はてなキーワード: ワンピースとは
まいど、おまたせ
ほかの返信で描いてるんだけど
『
元記事はあくまで『要するに「チェリーピッキングしたな?」ってことですよ。「雑な記事だな」って批判です。
・ジャンプ側も同様に時代に合わせて作中のキャラクターや描写を変化させてきたこと
→それでも(ある種の)性描写については検討の余地があると(私は)考えている
』
という趣旨で書いているので、
『つまり、増田がジャンプは好きだからそれを批判されるのは気に食わないけど
ドラえもんは別に大して好きじゃないからむしろ自ら批判する、ってだけだろ。』
というのは違うよ。
本文中でも、例えばワンピースについては
『ステレオタイプにげんなりすることが無いとは言わないけれど』と留保をつけているでしょう?
だから、増田やブコメで指摘されている描写のいくつか(多くといってもいい)は「失敗しているな」と感じている。
(「ダメだ」ではない。「やめるべきだ」でもない。「成立させるための難度が上がっており、試みの多くが失敗している」という認識)
また今から外出。正直「野暮な追記だな」と思いながら書いている。
こんなもんでどうでしょう。
別の返信を書いた人だけど、
2000年代に女子制服にスラックスを採用した結果、それを選んだ女子からの感想がそうであったというだけで、
大正の時代に初めてセーラー服が誕生した時、お尻の成長を意識したものであったかどうかは分からない。
ただ、セーラー服以前は、「着物にちょうちん袴スタイル」で、やはりお尻の成長に支障が無い服装だったし、
最初に生まれたセーラー服は、ワンピースのセーラー襟だったので、お尻の成長に影響を受けにくい服が選ばれていたんだよね。
参考
https://www.tombow.gr.jp/uniform_museum/style/style03.html#modern
https://www.gentosha.jp/article/14318/
上記を読んで。
といった前提で、まあ、言うけどさ。
ていうか漫画読んでないな?
例えばジャンプで連載してるワンピースっていう日本で一番売れてる漫画があるんですけどね、
その中に「魚人島編」っていうのがあるんです。
そのなかで
差別されてきた魚人の仲間たちや奴隷となっている他の人々を救うために蜂起する」
「英雄は戦いの中で命を落とす。死因は『人間からの献血を拒んだから』」
っていうくだりが描かれるんですよね。
だいたい10年前に連載されていた内容なんですよ。
「差別」だけでなく「被差別者とされる者の中にある差別心」まで踏み込んで、
つい先週のジャンプでも「異形を恐れるは己の無知ゆえ!」って台詞がでてきましたね。
ステレオタイプにげんなりすることが無いとは言わないけれど、かなり前のめりなことをしていると思いますよワンピース。
ブリーチって漫画には主要キャラクターのなかに茶虎っていうメキシコ人クオーターがいます。
他にも「半分死神半分人間」とか「半分クインシー」とか「半分人外」とか、とにかくハーフ・クオーター祭り。
「(あらゆる意味で)マイノリティこと」を物語の核の部分において、
繊細に扱っている漫画です。(それらの試みが、全てうまくいったかは別にして)
http://hoasissimo.hatenablog.com/entry/2019/02/04/000200
1人は「才能には恵まれているが、男性に比べて体が小さくてチカラが弱い。だから毒をつかう」
もう1人は「生まれつき筋肉量が多くて、男性よりもめちゃくちゃチカラが強い」
とても魅力的なキャラクターです。
「生まれつき筋肉量が多くて、男性よりもめちゃくちゃチカラが強い」キャラが
めっちゃ恋に恋する乙女(髪ピンク)なところも最高だと思います。
とりあえず売れてる漫画に絞ってざっと書いてみたんだけどねー、まじで、
「『X-MEN』初の黒人かつ女性のリーダー、ストームを誕生させた。」とか
「ジーン・グレイを、フェニックスという最強の女性ヒーローに進化させた」とか
「新時代のヒーローを誕生させた。16歳のパキスタン系アメリカ人の少女」とかね、
『ジャンプは十分「大人の責任を果たし」ている』ことの反例なんてなんぼでも書けるよ。
ジョジョでだったら、どれぐらい書けるだろうね?
