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2022-10-20

取引先の愛らしいおじさんがキモいおっさんになった

取引先のおじさん。背が低めでぽっちゃりルックス、身内の愚痴取引先への不満を丁寧に受け入れてくれて、若い女社員にもとても腰が低いので女性社員からも人気だった。みんなてっきり結婚してない独身女性に興味のないおじさんって思い込んでた。

しか最近、うちの上司からそのおっさんに嫁も子供もいるって知って女の子みんなドン引き。あのルックス雰囲気で性欲があり、しかもそれが女性に向いていたということにみんなで恐怖した。1番よく話してた新卒女の子更衣室で「こっわ」と言っていた。上司が「あの人の娘さんと息子さんも…」って言い始めた時がまさに「愛らしいおじさんがキモいおっさんになった」瞬間だった。この感覚なんなんだろう。言語化して欲しい

2022-10-19

anond:20221018225329

小学生ではスカート捲りしてたし、同級生の女に無理矢理キスしたこともある。もちろん嫌われた。中学では友達盗撮した更衣室の動画を部室でみんなで見てた。もちろん嫌われた。高校彼女ができたがセックスを無理矢理迫って嫌われて振られた。それまでの経験から大学で出来た彼女は初めて相手気持ち配慮しながら付き合うことができたで。人はそうやって段階を踏みながら失敗して学んでいくんだ。

2022-10-13

トランスジェンダー「心の性別に沿った服着たい」←わかる

トランスジェンダートイレ更衣室、公衆浴場区分も心の性別に沿わせて使いたい」←?????????

これマジで誰か説明して

一回も納得できる解説されたことないし「トランスジェンダーじゃない人からしたらどんな苦しみを抱えてるかわからないんだろうな」みたいな謎の叩かれ方する

頼むわマジで

2022-10-10

anond:20221008200247

なんでわざわざ「週刊『少年ジャンプ」まで来て読んでる女性に対してそこまで配慮しなきゃいけないんだよ。

女子更衣室の中についてわざわざ男が口出しされたら嫌だろ?

そういうことだ。

分かったら黙ってろ!!

2022-10-05

anond:20221005183430

TERFな増田だよ!

ハゲの例えは個別具体的な対応の話だね。でも社会的受容においても同じ理屈だよ。「その人物は男なのに、女として扱わなければならない」というダブルバインド問題にしているんだ。

そのうえ社会男女平等を建前にしているだろう?だから「女として扱う」ってのは何なのかそもそもからいね。あえて男女別のことを指摘するならトイレ更衣室……話が振り出しに戻ったね!

君は女性女子トイレ女子更衣室をシングルセックススペースにしておきたいと思うことを差別だと思うかい?TERFな増田妥当な主張だと思うなぁ。

anond:20221005180709

TERFな増田だよ!

めちゃくちゃ汚い言葉のうえに論理性がなくてびっくりしたよ。オートガイフィリア言及すると、こういう攻撃を受けるということの可視化だね!!Alice DregerがBaileyやBlanchardの受けた攻撃を記録して出版しているよ。なんでこんなに攻撃的になるんだろうね?ミソジニーかな、性的ファンタジー否定が原因かな?よくわからないよ。

ちなみに増田フェミニスト大っ嫌いだよ!TERFって名乗ってるのは単に便宜上だよ 女子トイレ女子更衣室を守りたいのはフェミニストだけじゃないよー

anond:20221005171633

TERFな増田、その「トランス女性女性」という標語がわからないんだよね。心や脳の男女差が解明されてない以上、人間身体から性別を見分けるしかないよね?

トランス女性客観視したとき、性を見分けられるかどうかは相手によるよね。しかし「男の女装だな」としか思えないトランス女性存在する。トイレ更衣室で問題になるタイプトランス女性だね。

この人物を見た時、判断は「男だ」と思う。しかし「女である」と思い込むことが倫理的ということかな?それとも「本当は男で、この人はトランス女性なのだ」と理解することが求められているのかな。

なんにせよ、他者直感否定するのは倫理的と言えるのかな?多くの女性に「嘘をつけ、さもなければ差別だ」と突きつけることはモラルハラスメントに見えるけれど、その辺はどう正当化されるのかな?

なんにせよ、女性トランス女性イコール存在ではないと増田もわかっているはずだよ。男性身体を持った人は、常識に則って女子トイレ女子更衣室の利用を遠慮してほしいな。

anond:20221005171457

トイレ更衣室を守りたい女性気持ちくらいわかってほしいな

トランス女性女性なので、「トイレ更衣室を守りたい女性」にトランス女性が含まれます

anond:20221005162400

TERFな増田だよ!!

松浦さんとは誰かな?初めて聞いた名前だね。オートガイフィリア理論Ray Blanchard発祥だね! 当時はTranssexualと呼ばれていた女装男性類型論で議論を巻き起こしたね。インターネットではJulia Seranoの反論が読めるけど、増田はBaileyやDreher と同じくBlanchardに賛成派だよ。オートガイフィリアトランスジェンダーから除外するのは、それこそ差別という考え方だね。トランスジェンダーにはさまざまな性表現欲望存在するよね!

