はてなキーワード: 詐欺罪とは
時間帯指定しているにもかかわらず、平気で1時間近く早く持ってきたりすることがよくある。
・250g以内→340円
・1kg以内→440円
・4kg以内→710円
それなのにさ、このサービスをブッチギリ無視こいて配達員が持って来たい時間にもってくるって、詐欺じゃないの?
代価のサービスを履行してないよね??
え?
何なの??
俺の住んでる地域だけなの?こんなのって。
こっちだって子供の世話やらなんやらで持ってこられるとどうしても迷惑な時間帯があるからそれを避けるために指定してるんだよ。
正直、この特別料金を払ってるのは通販会社なんだけど、日本郵便はサービスの不履行を理由に通販会社に返金する義務があるんじゃないの?
なんなんだよホント。
某人気声優櫻井孝宏が放送作家と10年来の不倫関係にあり、放送作家が「10年以上付き合っている方がいる。結婚する予定」と話していたと週刊文春にすっぱ抜かれた件で、一部コメントで「結婚詐欺では」という意見があるが、現時点では結婚詐欺に当たるとは言えない。
そもそも結婚詐欺という犯罪は存在せず刑法上では刑法第246条 詐欺罪がそれに該当する。
つまり「結婚するよと嘘をついて金品を巻き上げた」時点で詐欺罪が成立するのであって「僕は未婚だよ。いずれ君と結婚したいと思ってるよ」と言う(もしくは言って性行為を行う)だけでは詐欺罪は成立しない。
じゃあ某大人気声優櫻井孝宏さんは何の不法行為にも問われないのかというとそうではなく民法上の「貞操権侵害」に当たる可能性がある。
貞操権というのは「誰と性的な関係を持つか」を自由に決めることができる権利で、性行為を行う際の意思決定に対して欺瞞があった場合、「貞操権侵害」として慰謝料を請求することが出来る可能性がある。
今回の場合は「相手から結婚していることを隠した状態で交際しており、結婚すると言われていた(かどうかはわからんけど本人はそう思ってた)ので、性行為を行った。相手が既婚者とわかっていたら性行為を行わなかった」と見なされた場合、貞操権侵害として慰謝料の支払いが認められる可能性がある。
ただし「関係者の間では有名な話でしたので放送作家のA子さんが知らなかったとは考えづらいですね(業界に詳しいX氏)」みたいな話が出てくると「わかっててセックスしたんやんけ!」となるので認められない可能性が出てくるんだけどね。
詐欺罪が使いにくいんだよな。詐欺罪は騙す意志の立証が必要だ。だから騙す意志をごまかせる本物の詐欺師はむしろ詐欺罪に問えないのだ。統一教会みたいなな。
更に詐欺罪できちんと有罪となるかわからないから警察も嫌がる。
消費者契約法で、指定した行為については騙す意志の立証を求めず刑事罰って話にすべきだと思うよ。もちろん寄付や献金も対象にして。
霊感商法も「消費者に対し、霊感その他の合理的に実証することが困難な特別な能力による知見として、そのままでは当該消費者に重大な不利益を与える事態が生ずる旨を示してその不安をあおり、当該消費者契約を締結することにより確実にその重大な不利益を回避することができる旨を告げること」という定義がある。
すると、このような行為をしていればすぐ警察が入れる。他のマルチ商法についても警察が入りやすくなる。刑事罰要件も満たすことになり、上記行動をすれば解散請求にも至りやすくなるだろう。霊感商法についてだいぶ解散請求を命じやすくなる。
これ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/odawaradoragon/status/1583224279394832384
これが訴訟詐欺(債権もってないのに債権者と偽って返還訴訟を起こし相手が詐欺と思って放置してる間に勝訴確定して、裁判所に預金差し押さえの強制執行させる)として。
銀行は裁判所からの命令に従って差し押さえしただけなので、いくら口座名義人から詐欺だと説明されてもどうしようもない。
弁護士に相談すると同時に差し押さえを行った裁判所(の事務官)に連絡して説明しないとどうしようもない。
