はてなキーワード: トロフィーワイフとは
「迎える」を「知り合う」の意味にとってほしい
えーと、そんな単純な読み替えを論拠とした覚えはないのですが。どこを読んだのでしょうか?
大事なのは、「迎えることは」に続く「想像もできなかった」の方です。それはなぜか。
その前々段では「とにかく北北海道の辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした」
と、今まで想像もしなかったような女性が存在すること、それが「衝撃と畏怖」であったと、最大級の表現で強調されているわけです。
これは連ツイ冒頭の「東京とは恐ろしい所だ」にも掛かります。「東京とは恐ろしい所だ」「衝撃と畏怖でした」「想像もできなかった」。
他にも「雲の上より私には高かった」「一体どんな世界なんだと背筋が凍りました」。
これだけ繰り返されれば、どんなに国語力がない人でも、普通はそれが主題だと分かるでしょう。そこに尽きるんですよ。
トロフィーワイフなんて悠長な話をしている余裕は、彼にはないのです。
だから、目の前の「衝撃と畏怖」の女性を例示せざるして、その驚きは伝えられないのです。急に一般論をしろって、Twitterに何を求めているのですか。
で、「高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えること」というのは、そんな衝撃と畏怖の存在である女性と結婚した、旦那の体験を指しますよね。
あるいは妻として迎えるに先立って、そのような女性と知り合うことのできた環境も、前提条件として含まれるでしょう。
そんな「衝撃と畏怖」の存在と結婚した旦那の体験、また置かれた環境をひっくるめて「想像もつかなかった」、そして「(そんな男性には)絶対に勝てない」と言っている訳です。
その発言に、何か問題でもありますか?環境や体験の差を嘆いてる以外に、どんな解釈ができますか?
というわけなので、今までの境遇の格差について愕然としている人に、「今知り合ってるではないですか」と言っても、何のなぐさめにもならないですよ。
「セレブバイト」や「僕は勝てない」を含む一文だけで、発言者の真意が全て露わになると思ってるのかな?
現代文の問題で「オッカム氏は同時通訳の女性をトロフィーワイフとして扱っている」と書いたら、普通にバツを食らうと思いますよ。
「親友さんってスゴい気がきくんすよ、マジで自慢のお嫁さんです!!」
と言っていた。
あれから数年経ったが、遅ればせながら気づいた。それって… トロフィーワイフじゃん。
パートナーをモノ化してる自覚が、有ろうが無かろうが、対等の人間として扱わずに、
マウンティングの道具として、使ったなら、それはもうトロフィーワイフに他ならない。
後輩が実はミソジニーだったってことはショックだがむしろ、あまりにも長い間それに気づかなかった自分に落ち込んでいる…
後輩とは未だに LINE で年賀状を送り合うくらいのつながりはあるので、大切な親友をないがしろにされた手前、注意しないわけにはいかない。だがなんて切り出せばいい…?
ブクマカの動向をよく見ると分かるんだけど、
いつもはゴリゴリのフェミ側にいた人が、オッカム氏擁護に回っていたりする。
斯様に、本件は「階級」と「ジェンダー」が鋭く対立してる案件だと思うんだよね。
ジェンダーの切り口だけが圧倒的正義だと思っていて、とりあえずトロフィーワイフとか言っておけばマウント取れると思ってる単細胞、足をすくわれてるのに気付いてなさげ。
田舎者が都会に触れ上流階級でトロフィーワイフに収まっている知識人をみて
という条件付けをして
なんてか酷い侮蔑にも見えるが
当人がトロフィーワイフという言葉が使われたことに女性をモノ化するなと反論してんだから
この方向しかないわなぁ
まあ、いろいろな良心とか伝統とかを抜いてお前の好きそうな利益の理屈だけで言うとだな。
結婚っていうのは、「この女(男)は俺のだから絶対手を出すんじゃねえぞ宣言」なんだよ。
結婚してから他のヤツにいったら、神の名の元に不倫になる。そういう契約だ。
オッカム先生はもともと、北海道の裕福でない家庭で生まれ育った自分の境遇と、階級格差・地域格差への怨嗟をたびたびつぶやかれていました。たとえばこれとか。オッカム先生にとっては、その境遇から脱出するための唯一のキャリアパスが、大学の研究職になることだったということで、「うちには資産がなく告げる(sic)仕事もなく、もう大学組織に雇われるしかない。それで業績や大学の規模やステイタスに拘りました」とか、「私はガリガリ亡者のように(大学教員)職を求めていました」みたいな話はよく書かれてました。今回消されたツイートの中にも「大学に職を得られないなら死ぬつもりでした」というのがありました。地元dis・ご実家disについてはやや自虐芸が過ぎるようにも思ってましたが、それは個人的境遇についての説明とモチベーションにつながる話でもありますし、自分もこういう文化資本を含めた階級格差・地域格差がアカデミアでのキャリア形成に及ぼす影響(再生産)というのは、充分考察・検討に値する問題だと思っています。
