はてなキーワード: マージとは
エンジニアとしてWeb系でお仕事をして2年近くになる。プログラミングは好きだ。ただ、PRの文化は好きだけどそこで行われるコードレビューが凄く苦手だ。
議論が並行性になりやすく、理解し合えずにすれ違いが多発している。対話によるコードレビューは嫌いじゃない。むしろ好きな方だ。互いの認識の溝が埋まる瞬間が好きだ。お互い納得して気持よく対応できる。
コードレビューのやり取りが一往復してもお互い認識が異なる場合はオンラインでも対話をするようにしている。が、それまではお互い嫌な気持ちになることが多く、感情に振り回されるのが凄く苦手だ。誤解も起きやすい。もう最近はストレスでしかない。するのもされるのも嫌になってきた。一向に進まないのもそうだけど、とにかく自分が嫌な気分になるのがとてつもなく嫌だ。こんな自分が嫌なんだ。
酷い時は理解されずに議論が終わり、マージした後にこっそりコードが修正されていたりする。そんなことをするぐらいならコードレビューなんてしなくていい。勝手に自分のコードにしておけばいいんだ。もうそうなるとPRを出す人も指摘されたことを議論せずに言われたまま修正することになる。この時点でチーム開発として成長は見込めないし、達成感も何もない。ただの作業者と成り果てる。そんな現場なら辞めたほうがいい。時間の無駄だ。
なぜコードではなく自分が否定された気持ちになるのだろう。なぜ感情的になるのだろう。
・良いコードは褒める
・その際、なるべく情報量を多く文章を書く。スクショを貼ることもある
一見うまくいっているように見える。が、うまくいっていない。のでうまく回っているプロジェクトを参考にしたい。自分のプライドが邪魔しているとは思うのだけれど、そこからどう脱却すべきかが答えが見つかっていない。
S と M では
「僕は乗ります」I am a pilot for other injured soldiers
「僕が乗ります」I am the pilot of instead
the though that
複数のエヴァンゲリオンがあり複数のパイロットがおりそれぞれに状況がある
綾波はその例にあてはまる一人だ
「僕は乗ります」I, not Ayanami, will board.
i will board one of the evangelions
S 複数形のS some slave 副となるS
敵との対決が主目的であるが目的の遂行代行としての理由も加味されていることを含む
自身の行動が綾波を含め代行している対象に対して結果を得られるようにする
結果の還元は自分になされるようにすることで登場できなかったパイロットは
その役割と切断された状況にあっても役割の不達成を思慮しなくても良いように
私が乗る(私こそがパイロットだ:何のための=綾波の代わりの)
i must be pilot of evangelion
敵との対決が主目的であるがそれは彼女の目的遂行を代行することである
どこもかしこも妙ちくりんな図で混乱させてくるのうざい
自分で書いてみる
gitなんてクソ難しいんだから、きちんと概念を理解させようとかすんなよ
だから細かに変更の差分を管理したり、変更を戻せたりしなきゃきつい
うるせぇgit使え
そんなの来年考えろ
branch:
いきなり説明が難しいが、branchがわかればどうにかなる。
例えば、今編集しているプログラムに対して、RPGのセーブデータがあると思ってほしい。
セーブデータが1枠しか無いと、難しいだろ?何があるかわからない、戻ったり、試したりしたいからな。
セーブデータと少し違うのは、1個のブランチでも過去の特定のポイントまで戻れるところだ。
だから実は1人で使うなら最初のブランチ(master)だけでも割とどうにかなる。
commit:
ブランチに新しい変更を追加する
上の例だとセーブすること
マージ:
そんなことできるのか??と思うだろうが、できるんだこれが。すげーだろ。
マージ失敗
できてねーじゃねぇか
add:
何かコミットの前にやらないと怒られるやつ
push:
ローカルPCに保存したブランチを、githubとかそこらへんに送信するやつ
pull:
pushの逆(嘘)
fetch:
お前にはまだ早い
checkout:
変更をリセットするときにも使う、リセットボタンみたいなやつ、間違って使うと死にたくなる
log:
.gitignore:
面倒だけどやらないと余計に面倒になる
お前にはまだ早い
死ぬぞ
git initする
addする
commitする
pushする
本当はこれだけじゃない
ここらへんで大勢が詰むと思う
githubで新しいリポジトリを作ると、「このようにやってね!」みたいな説明が出てくるから、参考にするといい
あれ好き好き
git clone
git commit -m "編集内容"(もしくは、git commitで)
または
git branch
Q.SourceTreeをおすすめされた
A.初手でツール使うほうが詰むと思うんだけど、どうなの。WindowsとMacで違いそうだが
A.git status
A.git checkout .
