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はてなキーワード: パート譜とは

2024-09-17

今だと炎上案件かな?

既に亡くなって久しい日本人指揮者が、英語圏某国オーケストラを振ったとき経験した話。

あるとき演目で、オケパートとしてピアノが加わる曲があり、その練習エキストラピアニストが参加した。

なお、そのピアニストは今で言うところのLGBTに当たる属性が、その国の音楽業界では有名だったそうな。

それで、ピアニストは元々用意されたパート譜の書き方に不満があるとかで、自筆パート譜だけを現場に持参してきた。

しか間抜けなことに、この自作パート譜の内容に思いっきり不備があり、曲の途中から演奏開始するタイミングで、必ず指揮者スコアを覗きに来る始末。

ちなみにプロオケ練習通称リハーサルというのだが、内容的には練習というより「申し合わせ」に近く、しかも基本一回のみ実施

その一回の時間も限られているので、とにかく一分一秒が惜しいのだ。

からこそ、件のエキストラの下手というか、時間の浪費でしかないアホ過ぎる言動に、指揮者はもちろんオケも苛立ちを募らせていったと。

そんな中リハが進んだところで、とうとう指揮者がキレた。

そこで思わず怒鳴ったセリフというのが…

"I don't know how about your part!!!"

途端にオケ全員がワァーーーーッ!!!と大歓声を上げて拍手喝采、大爆笑の大ウケになってしまった。

その後ピアニストは妙にシュンとなってしまい、実に大人しくなったと。

なお日本人である指揮者が、なぜそこまで自身の叱責がオケにウケたかを知ったのはリハ後の楽屋(個室)で、コンマスだか誰だかが代表して来室し事情説明してからだったとのことで、英語の難しさを痛感したらしい。

ということで、読者諸兄はなぜ現場がこんな大盛り上がりになってしまたか、おわかりいただけただろうか??

結論から言うと、間抜け楽譜についてオケ気持ちを代弁した叱責を行い、かつ彼の性的指向からかう、ネイティブだったら天才的な洒落になってしまったというわけ。

まり上掲のセリフ日本語にすると

「お前の書いてきたパート譜のことなんか知るか!」

「お前のチ◯コのことなんか知るか!」

というダブルミーニングになってしまったのだ!!

それで問いたいんだけど、今だったらこ発言は、日本人であっても許されない暴言扱いになるのかな?

LGBT当事者にとっては許しがたいハラスメントですかね?

読者の皆さんのご意見をぜひ伺いたいです。

2020-02-02

anond:20200202100859

そもそも日本パート譜を買えるかも分からない曲だったりするわけで。

汚いものをアップするな

IMSLPという、無料使用できる楽譜などの電子図書館を目指すプロジェクトがある。

これができたお陰で、楽譜の入手コストが劇的に下がり、演奏可能になった楽曲は非常に多い。

筆者もその恩恵を受けている一人である


ただ、それでも気になることがある。

こういう、汚くてとてもじゃないが演奏不可能楽譜を平気で上げているケースが散見されるのだ。

作曲家手書きによる「貴重な歴史的資料」ではなく、上の例のように演奏用のパート譜がこれって、ふざけるにも程があるというか、一体どういうつもりで上げているんだと思う。

使えないもの上げても意味ないじゃん。だったら上げないほうがマシ。

何よりこういうのがあるせいで、中身の可読性関係なく「演奏できるじゃん、大丈夫だよ」などとほざくクソな輩に言いくるめられるのがすげー不愉快

そりゃお前が耳コピで弾いてるから大丈夫ってだけだろ。音符きっちり読まないと弾けない奴に喧嘩売ってんのか。


そんなに文句があるならお前が書いてアップしろって?そういう問題じゃねーんだよ。

こっちは「読むのにストレスを感じない楽譜」が入手できる曲だけ弾きたいんであって、汚い楽譜を書き直すために音楽やってるわけじゃねーから

あと買えって意見トラバにあったけど、こういう曲に限って日本楽譜買えるかどうか全く分からない曲だったりするんだよなあ。

もちろん売ってるか調べてまで買うのも、自身音楽活動には含まれないわけで。

2020-01-31

anond:20200131131927

なんでメロディと、せいぜいコードしかない譜面からパート譜を「創造」する話になってるわけ?

パートきっちり書き込まれクラシックスコアから殴り書きのパート譜起こされたって、読むコストがかかりすぎてまともに演奏できないって話だろ。

ジャズとかポピュラー系の即興性の話にすり替えられても困る。

きったねえな読めねえよ

せっかくなかなか興味深い曲を見つけて弾いてみたかったのに、出回ってるパート譜があまりにも汚く乱暴な書き方とか、ふざけんなマジで

てか、こんなファだかソだかも分からないような紙屑以下の楽譜をアップするとか、一体どういう神経してるんだか。

特にこの曲はスコア見る限り、裏拍から始まるシンコペだのフラットがやたら付いた転調だの、演奏自体結構難しそうから楽譜がこんなんじゃ絶対弾けるようにならねーわ。

耳コピで弾ける人ならともかく、こっちは楽譜を睨んで読み解くタイプなので、尚更厳しい。


そうなると出版社から買うことも検討したけど、そもそも日本パート譜を買えるかどうかも相当怪しい曲ときた。

スコアから起こすとか、手書きで写譜は時間かかるし絶対ミスるし、スコア切り刻みも写譜よりはマシだろうけど譜割りとかめんどくさそうだし。

しかしたら今はパソコン上でどうにかするのかもしれないけど、やり方以前にそもそも機材やソフトに何が必要なのかすら分からない。

楽譜の書く・写すについては全くド素人なんで、何よりストレスからないやり方じゃないと無理。


あー、こんな練習以前の段階で躓くのはすげー不愉快

2014-07-07

スコアしかないとか困るんだけど

めったに演奏されない曲だからなのか、紙で印刷されたスコアしかない楽譜が少なからずある。

これだといざ演奏する場合パート譜作成から始めないといけないのだが、今時の楽譜ソフトで、スキャンした紙のスコアを、印刷状態の良し悪しに左右されず正確なデータとして認識できるものなんてあるのだろうか。