この議論現在進行中のものなので、定説はないと理解しているよ。えっと、トランスジェンダーにオートガイフィリアが含まれるという主張だからアンブレラタームは関係ない、というのはわかるよね。

ところで、「トランス女性」はそもそもアンブレラタームではありません。「トランス女性」が指すものは「トランス女性」だけです。

↑これ意味からいねトランス女性にはオートガイフィリアを含まないと言いたいのかな?それとも増田独自定義存在するのかな。

なんにせよ、他人は見た目で判断するしかないんだから女装変態おじさんと善良なトランス女性区別はつかないんだよ。増田もオートガイフィリア存在自体は否定しないでしょ?だったら定義を弄ぶようなことはせず、トイレ更衣室を守りたい女性気持ちくらいわかってほしいな。

なにより多くの女性たちは差別なんかしたくないんだからトランスジェンダーとは別な客観的指標になる概念を構築するとか、そういう方向で努力してほしいよ。

2022-10-03

初めて高圧的で嫌味な上司言葉に言い返した

いつもは「はい」と「すみません」だけ言って後で別室で泣いたり更衣室でぼーっと自殺について考えてたりしてた

逆切れと言われようがなんだろうがもうなんでもいい

とにかく気持ちよかった

ちょっとだけ追記

自分の行いや仕事の成長のなさ、失敗などはちゃんと鑑みて、反省できるところはする

この増田では、いつもいじめられて泣いてたのをやり返した私の新たな誕生日みたいなものだったってことを言いたかった

でも言及してくれた人、悪落ちを防いでくれてありがとう。本当にありがとう

2022-10-02

anond:20221002102123

恐怖心を抱かせるほど男バレしてる見た目で女子トイレ更衣室に入ろうとするトランス女性非実在だけどな。

2022-09-27

anond:20220926223353

中学高校時代更衣室での経験を思い出すと、コンプレックスになりそうな要素は乳が小さいことよりは大きいことで、それより悩み得るのは乳輪のデカさと色、乳首の形状だな。これはけっこう同級生からイジられる要素で、槍玉に上がった子が可哀想だった。

2022-09-24

娘のブラを買いに行く。

 次女の誕生日のあと、長女の誕生日があって、その直近の祝日、二人に誕生日プレゼントと服を買ってやるために買い物に出た。トータルで三万円くらいかかった。はぁ。

 服を買う時に、ついでに長女に今のうちに生理用品とかブラを買っとこうぜ、と言うと、長女は思いの外喜んだ。

 長女は11歳になったのだが、最近爆速身長が伸びると共に体型も大人に近づきつつある。彼女は小さい頃から今に至るまで安定の痩せ体型だ。身長に合わせてズボンを買うとウエストブカブカだったのが、今は150のズボンを履いてもずり落ちなくなった。痩せているなりに身体の厚みは増しているのだ。

 最近の長女は胸が急に育って来ているのが悩みらしい。そういう事をぽつぽつ言うのだが、ブラが欲しいと自ら言う事がないので、親であるこちから提案した方がいいんだろうなあと思った。

 長女を子供下着売り場に連れて行くと、彼女は種類の多さに圧倒されていたが、ぼくが

ステップ1とか2とか3とかタグがついてるな。まずはステップ1でいいんじゃないか?」

 と言うと、それらを物色しはじめた。

「すごーい、いっぱいあるー。こんなのが欲しかったの!」

 などと言うから可愛い色のやつを買うのかな? と背後で見ていたら、スタンダードな感じの、キャミソールと一体型の白いのを二枚選んだ。黒や紫もあるし、ブラだけ独立していて、同色のショーツとセットになったものもあるよとぼくが言っても、「絶対これがいい!」と長女は譲らなかった。まあ、白無地はアウターに響かなくていいよな。もし、ぼくがユニクロの白のエアリズムばかり着てることに影響されたのだとしたら、なんかすまないなと思うけれど。

 今時の小学生女子は、他の子がどんな下着を着けているのか、気になりはしないのだろうか? ぼくが子供の頃は、女子はそういう事についてはかなり煩かった。白い「初めてのブラ」なんか着けていると、露骨馬鹿にされたものだ。

 ぼくが子供の頃、ぼくの母親はどういう訳か我が子の二次性徴について捻れた考えを持っていた。だからぼくはなかなかブラを買ってもらえなくて、確か中学に上がってしばらくはノーブラで過ごしていた。部活の時以外は胸が目立たないよう猫背で下を向いて歩きがちだったように思う。

 当時はぼくの母親だけでなく、世の母親達の考えは大抵いい加減かつバラバラだったので、胸が既にかなり大きいのに「子供から」という理由ノーブラ女子というのはしばしばいた。ぼくはそれが好きじゃなくて、自分はそうはなりたくないと思ったのだが、無駄に性に対して厳格な家庭でしかも鈍感な母親にブラが欲しいなんて強請るのはあり得ないと思って我慢していた。ただ、ぼくの場合は胸が発育しかけだとしても限りなく俎板に近い胸をしていたので、ブラを着けていないことを誤魔化すのはそんなに難しいことではなかった。

