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2016-01-10

日本アニメ(ーター)見本市のオリジナル作品を全部見た

NHKで特集再放送があったんでまとめて見たら、けっこう面白いのを見逃してたよな気がしたんで書いとく。

http://animatorexpo.com/titlelist/

ちなみに1/31で一度だいたいの公開が一度止まるらしい。赤字プロジェクトのままらしいし、ちょっともったいないので感想を書いてみた。

エヴァ資料ちょいだし系とモヨコ(のマンガ紹介)は外した。正直わかんなくて項目を立てなかったのは「電光超人グリッドマン」「月影のトキオ」「偶像戦域」「ブブとブブリーナ」「ザ・ウルトラマン」「世界の国からこんにちは」「カセットガール」。エロい解説よろ。

アニヲタってほど詳しくない、作画ヲタでもないので、なんか間違いがあったらツッコミ歓迎。

http://animatorexpo.com/thedragondentist/

冒頭の湯浴みシーンの水の質感がちょっと懐かしい。キャラの動き方も世代的には旧エヴァよりちょっと前、ナディアとか好きだった世代には嬉しい感じ。サントラの中に「雲龍」ってのが入ってるのは、出てきた軍艦雲龍型ってこと?ミリヲタの人に聞きたいわ。あと和物ガジェットを少しずつ重ねていくことで和物ファンタジーにうまく繋げてるのがいいかな。

  • 「HILL CLIMB GIRL」

アップで映った時の女の子の口がなんか超絶可愛いよね。

  • 「ME!ME!ME!」「GIRL」

NHKで紹介されてた吉崎響×井関修一監督×作監コンビだったのでこれも見た。前半は単にエロでしょと思ったんだけど女体が非エロものとしてゲシュタルト崩壊していくのがいい。そのくせ幾何学模様もエロ連想させやすい形を維持しているのは、わかりやすく狙ってるんだろね。そこに至るまでを含めて見ると、どぎついコンセプトとは別にキャラ描線も美しいのが感じられてくる。早い段階で女の身体が襲ってくるモチーフが出てきたことで、序盤のエロが単なるエロではなくなった。その辺の流れの作りこみがうまい

後半エヴァスーツ一人称シューターする感じとか、デザインのものが新しいわけじゃないけどマイナーアップデート感があるね。最近映像作品全般でもわりと出てきてる手法だけどね。

幾何学模様もエロというのは、その後に同じコンビで出た「GIRL」も同じ。あの舟を見下ろしてるのはコレだよねってのが分かりやすい。百合クリオネみたいに生やすのはなんでだろって思ってたんだけど、終盤に対応するシーンがあったかな。

編集で出た「ME!ME!ME! CHRONIC」はさほどでもなかった。だから「ME!ME!ME!」と「GIRL」さえ見ればいい。

  • 「Carnage」

主人公西部劇短編なんだけど画面に古いフィルム映画風のヨゴシを含めたカメラワークが特徴。隻腕ガンマンアクションを網羅してるのも(・∀・)イイ!!

鉛筆書き風のは「かぐや姫の物語」があったけど、それで「南くんの恋人」をやるとスマホが意外と面白い表現手段になるんだなと思った。感情に応じた描線のゆがみもよいけど、最後の表情の微妙な変遷がかなりよかった。

  • 「そこからの明日。」

見本市にはMusicClip的なつくりのもの結構あるけど、その中でも都市描写がいい。おしゃれアニメって言葉濫用され過ぎてるきらいがあるけど、こういう「都市に在りそうな物体配慮の行き届いたのをオシャレって言ってほしいかな。

トップ推し。大型のなんかについての鈍重さの表現が、エヴァ周辺のあれこれだけでなくて、ここ数年の怪獣映画が気をつけつつあることとも呼応してるよね。『パシフィック・リム』とかね。

  • 「Kanón」

声優にハイテンションで喋ってもらう。こーゆーの好き。風刺モノっていうのは要点をわかってるほど基本付き合うのがタルいので、タルくない速度でやるならこのくらい早回しで作る必要がある、ということを確認させてくれる。これから見る人に言っておくと、英語字幕つきで見たほうが会話のリズムがわかっていい。

ここまで完全に言い忘れてたけど、「見本市」作品男役はみんな山寺宏一女性系の役はみんな林原めぐみ。この二人の声優が全作品で演じ分けてる。そういう契約なんだろうか、確認してないけど。作品は好き好きだろうけどこのことがわかるとヲタ的に楽しみ方が広がって、いいよな。

今石監督作品。「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」とか「キルラキル」とかにあったうち一部の部分をさらにどストレートな方向に圧縮したようなやつ。煮詰め方は凄いけど、推せるかっていうとわからないな。

  • 「おばけちゃん」

わかりそうでわからない。中毒になる人はなるんでは。それはそれとして細かい演出結構凄いんじゃないか。だってイカ娘」と「日常」と「九井諒子短編集」が全部入りな上でエヴァ系の知財を使えたら、まあこうなるよなって。今更めぐ姉でそういう企画できるってのはつくづく良いプロジェクトだよこれは。おかわりいただけるだろうか。「そうそう、艦これ雪風二次創作を消費してる時の俺らってこういうの見たかったよね」みたいな。おかわりいただけるだろうか。

ミステリ時間SFとをショートショートでやったってところ。筋がさほど捻られているわけではないけど、男の指の滑らせ方の演出殺人と性欲(と愛情?)の狭間を漂っている。オチ文字通りの文脈依存なまま終わるのもショートショートとして(・∀・)イイネ!!