Q.前のcommitに戻したい
A.お前にはまだ早い
Q.コンフリクトを解消したい
A.お前にはまだ早い
Q.じゃあマージを取りやめたい
A.git merge --abort
Q.何かエラー文出た
A.ググれ
Q.本とか買ったほうがいいのかな?
A.そうやってお前がやる気を出すとチームの誰かが不幸になる。かっこよく解決しようとするな。
一般的に git を学ぶ最適な方法は、最初はごく基本的なことだけを行い、基本を習熟して自信が持てるようになるまでは、その他のできることには目もくれないという方法です。
引用:https://jp.linux.com/news/linuxcom-exclusive/428524-lco2015041401
これで1年は誤魔化せる
お前は絶望的にプログラミングに向いてないから諦めて刺身にタンポポ乗せる仕事でもやってろ がバズってるようで、私もかねてから考えてることをちょっと発信してみようと思う。匿名での投稿にはなるが、私は日本国外の大手企業でフルスタックエンジニアをしている。
私の主観では世の中の人の99.9%はプログラミングに向いていない。もしかしたら、9をもうひとつ増やしてもいいかもしれない。それくらいプログラミングに向いている人は希少だと思う。
ある程度数学の素養があったりする人の方がプログラミングに向いているというけど、理系でもプログラミングが苦手な人は多くいる。どういった人がプログラミングに向いているのか、もしくは向いていないのかという点については、この投稿では特に言及しない。
この投稿はプログラミングに向いていないのにやらざるを得ない環境にいて無理をしている人に向けて書いている。
自分の高校時代の友人が仕事でプログラミングを始めたけど、ボロボロになって仕事を変えるという姿をいくつか見てきた。以前の職場にも、経験者として入ってきてはいるが、向いてないなあと思うような人物を何人か見てきている。また、大学在籍時にTAとしてプログラミングを教えた経験上、向いていない学生というのも多く見てきた。この記事では、そういった人たちがプログラミングを諦めて他の道へ早く進めるように、私の意見を書き連ねていこうと思う。
こういった人々がプログラマとして多く採用されている環境では、本当に優秀なプログラマというのが少ないので、以下に書き連ねるような問題点はあまり可視化されてこない。ただ、こういう人が集まってプロジェクトを進めている環境では、プログラマとしての仕事は全員にとって辛いもののように思える。仕事は難解だが、納期の関係上残業が多くなり、精神を擦り減らしながら仕事を進める。反して、プログラミングに向いている人にとってプログラムを書く仕事というのは、美しいプログラムを書くことで自己肯定感を得ることができるという点で天職なのである。
プログラミングに向いている人は、簡潔なコードを短時間で仕上げてくる。読んでいて疑問に思いそうなところに対しては適切にコメントがなされていて、システムデザインも適切である。
対して、向いていない人は時間をかけて煩雑なコードを仕上げてくる。本人も「動けばいいや」程度の意識しか無い(私の推測だが、時間がかかっているので次の段階へ進むことしか考えられていない)ので、コードは読みにくく、洗練されていない。
こういった傾向は私が観測してきた範囲内でのことでしかないのかもしれないが、おおよそ一般的に当てはまると考えている。これを前提にこの先の内容を書いていくので、納得などをできない方はここで読むのをやめてほしい。それでは、向いていない人のもたらす問題点について書いていこうと思う。
向いている人のコードはシンプルであるがゆえに、バグが入り込みにくく、コードレビューもすんなりと終わる。対して、向いていない人はコードを仕上げるまでに時間がかかるだけでなく完成度も低いので、レビュー段階でコメントが付きやすく、多くの修正も必要になってくる。また、コード自体が煩雑になる傾向が多く、そういった部分にバグが混入しやすい。