 だが、体育の授業や部活の授業の前後更衣室で着替える際だけは誤魔化しなどは利かない。

 体育の時の着替えはまさに針の莚に座るような心地だったが、部活の時はそうでもなかった。更衣室では先輩達が下着姿で悪ふざけをしていたし、彼女達の下着はみなカラフルでまるで見せるためのもののようだった。たった一、二学年違うだけでどうしてこんなにも文化が違うのか不思議だった。ぼく達の学年はいつまで経っても白いペラペラ下着で、誰が一番先に「色気づいて」大人のようなブラを使い始めるのか、監視し合い足を引っ張り合っているのに。

 先輩の一人が日曜日に買ったばかりだというグリーンのチェックのブラを見せびらかしている時、ぼくはホワイトボードの下にレイジと二人で潜り込んでぴったりと身を寄せ合って先輩達の馬鹿騒ぎを眺めたり、今週のジャンプの話したりしていた。ブラの自慢をしていた先輩がぼくらの所にやってきて、

今日も二人、異様に仲がいいよね」

 といい、ぼくはそこに含みがある事に素で気づかず、

はい、ぼくとレイジ友達なんです」

 と答えた。

 レイジとは中学に上がってすぐの部活見学期間のある日に出会った。レイジ武道館の片隅に一人で体育座りをして、先輩達の稽古の様子を眺めるでもなく膝の上に顔を伏せていた。最初レイジがぼくを見たが、話しかけたのはぼくの方からだ。当時のぼくは既にはみ出者気質を全開にしていたが、今よりは社交性があったのかもしれない。

 レイジ第一印象は、大人しそうな男子、といった感じだった。目が合って、一言二言交わしただけですぐに気が合いそうだと思ったのと、ぼくと同性である事に気づいたのとは、どっちが先だったろうか。立ち上がれば性別を間違いようはない。レイジはぼくよりずっと背が高く、正面から相対すると迫力のある胸が視界を圧倒してくる。まるでモデルのように手足が長く、メリハリのある体型をしていた。

 そんなレイジだが、ほとんど大人同然の背格好をしていたにも拘わらず、ぼくと同じくまだ「子供」というカテゴリーに押し込められていた。つまり中学に上がってもしばらくはノーブラで過ごした。その点でぼくにとっては類友でもあった。

 いつだったか、先輩の一人がそんなぼくらを見かねて声をかけてきた。ブラをしないと恥ずかしいとか乳が垂れるぞとか、そんなことを言われ、ぼくらは「はーい」と返事をしたが、すぐに他愛ない雑談に戻った。レイジは先輩に言われたことなど全く意に介していないようだったけれど、ぼくは内心かなり気にしていて、やはり母親にブラが欲しいとお願いしなくてはならないのだろうか? と考え、まだ何も行動しないうちから屈辱に打ち負かされたような気になっていた。

 記憶に間違いがなければ、ぼくらは少なくとも一年夏休みまでは「子供カテゴリーのままでい続け、それぞれ親の方針通りに子供肌着制服の下に着続けていたと思う。そのことによってレイジがどんなデメリットを被ったかはぼくは知らないが、ぼくの方には人には言えないようなデメリットがあった。

 ある日、竹刀を振った瞬間に身体の内側から「ぶちっ」と音がした。腕のつけ根辺りがヒリヒリと痛くなった。家に帰ってから服を脱いで見てみると、鎖骨のすぐ下辺りに赤い皹が入っていた。まるで鋭利刃物でひと突きしたような傷は薄い表皮で繋がっていて、出血はない。どうやら急に大きくなった胸の重さに皮下の肉が負けて裂けてしまったようだった。奇妙な傷はその後いくつも増えていき、白い痕になって残った。

 肌にいくつもの傷が残るほどに、ぼくの胸はお荷物になりかけていたのだが、だからといって目立って大きいのかというと全くそんな事はなく、服を着ている限りは相変わらずの俎板に見えるほどだった。なのに、ただ普通に生活していくだけで服の下に隠れた部分が傷だらけになっていく。その原因がさして膨らんでいるようには見えない胸であるなど、親に相談出来る訳もなく、ぼくはひた隠しにした。

 その件はレイジにも話した事はない。そもそもぼくとレイジは「親友」だと言い合っていたのにも拘わらず、お互いに相手内面には踏み込もうとしなかった。ぼくらは校舎の内外を、ひとの目も気にせず手を繋いで歩き、座る時にはスズメきょうだいのように身体をくっつけた。部活の合間の休憩時間には互いの背中を背もたれにしたり、膝枕をしあったりした。

 ぼくがレイジの太ももを枕にしている時、ぼくの鼻先にはレイジの胸があるのに、そのぼくの胸の何倍も大きな肉の塊はレイジにどんなダメージを与えたのか与えなかったのかなんて知らなかったし、レイジレイジで、ふざけて指でつついたぼくの貧相な胸がぼくにとってはけっこうな凶器だった事など知らないままだった。