そういった背景のうえでの、件の炎上について。オッカム先生は、国際会議の同時通訳をやれるほどの能力を持ちながら、研究もしていなければ常勤でもない既婚の女性達を見て、
北大助手時代に「東京は恐ろしい所だ」と思ったことが一度だけあります。国際会議のロジやっていた時、同時通訳を派遣してもらいました。最初は研究者なんだから通訳くらいできるだろうと思ってたのですが通訳は甘いものではなくまるでうまくいかなかったのです。まして同時通訳など訓練なしには無理。
アカデミアの国際会議でしたから専門用語だらけですが、事前に資料渡しておいたら、それはそれは見事な同時通訳がなされました。通訳者はすべて女性だったのですが、これが皆さん、専業主婦だったのです。東大やICUを卒業した専業主婦です。セレブバイトだったのです。
東大やICUや東外大(ICUや東外大は大学院を駒場で修了してたりする人もいました)出身者が専業主婦やってるのです。ジェンダーの問題は本件ではちょっとおいておきます。とにかく北北海道の辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした。
繰り返しますが、ジェンダーの問題は専門外なのでおいておきます。彼女らは比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかしキャリアをガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那のパートナーとして読書し語学を磨き子育てしている。雲の上より私には高かったです。
あり得ないのです。あり得ない世界だったのです私には。研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない。一体どんな世界なんだと背筋が凍りました。
という感想を抱かれました。当時その体験から受けた階級格差・地域格差の衝撃、圧倒的な語学力を持ちながら自分が切望する大学研究職というキャリアパスには興味を持たずに暮らしている(暮らせる)方々が存在することの衝撃をそのまま言葉にした結果、一連のツイートには、当時のオッカム先生がお持ちだったジェンダー観も交錯した形になり、そこが批判の対象になりました。
この「格差の衝撃」が、最終的に「自分と彼女達の旦那との勝負」(同時通訳者達の配偶者男性のことは、それまで話題に一度も登場していないし、そもそも研究職かどうかもわかりません)になり、しかもその彼らに自分は「絶対に勝てない」と勝手に敗北感を抱いてしまう…というくだりについては、多くの方が「もしかしてオッカム先生は、『男性の価値は、配偶者の属性や能力や、その配偶者を専業主婦として養えるかどうかによって決まる』という価値観をお持ちなのではないか?」という風に読まれたようです(自分も、素直に読んだらこの文章の意味はそうなってしまうように感じます)。そこで「トロフィー・ワイフ」という言葉を出して批判する方々も出てきましたが、オッカム先生は、この言葉を使ってオッカム先生を批判する方々に対して「女性はモノじゃないでしょう」「私、思いつきもしませんでした」と非常に憤られています。
もうさ、「トロフィー・ワイフ」という言葉がふっと思いついた人が2桁いるんですよ、確認した範囲で。どんな人生送ってきたんだと思うし、女性はモノじゃないでしょう。私、思いつきもしませんでした。
そして、「思いつきもしなかった」理由として、
思いつきもしない理由を考えてみました。
あともう一つ、アメリカ研究では、人種とジェンダー研究が盛んです。だから、「男女差別が具体的にどう現れるか」の研究を死ぬほど聞きます。だから「ジェンダーのことは置く」としたのは、自分のような政治史はジェンダー研究者から見たら子供レベルだからです。でも他分野の人よりは知ってます。
と言っています。オッカム先生は、ご自分が「自分が性別で他者を差別しない」方だと考えられています。なぜならアメリカン・スタディーズは半分以上女性の、実力の世界だし、「男女差別が具体的にどう現れるか」の研究を死ぬほど聞いているからです。これに説得力を感じるかどうかは読者の皆さんによって異なると思いますが、自分はちょっと、皆さんから指摘されていることの肝心な部分が伝わっていないのかな、と思いました。
もうひとつ、同時通訳という仕事について。同時通訳というのは、通訳・翻訳界のひとつの頂点で、その中でも国際会議などの同時通訳案件を請けられるのは本当のトップクラスの人材です。同時通訳というのは、どこに専門性があるかが誤解されがちな仕事で、語学力があればできる仕事…たとえば「米国からの帰国子女で、英語・日本語どっちも十分な語学力があれば、同時通訳ができる」という風に思われる方も多いようですが、実はそうではないのです。
