はてなキーワード: 小顔とは
リベラルやフェミニストの傾向のある人達にも割と当たり前のように使われているけれど
言うべきは「自己肯定感を高めろ」ではなくて「他者否定をするな」でしょう?
他人から否定されっぱなしなのに、一体どうやって自己肯定感を高めろって言うんだよ
マスコミが小顔で華奢なアイドルやモデルを持て囃しておきながらその一方で「なぜ少女達は無理なダイエットに走るのか」と他人事のように言うのと似ている
まあ日本において男性は女性と異なり他者から否定される機会は少ないので、その意味では男で自己肯定感が低いのは確かに自己責任かもしれない
星野源と新垣結衣が並んでる画像とかを見ても、日本は男と女で求められるルッキズムの度合いが違いすぎる(逃げ恥は見てないけど、あれって結局子供は生まれたのかな?娘が生まれて父親似だったら地獄だよな…)。
男は女と違い、一重でもいい、色が黒くてもいい、顔が大きくてもいい、とこれだけ「ありのままでいる」事を社会全体から肯定されているのに
最近Twitterで美容に関するツイートを見掛ける事が多くて今更ながら気付かされたんだけど、今の時代は面長って本当に人権ないんだね…
「面長 人権」で検索すると、出るわ出るわ絶望的なツイートの数々が
https://twitter.com/search?q=%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E3%80%80%E9%9D%A2%E9%95%B7&src=typed_query
小顔に価値が置かれるようになったのって多分安室奈美恵が流行っていた頃からだったと思うけれど
その頃はまだ、バランスさえよければ大人っぽいタイプでも有りだった気がする。
確かにどんどん日本女性で好まれる顔が童顔指向になっているのは感じるけれど、面長というだけで人権がないと言われる程に酷いとは思わなかった。
「涙袋がなきゃ駄目」と言われたのもいつ頃からだろうなー、エビちゃんブーム辺りから?昔は寧ろ涙袋と呼ばれている部分って皺としか見られてなくて、ない方が容姿が良い扱いだった記憶すらあるんだけど。
「人中」「中顔面」「口ゴボ」「奥目/出目」といった言葉もTwitterで初めて見た。これらの言葉は十年前どころか五年前でも見掛けなかったような気がする。
一重の悩みや蒙古襞は以前から雑誌などでも見掛けたけれど、出目奥目なんて初めて見たわ。
肌の色のイエベ/ブルベは多少下火になったものの、その代わりに今度は骨格診断というのが出てきて、骨格ストレートに該当した女の容姿を罵倒する遊びが流行っている。
いやほんとに次から次へとよくも出てくるよね…
そして特徴的なのはこれらの言葉を使って女の容姿を貶めているのは殆ど同性である女だという事。勿論男も女を容姿で叩くが、同性からの抑圧の酷さも女に対するルッキズムという点ではけして無視して語れないと思う。
これまでそれほど自分の容姿を気にした事はなかったけれど、この基準で行くなら全部当て嵌まっているし間違いなく奇形ブスだわ
自分が物心ついてからの短い期間でさえもどんどん童顔指向に、パーツ重視へと、女の容姿に対するルッキズムは酷くなっていると思う。
つまり容姿の基準は年々変わっていく訳で、昔は平安時代は引目鉤鼻が美の基準だったとか言われても信じられなかったけれど
こうも短期間でどんどん変わっていくのを思うと本当に時代によって変わるものなんだろうな。
知ってる。
なんせ作中で「かわいくてみんな欲しがるお人形」つって「ピッピ人形」ってアイテムあったもんね。
ぶっちゃけ当時は普通に本物のピッピよりピッピ人形のほうが可愛く見えたけど。ピッピちゃんはね、お目目があんまり可愛く見えなかったんだよね…
リデザインといえばピカチュウも大概だけどミュウツーもなかなかだと思う。
ゲーム中の初期デザ、これぞモンスター!意思疎通とか無理!超強い危険な生き物!!正直ちょっと気持ち悪いぞ!感がすごかった。