 レイジに対してのぼくの隠し事なんて大した数はないが、ぼくにとってレイジは謎の多い奴であり続けた。真面目そうに見えてちゃらんぽらんで、部活だって、ぼくとレイジとはたった二人だけの新入部員なのに、レイジはよくサボり、ぼくを一人にした。夏休み部活に、レイジは半分も顔を出さなかった。なのに試合に出ればそれなりに勝つの不思議だ。何故レイジはそんなに休むのか、ぼくはしばしば先輩達から聞かれたが、わかりませんと首を振るしかない。

 親友の癖にぼくはレイジ個人的な事をほとんど知らない。そのことが気にならない訳ではなかったのだが、いざレイジと顔を合わせると、数々の謎の解明などどうでもよくなってしまう。レイジとする話は好きな漫画アニメの話ばかりで、端からみればそれは終始うわべだけの話をしつづけているだけで、それのどこが親友なのか不思議だったかもしれない。

 ぼくとレイジは心が遠くにあるのを補うかのようにスキンシップだけは過剰に行った。一日の中で最初に会ったときは、相手存在を視認したらどんなに遠く離れたところからも全力で駆け寄り、

「カーラミーア!」

「モンシェ!」

 と叫ぶとひっしと抱擁し合う。隙あらば、学校内のどのカップルよりも密着して過ごした。

 夏の間、ぼくはろくに飲食をせずに部活でしごかれていた。これ以上身体無駄な肉がつくのを止めたかったし、生理出血をなんとか止めたいと思って行った無謀なダイエットだったが、消耗したわりに効果はいまいちだった。ひと夏で顔だけげっそりしたぼくだったが、片やレイジ夏休み前と少しも変わらず飄々としており、健康のものに見えた。実際、心ない男子がぼくらに対して目障りだ死ね罵倒を浴びせるやそいつを蹴り倒しプロレス技をかけて泣かせるなどワイルドに暴れることもあった。

 ぼくは安心した。実はぼくの母親がぼくとレイジが仲良くなったのを知り、ぼくの同級生母親達の情報網を使ってレイジ個人情報仕入れており、聞いてもいないのにぼくにそれを話したのだ。ママ友ネットワークをもってしてもレイジの事で確かな情報は得られず、噂程度のことしか仕入れられなかったようだ。それによれば、レイジは何らかの病気で定期的に通院しているという。だがその病気が何であるのかは誰も知らないらしい。

 ぼくが知っているレイジ個人的なことといえば、レイジには兄が一人いて両親も健在で、四人家族で仲良く暮らしているということくらいだった。

「ねえレイジ、どうしてレイジレイジなの?」

 ある日、ぼくが何気なく訊いたら、レイジはこう答えた。

「うん? うちは兄と俺との二人きょうだいから

レイジのジは二番目のジってこと?」

「そそ」

「納得した」

 きょうだいの二番目だからレイジ」と名乗るレイジとぼくとは部活つながりの親友クラス出身小学校が違うせいでお互い相手の事で知らないことが多いかもしれないが、そんな事は関係なく、ぼくらはとても仲がいい。

 秋になった。ある日、学校から帰るとぼくの部屋に大きな買い物袋が置かれていた。母親が開けてみろというので中身を見たら、「はじめてのブラ」と書かれた厚紙つきの白いブラが三着ほどと、その他下着類が入っていた。母親によれば、「ぼくに必要から買った」というより「みんなが必要だと言うから買った」ようだ。母親他人の言う事になにかと流される。

 しかし、断られる可能性が高いと思いつつこちらから羞恥心を堪えつつ頭を下げてお願いすることもなしに、必要ものが手に入ったのは良いことだ。ぼくは「はじめてのブラ」を着けてみた。ところがサイズ全然合っていなかった。それはAカップだがアンダーが85cmもあって、上半身だけは骨の浮くほどガリガリだったぼくにはユルかった。

 翌日から「はじめてのブラ」を着けて登校したが、いざ日常生活を送ってみると、ユルすぎるブラはぼくの助けになるどころか邪魔邪魔で仕方のないものだとわかった。ちょっと身体を動かしただけで背中ホックが外れる。これまでの習慣通りに猫背にしていると外れるし、かといって背筋を伸ばしてもまた外れる。走るとどんどんブラが浮いてきて胸の上までずり上がってくる。それを狼狽しながらも誰にも気づかないよう適正な位置に引き下ろさなければならない。

 なんなんだこれ……。母親に苦情を言うべきではないかと思わなくもなかったが、母親がぼくにブラを買い与えた時、牽制するように「デブで胸のないお前にはサイズがそれしかない」と言ったから、解決策は何もないとぼくは思い込んだ。デブ言いがかりだ。ぼくはチビの癖に肩幅と腰幅があり、脚も太かったから、セーラー服を着るとずんぐりむっくりに見えたが、上半身ガリガリに痩せていたのだ。

 何でぼくだけこんな事に……と思いつつ、部活の際に先輩達がふざけながら着替えている間は、いつもの様にぼくは部室の隅っこにレイジとぴったりくっついて体育座りで待っていた。先輩達は相変わらず可愛いブラを着けていて、それらはぼくの「はじめてのブラ」のようにズレたりホックが外れたりはしない。どうしてぼくの「はじめてのブラ」はこんなにも役に立たないのか、すぐそこに何事にもあけすけな先輩達がいるにも拘わらず、ぼくは誰にも打ち明けられない気がして、勝手孤独に浸っていた。隣のレイジは、元からそういう話をすべき相手ではない。