鬼滅の刃の伊之助がなぜかチリ暴動のシンボルになってる話、する?
もし読み返してたら「ジャンプに差別や偏見と戦う象徴になってほしい」
なんて書けないと思うよ。
ていうかもし今のジャンプを読んでいなかったとしても、
往年のジャンプ読んでて幽遊白書の終盤の見事さに思い至らないなら、
たぶん、本当はわかってたんでしょ?
ジャンプも頑張ってるって。
でも、論旨がブレるから書かなかったんでしょ?
筆が滑ったんでしょ?あるよ。あるある。
「ラッキースケベ無くしてほしい」が本当に言いたいことなんだったら、
もっと適切な例を持ってきてほしい。
あるでしょ、ほら。
主な視聴層として男性が想定されていたある種のアメリカ映画に存在した、
話の本筋からあまり関係のないスケベシーンは現代において駆逐された』
みたいな話のもっていきかたとか。
とにかく、あんまよく知らんアメコミの話を無理やりマクラに持ってこなくてもいいと思うよ。
といいつつ、おれもあんまりよく知らん映画のレーティングの話をしているけれど。
ところで、おれには娘がいる。
娘が見たがるから、よくnetflixでドラえもんを見せている。
ドラえもんは面白い。面白いけど、時折出てくるのび太がしずかちゃんの風呂をのぞくシーンは、あまり見ていて気分がいいもんじゃない。
「男爵芋の男爵って何なんだろうね...あ、待って!ググらないで!あなたの想像力を聞かせて。ありのままのイマジネーションを」そう言って顔を2倍の体積に膨らませながら右手で自分の左腕を殴り続ける彼女を僕は止めることはできなかった。外ではサイレンが鳴り響く。しかし雨音でかき消され、救急車なのか警察なのか区別がつかない。ロボット三原則に『人を操らない』を加えロボット四原則を提唱した彼女は、ねとらぼの読者層の中では比較的高い認知度だった。しかし晩年の吉田松陰がそうであったように、薬局はポイント還元より現金値引きに比重を置く傾向が強く、アフリカを将来の成長エンジンに据える中国政府の思惑とも概ね一致していた。「バンバンバンバン晩餐館、焼肉焼いても家焼くな」最後の半年間は壊れたレコードのようにこの言葉を繰り返していたという。ワンピースの読者層が20年で20歳そのままスライドしたと考えれば、何も不思議な事はない。
ワンピースとかすごい顕著(街が吹っ飛ぶくらいの爆弾を至近距離で喰らって生きてたキャラがいる、基本的にどんな爆発を受けてもちょっと表面にススがついてゲホッて言う程度)だし、ナルトも起爆札は使うけどそれが決定打になることは全然ない印象
どう考えても殴るより爆風に巻き込まれる方が効くと思うんだよな そりゃあ肉弾戦が強い世界観なのかもしれないけど、鍛えた人間のパンチ以下の威力しか出ないならわざわざ火薬つくって弾に詰めて…って作業をやる意味なくない?
