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2020-01-31

お笑い芸人世代分けを再考する

多くの人はこちらのWikipedia記事を参照していると思われる。

日本お笑い史 - Wikipedia

この記事も踏まえた上で、実際に主だった芸人を「活動開始時期」や「人気が出た過程」で並べ、あらためて世代分けを考えてみたい。

芸名活動開始人気が出た年代備考
横山エンタツ花菱アチャコ1930年1930年しゃべくり漫才元祖コンビとしては1934年解散するが、それから60年代までラジオ映画などで活躍アチャコ吉本看板芸人となる。
夢路いとし・喜味こいし1937年1950年代1949年ごろからラジオ番組上方演芸会』に出演して名をあげる。いとしが亡くなる2003年まで漫才を続けて「上方漫才の宝」と称される。
中田ダイマル・ラケット1941年1950年代1957年開始のテレビ番組ダイラケのびっくり捕物帖』はテレビの「上方コメディ番組元祖
ザ・ドリフターズ1956年1960年代1963年開始のテレビ番組大正テレビ寄席』に出演したこからコントを中心とするようになり、1969年開始のテレビ番組8時だョ!全員集合』にて大ブレイクする。
てんぷくトリオ1961年1960年代大正テレビ寄席』などへの出演で人気を博す。「トリオブーム」の中心的存在三波伸介1970年テレビ番組笑点』の司会に就任するなどしてテレビスターに。
コント55号1966年1960年代1968年開始のテレビ番組『お昼のゴールデンショー』『コント55号の世界は笑う』などで支持を得てドリフと人気を二分する。1975年以降は萩本欽一がピンで活躍する。
横山やすし・西川きよし1966年1960年代60年代後半に演芸ブームに乗って人気を獲得、80年代前半までバラエティ番組の司会などで活躍する。「漫才ブーム」では大将格となる。
B&B1972年1980年代実力は評価されつつ関西でくすぶっていたが、吉本芸人としていちはや東京進出したことで人気を得て、漫才ブームを牽引した。
ツービート1972年1980年代漫才ブームに乗って「毒舌」を武器に台頭。特にビートたけしは、1981年開始のテレビ番組オレたちひょうきん族』などへの出演からピンで大人気となった。
明石家さんま1974年1980年代70年代後半から関西で人気を獲得、東京進出してのち『オレたちひょうきん族』でブレイク。たけし・タモリと合わせて「お笑いBIG3」の一人と称される。
タモリ1976年1980年代キワモノ芸人としてマニアックな人気があったが、1982年開始のテレビ番組笑っていいとも!』の司会を務めるなどしてお茶の間の顔となる。
島田紳助松本竜介1976年1980年代漫才ブームに乗って「ツッパリ漫才」で若者の支持を得る。『ひょうきん族』にも出演して人気を博す。1985年コンビ解散して以降は、島田紳助がピンで活躍した。
とんねるず1980年1980年代お笑いスター誕生!!』に素人ながら出場して知名度を高める。ラジオ深夜番組若者からの支持を獲得する。1984年楽曲『一気!』がヒット、1988年に冠のテレビ番組みなさんのおかげです』を開始する。
ダウンタウン1982年1990年代1987年開始のテレビ番組4時ですよーだ』の司会をきっかけに関西若者から爆発的な人気を得る。80年代末に東京進出深夜番組夢で逢えたら』を経て、1991年に冠のテレビ番組ごっつええ感じ』を開始する。
ウッチャンナンチャン1985年1990年代結成当初に『お笑いスター誕生!!』に出場している。1988年開始の深夜番組夢で逢えたら』で知名度を上げ、1990年に冠のテレビ番組『誰かがやらねば!』『やるならやらねば!』を開始する。
爆笑問題1988年2000年代1994年開始のテレビ番組タモリのSuperボキャブラ天国』で人気を博す。90年代後半から深夜帯を中心に冠番組が増えはじめ、2000年ごろからゴールデンでもレギュラー番組をいくつも抱えるようになる。
雨上がり決死隊1989年2000年代1991年に結成されたアイドル芸人ユニット吉本印天然素材」のリーダー格。2000年開始のテレビ番組ワンナイR&R』や2003年開始の冠番組アメトーーク!』などで人気を博した。
さまぁ〜ず1989年2000年代90年代前半に「バカルディ」名義でいちど人気が出たが、2000年ごろに「さまぁ〜ず」に改名して再ブレイク、多数の冠番組を抱えるようになる。
ナインティナイン1990年1990年代吉本印天然素材」出身1994年開始のテレビ番組ぐるぐるナインティナイン』、1996年開始の『めちゃ×2イケてるッ!』など、早くから冠番組を持ってブレイクする。
くりぃむしちゅー1991年2000年代タモリのSuperボキャブラ天国』にて「海砂利水魚」名義で人気を博す。2003年ごろから再び人気が出はじめ、2000年代後半には多数のレギュラー番組を抱えるようになる。
ロンドンブーツ1号2号1993年1990年代ダウンタウンナイナイに続く、若者人気の高いコンビとして早くからプッシュされ、90年代後半から『ぷらちなロンドンブーツ』『ロンドンハーツ』など多数の冠番組を持つようになる。
ネプチューン1993年2000年代タモリのSuperボキャブラ天国』で人気を博す。1999年開始のテレビ番組『力の限りゴーゴゴー!!』で司会に抜擢されるなどしてブレイク2000年代には多くのレギュラー番組を抱えるようになる。
バナナマン1993年2010年代あえて『ボキャブラ』への出演をせず、ライブ中心に活動したことで売り出しが遅れたものの、2000年代半ばから徐々にテレビに出演しはじめ、2012年ごろから冠番組が急増してブレイクした。
有吉弘行1994年2000年代『進め!電波少年』の企画1996年に「猿岩石」としてブレイクするもまもなく停滞。2004年からピン芸人として活動を始め、2007年ごろから毒舌ネタ再ブレイク
タカアンドトシ1994年2000年代札幌で結成されたコンビで、2002年東京進出2005年ごろから笑いの金メダル』などで披露した「欧米か!」というツッコミ流行り、2000年代後半には複数冠番組を持つようになる。
ブラックマヨネーズ1998年2000年代2005年M-1グランプリで優勝する。2006年東京進出し、2010年ごろから冠番組を持ちはじめる。
チュートリアル1998年2000年代2006年M-1グランプリで優勝する。2007年東京進出し、2010年ごろから冠番組を持ちはじめる。
サンドウィッチマン1998年2000年代2007年M-1グランプリで敗者復活から優勝する。2010年代後半からレギュラー番組が増加し、2018年芸人好感度ランキングトップに立った。
オードリー2000年2000年代2008年M-1グランプリで敗者復活から2位となりブレイク
オリエンタルラジオ2003年2000年代結成してすぐの2005年ごろに「武勇伝ネタブレイクし、まもなく冠番組を含むレギュラー番組を持つことになった。
霜降り明星2013年2010年代2018年M-1グランプリで優勝する。

まず画期としては1953年テレビ放送の開始が挙げられる。この時期に人気があったのは落語家喜劇俳優であり、またコミックバンドも人気があった。上の表で言えばいとこいダイラケあたりが該当する。いわば「第0世代」であろうか。

次にやってくるのが「演芸ブーム」で、1963年開始のテレビ番組大正テレビ寄席』を中心に数々の演芸番組放送され、その勢いが1970年ごろまで続いた。一般にこの時期に人気が出た芸人が「第一世代」と呼ばれる。「寄席」をテレビでやるので落語漫談漫才コントコミックバンドなど幅広い芸人が登場した。てんぷくトリオを筆頭に三人組が多かったので「トリオブーム」とも呼ばれた。1970年代はドリフ萩本欽一コント番組が人気を二分した。やすきよもこの世代に含まれる。

続いて、1980年放送された『花王名人劇場 激突!漫才新幹線』『お笑いスター誕生!!』『THE MANZAI』などが立て続けに高視聴率を取り「漫才ブーム」となった。このブーム自体は二年ほどで終息するが、若手漫才師がアイドル的な人気を得て「漫才」のイメージを変えたり、吉本興業が東京進出したりするきっかけとなった。1981年から1989年まで続いた『オレたちひょうきん族』が『8時だョ!全員集合』の視聴率を超え、出演していたビートたけし明石家さんま山田邦子らは一躍スターとなった。たけし・さんまタモリを加えた「BIG3」を中心に、漫才ブームひょうきん族から出てきた芸人を「第二世代」とみなすべきだろう。

その次が「第三世代」と呼ばれる芸人たちで、お笑い養成出身の若手が、小劇場ライブで腕を磨き、夕方番組深夜番組きっかけに人気を得て、ゴールデン帯で「バラエティ番組」を持つ、といったキャリアを踏むのが特徴であるとんねるずダウンタウンウッチャンナンチャンがこの世代代表格となる。一般に「第三世代」は80年代デビュー組で区切るようだが、個人的には似たようなキャリアから早めにブレイクしたナイナイロンブーあたりも含めるべきではないかと思う。

次に来るのが「ボキャブラ世代である1992年から1999年まで続いた『タモリボキャブラ天国』は、当初は視聴者投稿型の番組だったが、徐々に芸人ネタ見せ番組に移行。この番組登竜門に「キャブラー」と呼ばれる芸人が続々と登場した。吉本興業が首を突っ込みそこねたらしく非・吉本芸人が多い。またボキャブラ終了とともに一時的に低迷した芸人が、2000年代に復活するあたりも共通している。先述したとおり、ナイナイロンブーなどを第三世代に含めるとすれば、この「第四世代」は爆笑問題くりぃむしちゅーネプチューンあたりが代表格となる。