 その時、ツンツンと脇腹をつつかれた。隣を見れば、レイジが膝の上に半分顔を埋めたまま、いやーな顔で笑っていた。

「お前、これなんなの?」

 レイジはニヤニヤしながら、ぼくのTシャツの上からブラのバックベルトを引っ張った。

「何でもいいだろ!」

 ぼくは小声で身をよじりながら言った。その反応がレイジには面白かったらしく、レイジは「なんなの、なんなの」と言いながらぼくのブラのあちこちを引っ張り、脇を擽ってきた。そんなぼくらの攻防戦を先輩達はいものじゃれ合いだと思ったらしく、「今日も二人は仲良いよねー」と言った。

 その日以来、レイジはぼくがブラを着けているのを面白がり、やがて服の上からブラのホックを外すという技を会得した。レイジ通りすがりにぼくの背中を叩くと、ホックが外れる。とんでもない悪戯だが、ぼくのホック悪戯をされなくてもしばしば外れるし、ぼくとレイジクラスが違うので、被害を受けたところで大した事にはならない。それでぼくとレイジの仲が決裂するという事もなかった。

 ただ、レイジがぼくをブラのことでイジッてくるのは意外だと思った。同級生女子の中には、他の女子が「色気づく」のを嫌って意地悪をしたり他人の足を引っ張るような事をする奴が何人もいたが、レイジはそんな陰湿女子どもとは最も遠い存在のような気がしていた。でも、その頃レイジはまだ「子供カテゴリーの内にいて、それをぼくなんかみたいな貧乳の方がイチ抜けしたのだから、変に執着されるのはおかしい事ではないような気もした。

 人の心理としてレイジの反応は特におかしものではない。が、ぼくらの関係性の絶妙バランスをレイジの方から崩して来ようとするのは……逆にぼくの方から壊しにかかるなら自業自得なのでまだしも……どうしていいのかわからない。わからなさすぎたので、ぼくは何事もなかったかのように過ごす事を選んだ。

 二年からはぼくとレイジは同じクラスになった。一緒に過ごす時間は益々増えた。レイジ休み時間教室ですれ違いざまにぼくのブラを外して遊ぶ事もあったが、ぼくは責任を取ってホックを元に戻せとレイジ要求し、レイジは「はいはい」と言ってぼくの制服背中に手を突っ込んでホックを掛け直した。

 いつの間にかレイジはその遊びをしなくなった。

 その頃にはレイジは既に「子供カテゴリーを脱していたのだと思うが、ぼくにはその件については全然記憶がない。少なくとも、ぼくはレイジからされたようにレイジがブラを着け始めた事をからかうことはなかった。

 教室が一緒だと、友達同士なら休み時間ごとにお互いの机のところを行来するものだ。ぼくは授業が終わってもすぐに教科書しまって離席することがないから、レイジの方からぼくの席にやって来がちだった。ふとぼくが顔を上げると、視界の全面をレイジの胸が塞いでいる。よく、胸の大きな女性が「(男は)私じゃなくて私の胸に挨拶をする」と言うが、レイジ場合はぼくに胸から挨拶して来るようなものだ。ぼくはレイジに知られないよう視線を外した。だからレイジの胸がしょっちゅうぼくの目と鼻の先にあったのに、ぼくはレイジのブラ事情など全く知らない。一方レイジはといえば、ぼくをからかえるだけからかって恥ずかしい思いをさせたのに。

 レイジは狡いと思ったが、他の女子といがみ合うようにレイジと争うのは嫌だった。レイジ喧嘩する事があるとしたら、それとは全く関係のない、取るに足らない事が原因だ。そしてベッタリと仲がいい分喧嘩するのもわりとしょっちゅうだった。大体はぼくの方から吹っ掛ける。そこにレイジは狡いという思いがなかったとは言えないと、当時を振り返って思う。

 レイジは胸が大きくて手足が長くてモデルのような体型をしていたが、女としてはある意味で無敵だった。ぼくはといえば、自分身体がなにかとコンプレックスで、わざと身体に合わないダボダボな格好ばかりしているから、本当はガリガリに痩せていたのにすんぐりむっくりのデブだと思われがちだったうえに、貧相な体つきのわりにはきっちりと女であることのデメリットを受けた。すなわち生理が異常に重くて一月のうち絶好調なのは三日ほどしかなく、あとは瀕死

 レイジは不調知らずで常に元気いっぱい走り回っていた。何かの病気で通院しているという噂はデマに過ぎないのではないかとぼくには思われた。だがレイジはよく部活をサボった。同じクラス親友のぼくにも何も言わず放課後になるといつの間にか姿を消している。ぼくは既にレイジはそんなものだと思っていた。部活顧問から来年女子部長は消去法でぼくに決まりだと聞いて軽く絶望した。レイジの方がぼくよりもずっと強いのに、部長は実力よりも真面目さが大事だと顧問は言う。だがぼくは顧問が思うほど真面目ではない。絶不調ながら毎日律儀に部活に出ているのはほとんど、稽古カロリーを消費しつくせば生理にかけるエネルギーが少なくなり、来月こそは体調がましになるのでは? と期待していただけに過ぎない。

