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2024-04-24

登場人物

会社

鉄道車両製造販売などを行う会社

▼ Xさん

設計業務従事

事件概要

グループウェア情報共有ツール)上でのトンデモ書き込み

そのグループウェアでは社員間でスケジュールが共有されていました。Xさんは、そこに以下の書き込みしました。


会社に来たくないか休み

仕事が嫌いでさっさと帰る

・ある上司が嫌いなので、一人ストライキ

就活 Y社のような残虐非道でないところを探す

etc

ーー 会社はこれを見てどうしまたか

会社

反省文を提出するよう伝えました。しかし、提出された反省文には...」



全然反省してねー!

Xさんから提出された反省文には以下の内容が記載されていました。

「私は、今回の件について反省する事は全くございません。建前上の反省文を提出致します」

これに引き続いて、一応は謝罪言葉記載されていました。

「但し、お忙しい中お時間を割いて頂いた関係各位には大変申し訳ございませんでした。また、最後のご挨拶にてメールを受けた方で、気分を害された方がいらっしゃったとの事で、その点については大変申し訳ございませんでした」

ちなみに、反省文の作成日には「皇紀2075年1月5日」と書かれていました。なんですかそれは。

▼ コラッ

会社はXさんに対して「けん責」の懲戒処分を出しました。コラッという注意です。

トンデモ発言

Xさんは、部内連絡会のスピーチで「勤務しているのは会社を辞めるまでの時間つぶし」と発言しました。

パンダぬいぐるみを着て社内を歩く

さらには、部内連絡会にパンダぬいぐるみかぶって出席。さらパンダぬいぐるみかぶったまま社内を歩いていました。

会社はXさんに対して「社内ではぬいぐるみを着ないで下さい。社員不快に感じたりお客様に失礼となったりするので」と注意しましたが、Xさんは文書で抗議します。抗議文には以下の記載がありました。

個人としての尊重侵害され、差別を受けたと感じている。パンダぬいぐるみ等のかわいい物が心の安静を保つの重要存在となっている」

▼ 仮入門証への記載

Xさんは以下の記載しました。部長のことがキライだったんでしょう。

・アホぶちょーがいるけんかい

ボケのけんかい

部長やくたたたずなけんかい

・ブチョーボケなけんかい

ボケチョーのいるけんかい

・ぶちょうつかえないけんかい

▼ 社内で転倒

ある日、Xさんが社内の側溝で転倒しました。Xさんは救急車を呼び、課長に対して「会社側の安全不備です」と言い、大声でわめきました。

課長はXさんに対して「安全作業の心得の内容を知らないのですか」と質問したところ、Xさんは「知らないです」と答えました。

▼ 書き写し

そこで、会社はXさんに対して、安全規則の書き写しを指示しました。Xさんは4日間、書き写し作業をし、書いた枚数は306枚にのぼりました。

解雇

筆写作業を終えた日、会社はXさんを解雇しました。

提訴

Xさんは「解雇無効である」「筆写作業は私に肉体的苦痛を与える私的制裁としての意味しかなく違法業務命令なので慰謝料100万円を求める」と主張して提訴しました。

2024-03-21

鉄道車両ブラインドを復活させてほしい

ある時期から電車の車窓からブラインドが消えた。鉄道会社に言わせれば「遮熱・遮光ガラスによって車内は快適になりブラインド不要になった」と言いたいのだろうが、現実には眩しさや日差しの熱さはほとんど軽減されておらず、ブラインドが無くなった事でむしろ快適性は低下している。

今の時期だと冬晴れの名残りの澄んだ空から強烈な西陽が差し込み、南北に走る鉄道路線で運悪く東側ロングシートに座ると眩しい事この上ない。だが夏になるとこれに直射日光の熱さが加わり最悪だ。日差しが直撃するボックスシートに座ると顔面酷暑日差しが照りつけ、やきとんになった気分だ。

ブラインドさえ復活すればこれらの問題解決する。鉄道会社各社はブラインド復活を検討してほしい。

2024-01-28

anond:20240128223939

でも関東鉄道車両座席は一人分の巾が関西のそれより確かに狭いやで

…人体って肩幅のほうが腰幅より広いんだからクルマの車体断面を上すぼまりの台形にするのは間違ってる、アメ車セダンみたいにむしろ上半分を幅広にするべきだって福野礼一郎がゆってた