向いている人にとっては早く問題なく終わる仕事が、向いていない人にとっては時間がかかり、不確実な結果を出すことになりがちである。
他人に任せた仕事のアウトプットを見て、自分が実装していたらもっと上手く速く出来ると思うことは稀ではない。実際にバグが混入して対応する可能性、コードレビューにかかる工数、そういった点を考慮すると、生産性は10倍以上違うのではないかと思う。
正直に言うと、プログラミングに向いていない人が書いてくるコードは見ていて辛い。仕事の場合、そういった人の書いてきたコードが100%美しい状態に達していなくてもマージせざるを得ない場合もある。私は整ったコードだけをマージしたいのだが、コードレビューに時間がかかるほどマージコンフリクトが発生しやすく、他の変更との競合も発生しうること、また全体の納期の兼ね合いやタスクの依存性を考えて、早くマージせざるを得ないという状況になりやすい。
簡単に言うと、向いている人の場合は「成果9:技術的負債1」程度で変更を加えていくのに対し、向いていない人は「成果7:技術的負債3」程度の変更が最初にコミットされ、この段階での技術的負債の割合を減らすためにコードレビューをじっくりしていく程の余裕が無い場合が多いということだ。もちろん、これはプロジェクトの内容に依存するということは言うまでもない。
そして、途中から入ってきた優秀な人材がコードを見て萎えるのである。「いや、僕もその辺のコードはあまり良くないとは思っているんだけど、事情があってね」なんてことを苦笑いしながら、説明とも言えない説明をすることになる。
向いていない人がプロジェクトで多くなってくると地獄である。本来、簡潔で完璧なコードを書ける人がコードレビューをする側へと回らざるを得ない状況になってしまうからである。本来、コードを書くことに専念した場合に、向いていない人と比べて10倍の生産性を発揮する人材が、数人の向いていない人を管理することに忙殺されてしまうのである。
もしかしたらあなたの周囲にはいないかもしれない「デキるプログラマー」に任せれば、あなたの仕事は一瞬でより美しく完成させられます。出来ない人は精神と肉体を擦り減らしながらプログラムを書いている傍ら、本当に出来る人たちは楽しみながら完璧なコードを仕上げていきます。
無理してそこで働く必要はあるか?向いていないのであれば、新しい仕事を探した方が身のためだ。特に、10年20年先のキャリアを考える上で、あなたの輝ける未来は今のレール上には無いのではないか。今は目の前の仕事に忙殺されているかもしれないが、これを機に考え直してほしい。
プログラマなんだけど部下ができたから最近仕事お願いすることが増えて
でもその部下って2年目の子でしかもそんな普段から勉強とかしない子で
最悪彼が作れなかったらおれがそれをマージしてリリースできるから
なんか人に教えるときって1から10まで教えたらダメらしいじゃん
おれもよく考えたら周りの人は放置でひとりで作れるまで家に帰れないかんじだったし
とはいえ普段から勉強しない子だから何も教えないと作れないわけで
おれがやったら半日で終わるようなのをもう2週間くらいやってて
これはどうしたらいいものなのか
おれの上司に引導渡した方がいいと思うんですって何度も言ってるのに
1人前になるまで育ててあげなさいとしか言わなくてマジでつらい
おれのときみたいに完全放置で作れるまでに家に帰れない状況に追い込んだ方がいいんだろうか
いや本当どうしたらいいものなのか
数ヶ月で脱出はするけど今月あたりから本当にイライラする。知らないうちにタスクがたまり、ミーティングの当番になり、要求される。それに追われているのにほかのことも要求してくる。
なんで毎日作業する前提なの?そしてそんなに早くできると思ってるの?あなたたちはそれでいてさらにミーティングを重ねて時間を奪う訳でしょう?
