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はてなキーワード: 微分方程式とは

2022-10-24

anond:20221024174627

データサイエンティスト(笑)だと論文に書いてあるからって微分方程式なんか解いてたら「そんなことやってる暇あったらSQL書いてダッシュボード作れやボケカスコラ」とか言われそうなイメージがある。知らんけど。

anond:20221024173000

別に微積とか微分方程式ルンゲクッタ法で解くレベルで良いんだよ

今まっっっったく数学使わない仕事してるもんで。

消費税率計算以上のことがない。

2022-09-03

anond:20220903161650

知らんが俺がやってるのは数理統計とか幾何とか微分方程式とかそっち系から自動化できるようになるイメージが全く湧かないんだよなあ。できるならできるでいいけど、人間側に知識がないと出力を解釈するのが不可能だし、そもそもAIモデルに指示を出せないと思うんだよな。

2022-08-17

anond:20220816014148

理学部助教をやっている。社会人ドクターを取った後大学に戻った。

幼さを感じた。

増田は、頭というか論理的考える力は高いんだろうが、この内容は身勝手すぎる話だ。まぁつまり小学生のような幼さを感じる。自分のことしか考えられない幼さを前提にすれば、まぁ筋は通っているだろう。

結局言っていることは小学生夏休みの宿題に対して「これなんの役に立つの?」って言ってるのと変わらない。

日本大学なら18以上だよね?成人しているのだから、何が役に立つのかどうか、何をやるのかどうかは自分判断せねばならない。

卒論が役に立たないというのならば、大学を辞めれば良い。そうすれば、研究なんてやらなくて済む。その代わり内定は無くなるかもしれないけどな。増田はそれが嫌だから、いやいや卒論を書いている、だから、こんな文章が出てくるのだろう。しかし、世の中はそんなに都合良くはできていない。

卒論をやって就職をするか。卒論をやめて就職しないか。その二択を判断しろ、という話だ。自分の納得できる選択肢がないから『おかしい』というのは、あまりに幼くないか

お金を稼ぐために、自分には不要に思える仕事をやらなきゃいけないことなんて沢山ある。自分不要だと思っても、本当は必要だったり、本当に不要しか思えないものもある(上司プライドのせいで増えた仕事とかね)。その度に、教授に言ったように、そういう文句上司取引先に言うのか?そんな必要はない。今後の仕事につながる人間関係と、その仕事にかかる手間を天秤にかけて、やるかやらないか判断すればいいだけだ。というか、本当に不要なら、やらなくても問題は起きないだろう。

自分が何をやるかは自分で決定しないと、他人のせいになってしまう。この場合自分の欲しい選択肢を与えてくれない教授や、大学のせいにしている。しかし、他人のせいにするのは楽だけど、自分人生無責任だ。

もちろん制度に不満があって、それを変えようとしている人は世の中に沢山いる。現状追認大人の証などというつもりは全くない。だから増田学長学部長に掛け合って、何らかの資格取得や、技術の開発を卒論に相当する単位としてくれるよう嘆願しているというなら応援する(当然教授1人にゲームの例え話をするのとレベルが違うのはわかるよね?)。

それから卒論について。

大学教員としては、基本的に専門知識学生に与え、その知識ちゃん学生の中で有機的に結合し、能力として発揮できる状態になっていれば、大卒と言えると思う。授業の勉強だけしても、それぞれがつながっていて、かつ意味がある形で使える必要がある。微積線形があって初めて、微分方程式関数解析ができる。その積み重ねだけではダメで、それらを使って何ができる人なのか?というのが大事だ。個別知識だけなら本を読めば良くて大学全然必要ない。何ができるかを確認するために卒論がある。

何ができるか?を問われているので、アイデアが既にあれば、それに必要なだけの知識さえあれば良い。アイデアもなく、b3までに知識を得てこなかった人は、当然それを発揮する場である卒論には苦労する。

