はてなキーワード: その男とは
吐き出したいけど知り合いには吐き出したくないので、この場をお借りします。
幼い頃から祖母、両親、私の3世代で同居をしていた。祖母は几帳面な厳しい性格で、共働きの両親の代わりに私を育ててくれていた。祖母には本当に感謝をしている。
今日が何月何日の何曜日だったかを毎日20回は聞かれる。ヤカンを火にかけたことを忘れてボヤ騒ぎを起こす。直近の小さな記憶をほとんど覚えていられないタイプだ。
しかし、昔のこと、つまり認知症になる前のことは不思議なほどによく覚えている。
先日、祖母と2人で話をした。
以下はその要約になる。
「おまえの父親はろくでもなかった。私のことをお母さんと呼んだことなど一度もない。怒りっぽくて、おまえは覚えていないだろうけど、仕事も何度も辞めさせられていた。娘(私の母)はいつも苦労をさせられていた。なんであんな男と結婚をしたんだろう。あの男は私のことが嫌いだっただろうが、私も嫌いだった。それにあの男はおまえのことなんてちっとも可愛がってなかった。挙句には不倫して家を出て行って、その日の朝におまえと娘がわんわん泣いていたのをよく覚えてる。私だって泣きたかったけど、我慢して発破をかけてやった。本当にあの男はろくでもなかった」
祖母は自分が何をどこまで話したか忘れるので、だいたいこの話が5回ほどループした。
私はうん、そうだね、うーん、と返事をする機械になるしかなかった。
父が出て行った頃のことは覚えていなかった。それは私が幼かったからだと思っていたが、そうではなかった。思い出したくないから、脳が押し込めてくれていたのだ。それが祖母によって引きずりだされた。
父に可愛がられていなかったことなんて思い出したくなかった。母と一緒に布団の上でわんわん泣いたことも思い出したくなかった。祖母からすれば、娘と孫を捨てた憎い男でしかないのだろうが、私にはその男の血が流れている。私の父親なのだ。
あー死にてぇ。
総受、大好きだった。受けちゃんがいる世界で、男たちは全員肉棒だった。
全員が「受けちゃん」の肉棒だった。
その中に一人、自らに運命と言い聞かせて「受けちゃん」を守ろうとする男がいた。
男は飄々とした、だけど努力を見せない、中身の熱い男だった。
私は「カップリング」ではないと思った。
これは「愛」だと思った。
いつしか他のみんなが語る「肉棒達」に耐えられず、筆を折ることにした。
運命を作り出すその男は、いつしか本当に「受けちゃん」の特別になった。
違う、もう「受けちゃん」じゃないのだ。2人はBLじゃないのだ。
それは私が人間として思う、一番理想とする愛のかたちとしてつくりあがったものだった。
心がはじけた。これ以上ない愛のかたちがそこには存在するのだ……!