「ミュウツーの逆襲」はマジ偉大だと思う。あんなドラマ背負わせて、ついでに脚やしっぽをスラリと長くしつつ小顔にしてイイ声のイケメンにしたらみんなミュウツー好きになるっしょ。私も大好き。
私は目を見開いて「そうですか。」と答えたきりだったが、そしたら年がら年中発情期おじさんなお客様はしどろもどろになって逃げるように去って行った。初めて見た人だったが、もう二度と来なければいいな。
ストーカー客が来なかった代わりにそんな変な客が来ましたよと、事務所で休憩中のAさんに言ったら、Aさんは
と言った。
Aさんが言うには、午後二時~五時の間は輩系の客とお爺さん客が多く来る時間帯で、その時間にシフトに入る女性店員は軒並み絡まれるのだそう。特に昼勤のシフトリーダーはよく輩に絡まれるらしいのだが、シフトリーダーはそれでもめげずに接客中に客と世間話をするのだそうだ。
だが、シフトリーダーは普段は気さくに客と話すけれども、自分が相手から性的な目で見られた瞬間を見抜く目が鋭くて、客が「何歳? どこ住み? 彼氏いるの?」と聞くよりも速く
「あたしバツイチ子持ちなんで。」
と、今までの気さくな態度を豹変させて吐き捨てるように言って撃退しているそうだ。その瞬発力が実に素晴らしくて見ると爆笑待ったなしだとAさんが言うので、私も一度見てみたくなった。
「けど、シフトリーダーはあんなに男からダルい絡みをされるのに、何で増田さんは絡まれないんですかね」
と言うので、
「私の場合、女として見られる前に、子供だと勘違いされるので」
って言われる。
「いくつ?」
って聞かれたら、
「40歳です。」
と答える。
「頭蓋骨の形的に、輪郭を隠しやすい女性と違って男性のあなたは顔の印象を変えるのは難しいかもしれないですね…輪郭を活かす方向性で切ってみましょうか」
この美容師さんの発言は極めて普通です。気を使っているわけでもありません。
漠然と「似合う髪型」というテーマで切る場合、輪郭と骨格に基づいてカットするのは基本のキです。
美容師さんはカットの方針とその理由について説明してくれているだけで、貴方の顔を貶しているわけではないのです。
嘘だと思うなら「美容院 似合う髪型」や「メンズ 似合う髪型」でググってみてください。骨格や輪郭、顔型などの単語を足してみてもいいです。メンズは輪郭を髪で隠せないということも含めて、今言ったような解説やアドバイスがあるはずです。逆にレディースなら輪郭を髪で隠した小顔カットなどのテクニックも沢山見つかります。
「男性は女性と違って(髪型で)輪郭を隠せない」という一般論です。これを「隠さないといけないレベルに酷い輪郭」と翻訳するのは自虐的に過ぎます。って言うか「酷い輪郭」って何なのでしょうね。
最初にこういう首をかしげざるを得ない、多少以上に自虐的な翻訳フィルターを明示されてしまうと、以後の解釈が混乱します。ミステリーなら信頼できない語り手というやつですね。
例えば翻訳を介していることを明示している
「先に髪型とか眉に気を使った方がいいと思うよ」か「君に似合う服なんて無難な服を含めても無いから、あんまり気にせず吹っ切れて自己流で行きなよ」
ですが、発言者がおそらくは服飾店の店員であったり“有料でファッションコーデなどを指導してくれる人”であるとなると、元発言を復元できません。
服屋の店員が服買いに来た人に、あるいは金貰ってファッション指導してる人が顧客に、髪型のダメ出しをするか「お前に似合う服なんてねーよ」と突き放す、と言うのはかなり想像しがたいですよね。
絶対いないとは言い切れないが、一人二人でなくパターン化できるくらいに多いなら、ちょっと翻訳ミスを疑った方がいいと思います。
可能性としてプライベートで金を払わず相談したという線もあり得ますが、その場合適当なこと言われて厄介払いされてるだけでしょう。
もう一つ気になるのが貴方に対して「異常に無礼あるいは非常に気安い人々」です。