 そんな馬鹿な事をしていたせいで、ぼくはある日、体育の授業中に具合が悪くなった。その日のメニューは1000メートル走だったが、ぼくは運動神経がない癖に中距離を走るのが大好きで得意だったので、生理中だというのに無理をした。酷い目眩がして手足が冷たくなり、震えが止まらなくなった。爪が真っ青になり、顔色も青を通り越して真っ白だと、ぼくを見た体育教師が言った。体育教師は厳しい人で滅多な事では生徒を休ませないのだが、ぼくが芝生に座っても一向に回復しないので、保健室に行って休めと言った。ぼくは保健委員に付き添われて保健室へ行った。ベッドに寝かされた途端に意識が落ちた。

 気がついたらベッドの側にレイジがいた。

「おはよー。今どんな気分?」

「どんなって、最悪だけど。でもさっきよりはましな気がする」

「ははっ、体育の時はヤバかったな。こいつマジで死ぬんじゃね? って感じの顔してて、先生がさすがに焦ってた」

 そう言うとレイジはぼくのほっぺたをつまんで引っ張った。

「ほっぺぷにぷにー。すべすべで真っ白ー。でもさっきよりはましー」

 レイジはぼくの肌をすべすべで真っ白だとよく言う。小学校時代は徒歩通学で、中学に上がってから自転車通学で、それなりに日に焼けていたから、ぼくの肌も黒くて荒れているはずだと自分では思い込んでいたが、レイジに指摘されてはじめて、ぼくは色白で肌質がいいのだと知った。少なくともレイジのほっぺたよりはぼくのほっぺたの方がすべすべで白い。

「今どんな気分?」

「君が血色が戻ったというなら、思ったよりもいいんじゃないだろうか。確かに吐き気はしないし、頭痛もしない」

「ふーん。俺にはそういうのが無いからわからないけど、まあ無理すんなよ」

はいはい

 レイジはいいな。ぼくと性別が同じでもぼくのような思いはしないんだ。でもぼくみたいにひ弱なのはレイジには似合わないから、それでよいのだと思った。

トラバに続く。

2022-09-23

トランス女性「心は女なので女子トイレ女子更衣室使いたい!」←ただのワガママじゃん

心身ともに女性である他の利用者がお前の男らしい体つきを見たときにどう思うか、お前が一番よく知ってるだろ

たぶんトランスじゃなくても他人と馴染めないよ

2022-09-16

男の敵も男なんだよなぁ

またジム更衣室(シャワールーム)でパンツまれ

三度目だ

一度目盗まれときに怖すぎて時間帯を無理やり変えていたが

どうしても仕事関係で割と混雑している時間に行かざるを得ない日もある

そうして二度目盗まれ

私は激怒した

ジムスタッフ相談したが更衣室に監視カメラは置けないと一蹴された

そして昨日が三度目だ

男たちなど滅びてしまえ。吹け、滅びの風。

2022-09-14

anond:20220913133319

とりあえず声パスどころか姿パスさえできない女装子レベルなら

通勤社会を混乱させないよう男性更衣室で社内で着替えると上司を説得するか

リモートでやるしかないのでは。

うちのリモートおじさんはたいてい下半分はすね毛出てるぜ。

2022-09-09

anond:20220908185524

これは本当にそう。

男子だけ更衣室がない、トイレが汚い・粗末、トイレや脱衣所でなぜか異性が掃除している、など。

配慮不要人達という扱いになっている。厳然たる差別。ただこれを決定してるのも基本的には男なんだよな

2022-09-04

マッチョ指導で痩せたら女子更衣室でハブられた話

そのジムはA子さんとB太さん姉弟個人経営ジムだった。

A子さんは主に女性対象に、ズンバヨガを取り入れながらA子さんおすすめソイプロテインやHBMやその他サプリ販売するダイエット指導クラス。一方B太さんはいわゆる筋トレガチ勢」で、なかやまきんに君野田クリスタルのようなマッチョな男たちが集い汗を流すクラス。同じフロアで仕切りは無くトイレ更衣室は共用しているが、明確にふたつの顧客は分かれていた。

30歳まで運動もせずデブだった私は当然のようにA子さんに指導を受けるべくジムに入会した。しか女性たちの空気にどうにも馴染めなかった。その場にいない人物悪口で盛り上がる更衣室、あからさまに透けて見える「一緒にキレイになろうね!でも私よりキレイにならないでね!」という女性たちの意識