ついでに言えば、一度判決が確定してしまったら、その判決のもとになった証拠が偽造であっても裁判所が一方的に判決を取消すことはできず、
・本人宅に訴状が届いたのに詐欺と思って放置してたのか、過去の事例(https://www.asahi.com/articles/ASP3J65XCP3JTIPE014.html)みたいに無関係の別人住所あてに訴状を届けさせてたのか、とか(前者なら詐欺罪が成立する余地がある)
・民事訴訟では相手の財産を強制調査などできないので(ひろゆきもそれで強制執行を免れてきた)(それを受けて財産調査が少し強化されたが、それでも本人を裁判所に呼び出して聞き出すしかない)、強制執行した相手はどうやって小田原さんの口座情報をつかんだのか、とか(本人に知られず口座を調査できるのは徴税吏員だけ)
いろいろ疑問はあるが、
とにかく銀行に連絡しても時間の無駄なので、やるべきは弁護士への相談。どうすべきか専門家が教えてくれるから、一時間5000円の法律相談でもいいから一刻も早く弁護士のところに行くんだ。
裁判となっても勝てるようにするためにまず統一教会の調査に踏み切ったことは評価できる。
だけども、調査してて問題ないという結論を出すための偽装にも見えるんだよな。今後の進展は見るべきだろう。それでも霊感商法も含めれば被害者がめちゃくちゃ多い団体だから火が止むことはないと思うが。
紀藤弁護士も言っていたが、消費者契約法に刑事罰を儲けての調査権を儲けることは必要だろう。詐欺罪は騙す意志の立証が必要だから使いにくい。法律でこういう行為をすれば騙す意志の立証なしに刑事罰を下せるようにしていくべきだ。
多少政治家で焼けるやつが出るかもしれないが、統一教会の行動を束縛して、新たな被害者を産まないように、祝福2世を産まないように法整備を進めていくべき。
解散命令は宗教法人格を剥奪することだけ。宗教法人でない団体が金をせしめることなどは新法を制定しないと無理。だけど、宗教法人格を剥奪することによりダメージを与えることはできる。
理想を言えば、消費者契約法案件として、刑事罰を設けて、官公庁が調査する権限を持った上で、消費者契約法の刑事罰から霊感商法が宗教法人格剥奪について抗う情報集めと、刑事罰を食らわせたことを宗教法人格剥奪の根拠にできれば望ましい。
詐欺罪は騙す意図の立証が必要だから扱いづらいという問題もあるが。消費者契約法で、ある条件を満たしてれば騙す意図の立証なしに刑事罰に問えるようになればだいぶ統一教会みたいな霊感商法やマルチ商法へ対峙しやすくなるだろう。
まずは
霊感商法について、消費者契約法4条3項6号には「消費者に対し、霊感その他の合理的に実証することが困難な特別な能力による知見として、そのままでは当該消費者に重大な不利益を与える事態が生ずる旨を示してその不安をあおり、当該消費者契約を締結することにより確実にその重大な不利益を回避することができる旨を告げること」と規定されています。
の定義でいいだろ。
だから、消費者契約法について、消費者契約だけでなく、寄付や贈与も無効化対象にしたり、刑事罰を加えたり、政治家への関与を禁止したりすることがベースとなる。
また、宗教法人格も、消費者契約法の無効行為を継続的にやっている場合は剥奪できるようにすればよい。
桜を見る会にマルチが出た問題もあるんだ。詐欺罪は騙す意図の立証が難しいためなかなか使いづらい。このような行為は無効にできたり、刑事罰にできたり、様々な救済措置を儲けるという方向で法改正していくべきだ。
統一教会は霊感商法をしても、国家公安委員会委員長や文部科学大臣を篭絡して、処罰できないようにしただけでしょ。
そもそも宗教に背乗りして自分たちの存在を認めさせるところから始まってる詐欺組織に過ぎん。統一教会擁護もひたすら他のこれはいいのかとか、俺たちを攻撃することは政権を攻撃することになるぞとか、外のものに背乗りして逃げようというだまし行為ばかり。
霊感商法をしたら刑事罰でドナ・ドナできるようにしたらいい。詐欺罪もあるが、詐欺罪は騙す意志の立証が必要だから利用は困難。