貴方の髪型を「なんか前より生理的に無理になった」と評した周囲の人々や、ダメな部分を訊かれて「全体的」「生理的」「なんとなく」「見た目全部」と答えた人たちです。
しかも陰口ならともかく、対面でかつ直接尋ねられた際の反応です。ふつう濁しますよ。
これの解釈は
① 貴方が何を言ってもいいサンドバック扱いされている → 逃げましょう
② 貴方がそのコミュニティで「(容姿による)いじられキャラ」扱いされている → 逃げましょう
とりあえず私がお勧めするのは「“翻訳”を止めること」です。言われたことは言われたまま、字面通りに受け取ってみてください。貴方の解釈を挟まずに受け取ってみてください。
実際に酷いことを言われたとして、貴方の翻訳フィルターはそれをさらに悪化させているように思います。仮に酷いことを言われているわけでないのに翻訳ミスで傷ついているなら大問題です。
鍋でお湯を沸かして沸騰したら麺を、
1袋まるまるのモヤシ200グラムは多いかと鍋が溢れそうだったが、
火が通ると多少かさが減るのでシャキシャキ加減が残る程度で
麺とモヤシを一緒に湯を切ってザルにあげる。
ラーメン鉢にはラーメンの素を別のお湯を沸かして麺とモヤシが茹で上がるまでに溶いて器のスープの準備はOK。
麺とモヤシを一緒に茹でたので、
気の効いた盛り付けと言うわけでもないが、
仕上げにコショウをかけて出来上がり。
夜中に作って食べるのは罪悪感があったけど、
美味しかった。
原価100円もしないんじゃん?
それを380円とかで、
麺大盛りも並盛りも同じ料金!
コショウはかけていいわよ。
1種類だからお客さんも注文間違えたら大将に怒られるってビクビクしなくてもいいしね。
たくさんの種類のメニュー準備したり作らなくていいからバイト雇ったときも
慣れてきたら味玉ぐらい作ってもいいかもね。
これが一番手間暇掛かりそうだわ
味玉が美味しすぎて、
抑止の意味で味玉トッピングは100円でもいいかもしれないわ。
すぐみな真似できるわよ!
あ!モヤシ増し増しトッピングの設定もしたらお客さん喜んでくれるかも!
モヤシ山盛りにラーメン鉢に盛ったらどこかで見たラーメンみたいになるけど、
そこはつるとんたんの器を使ったら、
ただの真似したモヤシ山盛りラーメンとは一味違う見栄えじゃないかしら?
中国でつるとんたんみたいな同様の器を安ーく作ってくれるところ探してもらおうかしら?
それもいいかもね。
つるとんたん級の大きさの器なら、
そう!
あと、
うちは儲からなくていいからって1日100食限定にしてってビジネス本を出した定食屋さんの女将さんにあやかって、
キャッチコピーはこうよ!
それはやり過ぎかー。
そしてそんでもって、
しめしめよ!
私のお店は超人気店になって、
そんでテレビとか王様のブランチみたいなの取材とかも来るんだけど
うちは取材受けないんでねってラーメンの大将のあの宣材写真よろしく腕組みして頑なに断るんだけど、
タモリ倶楽部の空耳アワーのラーメン店ロケにはめちゃくちゃ協力するみたいな!
そんな店舗になりたいなーって
そんで、
空耳の内容も
何かの洋楽がそう聞こえるような曲が見つかったら嬉しいな!
ここまでいったら、
カップラーメンを締めとしてスーパーで買った倍の値段で出すスナックよりは良心的じゃないかしら?
このモヤシラーメンビジネスモデルここに書いたらみんな真似しちゃうかもね!
そんなに世の中甘くないかー。
うふふ。
これすっかりハマっちゃったわね。
毎日でもいいし、
美味しいし、
食べ続けていると飽きちゃったりするのが難点だしねー。
なんだか朝肌寒い日が続くと思わない?
なので
前の晩に作った湯冷ましを
なにせ、
冷た寒すぎるわ。
日がだいぶ長くなってきたのに
まだ朝は寒いわね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
もうわっかったよ小顔矯正バンドのいいから、もう、デビュー10周年だよ?