自然と私はA子さんのクラスから離れ、気付けはB太さんの指導を受けるようになっていた。

最初は衝撃の連続だった。

まず痩せたいという私にA子さんは毎日30分以上の有酸素運動と腹筋を勧めたが、B太さんは「食事管理と週2のスクワットだけでいいよ」と言う。

曰く、「腹筋は小さい筋肉から大腿筋を鍛えた方が効率がいい。それも毎日やっても成長できないから2日は休んでね。そもそも人間は部分痩せってしないし」「運動よりも大事なのは食事ぶっちゃけ食事管理さえできれば運動しなくても痩せるよ」「身体づくりは引き算。余計なものを食べない、それだけ。アプリ入れて管理してね」

その食事に関してもA子さんからは「糖質は控える!朝たくさん食べて夜は食べない!」という指導を受けていたが、B太さんは「糖質大事筋トレ前と後にちゃんご飯食べてね、白米でもOK」とのこと。(A子さん指導では白米厳禁、玄米オートミールを推奨されていた。

半信半疑だったものの、夜も白米を食べていいことや週2でいい、頑張らなくてもいいということもあり、B太さんのクラスマッチョに囲まれながらスクワット指導を受け続けた。

すると、不思議なほどに体重が落ちていった。一ヶ月で2~3㎏のペースで落ちてゆく。しかも貧相な痩せ方ではなく姿勢もまっすぐで引き締まった痩せ方。甘いもの我慢しなければならなかったが食事毎日しっかり食べているのでストレスほとんどない。B太さんの指導食事を小分けにするようになってから空腹感を感じることは全く無くなった。なによりマッチョ達が語るボディメイクにまつわる話が興味深くおもしろかった。マッチョ達に教えてもらい、お手頃価格ホエイプロテインやBCAA筋肉痛が軽くなるサプリ)も飲むようになった。

毎日ジム通いを楽しんでいたら、気付けば一年で75㎏あった体重が50㎏になっていた。

B太さんもマッチョ達も「頑張ったね!」と褒めてくれたが全然頑張った記憶はない。ジムに通う毎日が楽しかっただけ。

しかし、見た目に痩せたとわかるようになってから女子更衣室での空気が少しずつおかしくなり始めていた。

まず「猫美(私)さんてA子さんの指導受けてないんだよね?」と質問されることが多くなり、やがて「A子さんのプログラムどう思う?」「猫美さん、A子さんのサプリって効果無いって思ってるんだよね?」と不穏なものへと変わっていった。そのつどA子さんに気をつかいながら曖昧な返事をしていたが、私が不在のところで女性たちが私のことを大いに話題にしてることは容易にわかった。

気持ちはわかる。彼女はいわゆる「万年ダイエッター」で、A子さんの指導を受けて一時的には痩せるもののすぐリバウンドし、「今回もまた頑張りまーす!」と再びA子さんの指導を受ける、これを何年も繰り返しているのだろう。だが私はたった一年モデル体型になりしかリバウンドの気配がない。

実際A子さんのソイプロテインサプリの売り上げは激減し、ジムを退会した人もいたと聞いた。

※ちなみにB太さんに、A子さんが販売するサプリのことを聞いてみたところ、苦笑いしながら「猫美さんには必要いかなー」と言われた。

当然のようにA子さんの私への当たりはなんとなく強くなっていた。

皆の前で「猫美さんの脂肪は、男性に囲まれてるときのほうがハッスルして燃焼するんですよねぇ」などとチクリと言わることがたびたびあった。

そして女性会員たちのA子さんへの不信感は私への不満となってぶつけられるようになった。入会当初「大丈夫!すぐ痩せますよ!一緒に頑張ろうね!」と声をかけてくれた女性会員は、こちらの挨拶無視するようになっていた。私が女子更衣室に入ると突然おしゃべりが止み、私が出ると息をひそめた笑いやおしゃべりが始まった。

それでも数は少ないものの心を許せる女性会員は数人いたし、私にとってB太さんの指導マッチョ達との交流はもう人生に無くてはならないものだったので我慢しながら通い続けていた。だが先日、B太さんと私の聞くに堪えないゲスな噂を耳にするに至り、とうとう退会を決意した。

今はB太さんに紹介してもらったビキニフィットネス入賞経験のあるトレーナーのもと、本気でビキニフィットネス出場を目指してトレーニングを続けている。

B太さん、そして数少ない仲良くなれた女性会員とは今でも交流は続いている。

最後に。

小島瑠璃子マッチョ筋肉を「無駄もの」と嘲笑ったがとんでもない。彼らは筋肉を正しく育て、脂肪を正しく落とすプロフェッショナル集団であり、その筋肉の内側には美しく健康的に痩せる叡智がみっしりと詰まっていた。

もし「正しく」痩せようと思ってジム通いを決意した女性がこの日記を見たなら、どうかまっとうなトレーナーを選んでくれることを切に願う。

そして痩せたとき自分から離れない、今まで通り変わらず接してくれる女友達貴方にいたとしたら。その友人は宝だ。一生手放してはいけない。

2022-08-26

これは自分の心境の整理のために書くものであって、誰かに読ませるためのものではないことをあらかじめ記載しておく。

物心ついた頃からわたし」という一人称違和感があった。

末尾に「子」がついた名前も、スカートも嫌いだった。

男の子の遊びが好きで、運動が嫌いだから外遊びこそしなかったけれど休み時間女子よりは男子とつるんでいた。

家族から女の子なんだから」「いつか将来彼氏ができたとき」「その服かわいいね」と言われるたび違和感があった。

それで、「性同一性障害」と――少なくとも当時はそう教えられた――呼ばれる概念を知ったのが小学校5年生の秋頃。性同一性障害という単語を知って数日後に、突然自分がそれに当てはまることに気が付いた。