そんなミーティングする必要ある????連絡するためのミーティングとか、どう考えても不要でしょ。他のにマージしろよ。
学生の時間もちゃんと考えようね?どうせいつでも使える暇な人間だと思ってるんでしょう。私には他にも場所があるんだ。
数日以内にそのタスクをやってくるには何時間必要かをよく考えようね。
私が忙しいことは何度も主張しているとおりだ。
まあ、興味のない私が悪いんですかね。頭に全く入ってこないし面白くなくなった。
もう、なんか、やめてほしい。向こうに悪気がなく人格はあるのが一番厄介でもある。
双子星である惑星マージと惑星ルーン。この星には、3つの民族が住んでいる。
銀髪をもち、地球で言うと白人種を髣髴とさせるカーマ、現在奴隷としてカーマの支配下に置かれているイコル、
黒髪をもち、ネイティブアメリカンを思わせるイムリ。
4000年前、カーマとイムリが対立、戦争のすえカーマはルーンをイムリごと凍結。
カーマはイコルを伴ってマージに移住、イコルを奴隷とした階級社会を作りあげる。
ルーンに残されたイムリは凍りついた星でほそぼそと生き残っていたが、4000年の時を経て両者の対立は軟化し、イムリもカーマたちを距離のある支配者として受け入れるようになり、平和な時代が訪れた、かに見えた。
デュルクが目の当たりにする世界の歪みとは、デュルクの夢に度々現れる少女の正体とは、そしてデュルクの選択は。
みたいなやつな!
超面白いよね
「サッカーにおいてファウルのアピールは1つのトリックプレーである。転倒時に大げさな痛がり方をすることを批難する者もいるが、それはその選手が下手くそだからだ」
その言葉を体現するように、転倒時の痛がりっぷりが抜きん出ていたのがイッタ・イマージだった。
彼のサッカー選手としての実力は決して華やかとはいえなかったが、痛がり方だけは圧倒的な存在感を放ち、その様子がカメラに映されることが多かった。
それを見た他の選手たちや観客の中には「見てるこっちまで痛くなる」と、痛みを錯覚する者もいたのだとか。
その割に、彼は現役時代に一度もケガが原因で交代したことがなく、故障もしたことがない恵体。
そうして15年間ずっと現役で居続けた、ある意味ですごい選手だったという。
「……で、引退後は自国の観光大使として隣国を巡り、今に至るというわけっすね」
カジマの説明を話半分で聞いていたが、つまり痛がりのプロってわけだな。
ボーナスチャレンジの話を聞いたときは、ローカル番組にしては大盤振る舞いだなと思ったが、そういうことか。
これを企画したヤツ、どうやら俺たちを勝たせる気は毛頭ないらしい。
いわばプロモーションの一環だ。
「テーマは“フリースタイル”です。お好きな方法で痛がってください。では先攻カジマ選手、どうぞ」
全国を魅了するほどのイタガリアンに、一般人の俺たちが勝てるわけがない。
「えー……どうしよう」
さすがのカジマも、この状況に相当なプレッシャーを感じているようだ。
これ以上、恥をかかせないためにギブアップさせるべきか。
半ば諦めていた、その時。
「兄貴ー!」
弟の声が聞こえたので、その方向に視線を向ける。
すると、俺の目の前に「賞金2倍」の文字が書かれたフリップが目に入った。
諦念の相が出ていた俺を見かねて、どうやら弟が書いてくれたらしい。
……そうだ、つけ入る余地はあるはずだ。
いくら痛がることが上手いといっても、それは元サッカー選手としての副次的な能力であり必須スキルではない。
リアクション芸人みたいに痛がりのプロというわけでも、面白いわけでもないだろう。