2023-10-04

蕨と川口クルド人問題に関して その1

埼玉県川口市クルド人犯罪が激増して問題になり、その対策川口市政の中心的課題になっている!というエントリが度々ホッテントリ入りしている。またyoutubeゆっくり動画等でも「クルド人」「川口」のテロップが入ったサムネ動画投稿されている。

結論から言うとそんな事にはなっておらん。

川口市は『広報かわぐち』という広報誌を配布しているが、この10月号で犯罪認知件数過去最低を記録しているとの広報を打っている。

https://www.city.kawaguchi.lg.jp/material/files/group/3/202310-04.pdf

この一年で白昼の強盗事件、沿道商店に突っ込む大事故や死亡ひき逃げクルド人による病院での喧嘩騒乱などの事件報道されて体感治安が低下している故だ。でも実際には治安過去最高となっている。

この問題喧伝しているのはagora出身石井孝明というライターで、産経新聞夕刊フジがそれを元に記事を書くという構造になっている。

石井のやり方は、川口、蕨を中心として、肌の浅黒い中央アジア東南アジア系の人間事故事件不法業務、反マナー行動をしたものクルド人を匂わす文言を付けて宣伝するという方法だ。それ故クルド人毎日事件不法行為をしているように見える。そんなにクルド人は増えているのか?日本クルド人は何万人いるのだろうか?

だが実際のクルド人の数は2000人程度である人口60万人の川口市人口の0.3%だ。「あれもこれもクルド人」の安物ネガティブキャンペーン成功しているのである

 

それで今回はちょっとこの問題の背景を説明するよ。「クルド人とは何か、どういう民族か」などは産経以外の大マスコミ大学人が記事を書いてるからそういうのを参考してくれ。

 

地理

埼玉県川口市」でgooglemaps検索すると川口市県境が表示される。

https://www.google.com/maps/place/%E5%9F%BC%E7%8E%89%E7%9C%8C%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E5%B8%82

この一番左側の蕨駅付近問題舞台だ。

まず、駅の東側にやたら細かい碁盤目で緑の線が入った地域があるのが判るだろうか?ここは芝2丁目と芝4丁目という地域になる。

ここは一見整備された住宅地に見えるが、実は都市計画に乗っ取ったインフラ整備が間に合わなかったスプロール地域なのである

この碁盤目は元々は大正時代田んぼを整地したものだった。緑の線は用水路跡で、今でも暗渠化された水路敷きになっている。この付近江戸時代に作られた見沼代用水が通り、その分水も充実していた。そこで碁盤目に畔と用水路を整備して土地権利も整理したものだ。

ちょっと脱線するが、こういう整備された元田んぼ住宅地の近くにはL字の道と変形交差点を組み合わせたような地区がある事が多い。またそこには寺や神社がある事が多い。その場合、そこら辺は嘗ての村の集落があった場所である。行ってみるとせせこましい建売の中に突然田舎農家のような大きな庭付きの家、時に藁ぶきだったりゴルビジェのサボア邸のようなやたらハイセンスの家が建っていて驚かされる事があるのでおススメだ。そこは付近の建売の元地主マンション大家である

この田んぼ戦後高度経済成長期に売りに出され宅地化されたのがこの芝2、4丁目地区なのだ

元あぜ道は公道化されているのが多いが、そこから奥に入る道は幅が狭い砂利道のままだ。これは私道からであり「その道路権利は細切れになって付近の家の持ち主が持っている。故に権利関係がごちゃごちゃなので

金を出し合って舗装工事をするという事が出来ない。

更にこの路地は通り抜けが出来ない。真ん中に水路敷がある為だ。水路は元々の地主権利を持っている筈だ。通り抜けにはそこに橋を掛けなきゃならないが、誰もその費用負担したくないので碁盤目に見えて行き止まり路地ばかりという事になっている。

 

1990年代初頭に建築基準法改正されるとセットバック義務接道義務が定められた。接道義務とは、幅4m以上の道に2m以上接していない土地には建物建築不可という事である

これでこの路地の奥にある家というのは建替えが不可能になった。

また、水路敷は舗装されていて道路に見えても道路じゃないのでセットバック義務が無い。だからいつまで経っても道は広がらないから接道要件を満たす道にならない。散歩する時はこのせいで魅力的なのだ不動産的には不良である

