方が普通な訳です

「作法を知らない」とするなら「二大政党制の作法」ではなく「議会制民主主義の作法」というべきでしょう。そもそも英米以外の大国はほぼ常に連立政権ですので、どの政党も最終的に何らかの妥協すること無しには政策が実現しないため、閣内/閣外双方の政党間での政策のすりあわせや、政権交代/政権与党組替時の継続性、について不文律確立しているケースが多いです。



以上、あくまで政治制度からの回答ですが、結論としては、

日本の政治制度は大枠としてはごく標準的なもの。それが上手く行かないなら、制度大枠に起因する本質的な欠陥ではなく、日本特有の事情による欠陥と考えた方が良い」

ということになると思います。(その特有の事情って何だ?という話は政治制度論の範疇を超えますので、ここでは省略させてください)

もし「ねじれ」のような問題を解消するなら、制度から言っての解決策自体はいくつもあって、例えば

・狭義の「制度」面からの解消→イギリス流に実質的一院制にしてしまう。

自由主義民主国家において最も行政府が強力となる政治制度大統領制ではありません。議院内閣制一院制の組み合わせになります

運用面による解消→アメリカ流に各党が党議拘束を外し、個別の議論で成否を競う。

の2つの方法なんかは、二大政党との相性に100年以上の実績があります日本国会の「ねじれ」については制度の大枠の問題、運用面での政治行動の実態の問題、の双方が重なったゆえに生じているので、どちらか片方の解消だけで解決するはず、という考え方ですね。

最も前者は憲法改正が必要な点で、後者政党内部規定という法律で縛りにくいものである点で、実現可能性が非常に厳しいですが。

2011-02-16

政治に「民意」が反映されなくなった本当の理由】

政治民意が反映されていないとして長らく選挙制度改革や利権構造の問題などがメディアで取りざたされてきましたが、実際には選挙制度が変わっても利権圧力団体をいくら叩いても「民意が反映」されるようになるどころか政治ますます民意から離れていくだけでした

圧力団体」「利権」とは言いますが、「選挙」と絡み合ったこれらの動きは実は「政治」に最大公約数的な民意を反映させる仕組みでもあり、こうした構造の上に日本の政治では長期にわたる安定した政権と安定した成長が保たれてきました

選挙制度改革も、結局、従来の支持基盤を分断・破壊し、政治有権者の声が届きにくい構造へと変わっているのが実情です

マスメディアがやってきたことは現実には「民意」の分断と「体制」の破壊であったといえます

マスコミ業界には元々「インテリゲンチャ=体制・権力の分け前にあずかれなかった知識階級」が多く、そのため必然的に反体制的な性格をおびてきます

さらに大衆の人的ネットワーク破壊し、メディアがそれに取って代わることはマスコミの「利益」にも合致したために、この破壊活動は長く、執拗に続けられてきました

その結果55年体制崩壊・そして史上希に見る無能政権などの政治の混乱であると言えます

マスメディアに悪意がある黒幕存在するわけではないかも知れない…しかしながらその出自からして「反体制的」であり、かつ大衆の人的ネットワーク破壊し、世論への影響力を強めることは「マスコミ利益」でもあるため、マスコミの持つ本質的な性質が有害作用しているというのが現在の状況と言えます

近年、マスメディアによるインターネットへのネガティブ対応・攻撃姿勢の背景にも、マスコミの影響力を弱めるような新たな人的ネットワーク構築を阻むという、いわば「マスコミ本能」があると言えます

これが「政治」と「民意」を本来は結びつける「メディア」の役割を弱体化させ、現在政治の混乱を招いている元凶と考えられます

外国ではネットマスメディアの関係にも共存の傾向が見られますが、「ネット対応できない世代」の方が多数派である日本においてはマスコミの徹底的なネットとの対立が存在しています。

…「メディア」の在り方を健全化し、人的ネットワークを再構築することが必要ではありますが、残念ながら日本ではその可能性は絶望的なようです

2011-02-10

はてサは誰が望みなんですか?

http://b.hatena.ne.jp/entry/mainichi.jp/select/seiji/news/20110208k0000e010027000c.html

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110208k0000e010027000c.html

都知事、誰ならいいの?

いや、前期都知事選は誰が良かったの?

いないなら文句たれないでね。自分で出なよ。有村とかそろそろ出馬考えたら?

差別大嫌いなはてサから票田は得られるんじゃない?

あ、そうだ。

いっそ実験してみればいいんじゃないだろうか?

石原慎太郎立候補して、当選すれば、民意同性愛者を差別しても気にならない。

落選すれば、良かったねってことで。

まあ発言一つに食いつくような皆様ですから、仮に当選したとしても何もできず、あるいはボロだして「無能」として消えてくだけだと思いますが^^

2011-02-09

http://anond.hatelabo.jp/20110209105727

内部経費になるから消費は増えない

内部留保の間違いスマソ。所得税増税して経費を緩くすれば、人は企業内部留保という形で貯蓄をするので消費は増えない。

民主主義的な手続きにより金持ちを生まないシステムにすることに同意する、という前提

前提を現実的でないものに設定するという事であれば、社会主義でも共産主義でも、どちらでも好きな方にすればいいよ。

人間自分の欲望のために動き、自分の欲望を抑えてまでシステム全体に貢献することは少ない、よって、社会主義的な考え方は成り立たず、市場に任せるしかない。市場原理は優れていないが、それでも今までのシステムの中で一番マシである。というのが、現在社会大前提

 

この前提を覆すために、人類が金の誘惑に負けない。自己犠牲精神を持てる。と仮定するなら、そもそも社会主義にすべき。

そして、そんなことは現段階では不可能、であるならば、増田の前提を変えるという前提がおかしい

 

よって、日本経済を良くするにはどうしたら良いか?という事を話すとき

前提として、人間は欲望を捨てられず、自分だけはなんとかお目こぼしして欲しい。と思ってずるをする人が主流派である。という前提にたって。

その上で、経済を良くする政策を述べなければなならない。

 

歴代の政治家がつまずいているのもココ。理想は高いんだが、こういう前提に首相になってから気がつくので破綻する。

そういう意味では田中角栄さん はよくやった。という話だと思う。

 

もちろん、副次的に、昔よりは民意が高くなってきているので、かならずしも前提が成り立たず、すこしは正義の話をしなければならない。という前提が追加されていることに気がつかなかったのが小沢さん

2011-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20110130164712

今までの歴史的な前例でいえば、新米独裁が倒れたあとには大抵は民族主義独裁宗教主義独裁軍事独裁が待ってるから民主主義が訪れるとは思えないな。

インターネットは体制を破壊する原動力にはなったけど、人々をまとめる求心力はなりえるのか?

ならんよなぁ。

ムスリム同胞団の動きが活発みたいからイランたい宗教政権が握りそうな予感。

イラン革命共和派の動きに便乗してイスラム革命派がのっとってしまった。

現地ニュースは入ってこないからわからないけど、歴史遺産をぶっ壊してるあたりからもそういう空気っぽい。

たとえ独裁が去って民主主義が広まったところで、民意は反イスラエルからおっかないところだ。

イスラエル問題が緊迫化した第三次世界大戦が見えてくるし、中国ロシア革命の波が広がったら世界経済崩壊が見えてくる。

2011-01-16

議会民意とは限らない

落選者が3~4人くらいしか出ないような地方議会で、

何回選挙をやってもほとんど議会内の構成が代わり映えせず、

さらに首長共産党以外の全政党相乗りオール与党と化しているような所って、

住民の意思表示の機会なんてほとんど無いに等しいよね。

さらに、そういうところで役人議員癒着してしまえば、

もう役所の意志だけですべてが決まってしまう。

で、住民は内心これではいけないと思いつつも、自分立候補するわけにもいかず、

誰かがこの状況を変えてくれないか、とずっと前から思っていた、としよう。

そんなところにポピュリストが颯爽と現れて、議会も役所も全部ぶっ壊す、とアジったら、

そりゃみんな引っかかるだろうし、それを衆愚だと言っても仕方ないんじゃないか

というか、議会側を積極的に支持してる奴が正しい訳でもなかろう。

積極的に民主主義を機能不全にしてるんだからそいつらも「肉屋を支持する豚」の一種でしかない。

議会が正確に民意を反映するのは十分な数の候補者がいるときに限られるし、

候補者がいなかったら自分立候補すればいい、というのはただの暴論だ。

批判すべきは住民の民度はなくて、民意を集結できずに談合に甘んじていた既存政党体たらくだろう。

2010-12-31

東京都青少年育成条例は何が問題です

富士見市中村さんという人が住んでいたとしましょう。

中村さんには子供います。あるとき子供部屋で漫画本を見つけました。大
人が「眉をひそめたくなる」ような、いわゆる児童ポルノした

中村さんは子供を叱ります。「子供がこんな漫画を読んじゃいかん」、そう言っ
漫画を取り上げました

ここまでは問題ありませんよね。これは中村さんの教育方針です。たとえ私た
ちがその方針に賛成できなくても、中村さんちのことにまで干渉できる理由は
ありません。よその家はよその家です

ところがそれで終わりではありませんでした中村さんは隣の家の子供も、そ
のような漫画を読んでいることを知ってしまたかです。例えば学校帰りに
同じ漫画を持っているところを見た、としましょう。

中村さんは、自分子供と同じように、隣の家の子供も叱り、取り上げました

もし隣の家の親が、中村さんのしたことに不満を持ったとしたら、中村さんは
取り上げた漫画を返さざるをえないでしょう。私たちが中村さんの家庭事情
ついて口出しできないように、中村さんも隣の家にまで干渉できません。

しかし隣の家では中村さんに共感します。「よく叱ってくれた。我が家でも注
意する」。ここに中村アライアンスが成立しました

そして、事態は広がりをみせます。その他の近所の子供にも、その漫画流行
ているようだったのです中村さんは近所の人達に声をかけ、町内会で話し合
いました

犯罪でもあるまいし漫画くらいは子供たちの好きにさせてもいいのでは」、
といった意見の親も中にはいましたが、子供たちは交流し、本の貸し借りもす
るので、自分の家だけの問題ではありません。町内会では、親たちが子供たち
児童ポルノを読まないように気を配ろう、ということに決まりました。もち
ろん民主的な話し合いによってです

ここまでも、問題ないと思います。私たちには彼らの決定にいちゃもんをつけ
権利はありません。でも話はこれからです

町内会は、保護者意見を取りまとめ、学校にも協力を要請します。学校は快
くこれに応じ、子供を「不健全図書」から守るよう指導を徹底する、と約束
て実行されました保護者たちからの一致した意見であれば、もとより学校
して反対も難しいことでしょう。

さらに、この運動は隣町にも波及します。隣町の町内会でも同様の話し合いが
もたれ、連絡を取り合ったのちに、町の書店との協議に至りました

書店主も町内会議に参加した結果、書店は協力を受諾しました。もちろんこの
会議議事録にもそのことは記されました

こうして付近の町内会では次々にこのような議決がなされ、児童ポルノ販売に
ついての取り決めができあがっていきます。そしてついに富士見市議会でも
児童ポルノに関するルールが採択されました。そう、もちろん民主的な手続き
に則って。

さて、勘のいい人ならとうにお分かりでしょう。

たとえ富士見市内に少なから漫画家が住んでいても、出版社や取次や印刷
があっても、問題は変わりません。

東京都場合行政からのトリガーではあったかもしれませんが、やはり同じ
ことではありませんか。間接民主制のもとでは、民意とはつまり議会の決定で
あり、都議会条例を可決しています。

自治においては、たとえば「水や醤油を借りるためなら、隣家に無断で侵入し
てもよい」などといったローカルルールすらも可能なのです。都条例は主権国
家の法ではなく、憲法上の問題にはなりません。

富士見市ルールに問題がないのなら、東京都富士見市、一体何が違うので
しょう。

2010-12-20

名古屋市表現規制がかかりそうな予感しかしない

名古屋始まったな」なアニメに寛容的なムードを盛り上げといてアニメマンガ同人界を引き寄せ、かつ河村が凄まじい勢いで選挙運動やって再選もくろんで、見事再選されたら「これが選挙による民意ですから」なトラップカード発動して、すげえ表現規制条例制定して根絶やしにさせようとする魂胆しか感じなくて怖い。

やーれやれ。

2010-12-19

@deadletterjpと@gitekiの議論の噛み合わなさ

@deadletterjp「悪いことしたんだから法律云々じゃなくて責任取れよ」という意見と、

@giteki「悪いことしてたとしても法的には責任いから、賠償しなくても別に問題なくね?」という意見

結局は倫理観の問題だから、どこまでいっても平行線だろう。どちらが正しいというものでもない。

まあ、日本民意が「新たに謝罪すべき」となれば、条約結びなおして謝罪も補償もすればいいし

そういう立法が成されるようになるんだろうけど、現状はそうじゃない。

http://www.asahi.com/special/08003/TKY201006090552.html

一方で、日本による韓国併合植民地支配を日本で「知らなかった」と答えた人は26%、最も多い20代では34%にのぼる。過去歴史の問題は日本でも52%が「決着していない」としたが、「十分に謝罪した」が55%、被害者への補償も「日本は再検討の必要なし」が57%を占めた。



「新たな謝罪も補償も必要ない」けど、歴史問題が「決着していない」というのが多数派らしい

「もう十分謝罪も補償もしてるのに、韓国がまだ何か言ってきてるから決着してない。

韓国がわめくのを止めれば決着するのに」というのが現状の日本世論ということだろう。

2010-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20101213162951

出版社「我々はこの書籍規制に値するほど有害であるとは考えていません。規制に値しないのであれば表現の自由は最大限尊重されるべきです

委員「いや、私はこんな汚らわしいものは目にしたくない」

となった時にもはや出版社が反論する余地はないのです

その委員が民意を代表して言っているのなら、それは仕方の無いこと

それが民意の反映でなく、一部意見恣意的なごり押しならば、

行政に対する監視が弱いということ

2010-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20101209161836

その言い方は違うな。

児ポにしろなんにしろ法律の成立は民意の過半数を保証しない。

執念深いロビイストや急進的なマイノリティだけでもうまくやれば通っちゃうもん。

2010-11-10

米国中間選挙の結果がでている。

共和党の躍進であり、下院は事前の予想通り多数をとった。上院で過半数を取るのは難しいとされていて、これも、予想通り、過半数に届かなかった。

上院下院で多数派が違う、いわゆる捻れ国会であるが、アメリカ場合党議拘束が基本的に無いので、案件ごとの切り崩しが効く。切り崩しの為に、法案に付帯法案をくっつけるという事が行われ、本来数ページの法案が、議会を通過させたら法案とは無関係な付帯法案が数十ページくっついてきたという事態が発生する。

大統領発案の法案だと、基本的に大統領サインは既に終わっていることから、ここぞとばかりに付帯法案をくっつけることになる。本来の法案を通したければ、付帯法案にもサインをしろと迫るわけである。

中間選挙で負けたのは、国民の理解を得るための説明が不十分だったからという敗戦の弁がでているが、詳しく説明すると不都合があるという勢力のロビイングに、振り回されたという事であろう。

上下両院とも民主党が多数派を占めている時には、対立政党議員の切り崩しは必要無いが、味方の筈の自党の議員の造反を押さえ込む為に、付帯法案を飲まなければならなくなる。敵対政党から票を一本釣りをする為に飲み込む付帯法案は、ささやかなモノになるし、場合によっては提案者の名前がそのまま法案名になったりするので、あまり酷い法案は出てこない。しかし、身内から出てくる付帯法案は、恥知らずな法案が多くなるのである。

国民に向けて説明する事を望まない法案ばかりとなれば、説明不足のまま強行採決を繰り返せという話になっていく。

オバマ国民皆保険制度のような、民間保険会社を存続させて、その損失補填を税金でやるという骨抜きの上に大穴の開いた制度にするには、国民に詳しく説明されては困るのである。改革に乗じて焼け太りをするには、知らしむべからず依らしむべしで話を進め、詳しい事は法案が成立してから明らかにし手遅れにするというのが伝統的な手法である。

選挙民意民主党政権を否定したのは、当然の結果である。

理念は立派であっても、それを実現する過程で、その理念を利用されてしまうのは、改革に付き物のリスクであり、上からの改革がうまくいかない主たる原因でもある。変化を起こしたければ、実業世界で起こし、既存の制度ルール時代遅れにすることで実現するのが、遠回りなように見えるが、実は、一番早くて確実な手法なのである。

細かい法や規制や規則でがんじがらめにしてそれでうまくいくのはその瞬間だけである。

時間が経って環境が変われば、法や規則や規制邪魔にしかならないし、それらを改廃するにもそれらの制度にしがみついている人々を切り捨てる部分でマスコミと結託し大騒ぎするので身動きが取れなくなる。

法や規則や規制は、時代や環境の変化に対して中立な事だけに限らなければ、煮魚をつつきまわした挙句煮崩れさせてしまい全部を無駄にしてしまうような愚行になってしまうのである。

世界中リブート祭り開催中。

Unixサーバーには、uptimeという変数がある。マシンが稼動し始めてから何秒たっているかを参照できる変数なのだが、この値は、それぞれのサーバーごとに公開するかどうかを決定できる。公開されているサーバーにおいては、この変数を参照すると、そのマシン最後リブートしてから何秒たっているかがわかる。で、この値が、世界中の主だった匿名プロクシ等のサーバーで0リセットされているのである。

これは、それらのサーバーが、片っ端からリブートされているということである。

通常、リブートされると、アクセスログリセットされる。ラウンドロビンされているログを残す設定にしてある場合もあるし、根こそぎ消してしまう場合もある。その辺は実装次第、運営者のポリシー次第なのでわからないが、少なくとも、リブートされている事だけは、外部から見て取れるわけで、時期的に、ログを消去する為にやっていると判断できてしまうわけである。

尖閣ビデオ問題で、日本政府が令状を取ってデータ差し押さえを始めたので、それが回ってくる前に、データを消去してしまえという事である。

データを残しておくと、令状が来たら提出しなければならないし、その真正性について、裁判で証言しなければならない。手間を取られる上に、踏み台にされていたという事でセキュリティに問題ありと見られる事になりかねない。

そんな面倒事に巻き込まれるくらいならば、適当な理由をつけてリブートかけて、ログは消去されてしまいましたと答えたほうが、遥かに手間がかからない。

相手が中国なので、心情的に、応援したいという気分もある。

日本政府与党は、日本国民だけでなく、国際的な民意まで敵に回したわけである。

支持率調査で下り最速レコードをたたき出しているが、本当の不支持率は下駄を突き抜けてしまっていて統計的に不自然になってしまっている。

石にかじりついても政権を運営すると言っているが、永田町の中にしか民主党の居場所は無くなっている。

政府民主党日本国益に貢献できるとしたら、それは、直ちに解散総選挙を行う事だけである。

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