「容赦なく」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 容赦なくとは

2017-03-27

http://anond.hatelabo.jp/20170327101336

女の非モテ花屋で選んでもらえない。手に取ってもらった事は何度かあったけど、買ってもらえない!」

男の非モテ農園の選別の段階で間引かれた。畑の隅に捨てられて、後は腐っていくだけ。どうしたらいいんだ・・・



女の場合はごくごく一部の化け物でも無い限り、最初から花屋に並べられてる事が前提。

男の場合は数が多いので中の下くらいを境に容赦なく間引かれてしまう。そこで齟齬が起きる。

2017-03-18

誰が一番悪いんだろーね

年の離れた弟がいる。

弟はよちよち歩きが出来たころから、家の窓から靴下で脱走して行方くらませていた。

遊びに行って、家に帰ったらパトカーが何台も停まっていて、母親が涙を流しながら弟を抱え、巡りさんと話していたのを覚えている。

あ~~~~またアイツいなくなったんだな~~~~~とボンヤリしていたら、母親からギっと睨みつけられて、怒鳴られた。

何で、弟を探しに行かなかったの?!弟がかわいくないの?!あんた、おねえちゃんなんでしょう?!こんな小さい弟が死んじゃったらどうするの!!

みたいなことを散々怒鳴られた。まだ小さかった弟は、母親の腕の中でヘラヘラ笑っていた。そしたら母親はまた泣きながら

○○(弟の名前)どうして急にどっかに行っちゃうの~~ママとっても心配したんだからね~~~~~~~~

正直馬鹿かと思った。弟が窓から脱走するのは弟を寝かしつけようとして先に寝ちゃって窓にカギをかけなかった母親が原因ではないかと思っていたから。

まぁ私親になった事ないからわかんないけど、これ読んでるお母さん、気分悪くしたらごめんなさい。


それから一年くらいしてから、弟は悪戯するようになった。

物を壊す、隠す、大体そんな感じのやつ。で、私だけが怒られる。なんでや。

母親曰く

あんたがちゃんとしてないから。

ちゃんと模範的お姉ちゃんではないから、弟が悪さをする。

から弟に非はない。お前が悪い。お前のせいでこうなった。と怒られた。

今思えば弟も怒れや!!!って思う話なんだけど、私は本気で「私がちゃんとすれば弟はよくなるんだ~~!成程~~~!!」と思っていた。アホか。

から頑張った。学校はいつもいい成績だった。

元気よく挨拶をして、常に笑っているようにして、困っている人を見たら助けた。

弟の悪戯はよくなるどころか悪くなっていたけれど、それでも私だけが怒られた。弟の目の前で怒鳴られた。

父親暴力的で、博識な男だった。

普段は何もしないけど怒るとき10歳だろうが5歳だろうが男も女も子供年寄り容赦なくぶん殴る人だった。

私がテストで満点を取っても、そんなのは当たり前だ、と言い捨ててそれ以外の点数をとった時は俺の時そんな点数は取らなかったのにと言われた。

弟がある日、父親のものを隠した。本人はちょっとした遊び心だったのかもしれない。

それを父が許すわけがなかった。弟がどれだけ泣いてもわめいても叫んでも、父親の拳は止まらなかった。

私ははやく謝ればいいのにと思ったけど(口出ししたら私も殴られる気がして口にできなかった)弟は絶対に謝らなかった。

母親が泣きながら父親の足に縋りついて許してやってくれと叫ぶのをみながら、地獄みたいだな、と思った。

今思えばこの頃から弟は誰に対しても何に対しても、ごめんなさい、が言えない子供だったのかもしれない。

小学校高学年になって、私はクラスで虐められるようになった。理由は「塾に行ってないくせに100点とったから」だった。

無視されたし、私の触ったものはばい菌が付くと言われたし、クラスの面倒ごとは私の仕事になった。

帰りの会でよくある「今日あった嫌なこと」にはしょっちゅう私の名前が出てくるようになった。掃除をサボったとか、そんな内容だった。サボってないんだけどね。

クラスのみんなの前で怒られて、謝るように言われた。

だんだん学校に行くと腹を下すようになって、あだ名がゲリ子になる直前に私は学校に行かなくなった。そのころにはもう友達

自分の部屋にあった観葉植物ボールしかなかった。で、また私は怒られた。

何で学校に行かないんだ。いじめられたくらいで学校に行かないなんてどうかしてる。学校に行け。行ってやりかえしてこい。

わかる人はわかるかもしれないんだけど、行きたくなかった。やりかえすことも倍返しされそうでできなかった。

担任はうちのクラスに虐めなんかありません!って言うし、校長教頭は虐められるのはお子さんに原因があるんでしょう?といって取り合ってくれなかった。

このころに私は、発達障害の診断を受けた。母親からまた怒鳴られた。

発達障害人間は人を殺す。きっとお前も犯罪者になると言われた。(この頃発達障害者殺人事件を起こしていた)

同時に私の事を頻繁に殴るようになった。殴り続けて手が痛い、といって棒や雑誌や孫の手なんかでビシバシやってきた。

父方の遺伝で私が発達障害だったこともあってか、母親ますます弟を可愛がるようになった。そのころ私は父親似、弟は母親似だったから。

の子は私と同じまともな子だ。私たちは健常者同士仲良くやっていく。って。

それから父親は私と一緒に寝るようになった。布団の中で服を脱がされた。体中触られたし、舐められた。

今思えば狂ってるとしか言いようがないけど、当時は殴られないから良いやとしか思ってなかった。父親と一緒にいれば殴られないから。

痛くないならそれでいいって本気で思ってた。

で、まぁ普通に父親からも痛い思いをさせられた。本番を実行しようとした。しようとしたって言うのは曖昧なんだけど、覚えてない。

直前まではなんとか思い出せるけどそこから先の記憶がプッツリなくなってる。私は自分処女なのかそうでないのかもわからない。

気付いたら、今住んでる町にいた。

父親単身赴任になったと聞かされた時、ほっとした気分とまた殴られるんじゃないか不安になった気持ちがぐちゃぐちゃになっていた。

今度は弟が学校に行かなくなった。理由は「姉ちゃんが学校行ってなかったから」だった。この頃私は普通に学校に行っていた。

成績は悪かったけど、丈夫だったか休みほとんどなかった。

母親は私を殴るのをやめてくれたけど、今度は殺しにかかってきた。多分本気じゃなかったとは思う。

包丁も持って家じゅう追っかけまわされたり、寝込みを襲われて首を絞められたりした。いつもいつも「あんたのせいだ。あんたのせいで私の人生はめちゃくちゃだ。この悪魔

って言われた。どっちが悪魔だよ。流石に殺されちゃたまんないから応戦するけど、そのたびに母親は金切り声をあげて「助けて!娘に殺される!」ってどっかに行ってた。

一生帰って来るなよって気持ちと、私のせいでお母さんを苦しめてしまった!って罪悪感がグルグル頭の中を回っている間に母親が帰ってきた。すごい、聖母みたいな笑みを浮かべて。

私の事を抱きしめながら、涙を浮かべながら「ごめんね、ごめんね、ほんとはあんたの事、世界で一番大事なのよ」って囁かれた。チョロすぎて悲しくなるんだけど私も泣きながら

「お母さん!悪い子でごめんなさい!!」って抱き付いていた。タイムマシンが完成したら真っ先にこの時代に行っててめーら馬っっっっ鹿じゃねーの?!ってチェーンソー振り回したい。

そんな折弟が金を盗んだ。私の財布から、私の月の小遣い全部。弟が自分でボロを出したので確定した。メチャクチャ怒った。

そんなことは泥棒のすることだ。私の弟は泥棒だったのかと怒っていたら母親が泣きながら、そんなこと言わないで、と言ってきた。

実の姉から泥棒呼ばわりしたら、あの子がどんなに悲しむか。お金はお母さんが返すから、それで許してやってくれ、と言い出して来たので耳を疑った。

金を盗んだことに変わりはないしそれで許されると弟が勘違いたらこから先弟が大人になってトラブルが起きた時、タダじゃすまされないと言っても、母親は聞かなかった。

謝るならお母さんが謝るから、弟を許してくれと土下座までした。目の前が真っ暗になった。

弟は一切謝らなくなっていた。私の金を盗もうと、窓を割ろうと、何をしても私が怒れば即座に自室に篭って出てこなかった。

そのたびに母が私に謝るという奇妙な家になっていた。

他にもエピソードは山ほどあるんだけど指も精神もそろそろ限界です。現在の事だけ書きます

一番狂ってるのは、フツーに全員この家に住んでるってことです。

私は大学に行かせてもらえました。前の仕事を辞めて求職中です。お母さんに似てきたね、とよく言われます

父親は戻ってきました。別の部屋で寝てます求職している私を馬鹿にしながら生きているようです。仕事はちゃんとしてます

弟は見た目が父親に似てきました。私に怒られたからといって一週間学校を休んだりしています。将来はアニメ関係仕事に就きたいと言っています。無理でしょう。

母親は日に日に私が父親に似てきて気持ちが悪い、悪魔め、毎日地獄だ、と言ってきます

周りの人からはうちは幸せな家庭と言われています。たしかにかつてはそうでした。

からきっと私もこの家を捨てきれないのでしょう。良い仕事が見つかればこの家を出ていけるかもしれません。

私には何もありません。特別可愛いとか、頭がいいとか、そういうのでもないです。

私はただの悪魔かも知れませんが悪魔だって地獄はきっとあるのでしょう。今がそうです。

私が家族に思い切って昔の話をすると、しらを切っているのか本気で忘れたのか、そんなことは無かったと言われます。すべて私の妄想だと言われます

誰が悪かったのでしょうか。誰を恨めば良かったのでしょうか。憎むのは悪い事だと言われて育ったけれども、恨む方がまともなのではないでしょうか。

私が覚えているうちに不特定多数の誰かに聞いてほしくて書きました。

聞いてくれて、読んでくれてありがとうございました。

あと、最後に一つ。

嘘でもいいから心の中で、私の家族を悪く言ってください。

2017-03-13

残念ながら森友問題は幕引き

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/DA3S12838785.html

どれだけ攻め立てたところで無意味

究極的には(安倍んごにつながる)確定的な物理証拠が出てこないと意味がない。


でも残念だけど、今の新聞調査をする実力や環境はない。

期待できるのは文春か最近隆盛してきたネットメディアだけ。

でもネットメディアも体力がない。

文春だけがギリギリだけど1社で追うには限界があるし時間がかかる。

なので森友問題はこれでおわり。

新聞側はまるで愚痴を吐くように1年、2年と延々社説や思い出したように記事を出すだろうけど。

あとはのらりくらり回避するだけでいい。


とか言って確定的な証拠が見つかって吹っ飛んだりして。

しかしまぁ、支持率の低下の緩さを見ても経済問題とか労働問題とか色々そっちの方が重要だとなんとなく皆思ってる。

色々やってる今の進行を邪魔したくないんだろう。

はてな左翼の人はそもそもあべのみくすは無意味どころかマイナスだと思ってるから容赦なく叩けるけど)