「カジマ、これはチャンスだ。痛がりのプロともいえるイッタ・イマージに、お前の痛がりを見てもらえるんだぞ」
カジマの頭の中で、随分と前向きな解釈が行われているようだ。
まあいいや、そっちのほうが都合がいい。
「よし、じゃあ1回戦でやった木の棒、その“応用編”で行くぞ!」
「おっす!」
「じゃあ、行きまーす!」
俺は1回戦と同じように木の棒を構える。
「くたばれ!」
そして、ほぼ同じ動作で木の棒を振りぬいた。
「あ``あ``!?」
脛めがけて振りぬいた木の棒は、誤って狙いより上に当たってしまう。
股間にある“第三の足”にだ。
「ああ~っと! これは痛そうだ~~!」
「~~~~っっっ、ちょっとマスダぁ~!」
カジマは俺に怒りの声をあげるが、その姿と声量は情けない。
「ハハハハハッ!」
そんなハプニングに会場は盛り上がる。
当然、これはワザだ。
同じテーマが出てきた時、二回目はコレで行こうと以前から決めていた。
同じことはやればやるほど退屈になりやすい。
だが変に奇をてらおうとするくらいなら、同じことをやったほうがいいのも確かだ。
期待はそう簡単に裏切れない。
だが予想は裏切れるんだ。
「ははは……さぁ~て、ちょっとしたハプニングはありましたが、気を取り直して後攻イッタ・イマージ氏、どうぞ!」
俺たちのやれることはやった。
後はイッタ・イマージ次第だ。
俺は彼の痛がりを知らないから分からないが、いくらサッカー選手とはいえ先ほどのカジマを超えるのは難しいはず。
イッタ・イマージがつたない日本語で、痛めつけ役のスタッフと喋っている。
今回のために覚えてきたのだろうか。
大げさに痛がるサッカー選手なんてロクなもんじゃないと勝手に思っていたが、意外と真面目な人なのかもしれない。
「じゃあ、行きます!」
どうやら俺たちと同じ木の棒で行くらしい。
カジマのを見た上で、あえての真っ向勝負か。
よほど自信があるとみえるが、さすがに見くびりすぎじゃないか?
「おりゃあああ!」
「~~~~~~っっっ」
しかし、見くびっていたのは俺のほうだった。
それを思い知らせるかのように、その実力を見せ付けてきたんだ。
「お~~! さすがのイッタ・イマージ! 貫禄の痛がりっぷり!」
イッタ・イマージはその場に崩れ落ちると、殴られた足を押さえてもがき苦しむ。
生で見ているせいもあるのかもしれないが、圧倒的な迫力だ。
まるでサッカーのグラウンドがそこにあるかのように錯覚させるほどに迫真の痛がり。
会場の盛り上がりも最高潮を迎える。
エンターテイメント性という意味では、カジマの痛がり方も負けてはいない。
「ねえ、あれって本当に痛いんじゃないの?」
「確かに、そう思えるほどだ」
「いや、そうじゃなくてマジもんの……」
本当にあそこまで痛がるほどなのだと、俺たちまで思ってしまった。
その時点で、自ら敗北を認めているようなものだ。
完敗だ。
俺たちに悔しがる資格はない。
所詮、リアクション芸人の真似事でしかない俺たちでは勝てるはずもなかったんだ。
「いや~、素晴らしいイタガリアンっす」
そう言いながらカジマは、握手目当てにイッタ・イマージに近づく。
だが彼の顔を見た途端、なぜかカジマの動きが止まった。
「ん? どうしたカジマ?」
「イッタ・イマージさん……き、気絶している」
後に知ったことだけど、イッタ・イマージは痛みを感じやすい体質だったらしい。
俺たちがそこまで痛いと思わないレベルでも、イッタにとってはリアルに痛かったんだから。
『あなたたちは痛みに慣れすぎて、鈍感になってるのよ……』
少し前に母が言っていたことを思い出す。
