はてなキーワード: 厚揚げとは
あのさ、
実はおでんを作っている家の鍋が連続3週間ぐらい具や出汁を継ぎ足し継ぎ足し秘伝にしているんだけど
一回これ鍋洗った方がいいわよね?きっと。
でも案外これいい感じで何でも具材を入れたらおでんの味付けのおでんになるので、
これ冬はずっとおでんでしのげるんじゃないかしら?って思うのよ。
さすがに一回は鍋を空にして洗ってみたいんだけどなぁと
そう思いつつも
具材を買い足し継ぎ足しで
牛すじ、コンニャク、玉子、大根とランクインしているんだけど、
やっぱり練り物を入れた方が味が美味しくなると言うインスパイヤザネクスト不思議発見級に再発見をしたわけなのよ。
それ欠かせないなって。
茹で玉子の茹で方もお尻に針で穴を開けたらツゥルンって殻が一撃もしくは二撃ぐらいで完剥けできるので
もはや私は以前にも言ったかも知れないけど、
そんで
茹で玉子やコンニャクや牛すじや大根を継ぎ足しで具材の追加をしていて物足りなかった正解の完全な答えを私は理解したの。
それが
練り物!ってことだったのよ。
躊躇なく入れ追加しているのよ。
紀文だけに気分!って掛けて言ってるわけじゃないんだけど!
厚揚げはこれ扱いが難しくて、
いったん湯通しした方が油が落ちるからちゃんとした下処理した方が面倒くさいのよね。
結構そのまま投入したら厚揚げを揚げた油のニオイが気になっちゃって
まだ扱いは簡単よ!
夜はあんまり食べなくてルービーのおつまみのお供にちょっと何かつつくものがあれば、
何でも無いようなことが幸せだったと思うぐらいロードのおでんの巻の第256章ぐらいの歌詞には乗っているぐらいのレヴェルで丁度いいのよ。
どんどん足りなくなって食べたい具材を
強くなったおでん出汁スープはどんどんレヴェルが上がっていくかのようよ。
もしかしたらこの冬はもうおでん最高!ってなるかも知れないし、
よくも飽きもせずおでんばっかり食べてるわね!って言われかねちゃわないかも知れないけど、
スペアリブおでん!って思わず飛び込み前転をキメるぐらいデリシャスに仕上がるかも知れない鴨鹿!って思っているの。
今具材がちょうど半分になってきたので
スペアリブの投入が待たれるわ。
サッカーの後半戦とか途中選手が5人ぐらいチェンジしてチームの勢いが変わるぐらいの感じになるかも知れないわね。
とにかく
鍋のジャンルにおでんも入るグループだなんて私そんな発想無かったわ。
もはや鍋の種類の1つとしてのおでんを加えるとなると、
何の鍋が好きランキングでぶっちぎりおでんが毎年毎回そのアンケートランキングで1位を取りまくるので、
取り皿だけが平等に与えられている平和な鍋界隈の世界とは違うと思うわ。
だからおでんは鍋のそう言う部類から殿堂入りさせるべきだと思うし、
紀文あげていこう!