安野モヨコデザインしたキャラ四季を表すコマ撮りアニメを実演してる。コマ撮り用の素材のチョイスもいい。

コマ撮りがアニメジャンルとしてわりと好きだから推しとく。

すしお絵でこういうのやるの、かわいいに決まってんじゃん(ももクロZのもそうだったよ)、というのがファーストインプレッションだけど、まあ密度が高い。押し合いへし合い口撃戦のところとか良くね?良くね?

さかき漣「顔のない独裁者」って小説が元らしい。エヴァジブリってよりは大友アニメ押井アニメの大きな流れで見た方がいいのかな。政治を扱ってることそのものよりは政治性的不能とを安易に直結してしまうところに「いまどきこれはないでしょー」な筋悪さを感じる。原作をみてないからアニメスタッフにどこまで責任があるのかわかんないけどね。でもねこういうの好きだよなみたいな共感もあるよね。

クレジットを見ると監督平松禎史さんってことで。彼の関わってる寄生獣アニメ化は全体的に良かったし、こういう方向でももう少し長いのをやってくれるのかなという期待を持った。

  • 「神速のRouge」

俺屍をやってた当時の俺の頭ン中は終始こんな感じだったな。スキスキダイスキ。ただ他の人にとっても良いかどうかはわからん

盛々のグロ要素に対する薄暗い欲望と、あと昨今の劇場版アメコミ映画で金払って数時間座らされて「なんだこれっぽっちかよ」、みたいな気分にさせられがちなイライラの、どっちも手短に上手に昇華してくれてありがとう

中盤くらいからカウボーイビバップ直撃世代が泣く展開になってるんだよ。わかってくれるか。老害ですまんな。マジで

校舎内で上條淳士絵の美少年空想フィギュアスケートで踊りそのまま成長して表舞台に、というだけでもう楽しいでしょ〜。

ただ幾つかフィギュア素人なりに疑問に思うところもあったかな。男子シングルの練習をしている主人公妄想にしてもいきなりペアの技を繰り出せるのかとか、ジャンプ後の着地がイマイチそれっぽく見えない瞬間があるとか、そういうトコね。ただ今後フィギュアスケートアニメとかが出てきた時にこの短編はなにかと作例として見直されるんじゃないかな。

感心の方向としては「坂道のアポロン」の運指にちょっと近いものがあるね。

作品それ自体の好みを抜きにしてネタゴリ押しで大爆笑させてもらえたのはこれが一番だった。B級映画を見慣れてる人ほど笑いとして刺さるんじゃないかな。「エヴァのTVシリーズは前半でしょ」と言いたがるタイプアニメファンにもどうぞ。

  • 新世紀いんぱくつ。」

鋼鉄のガールフレンドですね、わかります

冗談はさておき、他の作品も広い意味ではエヴァその他のIPを使ってるのに一番半端な知財の使い方で、やらなくてよかったことなんじゃないのこれっていうのが残念。最後の数十秒の良さも音響のおかげというところがあるし、これの目指すエモさは本当はエヴァじゃなくてよかったんじゃないの。

これ自体がそこまで悪いってわけじゃないんだけど、パロディを取り混ぜた知財の使い方でとりわけ上手だったのは「おばけちゃん」だったから、比べてしまうね。

  • 「旅のロボから」

どうしようもない好色のロボの話ではあるので最初は見かけた時不愉快だった。だけど見直すと、作画の良さが際立ってることは間違いない。それだけ取り出して褒められるかどうかというのが、こういう好色バカを扱う作品の難しさだね。

この作品に限った話じゃないけど、そーゆーポリコレ関係ジェンダー論とか差別とかどうこうってやつね)がクリアできてないのは「見本市」にはむしろ多くて、さすがにこの貧相さで大丈夫かなと思わなくもない(映画もそうじゃん、とか言ってる人はごく最近映画を見てない不勉強人間なので無視するよ)。もっともね、そーゆーポリコレのズサンな点が気になりだして作画や造形が評価できなくなるのはよくある落とし穴なんだけどね。ハマるよね。

ジェンダー論ガン無視していい作品作ろうと思ってる作り手と、ジェンダー論だけやっておけばそれだけでいい作品語りができると思い込んでる語り手と、どっちも怠惰さで言やどっちもどっちだけど、四分六で後者の方がやや罪が重いかな。映像の良さをしっかり語れる作り手と語り手がジェンダー論にも手を抜かないくらいがちょうどいいね

結論としては「POWER PLANT No.33」「おばけちゃん」「イブセキヨルニ」が推し。次いで「ME!ME!ME!」「I can Friday by day!」「ENDLESS NIGHT」「ヒストリー機関」あたりが良かった。異論は認める