その点ハンターハンターとかはちょっと爆発に巻き込まれると腕くらいは全然取れる感じで良かった
銃を胸に食らったら死ぬが爆風に巻き込まれても服がちょっとボロボロになるだけ みたいな風潮は絶対おかしい 爆弾をなめるなよ
白いワンピースを着たとても写実的な美少女の油絵ばかりを書いていて、いつも美術準備室に白いワンピースがかけてあり、特別かわいい生徒に着てもらい写真を撮り絵にしていた。
資料の中に吸血姫美夕のアニメブックがあり、何であるのか聞いたらアニメ絵は影の参考になると主張していた。
乳幼児スナイパーの主戦場は主に交通機関の中だが、俺のようなプロともなると「親が身動きできない状況」は概ねすべて戦場に様変わりすることも珍しくない。まさに常在戦場。かっこいいなあ、もう一回言ってみよう「常在戦場」。
ここは埼玉県でも有数のとある歓楽街。世を忍ぶ仮の姿で底辺リーマンである俺は仕事の打ち合わせを終え、乗り慣れない黄色の電車を降り、飯でも食って帰ろうと西口から出た。俺が子供のときに観てた、略すとプロレス団体みたいだったタイトルのドラマの舞台ともなった界隈。道行く人たちも何かそんな雰囲気である。俺は身長だけ長瀬智也に似ているので自然と口を開けながら歩いてしまう。
このあたりを歩いていると、黄色い電車の中にもいたが、制服なのになぜか化粧がプロ並みにバッチリ決まったアンバランス女子高生が散見され、大人の俺としては「きみもしかしてコンプライアンスにていしょくするバイトしてない?」と素朴に尋ねたくなるのもこの地ならではである。
立ち並ぶ飲食店の中、大人の疲れを癒してくれる居酒屋を物色して俺が彷徨っていると、おおよそこの界隈に相応しくない赤ん坊の声がする。やれやれ今の俺はオフなんだけどな。常在戦場の身としては仕方ないか。
とある飲食店の前で、泣いている赤ん坊を抱いて一生懸命あやしている父親の姿が見えた。傍らには赤ん坊のお姉ちゃんとおぼしき少女もいる。父親はスーツでお姉ちゃんもちょっとよそ行きの恰好をしており、俺のプロとしての経験則が素早くプロファイルする。「おそらくお出かけ帰りである」と。そして食事中にこいつが急に泣き出して周囲に迷惑だからと父親が抱きあげて席を立ち、お姉ちゃんは「あたしもいく!」とでも言いながら父親について来たのだろう。俺は大人だから瞬時に脳内で映像付きで再現された。もちろん4Kだ。
OK、周囲に迷惑をかけないよう赤ちゃんを連れ出す気配り。さらに嫁さんに食事のゆとりを与えるその思いやり。俺は嫌いじゃないせ。この子のママであるあんたの嫁さんは、あんたの優しい心遣いに安心して今頃好物のエビチリをザトウクジラがオキアミの群れを一気食いするように貪ってるんだろう?素敵な奥方じゃないか。
プロの出番が来るかどうかはわからないが常在戦場を信条とするプロのたしなみとして俺は漠然と戦略を立てていた。もちろん彼が自力で事なきを得た場合「いや俺大人なんで初めから関心ないっす」と言う顔で通過できるようゆっくりではあるが歩みを止めず距離を詰めていると、俺と同じような動作で対象との距離を詰めている者がいた。二十歳かそれを少し過ぎたくらいの女の子だった。む!同業者か?
前述のアンバランスJKの先輩かと勝手に錯覚させる雰囲気。キノコみたいな金髪。モヘアニットのワンピースからべろーんと出ている肩、妙に光沢のあるトートバッグを持っている。俺の経験則ではこういう風貌の女が同業者だったケースはまれで、むしろ赤ちゃんの泣き声に舌打ちするタイプのはずだが人は見かけによらないのかもしれない。なお、信仰上の理由なのか眉毛がない。
(蛇足ではあるが俺が生まれた西の地には「キャンディ☆スパッツ」と言う、主に壮年のご婦人のみで編成された大規模かつ凶暴な乳幼児プレデター軍団が存在するのだが彼女たちもおおむね眉毛がない)
「びゃぁぁん!けほっけほっびゃぁぁぁん!けほっ」。この咳込みながらの泣きに、くぐり抜けてきた修羅場で培った俺の本能が危険を知らせる。これは狙撃では間に合わないかもしれない。そしてこの父親はおそらく赤ん坊を独りであやすのに慣れていない。あの毛布みたいなタオルみたいな赤ちゃん用のふわっとした布が垂れ下がっても気づいてないあたり間違いない。そろそろ来るぞ!回避は間に合わないから衝撃に備えろ!