うふふ。
朝は軽め昼はちょっとしっかり
夜はそしておでん暮れてもおでん冷めてもおでん明けてもおでんよ。
炭酸レモンウォーラーに追いレモンの冷たいけれど朝起きて暑かった寝汗よろしく
一気に飲んだら寒くなっちゃいそうで冷えるわ。
くれぐれも無理はなくようによ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
9割で食べる食べ物
・白ごはん
・しらす
・焼き鮭
・焼いた鯛
・バナナ
・リンゴ
・海苔
・牛乳
・豆腐
・厚揚げ
・油揚げ
・ナッツ類
たまに食べないこともあるが一応大丈夫
・とんかつ
・焼き芋
・チーズ
・パン
これだけ。
やたらな味付けをすると絶対に食べない。
例えば、塩焼きの魚は食べるが、西京焼きにすると食べない。
野菜はほぼ一切食べない。
でも、案外とバランスはとれてる気がする。
肉はあまり食べないが、豆腐や魚、乳製品からタンパク質は摂れている。
肉の脂より魚の脂のほうがオメガ3脂肪酸が多くてむしろよいし、乳製品や豆腐のほうがプリン体が少ない。
野菜をとらないが、果実から食物繊維はとれてる。ミネラル類もカリウムは果実から、カルシウムは乳製品、微量元素は海の魚から取れてる。
元増田がそれほど食物繊維を気にするなら、フルグラがいいと思う。
モリモリとうんこでるよ。
昨日おでんを作った。でも食べたら、なんというか、おでんというより煮物の味がした。
具は普通のおでんとおなじ、大根、こんにゃく、練り物、卵、厚揚げ、牛すじなど。
おかしいところはないはず。でもいくら食べても煮物感が拭えない。
そこで色々調べたのだが、おでんが煮物にならないためのコツがあるらしい。以下それを挙げてみる。
①ぐつぐつ煮ない
ぐつぐつ沸騰させると出汁が濁り、煮物感が出るようだ。また具も煮崩れするため、煮物に近づいてしまう。
②野菜は下茹でをする
例えば大根は下茹でをする。芋類も下茹でする。そうすると出汁が濁らず、野菜もおでん風になる。
③練り物は油抜きをする
④しょうゆは薄口醤油にする
まとめると、とにかく『出汁が濁らないようにする』というのがコツのようだ。
俺は、ぐつぐつ煮たし、大根も固いまま出汁にいれたし、油抜きも適当だったし、醤油も濃口だった。だから煮物になってしまったのか。
大根が食べられる家族いるとオデンの作り甲斐があるから試すといいよ。
まるごと1本157円の大根の半分もつかってないけどうまーいよ。
厚揚げ、はんぺんやがんももいいけど豆腐・ちくわが結局同量なら一番安い。
下煮:大根に米ちょっといれて下煮、ゆで卵はスチームオーブンでゆでる。
煮る:下ゆでがおわったらみりんを圧力鍋に半カップくらいいれてアルコールを飛ばす。醤油同量と白だし半分くらいをいれ、昆布ひときれいれ、具を入れ、水をひたひたになるまで足して、味をみて調味料を足す。
5分くらい加圧して(煮る時間としては冷蔵庫から出してすぐのグザイばかりだと20分くらいかかるかも)蓋のおもりがおちるまで自然冷却してふたをあけて剥いたゆで卵を適当に隙間に沈める。
鍋サイズ:オデンとカレーに圧力鍋使う度に鍋小さっって思う。鍋洗う時は鍋デカって思う。
特におでんに入りやすい練り物と豆腐系と卵(つまり大根と芋を除く全部の具材)は煮ると膨らんで圧力の出口をふさぐことがある。別にふさいだって火をけせばどうってことないけど。逆に蓋の圧力蓋にはさまってきて蓋が閉まらなくなって圧がかからないこともある。めんどくせ。
一応公式の使い方としては少なくとも全体が鍋の内側の線より下になるよう注意。芋・大根・手羽先など、にえにくいものを先に圧力で煮てあとで大鍋にうつして練り物豆腐を足してちょっと火をとおしたあと放置しても(味がしみやすいものなので)加工時間は大差ないぞ。
30代前半。地方住。モデルナ製。ちょっと特殊な住環境下?で、冷房・布団(ベッド)・体温計・冷蔵庫・洗濯機を持ってない
1回目のときは頭痛・発熱・倦怠感が3日ほど続いたが、いずれも軽度なもので、生活に支障が出るようなものではなかった。40時間くらいは注射した側の腕が使い物にならなくなったけど