最近精神的にあんまり余裕が無いのもあってしんどいので、どこでもいいし、誰も読まなくてもいいから、とりあえず吐き出したいと思って書く。
それなのになぜか10数年来、友達であり続けて、今やなんというか腐れ縁である。
1つは、私の口下手で大人しめな性格のせいだと思う。はっきり言って人に流されやすいし、あまり人に強く出れない。それがあって、もう嫌い!と言えないまま今に至る。
2つ目は、彼女の性格だと思う。有無を言わさないような言い方をしてくる時が度々あるし、勇気を振り絞ってそれはちょっと…と拒否しても、結局最初の案に近い代替案を立てて、これならいいでしょ?という具合に、拒否したこちらの意図を全く読み取ってくれないのである。その上行動力もあるので、会おうと言ったら絶対会うし、会おうと言いつつ延ばし延ばしでフェードアウト…という事はほぼ無いし、私に会おうという誘いを何回も断れるような精神力は無いのである。
なんというか、彼女は人の意図を読み取れないタイプの人間である。
彼女の友達に私を紹介するとき、彼女は悪気など何もなかっただろうが、私が腐女子である事を勝手にカミングアウトした。うわ…と思った。多分彼女としては、そんな隠すような趣味では無いのだろうと判断しての事だとは思うし、私も隠しているとは言わなかったが、世間的に大声で喋れるような趣味ではないことは周知の事実である。
無理すぎる。
そんなこともあったので、なんとか穏便に縁を切りたいと願いつつもまた月日は流れ、アニメが好きだという男性を紹介された。話し合いそうだから話して見て!とLINEを教えてもらった。
それからその男性とは仲良くなり、今お付き合いをさせて頂いている。
この間を取り持ってくれた、というのもなんとなく拒否しづらい一因である。
そんな彼女は今、私の彼氏の親友と付き合っている。一応、表面的には親友の恋人は恋人の親友という感じである。
そういう間柄だと、ダブルデードでやれディズニーだ、新宿だ、原宿だとそういうお誘いをされる。
私達カップルは、どちらかというとインドア派で、二人だけで過ごすのが一番好きだし、それ以外のデートは望まない。
それに、相手のカップルは正直なところ、めちゃくちゃにイタイ。LINEやらTwitterのアイコンを恋人の写真にするタイプである。
そういう趣味も否定はしないが、私達とはまったくもって馬が合わないのである。
正直なところ、最近私が一番難儀しているのは彼女の惚気である。
私は惚気やら恋バナやらが苦手な類の人間なので、会話している途中に突然惚気をブッ込まれるとイライラする。
聞いてないし。言ってだからなんなんだ。という気持ちになってしまう。
なので自衛には努めているのだが、なにしろ彼女は鈍感女である。相槌で興味なさそうにしていても、構わず惚気る。気づかない。
LINEでも惚気る。聞いてないし。聞きたくないし。返信を2、3日しないでおいて、その話題興味ないよーアピールをしても無駄である。惚気る。
ハッキリ伝えられない私も私だが、冒頭に書いた様に私なりに、どこかに吐き出して少しでも楽になりたいという思いでこれを書いた。
人との縁は大切にしたいものだが、自分が無理だと思うものとは、積極的に早めの決別を私はお勧めする。
早く親友やめたい。
補足
めんどくさいね。と言ってくれた方も、ありがとうございます。
とりあえず熱中できることを増やしたいなと思います。
根暗で陰険かと言われれば、まぁ多分その部類だと思います。ここにだらだら書くしか吐き出せないような奴ですし。
まだここの使い方もよくわからないような始めたばかりの人間の愚痴に付き合ってくれて、ありがとうございました。
使い方がよくわからないので、とりあえずここに書かせてもらいました。