それを踏まえて、数学科では普通卒論はない(研究できるレベルの最新の数学をやるにはb4では難しい)から自分修論経験を語る。

修論経験社会人になって生きたか?というと、スキル的な意味では怪しい(研究職なら直接役に立つだろうが)。アナリスト記者など、文章経験を役に立たせている人はいるだろう。また、コンサルマーケティングなど自分アイデアpdcaで回す必要がある職の人も役に立つだろう。しかし、一般化できるとはとても思えない。

から増田の言うことは増田目線では正しい。文系に行くから行列は要らない!とか、一生コンビニ店員でやってくから三角関数は要らない!言われたら、そうですか、と言わざるを得ない。

しか大学は上で書いたような学生養成することが目的であって、就職先で役に立つようなことは想定していない。そういう社会的要請があるのもわかるし、それに阿った判断をして卒論を無くしたりしている大学があることも認識しているが、社会で「一般に」活躍できる人材を輩出したい!と思ってるわけではない。もちろん、資格系や職業人が教授をやるケースなど、その分野で活躍する人材を輩出したいという研究室は存在するが、社会人として役に立つ教育ではなく専門家養成目的としている。

一般化できない以上、大学で学んだことをどう人生に生かすのかは、学生次第だ。学生が、自分判断で、自分の将来に役に立ちそうな大学学部研究室を選ぶのだ。

大学提供するプログラムは上の観点設計されている。自分人生必要かは人によって違うということを認識する必要がある。その中で、そのプログラムでは、多くの学生にとって卒論が、教育上の能力の判定として役に立ってきたからこそ、必修として存在し続けているのだ。教育する側には役に立ってるかもしれない、という視点に立ってみて欲しい。能力の鍛え方が足りない者を大卒として認定するわけにはいかないんだ。

2022-08-12

anond:20220812221517

それこそ組み込み必須であることをやたら強調する、古典力学電磁気学微分方程式一生懸命勉強したらいいんじゃねーのって思うわ。

組み込み必須」なんて一言も言ってないぞ。そもそも俺は「組み込み」という言葉を一度も使ってないことがエントリを遡れば分かると思うが。

anond:20220812220820

組み込みLinuxベースといってもあんだけコマンドラインUNIXノウハウ否定的なんだから、きっと本当に不要で余計な知識なんだろうよ。

それこそ組み込み必須であることをやたら強調する、古典力学電磁気学微分方程式一生懸命勉強したらいいんじゃねーのって思うわ。

anond:20220812210647

ちゃごちゃうるせーな。

から

力学電磁気学の基礎的知識と最低限の線形代数微分方程式アナログ回路程度の知識

プログラミングの何が関係あるんだよ。

それにお前の言い方じゃ、世のプログラマの大半が不見識ってことになるんだが、ずいぶん挑戦的だな。

ハードウェア出身エンジニアはこういう傲慢なやつしかいないのか?

anond:20220812210326

なぜハード知識、それもメカエレキ設計ができるレベルの内容をプログラマに求めるのが全く意味不明

力学電磁気学の基礎的知識と最低限の線形代数微分方程式アナログ回路程度の知識で「エレキ設計」なんて出来るわけねーだろ。アホか。そういうところが見識の無さだっつってんだよ。

こんなもんはプログラミングで言うならfor文や関数概念くらい知ってろという程度のレベルの話なんだよ。隣接分野についてその程度の知識すらなくて「エンジニア」がどうとか言ってるのがweb系の連中。

anond:20220812180833

少なくとも「webエンジニア」の意味で「エンジニア」とか言わない程度の見識は必要だろ。

プログラミング言語webフレームワーク知識だけでなく最低でも力学電磁気学の基礎知識くらいは持っているべきであるし、論理回路だけでなくアナログ回路やその挙動記述する基礎知識としての微分方程式線形代数教養レベルくらいは最低限知っているべき。

つうか君あれでしょ?元上司Microsoftでどうのこうの言ってる増田でしょ?それは元上司の話であって君の話じゃないから、君の見識を何一つ保証するものではないからね。