2000年代に入って「M-1グランプリ」が始まったことで「お笑いブーム」が醸成された。また同時期に『爆笑オンエアバトル』『エンタの神様』『笑いの金メダル』『爆笑レッドカーペット』などのネタ見せ番組スタートしてお笑い人気に拍車をかけた。賞レースを目指してストイックに芸を磨く若手芸人と、多数のネタ見せ番組により短期的な人気を得た「一発屋」が混在し、芸人レベル底上げされたものの、数としては飽和した感がある。2010年M-1グランプリが終了するとブームも終息し、多数の「ひな壇芸人」を出演させてトーク中心に作られる低予算番組が増加した。(2010年までの)M-1ブレイクした芸人と「ネタ見せ番組」によって登場した芸人が「第五世代」といえるだろう。

2010年代になると、第二世代・第三世代がフェードアウトし、第四世代と第五世代バラエティの「司会」の座を奪い合う群雄割拠時代に入った。第五世代は図抜けた存在はいないものの層が厚いので、2000年代デビュー組の多くがつかえて中堅に留まっているように思える。そんな中で、霜降り明星および彼らが「第七世代」と称する2010年代デビュー組が既に台頭してきている。この場合2000年代デビュー組が「第六世代」とされるわけだが、2000年代デビュー組は遅咲きになりそうなので、おそらく2000年代デビュー組と2010年代デビュー組をあわせて「第六世代」と呼ぶようになるのではないか2020年現在芸人の主戦場YouTubeになりつつある。後世から振り返れば「第六世代」は「YouTube世代」と括られるのかもしれない。

2020-01-01

駆け抜けて軽トラ餅田コシヒカリ可愛いって話

駆け抜けて軽トラ餅田コシヒカリが可愛くて好みだったのでどれくらい希少価値がある体型なのか調べました

皆さまあけましておめでとうございます

今年の売れる新人若手芸人が出てくるおもしろ荘話題になった駆け抜けて軽トラ奇跡ぽっちゃりこと餅田コシヒカリさんの体型その他が好みだったので詳しく調べました。なおこれは年末から家事疲れた逃避行動として始めたので力尽きたらやめます。あと私は今レバノンにいるので同窓会には出られません

松竹芸能公式サイトでのプロフィールによると

■生年月日

1994年4月18日

身長

149cm

体重

73kg

■3サイズ

B:101 W:93 H:113

という恵まれた体型。ちっちゃくて巨●という希少価値が高い体型なのは3サイズだけでもわかりますね。

肥満度数測定にはあまり意味がないと言われるBMIだと32.88。これは2度の肥満扱いです。WHO基準だと1度の肥満なのであの体型でも実は世界的にはぽっちゃりレベルなのかもしれません。

アニメキャラクターとの比較

女性を例える時にはとりあえずアイマスキャラクターで例えるとレポートに信頼のある高●ソー●ランド先生に習って、149cmのキャラクターを調べると城ヶ崎莉嘉さんがちょうど149cmでした。

気になる体重はというと「36kg」餅田コシヒカリさんの半分です。

一般的アニメキャラクターオタクの願望が含まれるため質量が少なめになる傾向があるため比較することが難しいような気がしました。

それはさておきインターネット上にはアニメキャラクター身長ごとに情報がまとまっているサイトがあります妄想が捗りますね。

新弟子検査との比較

新弟子検査とは大相撲力士希望するものが受けるための検査のことです。餅田コシヒカリさんと新弟子検査連想するのは非常に失礼なことかもしれませんが、頭に浮かんでしまたからには仕方がありません

新弟子検査にはエコーやらで健康面をチェックする検査と、身長体重をチェックする検査があります身長が足りず頭部にしりこんを埋めた朝日山親方エピソードは有名ですね。

さて、そんな新弟子検査ですが体格検査は次のように定められています

身長167cm以上

体重67kg以上

餅田コシヒカリさんは身長の面で新弟子検査突破することが出来ないことがわかりました。残念ですね。

AV女優との比較

本当はやりたかったのはこれなのですが、あからさまにこれから書き始めると新年うそうこいつは何をやっているんだということになってしまますので、そのような事情がありまして概ね無駄テキストを前文として用意いたしました。

さて、インターネット上にはプロフィールから検索できる便利なサイトがあり日常的にあまりその手のヴィデオを嗜まない私ではございますが、脳の片隅に記憶していたので調べてみたいなと思いました。

http://joyu.sexy/

登録されている女優は5万人以上いらっしゃるわけでこちらのサイトを使うことでどれだけの希少価値かわかるのではないかと思いました。

身長149cmだけを条件にした所結果は…77人

思ったより減りました。「0.15%」という希少価値が高い結果がわかります

餅田コシヒカリさんの魅力といえばあのお腹です。149cmの身長で93cm以上のウェストを持つ方は残念ながらいらっしゃいませんでした。

では93cm以上のウェストがどれだけいるかというと…30人

一般的に細いウェスト需要があるため、納得のいくスコアではあります

この上位30人を順に当たれば好みの人が見つかるのではないかとは思うのですが、この辺りで流石に人前で詳しい調査をするのが憚られてきたのと若干飽きてきたので筆を置きたいと思います

おすすめがありましたら教えていただけると嬉しいです。

2019-08-11

年上からいじられている

世間には、年下の知人に対して先輩芸人が若手をいじるような接し方をしてくる人(主に男性)が多いように思う。

(例文)

私「私、ネコ好きなんですよ」

知人「なにその情報。クソどうでもいい」

私「働き詰めでそろそろ死にそうです」

知人「お前が死んでも葬式には出ねぇわ。面倒だから

こんな感じ。ちなみに知人は終始ご機嫌そうな笑顔からたぶん心から嫌悪しているわけではない(と信じている)。

バラエティ番組ベテラン芸人さんやタレントさんが後輩や若手をいじって笑いを作っているのを見ていると、昼間に自分が言われたことと同じだなと感じて上手く笑えない。私なんて誰からも大した関心持たれなくて、何をしても、生きてても死んでも「どうでもいい」「興味ない」と笑われて終わるんだろうな、という思いが澱のように溜まっている。

恋愛に関しても同じで、「バカップルは早く別れて、親友のようになんでも言い合えて本音でぶつかることのできる恋人が長続きする」という趣旨投稿がたまーにSNSバズる。で、そんな恋人可愛いイラスト再現してるんだけど、二人でゲームしながら男が女を「ブス」「貧乳」呼ばわりして、それに女が「うるせえ死ね」と文句を言う。

シンプルに、そんな恋愛関係って楽しいのかな?自分をブスと罵倒する男と付き合っていずれは結婚したいと思う?それが世間から羨ましがられる恋愛像なら、私は死ぬまで独身でいい。私の周りはバカップルの方が長続きしてるぞ。

私は芸能人じゃないから、対して仲良くない人からいじられてお金が貰えるわけでもない。私は傷付きたくない。メンタル死ぬほど弱いからたとえ冗談でも恋人からブスと吐き捨てられたくない。

ちなみに好きなタイプはひたすら甘やかしてくれる年上です。私ってきっと、周りからは好きなだけいじってもいい若手芸人みたいにしか見られてないんだろうな。

2019-07-23

宮迫がわるい

どうみても宮迫がわるい

(1)裏営業する

(2)度々虚偽の報告をする

ふつう会社なら、会社への背信行為でここで処分

たとえ相手反社でなくても。

すぐに会見をしたい宮迫個人希望が叶わずMTGで激昂したり弁護士を雇ったり解任したり迷走。

情報を整理して会見したい会社の移行を無視して、見切り発車で独自に会見。

ーー宮迫謝罪会見ーー

論点のさしかえで同情を誘う

ーー世論の変化ーー

ーー社長の会見ーー

会社としては「芸人ファースト」の建前で、宮迫の会見での嘘、相違を見ぬふりをして悪役に徹する。

ーーーー

亮くんは天然すぎて状況把握できていない。

センスの悪い若手芸人会社批判同調。こいつらはさっさと独立しろよ、サラリーマンのつもりか。

ーーーー

ことの発端は反社吉本興業のいざこざなので、吉本を陥れた反社の勝ちとするか。

そして、宮迫リーネタはこれで終わらない。

吉本出版社に交換条件で阻止するか、宮迫にとどめが刺されるか。

ーーーー

芸人なんて、多くの場合宮迫のように、ろくな社会人経験がなく、常識判断力に欠けるんだから

反社対策教育だけでなく、一般的教養をみにつけさせないと根本解決にならないよ。

2019-06-02

いじる側も何か負担しろ

ちっちゃいことは気にするな、というか他人のことに気にかかる必要はあるのか。

お人好しなのかもしれないけど、どうしても納得いかないことがありまして……





身近なことなんですけど、いじられキャラといじる側ってよく見る光景だと思うんですね。

私としては、悪いいじる側だと思っている人達がいまして。

その人達のいじりって自分は損をしないんですよ。というか本当にいじって終わり。いじられた側はいじられたことで存在感は増しますが、本当にそれだけ。愛情が感じられないんですよね。



テレビでさえ松本人志を例に挙げれば、仮に若手芸人をいじったとしても、番組内では自分プライベートなどを暴露して自分自身にとっては損することを打ち明けたりすることがあります。それが笑いに繋がるからお笑い芸人は凄いと思うんですよね。松本人志特にその塩梅理解しているからいいなあ、って思うんですよね。


いじる、いじられるも『≒』の関係性が必要だと思うんですよね。


その人達のやり方だとただ、聞いている側(私)としては、「マンネリ化したいじりでつまらん」と思っちゃうんですよね。

ちなみにいじられ側の本人は「めんどくせえなあ」とぼやくぐらいのテンションです。ちゃんといじられ側に徹するのが凄い!

2019-05-09

anond:20190509160910

自分性差どころかグーグルアルファーGOあたりにやらせとけよそんなのって思ってる(生物でさえ無いな)。

ただ男流でもなんでも人力将棋継続させたい連中は女流から次代の男流への初等将棋教育を願ってるんだろうなとおもうと女流を設けたことが別に不合理な行動だとも思わない。

理系におけるサイエンスライターとかと一緒だ。

イっちゃった棋士って一般人にはほとんどなにいってるかわからんもんな、翻訳者も育成しないといかん。

ひふみんなんでテレビでてんの? いまさら働き口あげる必要あるの?