2015-02-16

アニメ子供に悪影響を与えることってあると思うよ

よくアニメゲーム暴力シーンやエロシーンが子供に悪影響をどうこうって話あるよな。

ネットじゃ脊髄反射的にそんなバカな話があるかって反応帰ってくるけど、

やっぱアニメって子供の成長に影響与えると思うよ。

そんなことをふと思ったのは、修論発表会も終わって、ちょっと余裕できたかアニメでも観ようと思って、

TUTAYAふしぎの海のナディアを全巻借りてきてオールで一気見したから。

やっぱこれ名作。

25年も前の作品とは思えない。

OPで真っ青な空を背景に白鳥が画面内に飛び込んでくるシーン、

「あ、美しいってこういうことなんだ」

子供ながらに思った、あの気持ちが鮮やかに蘇った。

もし小学生のころに、ナディアを観なかったら、今の自分は無いだろうな。

ジャンを見て、そうか、こういう男が物語主人公になるんだ、と思ってから電子工作にハマって今に至る。

就職先は飛行機なんて作ってやしないけどなw

一方、俺の隣で毎週一緒にナディアを観ていた妹は、ナディアみたいな女になりたいと思ったのか、

中学に上がった頃から菜食主義から軽い拒食症になって、

ムー大陸の謎についての本を読みあさり

自分卑弥呼の生まれ変わりなのだと思い込んだらしくて、家中に謎の呪符を貼り付けていたが、

気がついたら不登校児になっていた。

最近マイルドヤンキーだかなんだか知らないが、そういう文化圏で男にサファイアを貢がせている。

グランディス鞍替えしたのかな。

これはこれで立派なもんだ。

俺達は極端な例かもしれないけど、やっぱり子供の頃に観たアニメって子供のその後の人生に多大な影響を与えると思う。

でもそれは、ただの暴力描写とか、残酷描写とか、そういうんじゃなくてさ。

ようは、感動、なんだよな。

自分に感動を呼び起こしてくれた何か、が子供に影響を与えるんだ。

まれて初めての感動が、その後の人生を決めるんだ。

ごく平凡な子供は滅多なことじゃ感動しないだろ。

から最初の感動は必然的アニメになる。

先生説教なんて、右から左に抜けるだけだけどな。

アニメ子供の成長に良くも悪くも影響を与える。

からアニメの子供に与える悪影響をゼロにしたい人達は、

表面的なエロとか暴力シーンを取り締まるんじゃなくて、

「感動」を取り締まればいいと思うよ。

そうすりゃアニメゲーム先生説教と同じものになる。

あー、また再放送しないかなーナディア

2014-07-30

http://anond.hatelabo.jp/20140729181717

僕も高校生の頃、最近若い者は自分自身も含めもうダメだとか思ってました。

当時のアニメ作家ナディアやっていた庵野を想定)についても、

宮崎駿とか押井守とか富野由悠季とか大友克洋とかのオリジナリティがもうない。

パロディとかオマージュとか、とにかく二番煎じダメだ。

いやー高2病ってんですかね。

そんなに文化の衰退が気になるなら自分でなんとかしなさいよって感じですかね。

そんなの気にするより、自分にできることをやるべきなんじゃない?

社会への貢献の仕方は色々あると思うよ。

すぐにできなくても将来やるための修行の期間なんじゃない?高校生なんだから

2014-01-28

お父さんと小学生女子のためのアニメ作品

子どもと一緒にアニメを見るお父さんもいるんじゃないかと思う。幼稚園のころなら『アンパンマン』や『プリキュア』で良くとも、小学生中学年ぐらいになってくるとさすがに卒業する。『プリティリズム』に進む女の子は多いだろうが、大人の男が見るにはちょっときつい。

そこで、お父さんが小学校中学年以上の子ども(女の子)と一緒に見られそうな作品をいくつか紹介してみたい。基準はうちの子が好きで、なおかつ過激なシーンがないというもの。なので、どれぐらい一般性があるかはわからない。順番は適当

・『けいおん!』(1期/2期/映画

女子高生主人公アニメ。いわゆる萌えアニメだが、小学生女子でも楽しめる。お風呂のシーンでちょっと困るが、まあ問題ないレベル

・『はたらく魔王さま!

勇者に倒された悪の魔王現代日本にやって来るという話。ややきついシーン、胸の大きさの会話などで微妙に困るところもあるが、うちの子は気にしていないようだった。

・『たまこまーけっと

商店街の餅屋の女子高生のところに正体不明の鳥がやって来るお話。うちの子曰く、最初微妙だったが、だんだん面白くなってきたとのこと。

・『境界の彼方

半分妖怪男子高校生妖怪退治を生業とする女子高校生出会うという話。うちの子京アニが好きなんじゃないかという気がしてきたが、なかでもこの作品を大変気に入っていた。ややきついシーン有り。

・『のんのんびより

田舎女子小学生主人公まったりアニメギャグも分かりやすいので、小学生にもとっつきやすい。

・『きんいろモザイク

イギリスから日本女子高生留学してくる話。途中までしか見てないけど、そこそこには楽しんでた様子。

・『TIGER&BUNNY

企業広告を背負ったヒーローたちの活躍を描いた作品。ヒーローものだがグロいシーンもそれほどなく、安心して見られた。ストーリーもわかりやすい。

・『ちはやふる』(1期/2期)

かるた燃える女子高生主人公アニメかるたルールなど、どこまで理解できているのかは分からないけれども、それなりに楽しそうに見ていた。これも安心して見ていられる。

・『無人惑星サヴァイヴ

昔、NHKでやっていた子どもアニメ。無人の惑星に不時着した子どもたちのサバイバルストーリー映像がやや古いが、内容的には安心だし、大人が見ても楽しめる。NHKで言うと『電脳コイル』もありうるが、あれは子どもが見るには世界観ストーリーが難しすぎると思う。『ナディア』は最後のほうがなあ…。

・『氷菓

またも京アニ…。高校舞台にした日常系の謎解き。子どもには難しいと思うのだが、雰囲気を楽しんでいた様子。

以上、とりあえずうちの子が好きな作品を挙げてみた。大人用の作品も多いので、子どもストーリーを理解できないときには解説してあげると良いと思う。まあ、子どもとのコミュニケーションの一環ということで。