この路地ストビューで見れば判るが、公道に面した家は新しい低層アパート路地は4m拡幅、その奥の一軒は新しい戸建て(公道隣家セットバックで接道要件クリア)、その奥は築30年以上の古い戸建てや古アパート、となっている。奥の方の家は建替え出来ないので古いままなのだ

奥の方の家やアパートを借している場合、家が古くて車も入れない砂利道なので客付けが困難である蕨駅から徒歩5~10分という好条件なのだがこういう状態なのだ

高度成長期中期の昭和30年代後半からこういうスプロール現象が問題になって規制が強化されたのだが、その前に家が建てこんだ地域なのだ私有地である用水路暗渠化は市が行ったが、これは下水道整備が間に合わず水路に垂れ流しとなった為の代替政策だ。

 

さて、外国人というのは部屋が借り難い。これは差別問題もあるが、家主としては万が一の時の連絡の問題家賃不払いや退出後の内装補償、突如国に帰ってしまリスク、それと土足の問題などがある。室内に靴を脱いで入るのは日本だけなのだ最近じゃ米国都市部日本式になって来てるが。だから土足で生活されて畳床等がダメになるリスクがある。

故に外国人が部屋を借りるのはとても大変だ。一方、建替不可で古くて前が砂利道で引っ越しトラックも入れない、なんていう借家アパート大家は客付けが全然できない。この両者の利害が一致して賃貸借契約、とあいなる。お互い「こんなボロ屋なのに高いが…」「外国人リスクが高いが…」という妥協産物だ。

 

このやたら細かい碁盤目地区はもう一か所ある。駅の反対側に線路で分断された川口市飛び地みたいな三角土地があるだろう。

ここは芝園町と芝富士という地区なのだが、そのうち芝園町は元鉄道車両工場UR団地電車から見える屏風みたいな建物)、芝富士は元田んぼの細かい碁盤目地区だ。この芝富士地区は先の芝2・4丁目地区と全く同様の特徴と来歴を持っている。

路地セットバックが進んで4m以上が確保されて建替え可能になっている所が多いなど、スプロール化の程度は2.4丁目よりも改善されているのだが、それでも水路敷による路地分断などはあり、また建替不可家屋が密集する地帯もある。更にここは飛び地状態なので見捨てられた感もあり市政が行き届きにくいという特徴もある。中学校幼稚園線路の反対側で遠いのだ。

ここも同様の理由で昔から外国人が多かった。

 

「蕨」なのに「川口市であるのはこういう事で、駅の左右に川口市の不良宅地地区がありそこのアジア系住民が住む事が増えたというのが原初としてあったのだ。

川口市は小規模の鋳鉄工場があり外国人工員を必要とした」という説明をしている記事もあるが間違いだ。鋳鉄工場地域西川口から南側であって、蕨周辺は田んぼから住宅地に転換している。その転換が早すぎてスプロール化してしまったのだ。

 

まりヘイトデモ

クルド人問題おかしな奴らの飯のタネになっている問題の根幹は在特会ヘイトデモに遡る。

2009年在特会オーバステイフィリピン人の子息が通う中学校付近で「叩き出せ」といシュプレヒコールを上げるデモを行うようになった。この中学校や居宅は蕨駅南側西川口駅寄りだ。

このデモ左翼運動から転向者が合流すると一気に過激化し、「殺せ」「殺しに来た」というコールになり、警察に掴まらないような巧い仕方の暴力や、近所のヤジに対して「○○人の家だ」「お前日本から出ていけ」「殺せ」と連呼したり、お散歩と称してデモの後に落書きをしたり通行人因縁を付けたりという行動をするようになった(後に警察官が解散から駅まで随行するようになった)。転びアカが合流すると大抵こういう事になる。

これに呼応して掲げられる旗も日章旗から旭日旗ハーケンクロイツとなっていった。

そんな中で在特会芝園団地付近クルド人住民迷惑しているという情報を掴む。

そこでヘイトデモ開催地蕨駅西川口から蕨駅北方になる。そこで鍵十字の旗が沢山はためき、「悔しかったらクルド野郎出てこい殺してやる」などのデモがされるようになった。

但し、彼らは居住地区を知っていたから疑問なので警察がそこから外れるルート許可していても判らなかったかもしれない。

 

こういう経緯で中東系や中央アジア系の人間犯罪、不始末を「クルド」と称する動機が生まれてきた。事件が有る度に「これは在日朝鮮人」という差別デマがずっと流れていたが、それの中央アジア版だ。