若手芸人のほうが安くておもしろくね?

2019-04-20

女性ファンってお笑い業界とってめっちゃ害悪なのでは?と思ってる


男でいうと地下アイドル上がりの顔面偏差値高い女性芸人が囲いの投票によって賞レースの結果を底上げさせられたり実際の面白さ以上にファンが笑ってくれてるようなものか。うん、男でもクソだなそんなファン

もちろん芸人にとって『モテたい』っていう感情は凄い原動力になってるから、一概に害悪だとは言えないんだけど、

かつての島田紳助お笑いライブに来てる何でも笑ってくれる女性ファンのために芸をやると面白面白くないがわからなくなるからテレビを見てる目には見えないお兄ちゃんやおじさん達に向けて漫才を作っていたと発言していたし、

松本人志もドキュメンタルでは笑いを極めるために女子供は切り捨てたと言っていた。

レース常連の某コンビは新作漫才面白さを確認する際は女性ファンのいない空間で闇ライブで開催しているらしい。

単独ライブ即完売だけどテレビ出れない同業者評価低い男人気少ない賞レース結果残せないみたいな要素が全部重なってる芸人とか割とお察し感がある。

彼女たちは害悪であっても悪ではないと思ってる。

でもまあもうちょっと自分らの立ち振舞について考えてみてはもらえないだろうか

2019-01-26

高校生の頃M-1甲子園に出た思い出

いまから十数年前、高校生の頃に「M-1甲子園」というイベントに出た。

よしもとが主催イオンが協賛の高校生漫才コンテストであり、吉本素人高校生の中から未来スター発掘するという意図がある大会なのだが、いろいろ不可解な思いをしたので書こうとずっと思っていて、昨年末とろサーモン久保田上沼恵美子への暴言立川志らくM-1での審査を評したブログホッテントリになったタイミングで書きたかったが師走の忙しさで書く時間がなく無下にしてしまった。

もうタイミングを逃したのだが、今年のM-1まで取っておいても書くのを忘れてしまいそうなので、今このタイミングで書かせてもらう。

俺が高校生だった十数年前、地元イオンM-1甲子園なるイベントの予選があるので出場しようと友人から誘われた。

俺は中学文化祭で、生徒が体育館ステージで催し物を披露するコーナーで中2から2年連続漫才をし、2年連続投票の結果優勝した。それまでギター覚えたてのヤンキー稚拙演奏披露しイキがる場でしかなく、ヤンキー以外の出場は暗黙の了解禁忌とされていた雰囲気の中において、ヤンキー許可くそこに割って入った俺の漫才が優勝したのだ。

中1の頃はオタク扱いされスクールカースト底辺だった俺が、中2の文化祭から学校の人気者となれたのだ。その年頃の女子というのはスポットライトを浴びた男だったら誰でも良いようで、それまで俺のことをゴミのような目で睨みつけ忌み嫌っていた女子どもが急に俺のことをチヤホヤしていたが、俺は奴らのことを恨んでいたので硬派気取ってまるで無視していた。今考えたらやれたかもしれない。

高校生になってから文化祭の時の相方とは違う高校に進んでしまい、相手部活に勉学に励みたいとのことで漫才は続けられなかったところ、別の漫才をやりたかったという友人が俺をM-1甲子園に誘ってくれた訳だ。

予選通過したら東京で決勝があり、優勝したら賞金20万円貰えるらしいのだが、まあ、中学の時の相方は笑いのセンスもよく、俺の書いたネタ文句も言わずそのまま受け入れてくれ、相性もよかったので満足いくネタ披露でき爆笑をかっさらうことができたのだが、M-1甲子園に誘ってきた奴は笑いのセンスがまるで無いどころか俺の作ったネタにいちいち文句を出し、その割に自分ネタは書かず俺のネタベースにまったくつまらない方向に改変を要求し、お笑いをやるっつってんのに道化を演じるのが嫌なようでかっこつける言動ばかり取りたがり、人を笑わせたいというよりスポットライトを浴びてただ女子モテたいだけという性欲しか感じられない奴で、ああこりゃあクソ滑りするなあ予選絶対通過しねえなという未来しか見えなかったが既にM-1甲子園エントリーしてしまったので後の祭りだった。

俺は学生ながらに雑誌読者投稿コーナーや深夜ラジオネタ採用され、ネット大喜利で優勝を経験している職人だったので、ネタ作りに関しては自信があったのにも関わらず俺の意図した笑いどころが全却下された挙句ただ男子高校生ふたりまらない立ち話をするだけの漫才とは言えない地獄のような内容しか用意できずM-1甲子園の予選の日はやってきた。今もその日を鮮明に記憶している。

当日、そいつは気になっている女子をつれてきて、もうすぐ始まるつってんのに、つまらない内容だがネタ合わせだけはしておきたい俺を尻目に女子と2人でイチャイチャイオンゲームコーナーでずっと太鼓の達人をしていた。

高校生なので楽屋などなく、これから始まるショッピングモール広場に用意された舞台周辺に出場するっぽい高校生がぞろぞろ現れ始めた。俺も1人そこで待っていると、出場するっぽい奴が近づいてきて「あれ?見ない顔ですね?普段どこでやってるんですか?」と声をかけられた。

見ない顔?普段どこで?純粋素人高校生が集まっていると思っていたのだが、こいつら普段どっかの舞台出てんのか?

質問意味がわからないので「人前で漫才やるのはこれが初めてですね〜」と答えると、「あっ…」といった顔をしてそいつは離れていった。

通りすがりの子連れ家族父ちゃんに「これから漫才やるんですか〜?誰が出るんですか〜?」と聞かれ「高校生漫才コンテストです」と答えると、「なんだ〜素人か〜絶対つまんねえな〜誰が見るんだそんなの」と吐き捨てられた。俺がこれから出るんだよ!という不快になる一幕もあった。

するとイオンイベント担当みたいな人が出てきて「これから始めます」と胸につける番号札みたいなのを配りだしたので、急いでゲームコーナーから相方を引っ張り込んできた。

審査員は吉本芸人だ。各地方吉本事務所があり、うちの地元吉本芸人審査員として招かれており、イベント開始直前に腰を低くしたイオンスタッフに先導されながら会場へとやってきた。

すると、それまで会場でそれぞれバラけてダラダラしていた、これから出場する高校生達が一斉に一列に並び、もう夕方なのに「おはようございます!」と業界丸出しの挨拶で綺麗にお辞儀をした。

それに対し審査員の吉本芸人は「おう、頑張れよ」と一言いうと審査員席に着座した。

そんなん知らん俺はもちろん並ばず業界挨拶もせず、ポカーンですよ。こいつら、全員吉本の息かかってるやんけ!

その瞬間、この大会意図を把握した。これは、吉本の息がかかっている、将来吉本所属が決まっている高校生を集めて、あくま素人として吉本世間に紹介するイベントなんだと。

予選出場の高校生コンビは全部で10組、俺の他にポカーンとしていたのは1組だけだったので、確実に素人と言えるのは俺とその1組のみで、残り8組は吉本の息がかかってる連中なのだ

じゃあ、どう転んだって完全な素人絶対に予選通過しねえじゃねえか。これから俺が滑るのはわかりきっているとはいえ、一気に冷めてしまった。

いざ漫才が始まると、さすが審査員の芸人おはようございますと礼する連中だけあって普段から仕込まれているのだろう、みんなしっかりとしたネタをして、横で観ている俺は笑ってしまった。

けど、他の吉本の息がかかってると思われるコンビは、他のコンビネタには一切笑わず鬼のような目で睨みつけていた。怖っ。

で、いざ俺の出番がきたが、ボケもなく笑いどころのないネタウケるはずもなく、少数集まった観客が舞台に目を向けず全員が手元の携帯を見ているという、生きた心地のしない地獄のような時間だった。死ぬかと思った

漫才が終わり、審査員が苦笑いをしながら「独特な世界観ですね」とだけ言った。

その後の出番だった「おはようございます」を言わなかったコンビもやっぱり面白くなかった。

もちろん吉本高校生の中から東京行きが決まり、もうこいつとは二度と漫才しねえと決めて、素人であるはずの高校生たちの不可解な行動に疑問を持って帰った。

次の日エゴサーチをしてみると、2ちゃんねる芸人板で俺がクソつまんねえとボロクソに叩かれていた。死ぬかと思った

その数週間後。

深夜に何気なくテレビをつけていると、地元ローカル番組吉本若手芸人ネタを見て笑ったら罰ゲームというコーナーが始まった。

ローカルタレントがニヤニヤしながら口に牛乳を含み、そこに出てきたのはイオン漫才をやった高校生たちだった。

えー!?もう「吉本若手芸人」って言い切っちゃってるじゃん!!じゃあもうこいつら素人じゃないじゃん!!

高校生という紹介もなく、あの日イオンで見た連中全員がその番組で「吉本芸人」としてネタ披露していた。

息かかってるどころか、地元ローカル局とはいえテレビ仕事受けちゃってる時点でプロだよね!俺の予想は正解に近かったのだ。

ええ、こいつらプロじゃんと思った俺は地元吉本所属芸人一覧をネット確認したが、あの高校生達は誰も所属芸人に名を連ねていない。

なんなの?やっぱり素人なの?どっちなの?謎は深まるばかりである

その数日後、この連中は「素人なのかプロなのか」の事実が判明する。

学校から帰ってきてバイトに行く準備をしながら夕方ローカルワイドショーを見ていると、地元芸人を夢見る高校生に密着した特集がはじまった。

そこで特集されている高校生漫才コンビではなくピンなのだが、ただつまらないダジャレギャグをするのみで舞台では滑り続け、ライブで勝ち上がれなく悩んでいるという。

舞台!?ライブ!?