ロッキードと違って、国際的問題でもないか外圧も期待できないしな。

わすれがちだけど、森友は単なる国内問題に過ぎない。

他人の子供なんて皆どうでもいいんだ。

田中角栄今でも人気あること考えりゃわかるよな。

しろ角栄叩すぎた反省だと考えりゃわかりやすい。

愚者経験に学び、賢者歴史に学ぶ

この場合どっちがどっちなんやろなぁ。

皮肉ではない

2017-02-27

ADHD管理職をやっている者なんだが

週末の借金玉氏(id:syakkin_dama)のエントリやそれを受けて書かれたわかり手氏(id:ganbarezinrui)のエントリhttp://anond.hatelabo.jp/20170227005158 あたりのブコメとか読んでいて、随分と世知辛いねえ、と思ったのだけれど、良い場所が無いので増田にこれを書いている。たぶん超長い。

俺はタイトルに書いてあるようにADHD(診断済み)だ。典型的な注意欠陥・多動性が認められ、一方でASDの症状はゼロという純正ADHDマンである。なので先のお二方のエントリは全力で泣きながら、共感しすぎてヘドバン状態で読んだ。でもわからない人には何が「なので」なのか本気でわからないんだと思うし、それで正常なんだろうということも理解している。

んで、一般的IT関連の企業管理職をやっている。それなりに多様な部下もいる。業界的にブラック香りがするWeb開発関連の仕事だけれど、自慢じゃないがだいたいニコニコ定時上がり、サブロク遵守、月間平均時間外は毎月20時間以内に抑えることに成功しているスーパーホワイトである。一点ウソついた。これは自慢である

俺はこういう属性人間なので、自分自身のことを照らし合わせて借金玉氏の主張は痛いほどわかるし、このような性質の人がいることを十分に評価理解した上で全体的な労働条件改善に努めたいと日々考えている。残業含め労働時間は減らしていきたいとも思うし、人の個性多様性への対応労働条件改善は両立し得ると信じているので、ADHDの人のぼやきイコール残業問題に結びつけて批判するのはあまりに極論に過ぎるというか、違和感を感じてしまう。皆がそれぞれのフレンズのすごいところを理解し合えるやさしい世界になれば良いのに。

そもそも、俺なんかは借金玉氏の記事を読んで「お前は俺か状態になる性質であるものの、何とか自分を飼いならして社会サバイブできている時点で生物として人より劣っているとは思っていないし、仕事も(やり方やプロセスにクセはあるのかもしれないが)たぶん人並みにはできる。つまり、おそらく自分弱者ではないし、どちらかと言うと強者の側に所属していると認識している。id:p_shirokuma先生的に言えば「よく発達した発達障害」ということになるのだろう。もっとADHDと言っても程度の違いがあるのかもしれないし、ただ単に俺は運が良かっただけなのかもしれない。普通の人だって大小あれど皆それぞれモチベーションのムラとかはあるわけで、ブコメに付いた「ADHDマン無能」、「世の中は正常と異常の二者択一」、「席を空けて退場するべし」みたいな言説を見るとヤバさしか感じないし日本大丈夫か?と思う。こういう「性質」の人が少なからずいることを正しく理解した上で適材適所人材活用を目指すべきだし、だいたいからして発達「障害」という言葉自体が良くないんじゃなかろうかと思わざるを得ない。

バックボーンなど

自分語り目的ではないのであくまモデルケースとして。ちなみに年は先の方々よりたぶんちょい上くらい。

端的に言って俺は相当に運が良く、理解者のおかげで生きていられる。上司は何度も変わっているが、往々にしておもしろ重視の管理者とは相性が良く、労働集約型のマネジメントをするタイプ管理者とは相性が悪かった。

で、自分自身がこういう人間なので、定時内にピークタイムを持ってくることができない問題についてはフレキシブル対応したいと考えている。

今の会社労働条件について

今後ありたい姿を考える前提として、俺の職場は現状こんなふうになっている。

基本は定時勤務だが、企画関連などの職務については裁量労働制存在している。とは言え、裁量労働会社側の論理で不当労働の温床になりがちなので、ホワイト企業的には定時勤務できちんとタイムマネジメントして、時間外が出たら残業代はきちんと払うよ、という当たり前の考え方を推進している。

ただし、職種的に均等な業務が苦手な人もいるので、カミングアウトしている人については個別対応もあり得る。当然ながら他のメンバーから「なんであい日中フリーズしてんの」みたいな白い目で見られると職場雰囲気が悪くなるし、本人の健康管理問題もあるので十分な配慮と周囲の理解必要

業務マネジメントについて

先述の記事ブコメにもあったけど、多種多様人材活用して成果を最大化するのはマネジメント責任だ。「9時17時で時計刻みに動けない奴は居ね」っていうのもマネジメント手法ひとつかも知らんが、少なくとも俺んとこはそういうふうにはしたくないと強く願う、つーか俺自身が生き残れない。んで、職場スロースターターにはこんなふうに対応している。

自分担当にもちょっと該当しそうなメンバーがいるのでこんな感じでやってるけど、今のところまあまあうまく回っている。むしろ一番の問題自分なわけなんだが、時間外付かないマネージャーなんで帰れないときがあっても勘弁してつかあさい。「マネージャーがいると帰りづらい……」ってことなら考えるけどウチのメンバーは俺がいても定時で容赦なく上がるので今んとこたぶん大丈夫。まあ、「あの無能上司、昼間フリーズしてて何もしてない……」と言われるとダメなやつなので、そうならないように自分自身努力しなきゃならないけど、ある意味俺にとっての最大の生存戦略が「自分自身管理者になる」だったかもしれないな。※もちろん、帰れる時は率先して帰ってるよ。

書いて読み返してみると、自分にとってはすごく一般的普通のことしか書いてない気がするんだけど、先のホッテントリを見てて世間一般的普通なのかどうかちょっと自信が無くなった。

よくスロースターターに対して「仕事定型化するべし」「ルーチンで行動するべし」なんてアドバイスをするライフハックを見かけるんだが、本当の本気で大真面目にそれが体質的にできない人ってのがいるのよ。そして、そういう人がみんな無能かっていうと決してそんなことは無くて、そういう人が画期的アイデアを出してきたり、ブレイクスルーを行うような機会ってのは実際に、ある。業務の種類や内容によっても正解は異なる。

繰り返すけど、出力にムラがあるなんてのは程度問題であって誰かしらあると思うんだよ。もちろん、定常定時に常に安定して均等なパフォーマンスを出せる人を尊敬するし、評価も高くなることに疑いは無い。でも「無能滅ぶべし」「健常者だけ揃えれば万事解決」みたいなことを言ってる人たち、本気か?はてなでそこそこホッテントリ取ってるブロガーでも「生産性の低さを一生懸命努力カバーするのは結構だが、出来れば職場の外でやって頂きたい。」なんてツイートしてたりする人がいて、なんつーかこう地獄しかない。

そりゃあ、安定マンのみでチームを構成できればラッキーかもしれんけど、世の中そううまくはいかないよ。どこも人材不足だ、いろんな人がいて、いろんな個性と悩みがあって、いろんな仕組みがあってその中で一番いいパフォーマンスと一番いい労働条件の両立を目指しましょうね、がマトモな議論なんじゃないのか。残業については言っていることはたぶん普通の人と同じだ。ただ、理解を深めて個人別最適な対応ができるようにしたいですね、長期的視点で皆にチャンスがあるようにしたいねと言っている。

何もポリコレ棒を持ち出してくるまでもなく、何も皆が必ず同じ時間評価軸で同じ定型定性で判断されるような職場ハッピーなわけではないし、単純に、多様性を認めない職場で働くのは俺は嫌だし、多様性を認めるための努力は惜しみたくないと考えている。けものは居てものものはいないんだぜ。

そんな感じ。

2017-02-21

http://anond.hatelabo.jp/20170220222819

部屋のあらゆる場所の長さを測ってピッタリのものを探すんだ。楽しいぞ。

だだ、そんな広くはないはずだから、物の買い過ぎ置きすぎには注意な。

納得がいく少数精鋭だけを買うように。

部屋に合わないと思ったら容赦なく排除するんだ。不要な貰い物なんて即ゴミにしてしまえ。

2017-02-15

舞台「孤島の鬼―咲きにほふ花は炎のやうに―」(ネタバレ注意)

とんでもない作品だった。とんでもない体験をした一週間であった。




まず先に言うと、本作品は『ミステリー演劇』だった。

それは原作推理小説カテゴリーされているからとか、原作者江戸川乱歩だからとか、そういう理由じゃない。

私はその解説、および回答を以下に記すのだけど、それは完全なるネタバレです。



もう知らなかった頃には戻ってこられない、作品を殺す系のネタバレ



なので、未観劇の方には本当に読むことを勧めません。

本作は素晴らしい完成度の傑作だし、舞台演劇でここまでのミステリーを作り上げるのは絶対に容易じゃない。

また、私はエグいほど容赦なくネタバレしていますので、正直自分ももう二度とミステリー演劇は鑑賞できない脳になってしまったのでは…と震えております。

(なので、読んでほしい気持ちがあって増田に書いているものの、観劇済みの方も生半可な気持ちではネタバレを読んでほしくない。六道の辻で迷い不幸だと感じている方にだけ、光が届けば良い。)

まり未観劇でネタバレを読むということは、人生の楽しみを自らの手で一つ潰すということ。尋常じゃない損失です。



本作はDVDの発売が決定しています。

公式DVD予約サイトhttp://www.shop-ep.net/east_park/shopping/a04020102/iid/0000000001746/

(発送日未定。予約は3月末まで)

めちゃくちゃ好評だったので、あなたの周りにも購入している人が居るはず。そして恐らく「見せてほしい」と頼めば喜ばれるはず。布教したくなるタイプの作品なのです。なので数ヵ月後DVDを鑑賞してから、是非また読みに来てください。



「数ヵ月なんて待てねーよ!」って方は、妥協点として2015年に他の演出家さんで上演されたものを見ることができます。

こちらは未観劇のためなんとも言えませんが、おそらく2015年版は絶対解けない「超ハードモードの『ミステリー演劇』」か、『ミステリーではない普通演劇』の可能性が高いと予想しています。でもまぁ全く観ないでネタバレ読むよりは絶対良い。

たぶんDVD売ってるし、3月になれば我らがdアニメストア殿が配信してくれます。

https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/CP/CP00000660

高いチケット買って劇場に行くか高いDVD買うかしか選択肢がなかった時代を生きてきた作品の取捨選択にすごい苦しんできた勢なので、dアニさん月額400円でこんだけ見れるとかマジ神過ぎ。最初目を疑った。(WOWOWさんにも感謝していますが、うちTV無いから見れないんですよ…そもそも家にあんま居ないし。お金なら払うのでスマホでもWOWOW見れるようにしてください。)