今回の一件で、俺たちは“痛みに鈍感”であることの意味、その危険性を改めなければならなかった。
「ねえ、いまさら気づいたんすけど……」
イッタ・イマージが救急室に運ばれていくのを眺めていると、ふとカジマが呟いた。
「隣国の観光大使をこんな目にあわせるのって国際問題になるんじゃ……」
だが生憎、俺はそれに答えられるようなものを持ち合わせていない。
「……どうだろうな。まあ少なくとも、それが国際問題になると思っている人たちの間では問題になるだろうとは思うが」
「違ぇよ。つまり俺たちが気にしたところで仕方ないってこと」
今回、痛くも痒くもなかった俺では、そう言うのが精一杯だった。
結局、痛みを知らなきゃ本当の意味では学べないのかもしれないな。
まあ、そのためにわざわざ痛みを知りたいとも思わないが。
そんな感じで俺たちは着々と勝利を重ねていく。
そして、あっという間に決勝戦を迎える。
「優勝は……カジマ選手!」
「うおおぉぉっ! やったっすー!」
そして優勝を決めた。
……随分な話の端折り方をしてしまったが、これには理由がある。
まず地元の一般人のみ参加という制約上、レベルがそこまで高くない。
俺の観測範囲内ではあるが、地元でこの番組に参加するような人間でイタガリアンの適正がある奴はほぼいないんだ。
だが、その中でもカジマは適正がそれなりにある人間だったと確信していた。
前も言ったが、こいつは自己顕示欲が強い。
一般人がテレビになんて出たら大抵は緊張してしまい、普段のパフォーマンスを発揮することは難しくなるだろう。
だが、カジマは「目立てる」という感覚を優先させるのでリアクションを躊躇しない。
それでも多少はプレッシャーを感じていると思うが、程よい緊張感はパフォーマンスをむしろ向上させる。
特にこの日のカジマは、プロのアスリートでも珍しいと思えるほどに絶妙なコンディションだった。
更に身も蓋もないことをいうと、カジマは“絵になる容姿”を持っているのが何より大きい。
そんな奴がリアクション芸人さながらの痛がりっぷりを見せるのだからウケるに決まっている。
目立ち方の良し悪しを上手く判断できないのが弱点ではあったが、それは俺が手綱を握ればいい。
そして計算どおり、見事カジマはそれに応えてくれたってわけだ。
「さあ、今回から優勝者にはボーナスチャレンジの権利が与えられます!」
「何だよそれ、聞いてないぞ」
それが自分の落ち度ではなく、あずかり知らぬところで起きたことなら尚更である。
「スペシャルゲストと対戦していただき、買った場合はなんと賞金が倍!」
如何にも番組的な都合で捻じ込まれたような、思いつきの要素だ。
だが俺にとって嬉しい誤算ではあった。
これで山分けしてもかなりの金が手に入るぞ。
「加えて次回のイタガリアンにレジェンド枠として参戦もできます!」
と思ったが、やはりやめたほうがよさそうだ。
賞金が倍になるのは魅力的だが、次回もまた参戦しなきゃいけなくなったら憂鬱だ。
「あの、このボーナスチャレンジって絶対やらないとダメですか?」
「え……ああ、別にここで負けたとしても賞金が没収になったりとかはしませんよ」
「いや、そうじゃなくて、ボーナスチャレンジそのものをやりたくないって意味なんですが」
「……えー」
俺はそう司会者に尋ねるが、あまりにも予想外の質問だったらしくて困った反応をしている。
まあ、そりゃそうだ。
そもそもこの番組に出て優勝するような人間が、このボーナスチャレンジを断る理由はないからだ。
俺の参加動機が不純なのが悪い。
賞金が増えるなら結構なことだし、次回の参戦権は俺だけ辞退すればいいだろう。