騙す意志の証明をなくして、このような行為をしたら刑事罰+政治家と関わらせない+団体指定して勧誘行為自体を禁じる+献金や寄付も対象+消費者契約法から法的後見への誘導って消費者契約法周りの強烈な強化が必要だな。
前パート
https://anond.hatelabo.jp/20220830220250
わかった風に述べてきたが、俺自身はそこまでI店に貢献したわけでもない。最初の三ヶ月は時給800円以下の日払いアルバイトだった。社員の人や、キャストの女性が多くのお金をもらっているのを見て、自分もいつかはと考えていた。
キャッチ役になると、I店に連れてきた人数と支払額に応じてバックがもらえるが、代わりに固定給の時間換算が500円以下となる(実績主義)。閑古鳥が鳴くような平日火曜日とかだと、むしろ働くのが損みたいなことになる。
お客さんがゼロの日が三度あったのだが、さすがにキツかった。その日の給料は相当安いし、皆の目線もちょっと冷たい。でも、店長も、キャストの人も、ほかの人も、「ドンマイ!気にすんな」とか「お前は慎重だから」とか「あんたは人の表情を見る力はあるんど。今はそれでいいんじゃけ。焦るな」とかいろいろ言ってくれて、涙がじんわりと出てきたのを覚えている。
終りはあっけなかった。
働き始めて二年が経つ頃だったか。店長に呼ばれて、店内のソファに向かい合わせに座っていた。
それで、言われたのだ。より上のランクを目指してみないかと。要するところ、このグループの社員(と呼んでいいのであれば…)になって、さらに実績を出せば上のグループに入れてやれるというものだ。
入店してすぐに感づいていた。この人達が反社だということを。反社なんだけれども、本格的な人達ではなくて、中途半端な存在だった。店長だけは組に籍を置いていた。それで、俺に見込みがあるようなら入れてやろうという話を持ち掛けてきたのだと思う。
その場で断った。1年間ほぼ2年間、お世話になってきた店長だった。接客やキャッチの指導もしてくれたし、若い人間にとってよりよい生き方も教えてくれたし、居酒屋でも風俗店でもいつもおごってくれたし、従業員の前でキレたりすることもなかった(お客さんは脅したり殴ったりする)。いい人だった。
でも、こういうずる賢いところがあるのが俺だ。一本筋が通っていない。あれだけ世話になった店長に対して恩返しをしていない。誘いを断った理由はひとつで、もし自分が評価を受けて組に入ったが最後、まともな人生を送れないことが明らかだからだ。盆暗な自分でも、そのことだけは明白に、クリヤーに理解できた。
店長は、「いいよ。わかったまた考え直したら連絡がほしい」という感じでソファを立って、スタッフルームに入っていった。
二週間ほど後だった。休み明けに店に行くと、もぬけの殻になっていた。外観はちゃんとあるのだけど、店には鍵がかかっていた。ガラス越しに中を覗いてみると、主だった備品が無くなっている。
店長に電話してみようと思ったけど、やめておいた。多分しない方がいいと思ったから。それから一週間以内に、店長とほかのスタッフから電話があったけど、出ることはなかった。
……不義理なことをしたのだと思う。法や道理に反する行いはしていたけれども、俺達は仲間だった。(調子に乗ってると思われるのが嫌で)ここまで書かなかったが、当時の手取りは25万を超えていた。馬鹿な自分は、店長からの「税金は引いてあるからな。全部お前の金だ」という真っ赤な嘘を信じ込んでいた。
店長は俺を買ってくれていた。エピソードは言えないけど、とにかく評価してくれたのだ。そんな人を裏切ってしまった。俺がもっと任侠心のある人間だったら、きっと店長の誘いを受けて、その道に入っていたに違いない。仁義という意味では、それが正しい姿に違いない。
自分語りはここまでにして、ぼったくりに遭わないための方策を教えよう。
まずは、ぼったくり被害が生じる原因にして、ぼったくり店が存在し続ける最大の理由を述べよう。