「っびゃぁぁぁれろろろろろ」そう、泣きゲロだ。
後編へつづく
関東の夕方の電車での話である。車内は席が全部埋まって、立っている人がまあまあいるくらいの混雑具合だった。帰宅の為友人と二人で電車に乗り、唯一空いていた席に友人が座って、その前に私が立った。
隣に座っていたおばさんの台詞である。そのとき私たちは来週出かける話をしており、どうやらその声がうるさかったらしい。女子高生二人が周りに気を遣って世間話をする程度の声が。夕方のそこそこ混み合った電車なので、私達の他にも話しているグループはいくつもあったし、近くの男子大学生グループに至ってはバカ笑いを繰り返していた。毎日この時間はこれくらいの煩さだし、私たちも電車に入れば意図的に声量を落とす程度の気遣いはしている。正直この時点でクソ老害だなとは思ったが、面倒なので大人しく私たちは適当に謝って口を閉じた。
「え、それでそのままそこにいるの?」と呟き舌打ちしながらも満足したようなおばさんは、なんとゴテゴテとしたヘッドホンを付け、いくら至近距離にいたとはいえ音漏れするほどの音量で男性アイドルの曲を聞き出した。
老害すぎる。まず頭が痛いのは100%嘘だし、どう考えても私たちの話声よりヘッドホンから聞こえる音楽の方が大きい。そりゃあ女子高生の話声よりは好きな音楽の方が良BGMになるかもしれないが、うるさいから黙れと優先席ですらない騒がしい電車内で言っておいて、大音量で音楽聞き出したら周りがどう思うかとか考えないんだろうか。そして現代日本において「電車の中では一言も喋ってはいけない」というルールはない。頭が痛い人や体調不良な人もいるかもしれないが、そういう人は優先席付近に行くなど配慮してくださいね、というのが暗黙の了解だ。寧ろ音楽の音漏れの方がマナー違反とされる。
自分の快不快だけ押し付けて、あとはどうでもいいですって態度で生きてきたか、若い私たちに嫉妬したかの二択なんだろうけど、ここまで露骨な老害に遭遇するのが初めてでびっくりしてしまった。言っちゃ悪いけど服装もピンクのひらひらしたワンピースでいい歳でそれ着る……?って感じだったし、頭がおかしい人なんだろうなあ。早めに死ねとは言わないけど不幸になってくれ。
ツイフェミさん達がジャンプにフェミニズムに則った漫画載せろ、みたいなツイートしてそれがまた荒れて揉めてるけど、フェミニズムに則った漫画って何……?
ワンピースとかヒロアカとか、今でもセクハラ描写あるような漫画が人気な雑誌なのも事実だけど、セクハラ描写がなくて、女子キャラが自分の意思で戦ってたり、主人公だったりする漫画も沢山連載してて、それらはフェミニズムに則った漫画には入らないってことなんだろうか。
叩かれがちなゆらぎ荘だって、主人公が故意に女の子にセクハラする描写は全くない。しかも主人公は自分に全く非がない事故でもちゃんと女の子に謝罪する。ワンピース・ヒロアカも未だにセクハラ描写続けるのはどうかと思うが、別にそれが本筋に置かれてるわけじゃない。女子キャラも自我を持って戦っているし、露出が多いと言われるヤオモモのコスチュームにも一応合理的な理由がある。
ジャンプに「フェミニズムに則っていない漫画が連載されているから訂正していってほしい」ならわかる。ただ「載せろ」という主張をする以上、今のジャンプには一作品もフェミニズムに則っていない漫画が連載されていないことになるのだが、ヒロインと言えないほどに強いメンタルを持ち、前線で戦う女の子キャラばかりの呪術廻戦や鬼滅の刃、主人公の天才女優が成長していくアクタージュを初め、ラブコメのぼくたちは勉強ができないもヒロインたちには自我があり、惹かれているのは主人公の人間性だ。そして勿論これらを始めとする漫画達にはセクハラ描写はない。女性が人間として尊重されており、読んだ子供が女性蔑視を抱くようなことは絶対にない。これらはフェミニズムに則った漫画とは言えないのだろうか?