 

もう一つの理由トルコ少数民族問題で、トルコ親日国で、そこで問題化している少数民族クルドは敵だ、という単純な世界観によるもの。元々国際問題親日反日しかえれな人間の頭の中なのでこれ以上はバッファオーバーフローであるそもそも少数民族問題国家の宿痾であって国際政治学では必ず履修する項目であるのにそれを焚きつけて利益にせんとするあたり、ガソリンスタンドタバコを吸うバカの如しである

 

故にそれよりこの方ずっと「クルド」はやべぇ奴らの間の符丁となり、民族問題理解するという動機にはならずに、彫りが濃い人間不祥事は「クルド」とする文脈が生まれたのである

 

続く https://anond.hatelabo.jp/20231004185255

2023-09-04

anond:20230904161650

内燃機関以外で長距離走れる鉄道車両作ってから言ってねー。

電車列車区別も付いてないようだけど。

2023-07-05

飛行機鉄道車両トイレ

水流した時のズポン!!ってうんこが吸い込まれる瞬間がたまらない

2023-05-16

anond:20230516132532

スマホ

【日本の議論】JR東日本、電車内の携帯電話「電源オフ」ルール緩和へ ペースメーカーに影響なし(1/4ページ) - 産経ニュース

温水洗浄便座

1990年代には日本新築住宅で多くが温水洗浄便座を採用することになる。さらオフィスビルや商業施設ホテルといったパブリック用途にも採用が広がり、2000年代には住宅パブリックわず採用されるのが一般的となってきている。さら鉄道駅鉄道車両のような不特定多数の利用がある場所でも、採用例が出てきたほか、和歌山県2013年県内の全公衆トイレに温水洗浄便座を設置する計画を発表した。

内閣府の消費動向調査によると日本における温水洗浄便座の世帯普及率は1992年には約14%だったが2000年には約41%2008年には約68%、2010年には71.3%に達した。

2023-05-10

歴史的建造物を残す、という判断は慎重に行うべきだ

歴史がある」という理由だけで、建造物は残すべきではないと思う。

その維持管理コストは、例えば公共物であれば税金として、誰かに跳ね返ってくることを忘れてはいけないし、

なによりも、その古臭い使われなくなった建造物が残っているために、その土地が活かせなくなる。

実家の古い家」みたいなケースを考えれば、それらは明らかなことだろう。

所有者にも、その周辺に居る住民にも不具合のあるケースがありうるのだ。

もちろん、全ての建造物を取り壊すべきだとは思わないが、歴史価値によって残すという判断を行うのは、今よりもずっと慎重になるべきだと思う。

少なくとも、この建物歴史がある→残すべきだ、という思考停止は辞めるべきだ。

個人的には、古いものをたくさん残すよりも、新しい世代への投資に充てた方が絶対良いと思っている。

というか、そもそもの話だが、歴史がある建物こそ、早く建替えられるべきではないのだろうか?