2022-06-17

anond:20220617090228

密度の違うものを通るときは光が屈折するとかは受け入れている(たぶん理解ではない)が、丸底フラスコに半分まで水を入れて、そこに5円玉を吊るす〜とか言われると、応用ができない。

初等的な光学説明そもそも分かりづらいと思うわ。近軸光学幾何光学)であって厳密に成り立つ話じゃないのに、何が近似でどういう前提なのかというところが解説されない。近軸近似なのにレンズの端まで目一杯使った絵を描くしなあ。登場人物(光源、物体、そこから出る光の前提(ランバート反射とかそういうの)、光路とは何か、結像とは、etc)についてもほぼ解説が無く、なんとなく雰囲気で把握することを求められる。

あいうのを「理解」するには知能というか空気読み力が必要なんだよな。発達の良さと言ってもいい。まあ世間一般的にはそれこそが「知能」とされてるから、それが大切って話ではある(でもって大学以降の物理でも実はそういうもんだったりする)んだけど。

ちなみに幾何光学というのは、線形波動方程式高周波極限でアイコナール方程式というものに書き換えて、平面波解の位相成分についてのみ解いたものだ。えっ位相しか解いてないなら振幅は分からないの?となるわけだが、それは分からない。アイコナール方程式を解いた(光線追跡をした)あとに振幅方程式別に解く必要がある。中学生微分方程式を教えるのは無理があるとしても、登場人物と前提はどうにか説明しろやと思うわ。

2022-06-09

大学数学貴方の「暗記」で大丈夫

始めに言っておくけど「暗記数学」が間違ってるなんて言うつもりは全く!!これっぽっちも無いか!!!

「暗記数学」という言葉に並々ならぬ熱意を持っているすっげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ面倒くさい集団に絡まれたくないか!!!!!!

ただ大学に入れた人達数学に関して「暗記」という行為をしていた場合

その人にとっての「暗記」がやり方として大丈夫ものか非常に問われるのは確かだとは思うんだ

「暗記」が基礎からきちんと書いてある教科書を初めからしっかりと理解する行為を含んでいるのなら多少いい(文章を一字一句丸暗記する行為は違うからね)

後は自分で具体例を作って確かめ行為も「暗記」に含むなら大学でも通用するだろう(え、そんな行為も「暗記」って言う気なのマジで正気?)

でも「暗記」なんて行為のやり方が人によってはそれを含まない可能性も多分にある

残念ながら大学に入っちゃうテスト突破できるための参考書なんて存在しない事も多いし過去問も無い事多いし

そもそも教官がそういう参考書過去問があったとした時に全く対応出来ないようなテストをお出ししてくる事もかなり多いんだ大変だよね

理学部工学部に入っちゃった人達線形代数微分方程式複素解析・集合位相をやらされる可能性が大いにある

それがきちんと理解出来なかったらもしかしたら留年中退に結びついてしまうかもしれない

大学合格出来たら、ちゃん自分にとっての「暗記」が大学にも対応したもの見直しておいた方がいいと思うね

大学数学高校と違ってどうしようもならんなんてよく言われるけど、案外彼ら彼女らなりの「暗記」で数学突破してきたからそんな事言ってるかもしれないね

もっと他のやり方も模索していれば別にそこまで難しく感じなかったかもね

2022-05-24

実際三角関数は全員には不要だと思う

数学でも複素数平面や行列もっと過去には微分方程式まで習ってたっぽいけど、微分方程式はすっかり出て来ないし、複素数平面と行列は出たり入ったりする程度の扱いなわけじゃん

三角関数実用的かどうかなんてことは問題じゃなくて、その実用的なものを知っているべき人間は多くないよね、ていうのは自然意見だし、それより多く知っているべきものはが他にあるなら譲るべきだよねっていう意見は傾聴に値する

はてブ所詮維新議員からという党派性しか物事を見定めていない連中ばかりだし、もう少し真面目に議論できるところってないのかな?