それとも女の子にはセクハラしちゃだめだよ!一人の人間として尊重しよう!みたいなことを延々と訴えかけるお勉強漫画を連載しろとでも言いたいのか?間違いなく人気が出なくて打ち切りだろうし、ジャンプは漫画雑誌であって教科書ではない。フェミニズムを踏まえて描かれており、暗に読者にそれを感じさせる漫画なら既に連載されているし、フェミニズムをストレートに語り続けるお勉強漫画を連載させたいならそれ用の雑誌を作って頂きたい。読んでもいないだろう雑誌にギャーギャー文句言うの気持ち悪いから近づかないで欲しいんだが。
少年漫画の風呂覗き回、またそれに類する表現への「あれは女性差別だ」「差別じゃない」「二次元と三次元の区別をつけろ」みたいな話題についての記事です。
筆者は「危険性は高いのですくなくとも安易には描くべきでない」という立場ですのでご注意ください。
例え話をします。
漫画で、修学旅行の夜とか部活の新入生歓迎会とかで、「よーしそれじゃあ全員で万引きにしいくか!」っていうお約束回があるとするじゃないですか。
「誰がいちばん高いもの/大きいもの/センスのよいものを盗んでくるか」っていうところでゲーム性もあるし、
どういうチョイスをするかでそれぞれのキャラクターの個性も出せますし、
なによりこう全員で同じスリルを味わい秘密を共有するということで、集団としての団結も高まりそうで、悪くないとおもうんですよね。素人考えですけど。
実在の小売店業者のひとから「そういう展開は配慮してくれ」という意見がでたとして、
「嫌なら読まなければいい」が回答として成立していないことは判りますよね?
小売店業者のひとは「こどもたちが影響を受けかねない」ことを懸念しているのであって、一読者としての快不快の問題ではまったくないので。
「こどもが漫画をそこまで鵜呑みにするはずがないだろう」とか、
「こどもが影響を受けることはあるかもしれないがそれは表現者が負うべき責任ではない」とかなら回答としてわかります。
それで、
「万引き回も風呂覗き回もどちらもジャンプで描かれるべきでない」の、この二者の主張なら首尾一貫してて理解できるんですが、
「万引き回は駄目だが風呂覗き回は許されるべきだ」っていう意見は個人的にはちょっとよくわからないんですよね。それってどういう線引きなんでしょう?
性犯罪軽視の価値観を交えずに説明するの、すごく難しいんじゃないかとおもうんですが。
「いや、風呂覗きをしたキャラはきちんと殴られたりして制裁を受けている。犯罪を推奨するのではなくむしろ戒める内容だ」っていうひとは、
小売業者さんに「いや、このキャラは殴られている。警察沙汰にも出禁にもなっていないが、決して犯罪を推奨してはいない」って反論して納得してもらえるか考えてみてください。
わたしは無理だとおもいます。たんこぶ出来たって3コマもあれば消えますもん。
というかジャンプの現役読者なら、こういう風呂覗き的な表現が事実がんがん淘汰されつつあること、みんなわかっているのでは……?
ハンター、ハイキュー、鬼滅、ネバーランド、アクタージュ、呪術あたりは絶対やらない作風、
逆に明らかにやりそうな作風っていうとワンピースとサムライ8くらい?