なお、受けなかった作品としては『中二病でも恋がしたい!』(意味がわからないらしい)、『のだめカンタービレ』(なんかイマイチらしい)、『ぎんぎつね』(正直、ちょっと微妙…?らしい)があった。『とらドラ!』も一緒に見たが、子どもと一緒に見るにはどうかな?と思う部分もある。

今期の作品では『いなり、こんこん、恋いろは。』を楽しみにしている。あと、上記の作品の傾向から、うちの子が好きそうな作品を教えてくれると嬉しい。

では、お子さんとの良いアニメライフを。

2013-09-06

http://anond.hatelabo.jp/20130906122206

細田はハウルとき事故により競争中止して1敗。

庵野トップナディアエヴァカレカノ・Reハニーの5戦。

新海は、ほしのこえまで地方所属、そのあと中央に移籍して4戦。

新海が後継者レースに出走している理由と新海の1敗については「星を追う子ども」参照。

2013-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20130521133514

コメント欄にもあるけど「マジでそう見えてるならもうしょうがないのかも」って感じだねこ

彼にはそう見えたっていうのは事実なわけだしね

ナディア劇場版とか言ってるから相当年季入ったおじさんだろうけどそれでこれか

でもこういう人は一杯居るんだから

2013-03-28

誓い

漏れミンキーモモ結婚するんだ!!」

と思ったのが真剣二次コン意識した15年程前の出来事。だったと思う。

その後、道を踏み誤り一時三次元に転びかけたこともあった。

しかし、今日!!再び悟ったよ。

漏れはーーーーー!!

モモたんと亜美たんとほたるたんとアロエたんと砂沙美たんと美紗緒たんとサリーたんとナディアたんとチャチャたんとリリアたんと姫ちゃんエリカたんとアロエたんとぽぷりたんと優子たんとミモリたんとミルたんとアンジェレッタたんとティファたんとみかげたんとレイたんとルリルリさくらたんと知世たんとアイリスたんとおんぷたんと海たんと光たんと風たんとイサミたんと美朱たんとみさきたんとひばりたんとつばめたんとアロエたんとMAICOたんとマルチたんとあゆあゆヴァニラたんと一夏たんとぷちこたんとサガたんと透たんとちぃたんといちごたんとれたすたんとまほろさんとりぜるたんとかみやままんげつたんとちょこたんとアロエたんとゆずゆたんとエイミーたんと雛苺たんと真紅たんとほのかたんとまなびたんとびんちょうたんなのはたんとフェイトたんとはやてたんとアロエたんと瑞穂お姉さまときょんの妹とマロンてんてーアロエたんとアロエたんとアロエたんとアロエたんとアロエたんと

結婚するんだーーーーーーーー!!

(するんだーーーーー!!)

(るんだーーー!!)

2013-03-01

そんなわけで、しりとり必勝法について考えてみたです

基本的な戦法は、「同じ文字で攻め続ける」です。始まる言葉が少なく、終わる言葉が多い「ル」攻めが基本ですが濁点が有効なら「ズ」の方が効果的です。

それで攻め続けるだけで、だいたいは勝てるはずです。

しかし、逆に自分が「ズ」攻めを食らったときのために「ズ」で始まる言葉を羅列しておくです。

マイナーと思われるものには()で説明をつけておいたです。

そして取っておきの「ズ」で始まって「ズ」で終わる言葉

相手が中級以上のしりとリストならば「ズ」攻めを使ってくるかも知れません。「ズ」攻めを食らい続けて散々つぶした後に「ズ」返しをする戦法が最強です。

同様に「ル」攻めを食らったときのために「ル」返しが出来る言葉たちもあげておくです。

これであなたしりとり最強王者!!(・∀・)

2012-12-02

エヴァQ」をやっと観た感想(※ながい)

ちょっとネタバレしてるから注意ね。

帰ってきてあちこちネット感想を拾ってみた感じでは、一番おもしろいなと思ったのはこの人

http://blog.livedoor.jp/omaenoteki/archives/20168180.html

の言ってることだった(押井守監督意見おもしろいが、あれは別種のおもしろさ)。

しかし、この意見、わりと賛成できるけど、本作がターゲットにした豚は謎豚だけではないと思う。

断っておくが、僕は豚です。

ただし謎豚ではない。

僕向けのエサは非常にわかやすくこの映画の中に用意されていた。

僕は喜んで自分用のエサに飛びつき、そして自分ブヒブヒ言えるシーンが終了した瞬間に悟った。

こいつ(※監督)は全ての豚を馬鹿にしているのだ。「そのためのエヴァだ」。

この作品でいちばん面白いなーと思ったのは、各豚ごとにパート分けされたその作品構造

それもめちゃくちゃデジタルに分かれてる。あんまりそんなの聞いたことない。

少なくとも、「メカ豚」「厨二豚」「やおい豚」「謎豚」向けのパート分けはあったと感じた(一回観ただけなのであやふやだけど)。

僕がメカ豚なのでメカパートを例にして話しますね。

序盤はナディアからの流れをくむ完全なメカ豚向けパート

戦艦デザイン自体はなんかすごいダサい(と僕は思いました)し、乗っているのはよく分かんない観たことない知ったこっちゃないキャラ

こんなの普通の人(=メカ豚でない、このテのシーンに人並み以上にロマンを感じない)が観てもポカーン、なんじゃこりゃ、早く終われよ、だったんじゃないかと推測する。

だが自身もメカ豚であろう庵野監督の勘所を抑えた演出力は、そんな諸条件による違和感を軽々と凌駕し、純粋な「かっこ良さ」の演出だけでメカ豚に感動を与えてくれる。ご丁寧にナディアの曲まで付けて。