仕組みはこうだ。吉本事務所には芸人を夢見る高校生が次々駆け込んできており、ライブで勝ち上がれば晴れてプロとして吉本所属できる仕組みで、そのピン高校生プロを目指しているがライブで滑り続けてなかなか勝ち上がれないのだという。

吉本稽古場みたいなところでネタ見せをして、社員なんだか作家なんだかわからないがその様子を見ていた大人からまらない、それじゃ勝ち上がれないぞと叱責されそのピン高校生は悔し涙を流していた。

そのシーンで、あのイオンで見た高校生たちも映り込んでいた。特集は「頑張れ○○くん!未来スターとして応援します!」と締めくくられた。

まり吉本所属プロとは言い切れないが、「吉本預かり」として普段から吉本舞台に出演していて、稽古場では吉本人間から指導されている。それで、たまにテレビにも「吉本芸人」として出演しちゃう

もうこれは素人とはいえないのではないか。完全に吉本の息かかっちゃってるんだもん。

その当時、M-1甲子園で決勝を勝ち進んだコンビが実は松竹芸能所属事務所ページにもプロフィールが記載されていた)だとわかり、M-1甲子園の「プロは出場不可」というルールを破っているのではないかお笑いファン掲示板炎上していたのだが、それ言ったら出場している高校生の大半が半分プロみたいなもんじゃねえかと思った。

やっぱり、この大会は「素人高校生の中から未来スターを発掘」なんて意図じゃなくて、「吉本預かりの芸人世間認知してもらう」大会しかなかったのだ。

その頃は世間で圧倒的な若手お笑いブームだったこともあり、素人大会と銘打ったM-1甲子園ですらネットではちょっとした話題になっていたのだが

俺が高校卒業する頃には審査内容の不透明性などが指摘され盛り下がる一方で、ネット話題になることが全くなくなってしまった。

高校卒業したら芸人になりたいと漠然と思っていたが、こんな経験をしたので絶対吉本に入ることだけはないなと考えていた。

高校卒業後、イオンで見た彼らのコンビ名でググって現状を調べてみたのだが、そこから吉本所属することな芸人の道を諦めそれぞれ大学に進学したり就職したりしているようだった(そいつらのブログを見つけたのだが解散報告などをしていた)

そんな俺も相性の良い面白相方を見つけることもできず、ピンでやる度胸もなく、そのまま普通にサラリーマンとなった。

その後M-1甲子園は「ハイスクールマンザイ」というダサいイベント名に改名し、一時はその様子が全国放送などされていたようだが全く話題になることがないのでもうとっくに終わったイベントかと思っていたら、今調べたら去年もやってたみたいだ。

やっぱり今も「吉本預かり」の高校生けが集まるイベントなんだろうな。

2019-01-10

新聞に投書したら知らない婆ちゃんに合わされそうになった話

中学時代新聞に投書した。

普段老害丸出しのうるさいジジイ読者ばかりの投書欄が週に一度だけ小学生から高校生の投書のみ掲載する日があり、

ある日暇潰しで読んでたら俺と同じ中2の投書で「ぼくは、お米が好きです。お米は日本人の誇りだと思います」なんていう誰でも書ける幼稚でアホみたいな作文が乗っており

このレベル掲載されるなら俺も楽勝だろう、と掲載されたら貰える図書カード3000円目当てに送った。

もともと深夜の芸人ラジオ雑誌読者投稿大喜利コーナーで度々採用されていたので、こういうのは採用される自信があった。

俺は、それが学生時代青春と言い切れるほどお笑いが好きで、小学生の頃から爆笑オンエアバトルを毎週チェックして漫才コント落語にのめり込んでいたのだが

小学校時代めちゃイケワンコーナーしりとり侍」での、しりとりに失敗すると袋叩きにされるという演出批判され放送中止になるという出来事があり、

それを元に「俺はお笑いが好きだが、これは暴力であって笑いではない」みたいなことを国語の作文の授業で書いたら

矢鱈と先生にウケがよく、プリントアウトされ全校生徒に配られ、それをもとに議論するみたいな特別授業までやらされて、「大人が求める文章」というのもなんとなくわかっていた。

で、小学校の時に書いた「お笑いは好きだがバラエティーの暴力描写ダメだ」的な内容を中2なりにリライトしたものを投書したら見事に採用され、俺の投書が朝刊に掲載された日、学校に行くと国語先生担任が滅茶苦茶テンションあがっておりべた褒めされた。

自宅にも、普段滅多に合わない色んな親戚から電話が次々かかってきては褒められた。

大人子供に書いてほしい文章」というツボを見事に捉えた。

数日後、新聞から待ちに待った図書カードと共に編集部による俺の投書への評が届き、

「きみの観察眼は見事だ、思い起こせば今のテレビお笑いがこうなったのはタモリが登場してからであり~」で始まる、終始タモリdisをしている謎の内容で

「いやいや、確かにタモリもドッキリ特番の司会やってたみたいだけど、バラエティー番組を過激にしたのはどちらかって言えばたけしでしょ」と、編集部オッサンはどこかズレていると思った。

そんな俺の周りでの新聞投書フィーバーが過ぎ去った数週間後、自宅に新聞から電話があり俺と話がしたいと言ってるとかで、何事かと電話に出てみると

「あるお婆ちゃんの読者から問い合わせがあって、戦争とき友達漫才をやって周りを明るくしていたらしいんだ。お笑いも好きだし、ぜひきみと合ってその話をしたいと言っている。その様子を記事にしたい」

えー!無理無理無理!!知らない婆ちゃん戦争の話聞かされるとか無理!絶対寝る!1ミリも興味ねえ!拷問

いや、そりゃ戦争の話聞いた感想書けって言われたら、大人が望む文章は書けますよ。

でも投書と違って、行っても何も貰えないっていうし、何が悲しくてただただ知らないババア戦争の話聞かされなきゃならんのだ。俺はボランティアじゃねえぞ!新聞に俺の写真が載るのも御免だ!

そんな何の魅力もない誘い話、乗るわけないじゃない。電話の向こうの記者はえらく食い下がったけど、とにかく断った。

後日また新聞社より電話があり、「実はそのお婆ちゃん20歳の孫がいて、最近漫才師としてデビューしたらしいんだ。そのお孫さんときみとで、漫才をしてほしいらしいんだ。その様子を記事にしたい」

いやいやいや!この前の話より更に地獄度が増している!

知らない婆ちゃん戦争話聞かされて、デビュー間もない若手芸人だという孫と、どうせウケる訳もない寒い漫才させられて、何の報酬もない割に俺の労力がえぐい

だいいち、俺中2だぞ。相手二十歳だぞ。そんな知らんガキと漫才しろだなんて、向こうも困るだろ!芸人とはいえ、知らん兄ちゃんと急に対面させられても何喋っていいかわかんねえし!

無茶振りがすぎる。

もちろんお断りし、記者も食い下がったが長い押し問答の末ようやく記者も諦め、そこから電話が来ることはなかった。

どんだけ記事ネタ不足だったんだ。

まあ、日々平凡に暮らす中高生諸君にとって、急に大人たちから褒められる新聞投書は面白いのでオススメしたい、と言いたいところなのだ

今の時代そもそも新聞とってる家庭がないもんな~。

ネット文章書けるような学生学生に限らずみんなもね!)は、何かしら投稿すると良いことはあるし面白いからやってみると良いよ~。

2018-10-12

若手俳優オタク愚痴

はじめに。今衝動で書いているのでフェイクとか全く入れてないし吐き出すだけ吐き出してるからこれが誰のことか分かっても言及しないでほしい。こんな糞みたいに長い愚痴吐いててもまだ大好きな推しだし応援したいし迷惑かけたくないし、でも愚痴は吐きたいし、単純に疲れてしまった。

若手俳優の追っかけをしている。追っかけと言ってもそんなガチな追っかけじゃなくて、月に一度彼が出る舞台を観に地方から上京して二公演ほど観劇してまた地元へ戻る、という程度のオタクだ。いわゆるゆるオタである

どこにも愚痴が吐き出せなかったのでここに吐き出すことを許してほしい。

そもそも私は二次元オタクで、彼を知ったのも最近何かと話題2.5次元舞台きっかけだった。もうこの辺で他の若手俳優オタクからは白い目で見られるかもしれないが、もうそんなことはどうでもいいくらい沈んでいる。

彼が演じていたのは自分推しキャラとは違うキャラだったが、芝居が終わる頃にはすっかり彼の演技に引き込まれていて、そこから二年ほど彼のファンをしていた。否、今もファンであるが、いろいろなことが重なって前よりも熱心に追いかけてはいない。

元々ストレート舞台に出演することが多かった彼が、二回目に出演した2.5次元舞台がAという作品だった。最初はあまり期待されていなかった舞台だったが、二年も経てば人気に火が付き地方巡業や海外公演もするようになった。私はその作品ファンでもあったし、同時に彼のファンでもあったので自分でも冷静になれば馬鹿じゃないのと思うくらい通った。

この辺りでお気づきの方もいらっしゃると思うが、その彼は今年その作品卒業してしまった。

ただ、なんていうかその卒業自体が嫌だったとか、卒業したことで熱が冷めたとかではないんだけど、卒業してから仕事を見ていて私は彼がどこへ向かいたいのかいまいち分からず戸惑っている。

卒業が発表される直前、彼の初めての個人イベント海外で行われた。国内でも行われたことのない彼個人イベントであるしかしそれは国内で告知されず、ひっそりと、その国のサーバーで、その国の言葉だけで告知された。それでも名前パブサすればヒットしてしまっていたので私はその情報を知り得たのだが、待てども待てども公式からその情報は発信されず、結局チケットは発売されてしまった。アフターイベント付きのVIPチケット即完だったし、なぜだかチケット販売の前日から数日間だけそのHP日本語訳がついていた。(二週間後に確認したところ日本語訳掲載されていた痕跡は一切消されていた。)