そろそろ2回目接種のレビューや事例が溜まってきているのは知ってたので、そこで言及されている「準備しといた方がいいもの」をいくつか揃える。自分の場合は飲料と冷却シートと解熱剤。飲料は普段から愛飲している炭酸水を30LほどAmazonで買った。ポカリは微温いと不味いのを経験則から知っているので。吸収によいのかは不明。冷却シートと解熱剤は接種後帰路で買った。いずれも人生において自ら購入したことのないものである。また朝に部屋を掃除し、床を綺麗にしておいた。いつもは銀マットに寝袋を敷いて寝ているが、寝苦しさに備えてクッションを導入しておいた。ジモティーで100円だった。また、最悪の事態を想定して、緊急搬送や病院への直行に備えて1日分の着替えと保険証とデビッドカードとサブスマホとバッテリーを袋にまとめて玄関に置いておいた。またスマホから病院への緊急通報を設定して、最短でアクセスできるよう練習しておいた。
接種直後から腕に微妙に疼痛と痺れがあった。強いていえば注射が下手な医者に当たった程度の痛さだった(刺したまま動かしてたし
帰りは寄り道してカキ氷食べた。帰路に買った冷却シートは大人用の10時間保つやつ、解熱剤はバファリンルナIを選んだ。帰宅まで1.5時間ほど経過しているが、次第に腕の痛みの存在感は強くなっている
まず帰宅してシャワーを浴び着替え、酒を飲んだ。自己診断で中程度のアルコール中毒のケがある。軽く酩酊しても痛みは感じた。特段いつもより酒の廻りが早いとか注射した痕が赤くなったとかそういったことはなかった。この日も連日からの猛暑で、温度計が無いので感覚だが昼過ぎにして36℃以上はあったはずだ。余談だが冷蔵庫と冷房が無いので缶のアルコール飲料は都度350mlを買わないとすぐ温くなるのだが、サーモスのタンブラーを買ってからいくらかマシになっており、QOLが上がっているのだ
ネットショッピングやTwitterなどをしてたら映画を見たくなったのでOculus QuestのNetflixアプリでメイドインアビスをごろ寝鑑賞した。Questのスピーカーはチープ過ぎる。初代機ゆえゴロ寝で天井向いてると重さが気になってしょうがない。眼窩まわりが痛い
気付いたら身体が熱い気がする。鼻水は出ないが奥底でなにか詰まったような感じがあり、無意識に口で呼吸していた。体温計がないので感覚だが確実に発熱しているようである。何もする気が起きないがギリギリ映画だけは観れそうだったので起き上がってNetflixでスウィングキッズを観た。非常に良い映画で傑作なのでみんな観るといい。視聴しているうちにどんどん頭が重くなり、しんどくなったので、1時間ほど寝た。まだギリギリ寝ることができた
この日まだ固形食を口にしてなかったが食欲がない。味噌汁に素麺を入れて食べる。栄養があるのかは知らない。食べ終わってから下痢をして数回トイレに行ったのだが慢性的に下痢なので特筆すべきことではない。体温計が無いので勘だが体温が明らかに上がっている気がする。呼吸のたび吐息が喉を焼く。冷却シートとバファリンを使った。効果の程は不明。身体を起こしているのがしんどいため以降は朝までずっと横になることにする
ゴールデンカムイが無料だったので読んだ。因果関係は不明だがところどころのシーンで体温がスパイクした気がする
睡眠が十分たりているのと、熱っぽいのと寝づらいのとで、全然眠れない。ここにきて症状に「寒気」が加わった。冷房や温度計が無いのでわからないが室温は体感で30℃以上はありそうだ。冷房は無いがPC用のサーキュレータがあるので拝借して身体に直接当てつつ、寒気のひどい胸と腹はタオルをかけた
その後も連続して1時間以上寝ることができず、起きるたびに水分を補給した。仕方なく合間にホッテントリ入りしてたmixiの新人研修資料を読んだり、参考図書をポチるなどした
朝のうちに部屋を掃除していたことが功を奏し、寝返って不快な気分にならずに済んだ。といっても寝返りで腕が痛すぎて目が覚めたことはあったが。廊下で寝る方が絶対に涼しいのだが廊下は掃除してないので諦めた