英語を話される方なら「英語脳と日本語脳を切り替える」みたいなイメージは割と湧きやすいと思いますが、同時通訳というのはいちいち脳を切り替えてはダメで、「2つの言語モードを、脳のなかで同時並行で走らせる」という特殊な訓練が必要です。これは2言語ネイティブであってもなくても、練習なしには極めて難しいことです。
自分は同時通訳なんてとてもできませんが、一時期フリーランスの書籍翻訳をしていました。翻訳業界では「米語ネイティブで日本語も達者な人なのに、英日翻訳をやってもらったら商用出版に耐えないクオリティだった」ということをよく耳にします。頭が英語のモードのまま日本語に翻訳をすると「単語を日本語に置き換えた英語」になりがちで、日本語ネイティブが読んだときに不自然だったり意味が通らなかったりすることが多いのです。だから頭を日本語のモードに変えて、自分は英語原文を知らないというつもりで読み直して、それでも意味が通るかどうかを検証しています。
同時通訳者というのは、これをリアルタイムでやる仕事です。頭をフル回転させて、耳から入力された言語Aの内容に意識を研ぎ澄ませつつ、語り手の立場、聴き手の立場、その場の文脈などを加味して、最も適切な言語Bでの表現を選び出して、言葉として淀みなく紡ぎ続けるわけです(個人的には、同時通訳者さんの脳内では将棋や囲碁などの知的ゲームのトッププロ並の情報処理が行われていると思っています。「アスリートに近い」という人もいます)。想像していただければわかると思いますが、同時通訳は脳にかかる負荷がものすごいので、長時間はできません。国際会議などのように尺が長い場合は、複数の同時通訳者をアサインして、15分交代でやります。休憩中はしっかり糖分を取る人も多いようです。業界トップクラスの年収数千万円レベルの方々でも、持ち時間の終盤にさしかかってくると、徐々に言葉が途切れたり、不本意な倒置などが増えたりしてくることがあります。それほどハードな高度技術職なのです。日本トップクラスのフリーランス同時通訳者の田中慶子さんのお話( 日本トップクラスの同時通訳者が明かす、英語で困ったときの切り抜け方 - ログミーBiz)など読むと、その内実が伝わりやすいかもしれません(ちなみに田中さんは帰国子女ではなく、高校まで愛知で育った方です)。
また、担当分野に関する深い知識も当日までに身に付けなければいけません。通訳業界ではしばしば「その場にいる人の中では、通訳が一番話題に疎い人物」みたいな言われ方をします。商談でも政治交渉でも学術会議でも、母語は違っても同じテーマについて語りたい人達が集まって話す場なので、通訳以外の参加者達はテーマ自体については深く理解しているのです。その2者の橋渡しをするのがその場で一番アウェイな通訳だと考えれば、どれほどの事前準備が必要か、というのは想像に難くないと思います。
こうした仕事の性質上、企業の常勤正社員で、毎日同時通訳ばかりしている方はあまりいないと思います。契約社員などでの社内通訳というポジションもあるにはありますが、数は多くなく、そういう方々の中にも将来的なキャリア形成として、より高収入で仕事も選びやすいフリーランス通訳者を目指す方は多いようです。オッカム先生がおっしゃられている状況を考えると、会議にいらしたのは、おそらく首都圏でサイマル・インターナショナルなどにエージェント登録されているクラスA以上のフリーランス通訳者だと思います。おそらく全員が、事前に当該分野・当該テーマについての予習をみっちりして、前日に首都圏から北海道に飛行機で前乗り込みして、複数人の体制でブースに入って、アカデミックな話題について原稿なしの同時通訳をやられたのではないかと思います。トータルの拘束時間は3日ぐらいかかっているのではないでしょうか。そういうプロフェッショナルの同時通訳者の方々が、その時はみなさん既婚の女性だった、という状況なわけですが、自分はこれを「キャリアに興味がない専業主婦のセレブバイト」と呼ぶのは無理があるし、そう言いたくもないなあと思います。この表現には「有閑階級で時間がある主婦だからこそできる、暇つぶしの趣味的な仕事」というニュアンスがどうしても漂いますが、仕事の実態はとてもそんな風に軽々しく言えるものではないし、だからこその高給でもありますし、将来につながる立派なキャリア職でもあるからです。
炎上ツイートの冒頭を読むと、同時通訳が「訓練なしには無理」のハードな仕事だということはオッカム先生も認識されていたようなのですが、そういう高度技術職に携わっている既婚女性達が、〈既婚〉で〈女性〉という手がかりだけから「比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかしキャリアをガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那のパートナーとして読書し語学を磨き子育てしている」と推定して、「専業主婦のセレブバイト」という評価に到ったのは、当時のオッカム先生が同時通訳という業態についてそれほどお詳しくなかったこと、お話をされた同時通訳の方がご自分のステータスについて「専業主婦」と仰ったこと(どういう質問に対してこの答が出てきたのか、答えられた方がどういう思いでこの言葉を選んだのかはわかりませんが)、男女の性別役割に関して当時お持ちだった先入観が絡まり合っていたこと、の3つによるのではないか、と感じます。