彼女はパパ活をしているJKである。つまり、売春しているJKである。バイト先のJKリフレの常連客だった「パパ」に水揚げされ、セックスのたびにお小遣いをもらう形で、これまでのべ500万ほど貢いでもらってきた。JKはそのお金を使い、韓国で大規模に成形してきた。なぜ韓国で?と思う人がいるかもしれないが、韓国では外国人だから親の承諾なんていらないし、まだ効果もわかっていない「最新の」手術をバンバンやってくれるからだ。そうやって彼女が整形するのは、ひとえにある男のためである。JKは大学制までの男をガキっぽいと信じている。だから24歳のその男とセックスしている。雪の中で真夜中まで四時間も待たされても、セックスしないならあわないと言われても、JKはお酒を飲んでセックスしてタバコを吸うという「大人っぽい体験」ができる彼に夢中だ。彼にぞんざいな扱いをされるのは私が附子だからだ。そう思い込んで、JKは韓国の医者が進めるままに高額な整形をやってきた。
そんなわけだから、JKは学校に居場所がない。クラスメイトは休みがちで出席したと思ったら顔がパンパンに腫れている彼女を遠巻きに見ているし、担任ですら彼女を笑う。家族はすべてを受けいれてくれているが、家庭は自分を満足させてくれる場所ではない。そんな時間があればパパとセックスして金でも稼いだほうがマシである。そう思いパパにあったら、パパは関係の解消を申し出てきた。この間やった大きな整形手術韓国のせいで、顔が不自然に歪んでしまい、もう会いたくないというのだ。JKは韓国の病院にクレームを入れたが、相手にされないまま終わった。今はセフレの男だけが心の拠り所だが、こんな顔では嫌われてしまうと、また、手術の予約をした。全身麻酔で骨を削る大手術で、半数は麻痺やしびれなど機能障害が残る大博打だ。もう治すところが骨しかない。手術は一週間後。今はただ整形が成功した自分を思い描くことで自分を落ち着かせている。
(追記)
こんなに見てくれた人がいたことにびっくり。
・男性は顔はどうでもよく、自立心があり、周りの人を大切にしているかどうかが全てと考えた。大学を出たころに。
・呼ばれたら何にでも参加した。合コンとかも行ったが、いろんな人がいるとわかってよかった。合コンで会えたわけではない。同僚が誘ってくれた集まりで初めて会った同僚の先輩だった。
・周りの人が「この人おすすめ」と言うのは客観的意見で聞き入れるべきと考えた。最初は自分は特にぴんとこなくても。特にその男性の先輩とか職場の人とかから勧められたら、勧めてきた人の人間性で相手の人となりも判断できる。
・適度に逃げるというか、自分のやりたいこと、予定を大事にして付き合う。自分のやりたいことはきちんと話して通し、相手のしたいことも尊重する。
・いつまでに結婚して子供が産みたいという話も避けずにする。相手にそういう気がないならすぐに別れるつもりでいいと思う。一人になることを怖がらない。怖がらないでいるためには心と経済面での自立が必要と感じる。
こんな感じだったと思う。
「孤独死したくなければ誰でもいいから籍を入れろ」30〜35歳までに結婚しないとその先ずっと一人で生きていくかも - Togetterより。
これは主観だが、男性でも女性でも、結婚適齢期は25歳~35歳までだと思う。
37歳で結婚相談所に登録した女性と、39歳で結婚相談所に登録した男性というのを知っているが...。この二人がそれぞれどうなったかを書いてみよう。
①37歳で結婚相談所に登録した女性の場合
2年間で、結婚相談所を通じて知り合った男性5人と付き合っては別れてを繰り返し、最終的に6人目に付き合った男性と結婚。
その内、印象に残っているのは
1人目・・・年下、相手の男性が32歳だったそうだが、5年歳の差が有るだけで話題に世代差を感じて無理
2人目・・・年上、42歳の男性が相手だったそうだが、5年歳の差が有るだけで話題に世代差を感じて無理
3人目・・・付き合っている内は良かったが、結婚の話になると「(男性の)親と同居して欲しい」と言い出したので断った
5人目・・・最初のデートでいきなりホテルに連れ込もうとされたので逃げた(この時点で、この女性はまだ処女だったそうだ)
そうして、この女性は6人目に付き合った男性と結婚する事になる訳だが。6人目の男性は、この女性と初めて会った際、泣きながら一言目にこう言ったという。
「お願いします、僕に、貴方を養わせて下さい」と。
まるで人生に疲れている様に見えたその男性が泣きながら頭を下げて来た様に、この女性は
「この人は、このまま放って置いたら自殺してしまいそうだ」と感じたという。