原作「孤島の鬼」を読むのも手ですが、本作はある意味では『原作本質を描いている』けど、ある意味原作とは全くの別物』です。だから舞台版のネタバレは、舞台版を観てから読んでほしい。



そして、せっかく未来の楽しみを潰してまでネタバレを読んでしまうのだから、その前に『ミステリー演劇』の推理に挑戦してほしい。

一人で解くのは超ハードだと思うので、できれば仲を深めたい方と一緒に。(私が今回の回答に至るのに協力してもらった友人の数は4人です。内1人は原作を読み込み一緒に推理してくれました。)

ぼっちの方も安心してください。本作はめちゃくちゃ面白かったので『2017年版の感想』も、ネットの海に転がっています。そこから辿り着くことも不可能じゃないはず。鮮度のいい印象論の良さも、一晩寝かせた感想の良さもあるので、いろいろ漁ってみてください。

あと私は推理した一週間の思考ログをほぼすべて残しているので、トリックがわかってからログを読み返してみたら翻弄されている自分がめちゃくちゃ面白かった(当時は睡眠不足神経衰弱で瀕死でしたけどね)。間違ってはいないけど騙されている。そんな楽しさもあるので、ぜひ推理に挑戦してみてください。

そして私がまだ解いていない謎の答えを見つけられたら、ぜひ教えていただきたい。



また、運良く本作を劇場でご覧になられた皆さま。感想はもう書き残しまたか

公式がwebでアンケート回収もしています。送ると抽選で非売品舞台写真もらえます。私もとても欲しい。

本作は、『感想を残す』ところまでを含めて作品です。せっかく運良く観劇できたのだから、140字で良いから書き残しておきましょう。

できれば思いの丈をすべて書き出しておくと良いです。『他者に感想を伝えようとした人だけが、謎解きの後に得られる感動』があります。(※個人の感想ですが!)

この感動を、本作品が本当に素晴らしい江戸川乱歩原作舞台化であったことを伝えたくて、読んだら作品を殺すことになるようなネタバレを恥を忍んで書いています。

私はソワレ観劇後、徹夜で翌昼に感想書き上げました。これが私の沼への一歩だった訳ですけれども、これを書き残しておいたお陰で、謎が解けた時に私の回答を出すことができました。

一度ネタバレを読んでしまうと、もう観劇で感じた感想書けなくなると思いますので、本当に一言で良いから感想書き残しておいてください。ついでだから公式アンケートに答えて非売品写真当てましょう。当たったら私にも見せてください。



最後に公式各位。

ネタバレにあたる部分は私の個人的ミステリー体験なので、これが公式解とは主張断言しません。

と言うか、理由なき見落しと、自分の能力ではどうしても咀嚼できなかった部分(言葉スムーズに脳に入ってこなくて読解しながら観劇することができなかった原作には無いシーン)があったので、私のネタバレは不完全です。他にも拾い損ねている箇所がポロポロ出てくる。逆転する可能性が大いにある、お粗末な推理

ですが、キャストの皆さまが最後までネタバレに配慮されていたのに、ネタバレを公開し誰かに読んでほしいと願うことが、浅間しいようにも感じています。

ネタバレ注意喚起に約2000字程裂きましたので、どうか堪忍してください。

p.s.オリジナルマグボトル購入しました。作中に赤い色が無かったのでデザインも綺麗だし購入したのですが…紐解いてみるとなかなか意味深なグッズですね。とても良い記念品になりました。




それでははじめます。



導入


無人の屋敷に風が吹き込む

暗転

まったく光のない深い暗闇から男性の声が聞こえる

「不幸ということが、私にもよくよく分って来ました。本当に不幸という字が使えるのは、私だけだと思います。遠くの方に世界とか日本かいものがあって、誰でもその中に住んでいるそうですが、私は生れてから、その世界日本というものを見たことがありません。これは不幸という字に、よくよくあてはまると思います」

暗転明け

無人だった屋敷に白髪の男性が立っており、書物を音読していた。

彼は自身について取り止めなく独り言つ。

彼……『私』を語り部とした、物語がはじまる。




まず本作の初見の私の感想と回答は、下記増田で参照できる。

http://anond.hatelabo.jp/20170206104211

ミステリーとして解いた今読み返すと相当ブッ飛んだ納得の仕方をしている。自分の妙さについて今までなんとなく感じていた部分が浮き彫りになりすぎである。こわい。

当時も気持ち的にスッキリはしたけども、<もやもやした原因が『認知を歪められている感覚』だったのに、「それは作者の願いだよ!」という犯人動機の『妄想』では、『論理的解決』にまったくなっていない>ので、悶々とはしていた。

作り手側は演劇を魅せるプロだが、観客は演劇を観るプロだ。伊達や酔狂でやっているわけではない、こちとら真剣に観ている。

認知を歪められている感覚』なんて中途半端ものは見過ごせない。

ちゃんとトリックを暴きたかった。

そこからずるずると私は沼に嵌まっていき、推理のためにガチで眠れない一週間を過ごすことになる。



そもそも、舞台「孤島の鬼―咲きにほふ花は炎のやうに―」の何がミステリーなのか。

それは、本作品が叙述トリックを駆使し、とある真意』を隠しているということにある。



しかし私の目下の推理動機は、トリックを逆手に取った『簑浦も諸戸も幸せになれる最適解』にあった。どうしても二人を幸せにしたかった。

そのために以下のことを行った。

そしてひたすら二人が相思相愛ではないという可能性を潰し、相思相愛である可能性を見つけ出す作業




解説『簑浦も諸戸も幸せになれる最適解』①

箕浦の白髪

二人の愛の一番の障害は、箕浦の白髪化=「箕浦は同性愛を『生理的』に受け付けられない」という点。

これが諸戸が箕浦の前にあらわれることがなくなった原因だと思う。彼がどんなに誠意を尽くそうとも、これだけはどうにも覆すことができない。

しかし、実は原作では白髪化したタイミング=直接的な原因が諸戸に襲われたことのみだとは明記されていない。

そして舞台でも、実はめちゃくちゃぼやかされている。

冒頭、語り部である『私』が自身の体験した恐怖について語ろうとする。その時にまるでトラウマが呼び起こされるかのように喉元を掻く仕草をする。

後半井戸の奥、深い完全なる暗闇の中、水位が増して死の恐怖に襲われた時。『私』佐藤箕浦も、諸戸と石田箕浦と同じマイムを行って移動し、水位が増しだすと喉を掻いて苦しみ悶絶する。

これは、白髪化するほどの『生理的』な恐怖が、諸戸に襲われる前から強烈にあったという解釈にできる。

では逆に、諸戸に襲われた後の恐怖はどうだろう。助八さんの救助が来て、生死の恐怖は去った。丈五郎の恐怖も去った。では諸戸に犯される恐怖はなくなるか? 普通に考えれば、自分を襲ってきた相手が側に居るなんて恐怖しかない。第三者が居るから安心だなんて暢気になれる訳がない。(学術的根拠を略していることは恥じています)

箕浦は、諸戸に襲われた時にあれほど恐慌したのに、襲ってきた相手が側に居てもケロっとし過ぎなのである脱出できた時なんて笑いあっていたりする。

これらによって、「箕浦は同性愛を『生理的』に受け付けられない」ということを否定できる可能性が、十分にある。


同性愛への拒絶:あの夜まで

生理的』に受け付けられない訳じゃないのなら、箕浦の同性愛への拒絶はどこからくるのか。

実は学生時代の箕浦は、同性愛を拒絶していない。

諸戸が触れるままにさせ遊戯を楽しんでいたと言っているが、これってちょっとエッチではないですか? 私は『もてあそぶ』というよりも、遊廓でのお戯れみたいな印象の方が強かった。エロかった。

…脱線した。ともかく同性愛を否定する、拒絶する描写が無い。

ましてや「あつい手だね」というセリフは、諸戸と佐藤箕浦の両方が同時に口にする。

これは原作では諸戸が言い、簑浦も『私も同時に、火のような相手の掌を感じた』とある

あの夜、諸戸と箕浦は、本当は同じ気持ちであったのではないか。


同性愛への拒絶:あの夜から

しかし大人になった箕浦…いや『私』佐藤箕浦は、頻繁に同性愛を拒否する。

そして井戸の中、「今こそ、僕の願いを容れて、僕の愛を受けて」と請い願う諸戸を「あさましい!」とはね退ける『私』佐藤箕浦。

実はこのセリフ原作には無い。そして学生時代のあの夜は諸戸の方が言っていたセリフなのだ

「君は浅間しいと思うだろうね」と。

箕浦に『同性愛を持つ者は異人種』だと一番最初に植え付けたのは、他ならぬ諸戸であった。

そしてあの夜、「『私』は諸戸との関係はこれで終わったと思った」。

もし、もし諸戸が、自分で自分の気持ちを否定してしまわなければ、二人が結ばれていた可能性もあるのではないか?


『箕浦』の存在

あの夜の後、箕浦が大人になりSK商会に勤める場面から「過去の『私』」石田箕浦が登場する。

大人になった『私』佐藤箕浦は同性愛嫌悪感情を見せるが、石田箕浦は同性愛嫌悪していない。

諸戸が自分に恋していることを頭では理解しているが、そもそも同性愛をわかっていない。だから諸戸からの熱視線性愛アピール)をまったく感知できないし、諸戸からの接触に応えること・握手を求められた手を握り返すことができる。

スポットライトが当たらないところでの石田箕浦と諸戸は、まさしく「諸戸と簑浦は何か変だ」状態熱視線を送ったり触れようとしたり羞恥の色を見せたりする諸戸に、石田箕浦はまったく気付かない。A.T.フィールド固すぎ)

絶望的に脈ナシな究極のノンケ

原作の簑浦とはかなり印象が違うそう(私は一度推理完了するまで未読を貫く主義のため世論であるが)。

簑浦と箕浦、原作とは名前漢字が異なるし別人か? いや、そうじゃない。無意味な改変は絶対に起こらない。「虚偽の事柄を事実として書くことはアンフェア」だからだ。印象が違うなら、『変えた理由』と『変えても原作の簑浦を成立できる理由』がある。

石田箕浦が登場する前。佐藤箕浦が諸戸との関係は終わったと思ったあの夜。諸戸が泣きながら請うた内容は以下だ。

「君は分っていてくれるだろうね。分ってさえいてくれればいいのだよ。それ以上望むのは僕の無理かもしれないのだから 。だが、どうか僕から逃げないでくれたまえ。僕の話し相手になってくれたまえ。そして僕の友情だけなりとも受け入れてくてたまえ。僕が独りで想っている。せめてもそれだけの自由を僕に許してくれないだろうか。ねえ、簑浦くん、せめてそれだけの……」