過去の物の見え方は物の見え方として、問題なのは、帝京大学教授として後進指導にあたる立場になられたオッカム先生が、当時ご自分がお持ちになられたそうした印象をどう考えられているか…なのですが、今日までのつぶやきを拝見すると「当時の自分の物の見方には、今からしたら偏っていた部分もある」といった形でそれを相対化する振り返りは自分の見た限りではあまりなく、むしろ一部の批判に対しては訴訟をする決意を固められているようです。自分は正直、事態があまり好ましくない方向に向かっていると感じています。
オッカム先生への批判に対して、一部だけどはてサの人が擁護してたり批判に手心を加えている様子なのが気になった。
よく知らないけど、お仲間なんだろうか?誰か知ってたら教えてくれ。
もしそうだったらトロフィーワイフ等のポリコレに抵触する表現は左翼と言えどもぶっ叩かれるんだなぁ(擁護に回る人も居るけど)、そういう意味ではある程度一貫性が有るよね。
左翼もオールド左翼の人達はポリコレに馴染めない価値観の人も多いだろうから、苦労するだろうなあ、内心鬱陶しいと思ってるかも知れないね。
【追記0】
誹謗中傷と批判の違いは「事実に基づいているかどうか」で判断されるべきだと考えます。
氏を「ミソジニー(女性嫌悪)」「女性蔑視」と断言する批判は事実に基づかないもので、かつ人格を否定するものです。
b:id:nitino 氏、事実に基づいていないのにミソジニーや女性蔑視のレッテルを貼って回る行為、それも正当な批判だと言えますか?
で、反論するなら下の追記1に書いた、その理路について反論してほしいと思う。
ちなみに「〜から明らか」とか「〜以外には受け取りようがない」と主観に依拠したり、
氏のツイートにない文脈(大学の非正規職員ガーとか)を勝手に付与したりしても、それは反論の体をなさない。
(ちなみに「専業主婦」「同時通訳の仕事は安い」はオッカム氏が同時通訳の方本人から聞いた言葉です。お間違いなきよう。
https://togetter.com/li/1725725?page=8 )【追記ここまで】
意図は違ったとしても気づかずに女性蔑視してますし、気づかないのもやばいですよという指摘なんですけどね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4703593191158935938/comment/vanillayeti
三毛招き @mikemaneki
「ジェンダーは専門ではない」というのをミソジニーを垂れ流す言い訳にすんなよ。通訳の仕事をやってる時点で「専業」主婦じゃない。
フラクタルな煮凍り @ribsleftrurs
何度でも書くが氏の文章はミソジニーや女性蔑視、トロフィーワイフのような背景思想がなければ書けない文章であり、読解力云々以前に氏と同じ色眼鏡をかけていなければそのようには読めない文章にしかなってない。 本当にそれが内在していないのであれば壊滅的に日本語が下手糞という目も当てられない結果に落ち着くだけ。 むしろ自称するように海外の価値観で物を見れるだけの環境や教育、仕事をしているのにも関わらずここまで根深く染み込んでいる「田舎の価値観」というのは本当に恐ろしいなと思うよ。
打ちのめされ余裕のないときにこそ、人間の本性が現れるという話もございましてだな。女には俺より無力であってほしい、俺よりできる女を「モノ」にする都会の男が羨ましいって話は充分に浅ましく差別的だよね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4703593191158935938/comment/cleome088
cleome088氏の「俺よりできる女を「モノ」にする都会の男が羨ましい」は酷すぎるな。
【追記1】
「研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない」という氏のツイートを、
「俺よりできる女を『モノ』にする都会の男が羨ましい」、
あるいは「自分はどんなにがんばってもこんな嫁をもらえない」
と曲解して憚らない人がいることが、驚き。
「高学歴と語学力でキャリア志向のない」女性をそれまで知らなかった、衝撃と畏怖だったと書いているの、敢えて見落としているのかな。
能力では分からないけれど、そうした女性と知り合うことすらなかった『環境』を比較して「旦那に勝てない」と思ったのだって、分からないものかなあ。
何のために「東京は恐ろしい所だ」から書き始めてると思ってんの?