これは本当に行われるイベントなのか? と疑って調べたところ、どうにもそのイベント主催するイベント(少しわかりづらいがイベント内で企画されていた個人イベントだった)が昨年も同様に開催されていたことが分かったので、ひとまず詐欺ではないことを理解した開催の一か月前。開催日は推し誕生月だった。事務所イベントを告知しないまま時間が流れ、イベントの前日彼は突然その国に降り立ったブログ更新した。そこで今度発売するもの撮影をしたと報告され、翌日、実は現地ファン向けのイベントを開催していたという事後報告だけがファンにもたらされた。

彼に心血注いで追いかけているファンはその国にまで駆けつけたのだろう。実際現地へ赴いた同担の友人がいて、話を聴いてみたところやはりというかいたのはほとんどが日本人だったらしい。無理もない、彼の知名度国外でそれほど高いとはお世辞にも言えない。その国には同年二月に件の舞台関係で降り立っているが、現地在住の彼個人についているファンがその会場を埋めるだけいたかどうか、私にはちょっと疑問だ。

もし、先に国内で彼個人イベントが開催されていたとしたら、私もこんな気持ちにならなかったのかな。海外イベントしたことよりも、多分そっちの方が悲しかった。私は全然通えていないファンだけど、それでも多分、国を越えて観に来てくれるファンよりは通えているはずだ。彼は超人俳優というわけではないけれど、それでも毎月舞台に出演するほどに忙しくしている人であり、日本に近い海外とは言え毎回来日していたら旅費だって馬鹿にならないだろうし、そこまで熱心に彼を追いかけている人がたくさん言われるかと問われたたら、私だって頷きかねる。海外イベントするなとは言ってない。ただ彼の「初めての」個人名義のイベントは、やっぱり国内でやってほしかった。しか誕生月だし。

現地のファンの方を下に見ているとかではなくて、国外に目を向けるより先に、もっと身近なファンに目を向けるべきじゃなかったの? と事務所失望した。彼にではない、最終的にするかしないか選択くらいはしたかもしれないが、彼は来た仕事をこなしているだけに過ぎないので、専ら私の感情の矛先は事務所だった。そりゃあ毎回全通するようなファン海外イベントにも行っただろうが、全通はしてなくても毎回行ける限り通ってるファンの方もいるだろうし、私みたいに無理のない範囲で観に行ってるファン国内にはたくさんいるはずなのに、なーんで先に海外イベントやっちゃうかな。でも、結局は行けなかった私が悪いんだよね、時間お金もないファンでごめんね。あなた仕事否定するようなファンでごめんね。

これが一つ目だ。

卒業発表前に彼の次の仕事公表され、彼が次の公演に間に合わないことを知った。ある程度覚悟はしていたので私は次のステップへ進むんだね、頑張ってねという比較的前向きな気持ちのままキャスト発表の告知を見ていたが、界隈はまあまあ荒れた。昨今の2.5次元あるあるだと思う。二次元オタクは、私もそうだから思うけど、色々と思い込みが激しい。そこにはアニメゲームで一度キャスティングされた声優がよっぽどのことがない限り交代する、という事態に陥らないことに慣れ切ってしまっているのもあるのかもしれないな、と最近思う。根拠はないけど。

彼が卒業するにしろしないにしろ、私はそのジャンル自体オタクなので次作も観に行くつもりでいたし、彼のことも応援し続けるつもりだった。しかしその数週間後またも彼の事務所に苛ついてしまったのである

推し事務所広報ツイッターを所持していて、所属俳優ブログ更新ツイートや出演情報RTなどに活用していた。ただしその情報の取捨選択がめちゃくちゃにへたくそで、所属俳優が出演している作品情報重要度に寄らずすべてRTしてしまう。当日券情報必要だが、流石に俳優が出ているアプリの新ガチ情報はいらない。しか所属俳優は一切関係ないキャラクターのガチ情報イベント情報RTされてくる。

目についたものは片っ端からRTしているという様子で、時には一般発売開始から三日後のチケット情報RTされてきたりした。そもそもSNS活用方法が下手なのか、RTしたツイートコピペして情報を流してきたりするのでURLが途中で切れてしまアクセスできない、などということもあった。

Aの卒業を発表して二週間後、なぜか事務所はAの次回作情報RTし始めた。てっきり事務所の後輩がアンサンブルとして出演でもするのかと思い見てみたが、そんな情報はどこにもない。完全なる誤RTである。それだけならまだよかったが、そのRTの中に紛れて事務所無関係一般人のリプライRTされたまま一週間ほど放置されている体たらくだった。流石にちょっと我慢できなくて、捨て鉢になって事務所メールを送ってしまった。

ここまでだらだらと書いたからもうこれも書いちゃうけど、昨年別事務所所属する俳優と合同で開催したイベントがあった。イベント告知とチケ販告知は流石に推しからもされていたが、物販情報の一切が推しからはもたらされなかった。何を売るのかも、個数制限も、何なら物販時間すら告知されていなかった。別事務所俳優ブログツイッター情報が告知されていたのでそれで調べて物販に並んだが、さすがに丸投げってどうなの、と思った。推し個人ツイッターを持ってないけど、ブログだってあるし(別事務所俳優さんはブログで物販情報の詳細を告知していた)広報ツイッターってそういうイベント情報を流すためにあるんじゃないだろうか。もう目を付けられてもいいや、という思いでそのことと一般人のRTを指摘し、ついでに前々から思っていたツイッター活用方法を一度考え直してほしいという旨の意見メール送信した。ちょっと指が震えた。即座に誤RTは削除され、その日を境にRT数は減少し代わりに事務所が発信する情報が増えてくれたが、返事はまだない。

返事がない時点で、あーもう私厄介になっちゃったんだ、と思った。一個人企業情報発信の方法を考えてくれなんて言っちゃいけなかったんだ。RTの方がずっと楽だったよね、すみません、でもきちんと情報文字としてツイートしてくれるようになったおかげで、推しのことも事務所のほかの子たちのお仕事も前よりずっと追いやすくなりました。それでもまだRTは多いけど、よく分からんアプリゲーのイベガチャ告知ツイが流れてこなくなったのは良かったかもしれない。

おせっかい焼いて厄介行為みたいなことまでしてしまって、色んなことを反省して、その時取ってたチケット以降の舞台チケットが取れなくなった。こんな事務所文句しか言ってない状況で、観に行って私が純粋に楽しめるのか分からなかったし、彼に対して罪悪感しかなかった。彼が売れるようにマネジメントしてくれてる会社に、文句付けてるファンなんていらないじゃん、普通に考えて。私が推さなくなったところで、事務所にとっては痛くも痒くもない。私は“通う”ファンじゃない。

これが二つ目。まだあります。もう読まなくてもいいよ。

彼はどうやら特定演出家に気に入られていて、今年に入ってからそれぞれの演出家に二回ずつお呼ばれしている。仕事があるのはいいことだ。でも、そのどれもが2.5だった。もっといえば今年に入ってから彼は朗読劇を除けばストレートに一回も出ていなかった。

2.5も舞台なわけだけども、やはりストレートとはちょっと違う。元々ストレート多めの俳優だっただけに、その事実鑑みるちょっとショックだった。そして、彼が2.5次元俳優自称し始めたことにもショックを受けていた。まあ、今の時代若手俳優が売れるのに2.5次元舞台は避けて通れない道だし、それ自体否定しているわけじゃないんだけど、なんだかなあと思ってしまうのがファンわがままな部分だと思う。

その、彼を気に入っている片方の演出家が突然謎の生放送アカウントを取得し、まだ全然告知も何もされていなかった撮影の裏側が配信され始めたのである若手芸人と一緒に。関連性も何の仕事なのか分からないまま、めちゃくちゃぶつ切りで音声すらまともに聞き取れない三十分間の放送を私は虚無顔で見ていた。

その界隈で有名かどうかはさておき、それなりに規模が大きくなっていたAという舞台卒業して次のステップへ進んだはずの彼が、結局2.5次元の枠にこれまで以上にどっぷりと浸かり、どういう方向に進みたいのかも見えないままいる現状が私に困惑をもたらし続けている。雁字搦めになっている他の要因が先述した事務所への不満だった。口悪く言うとAよりももっと規模のでかい2.5に出演します! とかなら売れる選択肢としてアリだったんだろうなと納得できるけど、今彼が出演している舞台はどちらかというと小劇場でやる2.5だなあ……同規模でも集客は残念ながらAの方が見込めてしまうし(Aに関しては辛口コメントしかできないのでそこにいたままの方が良かったとは決して言い難いが)、名前を売りたいならなんで今こういう仕事状態なんだろうなーと、思ってしまう。本当にわがままなんだけど。

ここまで愚痴っておいてなんだけど、結局は私が悪くて彼も彼の事務所も何も悪くなくて、そんな金を落としもしないオタクがギャーギャー騒いでる現状は傍から見たらクソ在宅が動物園の檻の中で叫んでるのと同じなんだろう。考えるまでもなく滑稽だな。

タイミング悪く彼の事務所の態度への不満と彼自身方向性困惑が重なって、彼の事務所メール凸なんていう奇行へ走ってしまったんだろう。一般人の誤RTを指摘したことについてはあのままじゃ気付いてなかっただろうし今後も間違いを繰り返す可能性があったから何も間違ってないと思ってるけど、なんか他のことまで言及したのはだいぶやりすぎだったんじゃなかろうか……自分が思っている以上に自分は頭がイってるのかもしれない。

何様のつもりなんだろう、私。

なんで突然こんな数か月も溜め込んでた愚痴を書いたって、他の卒業した子やその事務所ツイッターフォローは外してなかったのに、Aの公式ツイッター事務所広報ツイッターだけブロ解してることを知って何かが爆発したからでした。こんな闇気付きたくなかったわ!(笑)

終わり。

2018-09-14

「昔のテレビ自由でおおらかだった」←本当か?