諸戸が願った内容、これまんま石田箕浦じゃん……

石田箕浦は諸戸を友人として深く信頼しているし、井戸の中でなんて一緒に死ぬことすら受け入れている。諸戸の願いを、字面通りに叶えている。

しかし周知の通り、諸戸が心の内で望んでいたのは、彼の『死にもの狂いの恋』を受け入れてもらうことだった。


諸戸の望みと願い

諸戸は自身について怖れている描写が多々あった。それは自分の素性と性愛対象が『普通と違う』ことでもあったし、『父に命じられたから行っていたはずの不気味な研究にいつしか諸戸自身不思議な魅力を感じはじめていた』ことも大きいと思う。

強い劣等感を抱えた自意識と、強い罪悪感をもたらす超自我

我と我身を醜いと卑下すればするほど、美しいものを強烈に求め、美しくあるべきだという観念に囚われる。

諸戸の心の内の葛藤が『手記の秀ちゃんと吉ちゃん』そのものに見えた。諸戸の望み(イド)と願い(超自我)は大きく解離している。

箕浦が写し取ってしまった『同性愛を持つ者は異人種』という価値観、『親友という姿』は、諸戸が持つ美意識刷り込みだった。箕浦にとって諸戸は、本当に「美しい青年」だったのだ。


『私』と『箕浦』

石田箕浦は本当にクセのない、まっすぐな好青年だった。諸戸の理想とする『普通』がそこにあるように見えた。そして原作の簑浦とは印象が異なる存在

これはつまり、簑浦のイドと超自我のようなものが、『私』佐藤箕浦と石田箕浦に分かれて表現されているのではないか。一人の人間を二人で演じ、二つの存在(語り部の『私』と、簑浦のイド)を一人が演じているのではないか。

彼らの箕浦の分担は、紀州の孤島に着いてから大きく変動し反転してゆく。

井戸の中で諸戸に襲われ、完全に石田箕浦から佐藤箕浦に替わったのは、諸戸が望んだ存在が友人ではなく恋愛対象としての箕浦だったこと、そして諸戸の手によって「諸戸の理想とする『普通』」が壊されてしまったこと…『私』になった石田箕浦にも諸戸の姿は獣のようだと評されている。学生時代のあの夜に諸戸が否定をしてしまったこと、それの繰り返しだった。


『私』の恋心

そして秀ちゃんへの恋心を諸戸に恥ずかしいものと責められる場面。実はあれは原作だと簑浦のモノローグによる言い訳タイムとなっている。諸戸はそもそも丈五郎に捕まって、島に到着して以降会っていないというのだ。正確にセリフを覚えていないが、原作未読の私でも、最初に秀ちゃんから手紙を受け取ったシーンに諸戸が居ることに強い違和感を感じた(そして友人が原作では諸戸が居ないことを確認してくれた)。

よくよく考えれば変なのである。箕浦に恋慕を寄せる諸戸に責められる筋合いはない。初代に操を立てるなら諸戸の恋に応えることも恥ずべきことだし、諸戸に気を遣う必要だって本質的には無いのだ。(まるで『アイドル恋愛しちゃいけない』理論だ。)

ではなぜ超自我ポジションである石田箕浦ではなく、諸戸が責め立てるのか。

箕浦の美意識は諸戸の影響を強く受けているから諸戸の姿をしていたとも捉えられるが、それ以上に、常識的な葛藤だという以上に、箕浦の心の中に諸戸を慕う側面も幾ばくかあったから、秀ちゃんに恋する自分と、諸戸を慕う自分で対立したことを表現していないか。

佐藤箕浦はもちろん初代にも秀ちゃんにも惹かれているが、彼が箕浦のイドのポジションであるならば、諸戸のことも結構好きだった。(イドでなく単なる『私』なのだとしても、諸戸を見つめる視線に愛憎のような熱が込もっていたし、)諸戸との会話に深山木が入ってきたとき「早くないですか!?」と驚くのは二人の箕浦で、石田箕浦一人だけが言うと単純に時間が早かっただけに聞こえるが、佐藤箕浦も合わせて言うことで「諸戸との会話に邪魔をされた(もっと諸戸と話したかった)」かのような邪推ができてしまう。

海岸で諸戸を見付けるのも石田箕浦ではなく佐藤箕浦だ。

そして諸戸が握手のために差し出した手を『箕浦が握り返さなかった』時。諸戸は驚愕の表情で『私』を見る。見つける。実は、物語の始まりを告げる運命が廻りだすような音楽が流れて以降(犯人だと疑って諸戸の家を訪ねて以降)、諸戸が『私』を初めて見たのが、この『箕浦が握り返さなかった』時。

握り返さないのは、握り返すことに意味が生じてしまうから石田箕浦は諸戸の恋をまったく感知しない。そんな石田箕浦が握り返さないわけがない(実際に、諸戸に見つかってしまった『私』が顔を背けた瞬間、石田箕浦は手を握り返す)。つまり学生時代のあの箕浦が、心の中にまだ居たということ。

諸戸にとってはそりゃあ嬉しいことだろう。彼はそれ以降箕浦に話しかける時、佐藤箕浦を見てから石田箕浦を見る。ここからどんどん、『箕浦』の行動を表現するのが佐藤箕浦へ移行してゆく。


すれ違う二人

一度は友人として、諸戸と共に死ぬことも受け入れた箕浦。

しかしその結末を自らの手で潰す諸戸。

逃げながら箕浦は吼える。「死んでたまるか!」と。箕浦は白髪化するほどの生死の恐怖を体験したばかりだ。

諸戸に襲われるも未遂に終わり、命が助かることに深く絶望する諸戸。

井戸を出た二人は笑いあう。諸戸は箕浦が白髪化するほど生理的同性愛を受け付けないのだと認識したように、箕浦の白髪を見て泣いているように笑う。

そして箕浦の前に現れなくなった諸戸は、気持ちを遺して逝くことで最期にまた箕浦へ大きな傷を残す。




解説叙述トリックを駆使し隠された真意

先述の通り、私の推理動機叙述トリックを逆手に取った二人が相思相愛であったことの証明にある。

からくりが解ってみると、どうってことない・ただ上演されているものそのままに過ぎないのだけど、ここに辿り着くまで本当に一週間ひたすら睡眠時間を削って悩んだ。二回目に観劇した時などは、とにかく正確に推理するためにありのまま最前列からガン見してきたのに、どうあがいても悲恋という現実に心が折れそうになった。マジで。実は二回目に最前列観測した時よりも、初見H列サイドから観劇した時の方がイイ線いってたよな(納得の仕方はブッ飛んでるけど)と思う。

で、共に推理していた友人が先に原作叙述トリックに気付き、簑浦と諸戸のBLは成立しているという解を出してくれたので、二回目の絶望した記憶で観劇を終えるのもなんだし推理はやめて初見のつもりで観劇しようと思って向かったのが三回目の観劇。最後尾辺りの補助席。

しかし驚くほど新たな発見がまたどんどん出てきたうえ、深山木のセリフによって私は舞台も叙述トリックを使ったミステリーなのだ確信してしまう。

これは原作にもあるセリフらしいのだが、深山木がトリックについて思わせ振りなことを言うシーン。そのセリフが完全に『叙述トリック説明』になっていたのだ。聞いた瞬間、震えが走った。

本作がミステリーであると気付けるように、最初から以下の違和感と解法が提示されていた。

さて。ここで疑問に思われることがあるだろう。なぜ叙述トリックを使用しているのか? 隠したいものは何なのか?

この件について私は非常に貴重な体験をする。

本作の大好評っぷりと、推理に明け暮れ神経衰弱している私を心配して、友人が本作を観劇してくれた。三回目観劇の日、偶然スケジュールが合って友人2人(友人Aと友人Bとする)と一緒に観ることができた。終演後、私はわくわくしながら二人に感想を求めた。

友人A「箕浦殴りたい……不快過ぎて体調悪くなってきた……」(※意訳)

当時、箕浦殴りたい勢は最大勢力に感じた。過激箕浦擁護派も0ではないが、大多数が箕浦(おそらく『私』のみ)に不快感情を持っていた。冗談ではなくガチで友人Aが苦しそうにしており、私も初見後は物凄くモヤモヤしていて苦しみがよくわかるので、少しでも気が晴れないかと友人Aと対話することになる。



不快感を分解していく。

友人Aは非常に言いに難そうに、しかし押しかかる不快感から助かるため、意を決して打ち明けてくれる。

友人Aも不快の対象は『私』にあり、その根源を追ってゆくと友人自身が「『拒絶』されるのが本当に無理」だから、諸戸を拒絶しているのに側に居た『私』を悪だとした。

増田「拒絶することを『悪』だとするなら、今『拒絶を拒絶』している友人Aも悪だということになるでしょ? 友人Aは悪なの?」

結局友人Aには私の初見感想を読んでもらい、加えて私の心の闇()もひっかかった話をしたことで、とりあえず翌日出社できるレベルには不快感が晴れたと言ってもらえた。良かった。

さて、私は友人Aと対話して思った。「もしかして江戸川乱歩のやりたかったことってこれでは?」



感想を書いた方ならわかると思うのだが、感じたことや思ったことの根拠を話そうとすると、自身についての話、しかも心の闇()の部分を語らないとどうにも説明できなくなってしまう。

私も推理ログ含め大量に書き残したが、心の闇()を除いても、暗闇マジ怖い体験とか、無意識下の生理的拒絶は実在するよ体験とか(思えばこいつが二人の恋の一番の障害だった)、とにかくネガティブ体験談バンバン出てくる。

共に推理原作解読した友人も、舞台の感想を書こうとしたら闇にぶち当たって、書くのを控えようとしていた。(Permalink | トラックバック(0) | 22:47

2017-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20170208121806

容赦なく公的支援を使い倒したほうがいいんじゃねえか?

自分から言いださないともらえないものばっかりだしな。

怪我、病気が原因で長期休職した時に支給される手当とかもあったはずだが。医療費助成申請とかもしてるよな?