そもそも存在を知らないのだから「妻に迎えるなど想像もできなかった」という発言は当たり前の感想で、トロフィーワイフと全く無関係だよね。
【追記2】
araikacang氏、でもさ、たったこれだけの昔語りでも、もし「大学教員がTwitterで女性蔑視発言」とか間違って報じられたら、本人は職を失いかねない訳でね。
そうでなくとも、もう十分名誉毀損のレベルだと思うのよ。その指止めようはとっとと仕事しろよと思う。
最近の、お母さん食堂の炎上なんかを見ていても、ジェンダーの議論が『消毒』の方に向かってるの、リベラリズムの観点からは相当やばいと思うんだよね。
お母さん食堂のネーミングがジェンダーの固定化をもたらすなんてエビデンスはどこにもないのに、「その可能性/恐れがある」って理屈でやめさせようとする(ファミマがやめてないのはあっぱれだが)。
その可能性に触れたらアウトってのは、リベラリズムの対極にある発想なんだが、どうしちまったんだろう。
【追記3】
take-it氏、「強姦された女性が『男は獣だ』と発言」て、そんな犯罪性の高い案件ですか?
本気で言ってます?
その雑な例えが通るなら、主席を批判したら「お前は強姦魔だ」と紅衛兵に吊し上げられてる様の方がよほど近いと思うけど。
ポジションの話だけに持っていくのは、やめましょうよ。
【追記4】
元ツイは「自分はどんなにがんばってもこんな嫁をもらえない」で終わってるので、やはりミソジニーど真ん中なんだよなあ。加えて性別故に安定キャリアを拒否された女性の苦しみに無頓着な無意識の差別。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4703692319054135618/comment/aquatofana
「自分はどんなにがんばってもこんな嫁をもらえない」と氏は言っていない、ということを追記で説明しているのだが、読んだ上で反論してほしいものですね。
・「高学歴と語学力でキャリア志向のない」女性をそれまで知らなかった、衝撃と畏怖だった、
・能力では分からないけれど、そうした女性と知り合うことすらなかった『環境』を比較して「旦那に勝てない」と思った
という解釈がおかしいということなら、具体的に指摘してくれませんかね。
「やっぱりミソジニーど真ん中!」では、主観による印象論以上に、何も言ってないのと同じですよ。
【追記5】
(突っ込まれたので補足)
※嫌がらせで勝手に非公開ブクマ3ついたんで、これ以上ブクマせんでいい
自分の自由を叫ぶ割に、自由の担保先は他責なんだよな。自分の責任で自由を獲得しようとしない。
例えばトロフィーワイフ問題だって、女が男にぶらさがってる問題はどう考えるのかと言われたら、連中はだいたい男社会がシステム的に女に有利に作られておらず、就職の機会も均等ではない、とか言い出す。
で、これへの正当な回答は「そんなもん知るか」なんだけど、こういうと逆上するわけ。
しかしよく考えてほしいんだけど、自由を手にするのはいつの時代だって闘争だったんだよ。
下手すると血が流れた。血を全く流さないで女に配慮するのが当たり前だ、という発想がふざけている。
その点はそこまで心配ないと思うよ。
傾向として(もちろん例外はあるけど)弱者男性は男性ホルモン少な目、それゆえ闘争心も少なめ、その結果他人を押しのけてまで高収入を得ようとしたり「トロフィーワイフ」を得ることに躊躇する。
その結果として弱者男性になっていくわけで。
ただ、
妻が自分より稼いでいても、
ここはいいとして、
いやいや、これはいかんでしょ。昭和おやじが妻に「誰の稼ぎで飯が食えてると思ってんだ!」って言うやつじゃん。
それに耐えるのを「才能」とかにしちゃだめだよ。
主婦に対してもそういうことはダメ。主夫に対してもそういうことはダメ。
そういう風に持ってこうよ。
【追記】
一晩たってなんとなくわかってきたわ。
なるほど、やっぱ頭が昭和おじさんなんだわ。
「女性?家庭に入ったほうが良いよね。仕事ってつらいよ?簡単に投げ出したりできないよ?いや~俺たち女性に理解あるな~」って言ってたのと同じ。
本人たちの意思を確認しようとせず、決めつけで向いてない理由を探し出し、やめさせようとする。
たぶんこの話題でたくさん書き込みしてるのって、思考が昭和おじさんの生物学的女性と、思考が女性よりの生物学的男性なんだな。そりゃ相性悪いわ。
名作がロリコンなはずがあるか?