そもそもスキャナも家にないので、最近スキャナの性能もよく分からないし。


ちなみにコピーしてハサミと糊で切り貼りとか、スコア見ながらまっさら五線譜ペンでとか、楽譜ソフトに打ち込んで・・・は論外。

そんな作業をしながら譜めくりタイミングとか、長い休符の後で入りにくい箇所に他の楽器ガイドをどう書くかとか、そんなこと考えていくのは無理ゲー過ぎるので。


もしソフトスキャナの性能がヘボいようなら、お金払って写譜屋さんに頼むのが一番なのだろうか。

2014-03-19

スコアしかない協奏曲

その楽器では超有名な協奏曲なのに、スコアソロパート譜ピアノ伴奏譜くらいしか出回っていない曲が少なからずあるらしい。


例えばアルトサックス

プロサックス奏者をオケに招いて一曲やるとすれば、ほぼ確実にグラズノフイベールになると思うんだけど、どっちも肝心のオケパート譜が売ってないとか、どう考えてもあり得ない。

だってこれを演奏するために、昔なら写譜屋にお金を払ってパート譜を作ってもらい、今だったらスコアを紙からスキャンするなり電子書籍で購入したものを、楽譜作成ソフトにぶち込んでパート譜自動生成するという作業を、世界中オケがいちいちやっていることになるわけで。


正直バカじゃねーのと思わずにいられない。

2012-09-25

http://anond.hatelabo.jp/20120925120544

そもそも「パート譜を打ち直してまで用意する」習慣は、普通アマオケ学生オケでは聞いたことがない。

これは誰がやるか(ライブラリアン?インペク?)という問題と、出来上がり品質の問題がある。

1・2箇所のミスならともかく「あちこち間違いだらけ」で1回の練習まるまる楽譜の訂正で終わったともなれば、高確率オケメンバー指揮者の怒りを買ってしまう。

普通アマオケ学生オケでは、そこら辺の仕組み(いざとなったらほぼノーミスものを素早く用意する人やツール)がどうにも弱いんだと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20120925122905

それこそ意味が分からない。

こっちは作編曲を趣味にしているわけじゃないか全然知らないんだけど、作曲も編曲も作るのはスコアだけで、パート譜は写譜屋さんとかに任せるか、スコアからコピペでコツコツ作るんじゃないの?

もしパート譜までソフトでほぼ完璧自動作成できちゃったら、今時の写譜屋さんは何してるんだって話だし。

http://anond.hatelabo.jp/20120925113546

パート譜は他の楽器との絡みもあるから場合によっては他楽器の音符を書いたりとか、長い休みの休符の打ち方とか、可読性についてはソロ譜以上に色々考えないといけない。

それが何ページもある。

浄書ソフトだけでできるわけがない。

それこそ浄書しただけでは読みにくさが手書きとあまり変わらないという事態も起こりうる。

いくらなんでも手書きはやめよう、な?

以前、某管楽器と弦楽合奏のための協奏曲演奏したことがあったが、これが今までのアマオケ経験で最もキツかった思い出だ。

それは楽譜に起因するものだった。


実はその曲をやることが決まった時点では、出回っているのはスコアのみで、ソロパート譜ピアノ伴奏譜以外のパート譜存在しなかった。

それが出版社からアナウンスによると、練習開始時期までには正規のパート譜一式がリリース予定だから大丈夫ということで、ゴーサインが出たのだそうだ。

しかし予定は未定であって決定ではないという言葉のとおり、必要タイミングになってもパート譜出版されなかったわけで。

慌てていろんな所のアマオケからコピー譜をかき集めることになり、それで練習予定は遅れに遅れ・・・

どうにか用意できたパート譜も、自分とこのパートだけ「ベートーヴェンモーツァルトよりはマシかも」というレベルの、超汚い手書きの楽譜だったと(当然コピー欠けやミスプリもバッチリある)。


お陰で何回練習しても音符を拾うのに難航して落ちまくりパートのほぼ全員が苦しみ、まともに弾けたものではなかった。

楽譜の手配遅延で短くなった練習期間はあっという間に過ぎ、結果ソリストに大変な失礼を働いてしまったことが一番申し訳なく、それだけ取ってもこの演奏会は大失敗だったと、今でも思う。

あと、この曲はソロをやる管楽器ににとっては貴重なレパートリーらしいけど、伴奏する方にしてみると曲想からして微妙すぎる曲で、それに楽譜の件も合わさって「もう二度とやるか」というのが個人的な感想

もし今いるオケで万が一選曲候補に上がったら強硬に反対してやろうと思う(IMSLPにもソロとごく一部の弦パートしかアップされていない)。


ちなみにこの曲の録音や映像は、一応いくつかある。

ということは、プロにはきちんとしたパート譜が出回っているようだけど、楽譜作成ソフトが普及した最近はともかく、昔はどうやって用意したんだろう。

スコアからコピーしたものを切り貼りしたくらいでは読みやすパート譜が作れると思えないし、手書きするにしても大バッハの清書並に綺麗なものじゃないと演奏に支障が出そうだ。

それとも、あの汚い手書きの楽譜であっても数回のリハで仕上げてしまうのがプロということなのだろうか。

 
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