重ねて言いますが僕はメカ豚なので、この序盤だけは大変興奮しました(この映画の中で一番光っていたパートはここだったと信じて疑いません。やはり監督自身も好きなものが一番描きやすく演出もしやすいのでしょう)。

次にキャラの描写と、その後の世界の軽い仄めかしがちょっと入って、「厨二豚」向けのパートが始まります

(厨二豚っていうか、自意識豚?サブカル豚?)旧エヴァのそういう部分が好きだった人。そういう部分にこそ食いついた人。その人たちのためのパートです。

どこまでも暗く思弁的な独白キャラアニメらしからぬ演出、演劇に影響された演出(冬月との将棋シーンなんかいい感じでしたね)、などなど。

で、「やおい豚」パート言わずもがなでしょう。

繰り返すが、たぶん、例えばやおい豚の方は、序盤のメカ豚向け演出にはいまいち乗りきれず、違和感を覚えるものだったと思う。

逆にメカ豚にとってはやおい豚向けの演出は「どこを熱くなればいいんだろう?」というしろものだった。

終盤付近の謎豚向けの演出は、もちろん謎豚以外の豚には「どこを熱くなれb(略)。

「その他の豚と人間の方はどうぞ寝ててください」とでも言わんばかりの、デジタル構造

ドラマはそれぞれの豚パートをつなげるための、付随的な存在なので、キャラの動機や行動が不自然になるのは当たり前。

本作の目指すところはやはり純粋かつ単純、「豚よ、踊れ」だと僕は思った。

(「エヴァ」という作品、舞台装置のもの信仰を捧げる「エヴァ豚」も含めて。)

しかも、この構造は、結果として「種類の違う豚同士は本質的には相容れない」という事実まで突きつけてくる。

非A豚は、A豚がなぜその演出で喜んでいるのか理解できない。一緒に熱くなれない。早くA豚パート終われとまで思う。

「豚は、孤独だ。」そんな事実が浮き彫りに。

…多分というか間違いなく深読みしすぎだと思うが、

そういう意味では、非常に批評的な構造を持った作品と言えるのかもしれない。

またそういう意味で、テレビラストや旧劇を完全に引き継いでいると思う。

そんな本作が踊らせられなかったのが、「それなりのドラマを見に来たお客さん」なんじゃないかな。

まり、豚でない人や、豚だけど自分向けのエサは投げてもらえなかったような人も含むすべての観客。

最初に「監督はすべての豚を馬鹿にしている」と書いたけど、逆に言えば、豚に対してはちゃんと向き合っているのだ。

「これを投げときゃ満足するんだろ(笑)」は、ウラを返せば「金を取るかわり満足させるよ」ということでもある。

エヴァQでは、豚に対しては全力でエサを投げていることが感じ取れるが、「みんなが食べられるもの」を出すことについては試合放棄して逃げ出している。

カラー製作体制のことは知らないし、ここからは完全に妄想です。

序・破はこれがたまたま奇跡的に上手くいった。あるいはちゃんとシナリオ面のチェック機構が働いていた。

でも実際には、監督は「みんなを踊らせること(=人間として共感可能なカタルシスを用意すること)」については非常に自信がない。

どうしていいのかわからない。だから、直球で勝負することからは逃げたかった。

みんなを同じエサで踊らせることができないのであれば、せめてエサの分かっている豚だけでもそれぞれに踊らせなければならない。

そんな判断の末に、Qはこういう姿になったのではないか

いくらなんでも邪推でしょうか。しかし、こんな姿でQは生み落とされた。

観始めたとき、豚としての僕は喜んだんだけど、観終わったとき人間としてはちょっと喪失感を覚えていました。

Qがこういう展開になってしまった以上、次回以降のエヴァにもう「豚のエサ」以外の末路は残されていない。

いや、最初からそうだったのだが、最近たまたまおかしなことになっていただけか。

それでも、あり得たかもしれない幸せな結末を思うと、なんか複雑です。

正直言って、「みんなで同じものを食べながら踊れるエヴァ」にも、僕はちょっとだけ期待していましたよ。

2012-11-20

男性向け同人流行年表

http://anond.hatelabo.jp/20121119190913

 ここで描かれてたのでせっかくだから俺専用資料用にぶら下げてみる



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年表

77 宇宙戦艦ヤマト (アニメ)

79 ガンダム (アニメ)

80 ロリータ物全般 (創作同人)

82 マクロス (アニメ)

83 うる星やつら(漫画原作アニメ)、ミンキーモモ(アニメ)、クリィミーマミ(アニメ)、めぞん一刻(漫画原作アニメ)

85 Zガンダム(アニメ)、マジカルエミ(アニメ)、くりいむレモン(アニメ)、ダーティペア(小説原作アニメ)

86 ガンダムZZ(オリジナルアニメ)

88 ガンダム逆襲のシャア(アニメ)、きまぐれオレンジロード(漫画原作アニメ)

89 ボーグマン、麻宮騎亜/菊池通隆、アイドル伝説えり子イクサー1ダンガイオー(全てアニメ一部マンガ)

90 ナディアようこそようこ(全てアニメ)