朝。鼻腔のつまったような感覚はなくなり、ふつうに鼻呼吸で寝入っていたことに気づく。トイレに立ち上がると、昨晩来のようにフラフラとではなく、わりとちゃんと歩けた。炭酸補給。ちなみに接種後からこっちで飲んだ炭酸はこの時点で500mlペット5本である。そりゃ何度もトイレに行くわけだ
冷却シートだが、額の脂のノリが良過ぎるためか、30分ほどで剥離し自然落下してしまう。マスキングテープを貼って補助とする。10時間効果が継続すると謳っているが粘着はその限りでないようだ。効果のほども微妙なので以降は使ってない
腕は相変わらず痛くて着替えることができない。幸いこの日は台風がきているおかげか曇りがちで室温もさほど高くはないが、低気圧のせいで不調なことには変わりない。昨晩読みきれなかった金カムや見切れなかった映画を見つつ、様子を見ることにする
微熱があるが日課の散歩に出てみる。坂道は少し息切れした気がする。空腹感も覚えたので帰りがてら酒とポテチを買って帰ってNetflixで愛なき森で叫べを観ながらキメた。まあどうしようもない映画だ。少し貧血気味だがいつものことである。やる気はないが洗濯くらいはできた。そのあと泥酔して寝てた
体調の悪さはほぼない。室温はおそらく36℃以上といったところか、空気が重くて息がしにくいが、単純に住環境のせいであろう。虚無感しかないと思いつつバイタリティが湧かないので寝ながらpixivを漁る
モノによると一度安静化してからぶり返す話があるが、今のところそんなことはなく、スーパーで買い物して酒飲んで厚揚げと枝豆を喰った。人類は衰退しましたをNetflixで見ているせいか気持ちも穏やかである。もはや症状は腕の痛みしかないが、それも無理に重いものをもったり妙な姿勢になったり直接刺激しない限りは特に気付くような痛みはない。台所にGが出たのだが冷静に粉砕するくらいには元気になった
朝。起床。相変わらず腕がまだ痛い以外は特に何もない。寝苦しいのは冷房が無いせいであるからして。あとちょっとボーッとするがこれは軽い二日酔いだと思われる。サボっていた日課のプランクも腕は痛むが問題なく行えた。たくさん炭酸を飲む。シャワー浴びて着替えてもともとこの連休中に取り組むはずだった勉強に手をつける。朝飯は基本的に通年食べてない。軽く雨が降っているようで、気温・室温ともにまだマシ
とくに変わりなく、腕の痛みが最後まで残ってるけど気にしなければどうということもない状態。ワクチン接種による影響は予後観察が必要だと思うが、現時点では特筆すべきことはない。5Gに接続された感じもしない。多くの体験記は副反応が続くとされる48時間で終わっているのと、これ以上続けてもなんもなさそうなので、これにて観察を終了。
ちなみに、同じ時間帯に同じ場所で二回目の接種を受けた同僚は、このタイミングで副反応が一番しんどく、これを書いている現時点でも38℃以上の熱が出ているそうである。
初回と比べると、しんどさのピークは高かったものの、時間的には短いものであった。一番しんどいときで「これがまだまだ序の口だ...」とビクビクしそれなりに覚悟をしていて、不安にかられながらバファリンをODしかけたが。
備えあれば患いなし。ほとんどの人間は私より幾分マシな住環境にいるであろうが、食糧や水分はいつでも摂れるようにしておいたほうがいいし、薬も枕元に用意しておいたほうがいい。ペットがいるならばいっそ預けるくらいの気概でいたほうがいいと思う。
看病してもらえる存在が身近にいるのならば全面的に協力を依頼してもよかろう。なにが起こるかわからない。わたしは今回取り組まなかったが、電気を消したりオーディオつけたりするのもしんどいのでスマートスピーカーを導入するなどしてIoT化しておくのもよかろう。気分をコントロールするべくアロマ炊いてもいい
雑事や家事は寝込むのを想定して予めやっつけておく。冷蔵庫とレンジとキッチンがある家庭ならば数日分の食事を解凍だけで作れるように保存しておくなど。身体を横たえることになる場所は聖域として清潔にしておく。水分や着替えも手の届く範囲においておく。
なにをして時間を過ごすかも重要である。物理本を開く余裕(というか寝ながらだと重いので普段からしないが)はなかったがスマホでkindleを読んだり、タブレットで映画みたりした。youtubeのチャンネル一気観でもいい。症状が悪化して気分が塞いでしまうことも想定し、無聊の慰めとなるコンテンツは周りにあるだけあったほうがよい