チェンソーマンは微妙なところですけど、あの漫画はものすごく懇切丁寧に筆を尽くして「この漫画のキャラクターの倫理観は最悪です!!!」って描写してるし、
もし風呂覗き回をやったとしても批判されるような描き方にはならなそうな気はします。
風呂覗きを娯楽として描くからこどもへの悪影響を心配されるのであって、きちんと倫理観最悪なものとして描かれるならそういう心配はされないはずなんですよね。
「ゼルダの伝説 夢をみる島」で泥棒をすると以後ずっと「どろぼー」って呼ばれるのとだいたいおなじ感じ。
またマキマさんは何回も繰り返し「キスやおっぱいそのものがエロいんじゃなくて文脈や気持ちが伴ってこそのエロさですよ」っていうことをデンジに調教してくれてるので、
寂しいということを言いたいだけで、読んでも知らんがなとなるだけだから、暇な人だけ読んでも読まなくてもいい。
10年以上の習慣をやめるこのモヤーっとしたものを吐き出させて。
高校生くらいまでは次の週まで何度も読み返して、作者コメントまで熟読してた。ジャンプフェスタも毎年行ってた。
大学生になってそこまでの熱量はなくなったけど、それでも毎週月曜日に欠かさず買った。
青春を共に駆け抜けたナルトと銀魂が両方終わってしまって卒業時かなと思っていたけど、ワンピースは続いていたし、約束のネバーランドとか面白かったから続けて読んでた。今は社会人。
私は女だから元々少年じゃないんだけど、ここでは「ジャンプの読者層」を少年と表現する。
少年じゃなくなったと感じたのは、篠原健太先生の炎上に関する一連のツイート。先生の意見が正しいのか間違っているのか分からないし、女はジャンプにお呼びじゃないと言われたとも思っていないし、先生の意見は先生個人のものだって分かってる。
でも、ツイートを見ていて悲しい気持ちになった。まったく関係ないのに、スケダン好きだった(全巻持ってるし、今でも面白いと思う)のになと思ってしまった。
表現の自由と差別的表現、難しいよね。時代と共に変わっていく、読者のターゲットをある程度絞る、大いに納得できるよ。アリエスが自分の胸が大きいことに無自覚なキャラでも全然いいと思う。私は気にならなかったし。
だけどね、「女性が普段晒されている性的な目線に無自覚だ」って言われたことに対して「表現の自由だ」って返したのがどうしても歩に落ちない。どうして無自覚でいられるのか(それこそ倫理観が違うとか)、いっそなにも答えないでいてくれたらよかったんだと思う。
先生は「女性が不快になる描写」があることは認めているよね。そしてそれを少年へのサービス(喜ばせるため)としてやっているって言っちゃってない?「少年漫画が少年を対象としている以上作品で女性が不快になる表現はあり得ます」って。誰かを喜ばせるためなら無条件に誰かを蔑ろにしていいの?ダメじゃない?誰かが傷つく以上、そこに理由や意図がなきゃダメじゃない?
もちろん、理由や意図があってもそんな表現はないに越したことはないけれど、そんなのは無理だし、つまらない話になるのは分かる。でも、理由なく人を貶める表現を私は受け入れられない。その表現をするための後付けでもこじつけでもいいんだ、なにか言ってくれ。そうじゃないと私の正義と倫理観が拒絶する。
そう、これは私がそう思うだけで、法に触れるとか憲法に反するとかはまったくない。言ってしまえば差別的表現をしても公共の福祉に反さなければオッケーだし。それについて今は議論しないけど。話が逸れる。
結論を言う。一連のツイートを見てこんなことを思う時点で、私はもう少年ではなかったんだ。小中高、もしかしたら大学生までこんな騒動を見てもなにも思わなかったと思う。色々経験を経て、世間擦れしてしまったんだろうね。大人になってしまった。
ということで、今週でジャンプ卒業です。今までありがとうございました。おかげで立派なオタクに成長しました。友情努力勝利は忘れません。