91 NG騎士ラムネ&40(オリジナルアニメ)、ロードス島戦記(小説原作アニメ)

92 セーラームーン(アニメ) 、ストII(ゲーム) 、らんま1/2(漫画原作アニメ)

93 ああっ女神さまっ(マンガ)、天地無用!魎皇鬼(アニメ)、勇者特急マイトガイン(アニメ)

94 対戦格闘ゲーム/飢狼伝説KOF、VAMPIRE、サムスピなど(ゲーム) 、魔法騎士レイアース(アニメ)

95 赤ずきんチャチャ(アニメ)、同級生2(エロゲ)、ときめきメモリアル(ギャルゲ)

96 エヴァンゲリオン(アニメ)、サクラ大戦(ギャルゲ)、雫/痕(エロゲ)、逮捕しちゃうぞ(漫画原作アニメ)

97 To Heart(エロゲ)、センチメンタルグラフティ(ギャルゲ)、ナデシコ(アニメ)、FFⅦ/ティファ(ゲーム)、Piaキャロットへようこそ2(エロゲ)

98 CCさくら(アニメ)、サクラ大戦2(ギャルゲ)、DEAD OR ALIVE(ゲーム)

99 Kanon(エロゲ)、こみっくパーティー(エロゲ)、どれみ(アニメ)、シスタープリンセス(ギャルゲ)、With You乃絵美(エロゲ

00 Air(エロゲ)、ラブひな(マンガ)

01 ガンパレードマーチ(ゲーム)、月姫(創作同人)、偽春菜(ネット文化)

02 あずまんが大王(マンガ)、おねがい☆ティーチャー(アニメ)、ギルティギアXX(ゲーム)、ラグナロクオンラインネトゲ

03 東方シリーズ(創作同人)、マリア様がみてる(小説)、メルティブラッド(ゲーム)、ガンダムSEED(アニメ)

04 ひぐらしのなく頃に(創作同人)、Fate/stay night(エロゲ)、舞-Hime(アニメ)、ローゼンメイデン(アニメ)

05 ガンダムSEED DESTINY(アニメ)、ToHeart2(ギャルゲ)、IDOLM@STER(ギャルゲ)、ネギま!(マンガ)

06 涼宮ハルヒの憂鬱(ラノベ原作アニメ)、リリカルなのはA's(アニメ)、キミキス(ギャルゲ)

07 コードギアス(アニメ) 、グレンラガン(アニメ)、らき☆すた(アニメ)、初音ミク(ネット文化)

08 マクロスF(アニメ)

09 けいおん!(漫画原作アニメ)、とある科学の超電磁砲(ラノベ原作アニメ)、化物語(ラノベ原作アニメ)

10 ハートキャッチプリキュア!(アニメ) 、俺の妹がこんなに可愛いわけがない(ラノベ原作アニメ)

11 -IS-インフィニット・ストラトスラノベ原作アニメ)、魔法少女まどか☆マギカ(アニメ)、僕は友達が少ない(ラノベ原作アニメ)


 おソース

男性向け同人流行を考えるスレ31

http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1352018734/

 より

 男性向け同人サークル主観だと、12年は

スマイルプリキュア!(アニメ)」と「ソードアート・オンライン(ラノベ原作アニメ)」がこのラインナップに入るのは鉄板かなというマインドです

2010-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20100810225255

何系を見たいかによりけり。

ロボット格闘熱血ものを見たいのか、萌え系を見たいのか。

とりあえず、オタ教養的には

オタ公用語を理解するために:ハルヒエヴァドラゴンボール

オタの準公用語を理解するために:デュラララ、とらドラナディア攻殻シリーズ

あたりではないか。

個人的には、あと、電脳コイルプラネテス茄子/茄子2、あたりとか。

リストにないものだと、精霊の守り人も。

2009-08-17

車輪の下

ヘルマン・ヘッセ小学校中学校教科書に一部載っていて、

興味を持ってその当時読んでみたんだけど、

死のにおい(と閉塞感)がぷんぷんして

最初のほうを読んだきり読むのを途中で投げた思い出がある。

同じように宮沢賢治銀河鉄道の夜

死のにおいがぷんぷんしてだめだった(こっちは最後まで読んだけど)

ノルウェイの森自殺ものだと聞いて読んでない(元になった短編作品は読んだ。ダメだった)。


死がストーリの中に組み込まれている作品っていうのが

どうしても読めない(「100歳のおばあちゃん先生」はノンフィクションだけれどもきつかった)。

要はガキなのか、死の恐怖に耐えられないのか、

フィクションフィクションとしてわりきれないのか。

ナディア(『ふしぎの海のナディアアニメ)は最初はショックだったけど、

何度も見れた。ほたるの墓は無理。

死を描いた作品でも

いっぺん最後まで我慢して読んで感動すると、何回も読んだり見たくなるもんなのかな。

まぁ内容によるのだろうけど(自殺ものと仇討ちものは全然違うから)、

内容が読む前はわからないから取捨選択はできないよな。

2008-11-15

http://anond.hatelabo.jp/20081109222532

ギャルゲ黒人ナディア的ではなくそれはもうネイティブな感じの)がヒロインとして出たらオタ達からフルボッコ状態だったよ。

何が悲しくてニガーなんか落とさなきゃいけないんだの大合唱巨乳セクシー設定も虚しくスルーされまくり

2008-07-29

NHKアニオタ非オタ彼女NHKアニメ世界を軽く紹介するための10本

via アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本

まあ、どのくらいの数のNHKアニオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、

 その上で全く知らないNHKアニメ世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、NHKアニメのことを紹介するために