どうして1時間飲み放題で3,500円などという話を信じるのか。この世界のどこかにぼったくり点店が存在することなど、社会人相当年齢の人なら皆知っているだろう。どうしてキャッチなんかにホイホイ付いていくのか。人が十分に賢くなれば、世の中に詐欺が溢れることはなくなる。悪徳業者は撲滅される。
個人的な話になるが、これまで俺が会ってきた優れた人間(特に経営者)は、利益を得るよりも不幸を避ける戦略を採用していた。ショボい利益額になっても、とにかく損失を避けるやり方を好んでいた。
繁華街を飲み歩く時は、酔って認識力が低下することまで含めて最悪への対応を考えておくべきだ。飲み歩きを是とする者にとっての正義のひとつだと思う。
【原則①】入るお店は1夜につき5店まで
(理由:酔いつぶれ防止のため)
(理由:〃)
(補足:もししたくなったら、密着警察24時で赤信号無視で免許取消になった自転車乗りのおじさんに思いを馳せる)
(理由:言うまでもない)
この原則を打ち立ててから早10年、失敗したことは一度としてない。たまに破って「失敗したかも」と感じたことは何度もある。人生の損失みたいなレベルの失敗はしていない。
もし、あなたが学生だったり、若手社会人だったり、地方から都会に出てきたばかり(※1)の場合、ぼったくり店に入ってしまう可能性がある。そうなった場合の対策も教えておこう。
まず、お店に入ったところから始めよう。身も蓋もないが、ぼったくり店かも?と思った時点で脱出することだ。あるいはメニュー表を見せてもらう。カウンターの上に等間隔でメニューが置いてあったり、店内に料金が掲示してあった場合は信じていい。
店員がカウンターの下から宵ショット出してきた場合はやや警戒(9/2追記 メニューをよいしょっと出してきたの意)。口頭のみだった場合は、さらに怪しいので帰った方がいい。席に座った時点で料金発生というのが業界標準だ。その前に帰ろう。先ほど述べたとおり、利益を得るよりも損失を減らす方針を採った方が人生におけるリターンが優れている。
さて、それなりに飲んで、サービスを受けて、さあ帰ろうとなったところで料金の請求を受けることになる。伝票に書いてある数十万以上の金額を見て、ぼったくり店だったと知ることになる。
ここからは、以下に従うことで脱出できる可能性が高くなる。手順以前に最も大事なのは、怯まずに粘ることだ。向こうは強気な態度に出るだろうが、法的な後ろめたさの現れだ。
ステップ①
これは正当な料金ではない、根拠を示せと言う。ぼったくり店は「これがうちの料金だから」とか、カウンターの下からメニューを出してきて「ここに書いてあるでしょ」とか、「キャッチの料金説明は間違い。あとでシメとくから」など、料金の正当性を主張する。
その場合でも、「これはぼったくりである。相場の料金しか払わない。解決しない場合は警察を呼ぶ」とはっきり主張する。相場の料金としては、普通の飲食店の料金想定額×2倍程度を言っておく。かなり運がいいと、割高の料金を支払うことで解放される。
なお、ぼったくり店が主張する請求額は絶対に払ってはならない(※2)。
ステップ②
彼らは、刑法上の詐欺罪となる『無銭飲食』を根拠として強い口調で攻めてくる。あなたを囲い込んだり、帰り道を塞ぐのは基本である。「払えないならおそろしい目に遭う」と口々に脅してくる。免許証のコピー取らせろとか、名刺を渡せとかも普通に言ってくる。従う必要はない。ステップ①のとおり金銭交渉を続ける。
もし話し合いがNGとなったら後は通報するだけだ。携帯電話を取り上げられるのでは、と思うかもしれないが、警察への通報を実力行使で止めた場合に公務執行妨害となることは向こうもわかっている。さりとて、無理やり監禁されてボコボコにされるのでは……と考える人もいるし、ぼったくり店もそのイメージを植え付けることを狙っている。
その場で携帯電話を取り出すか、○万円などの支払意思を示したうえで店を出て交番に向かう。相手も付いてくるだろうが心配しなくていい。
相手もプロだから逮捕リスクを考える。そこまでして金がほしいとは思わない。警察のお縄になったら、当然お店の営業はできないし、刑務所に入りたくないと考えるのはカタギと同じだ。