2022-05-21

anond:20220521224659

すくなくとも金融経済ならあらゆるところで使うやろ

デリバティブ評価なら微分方程式要るし

時系列やるんでも要るし

統計やるんでも要るやん

三角関数なんて役に立たない→じゃあフーリエ変換を教えましょう

たびたび繰り返される三角関数いらない問題

英語をいきなり教えると難しいかな?ローマ字を教えよう」→「ローマ字なんて役に立たない!英語なんて勉強しなくていい」

みたいな混乱もあるかもしれない

これ、三角関数ってところが絶妙にやりにくいんですよね

フーリエ変換なんて役に立たない」 だったらあらゆる分野の人が声を上げるところだけれども三角関数

普通はexp使いそうじゃないですか、微積簡単だし。あえて三角関数に限るとゲーム制作とかweb要素回転させるとか測量するとかまぁ、かなり特定の分野になってしまいそう。

高校で使える数学を教えるには?


かにおっしゃる通り高校数学は役に立たない。役に立たないか大学回生で基礎数学を無理やり詰め込むわけです。

高校で役に立つ数学を教えろというならば、高校数学をやめて物理数学を教える、という話になりそうですね。(数学科の人怒らないでね)

高校数学物理数学


これらがあれば現状骨抜きになっている高校物理がまともに教えることができるようになります


量子力学があれば化学もきちんと教えることができるようになりますね。

量子力学を教えていないのに電子軌道や遷移エネルギーの話をするのはどうなのでしょう?)

別に茶化しているわけじゃないよ

役に立たないと言われ続けていた英語教育。今日では小学校1年生から英語を学びます

もし数学教育を改革するならどうするか?考えてみるのも面白いかも

2022-01-27

anond:20220127014146

微分方程式モデルとか勉強するとそんな気がしてくるけど、結局寿命死ぬから居ないにこしたことはないで

2022-01-06

anond:20220106014941

何って、そりゃありとあらゆる理由・原因が有り得るでしょうよ。人によっても様々。例えば、線型代数微分方程式を例に取れば、そもそも自分勉強するつもりがなくて勉強しないという選択をしている人達(例えば所謂文系人達)もいれば、当初はやる気に満ちていたけれど何らかの理由やキッカケでやる気を失ってしまったとか、勉強以外の何か(課外活動とか恋愛とか)に熱中してしまったとか、やる気はあるけど頭がついて来なくて理解出来るようになるまで時間がかかってしまうとか、健康上の問題経済的問題勉強どころではなくなったとか、他にもいくらでも有り得るでしょ。

しろこっちが聞きたいよ。「だいたい皆甘えということになる」という結論は、いったい如何なる根拠と如何なる論理ないし議論に基づいて出てきたものなのですか? そもそも「甘え」ってのがどこから出て来たの?(俺はそんなことひとことも言ってないよ)  また、「甘え」一つに絞り込む理由は何なの?

いや、決して皮肉や当てこすりで言ってるわけではなくて、純粋に疑問なわけで聞いてるわけよ。どういうことなの?

anond:20220105211751

今できてるやつだって一朝一夕にできるようになったわけではないじゃんかよ。

俺も線形代数微分方程式や数理統計学一朝一夕にできるようになったわけじゃないんだけど、その理屈で行くと努力によってそれらを出来るようになっていない一般大衆(おそらくお前も含む)はだいたい皆甘えということになるが。

2021-11-14

数学プログラム能力って関係あるの?

微分方程式経路積分とか、プログラム組むのに必要なさそうに見える。

何より数学コンピュータの相性が悪いというか、コンピュータ数値計算すること前提の数学勉強するのに、ハードルがある気がする。

数式で概念勉強したあと、コンピュータ数値計算するには一工夫が必要で、更に計算スピードを求めると更に一工夫が必要となる。

行列計算も、コンピュータ前提で教えて欲しかった。今だと良い書籍あるのだろうか。

2021-10-24

読書記録『生態学のための数理的方法

もう少しで読了の見込み。数学は苦手だった自分だが、ふと数理生物学に興味を抱いて、ネットで評判を調べて評判が良さそうだった本書を購入。ノートをとってカリカリ計算しながら1から(と言っても最初の3章は高校生数学すら未履修の人に向けた部分なので、自分は4章から)読み進めてきたら、個体数の変動を記述した差分微分方程式理解に手が届きそうな気がしてきた。