よく「今のテレビ規制だらけでつまらない。昔のテレビ自由でおおらかで楽しかった」と聞く。

いや、自由でおおらかだったんじゃなくて無秩序だったんじゃない?

今みたくSNSとかのおかげで業界関係者以外から「やり過ぎじゃない?」とか「やらせでしょ?」って指摘されることがほぼなかったと思う。

あったとしても、今よりずっと簡単に揉み消せる。

そもそも(深夜帯ならまだしも)ゴールデンタイムで女の胸を露わにする必要ある?

海外の裸のデモみたく何か主張したいことがあるわけでもない。ただの男のための露出要因。

若手芸人とかが先輩から無理強いされる。ただのパワハラ

今、外部の一般人が「それおかしくない?」っていう声を発信出来るようになって、やっと秩序が出来てきたんじゃないかと思う。

2018-07-05

anond:20180705162852

早慶の附属生って肩書なんかで保険打ちながら半グレと仲良くして、ドアウトだけど人生のレールから絶対に外れないくらいの犯罪に遊び感覚で手染め続けて、

大学3年の冬くらいでそういうのきっぱりやめて超大手企業にサクッと内定もらってサラリーマンモデルチェンジして、

火遊びは社内不倫程度でとどめる

っていうのが今の日本で一番憧れられて、楽しく、余裕を持って過ごす生き方なんだと思う。

そろそろテレビなんかでも金持ち育ちだけど半グレを全面に押し出し若手芸人で天下取る奴出てくるよ。

2018-03-13

30分くらいの芸能人マッサージされてる番組作ってほしい

お色気一切ないやつで

本当に体がしんどい若手芸人でも誰でもいいか

マッサージを堪能しながらいい感じに実況してほしい

たまに黙って寝てもいいけどしっかりマッサージされてるところは

放送してほしい。

そんなのないかなー。ユーチューブのは見尽くしたよ

2018-01-29

「坂上探検隊」の炎上について一言言っておきたい

27日にフジテレビ放送された「坂上探検隊」という番組が、今ネット大炎上中だという。

狩野英孝猛獣に襲撃され悲鳴…「坂上探検隊」が大炎上

http://news.livedoor.com/article/detail/14219432/

「ほんとに怖いのはチーターじゃなくてテレビ視聴者が引くほど体を張った狩野英孝さん、着ぐるみアフリカ動物に接触 #坂上探検隊

https://togetter.com/li/1193983

まあ、ツイッターちょっと批判ツイートがあったくらいのことを、ネットニュースがいつものように大事に書き立てて世間を煽ったもの

ネットニュースが盛大にスベっただけのようにしか見えないが、

ただ、ただこれだけは言わせてくれ。

「WILDBOYZ」について一切誰も触れていない!

いや、この「坂上探検隊」、やってることは「WILDBOYZ」そのままなんだよ。

「WILDBOYZ」とは、10年以上前アメリカMTVで放送されていたお笑い番組で、

アメリカバカ二人が世界中大自然を駆け巡って野生動物相手危険チャレンジをするという番組だ。

で、この「WILDBOYZ」の中で「坂上探検隊」で狩野がやっていたロケとまったく同じチャレンジをしている。

この動画の40秒あたりから

https://www.youtube.com/watch?v=sm4Xj_5bslg

なんか観客の「ヒュー!!」みたいな歓声が付け足されているのが気になるが(元番組にはこんな余計な音は無い)、

ほらね、まったく一緒でしょ!!

まり、この「坂上探検隊」は日本版「WILDBOYZ」なのである

やっている内容が完全に一致することから、「WILDBOYZ」を模範しているのは明白であり、

ワイルドボーイズのほうが10年以上も先!つまり、10年前のアメリカ番組を今更インスパイアしているのである

「そんなん日本人スタッフが知る訳ねーよ」と言うやつもいそうだが、

10年前は日本でもそこそこヒットしてDVDバカ売れした。

なかでもカンニング竹山はWILDBOYZの大ファンであり、自身の出演番組で何度もオススメDVDとして紹介し、上記動画を繰り返し放送した。

また、初代ニンテンドーDS発売時、日本では宇多田ヒカルCM担当したが

アメリカではなんとWILDBOYZの二人がCM担当した。

https://www.youtube.com/watch?v=sRD7Ha-78m0

CMですら「坂上探検隊」の狩野と同じ状況になっていて笑う。

まり日本テレビ関係者まさかWILDBOYZを知らない訳が無いのである

これをパクリだ、などと攻め立てるつもりは毛頭ない。

こんな叩かれるのわかりきってる企画を今の時代にカネかけて地上はゴールデンでやりきった気合お笑いマニアとして素直に褒め称えたい。

地上波で、しかネット嫌われ者であるフジテレビ放送たか案の定叩かれただけで、

これがamazonプライムビデオabemaTVでやってたら逆に大絶賛だったろう。

もはや、地上波テレビは何をやってもダメというどうしようもない局面に追い込まれたのだ。

で、俺が言いたいのはこんなことではない。

日本テレビ番組は「Jackassからネタ拝借しているのにリスペクト足りなさ杉!!と声を大にして言いたい。

「Jackass」とは、やはりアメリカMTVで2000年放送開始したお笑い番組で、

プロスケボー選手達がイタズラ、ドッキリ、身体を張ったチャレンジなど、危険ことならなんでもやってしまうという番組である

これが放送するやいなや、アメリカで大ブーム。これをマネして大怪我をするクソガキや頭の悪い大人が続出し、社会問題となってしまい、

とうとう放送中止に追い込まれたのである

そして、「Jackass」が放送できなくなったので10名ほどいた出演者のうち二人をメインに抜擢してスピンオフとして放送されたのが、先ほどの「WILDBOYZ」である

日本でのJackassブーム

Jackassはアメリカだけでなく、世界中で大ブームとなった。

日本では2、3年と少し送れてブームとなった。

なぜかといえば、日本MTVでも放送されていたが「論理的販売できない」とソフト化が見送られ続け、

ついに2004年にDVD日本語字幕つきで販売されるに至り、日本でも広く知られることとなった。

たちまち日本でもちょっとしたブームになり、当時のタワレコツタヤなどのレコードショップでは店頭の大画面でリピートされDVDは山積み、店の猛プッシュ状態

で、宮川大輔カンニング竹山など、Jackassファンを名乗る芸能人テレビでJackassを紹介しまくり、

宮川は当時JackassTシャツを着て頻繁にテレビ出演。

カンニング竹山に至っては深夜番組で「Jackassを超える映像を撮る!」などという企画をやっていた。

テレビ東京の深夜でも勝手に「日本版Jackass」を名乗る番組、「ヤンチャ黙示録」が開始。その内容は見たことのない若手芸人によるビックリするほどつまらない映像だったが・・・

また、電撃ネットワーク南部虎弾もJackassに強い影響を受け、無名若手芸人身体を張らせる過激DVD南部塾」を発売。

2004年から2006年にかけて、日本お笑いDVD界は日本芸人によるJackassオマージュDVDが席巻した。

日本アメリカの笑いの違い

で、本家MTV、Jackassの世界的ヒットを受けアメリカ以外の国でも、Jackass的な番組制作を開始。

まずはイギリスで「ダーティサンチェス」という番組を開始。これはぶっちゃけ、Jackassとは違うベクトルで笑えないため、あまり流行らなかった。

次に日本MTVでも公式に「日本版Jackass」を製作

監督に「とんねるずのみなさんのおかげでした」でおなじみ、マッコイ斉藤を向かえ、これまた日本無名若手芸人に無茶なチャレンジをさせるという番組「TEMPURA」を開始。

ただ、これはJackassファンにはあまりウケなかったのだ。

公式日本版Jackassとして始まったTEMPURAだが、内容といえばマッコイ斉藤若手芸人をイジめているだけの映像だったのだ。

「人を便器に流そう!」という企画で、嫌がって泣き叫ぶメンバーの一人を数人で抱えて公衆便所の汚い便器に顔を無理やり突っ込ませたり、

「落ちている物を食べよう!」という企画で、これまた嫌がって泣き叫ぶメンバーに無理やり公園ポイ捨てされたペットボトルの残りを飲ませたり・・・

で、一人マッコイ斉藤ゲラゲラ笑っている。という映像しか見えない出来だったのだ。

これはJackassではない・・・

本家Jackassも、TEMPURAと同じようなネタをやる番組なのだが、印象が全く違うのだ。

汚いチャレンジ絶対ケガするようなネタも、誰かに無理やりやらされるのではなく、自分から進んで挑戦しているのだ。

アメリカのカッコイイ兄ちゃん(しかプロスケボー選手)がすごくスタイリッシュにくだらないことをしている。

日本バラエティは、どうしても「嫌がる芸人強制的やらせる」という陰湿な構図になってしまう。

日本お笑いアメリカお笑いは、やってることは同じでも間逆に映ってしまうのだ。

からこそ、当時の日本でJackassが新鮮味をもって受け入れられたと言っていい。

宮川があまりにもJackass出演者の顔がプリントされたTシャツばかり来ているから、ダウンタウン松本が「それ、誰やねん!」とツッコんだことから

Jackassの存在を知り、映画評論の著書「シネ坊主」にてJackass評を書いている。(Jackassは4度も映画化され、公開のたびアメリカでは1位になっている)

松本は、メンバーが皆自発的にくだらないことをやっているが、何が目的でこんなチャレンジをしているのかわからないので日本人ではあまり笑えない、と評した。

やはり、日本お笑いでは「陰湿イジメの構図」が必要不可欠なのだ

最初に貼ったWILDBOYZの動画を見てもらえばわかると思うが、出演者が生死をかけた危険ロケをやっているのに

なんら嫌がる素振りはせず、むしろやってる側がゲラゲラ笑いながらライオンに接近していて、完全なキチガイであるがゆえに、見ていてハラハラはするが嫌な感じはしない。

陰湿ではないのだ。

JackassやWILDBOYZでも、出演者がションベンをかけられるなどイタズラやドッキリで酷い目に合わされるのだが、必ず後でやり返している。

そこに上下関係はなく、ただのバカな仲良し感が出て、なかなかハッピー空気になっているのだ。

「坂上探検隊」は、WILDBOYZと同じことをやっているのに、やっぱり日本人特有陰湿さが出てしまった。

これが多くの視聴者不快になった原因だろう。

陰湿にならなくても、Jackassがそこそこ日本でも流行ったのだから日本人でもイジメの構図がなくとも笑えるということは証明されているだろう。

ただ、面白いのが東京ではJackassのDVDバカ売れしたのだが、関西では全く売れなかったという。

東京ではウケていたが、関西人が見ると「何が面白いのかわからない」「何が目的でやっているのか意味不明」という感想ばかり出てきたという。

先ほどのダウンタウン松本評と全く同じである

宮川大輔をはじめとした、大阪吉本芸人の間では流行っていたそうだが、関西圏人間にはJackassは理解できなかったようだ。

やはり、地域によってはイジメの構図がないとお笑いは成り立たないのだろうか?