放って置いたら自殺しそうだからという理由で放っておけずに付き合い始めた結果、結婚に至ったのだそうだ。
②39歳で結婚相談所に登録した男性の場合
彼は、結婚相談所に登録してから1年後、一言目にこう切り出した。
「自分より年下の女性ならいいと思っていた。
けれど、年下なら良いと思っていた私は浅慮でした」と。
結婚相談所に登録する女性の8~9割は30歳以上の、結婚相談所に頼らなければ結婚できない女性だ。
その点で言えば、男性も同様では有るが。
39歳で結婚相談所に登録したその男は、自分より年下の女性なら良いと考えていたそうだが、結婚相談所からの紹介で様々な女性と会って思ったそうだ。
「どの女性も、精神的にガキっぽい」と。
いや、ガキっぽいからこそ30歳を過ぎるまで売れ残っているのかも知れないが、その男性に言わせると
「どの女性と会っても、この女性と家庭を持つのは結婚ではなく女の子を一人養う様なものでしかない」と感じたのだそうだ。
私は、その男性の話を聞いていて思った。
「お前は鏡を見た事が無いのか?」と。
結局、この男性は結婚相談所を介して13人の女性と会う事になる訳だが、女性と別れる度にやつれていき、表情も生気の無い表情になっていった。
そして、13人目に紹介された女性と結婚する事になるのだが・・・。
この男性が結婚したのが、①に書いた37歳で結婚相談所に登録した女性だった。
二人が結婚した時の年齢は、女性が39歳、男性が43歳だった。
女性は結婚相談所に登録してから2年、男性は結婚相談所に登録してから4年で結婚に至った。
35歳を過ぎても結婚できない人の大半は訳アリ物件だ。そして、彼らには「自分が訳アリ物件である」という自覚が全くない。
結婚相談所でさえこれだけ大変なのだから、訳アリ物件を扱う不動産屋もきっと大変なんだろうなと思った。
小学生の頃、私は信じられないほど足が遅かった。体はぽっちゃりぎみ、本を読むのが好きで運動はからきしだった。鬼ごっこで逃げきれた試しなどない。中休みに外に出るのが辛くて仕方なかった。
私の通っていた小学校は児童数が少なくて、一クラスも20人ほど。体育の時間は一人一人が全員の前でやることが多く(実際にその時間をとることが容易だったから)、私には酷く苦痛な時間だった。
小学校5年生の体育の授業で、リレーの選手を選ぶために、80メートル走を二人組でやることになった。私と走ることになったのは少し知的障害ぎみで援護学級にも通っている体の大きな男の子だった。その子もあまり運動が得意ではなかったと思う。
先生の合図で走り始めて、みんなが私に注目する。それだけで嫌で嫌で仕方ないのに、隣の男の子とほぼ同列で走りながら私はびっくりした。
「すごい〇〇!!勝てるかも!!」
クラス中の子達が、目を輝かせて、大きな声で相手の男の子を応援していた。その中にはなんと、担任の先生の姿もあった。ただでさえ動きにくい足が、ずんっと重くなったような気がした。
そのままずるずると遅れていって、結局リレーは負けた。クラスメイトはその男の子の周りに集まって、「頑張ったね」「すごいね」と褒めている。担任の先生も嬉しそうな顔でその輪の中にいた。
その日のヒーローはその男の子だった。私はヒーローをつくるために脇役になった。脇役にさせられた。
家に帰ってから初めて涙が出た。正しく美談であるはずなのに、その輪の中に入れない自分が悲しくて仕方なかった。
先生はきっと、クラスの子達に「弱い子を理解し、応援する素晴らしさ」を教えたかったんだと思う。それでも、その犠牲になる子の存在を、もっと意識して欲しかったと思う。
20人くらいのライングループがあったんだけど、なんかよく愚痴ってる子がいたんだよね
で、その愚痴を聞いてあげてる男の子もいて、私はその男の子とはあんまり関わりなかったんだけど、ある日すごい頭に来たことがあったから私もグループでそれ書いたの
そしたらその男の子から個人で「大丈夫?グループが批判ばっかだと雰囲気悪くなるから俺で良かったら聞くよ」ってきて、それ以来、よく個人で愚痴を聞いてもらうようになった
しばらくして私は同じグループの別の男の子と付き合うようになったから、まずいかなと思って、その男の子と話すのはやめたんだけど
ある日同じグループ見てる友達と話してたら、その子もあの男の子と個人で話してたって
それで他にもいるのかな?と思って、他の子にも聞いたらグループの殆どの子が愚痴とかをキッカケで個人で話してて、それ凄いから、男の子いないグループで「凄いな!」とか言ってたの
したらある日、一人の子が「あの男の子、彼女出来たことないらしい」って言いはじめて、私は黙って見てたんだけど「ヤリ目疑惑」とか「彼女いないから寂しいのもある」とか書いてたんだよね
その時は何もなかったんだけど、しばらく後に一人の子が彼氏にそのグループ見せちゃってスクショが広まって私の彼氏にも見られたの
そうしたら彼氏がものすごい怒って、私は「あの男の子が性格良いのは知ってるし、私は悪口とか書いてないよ」って言ったけど、彼氏はありえんって
でも結構すきだったし別れる理由を問い詰めたら「人の愚痴聞くのがどれだけ大変か分かるか?お前も愚痴聞いてもらってたんちゃうんか?」とか言われて
その理由は分かったけど「でも私とあの男の子とどっちが好きなの?」って聞いたら「100あいつ」って
私は呆然とした
それで女の子のグループみたら、みんな同じ理由でフラれたって言ってて「やばくない」「まじすごい、ドラマみたい」「カッコイイ」って盛り上がってたの
きっとみんな泣きながら書いてたんだと思う
だから私もしっかりと震えた手で「内川」って書いた
『神は女を創造する際,アダムを創造した時のように,地面の塵で女を形造ることによって男とは異なる別個の人を造られたのではありません。
神はアダムのわき腹から1本のあばら骨を取り,それを基にしてアダムのために,これと完全に対になるものである女エバを造り出されました。(創 2:21,22)
それでも,依然として完全な人間であったアダムは,今や『骨の骨,肉の肉』として妻と結ばれました。(創 2:23; 申 32:4)
それに,アダムは1本のあばら骨を取られましたが,そのために生殖細胞に障害をきたして,その男女の子供たちのろっ骨の構造に影響が及ぶということはありませんでした。
あばら骨は切除されても,骨膜(骨を覆う,結合組織でできている膜)さえ残されていれば,再生して元通りになります。
これは注目すべき興味深い事柄です。
エホバ神がその手順に従われたかどうか,記録は何も述べていませんが,人間の創造者であられる神が,ろっ骨のこのような珍しい特性を知っておられたことは確かです。』ーー本より
そのゲームはそれなりにシリーズがあり、ハマったゲームはその男性版だ。
元々、他のアイドルゲームをやっていた為そこまで力は入れておらず課金もしていなかったが曲やイベントを通じて徐々にハマっていった。
ライブBDも購入したり、カフェイベントに足を運んだりとそれなりに楽しんでいた。ゲームはカードを集めようとするとお金のかかるゲームであったことが少し難点だった。しかしそれはユーザー自己責任であり、課金なんて我慢すればいいだけの話なので別によかったのだ。
ただ、どうしてもダメだったのが一部ユーザーの「イキリ感」だった。
声優が同じだからこれも見て!(無断転載)とかやられた側は迷惑でしかないと思った。他ゲーと比べてこんなにうちは異色とか言っているのを見て、でも人気投票で上位にいるのはありふれた高校生だよね?とか思ってしまった自分もいた。
まるで宗教のようだ。たとえ何があっても絶賛しかしない。念願のアニメ化でトレパク疑惑があっても話題にすら出さない。アニメよかったとか言って感想をつらつら述べるだけ。
もちろんこんな人なんてほんの一部にすぎない。自分が関わってきたユーザーのほとんどはいい人ばかりだった。けど、どうしてもイキリユーザーは目に入ってしまうのだ。
気にしなけりゃいいのに気にしてしまうのだ。
歳をとっちゃうとな... 勢いが無いわけですよ。これは男女ともですが。その男性も若い時だったら勢いが生まれたかも、とも思う。
何も持ってない若い男性だったら勢いか考え抜くかしかない。でもそういう男性が(女性観点で)結婚相手になりうるのか、年収的にとも思う。世の中、難しいね。
遺産の管理までそのおじさんやってるのか。それあかんパターンだな。ほっといたら全部持っていかれる。むしろ、はじめっから親父さんの遺産狙いで近づいてきたんじゃないか?その男。
ただ、見る限り遺産分割協議もまだしていないというのは幸いだ。
上の兄さん巻き込んで、遺産だけ弁護士通じてきちんと母親半分、兄弟分割の枠組みできちんとするようにせよ。マンション、土地持ちなら、弁護士もそれなりの金払ったら真剣にやってくるだろう。
金だけ割り切って自分の分(最低遺留分といって最低限取れる分)だけでも自分の手元に取って、卒業だけして就職したほうがいい。
そう考えると、金目じゃない不動産系のものは母親に残して、生活費と学費に充てる金や換金できる有価証券を額が少なくてもとったほうがいいかもしれない。
まあ、その辺は多少の財産もちで弁護士に出す金も出せるだろうから、俺みたいな増田の素人より、上の兄さんと一緒に弁護士と話すべきだろうが。
ただ、相手詐欺師だから、ひょっとしたら偽造遺言書作るとかするパターンかもしれない。
兄弟、親については上の兄以外あきらめるパターンで行ったほうがいい気がする。もう連絡もしない方向で。脱霊感商法のNPOもあるにはあるけど、兄弟一致団結できないような状況では難しいだろう。
脅して、和らげるって手口を見たら、あなたも落とそうとしているパターンに見える。しかも、泣き出したりとかその男に知られてる時点で、これ強くいったら落とせるんじゃないかと思われてる気がする。
ほかの霊感商法に入っていたことを見たら、上の兄さんももう見捨ててるのかもね。とにかく、上の兄さんと話して、遺産について弁護士巻き込んで話をしようというぐらいですかね。
法テラス経由で弁護士に相談して、あなた一人でも戦えるのなら戦ったほうがいいかもしれませんが。ただし、霊感商法ではありません。あなた分の遺産を取って学費と生活費を賄うためです。
一年留年しても、事情が事情だけに企業は汲んでくれる可能性があると思います。ある程度選べる企業は減るかもしれませんが。もっとも、弁護士、上のお兄さんがどれぐらい頼りになるか次第ですが。
ある朝、いや、夜でもいい。目が覚めたら、そこが30年後の世界だったらどうする?目覚める前とは全く違う場所、思うように動かない手足、鏡に映る自分の姿は30歳分年老いているとしたら?そんなこと、現実には起きそうもないから、真面目に考えるのは難しいよね。
でも、これは実際にあった話。ある病気で30年間、事実上眠り続けていた男が、優しくて熱心な医師の治療で30年ぶりに目を覚ます。その男は30年間の空白を埋めるように、本を読み、音楽を聞き、人と会話をし、恋をするんです。生きるって最高だなって思いながら、でも、病気が完全に治ったかどうかわからないし、投薬も続けているから病院からは出られない。病院から出たい、普通に生きたい。でも症状が安定しなくて、強い痙攣が止まらなかったりする。何もかも思い通りに行かない状況でどう行動するか、周りの人は何をしてあげられるか。レナードの朝っていうのはそういう映画。
映画のど終盤で、その男は、強い痙攣と戦いながら、好きな人とランチをするんです。痙攣を止められない、醜い自分を好きな人に見せながら、その男が何を言って、その女がどうするか。どうすると思う?たぶん、想像してることと全然違うことになるんだよ。そこで、泣いちゃうんだよね。そのシーンを見るためだけに、2時間があったと言ってもいいくらい、印象的なシーンなんです。
レナードの朝を誰かに勧めるとしたらこんな感じになるかもしれない。ネタバレしすぎな気はするし、こんなに長々話して、見てみたいと思ってもらえるか疑問。人に何かを勧めるって難しい。アカデミー賞の作品賞にノミネートされた映画です、みたいな権威付けしたくないし。難しい。
私が断ると、その男はおもむろにズボンをおろしてイチモツをさらけ出した。そして、激しく動揺する私にもかまわず、あろうことか、そのままそれに右手を添え放尿を始めたのである。
びゅう、びゅうっ、びゅびゅうっ
どれだけ溜まっていたのだろう。勢いよく放たれる黄金(こがね)色の水はみるみる床に広がっていく。私はあまりのことに何が起こっているのか理解できなかった。店内に立ち込めるアンモニア臭には、ほのかに甘い果実のような香りが混ざっていて、この男は糖尿病なのだろうかなどと考えていた。