あとは、しんどさをやりきったらなにをするかも考えて過ごす。報酬だ。わたしの場合はうなされながらキーボードをポチった。金があり余っている人は余計に散財をしてしまう可能性がある
とまあ、こんなところか。なにが役に立つかはわからんが、というか役に立つかどうかは読んだ人が決めればいいが、こういう例もあるということで、こうしてネットの海というか掃き溜めに放流するものである。
おれには2歳年下の妹がいる。
親元を離れても同じ屋根の下に暮らして休みは一緒に過ごして、毎日のように2人で酒を飲んでた時期もあった。人生で最も酌み交わしたのはこいつだと思う。
妹が彼氏と喧嘩して、2人で海に行こうとしたけどハイヒールを履いていたから速攻で辞めて、近くのショッピングモールで爆買いした。深夜にどうしてもラーメンが食べたくなって、汚いスウェット姿のまま2人で電車に乗って特盛のラーメンを無理やり食べた。片方の帰りが遅くなると、駅前の立ち飲み居酒屋で待ち合わせしておじさんにまみれながらホッピーを飲んで厚揚げを食べた。
住処を別にしても毎日連絡を取り合っているし、寂しい時は電話をする。2週間に1回くらい、面白そうな居酒屋を探しては2人で飲みに行く。妹の彼氏と3人で遊びに行くこともあれば、おれの同級生に混じって妹が酒を飲んでることもよくある。
1番心許せる同性は間違いなく妹だ。
おれは小さい頃は神童と呼ばれるタイプの人間だった。3歳で入会した塾では、退会するまで毎年全国的な表彰を受けていたし、学校で行われる統一テストもいつだって全国トップだった。運動も人並み以上にはできたし、男女問わず友達も多く支持してくれる人もたくさんいた。いわゆるカースト上位だった。
反面、妹は臆病で脳天気な人間だった。絵を描くことが好きで、宿題をするフリをしてはスケッチブックにずっと絵を描いていたのをおれは知っている。勉強は人並みかそれ以下の出来で、気の強い女友達に香り付きのペンを盗まれて泣いていた。そんな子供だった。
親がよく、成績のことでおれと妹を比較していた。親だけじゃなく色んな人から妹がそういう扱いを受けていたこともなんとなく知っていた。姉であるおれはそれが当たり前ですと言わんばかりの態度をとりながらも褒められることに喜びを感じていたし、のほほんとした顔で受け流す妹を少しだけライバル視していた。
でもおれはまっすぐ人生を進めなかった。
親を何度も泣かせた。何度も怒鳴らせた。最終的には腫れ物のような扱いをさせてしまうまで落ちぶれた。
ちょうど反抗期だった妹は、そんな状態の親に迷惑をかけられないからと手のかからない子になった。おれが地元の中学で失敗したから、と行きたくもない私立の中学を受験して、友達と離れて毎日往復3時間の電車通学に耐えて通った。
姉みたいになりたくない、と強く思っていたんだろう。
この頃は妹と過ごした記憶がほとんどない。(というかおれの記憶がほとんどない。)
やっとおれが人生を取り戻した頃、少しずつ妹との関係も良くなっていった。妹も大学に進学した頃、今のような関係になった。
いつのまにか妹は社交的で都会的な1人の女性になっていた。誰かが喜ぶことが嬉しくて、バイトをしたお金で何の変哲もない日にプレゼントをしちゃうような心の優しさは昔から変わっていない。
おれの中にはいつまでも妹を守ってあげなければいけない存在だと思う節がある。
小さい頃に昼寝から目が覚めた時、妹が黒目がちな目をこちらに向けていたのをずっと覚えている。自分も幼いながら、この小さな生き物を守らなければいけないと思ったのを覚えている。
おばあちゃんの家に1人で行った時、ファインディングニモの映画を見に行った。後に妹がメモに「○○(おれ)、ニモ見てずるい🐟」と書いていて、なんてかわいそうなことをしたんだろう、今度おれがどこかへ連れていってあげようと思ったことも今も心の中にある。
妹はおれの中ではずっと妹で、バカでも、ちょっと食べすぎて太ってても、それが妹らしくて、「妹」という存在を完璧にこなしている。
反対に今のおれはどうだ?