「さあ、今回のボーナスチャレンジで戦うスペシャルゲストはこの方でーす!」
司会者がそう告げると、会場の正面にある扉から煙が吹き上がった。
ちゃちな空砲の音と同時に、扉が開かれる。
いや、誰だよ。
ローカル番組にそんな大層な有名人が来るなんて期待していないが、変にハードルを上げておいてこれは……
「まさかイタガリアンに出てくれるなんて、あまりにも予想外!」
しかし会場は彼の登場に大盛り上がり。
まさか、俺が知らないだけなのか。
「マスダ、知らないの? ネットでも一時期ミーム化した人なのに」
正直、カジマのいうネットミームは、かなり限定された範囲での話なことが多いから鵜呑みにできない。
だが、他の人の興奮ぶりを見る限り、実際に有名な人物のようだ。
「そいつは何でそこまで有名なんだ?」
なるほど、サッカー選手だったのか。
しかし、あの国ってサッカーがそんなに強いわけでもないし、そこまで熱狂的なイメージもなかったと思うが。
その国の元サッカー選手が何でそんなに有名なんだ。
僕はSVNからGitへの転換期くらいにプログラミングを始めて、Gitしか知らないまま育った。
Quiitaとか読んでもSVNは時代遅れ、Gitしか認めない、みたいな記事を散見してそうなんだろうなと思っていた。
Gitはブランチを作れるしIssue発行して微修正もできるしアジャイル的な開発にはめっちゃいいじゃんと思ってた。
でも新しく入った会社の研修では何もしらず時代遅れでしょとか心の底で批判してたSVNを使わされるらしい。
しかし、よく聞いてみるとSVNにもブランチやチケットの概念があるらしいじゃん。
そこで思った。
ブランチ作れてマージできてバージョン管理できるなら十分便利じゃね?
障害者の害が嫌なひとも含めて障碍(ないし障礙)と書くのが正当であるという話がある。たしかに青空文庫とかをみても古い用例は障碍が多いようで、意味的にもさまたげなのだからこちらが正しいというのにもそれなりの説得力がある(ついでに碍子も喜ぶだろう)。辞書には「碍」について妨害とかも含めて害に書き換えることがある、とある。僕個人は障碍と書くようになって随分になる。
で、ずっと気になってるのは意味的にいって(つまり、特定の用語なのでどうこうとか、混乱を招きうるとかそういうのは除いて)「障害」は全部「障碍」に置き変えて問題ないのかということ。当用漢字が云々とかで若干でも区別のあった障碍と障害がマージされた感じなら適切に使い分けたいし、単に置き換わっただけなら私用の文書ではとくに心配せずもとに置換し直して使いたい。どうなんでしょう。 obstructionだけじゃなくてdisorderの意味で使うときとか。あるいは「ネットワークしょうがい」とか。
きれいなコードを書け。コミットは細かく、メッセージをちゃんと書け。
そうずっと教えられてきたし努力してきた。
業界2位のミドルウェアが、、1990年代にタイムスリップしたかのような継承拒否した継承構造で書かれていた。
世界的なOSSで3桁や4桁のスターがついているリポジトリのコードは、コピペの嵐。巨大なマージコミットやFワード入りのコミットメッセージ。
有名なスタートアップのCTOのコードは、メタプログラミング黒魔術の塊だった。
リードプログラマの同僚が、素早い機能追加で顧客から高く評価されている。
でも、それはコピペまみれで、巨大のコミットの汚いコードだからできる。
同僚にくらべて、実装は遅い。そのことを叱責ばかりされる。
優秀なプログラマは、自分は quick and dirty なコードをかくくせに、 他人にはきれいなコードを要求する。