見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女NHKアニメ布教するのではなく

 相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う4期、10分×14年のアニメは避けたい。

できれば2クール、長くても70話にとどめたい。

あと、いくらNHKアニメ的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

朝ドラ好きが『おはなはん』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

NHK知識はいわゆる「テレビまんが」的なものを除けば、さわやか3組程度は見ていた

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

カードキャプターさくら浅香守生監督

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「CCさくら以前」を濃縮しきっていて、「CCさくら以後」を決定づけたという点では

外せないんだよなあ。長さも70話だし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報彼女

伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」試験としてはいいタスクだろうと思う。

YAT安心!宇宙旅行難波日登志監督)、アリスSOS金子伸吾監督

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうなNHKアニメ(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには

一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

NHKアニオタとしてはこの二つは“コメディ”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

十二国記小林常夫監督

ある種のファンタジーアニメオタが持ってる古代中国への憧憬と、小野不由美のオタ的な考証へのこだわりを

彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも小野不由美

童貞的なださカッコよさ」を体現する陽子

童貞的に好み男の子」を体現する泰麒

の二人をはじめとして、オタ好きのするキャラ世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

電脳コイル磯光雄監督

たぶんこれを見た彼女は「攻殻機動隊だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜の作品がその後続いていないこと、これがアメリカでは大人気になったこと、

ハリウッドなら3D実写映画になって、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、

NHKでこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

絶対少年望月智充監督

「やっぱりアニメ少年少女のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「無人惑星サヴァイヴ

でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける伊藤和典の思いが好きだから。

断腸の思いで削りに削ってそれでも2部構成、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、

その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。

前半・田菜編を俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが

押井富野だったらきっちり横浜編だけにしてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に頭下げて迷惑かけて田菜編を作ってしまう、というあたり、どうしても

「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ伊藤がそういうキャラでなかったとしても、

親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

ふしぎの海のナディア庵野秀明総監督

今の若年層でナディア見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

エヴァよりも前の段階で、庵野哲学とかアニメ技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、

こういうクオリティの作品がテレビアニメでこの時代にかかっていたんだよ、というのは、

別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくアニメ好きとしては不思議に誇らしいし、

いわゆるエヴァンゲリオンでしか庵野を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

学園戦記ムリョウ佐藤竜雄監督

佐藤の「目」あるいは「絵づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「終わらない学校祭を毎日生きる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、

だからこそアニメ版学園アリス最終話は追試以外ではあり得なかったとも思う。

「祝祭化した日常を生きる」というオタの感覚今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の

源はムリョウにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、

単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

ぷちぷり*ユーシィ大塚雅彦監督

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういうギャルゲー風味の育成をこういうかたちでアニメ化して、それが非オタに受け入れられるか

気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

N・H・Kにようこそ!山本裕介監督

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にNHKを選んだ。

CCさくらから始まってNHKで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、YouTube以降のひきこもり時代の先駆けと

なった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら

教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

2007-09-09

ヱヴァンゲリヲン新劇場版

ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を観に行った。2007/9/7金曜日歌舞伎町ミラノ1。仕事帰りだった。18:00に劇場に到着してチケットを購入し、そのままホワイエに通された。カウンターパンフレットを購入してその後、モスモスバーガーセットを購入。オレンジジュースを飲みながら時間を潰した。17:00の公演を逃して、次は19:15。公開時間まではあと1時間近くある。買ったパンフレットを眺めながら、まだ残暑の厳しい外に比べてエアコンディショニングされた劇場のホワイエで、ふと周りを見渡してみる。

 そこに居たのは全く自分と同じ人々。年齢は20代後半から30代にかけて。それ程多くない。男女比率は同率程度。

 10年前、僕は同じ劇場エヴァ劇場版Airを観た。それは高校時代後半の全てだったエヴァの最後を見届ける為、同時代のグルーヴ感を感じる為だったと思う。深夜、TV局が行列に並んでいる人に取材している姿を横目に見て僕は「お前らには絶対にわからねぇよ」なんて悪態をついていた。

 あれから10年が経ち、僕はまた「ヱヴァ」を観に来ている。庵野秀明が全身全霊をかけて、僕達に叫んだ「お前ら、こんなもの観てるんじゃねぇ!」という叫びも虚しく僕は今、ここにいる。それは自分が選んだ道だけど、それでもスーツを着てここに並んでいる自分の姿は、傍から見て、とても滑稽だろう。

僕は携帯を取り出してさっき彼女から貰ったメールの返信を打つ。「大好きなのに・・・」と始まる彼女メールを見て、お昼過ぎの痴話喧嘩を思い出す。二人はとても仲が良くてお互いがお互いの事を最も大切に思っているから、ちょっとした事で喧嘩をする。それは自分の気持ちが相手に上手く伝わらないジレンマのようなものだ。メールには友人と飲みに行くと書いてある。僕は「さっきはごめん。今日はゆっくり楽しんできてね」と携帯の単語予測から選択して手早くメールを作成し、彼女に送信した。

携帯の電源を落として改めてさっき並び始めた列の後ろを眺める。長蛇の列は劇場脇にある入口からホワイエまで続いている。優に40m近くはある。それが劇場両脇にあると思えば大した人数である事が予想される。