生活保護を頼る前に受けられる支援はたくさんあるから、まずその辺調べてみたらどうだ?もうすでにやってるかもしれんが。

生活保護も、働きながらでももらえるしな。使えるもんは使っとけ。

とりあえず、金持ちになるとか金持ちを羨むとか社会を憎む前に、子供二人を立派に育てなきゃならんのだから、変なところで無理はするなよ。何とか中学高校までなれば、親子でバイトとか始めてもいいだろうしな。俺も高校の時家にお金がなくて、一家四人でバイトに出たよ。家族が明るい雰囲気だったからみじめさはなかったし、今じゃいい思い出になってるよ。

状況が予断を許さないのはわかるが、まずあんたは病気をなんとかする。旦那さんにはちゃんと頼る。増田で吐き出すのもいいけど、やっぱりなんといっても旦那さんと前向きに話をするのが解決への道なんじゃないか社会と金を憎むパワーは一時的な活力になるが、続けると身が持たなくなるぞ。

あんたはよくやってる。旦那さんも理解があるんだろう。ご両親との関係も良好のようだ。だったらそんな変なことにはならねぇんじゃなねえかな。あんたなら子供はちゃんと育つだろうから、無理に自分を追い込むことないぜ。

まぁ何のアドバイスにもなってないが、がんばってくれよな。

食材容赦なく捨てるようにしてから自分の作る料理が旨くなった

食材を余すところなく使うみたいのはプロにとって必要倫理観テクニックであって、どうせ一人で食うものだとそんなことを神経質に気にしてると肉を食えば脂が多すぎるし野菜を食えばいまいちな部位もたっぷりと食わないといけないし、俺の体の中に捨ててるのかゴミ箱にすててるのかしか違いがないと思ったのでそのようにしたところメシがよくなった。

大量消費最高!!!!!!

2017-02-06

自分がなぜ弱者なのかようやく分かった

周りに比べてどうもゴミみたいな人生送っていて最近その理由が分かった。

まず、非常に消極的

自分気持ちをどんな所でもほとんど言わず、周りとの関わりを避ける。

仮に気持ちを言うとしても恐縮しながら回りくどい事を言ってしまう。

から、当然周りも不気味だと敬遠する。

そしてストレス発散に都合のいいサンドバッグにされてしまう。

そんな事があっても1人で抱え込み

じっとしてやり過ごそうとしてしまう。

これが二番目の欠点だ。

どういう点かというと、プライドが高い点だ。

客観的に見て自分社会的弱者なのに

自分普通境遇だという謎の中流意識を持ってしまう。

体は非常に細く、慢性的精神病にかかっている。 学歴高校中退

信頼できる人は0で(親はあまり頼りにならず忍耐または自己否定提案する)ひどい時は誰かに襲われるのじゃないかと怯えている。

こんなスペックなのに危機感を持たず

道徳心を持とうだの、他の人よりマシと考えて怒りを抑えようとする。

自分がいつまで立っても上手くいかない理由はこの二つにあると痛感した。

こう大人しくなってしまったのは様々な要因があるが、メソメソ泣いていても周りは変わってくれず容赦なくいじめ抜く、または見て見ぬ振りをされる、哀れに思って意思を汲み取って配慮してくれる人は少ないという事を実感したのであった。

ああ、なんて厳しい社会だ。

2017-01-31

巨顔の美女欲情する性癖について詳しく追記 その1

顔の巨大な美女欲情する特殊性癖

http://anond.hatelabo.jp/20170125015317

の追記です。元増田が張り切って書いた結果、かなり長くなってしまったので、別記事しました。

おまけに一度登録しようとしたら、増田文字数制限にひっかかりました。どんだけ書きすぎてしまったのか。

もうみんな忘れちゃったかもしれないけど、もしよかったら読んでやってください。

まず、問題CMをご覧いただきますか。

id:milkpup

https://youtu.be/Til94r_9v6k これか

自分動画アドレスを貼るのはなんか必死過ぎてきめぇなと思ったので、きっと誰かが貼ってくれることを期待してわざと載せなかった。ま、どっちみちキモいことに変わりないんだけど。貼ってくれた人ありがとう

端的に質問ポンポンと投げてくれた方がいたので、最初にこれから答えてみる。

id:hanamichi36

①つまりそれでオナニーするってこと?

②生身も顔のでかい女性が好きなの?

自分で顔の部分を拡大するんじゃだめなの?

フェラされるの好き?

キスとき目あける?

(註:番号を振って改行を入れさせていただきました)

答:①するよ。めっちゃする。②別にそういうわけではない。が、本当に2~4等身の美女がいたら別。現実ではありえないが。③どうもダメみたい。④⑤関係ないんで省略

端的に答えるとこういうことになりますオナニーします。キモいと思った方はそこでお帰りいただいて、本題へと入らせていただきます

巨大女フェチ勘違いしている人へ

巨大女(Giantess)フェチはこれは日本でも海外でもけっこうな数がいて、割合メジャー趣味だと思う。だがこれにはまったく興味がない。この道ですごいやつだと映像作家映画監督になって、最新のCG技術を駆使して欲望を満たす奴もいる。大変うらやましい。『進撃の巨人』のタイトルを挙げている人も数人いたが、あれは絶対NG第一、顔が怖い。こちらは美女が好きなんだから、顔が怖ければその時点で即対象外である。ちなみに、巨大女フェチが同時に抱えている率の高いものに、女の足の裏(feet)フェチってのもある。海外画像投稿サイトには、女の足を生首とセットでお皿に乗っけるコラ画像を作りまくるキチガイもいる。ここで新たな恥ずかしい情報解禁。足の裏はそれほどでもないが、美女の生首はけっこう好きだ。

参考:リアル生首派のコラ画像グロ注意)

http://rejl.deviantart.com/art/Her-Useful-Members-404448733

ただ、生首フェチにもいろいろあって、この画像のようにドクドクと血を流し、切断面も容赦なく見たがるリアル志向の人と、自分のように完全なファンタジー志向の人に大別される。個人的な好みで言えば、生首になろうとも生きていなければいけないし、血を流すなんてとんでもない。切断面もなるべくツルツルが望ましい。リアル志向の人は、あんまりこじらせると殺人に走る可能性もあるが、その点自分心配はいらない。絶対リアル世界では再現不可能から妄想現実スイッチの切り替えは割合簡単なのである

id:kaz-coz

ブコメリンクからCM映像見た。私はそういう性癖はないけどなんとなく艶めかしい感じがした。顔だけがデカイのがいいと言うよりは「顔と身体が分離してる感」に興奮しているのではないかと思った。

そうもしれない。この手の性癖に目覚めたきつまかけのひとつに「ろくろ首」があるが、それこそ、顔と身体が分離する妖怪だった(言い伝えによっては、首が伸びず、頭部だけが宙に浮くタイプろくろ首もいるらしい)。

参考:「妖怪大戦争」のろくろ首

http://i.imgur.com/QlwWfr0.jpg

ここでろくろ首を演じた三輪明日美はそれほど美人だとは思わないが(姉の三輪ひとみの方が美人なのに)、神木隆之介の顔をベロベロと舐めるこのシーンには感じるものがあった。

人体切断マジックとの関連性も

id:nagaich

特殊性癖というと、俺はガキの頃よく人体切断マジックを見て勃起してた。もしかすると俺はヤバい性格なのではないかと、小指の爪先の先くらい悩んだこともないでもないでもないが、とくに自傷も他傷も脱童貞もせず

自分も昔、人体切断マジックには興奮させられた記憶がある。要するに、美女身体が真っ二つになっても生きているのが良いってことらしい。美女の首を回し続けると、胴体が搾ったぞうきんみたいにギチギチになってしまマジックもあって、そちらのほうがより興奮度が高かった。巨大女と同じくこれも割とメジャー性癖で、海外でも日本でも、美女に酷いことをするマジック動画をひたすらリスト化し続けるアカウントはいくつもある。手術台フェチとか、そういった方面へ発展する可能性もある性癖だと思う。これは動画サイトをいろいろ回って実感したことだが、人によって性癖キッチリと分かれているということはなくて、昔、数学の授業で習った「集合」の概念のように、互いの領域が少しずつ重なったり違ったりしていることがわかる。個人的に興味はないが、人体切断マジックも、巨大女や足の裏などと同じようにいつもニアミスしているネタではある。

顔が巨大=顔面サイズが人並みより大きい人、ではない

id:iroseirose

キンタロー。 又は 片桐はいり

 

id:zentarou

キンタロー「呼んだ?」

呼んでない。あと、重要なので何度も言わせてもらうが、美女でないとダメキンタロー片桐はいりは俺の中では美女ではない。君たちの中ではキンタロー片桐はいり美女だってことなかい? ましてや石破茂なんてキモすぎてお話にならない。第一野郎には年齢、容姿にかかわらず、まったく反応しない。どんな美少年であろうと、野郎の時点で即NG。そこでご覧いただくのは、NHKラジオ中高生向け番組宣伝ポスターだ。ジャニーズの連中とオリラジの2人がメインだが、そいつらはただただ邪魔なだけだ。下にAKBメンバーが2人いる。これがいい。これが素晴らしい。いつまでも眺めていたい。もっと他の表情のパターンもあるのならぜひ見たい。

参考:らじらーポスター

http://i.imgur.com/EkcAgbB.jpg

http://i.imgur.com/RX5GXUI.jpg

ならば見せてやろう、というわけではないが、この2枚のポスターで、AKBの2人だけ表情が違っているのがおわかりだろうか? だからどうしたと言われても困る。俺にとっては貴重な燃料資源なのだAKBといえば、ぷっちょというグミCMキモいと評判になったことがあった。幼児たちの身体AKBメンバーの顔を合成して、おゆうぎ大会をやっていた。

参考:ぷっちょCM

http://i.imgur.com/b7hmcYn.jpg

id:mahal

相対的な頭身の問題で、ミゼット(政治的に正しい表現では「小さな人」)と結婚すれば幸せになれるとか、そういう感じであろうか?