日本番組もっとJackassリスペクトしてよ問題

で、10年ほど前の日本でも若干のJackassブームがあり、「世界まる見え!」や衝撃映像系の特番で何度も紹介されていた。テレビ関係者が知らないはずはないのだ。

が、2010年になり日本でのJackassブームが落ち着き、テレビでもあまり取り上げられなくなると

日本テレビ番組でまるまるJackassのネタをやってしまうことが増えてきた。

坂上探検隊話題で「イッテQを思い出した」というツイートも多々見たが、

イッテQでは頻繁に「Q Tube」というコーナーで丸々Jackassと同じチャレンジをしている。

Q Tubeというコーナーは、YouTube素人面白チャレンジをしている動画ロッチ中岡がチャレンジするというコーナーで、

中岡チャレンジ前にはYouTube動画を紹介するのだが、

Jackassのネタを中岡がチャレンジする際には、Jackassの映像紹介がないのである

そりゃアメリカ番組映像放送するのはカネがかかるかもしれないが、ネタを丸々拝借しているのである

本家本元があるというちょっとした紹介くらいしてくれてもよいのではないか

とにかく、「あぁ、これJackassでやってたことそのまんまだな」ってネタが多すぎるのである

https://www.youtube.com/watch?v=9WbmRdvU6XI

https://www.youtube.com/watch?v=CsodsC7c4N4

たとえばこのJackassのネタなんかは、そのまんま中岡が挑戦していたが、この映像の紹介はなく、元ネタ存在スルー

エクストリームスポーツ界の神様ことマットホフマンとトニーホークが出演しとんのやぞ!!

というか、イッテQ作家鮫肌氏が、Jackassの映画日本で上映された際にインタビューに答え、Jackassを参考にしていると答えている。

http://www.cyzo.com/2011/05/post_6937_entry.html

参考にしてるのひとつネタだけじゃないけどねえ・・・

もっとリスペクトして!!

Jackassの出演者たちは、jackass大成功映画連続大ヒットで今じゃアメリカでは大スターセレブになってしまった。

メイン出演者だったジョニーは、ジャッキーチェンコンビで主役の映画を撮ってしまい、

ほかの出演者たちもスポーツ界・テレビ界の大スターである

そんな人たちが気軽に日本テレビに出演するとは思えないけど、元ネタくらい蔑ろにしないでくれや!

とにかく、俺が声を大にして言いたいのは「坂上探検隊」も「イッテQ」もJackassオマージュだってこと!

日本テレビオリジナルじゃないからね!

でも、坂上探検隊、笑いました。英孝ちゃんは天才

2018-01-26

「爪痕を残す」が広まるきっか

20年ほど前、ナインティナイン岡村隆史明石家さんま特番特に笑いもとれず、終わってから「お前なんにも爪痕残せてへんやないか」と怒られた。

岡村は相当ショックを受けたらしく、それからというもの特番に出たあとのラジオで「今回は爪痕残せたやろか」という言葉を使うようになっていった。

ナイナイオールナイトニッポン芸人聴取率のとても高い番組であったので、その影響か若手芸人が少しずつ使うようになり、のちに彼らが他のタレントアイドルに影響を与え、それが今若者に届いた。

https://anond.hatelabo.jp/20180122112434

2018-01-10

何でお前が笑えなくなったのか教えてやるよ

http://shiba710.hateblo.jp/entry/2018/01/09/073000

曰く「ダウンタウンは笑えない」「これからの笑いはレインボー

よし、じゃあ俺が二度とレインボーで笑えないようにしてやるよ。これ見ろよ。

https://www.youtube.com/watch?v=re9yLZy6ftY

はいアウトー完全にアウトー。「性同一性障害小学生を笑いものにするネタ」ですね!こんなことやってたらイジメにつながるよね!学校で「おっぱいが大好きですって言え!」ってイジられるよね!あとクリス松村に失礼。

でこのコンビ、「レインボー」っていうコンビ名といい、女装する方のネタ中の仕草があまりに板についてるとこといい、ひょっとしたらLGBT当事者?とか匂わせてる癖にこんなに配慮に足りないネタやるわけ。あー笑えない。もう全然笑えない。

みたいなこと書かれてどうよ?怖くなるだろ?レインボーを褒めたエントリこのままにしといたら不安だろ?「追記」とか書きたくなるだろ?要するにお前は怖いんだよ。ネット他人からポリコレ棒で殴られるのが怖いんだよ。「弱者をイジる笑いを肯定する奴」ってレッテル貼られて、有象無象ポリコレネット戦士達に事あるごとに突き回されるのが怖いんだよ。だからもう、「ダウンタウンじゃ笑えない」って宣言しなきゃいけない気持ちになってんだよ。

去年の年末以来、ネットで山ほど「弱者を笑い者にするのは許せない!」って連中が湧いてるよね。でもあいつら根本的に勘違いしてんだよ。日本の「お笑い」って文化は、社会規範とか格付けとかモラルとか「正しさ」とか「行儀良さ」とか、そういうものから逸脱した個人行為を見て、それに対して「笑い」っていうポジティブな反応をすることで、そこにいくばくかのシンパシーやらリスペクトやら、ものすごく広い意味では「愛」を見出すことなんだよ。

ダウンタウン松本が、若手芸人のどうしようもないネタにハマったとき、彼は顔をくしゃくしゃにして「こいつアホや」って言うんだよね。実際に世間にいたら/世間でやったら嘲笑されるか無視されるような「逸脱」に対して、彼は小学生みたいな(多分こどものから変わってない)笑い方で答えるわけ。そんで罰金払ったりケツを叩かれたりする。全然見下していない。あれが「お笑い」の本質なんだよ、多分。

俺らだってこどものころは、貧乏な家の発達障害っぽいバカな友だちがケッタイな真似をすることに腹抱えて笑ってたのよ。でも大人になるにつれ、世界中のあらゆる人間関係を「上か」「下か」に分けて捉えるようになっていく。と同時に、「上」の人間が「下」の人間を笑うことが「嘲笑」にしか見えなくなってしまう。弱者マイノリティは「下」、そして強者マジョリティの笑いは全て「自分が上である」ことを前提とした嘲り、見下しにしか感じられなくなってしまう。見下すのはポリコレ的にアウトで、後ろ指を指されるし、これまで他人に散々後ろ指を指してきた自分立場が脅かされる。だから笑えない。

から、この世の全てが「上か下か」で、ポリコレ的に「上」である自分立場を手放せない連中は、女であるベッキータイキックされたら大騒ぎするし、ウーマン村本が「権力に噛み付いて」見せたら大絶賛するわけよ。そういう連中はもう、「お笑い」ってもの理解できない体になってしまってる。じゃあいいじゃんもう。見なけりゃいいじゃん、で黙ってりゃいいじゃん。自分ポリコレ的優位性をアピールするためにお笑いをダシにするの止めろよ、見苦しいんだよ。

2018-01-03

マジ歌の岩井

歌う前

お笑い道を語ってた芸人が後々子供ができて結局イケメンアピールしてる」

これ誰のこと言ってたのかな?

歌の一部書き起こし

「誰か教えてください。売れるってなんですか?

必死こいて作ったネタやって勝ち取った賞レースの先は

ネタはいいから自宅と家族彼女・通帳 全部見せろ!

トガることをやめた芸人はトガる後輩バカにしていじる

トガっている若手芸人はいじられて丸くなるか 腐って消えるかの二択!」

お笑い芸人て大変だと思った。

2017-12-07

anond:20171207002423

・一番親バレしにくいのが漫画

成熟した体をまだあまりいいと思えない年齢

が大きいと思う。

あと、エロマンガ表現が発達したのって本当に最近だし(単純に絵が上手い作家が少なかった。スマートフォンの普及で市場が大きくなり、絵が上手い人が増えたのでは?)、マンガとの距離が近くなっている世代から大人は(一部のオタクをのぞいて)エロマンガのよさを知らないだけってのもあるんじゃないかと思う。

さまぁ~ずの三村若手芸人の家でエロマンガ読んで「意外とマンガいいな!」って言ってたのがすごい印象に残ってる。

誇張表現に関してはどういう漫画が好まれているのかまでわからないと何とも。

動画よりも繊細な表現がしやすく、派手な演出がなくてもいいから意外とマシな可能性も高い気がする。あと、やっぱりマンガのほうがフィクション感強いし。

2017-11-18

ナイナイとかはねるとかあの辺のちょっとイケてる若手芸人枠が今のユーチューバーなんだなあと思うと別に今までと大して変わらんような気がしてきた

2017-08-16

自らのハンドル名とかサイト名に自虐的名前を付ける人

あいうのって、他人がそう呼んでもいいものなのかしら?