「何故僕は今、ヱヴァを観るのか。」

この問いはここに来る前からずっと僕の頭の中でループしている。その答えはきっと庵野秀明によってフィルムで示される筈である。でもそれ程多くは期待していない。何より僕は当時に比べて歳を取ったし人生経験も積んだ。離婚も経験した。それは僕の心に大きく影響して、僕の中から少しづつ童心純粋さは失われていった。それを肌で感じていた。僕は十分に大人だ。それも随分腐った大人になっていた。当時とは違う。そんな事を考えながら立ち続ける。

凡そ40分後、劇場のドアは開けられた。中は比較的広く清潔だ。多分リニューアルしたのだろう。10年前とは違っていた。僕は中央付近の良い席を取る事ができた。席に荷物を置いてビールとポップコーンを買いに行く。ビールを飲む辺りに親父臭さを感じる。

席に戻ってポップコーンを摘みながらビールを飲む。果してどんな作品を観る事ができるのか。僕はとても楽しみに、少しの絶望を抱えながら、それでも楽しみにしていた。GAINAXの「トップをねらえ!2」に絶望し、「グレンラガン」に次世代性を読取った僕が、庵野秀明の最先端に触れられる瞬間である。時代を築いた映像作家の最新作。否が応にも期待が膨らむ。僕の前に「ヱヴァ」はどんな姿で現れるのか。ネット等で事前知識を何も仕込まずに観に来たのは、それが一番純粋に作品に触れられる方法と考えたからだ。僕はやっぱり何かが変わる事を期待していた。庵野秀明が何かを変えてくれることを期待していた。

映画は静かに始まって、劇的に幕を閉じた。

興奮する観客の中で一人僕はうっすらと涙を浮かべていた。それは感動の涙である。「ヱヴァ」は「エヴァ」ではなかった。それは全く同じキャラクター世界観で描かれた純粋二次創作物だった。「エヴァ」で面白かったと思われるエピソードを凝縮し、解像度を上げ、劇場作品として耐えられるクオリティにまでベースアップして新しく作られた「エヴァ」だった。「ヱヴァ」は「エヴァ」ではない。それは様々なガジェットで示されている。「エヴァ」が「ヱヴァ」としてリメイクされた理由、それは庵野秀明が「閉塞した時代」に風穴を空けようとした、という一点に収束する。「エヴァ」が批評的であり、文学的であり、映像芸術的であったことに比べて「ヱヴァ」は極めてアニメ的だった。それは「時をかける少女」が極めてアニメ的手法によってそれまでのアニメーション作品には無い全く新しい映像表現を目指した事とシンクロしつつも少しずれた感性である。

アニメ外の人間だった庵野秀明アニメ内に入りエヴァで再びアニメ外に出て行ってしまった、しかし10年の時を経て再びアニメ内に戻ってきた。この波は彼が「ナディア」から「エヴァ」に到る際に経た道程と同じではないか?「ナディア」を撮って、もうアニメは撮れないと言っていた庵野が再びフィルムを撮ろうとした、あの「エヴァ」に到る道程と酷似してはいないか。

表現者・庵野秀明の本気は恐ろしい。彼の本気は時代を動かす。「ヱヴァ」は庵野秀明憂さ晴らしでは終わらない。彼は再びアニメーションという表現を信じる事ができた。彼は再び物語が持つ強度を信じた。その事が僕にはとても嬉しかった。彼が10年前に三行半を突きつけたアニメーションを、どんなに蔑まれてもずっと追い駆けてきた僕は、そこに一筋の光明を見る事ができた。庵野秀明が再び信じたアニメーションという表現手法。それは日本が世界と鎖国し独自の文化として大切に育ててきた集団芸術総合芸術である。宗教に並びうる文化的発明と言い切ってしまっても構わない。

アニメーションには未来がある。SF子供たちに夢を届ける。ぼくらはそのファンクションを十分に生かして自らの人生を豊かにしなければならない。次世代へ繋ぐ夢を語り続けなければならない。素晴らしい芸術作品を創作し続けなければならない。素晴らしい芸術作品の下僕として作品に仕えなければならない。

ピラミッドが何故素晴らしいのか?万里の長城が何故人々に感動を与えるのか、東大寺大仏金剛力士像が何故現代でも価値を持ち続けているのか。その事について僕達は自覚的にならなければならない。ゴシックの大聖堂が持つ光と影が作り出すドレープの豊かさ、そういった表現が何故我々の心に届くのか。全てはたった一つの事に気づく事で理解できる。芸術とはそういうものだ。

ヱヴァ」はその意味で十分に芸術作品足りうる。つまり「エヴァ」とは違った芸術的価値を持つ作品である。

ヱヴァ」を観て涙を流した僕が思った事。それは「庵野秀明の帰還」と、「エヴァ」ではない全く素晴らしい作品の誕生の瞬間に立ち会えた事である。世界はまだまだ素晴らしい出来事で溢れている。

戦争の無い恒久の平和を胸に。決して叶う事の無い夢とは解っていても…。

2007-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20070425035546

ナディアの島編みたいなものなんじゃないの?

http://anond.hatelabo.jp/20070423093524

オイラもそう思って書いてみた!

グレンラガンの第4話って

ナディアの島編みたいなものなんじゃないの?

2007-04-23

http://anond.hatelabo.jp/20070422234719

ちなみに、「作画崩壊」というのは本来、制作工程の管理ミスなどにより「動かない」「絵がヘタ」「色がついてない」等の“未完成”状態のアニメが放映、上映されてしまうことを指していた。

ナディアの島編じゃねーの?

それこそグレンガランガイナックス様がNHKやらかした島編。

未だに伝説

今回の4話は島編レベルだったよ。

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