わかったよ私の頭がでかいのは、てかマスクで顔が隠れる人が誰か教えてくれよマジで、いるの、この世に? まァじでw
もしこれ4期生の前でやってたらねえ、ほんとにやばいよ、心配したほうがいいよ乃木中、ほんとに
私なんかもう握手会ではあんま言ってあげないけど、友達じゃないからファンの人とは、ほんとに考えたほうがいい、ほんとに
バレンタインにサイズの合わない帽子渡すのが、ど、ど、どこで買ったらそうなるの?っていう
まあ研究生だったらいいよ、キャラ迷走中だったら私もそういうくだらない「秋元まにゃつ23ちゃい」とか言ってたから
研究生だったら、あの、これから人生いろいろあるよ、私も4thのころいじめとかあって学んだしって、そういうことしてたらいじめられるよ
ってまあまあまあ、途中加入だったらね、それがあるんだけど、キャプテンになると誰も言ってくれないから、マジで、ほんとに
っていうか、そんなズッキュンとか言ってる人に何か言おうっていう人がそもそも周りに絶対いない、そんなことを二十歳越えて言ってたら、まいやん以外
私多分最後の人だよ、乃木坂で、生涯アイドルだから、一応聞い、卒業するかしないかは私次第だけど、一応最後だと思うよ、1期生で
平行二重涙袋ぷっくり童顔小顔細身華奢骨格ウェーブしか認められないって言われていたけれどその通り。
20世紀の頃だと一重細面美人や豊満セクシー美人もありな空気だったけれど、今は二重童顔華奢以外は芸能人にはなれない感じ。
AKBが出始めた辺りからか?モーニング娘。全盛期はもうちょっと多様だったような。
二次元でもエヴァが流行ってた辺りは目の大きさが全てじゃないって感じだったんだけど、今はでか目童顔潰れ顔至上主義だよなー。
そもそも昔は「可愛い」というのは幼い子供に使う形容であって、今と違い大人の女性に対しては「可愛い」が一般的な誉め言葉ではなかったように思う。
20世紀の頃は大人の女性を誉める時は「可愛い」ではなく、「美人」「美しい」「綺麗」だったと思う。
(『可愛いお婆ちゃん』みたいな用法もあったけれど、それもあくまで愛らしいとかの意味であって
今みたいに外見そのものを指した言い方のみではなかった)
何だろうなー、なんでこうも女性に対する評価軸が「可愛い」一辺倒になったのか…そしてその「可愛い」が外見のみを指した言葉になったのか…
人間の女性に対する「可愛い」だけがおかしいんだよね、犬や猫や雑貨何かを形容する時は、必ずしも外見が整っていなくとも
相手が人間であっても男児やおじさんお爺さんが相手なら、そういう「可愛い」が使われるのに
年齢を問わず、人間の女性が対象になった時だけ明らかにおかしい
さも当たり前のように一つの評価軸でもって「可愛い女」とか言ってしまう。その事に疑問を抱かない。
フェミニストこそ、こういう傾向を批判すべきだと思うが多くのフェミニスト達はルッキズムには触れないか、触れるとしてもどこかズレている
みんニャどうしてるの?
先日密林で買ったマスクは、日本の繊維メーカーと開発してるやつで
でも自称小顔の女性が、SSにしたけどベストはS、ってかいてて。
ネコチャン小顔じゃないんでむしろ顔はともかく頭は大きめなので
(私立の幼稚園に通った時にベレー帽が一番大きいのにしたくらい。)
気になって上から重ねて付けたピッタマスクグレーを重ねてみてみたら
ピッタより、大きいんだよ。
口を中心に顎まで伸びるぶぶんが左右12㎜くらいピッタより大きいの。
どういうことかと言うと、Sのマスクにピッタを重ねたら隠れるかなって
考えるじゃない?
ところが隠れないの。
うーんSなのに。レギュラーで覆えないのニャ。
もうマスクの大きさは伸縮性もあるし、自己申告に過ぎないという感じニャね。
😺
画像加工はしてませんけど?