ただし、半グレ(特に若い衆)が経営している店は要注意。そんなことなどお構いなしに、暴力・監禁・脅迫などしてくる店がある。基本、そういう連中は未来のことは考えていない。良くも悪くも今を生きている。
ステップ③
ある日、福山市街のとある交番の前で、I店の近所のぼったくり店と引っかかったお客さんがモメていた。警察官数名が話を聞いている。
ぼったくり店はメニューに料金が書いてあるからと主張するが、お客さんは最初に聞いていた金額と話が違うと主張する。話は平行線でまとまりようがなかった。こうした場合、ぼったくり店もメンツがあるのでどこまでも食い下がる。最終的には、当初請求額の2分の1などで収まる場合が多い。
が、そのお客さんはできる部類の人間だった。狐並みの賢明さを有していたのは間違いない(そこまで飲んでなかったのかも)。
お客さんは「私は1万円を支払うと言っていますが、それだと無銭飲食ということですね」と店側に言った。店は当然、「○○万円払わないと警察に突き出す」と言う。
ここで、お客さんは警察に向かって、「私がここに1万円を置いて、福山駅の方に帰って行くとしましょう。彼らが実力行使に出た場合、傷害罪で刑事事件となりますか」と問うた。警察官は「そうなる可能性があります」と店のスタッフ側を睨んで言った。
「では、私が1万円を置いてそのまま去った場合、無銭飲食で私を逮捕しますか」とさらに問うと、なんと警察官は、「何もしません。帰ってもらっていいです」とはっきり言ったのだ。知性と粘りの勝利だった。
店側は「おかしいでしょ!法律に従ってくださいよ」と警察官に詰め寄るが、「民事不介入です(※3)」と突っぱねるばかりだった。お客さんは警察官に1万円を供託すると、そのままタクシーを捕まえて、駅の方まで帰っていった。
つまり、相手が主張する請求額を払ってはならない。その場から逃れて家に帰ることだ。それで九分九厘逃げられる。
ぼったくりは犯罪だ。お金を支払う道理はない。ぼったくる側もわかってやっている。
一応、これまでの判例を調べてみたが、警察も裁判所も、ぼったくり店の味方をすることは一切ない。問答無用でお客側の味方をする。
彼らの多くは、正義や真実に基づいて行動する。面倒くさいと思ってぼったくり店への苦情を放置する警官もいることはいる。かといって、ぼったくり店の味方をしてお客さんを逮捕した場合、おそらくは警察内部での白い目と恥の目線が待っているのではないか。
※1…
地方都市にぼったくり店は少ない。ぼったくり店は密集して初めて力を発揮する。その界隈に1店舗だけポツンとあってもすぐに悪い噂が広まるし、警察官も手柄欲しさに喜んで飛んでくる。ぼったくり店には都会性がある。かなり前に帰省した時、福山駅のI店跡周辺に行ってみたが、ぼったくり店と思しき店々は悉く消えていて、複雑な気分になった。悪が撲滅してよかったという想いと、地域の経済力が低下していることのもの悲しさを感じた。ついでに福山駅前がめっちゃ綺麗になっててビビったわ……。昔はヤンキー集団が屯していて、駅前には汚いものが色々と転がっていた(自主規制)。
※2…
民事不介入に関係するが、ぼったくり店にお金を渡していた場合は、あの警察官でもどうにもできなかった。なぜなら、サービス債務と金銭債務が共に履行されるという、まさに民法上の契約と支払が成っているからだ。真の意味での民事不介入となり、お店からお金を取り返すのは不可能に近くなる。
※3…
警察官はストリートレベルの行政職員の典型例だ。要するに、上司の許可がなくても裁量的に動くことができる。ほかにも、ケースワーカーなど現場に出る公務員はその仲間らしい。一般企業(働いたことないけどさ…)だと、上司の許可がないと○円払って下さいという納付書を切れないのだろう。しかし警察官は、自己の裁量で交通違反者に反則切符と罰金の納付書を発行する。上のぼったくりの例でも、警察官が「民事不介入です」と主張できたのは、社会的公正とか、後で上司に叱られる不安がゼロだったから自己判断でできたことだ(と推測する)。公務員には身分保障があるのも大きい。
【参考】