残りも頑張ろう。

2021-10-16

anond:20211015131721

面白い・人に刺さる内容は才能の比重が高い

まずこの主張がたとえ正しかったとしても間違ってたとしても、文章お約束習得するのに才能が必要不要かという話とは独立してるんだよね。

お約束習得するのに必要な才能の比重が、面白い・人に刺さる内容を書くことよりも相対的に低いということであれば俺も同意するけど、決してそのような譲歩をする気はないんだろう。

いろいろ文章読本とか700ページ以上あるレトリック辞典なんかも熟読したが、俺にはお約束ものにするほどの才能もないから諦めたいというだけの話なのに、それすら認めてくれないのが謎。もちろん面白い文章を書く才能も同様に俺にはないと思ってるよ。比重に関する単純な程度問題なのだから、型を身に着ける才能がない、いわんや面白い文章を書く才能をや、ということは自明に導けることだよね。

数式がひいひいじいちゃんとかの代からあったものから写経しろってのも意味不明論理が飛躍してる。

ひいひいじいちゃんとかそれぐらい前の代からあるものなら、写経することで身につくものだ、という論理ただちに成り立つはずないじゃないか

だってそうやって遥か昔から数式や数学観念次世代継承されていくために全ての人間が才能を持ってる必要はないわけだから

一部の才能を持つ人によって数学もまた発展してきただけの話。

しかにそうやって発展させてきた人には数学書を穴が空くまで読んだり写経のようなことをした人も中にはいるかもしれない。

でもみんながみんな写経することで数式の意味理解できたりするようになるわけじゃない、ということぐらい考えればわかることじゃないのだろうか。

たとえば方程式を見ても、その答えを出せないという場合は、数式に沿った思考ができていないことを示唆しているだろう。

もちろん答えが当たっていたしても単なるまぐれ当たりかもしれず数式の理解を反映した結果とは限らないし、答えを出せない場合でも数式の意味部分的には理解できている場合もあるだろう。

とにかく位相幾何学でも微分方程式でもいいけど、そういうもの教科書写経させればみんながみんなその範囲内で初見の類題を出されても100%解けるようになっているだろうか。バカげている。

ましてやその領域上のことを発展させて新しい数学概念発見(発明ともいわれる)、つまりより一般的にいえば言えば今よりも対象可能概念、君が言う「中身」というものを増やすことが出来るような人は、さら根本的に理解を極められたごく一部だろう。写経という努力でなんとかなる?才能など不要?ありえない。

数式以外の自然言語についても写経哲学者並みに概念を扱ったりできるとは限らない。前にも書いたように「論語読みの論語知らず(現代風にいうならいわゆるチャットbotのようなものしかない)」になってしまうことがありえるわけだよ。偉人言葉いくら覚えても丸暗記の域を出なけりゃ間違った文脈(見当違いな場面で)でそういった言葉引用しかねないしその言葉が言わんとすることをさらに発展させること(たとえば素朴な記号論から生成文法へと発展させるようなことなど)は出来ない。

なのにそういうことわざを挙げてる箇所には言及してくれない。結局なんというか都合の悪い部分を意図的スルーして同じことをずっと強弁してる感じなんだよね。

2021-10-13

anond:20211013094752

増田の言う数学って何?確率論統計学微分方程式モデル組合せ論?ゲーム理論?数理最適化

数学定義が明確ではないし、自分の頭が悪くて数理的な分析理解できないから気分が悪い、数学勉強をする努力はしたくないというのを、何とか正当化しようとしているだけなのでは?

2021-09-17

anond:20210917153709

でも判事って文系でしょ

微分方程式すら解けなさそう

確率統計もわかってないんじゃない?