そうだったらまだ幸せになれたのかもしれないが、残念ながらギリギリNG。このCMにも最初はそれなりに興奮したが、すぐ飽きた。

id:miraimemory

世の中には色んな人がいるんだな。顔がすごく大きいのをコンプレックスに思っている女性出会えるといいね

id:iroiroattena

顔がでかい女、俺は好きだけど単純にそれとは違うのか?福顔というか神々しさがあるように感じて好きなんだけど。カミさんがそうなんだ。

違う、だから違うんだ。CM滝クリが目の前に現れれば話は別だが、そんなの生物学的にありえない。そのありえないところが好き、なのかもしれない。

参考:香港金融局?のCM

http://i.imgur.com/g1UuLYO.jpg

id:umi1334

スポニチの一面小保方晴子とかはどうだったんですかね

これもちょっと違う。単に大きく顔が印刷されているだけならなんとも感じない。それにこの理屈だと街の巨大看板印刷された美女を眺めただけでどうにかなってしまうことになる。もしかすると、そういう人もこの世には存在するのかもしれないが。さらに言うと、小保方晴子美女だと思ったことはない。よって、俺の目の前に頭の巨大な小保方晴子が現れたとしても、きめぇなと思いながら無言でスルーすると思う。

id:uchida108

「巨大な顔写真」に対する欲情なら結構メジャー性癖なんだけどなあ。

そうなの?

id:takamurasachi

歩いてるだけで、そうとう大変なことになるのでは。乃木坂秋元真夏みたいな、顔の大きい女子がスキってことかな

これもちょっと違う。ただ、ストライクゾーンに飛んでくる広告を見つけた場合 話は別で、街を歩いている途中や電車の中などでどうにかなってしまったことは何度かある。恥ずかしながら。もちろんかわいい女の子美女には等身にかかわらず人並みに反応する。イメージとしては、通常の大きさのストライクゾーンの中にもう1つ小さな枠があって、そこに直球やら変化球やらが飛び込んでくる感じ。

id:kakipo

生きづらそう、、、、

この性癖ともだいぶ長い付き合いなので、すっかり悟ってしまった。なのでそれほど生きづらさは感じてない(景気の悪さとか、仕事のつらさとか、性癖全然関係ない部分でだいぶ生きづらさは感じてるけど)。これまで何度となくこんな趣味卒業しようと思ったが、ムリだった。新しいネタを見つけると、どうしても飛びついてしまう。まだネットがなかった頃、スクラップ関係を一度すべて処分したこともあるが、業が深すぎて更生に失敗した。捨ててしまった広告の図版も、なんとなくだが脳内記憶があって、今でも時々思い出すことがある。


その2へ続く

http://anond.hatelabo.jp/20170131143119

2017-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20170125003144

ここでの矛盾は、西野が公開したもの基本的に(お題目あれど)PVのためであって、あんたの言うところの情報の付加による価値拡大に寄与してんのよな。ほかの人達も公開によって価値拡大を行おうとしている。第二点。ポートフォリオとして公開する意図がないPixivの概ねの無料イラストも例題に題して勝手価値判断材料に載せた間違い。プロダクトの意図がなければ経済価値がない、というよりそもそも経済効果の話をしてるんだから、「そんな例示をすることに意味がない」というべきかな。更に第三点。あんたは絵の巧拙や綺麗さを挙げた上で、以下の引用を述べた。

「絵はやたら上手いんだけどキャラ設定とか世界観イマイチ定まってないような絵師さん」みたいな人っているじゃん。

イラストキレイなんだけれどそれを組み合わせて漫画なりの作品を作ろうとしない人」もいるじゃん。

そういう人たちって頑固だから細部を詰められないんじゃなくて、リアルな話をすると<話を作ったり、キャラクタ内面を作りこむ>という能力が無いか未熟だから作品にそういうのが詰められないわけじゃん。

これは全くプロダクトともポートフォリオとも関係がなく、内面の作り込みは最低でも漫画編集が口にする程度でしか無い。あんたの論では語られてないことだ。まして作家以外が内容を担当するという話でもない。したがってこの場合プロダクトやポートフォリオにならない絵を無料公開するな、というわけのわからないロジックになっている。無料公開した場合プロダクトとして成立していない趣味のものでも容赦なく槍玉に挙げるよという。これは過酷だわ()。一体なぜ趣味の人まで横殴りされなきゃならんのかと思うよな。

2017-01-24

​ 生まれてはじめて葬式にいってきた

この間、生まれて初めて葬式に行ってきたのだけど色々初めての新鮮な経験をしたので、思ったところをなんのとりとめもなくつらつらと書き連ねてみたいと思う。

初めての葬式は母方の祖父葬式だった。まあ葬式といってもそんな盛大なものではなくて、近い者たちだけで行う火葬式だった。祖父半年前ほどに末期ガン寿命宣告を受けていて、その死自体には何の驚きもなく、正直「やっとか……」という感じだった。というのも、祖父は数年前からいわゆるボケが始まっていて、祖母やたまに家を訪ねた母ともケンカばかりしていた。そして更にガンを患って入退院を繰り返し、同居して介護していた祖母疲弊しきっていた。素直に死を嘆き悲しむ事ができるような祖父は、はるか記憶の彼方に埋もれていた。そんな状況だったから、なんだかとても薄情に聞こえるかもしれないが、自分にとってはその死の報せで特に悲しむということもなく、「これでやっとみんな楽になるんだな」という感想が一番だった。

そんなわけで、大した感慨とある種の現実味もないまま葬儀当日を迎えた。車で数十分の距離にある市営の小奇麗な火葬場は小高い丘の上にあった。火葬場に着くと早々に祖父の棺が運ばれてきた。自分達は炉の前で「最期のお別れ」をすることとなった。母が用意した白い薔薇と今朝書いたばかりの祖父への手紙を棺に入れた。狭い棺のなかで花に囲まれ祖父はまるでただ眠っているだけで、今にも起き出しそうに見えた。いよいよ炉の扉が開かれ祖父の棺がほの暗いその中へと消えていった。炉の扉が閉ざされて火が入ると付き添っていた僧侶木魚を叩きながら経を唱え始めた。その瞬間、いきなり涙が溢れそうになり必死でこらえた。自分でも何故こうなったかからなかった。ただその場の雰囲気に飲まれたのか、何か自分の奥底に眠っていた感情とやらが溢れたのかもしれない。その後、亡骸を焼ききるには一時間ほどかかるらしく、待合室で数少ない親戚との久々のささやかな会話をしながらその終わりを待っていた。

その間に先程の経を唱えた僧侶が来て祖父戒名説明をしていた。ちなみにこの僧侶へは、式全体のパック料金には含まれないお布施を直接渡すことになっていた。そのお布施の額も決まっていて、値段によって僧侶の人数だのが明確に決められていた。旧来の檀家制度に比べてみればある意味良心的なのかもしれないが、「ビジネスだなぁ……」としみじみ感じてしまった。しか僧侶というのは大したもので、丁寧に戒名の由来を説明する姿や祖母や母の質問相談真摯に答える姿は、金銭の授受によって成立し提供されている一種の「サービスであることを一切感じさせず、その清い心の底から自分達に同情と共感を向けてくれているように思えた。自分はここで初めて本当の意味での宗教存在意義見出したのかもしれない。ミッション系の大学に通っているので、講義宗教必要性重要さ(キリスト教に関わらず)は訥々と説かれていたはずなのだが、懐疑的なところもあった。しかし、渡された戒名を眺めながら言った「これでじいちゃんもきっと向こうで喜んでるね」という祖母のありきたりのようにも思える台詞は、その疑念を実感を伴って払拭するような体験としては十分だった。

そして放送祖父名前が呼ばれ時が来たことを知らせた。その時自分は緊張していた。それはある叔父言葉きっかけだった。「じゃあお前たち、骨を拾うのも初めてってことだな」。それは自分達姉弟が葬儀に出席するのが初めてという話題に端を発し知らせられた衝撃の事実自分にとっては)だった。その時は、骨は焼かれた後は影も形もないほど粉々になり、そのまま骨壷へ収められていくものだと勝手勘違いしていていたので、まさか形が残っている骨を自らの手で拾わなくてはいけないとは夢にも思っていなかった。「あんまり形が残ってたらやだなあ……」などと考えながらいよいよ先程の炉の前に着いた。炉が開き、台車ゆっくりとこちらに向かってくる。その台車の上には軽石のような、なにか鉱石のようにも見える白い物体が載っていた。半ば逸らしていた目を向けよく見てみると、たしかに人の骨格をうっすらと思い起こさせる形をしていた。初めて人骨を目にしたが思ったより衝撃はなかった。二人一組になっていよいよ骨を拾い骨壷に入れる。自分の番になり、姉と一緒に恐る恐る遺骨を長い鉄製の箸でつかみ骨壷に入れた。一斉に骨を離した瞬間、骨壷のなかから乾いた音がした。もちろん骨はいくつもあるので、残りは火葬場の職員が手慣れた手つきで骨壷に収めていく。その時に「こちらは大腿骨です」とか骨の部位をいちいち説明してくるのだが、「そんなん言われても『へえ、これが大腿骨なんだ! 』以外どう思えっちゅうねん」と心のなかでツッコミを入れていたところ、母が「こんなに丈夫そうで、骨格は立派だったんだね」などと言い出し祖母もそれに同調し、「まさかこんな形で故人を偲ぶイベント葬式にあるとは……」と少し興味深く感じてしまった。その後も骨は骨壷に収められ着々と骨壷の中身はかさを増していくのだが、途中で「どう考えても骨が骨壷に収まりきらないぞ……」とその場に居た皆が感づき始めた頃、不意に、「このままでは収まりきらないのでお骨を少し砕きますね」という声がかかった。その刹那、その職員は箸でバリバリと骨を砕き始めた。それはもう容赦なくだった。粉になった遺骨をさらさらと骨壷に収めていくぐらいだろうと考えていた自分にとっては、かなり印象的な光景になった。一緒に骨を入れた姉と終わった後に「あんなにバリバリ砕くとはねえ~」と少し笑いあった。式を終えた帰りの車内で骨壷を抱えながら「お父さんもこんな中に収まっちゃった」という祖母の気が抜けたような言葉には、何とも言えない寂寥の念を感じさせた。

なんだかんだ書いてきたけど、結局人が身近な人の死をどう認識して受け入れていくのか、そのプロセスのために何が必要なのか、とかそういったことが伝統的な儀式の中には組み込まれてるんだな、という当たり前のことを認識させられた。戒名とかそのために何万も金払うのとか無駄だろwとか思ってなくもなかったけど、単なる損得勘定では考えられないこともあるということも分かった。そして終わってみるといろんなことを学んだ気がした。どうでもいいけど遺骨はさらさらの粉になって出てくるって勘違い、小さい子供が魚は切り身で海を泳いでると思う勘違いと似てるなって思った。ほんとにどうでもいいな。おわり。

2017-01-23

女の子に恥ずかしい格好をさせられたい

ぐるみ剥がされて手錠をかけられ女の子の自室に監禁されたい。

「こら、やめたまえ!おじさんを誰だと思ってるんだ!」

と口だけは達者ないたいけなこの中年全裸姿を見てゾクゾクとそそられたい。

恥ずかしい格好の写真を撮られたい。

シャチホコのような格好をさせられて妻子にその写真を送ると脅されたい。

「すいませんそれだけは許してくださいお願いします」と土下座して懇願したい。

息を切らし湯気を出しながら懇願したい。

ダイエットだと言われ部屋にあるルームランナーで延々と走らされたい。

汗を落とすと黒光りしたムチでアザができるくらい強くひっぱたかれたい。

全裸疾走し体中の贅肉がダルダルンと揺れるこの姿を見てリビドーを感じてもらいたい。

途中で転倒してゼエゼエ言いながら「もう無理です勘弁してください」と慈悲を請いたい。

そこで容赦なくひっぱたかれたい。




小さい頃に漫画で、各界の重鎮たちがお気に入り風俗嬢を前にすると赤ちゃんのようになるというのを見たことが有る。

良い歳して「バブー」だの「でちゅー」だの言うのだ。

小さい頃の俺はそれ見てただただ気持ち悪かった。

だが今ならそのあの重鎮たちの気持は痛いほど分かる。



あと力持ちな女の子には太ももか身体を持ち上げられて強制M字開脚をさせられたい。

2017-01-19

うみべの女の子

私には異性の友達で、親友と呼べるような存在がいる。

小学三年の時から腐れ縁で、中学高校と一緒で、クラスは離れたりしたもののいつも何かの縁で自分の近くにいた。委員会が一緒だったり、名前の順が近いため集会では隣にいたり、なぜか文化祭では二人が司会に選ばれたり。