ガラケーとかのカメラで撮ったのは、光量がないと心霊写真みたいになるんで
明るい処で撮ってただけで、美肌?モードとかも、撮影時の修正もしてないし
目にキラキラが入るようなライトも持ってない(後で買ったけど結局自撮りしなかったし)
メイクも濃くはない。
まぁリアルであわないとぜんぜんわかんないことよね。画像に落とし込んだデータのどこまでがメイクなのかなんて。
そういうZoom用の美形になれるアプリとか使う方のきもちわかる。
みんな使ってるなら使わないと損だよね。わざわざブサイクに写すなんてどうかしてるよ。
濃い顔ではありますし
小顔でもないのが残念だけど。
それにしても
BBAの顔なんて興味ないデショ。
昔より睫毛は短くなったよ。下睫毛のほうが長かったんだ。
美人でも不幸になることはあるのだなとてんちむちゃんを見ていてつくづく思った
19歳のときにフルヌードで映画に出て、後悔して引きこもりになって
その後YouTuberになって成功したのに豊胸手術を隠してバストアップ商品を売ったことで問題になったり、海外で麻薬をやっていたり
母親が芸能の仕事をやめたてんちむちゃんに包丁を向けたことがあるって本当かなぁ?だとしたらひどい親だ
てんちむちゃんはモテフィットの返金対応でお金がなくなって、バーレスクとかで働いたりしてやっぱり「見た目」を武器にしてお金儲けをするんだなぁと思った
てんちむちゃんの動画を見ていたら顔がとにかくかわいくて、明るい人柄だけではこれほど人気は出ず、やっぱり彼女の武器はかわいい顔なんだよなーと思った
容姿のおかげで破産しそうでも、バーレスクとか見た目が重要な職場で働くことができる。
どれだけお金を失ってどん底になったとしても、彼女には若さやかわいい容姿という武器がある。
どうにかなって、あと数年後にはまた資産も貯まるのではないかと思う。てんちむちゃんのファンもまだたくさんいるみたいだし
てんちむちゃんがかわいくて、私もあんな顔で生まれたかったなーと思う
まぁ、リフトアップとか整形もしているようだ。私はリフトアップダウンタイムのときのほっぺがふっくらしたてんちむちゃんの顔が好き。
初めててんちむちゃんを見たときの顔がほっぺがふっくらしたお顔だった。だから、その後の顔がシャープなてんちむちゃんの顔を見てこの子本当は小顔なんだなーってびっくりした。でもてんちむちゃんはほっぺがぷくぷくでも可愛い。
てんちむちゃんは引退ではなく、YouTuberを継続していくことを決心した。人気YouTuberは一般職よりも稼げる職業だ(人気のないYouTubeは全然稼げないが)
鮎川は中学校3年の時の同じクラスの女子だった。身長が高くて小顔。すっと通った鼻筋が印象的な美人だった。
校則で禁止されているのに、少し明るい色に髪を染めていて生活指導によく目をつけられていた。
当時はアムラー全盛期。クラスの女子はみんなルーズソックスくらいは履いていて、ギャルっぽい格好が普通だった。
その中でも彼女は少しヤンキーっぽくもあり、大人びた雰囲気もあり、いつも気怠そうな感じで「圧」があった。
休み時間に仲良くする友達も少なかったので、漫画の模写ばかりをして昼休みを過ごしていた。
無論、下手くそな絵を見られるのが嫌だったので、音楽室の隣の空き教室にいつも忍び込んでいた。
うちの中学校では3年生が町内10キロを走るマラソンが1番の目玉だったが、
そんな時「大看板を描いて、当日応援すればマラソン免除」という体育祭実行委員の役職は、
あまりに魅力的で、すぐに飛びついた。立候補したのは、俺と鮎川、鮎川と仲の良いギャルの3人だった。
例年、体育祭の看板は、ナウシカや紅の豚などのジブリ作品が描かれることが多く、
ついでドラゴンボールやエヴァなどの少年漫画がモチーフとされた。
自分は特に描きたいものもなかった(というか、模写してる絵は萌え絵ばかりだった)ので、