2021-09-07

暗記数学が正しい Part. 1

長くなりすぎたので、概要編と実践例に分けます

本稿では、和田秀樹氏らが提唱している暗記数学というものについて述べます

受験数学方法論には「暗記数学」と「暗記数学以外」の二派があるようですが、これは暗記数学が正しいです。後者の話に耳を傾けるのは時間無駄です。

受験諸君は悪質な情報に惑わされないようにしましょう。

よくある誤解と事実

まず、読者との認識を合わせるために、暗記数学に関するよくある誤解と、それに対する事実を述べます

誤解1: 暗記数学は、公式や解法を覚える勉強法である

暗記数学は、数学知識有機的な繋がりを伴って理解するための勉強法です。公式や解法を覚える勉強法ではありません。「暗記」という語は、「ひらめき」とか「才能」などの対比として用いられているのであり、歴史年号のような丸暗記を意味するわけではありません。このことは、和田秀樹氏の著書でも繰り返し述べられています

誤解2: 受験数学は暗記数学で十分だが、大学以降の数学は暗記数学では通用しない

類似の誤解として、

などがあります。これらは事実に反します。むしろ大学理学部工学部で行わていれる数学教育は暗記数学です。実際、たとえば数学科のセミナー大学入試の口頭試問などでは、本稿で述べるような内容が非常に重視されます。また、ほとんどの数学者は暗記数学賛同しています。たまに自他共に認める「変人」がいて、そういう人が反対しているくらいです。大学教育関係者でない人が思い込みで異を唱えても、これが事実だとしか言いようがありません。

嘘だと思うならば、岩波書店から出ている「新・数学の学び方」を読んで下さい。著者のほとんどが、本稿に書いてあるように「具体例を考えること」「証明の細部をきちんと補うこと」を推奨しています。この本の著者は全員、国際的に著名な業績のある数学者です。

そもそも、暗記数学別に和田秀樹氏が最初に生み出したわけではなく、多くの教育機関で昔から行われてきたオーソドックス勉強法です。和田秀樹氏らは、その実践例のひとつ提案しているに過ぎません。

暗記数学の要点

暗記数学の要点を述べます。これらは別に数学勉強に限ったことではなく、他の科目の勉強でも、社会に出て自分の考えや調べたことを報告する上でも重要なことです。

  1. 数学重要なのは、技巧的な解法をひらめくことではなく、基礎を確実に理解することである
  2. そのためには、具体的な証明計算例を通じて学ぶことが効果である
  3. 論理ギャップや式変形の意図などの不明点は曖昧にせず、調べたり他人に聞いたりして、完全に理解すべきである

ひらめきよりも理解

一番目は、従来数学重要ものが「ひらめき」や「才能」だと思われてきたことへのアンチテーゼです。実際には、少なくとも高校数学程度であれば、特別な才能など無くとも多くの人は習得できます。そのための方法論も存在し、昔から多くの教育機関で行われています。逆に、「"才能"を伸ばす勉強法」などと謳われるもの効果があると実証されたもの存在しません。

大学入試に限って言えば、入試問題大学研究活動をする上で重要知識や考え方が身についているのかを問うているのであって、決していたずらな難問を出して「頭の柔らかさ」を試したり、「天才」を見出そうとしているわけではありません。

実例を通じて理解する

二番目はいわゆる「解法暗記」です。なぜ実例重要なのかと言えば、数学に限らず、具体的な経験と結びついていない知識理解することが極めて困難だからです。たとえば、

などを、初学者が読んで理解することは到底不可能です。数学においても、たとえば二次関数定義だけからその最大・最小値問題の解法を思いついたり、ベクトル内積定義線形性等の性質だけを習ってそれを幾何学問題に応用することは、非常に難しいです。したがって、それらの基本的概念性質が、具体的な問題の中でどのように活用されるのかを理解する必要があります

これは、将棋における定跡や手筋に似ています。駒の動かし方を覚えただけで将棋が強くなる人はまず居らず、実戦で勝つには、ルールから直ちには明らかでない駒の活用法を身につける必要があります数学において教科書を読んだばかりの段階と言うのは、将棋で言えば駒の動かし方を覚えた段階のようなものです。将棋で勝つために定跡や手筋を身につける必要があるのと同様、数学理解するためにも豊富実例を通じて概念定理の使い方を理解する必要があります。そして、将棋において初心者独自に定跡を思いつくことがほぼ不可能なのと同様、数学の初学者有益実例を見出すことも難しいです。したがって、教科書入試問題採用された教育効果の高い題材を通じて、数学概念意味や論証の仕方などを深く学ぶべきです。