私と彼は似てるんだと思う。

彼は自己中心的で、合理主義、冷酷無比だと自分を評しているが、まあその通りだと思う。しかしその実、人一倍繊細である自分に自信がなく自己肯定感が低いため愛されたいという願望が強い。自分に良い所なんてひとつもないと本気で思ってしまうほど自信がないのだ。でもその自信のなさを隠して不遜に振る舞ってしまうくらいにはプライドが高い。

そんな矛盾を抱えている。

私と彼は似ている。似ているからこそ、話していてとても心地よい。相手の考えていることが自分の考えていることと一緒なのが分かるから自分に一番馴染んだ他人、という感じがする。

でも似すぎているからこそ恋愛対象にはならない。自分を鏡写しにしたような存在と一生恋人として付き合っていくのはなかなかきつい。

彼は私に対して主に優しくない。わたしが失敗すれば容赦なくからかい

バカにする。容姿についてもいじり倒す。でも彼からいくらひどいことを言われようと、なぜか怒りは感じないのだ。怒るどころか、妙に嬉しくなる。こんな風に自分にあけすけにものを言える人なんて君だけなんだからな、という気持ちになる。

私も彼に対して同じようなテンションものを言う。素の自分でいられる。

今更気を遣う必要もないとお互いに了承し合っているのだ。

でも困ったとき寂しい時に側にいてくれたのはいつも彼だった。失恋した時、決定的なミスをしてしまったとき、一人で眠れない夜を過ごすとき。彼と他愛もない長電話をすることによってどれほど心が救われたか。そんな風に私の心を治療できるのは彼だけだ。

こんなに仲が良いなら付き合ってしまえば楽なんだと思う。その方が物事簡単に行く。でも恋愛対象として見るのは決して無理なのだ、そこが難しい。

こんな風にいつまでも敵であり味方であり戦友であり、親友であるような、二人にしかからない何かで繋がっていたい。切実にそう願ってしまう。

2017-01-13

しろ童貞を叩くのが正義って価値観がある

http://anond.hatelabo.jp/20170111203605

妖怪ウォッチの人なんかも気に食わない男を指して「精神童貞」と呼んでる

はてなフェミにはもともと「彼女を作れない男は女をモノ扱いしているのが原因」って前提があるから

童貞女性蔑視者ということで、むしろ叩くのが正義

童貞を嗤うのはセクハラではないのか、というツッコミに対しては女は抑圧に苦しんできたかミサンドリー無罪、と言うロジックがある)




想田和弘が「アメリカでは白人男性容赦なく蔑みの対象にされる」って言ってたけど、

白人男性同様日本人男性日本では強者だ(ということになっている)から

強者下半身事情いくら笑おうが政治的正しさとは何ら抵触しないし、むしろそのほうが政治的に正しいってわけ

2017-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20170112152524

就業時間中に勝手に帰ってるなら容赦なく相応の処分をすればいいじゃない

2017-01-11

昔の歯医者って訴えられても仕方なくね?

今の歯医者は定期検診の時に歯石を取って予防の役に立てるし、小さな虫歯をすぐに削ろうとせず長期的に判断して処置を選ぶし削り方も状況に合わせる。

昔の歯医者歯石は取らないしどんな小さな虫歯でも容赦なくドリルガンガン削ってかえって歯の寿命を縮めてきた。

これって訴えられても仕方なくない?

当時の基準はともかく今の医療からみたらヤブもいい所じゃないか

2016-12-28

togetterの重複まとめ

なんか既にあるのとほとんど同じような話題でまとめが乱発されてると微妙気持ちになるけど

あそこは被りとか気にしない文化なの?前にも同じ話題あっただろってコメント欄で指摘されたら次の日に更に同じようなまとめが増えてて驚いたわ。

ある件に賛成派のまとめと反対派のまとめとかならまだしも、ほとんど同じようなのが3,4以上あるってのはどういう意味なんだろうか・・




ニコニコの一部界隈の被りの厳しさに比べれば平和なのだと受け取るべきなのか、ちょっとでもまとめが気に食わない人がいたらどんな微妙な違いでも容赦なく対抗まとめを作られるという殺伐さなのかどう受け取れば良いんだろう。



そのあたりの「暗黙の了解」がよくわからんからまとめを作ってみたくても参入するのになんか壁を感じる。

公式が紹介するまとめの基準とかもよくわからんし。

2016-12-26

このままじゃストーカーになる

先日、僕は好きな女の子に振られました。

きっと相性が悪かったのでしょう。お互いのために、彼女のことははやく忘れるべきだと頭では分かっているんです。

でも、疲れがたまったり日常で嫌なことがあったりすると、彼女への未練がずるずると出てきてしまます

気がつけば内なる衝動を抑えきれずに、「どうして無視するんだー?」という未練たらたらな迷惑メールを送ってしまっている始末……。

後で冷静になってみると彼女申し訳ないと思うのですが、自分を抑えきれなくて辛いです

彼女迷惑をかけたくない。

自分リセットして、新しい人生を歩みだしたい。

暫く一人きりになって落ち込みたいんです!

でも、日々の暮らしがあって仕事があって。

次の日は容赦なくやってきます

それが本当につらい。嫌で嫌で仕方ない。

懲戒免職にしてほしいくらいです!

完全なストーカーになってしまう前に。

解雇してほしい、一人にしてほしい。

冷静にこれからを考える時間をください。

2016-12-25

発達障害メリークルシミマス

こんばんはメリークリスマス。これは残念な発達障害アラサー喪女のしんどいクリスマスの話。

私の険しいスペック

ADHDアスペルガー持ちの30歳一人暮らし

年収底辺派遣社員

管理職が出来ない為 正社員経験なし

家族と不仲

婚活以外の恋愛経験なし

自己肯定感なし、うつが何度も再発

・腐った方のオタク





一人暮らしは5年前からで、家族が私に辟易して半ば追い出される形でする事になった。

発達障害と解ったのはつい最近

投薬治療婚活費用自分生活費と出費が重なり正直元々貧乏なのに更にここ1年程苦しくなって来年実家に帰る事を親に相談していた所。

最近将来が後ろ暗い事で悩み、更にうつが酷くなり部屋はぐちゃぐちゃ、部屋にいても孤独感でしんどいのもあった。

クリスマス食事を誘われたのをきっかけに発達障害の事を親に告白しようと思ってた。

少しでもお互い理解出来たら、楽になるかなって思って。





昨日から実家に帰って過ごした。鼻風邪生理貧血で頭は働かずぼーっとしてたせいで発達の症状は酷く出ていた。

母とは終始折り合いが悪かった。我慢してたけど口撃が凄くて終始頭がガンガンした。

私が発達障害でずぼらなとこもあるかもしれないけど、それでも昔よりは失敗を糧にしてかなり気を使って生きてる。

それでも足りないのか母はどこか異常に神経質で細かくて。

他人や私のミスちょっとした不器用さにもそこまで言わなくてもというとこまで執拗に口撃する。

寛容さがなくて、許容値が狭い。

身内で、私が発達で何も期待に応えなかったグズで嫌いな子供からつい口が出るのかもしれないけど。

…やっぱり母と私は合わない。





発達の事を話すつもりだったけど、、、辞めた。

私の発達を彼女は受け入れられずヒステリックに怒りくるう。

私は存在否定と肯定感を得られず更に苦しむ。

そんな未来絶望。今度こそ自殺しそう。

実家に帰るのは再考した方がいいかもしれない。





そもそも、大して心から褒められたりそのままの私を認めて肯定してくれた事が殆ど記憶にない。

「お前には何度も裏切られた」ってわざわざクリスマスに言われた。

母も人間から、頑張った事(子育て)に対して見返り(子の人間的成長や報酬)が欲しい、その気持ちは解る。

けれど、発達の私にはそれがどれも上手く出来なかった。

私も周囲の成長に合わせられず何故「普通に」出来ないのか、わからなかった。吐くほど苦しんだ。

母や父の眼差しが曇りいつしか弟にしか目を向けないのを私は黙って見てるしか出来なかった。

弟は私を当然蔑視し、中高生当時学校も家庭も人間関係が上手くいかず苦しんでいた私を容赦なく罵倒した。

特に友達ができにくかった事を言われたのは身に応えた。

血の繋がった家族に、守られるどころか心の傷を更にえぐられたショックで私は弟と口が聞けなくなった。

今年で15年近く喋ってない。





そんな弟には彼女が出来たらしくそろそろ結婚するらしい

年明けに弟とその彼女食事をするので出席して欲しいと母に言われた。

ああ、そっか今日呼ばれた目的ってこれかとわかった。

別に結婚について妬みとかそういうのはない。

という私も今年婚活して付き合った人が居たが別れた。改めて男女付き合いにも疲れた所だった。

弟には家庭の癌みたいな私をもう気にしなくていいよと思っている。私の事嫌いつってたし。

もう、お互いの為にも自分幸せだけ考えてくれればいい。そこに私が介入する必要ない気がする。

ていうか、彼女に姉が発達障害ですなんて言うの?それ彼女的にはすげー悪条件なんじゃないの?