二人の話の成り行きを見守っていたところ、鮎川が「今日から俺は!!」を描きたい。と言ってきた。
当時サンデーを読んでいなかったこともあるのだが、ギャルがオタクの自分が知らない作品を挙げたことにびっくりした。
話を聞いてみると、高校生のお兄ちゃんがいるらしく、兄の影響で読み始めたがめちゃめちゃ面白いので、
その絵を描きたいという。俺は漫画の内容を全く確認せずにOKした。
翌日、鮎川が「今日から俺は!!」の漫画を10冊ほど持ってきた。とりあえず、読んで欲しいと。
ごりっごりのヤンキー漫画であった。特攻の拓や湘南純愛組!のようなヴァイオレンス&コメディー。
中学校の体育祭の看板にヤンキー描いて大丈夫か?という不安がよぎった。
しかし、鮎川に意見できるわけもなく、主人公の三橋と伊藤の絵を描くことになった。
製作が始まると、友達のギャルはなんだかんだ理由を言って、すぐに来なくなった。
しょうがないので二人で作ることになった。鮎川は複数のコマから
「このコマの三橋と、この表紙絵の伊藤を組み合わせた、殴りかかるような絵」にしたいと、
細かく指定してきた。彼女のこだわりはよくわからなかったが、俺はオーダーに応えた。
「増田、超絵うまいじゃん!漫画家なれるよ!!」と謎に褒めてくれた。
1週間も一緒に作業していると、ポツポツと話をするようになった。
4つ離れた兄と2つ歳上の兄がいること、浜ちゃん(友達のギャル)は最近塾忙しいから、
手伝うの難しいのわかってて無理に誘ったこと。
自分は商業高校行こうと思ってるから勉強しなくても余裕だということ。
目の前にいるのは気怠そうな怖いギャルではなくて、ただの普通の可愛らしい女子だなと思った。
女の子からそんな身内話を聞くのは初めてで、俺は多分恋に落ちていた。
提出日の前日、19時過ぎ。仕上げ剤が乾燥するのにもう1〜2時間ほどかかった。
家の遠い鮎川があんまり遅くなるのは良くないかと思い、先に帰した。
先生にもう少し居残る旨を職員室に伝えに行き、戻ってきたら1枚のメモ書きが残っていた。
体育祭は無事に終わり、懸念していたヤンキー絵ということで教師から怒られることも無かった。
クラスは受験一色に雰囲気が変わり、鮎川とはまた話す機会もなくなった。
それから数年後。成人式の時、久しぶりに中学校時代の同級生と再会した。
特に仲の良い友達もいなかったが、飲みに行くというのでついていった。
鮎川は来ていなかったが、思い出話の中で彼女の名前が出てきた。
彼女のお兄ちゃんは有名なチーマーのヘッドでめちゃくちゃ怖かったこと。
そして、お兄ちゃんの友達と当時付き合っていたらしいということ。
数年前、池袋を派手な格好で男性と歩いてるのが最後の目撃談だったこと。
俺が見えてた世界と、彼女が見えてた世界は同じ場面でもきっと全然違ってたんだろう。
でも黙々と絵を描いている彼女の横顔は綺麗で、今でも覚えている。
身長183センチ。小顔。って感じで25歳までは大モテだったんだけど、
この間大学の友達と飲んだ時に昔の自分の写真を見せてもらったんだけど、
「これ本当に俺?」
っていう位イケメンで皆で腹抱えて笑った。
お腹は見事に皆出ている。自分にいたっては髪も段々とハゲてきた。
その時隣の席に大学生位の若くてかわいい(こんなこと思う時点でおっさん)女の子の
グループが座ってさ、語彙力が無くて申し訳ないけど本当に若いのよ。
その後来た男の子達もイケメンで細くてさ、あの「若さ特有の恐いもの知らず」的なオラオラが
あってさ。
それを見て「俺達本当おっさんになったよな」って帰りにしみじみ思ったのと、
自分達が若い女の子だったら自分達みたいなおっさんと付き合うわかないしセックスなんて
自分もそう思った。自分が若い女の子だったら、自分みたいなおっさんと寝るなんて絶対に嫌だし、
加齢というのはそういうもので、おっさんが若い女の子と純粋な恋愛なんていうのは
ほぼファンタジーなんだよ。