気付いたときは混乱した。今まで自分は女として分類されていたし、身体が女なんだからそれを疑いようがなかった。だから赤いランドセル大事にしていたし、シナモロールの筆箱を黙って使っていたし、将来の夢は幼稚園先生だった。体育の着替えも使用するトイレも、女子たちと一緒でも何も思わなかった。

今なら自分の持ち物は親が買ってきたものなんだから選択の自由なんてはなから無かったと言えるし、小学生の言う将来の夢なんて知っている職業から無理やり捻りだしているに過ぎないとわかるし、身体が女なら周囲の人間自分自身の安全のために女子更衣室や女子トイレを利用するほかないことぐらいは当然理解できるのだが、小学生自分は「男か、女か」という固定概念に囚われ、自分の在り方が大いに矛盾したもののように感じられた。

その日学校から自宅に帰ってきて、初めてうちの母に「俺」という一人称を使ってみたいと言った。母は怒り狂った。そんなはしたない言動をしていいわけがないだろう、痛々しい。女の子なんだから俺なんて言葉を使っちゃいけません。テンプレみたいな行動だった。

母はパソコンで「俺っていう一人称使う女イタいよね」みたいなスレのまとめまで引っ張り出してきて、「ね?みんな気持ち悪がってるからやめなさい」と言い出した。「中二病乙って感じ」「マジで気持ち悪い」「(暗黒微笑)とか使ってそう」みたいなレスならまだよかったが、中には「僕っ娘かわいい彼女にしたい」とか「ぶち犯して女であることを理解させたい」のような性的な物まで混ざっていた。多分母も頭に血が昇っていて内容まで細かく精査する余裕はなかったのだろうが、だとしても小学生に読ませる内容ではない。まして自分性別違和感気づき勇気を出して親に打ち明けた小学生に読ませる内容では絶対にない。……と今なら反論できるだろう。繰り返すようだが当時小学生である心理的に非常にショックを受けたが、それを言語化できない。

母も修羅場だったんだろうなと思う。私が早めの中二病発症して、このまま矯正しなければどんどん品性の無い振る舞いを覚えるようになるのではと危惧したのだろう。こちらの心理勝手に決めつけて行動さえしなければ正しい教育方針だったんじゃないだろうか。結果的大惨事が起きてるけど。この出来事は親への信頼を損なった思い出として大いに心に残り、このことを父親に言えたのは今年の7月に入ってからだ。

それから中学校高校と、友人の前では男として行動し、先生家族の前では女として行動する生活が続いた。当然友達はいなかったが、そもそも友達と一緒に遊ぶよりは一人で過ごす方が好きだったので大した問題は無かった。精々中学校で変わった奴認定されてひそひそ陰口を叩かれたぐらいだ。それなりの偏差値高校に行けば止まった。

今通っている大学では、自分の身に降りかかるありとあらゆる出来事にある程度妥協ができるようになったつもりなので女として過ごしている。就職したら準備が整い次第すぐ母親から離れて、私生活では男として過ごすつもりだ(就職活動を女としてやってしまったので就職先ではどうなるかわからないが……)。

まあ妥協できたつもりになっているのはあくまで「つもり」でしかないので、未だに自分性別がどちらかわからなくなるし、女として振る舞いたくなる時も稀にある。だけど基本的に私の性別は男で、身体性別重要になる場面以外では男として扱われたい。いちいち説明するのもめんどくさいので、身なりを変えられるようになるまでは女として過ごしているだけだ。

結局何が言いたいのかわからなくなってしまった。誰かに読ませるための文章でないことは冒頭に記述した通りだが、こんな怪文書最後まで読んでくれた根気のある人に強いて何か伝えるとするなら、何も言わず普通に接すること以上の配慮はないということだ。個人的意見だが、性的マイノリティに対して特別配慮必要なわけではないのだ。ただ、こっちがどんな一人称を使っても、どんな服を着ていても、突っ込まず昨日までと同じように普通に話してほしいだけ。内心でどう思っていようが、面と向かって馬鹿にされない限りはこちらも気にしない。「その服おかしくね?」とか「何その喋り方」なんていう問いは、自分自分自身に向けて散々発しているのだ。今更他人に問われたくない。

2022-08-25

anond:20220825001350

自分の知る限り自分の周囲にはゲイはいないけど、ゲイだとわかってたら近寄らないし、更衣室・トイレ風呂とかで鉢合わせるのは極力避ける。食事や飲みには一緒に行かない。個人でできるのはその程度。

2022-08-24

男9割の環境

ホモソノリがきつくてちょっとしんどくなってきた。私にセクハラなど加害が向くことはほぼないと言っていいけど。あと夏はにおいもやばい。体育後更衣室として使われた教室に入った時の感じ。制汗剤塗れ‼️

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