例えば、田舎底辺暮らしとか、アスペ日記とか、不燃ごみとか。

ゲロ兄やん」と呼ばれる若手芸人がいて、伊集院光がその名前言いづらいとか話してたのを思い出した。

2017-05-27

若手芸人 苦言』の検索結果が割りと気持ち悪い

松本人志若手芸人に苦言』

松本人志自己主張が少ない若手芸人に苦言』

中川家若手芸人に苦言する理由とは一体』

岡村、三中の若手芸人らしくない演出に苦言』

博多大吉 若手芸人に苦言「本当に頑張っていない芸人さんは、辞めた方がいい』

有吉弘行審査員きどりで芸人批評をする若手芸人に苦言』

ドランク鈴木若手芸人心配

中川家、仲が良すぎる若手に苦言』

とんねるず石橋貴明さんが若手芸人に苦言!』

ビートたけし最近若手芸人はどうなってんだ」と苦言!』

水道橋博士ダウンタウンだって通って来た道…」後輩に苦言』

よゐこ濱口若手芸人番組収録で「ここ使われない」などと発言することに苦言』

志村けん若手芸人はもう少しちゃんとネタをやれ。」と苦言』

いやそりゃ内輪の中で取り入ることしかできない互助会40代芸人ばっかが跋扈するわけだわ

2017-01-07

90年代雑誌はどうかしてた

http://anond.hatelabo.jp/20170107012908

90年代雑誌」というワードで、当時の雑誌はとにかくイカれてたことを思い出した。

今みたいにネット炎上なんてものはないから、とにかくやりたい放題。当時、実際に読んで痺れた雑誌記事記憶を並べていこう。主に90年代後半から00年代前半の雑誌だ。

注)今の人はピンと来ないかもしれないが、90年代は「悪趣味ブーム」と言われており、エログロバイオレンス、胸糞悪いものがお洒落最先端ものとされていた。お洒落雑誌でも普通に死体写真とかが載っていた。それを頭に入れておいてほしい。

いじめ楽しい

いじめはタダでできる、とても楽しい遊びだ!学生時代いじめエピソードは、とにかく笑える!」とした上で、学生時代いじめっこだった人の武勇伝インタビューしてゲラゲラ笑う連載。悪趣味ブーム象徴

知的障害同級生ウンコ食わせた!ゲラゲラゲラ!みたいな。

学生時代いじめられていた人は現在何をしているのか?と、追い回したりもしていた。

周りに迷惑をかけることで業界では有名な作家志望の知的障害者に敢えて原稿を書かせ、それをバカにするだけの企画もあった。

後に「俺は雑誌に書いたプロなんだぞ!」と、更に迷惑をかけたらしい。

今でも定期的にネットで話題になるので、当時でも胸糞悪くて鮮烈に覚えている人が多いのだろう。

ネットがない時代で本当に良かったね!

マジックマッシュルーム合法ドラッグレビュー

今、「危険ドラッグ」と呼ばれるものは、90年代合法であり、その辺の雑貨屋普通に売っていた。

当時の若者は酒やタバコ感覚で平気で使っており、身近なものだった。

そんな、手軽に入手でき身近なドラッグ類を実際に接種して、どのような効果があったかレポート記事は当時よく若者向けの雑誌掲載されていた。

キマッた状態で車を運転したとか、今じゃ完全アウトなレポート満載。

「キマッた時に一番うまいタバコはどの銘柄か?」とか知らねえよ。

90年代エロ本

当時はネットなんか一般家庭に普及していないので、オナニーのおかずは若者もオッサンエロ本だった。

エロ本読者投稿コーナーには、中学生高校生の読者による投稿普通に採用されていた。

「先月号は○○ちゃんの巨乳で抜きました!(山梨県・13歳・中学生)」みたいな。今じゃ中学生投稿なんて恐ろしくて掲載できないだろう。

また、90年代は「クリーム系」と呼ばれるアイドル存在した。

当時は「クリーム」という、女子中高生アイドル専門の雑誌があり、中高生水着グラビアが載っていたのだが

中学生のうちは水着で、高校生になればヘアヌードになるのがお決まりだった。

その流れで、コンビニに売っている、AV女優ヌードグラビアが主な内容である、いたって普通エロ本でも、

現役女子高生アイドルヘアヌードグラビア普通に掲載されていた。

90年代はまだ児童ポルノ禁止されていなかった。(99年にやっと販売禁止。)

児童ポルノが堂々とコンビニ販売されていた、単純所持逮捕される今では考えられない時代だ。

90年代エロ本を今でも持っている人は、普通エロ本でも平気で児童ポルノ掲載されているので気を付けたほうがいい。

●謎の女子高生ブーム

90年代悪趣味ブームであると同時に、女子高生ブームであった。

流行最先端女子高生女子高生ブームを作る時代女子高生であることがステータスだった。

猫も杓子も女子高生。とりあえず、何でも女子高生やらせておけば良いという、今じゃ謎でしかない状態。どうかしている。

俺が読んでクラクラしたのは、

大手出版社少女漫画誌で漫画家デビューした現役女子高生漫画家パーティーに初出席したレポート漫画だ。

最初大手出版社パーティーだけあって、大物漫画家がたくさんいて挨拶するだけでも緊張したと初々しい内容だが、

そのうち周りの大人たちにワインシャンパンだとガブガブ飲まされ、記憶が無くなるほど酩酊して気づいた頃には編集部の男とホテルの一室でセックスしていたという内容。「でもカッコ良かったから、別にいか」的なオチ

これ、作り話だったとしても

こんなのを実体レポートとして女子高生に描かせて、雑誌掲載ちゃうとかアウトだろ。

また、某音楽誌では「女子高生クラブに連れていったらどうなるか?」という記事

16歳のクラブ初体験女子高生を深夜から早朝にかけて行われるオールナイトイベントに連れて

いき、ガンガン飲酒させる。

途中、DJが酔っぱらって全裸パフォーマンスしたらしく女子高生感想は「カッコ良い男のチンポが見れて良かった」だった。

今じゃ、こんな記事をのせれば編集部摘発されるだろう。

当時は、もちろん学校ではダメとは呼び掛けていたが、周りの大人たちは「高校生になれば飲酒喫煙も仕方ない」という認識だったし、親も何も言わなかった。むしろ飲酒喫煙して朝帰りする女子高生最先端とされ、当時のメディアでの女子高生の描かれ方は援助交際して飲酒喫煙して朝帰り、というのが多かった。世間女子高生像とはそれだったし、実際そうだった。とにかくゆるい。

女子中高生向けファッション誌でAVプレゼント

これも今じゃ考えられない。表紙は中学生から高校生くらいの未成年女子読者モデル写真で、「女子中学生に人気のコーデ」「ラブラブ度がわかる恋占い」という文字が躍り、どう見ても女子中高生向けファッション雑誌である

肝心な中身といえば、ファッション記事なんて言い訳程度で、エロ記事ばかりである。「カレが喜ぶフェラテクニック」「ラブホの入り方」とか。読者投稿ページには、中高生なかには小5とかの読者によるセックス体験談が並ぶ。

「この間、家庭教師のお兄さんとセックスしてしまいました☆とっても気持ちよくてイッちゃった☆(愛知県・中2)」みたいな。全ページに渡って、「この歳で処女なのはダサい」とでも言っているかのようだ。

笑っちゃうのは、女子中高生読者が投稿したヘタクソなエロ漫画も載っていたことだ。

極めつけは、エロ漫画ボーイズラブ漫画レビュー、袋綴じでAV撮影現場レポートなんて記事があり、オッサンが読むエロ本との違いがわからないレベルしかも、新作AVピンクローターといったアダルトグッズを読者プレゼントしていた。もう一度言う。これは女子中高生向けファッション雑誌である

00年代になり、雑誌付録DVDがつくのが当たり前な時代になると、AVサンプル映像が数本収録されたDVD付録にしていた。もう一度言う。これは女子中高生向けファッション雑誌だ。

まりにも酷い内容のため、有害図書指定され販売されないところもあったが、ほとんどの都道府県では一般書店スーパー普通に販売されていた。(なぜかコンビニには無かった)

長年売られていたのを見ると、親御さんたちはそんな内容とも露知らず、普通ファッション雑誌と思い買い与えていたのだろう。恐ろしい恐ろしい

世代男子ポケモン遊戯王

うつつを抜かしている間に、女子ファッション雑誌の皮を被ったエロ本をこっそりと読んでいたのだ。

もちろん、今はそんな雑誌絶滅してしまっている。安心して欲しい。

個人的記憶に残る90年代雑誌の内容を並べてみたが、ネット普及前だけあって、当時の雑誌過激さで勝負していきすぎた感があるものばかりだ。

当時は娯楽が少なかったこともあるが、どの雑誌を読んでも面白かった記憶がある。今の雑誌は少し物足りない。

やっぱり、今の雑誌じゃ絶対にできない企画が罷り通っていて、何でもやりたい放題だったのが面白かった。

当時はバカ殿様など、ゴールデン帯のテレビ番組普通に若い女性おっぱい丸出しになり、それを家族団らんで笑って見ている時代だ。少なくとも我が家はそうだった。

深夜12時ともなれば、地上波でもAVがそのまま放送されたり、若手芸人風俗嬢サービスを受ける風俗店紹介のコーナーなどが放送されていた。

面白かったと思いながらも、やっぱり野蛮でどうかしてた異常な時代で、終わって良かったとも思う。

2015-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20150622204512

親戚が若手芸人に対して評するのはダメで、君が親戚に対して評するのはOKなのか?

どうでもいいけど、大阪お笑いに対して意識を高く持たないといけない同調圧力でもあるのか?

日常におけるコミュニケーションとは何なのか大阪の人は考え直した方がいいよ

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