なんかこうタイムマシンが出てきたりして、タイムスリップして恋愛要素があったりしてヒロインが複数いて、こうシュタゲみたいな?
とにかく名作なんだよ。
いいか。
ロリコンだったら「12歳の姿で待っていろ」っていうはずだろ?
まあ9歳児に対して恋愛感情を抱く時点でもう人間としてヤバイんだが……。
いやだが待ってくれ、肉体目当てじゃないんだ。
ロリコンってのは肉体目当てだろ?
肉体目当てじゃないってことはロリコンじゃないんだ
まずメインヒロインぽかった大人の姉ちゃんは色々あって寝取られるし、ソイツを許す度量は主人公にはない。
そんで途中でできた未来の人妻だが……恩人の人妻を寝取ったらいよいよこの作品が単なるNTRマニア向けのポルノになっちまう。
もしも家政婦ロボットがメイドロボだったら、これはもう間違いなくメイドロボと結婚だ。
これが出来たら話がスムーズだったんだがなあ……。
マルチエンディングならぬマルチENDってか……はは……ときメモはともかく東鳩なんてもう皆覚えてねーか……斜め2ミリふんふふふふーーん
つまりだ。
『夏への扉』はエロゲだとかギャルゲーだとかじゃなくて、サイエンスフィクションなんだ。
そうなると作品のテーマはサイエンス的な想像力であって、スケベな好奇心を満たすことじゃないんだよ。
年端も行かぬ幼女の肉体や感情の揺れ動きなんてのはこの作品においてはオマケなんだ。
ぶっちゃけ最後に出てきたヒロインなんて単に主人公が勝利したことを演出するためのトロフィーだ。
トロフィーワイフなんだ。
そしてそこに真実の愛を演出するために12年+コールドスリープという縛りを設けたんだな。
まったくもって……クソだな……。
主人公大勝利エンドのために子供から恋愛をする権利を取りあげるなんて。
正直、主人公がロリコンで12歳の姿でコールドスリープしてろといって未来の世界でロリ婚するのとどっちがマシか分かりっこねえわ。
なんだこれ……駄作だわ。
そもそも俺が『夏への扉』の肩を持ったのはSF界の名作だからだ。
名作がロリコンじゃあSFクラスタであることで他の文学クラスタにマウント取ってる身としては都合が悪いんでな。
でも、今さっき気づいたんだが、『夏への扉』って別に名作じゃないんじゃねえか?
シュタゲみたいだって話をしたが、そんな作品腐るほどあるし、そもそもそれって『タイムマシン』のパチモンの域を出てねえってことじゃねえか。
それこそ家政婦ロボがメイドロボだったりしたら、カルチャー界におけるちょっとした発明だと言えただろうが、結局コイツは単にタイムマシンで行って帰ってきただけ。
未来の世界では車を作っては壊して増田の、金が安くなりましたよだの、大した想像力の働かせ方もしてねえ。
それこそ時をかける少女レベルのマクガフィン的なタイムトラベルでしかねえわけだ。
これ、名作か?
自分もババアなんでそれらはよくよく知ってるし当事者意識もありますよ
そこにも自尊心を低下させるのは「容姿の自己概念(主観的)」であって「容姿の劣性(客観的)」とは書いてないですよね?
理想の容姿に近づくための商品サービスを購入するほど幸せになれる(美容整形外科への偏見をなくすべき・人は見た目が9割)とする資本主義の価値観と
理想の容姿であるほど優れたATMと結婚できるとする男女不平等社会の価値観とを同時に内面化している状態
いわば「肉屋を支持する豚」によって容姿プレッシャーは維持されてるのだからね
脱コルに踏み込めるのは、容姿の替わりに売れる能力がある人・メンタルが強い人だけ
言い換えれば、容姿に頼るしかない女性は毒親・田舎・貧困などの問題がある
参考文献として挙げられているセルフエスティームについても調べてみてね