破談の責任取れないよ?もし破談になったら弟に刺されて殺されるか私が自殺するかのどっちかかな。

ああ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、頭痛くなってきた。





もし穏やかに食事して結婚も済んだとしても、弟の彼女が私に次に会うのは私の葬式かもしれないよ

それ最悪に寝覚め悪いでしょ。会わない方がいいよ

アスペルガーって40歳誕生日を迎えられない事が多いらしいね

そりゃね、こんなクソみたいな人生死にたくなるよ





やべークリスマスなのにほんとしにたくなるね

メリークルシミマス

十字架に磔になってキリストみたいに綺麗にしにたい

しぬまえになんとなく、思いつきで、リトアニア十字架の丘を見に行きたい




しあわせになりたい

ただそれだけでうまれてきたはずなのに

弟の事を考えると発達の事は黙秘してしんだほうが皆しあわせになれるだろう

2016-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20161219155850

安心しろ

みんな絶対に情け容赦なく確実に間違いなく否応無しに死ぬから

こればっかりはどうしようもねぇ

一人残らず絶対死ぬ

2016-12-07

大学職員入試合否判定について思ったこと

国公立大学職員

たまに学生に間違われるくらいの未熟者だけど、それなりの経験は積んできた。

 

先日臨席した教授会で、ある学科入試(非一般入試)の合否判定が行われた。

 

以下は、資料を直接目にしてはいないが、議論過程で把握できたことだ。

 

判定の原案によると、募集人員(少数)を大幅に超過した人数を合格としている。

募集人員無視しているだけでも、あやしさMAXなのだが、それだけではない。

 

水増しされた合格者の専攻分野が偏っているのである

この原案ボーダーラインだと、特定の専攻分野の志願者のみ全員合格となっているのだ。

特定受験生得点だけ上乗せ操作しているのがモロバレである

 

この背景には、権限強化している学長意向がある。

学長特定の専攻分野の学生数をどうしても確保したいらしい。

 

原案疑義を呈した教授が一部いたけど、結局原案通り承認された。

 

これではとても公正な選抜はいえない。

世間にバレたら間違いなく問題になるだろう。

なにより受験生全員に対して不誠実だ。

それでも、教授会事情を呑み込んで承認してしまった。

組織的不正行為といわれてもしかたない。

 

教授会が終わったあとで、職員たちは「ありえない」と囁いていた。

ちなみに職員教授会構成員ではないのでみずから発言はできない。

 

どこかに告発したほうがいいのだろうか。

 

(追記)

もういちど読まれることはないかもしれないけれど、主な反応にコメントを返す。上ではあっさり書いたので、判定のヤバさが伝わっていなかった。反応のおかげで頭の中を整理できた。

合格者数が多いのは辞退者を見込んでいるので問題ない

一般入試では、その通りだ。合格者数の調整と歩留まり予測は難しく、入試担当者能力が問われる。入学者は大幅超過しても定員割れしても、文科省から交付金補助金が不交付や減額になる。

だけど今回の入試一般入試ではない。合格者は辞退しないので全員入学する。だから一般入試で定員割れする場合を除いて、この入試で大きく超過する必要はない。超過しても1・2割増が一般的範囲だ。上で「大幅に超過」と書いたのは、1・2割程度の超過ではないからだ。

以下はたとえ話だが、募集人員10人のところ、当該専攻の受験生が4位、9位、12位、19位だったとする。19位までを拾いたくてボーダーラインを大幅に下げ、19人目までを合格にしたのだ。合格させたい受験生に相当下位の者がいたということは、公正に採点しようとした採点者がいて、採点の「上乗せ操作」がうまくいかなかったのかもしれない。

合格者超過はこれまでもあったことで問題とは思わない。ただ今回ざわめいたのは、さすがに特定専攻だけを全入させるために、10を19にするのは「度が過ぎてる」ということ。外野から見ても不自然だ。

最終的な入学者数は変えられないので、この措置のしわ寄せは一般入試におよぶ。いま一生懸命受験勉強している一般入試受験者にとって、合格機会が減らされてしまう。

私大入試では、もっと露骨得点操作をしていると聞いたことがある。裏で操作し公平な試験のように見せているのはコンプライアンス的にどうかとおもうが。)

資料ない=証拠ないよね

その通りだ。証拠を出せないか告発しようがなかった。資料入試課が保管している。持ち出せないし、入試課は表に出さないだろうから文字通りのお蔵入りだ。資料には、順位受験番号と(操作済みの)得点結果と合否が記載されている。誰が見ても、順位合格ボーダーラインが不自然なことに気がつくはずだ。

合格者発表の受験番号の並びで、カンのよい受験生高校はすでに気がついているかもしれない。

募集人員を少なくして倍率を高く見せている

少なくともここはそうではない。倍率はそれなりにある。大学はやりたくないが受験機会を増やさざるを得ない。文科省入試改革で推薦入試AO入試の枠を拡大しなければいけない事情がある。

学長権限集中

その通りだ。不正の原因はここにある。学長予算権限が集中し、この数年間で学内雰囲気が変わってしまった。

文科省 > 学長 > 教員

の構図が強化されている。一見ガバナンスの統制がとれ組織経営的にはスマートになった。実際は意思決定プロセストップダウンになり、学長のアメとムチが容赦なくふるわれるようになった。今回の不正判定は、教授会積極的に実行したというよりも、みな学長のムチが恐くて、おそるおそる不正に手を染めたのだ。

この専攻は学長肝いりで実現し、大学広報の目玉になっている。つまりこの専攻の入学者が低調だと、大学にとって都合がわるく学長メンツがつぶれる。このことを関係者全員がおびえている。学長は、交付金をくれる文科省から評価を落としたくない。教員も、学長の意に沿わない判定を出して、学長から評価を落としたくない。なぜなら人事評価予算などの権限を最終的には学長がにぎっているからだ。

こうなると、みな組織の上にいる者の機嫌ばかりを気にする。教育の質や研究倫理や公正な選抜といった大学本来果たしていた機能が弱くなる。なにより受験生のことを考えていなくて大学としてヤバいと思う。

2016-11-29

「これ男女逆だったら世間(≠ネット意見)からクッソ叩かれるんだろうなあ」

ってのあるよね

主に「これの主体が女じゃなくて男だったらクッソ叩かれてるんだろうなあ」って意味

例えば性別逆のトイレに入ったり

異性に肉体的ないし精神的な暴力ふるったりとかさ

でもこれの逆ってあんまり思いつかない

「これ男じゃなくて女だったら世間からバッシングだよ」

みたいなの

例えば「女がバリバリ仕事をしてキャリアを積んでいく」みたいなのって

「女のくせに…」みたいなこと言われてもそれ自体は悪いことじゃないし

バッシングというのは違う


ようはなんらかの失敗や悪いことしたのが男じゃなくて女だったら…みたいなの

ふと、夫婦育児関係だとそういうのあるんじゃないのか?と思って考えてみたけど

子供関係…例えば児童虐待なんかは女(母親)は容赦なく叩かれるもの

男(父親)も容赦なく叩かれる(叩かれて当然だが)

これは「女だから」というより男女平等に叩かれてるイメージ

じゃあ浮気はどうかと言えば

今の若い世代で「(男の)不倫は文化」なんて考えの人あんまりいないように見えるし

しろドラマなんかでは「浮気する男はだらしないクズ(悪役)」「女の浮気は禁断の愛」みたいに描かれてるのを見かけることもある

主体浮気も「禁断の愛」的な描かれ方することもあるけど「浮気する女はだらしないクズ(悪役)」ってのはあんまり見ない

じゃああれだ

家事

家事しない女がよく叩かれてるし

…と思ったけど結局これって家事育児労働と考えた場合会社で働く夫と家で家事する妻の労働負担量が平等ではない(実態はどうであれ)」ってことで叩かれてるのであって

専業主夫家事しなければやはり同様に(あるいはそれ以上に)叩かれる気がする




全然思いつかなかったけど

ここ数十年男女平等にすべきだと女性から不満が出続けてることを考えると

必ず「性別逆だったらクッソ叩かれてるだろうなあ」ってのが

男→女も女→男も同程度あるはずだと思うんだ

皮肉で言ってるわけじゃなくて

マジでそういうのないのかなあと知りたい

2016-11-18

ステーキ焼いた!

今までいろいろな焼き方試した。実は長年ステーキ店で働いてた。

そこで教わる基本は肉を常温に戻して、強火で焼き目をつけてから弱火で火入れの調整をするという神話

レア理想って誰もが言うのだからレアが冷たければ興ざめだ。

しか火を通さないから、冷凍なら熱が届かない。

それが極上だと教わったし、それを信じていた。

でも、先日見たパル先輩のステーキの焼き方を、ついさっき実践してみた。

はじめは興味本位だった。

いままでパル先輩のことは、すごいけど異世界の人だと思ってた。あんな真似は普通できない。

それを受け入れたら怪物になってしまうような気がした。

でも先日のステーキはできそうだった。

同時期に話題に上がってたブログより、直感的においしそうだった。

から今日試してみたのだけど、興奮した。

今まで食べた、どんな高級店より味が良かった。

エイジングしてないのに、肉から旨味が溢れ出した。

焼き方?最初フライパンに油を多めに敷く。自分でもやりすぎると思った。

スーパーで買ってきた600円だからスロットより安い。

蒸し焼きの湿気が嫌だからフライパン三日月を作って油が飛び散るのを禁ずる。キッチン掃除は嫌い。

見つめてるけど絶対に触らないで肉の側面の色が変わるのを待った。肉からメッセージを感じたからひっくり返す。

もう一度合図が来たら、いつもなら完成だけど、今日まな板に肉に待たせる。忍耐が味に変わるのかどうか興味があった。

肉が呼ぶ声を無視しながら、フライパンの油を捨よう。そのまま捨てると火事になる。キッチンペーパーを湿らせてフライパンを拭き取って、ゴミ袋に捨てる。

フライパンをコンロに戻してもう一度強火。肉に再び強火のストレスを強いる。

金属悲鳴を上げ続ける音で肉が更に追い込まれることがわかる。側面の色が淀み外側から熱がじゅうぶんい襲いかかっているのを目で確認する。

悲鳴無視しつづけながら5分待つ。肉を裏返すと表面から色素が失われていることがわかる。

同じくらい色素が息絶えるほど、もう一つの面にも容赦なく熱を加える。

脳がいまだと叫ぶ声が聞こえたと同時に、肉をまな板に逃がす。

から逃れた肉を容赦なく切り刻む。こいつにこれ以上の熱はいらない。切れば切るほど熱は逃げる。

バラ色の断面を目にした時、尊敬と畏怖が全身を襲う。

パル様。わたしあなたを愛しています

一切れを口に運ぶ。外側の焦げた歯ごたえと香りの直後に、内側の甘みが襲いかかる。

今までの火入れでは感じたことのない感動。

筋肉ばかりのアメリカンビーフに、魂が宿った瞬間。私の中でパル様が神だったのだと実感した瞬間。

もうこの作り方以外はステーキと呼べない。世のステーキ店は自分たちがどれほど肉を冒涜してきたかを心の底から悔いるといい。

今も甘美な余韻が頭を離れない。

神は存在する。神と対話できる稀有存在を失ってはいけない。

2016-11-12

増田日記を書いている

初めて増田日記を書いたのが2015年1月

片思い相手へのどうしようもない思いを書き綴ったのが最初だ。

ツイッターにも、フェイスブックにも書けないことがある。

から増田に書いた。



増田存在はてな存在を教えてくれたのもその、

片思い相手だ。

彼が勧めてくれたはてなを見続けるうちに、

私も書いてみようと思い始め、

ある晩、その彼への思いを容赦なく書き綴った。

そしたらそこそこブクマがついた。

びっくりした。



以降、どうしようもない相手への思いを、

増田に書き続けるようになった。

今日、久しぶりにこれまで書いた増田を読み返してみた。

あ、今はめでたくそ相手とおつきあいしてます

おつきあいしているならではの悩みを、

時々書いている。



この先、彼との間に起こる何かを、

こうして増田に書き溜めて行くのかな。

失恋しました。」「振られました」

っていうタイトル増田だけは書きたく無いな。。。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん