吐き出したいけど知り合いには吐き出したくないので、この場をお借りします。
幼い頃から祖母、両親、私の3世代で同居をしていた。祖母は几帳面な厳しい性格で、共働きの両親の代わりに私を育ててくれていた。祖母には本当に感謝をしている。
今日が何月何日の何曜日だったかを毎日20回は聞かれる。ヤカンを火にかけたことを忘れてボヤ騒ぎを起こす。直近の小さな記憶をほとんど覚えていられないタイプだ。
しかし、昔のこと、つまり認知症になる前のことは不思議なほどによく覚えている。
先日、祖母と2人で話をした。
以下はその要約になる。
「おまえの父親はろくでもなかった。私のことをお母さんと呼んだことなど一度もない。怒りっぽくて、おまえは覚えていないだろうけど、仕事も何度も辞めさせられていた。娘(私の母)はいつも苦労をさせられていた。なんであんな男と結婚をしたんだろう。あの男は私のことが嫌いだっただろうが、私も嫌いだった。それにあの男はおまえのことなんてちっとも可愛がってなかった。挙句には不倫して家を出て行って、その日の朝におまえと娘がわんわん泣いていたのをよく覚えてる。私だって泣きたかったけど、我慢して発破をかけてやった。本当にあの男はろくでもなかった」
祖母は自分が何をどこまで話したか忘れるので、だいたいこの話が5回ほどループした。
私はうん、そうだね、うーん、と返事をする機械になるしかなかった。
父が出て行った頃のことは覚えていなかった。それは私が幼かったからだと思っていたが、そうではなかった。思い出したくないから、脳が押し込めてくれていたのだ。それが祖母によって引きずりだされた。
父に可愛がられていなかったことなんて思い出したくなかった。母と一緒に布団の上でわんわん泣いたことも思い出したくなかった。祖母からすれば、娘と孫を捨てた憎い男でしかないのだろうが、私にはその男の血が流れている。私の父親なのだ。
あー死にてぇ。
ゲロゲロー
やーいやーいお前の父ちゃん不倫豚ー
紙に[この話はしないリスト]を書いてリビングに置いておいて、話始めたら「もうこの話はしないと決めたよね?」って紙を見せながらストップするのはどうだろうか。(素人の浅知...
アドラー「死ねばいいだろ。なんで増田は死なないんだ?」
アドラー先生辛辣ゥ!