そして、これは受験数学だけでなく、大学以降の数学を学ぶ際にも極めて重要なことです。特に大学以降の数学抽象的な概念が中心になるため、ほとんどの大学教員は、学生が具体的な実例を通じて理解できているかを重視します。たとえば、数学科のセミナー大学入試の口頭試問などでは、以下のような質問が頻繁になされます


不明点を曖昧にしない

教科書や解答例の記述で分からない部分は、調べたり他人に聞いたりして、完全に理解すべきです。自分理解絶対的に正しいと確信し、それに関して何を聞かれても答えられる状態にならなければいけません。

たとえば、以下のようなことは常に意識し、理解できているかどうか自問すべきです。

  1. 文中に出てくる用語記号定義を言えるか。
  2. 今、何を示そうとしているのか、そのためには何が言えれば十分なのか。
  3. 式変形をしたり、ある性質を導くために、どのような定理を使ったのか。
  4. その定理仮定は何で、本当にその条件を満たしているのか。
  5. そもそもその定理は本当に成り立つのか。自力証明できるか。
  6. どういう理屈意図でそのような操作・式変形をするのか。

ほとんどの人はまず「自分数学が分かっていない」ということを正確に認識すべきです。これは別に、「数学の非常に深い部分に精通せよ」という意味ではありません。上に書いたような「定義が何で、定理仮定結論が何で、文中の主張を導くために何の定理を使ったのか」といったごく当たり前のことを、多くの人が素通りしていると言うことです。

まず、用語記号定義が分からないのは論外です。たとえば、極大値と最大値の違いが分かっていないとか、総和記号Σ でn = 2とか3とかの場合に具体的に式を書き下せないのは、理解できていないということなのですから、調べたり他人に聞いたりする必要があります

また、本文中に直接書いていないことや、「明らか」などと書いてあることについても、どのような性質を用いて導いたのか正確に理解する必要があります。たとえば、

整数l, m, nに対して、2l = mnとする。このとき、mまたはnは2の倍数。

などと書いてあったら、これは

pが素数で、mnがpの倍数ならば、mまたはnはpの倍数。

という一般的定理を暗に使っていることを見抜けなければいけません。上の命題はpが素数でなければ成り立ちません。たとえば、l = 1, m = n = 2として、4l = mnを考えれば、mもnも4で割り切れません。他にも、

a ≡ b (mod n) ⇒ mamb (mod n)

は正しいですが、逆は一般的には成り立ちません。nとmが互いに素ならば成り立ちます。それをきちんと証明できるか。できなければ当然、調べたり他人に聞いたりする必要があります

l'Hôpitalの定理なども、もし使うのであれば、その仮定を満たしていることをきちんと確かめ必要があります

さらに、単に解法を覚えたり当て嵌めたりするのではなく、「なぜその方法で解けるのか」「どうしてそのような式変形をするのか」という原理意図理解しなければいけません。たとえば、「微分極値が求まる理屈は分からない(或いは、分からないという自覚さえない)が、極値問題からとりあえず微分してみる」というような勉強は良くありません。

そして、教科書の一節や問題の解答を理解できたと思ったら、本を見ずにそれらを再現してみます。これは「解き方を覚える」と言うことではなく、上に書いたようなことがすべて有機的な繋がりを持って理解できているかかめると言うことです。

はじめの内はスラスラとは出来ないと思います。そういう時は、覚えていない部分を思い出したり、本を見て覚え直すのではなく、以下のようなことを自分で考えてみます

  • 問題文の条件をどう使うのか
  • 何が分かれば、目的のものが求まるのか
  • どのような主張が成り立てば、ある定理を使ったり、問題文の条件を示すのに十分なのか