姉としての役目、妹から尊敬されるような生き方、真似したくなるようなお姉ちゃん、どれ1つとして達成できていない。今はもう彼女は1人の人間として女性としておれよりもはるかに自立していて、おれにできることは何も無いようにさえ見える。長く付き合っている彼氏もいるし友達も多く、おれが助ける隙は無いのではないか。
別に慕って欲しいわけじゃない、姉としての認めて欲しいわけでもない。ただ、妹としての役目をしっかりと果たしている彼女に対して申し訳ないと思う気持ちでいっぱいなだけだ。
いつかまた姉としての役目をおれが達成できる日が来るといい、おれが妹を「妹」の役目を果たしている人間だと思うように、妹がおれのことを「姉」としての役目を果たしている人間だと思ってくれる日がくるといい。
おれには2歳年下の妹がいる。
親元を離れても同じ屋根の下に暮らして休みは一緒に過ごして、毎日のように2人で酒を飲んでた時期もあった。人生で最も酌み交わしたのはこいつだと思う。
妹が彼氏と喧嘩して、2人で海に行こうとしたけどハイヒールを履いていたから速攻で辞めて、近くのショッピングモールで爆買いした。深夜にどうしてもラーメンが食べたくなって、汚いスウェット姿のまま2人で電車に乗って特盛のラーメンを無理やり食べた。片方の帰りが遅くなると、駅前の立ち飲み居酒屋で待ち合わせしておじさんにまみれながらホッピーを飲んで厚揚げを食べた。
住処を別にしても毎日連絡を取り合っているし、寂しい時は電話をする。2週間に1回くらい、面白そうな居酒屋を探しては2人で飲みに行く。妹の彼氏と3人で遊びに行くこともあれば、おれの同級生に混じって妹が酒を飲んでることもよくある。
1番心許せる同性は間違いなく妹だ。
おれは小さい頃は神童と呼ばれるタイプの人間だった。3歳で入会した塾では、退会するまで毎年全国的な表彰を受けていたし、学校で行われる統一テストもいつだって全国トップだった。運動も人並み以上にはできたし、男女問わず友達も多く支持してくれる人もたくさんいた。いわゆるカースト上位だった。
反面、妹は臆病で脳天気な人間だった。絵を描くことが好きで、宿題をするフリをしてはスケッチブックにずっと絵を描いていたのをおれは知っている。勉強は人並みかそれ以下の出来で、気の強い女友達に香り付きのペンを盗まれて泣いていた。そんな子供だった。
親がよく、成績のことでおれと妹を比較していた。親だけじゃなく色んな人から妹がそういう扱いを受けていたこともなんとなく知っていた。姉であるおれはそれが当たり前ですと言わんばかりの態度をとりながらも褒められることに喜びを感じていたし、のほほんとした顔で受け流す妹を少しだけライバル視していた。
でもおれはまっすぐ人生を進めなかった。
親を何度も泣かせた。何度も怒鳴らせた。最終的には腫れ物のような扱いをさせてしまうまで落ちぶれた。
ちょうど反抗期だった妹は、そんな状態の親に迷惑をかけられないからと手のかからない子になった。おれが地元の中学で失敗したから、と行きたくもない私立の中学を受験して、友達と離れて毎日往復3時間の電車通学に耐えて通った。
姉みたいになりたくない、と強く思っていたんだろう。
この頃は妹と過ごした記憶がほとんどない。(というかおれの記憶がほとんどない。)
やっとおれが人生を取り戻した頃、少しずつ妹との関係も良くなっていった。妹も大学に進学した頃、今のような関係になった。
いつのまにか妹は社交的で都会的な1人の女性になっていた。誰かが喜ぶことが嬉しくて、バイトをしたお金で何の変哲もない日にプレゼントをしちゃうような心の優しさは昔から変わっていない。
おれの中にはいつまでも妹を守ってあげなければいけない存在だと思う節がある。
小さい頃に昼寝から目が覚めた時、妹が黒目がちな目をこちらに向けていたのをずっと覚えている。自分も幼いながら、この小さな生き物を守らなければいけないと思ったのを覚えている。
おばあちゃんの家に1人で行った時、ファインディングニモの映画を見に行った。後に妹がメモに「○○(おれ)、ニモ見てずるい🐟」と書いていて、なんてかわいそうなことをしたんだろう、今度おれがどこかへ連れていってあげようと思ったことも今も心の中にある。
妹はおれの中ではずっと妹で、バカでも、ちょっと食べすぎて太ってても、それが妹らしくて、「妹」という存在を完璧にこなしている。
反対に今のおれはどうだ?
姉としての役目、妹から尊敬されるような生き方、真似したくなるようなお姉ちゃん、どれ1つとして達成できていない。今はもう彼女は1人の人間として女性としておれよりもはるかに自立していて、おれにできることは何も無いようにさえ見える。長く付き合っている彼氏もいるし友達も多く、おれが助ける隙は無いのではないか。
別に慕って欲しいわけじゃない、姉としての認めて欲しいわけでもない。ただ、妹としての役目をしっかりと果たしている彼女に対して申し訳ないと思う気持ちでいっぱいなだけだ。
いつかまた姉としての役目をおれが達成できる日が来るといい、おれが妹を「妹」の役目を果たしている人間だと思うように、妹がおれのことを「姉」としての役目を果たしている人間だと思ってくれる日がくるといい。