「なにやってんだ、こいつ。店の中でしょんべんしやがったぞ。」
思うに人間の理解能力ってのはあんまりにも小さくて、何かを受け止める事が本当にできない。
それは、いわゆる小説的なテキストを理解する能力が人間によってはびっくりするほど低いってことだけじゃなくて、現実世界で起きてる様々なことを咀嚼して取り込む理解力が根本的にかけているということこそが中心だ。
ごく一般的な人間は、何か事件が起きた場合、その理解をするために、相当に圧縮をかけて、派手な見出しをつけて、感情移入ポイントをマーキングして――もっと粗忽に言うのならば脚色して戯画化しないと、それを理解することができない。
たとえばマスコミのニュースだ。国の政策や予算という、基礎的な情報が全部オープンになっていて、それに対する研究論文が溢れていて、ほとんど正解といえる説が定まっていることでさえ、仕分けだとか節約だとか国民一人あたりの借金だとか、そういう次元に落とし込まないと理解が出来ない。そして当然戯画化されたその理解は、現実の理解としては粗悪品なので道案内としても役に立たない。人間の理解能力は、本当に限定的だ。びっくりするほど限られたテンプレートの、個人の感情ベースのことしか、人間は受け取ることが出来ない。
人間は様々なことを理解できないし、その最たるものが自分の人生だ。自分の気持ちは自分がいちばんよく分かるとか、自分の人生は自分自身で理解できるとか、まるで嘘っぱちだ。人間は五感で入力された情報を99%廃棄しないと理解できないし、それ以上に何か起きた物事をあるがままに受け止める精神的な強靭さにかけている。
ブッサイクに生まれた男がいたとして、その原因は遺伝子とか節制とかあるだろうが、「そう生まれなければならなかった理由」なんてものはない。他でもないその男がそのような顔に生まれつき、そのことで傷つき、劣等感を抱え込まなければいけない理由なんてものは(宗教的には前世の因縁とか解説されるが)存在しない。
人間社会で起きることの大半は、大きな意味で言えば偶然で、要するに運だ。俺が日本人として生まれてきたのは運だし、50年代ではなく70年代に生まれたのも運だ。そういう意味でいまスマホを持っているのも運だし、個人用の飛行車を持っていないのも運だ(もう50年もすれば所持できるかもしれない)。富裕層である場合もそうでない場合も運だ。もし俺が、まだ65歳なのに寝たきりになってしまった要介護の父親を抱えているとして、それもまた運でしかない。でも、ただそれだけのことが、多くの人間にとって正面から受け止められないほどの苦痛を伴う。
人間はそういう世界とか摂理とか人生とか運命の有り様を、本質的には受容できる能力がない。
だから、普通の人間は物語の中でしか、つまり物語という形に希釈した現実でしか、生きられない。納得できない何かを納得して生きていくためには物語が必要だし、そもそも物語がなければ人間の現実把握能力はおそらく犬猫レベルでしかない。脳という解釈機関を搭載している以上、すべての人間は物語の中を生きていくしかない。
そして他人を理解するためにも物語が必要だ。自分の人生ですらまともに飲み干せないのに、他人のそれなんてとてもじゃないが手に負えない。ダイジェストのダイジェストにして、初めて人間は他人の人生に触れることが出来る。あるいはそれはあんまりにも恣意的な抜粋で、もしかしたら相手の気持ちを無視したストーカーの妄想のようなものでしかないかもしれないけれど、人間はそういう形でしか他人の人生に共感することが出来ない。
そういう虚構に虚構を塗り重ねたような先で俺たちは社会を形作ってるのだけれど、その社会がないと現代において人間は人間として生きられない。
人生に物語は必要だ。「人生に物語は必要ないという物語」でさえ必要だ。
唯一の救いは、おそらく俺以外の全員も、つまり全人類がその程度のポンコツだということだ。同病相哀れむとお互い様の間で、よろめきながら存在できるというのは、多分最悪よりはかなりマシな状況だと言えると思う。