https://ik-law.jp/blog/bottakuri/
(2 警察に、お店との間に入ってもらうを参照)
それからお前はどうなったかって? サッと説明する。このへんはあまり言いたくないんだ。
コンビニのアルバイトで食いつなぐなど到底できるはずもなく、祖父を頼った。頭を下げて、実家に戻らせてほしいと頼んだ。そしたら「実家に戻ることは認めないが、最後の温情として職を案内してやる」と言われた。
祖父からは『面接でしゃべること』というメモをもらって、必死で覚えて採用試験に臨んだ。筆記試験は中学レベルの内容だったからどうにかなったが、面接がやはりしんどかった。じいちゃんからは、とにかく自信を!というアドバイスと、「儂の名前は絶対に言わないように」と釘を刺された。
それで、晴れて合格になって、市内の公園とか道路とか福祉施設とか、そういうところのベンチを直したり、壁をコンクリで補強したり、草木の剪定したり、道路に不法投棄されたごみを拾ったりとか、そういう仕事に就いた。
でも、俺はとんでもない馬鹿で、20代後半になる頃だったか。大声で絡んできた住民の人がいて、あまりにムカついて、ブチ殴って怪我をさせてしまった。
それで人事に呼ばれて、「謝罪の意思がないなら、もう雇い続けることはできない」と言われた。先輩や上司からは、「労働組合を通じてお願いできるよ、きちんと謝罪の意思を示せば人事もわかってくれる可能性はある。低いけれども」と言われたが、当時の俺は聞けなかった。自分がした行為は正しいと思い込んでいた。あのおっさんが醜い言葉で俺達をバカにしたのが悪いと主張して譲らなかった。
で結局、謝罪の意思を示すことなく、諭旨免職を受け入れて、ちょっとばかしの退職金をもらった。じいちゃんやほかの家族に挨拶をすることもなく、遠くにある自動車の期間工の仕事に申し込んで、1社目で運よく採用になって、それからずっと今まで続いている。
以上で、この日記は終わりだ。
辛い思い出もあったし、楽しいと思えることもあったけど、このまま惰性で生きていってもいいのかと思い始めたところで増田に投稿してみようと思った。読んでくれた人、ありがとうな。
【余談】
近年のぼったくり事案について思うところを述べたい。
近年の傾向としては、行政が消費者をより手厚く守るようになったことだ。昔だったら、「騙されたけど勉強になったやろ」的な観点で警察が対応することも多かったが、当時に比べると親身になっていると感じる。
そんなご時世、流行り出したのがプチぼったくりだ。いや、普通にぼったくりなのだが、キャバクラやバーと比べるとはるかに良心的(?)な価格に設定されている。レシートにも、それっぽい名目の料金が少しずつ加算されている。黒だとは言い切れないギリギリを攻める。
各都道府県のぼったくり防止条例は、居酒屋などの一般飲食店を対象としていないという事情がある。ぼったくり店側も、高額請求で逮捕されるよりはプチぼったくりで地道に稼いだ方が効率的ということだろう。
これについては、以下のはてなブログが詳しい。
バズってるけど評判の悪い店を紹介します
https://mazuimeshi1.hatenablog.com/
この至高の御方は、自分の足でぼったくり店を探して記事を書いている。残念ながら今は更新されていない。
この人の記事が好きだった。自分で身銭を切って、読者にぼったくり店の注意を促したり、ツイッターで気を付けるべきアルファツイッタラーを紹介したり、とにかく公益的な活動をされていた。
この当時、多くの人は森友学園とか、芸能人の賭博とかギャンブルとか、イケハヤとかはあちゅうがまた一般人から金を巻き上げてるとか、みんなで集団になって攻撃できる話題を探していた。
でも、この方は個人でぼったくりと孤独に戦い続けていた。そこまでバズるわけでもないのに、それでも粘り強く都内のぼったくり店を渡り歩いて、劣悪なサービスと屈辱を味わい続け、ブログにレシートをアップする。
そういうところに、同じ人間として憧れる。この人がYouTubeをやってたら、投げ銭をする確率は100%といっていい。またブログ再開しないかな。