こういうことを十分に考えた上で本を読み直せば、ひとつひとつ定義定理、式変形などの意味が見えてきます。また、問題を解くときは答えを見る前に自分で解答を試みることが好ましいです。その方が、自分が何が分かっていて何が分かっていないのかが明確になるからです。

以上のことは、別に数学勉強に限った話ではありません。社会に出て自分の考えや調べたことを報告する時などでも同様です。たとえば、近年の労働法道路交通法改正について説明することになったとしましょう。その時、そこに出てくる用語意味が分からないとか、具体的にどういう行為違法(or合法)になったのか・罰則は何か、と言ったことが説明できなければ、責任ある仕事をしているとは見なされないでしょう。

2021-09-05

指数関数的増大」を理解するには指数関数だけを知っていてもダメで、せめて等比数列(できれば微分方程式)を理解しないとダメだけど、まあ数学Bは文系だと必修じゃなかったりするしなぁ。

「知ってて当たり前」って態度もどうかなと。

2021-08-17

数学教科書理解できれば東大も余裕です

自分参考書を書いてみれば分かりますが、数学の検定教科書はおそろしく完成度が高いです。そのことを具体的な実感をともなって理解できれば、あなた学力入試レベルなど優に超えています

数学の本の出来は、理論構成で決まります数学理論構成とは、かんたんに言えば定義定理をどう配置するかと言うことです。どのトピックを載せるか、ある定理を述べるために事前にどのような概念定義しておく必要があるのか、その定理証明するために事前にどのような命題を示しておく必要があるのか。トピックの選定が的確で、理論道筋が明快であるほど、数学書の完成度は高いです。たとえば、余弦定理重要ですから当然載せます余弦定理を述べるには三角比定義する必要があります(鋭角だけではなく鈍角に対しても)。そして、証明には通常、三平方の定理と有名な等式

(cosθ)2 + (sinθ)2 = 1

必要になります(これも三平方の定理のcorollaryです)。さら三平方の定理を示すには、ふつう三角形の相似を使用します。この道筋いか最適化できるかに、著者の力量が現れます。もちろん、余弦定理を要領良く示すために他の定理に至る過程が鈍臭くなってはいけません。全体の最適化を考えなければいけないのです。

証明最適化を図るには、定義から再考しなければいけません。同じ概念であっても、それを特徴づける性質複数あるなら、どれを定義として採用しても良いですが、それによって効率は違って来るからです。たとえば、ベクトル内積

  • x, yのなす角をθとして、x・y = |x| |y| cosθ
  • x = (xi), y = (yi)として、x・y = ∑ xi yi

のどちらを定義としても良いですが、後者場合は別の座標(たとえば、45°回転した座標など)で考えたときに値が同じになるのか疑問が残ります。前者は座標の取り方によらずに定義できています

この場合はどちらを採用してもそれほど変わりはありませんが、指数関数などは定義の仕方で必要議論の量はまるで変わってきます。多くの教科書では、自然対数の底

e = lim (1 + 1/n)n -- (☆)

定義し、そのべき乗として指数関数ex定義します。もちろん結果だけ知っていれば、微分方程式

df/dx = f

を満たすf(x)で、f(0) = 1となる関数としても指数関数定義することはできますしかし、このようなfが存在することを、(☆)を使わずに示すのは高校レベルを遥かに超えます。そのようなfが一意的であることも明らかではありません。

以上のようなことを考えるだけでも相当大変ですが、これに加えて検定教科書では、直感的な理解を損ねないことも考慮しなければなりません。高校生が読んで理解できなければならないからです。理論整合性効率教育的配慮の間でバランスを取るという難しいことを、数学専門家たちが苦心して行い、作成されたのが検定教科書です。このような本は他の参考書にはありません。場当たり的に問題の解き方を解説するだけの本とは格が違います

数学の検定教科書は極めて洗練されています教科書理論構成を把握し、その流れや証明手法合理性必然性を見出だせる水準まで理解できれば、入試などは余裕で通過できます

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