耐震工事もなく、機能性が低下(もしくは喪失)した状態で晒されるのは、その建物としても本望ではないのではないだろうか。

例えば、地方公園に置かれたままの古い鉄道車両なんかを見てると、そんなことをよく思う。

2022-12-31

コロナ禍の中で鉄道乗務員やってるけど世界なんて滅べばいいと思う

鉄道乗務員自分にとって「ああ、ついにこの日が来たか、もう終わりだ」と思いたくなるような出来事があってから一週間と少しが過ぎた。

思ったより何もなかった。残念な気もするが広く周知していないので当然と言えば当然か。


出来事というのは、コロナ対策放送についてだ。

今月後半になって、どうも国の方針がアフターコロナ社会を見据えたものに転換したらしく、現在鉄道車両内での

コロナ対策放送は朝夕の通勤時間帯に社内が混雑している場合に限って行うようにとの指導が入るようになった。

しかしたら乗客の中には、最近以前よりコロナに関してあれこれ言わなくなったなと思っている人がいるかもしれない。

少し前まではコロナ対策を呼び掛ける放送は、放送出来る時間の余裕があれば積極的ねじ込んでいくような具合で

放送をしていたが、それが出来なくなってしまった。

お国の方からあんまりコロナコロナと騒ぎ立てるんじゃないよ」と釘を刺されてしまった形だ。


もう今となってはデータイムノーマスクで騒ぎ立てるアホどもを見かけてもどうもこうも出来なくなった。

精々申し訳ないそぶりを見せつつ腰の低い態度で「申し訳ありませんがマスクをつけるか話をやめるかどちらかお願いしても……」

とペコペコしにいくぐらいの事しかできない。

先日、十数人単位で大騒ぎする集団にそうやって声を掛けに行った帰り、乗務員室に戻る自分背中に「マスクを付けたら騒いても良いんだ」

というクソガキの呟く声が飛んできた。

そうか、死んでくれないかな。と思った。


当たり前だが、公共交通機関ほど客層を選べない仕事はないと思う。

他の多くの商売だとサービス商品の内容や価格である程度客層を選ぶ余地があるが、公共交通機関は料金面での制限がかかっていて、誰でも使えるようになっている。

さらに言えばある程度小さなコミュニティをつなぐバスタクシー、料金面でのふるい分けが出来る航空機と比べても、鉄道は広範囲かつ不特定多数の人が居合わせる。

始発まで繁華街で騒いできたノーマスクゴミと出勤や外出で朝から出かけないといけない人が同乗するのが日常なのが鉄道だ。

そして酔っぱらったアホが嘔吐して、アホと乗り合わせてしまっただけの普通人間繁華街で騒いできたアホと同レベル感染リスクが降りかかる糞みたいなスペースが鉄道の車内だ。


コロナ対策最前線はどこだ、と言われれば間違いなく医療機関空港等での検疫関係施設だろうと思うが、

自分鉄道もそれに匹敵する場所だと思っていた。

理由は上述の通り。誰でも使えるし、使いたくないと思っても使わないわけにも行かない公共的スペースの極致みたいな場所からだ。

ここでコロナ対策の呼びかけをすることは世の中にとって意味のある事で、誰かがしなければならない意味のある仕事なのだと信じていた。

それを今回封じられた。よりにもよって国からのお達しで。

お達しを出したのは、感染対策から厚生労働省なのだろうか?

それとも、コロナ後の経済を見据えた話だから経済産業省だろうか?

どちらでもいいけどとにかく死んでくれないかなと思う。

そもそも「条件付きで○○しても良い」とか「○○を呼び掛けるのは特定時間帯だけ」とかい方針提示するのをやめてくれないかな。

それが一般庶民にとってどれだけ高度な事を言ってるか分かってないんだろうな、頭の良い省庁の人たちには。

熱中症対策で「人が疎らな屋外ではマスク外しても良いよ」とか言い出した時もそうだったんだけど、

あれを聞いて「国の方針マスクを外しても良くなったのにマスクしろと呼びかけるのか」と乗務員に食って掛かる人間がどれだけ出たと思ってるんだ。

マスクを外してもいい」だぞ、人間の都合のいい頭の前では「屋外」すらカットされて解釈されるんだぞ。

そもそも鉄道の車内はそこそこ人が居るし屋内のカウントからアウトだというのに、何度説明しても理解しようとしない。

挙句の果てにこちらの名札をジロジロと眺めてスマートフォンを弄り始める始末。

そうですか、文章は読めないのにクレームの送り方は理解できるんですね。貴重なご意見ありがとうございます、ケッ。

まあその時は「変な意見がくるかもしれない」と上司に報告したっきりで何も言われることはなかったけれど、

そもそもコロナ関係に関して会社の上からどう対処するか明確な指針が出されないのが終わってるんだよな。

精々が「他のお客様から注意がなかったとご意見が来た時に困る」ぐらいの話しか出てこない。

それは積極的に声を掛けろという意味なのか、波風を立てないように注意して後は他の人がご意見を送ってこないか運ゲーに賭けろという意味なのかどっちなんだ。

自分は途中までは声をかけていたし、その対応は正しいと上司から言われたこともあったが止めた。

メンタルが持たない。

世間の人々は知らないと思う。というか知らなくていい。ノーマスクのアホに「失礼しますがマスクの着用をお願いできますか?」

とお声かけした時に帰ってくる「持ってません♪」という言葉の、人をとことん馬鹿にした響きと、

それを聞いて「そうですか」と返し乗務員室に戻るしかない時の心境を。

あの頃は日々「ノーマスク人間に突然ドロップキックかましても合法になる法律とかできないかな」とか考えていた。

正しい正しくない以前にこれでは自分メンタルが持たない。そう思って声をかけるのはやめた。

アホどもの前には鉄道マンの誇りとか犬の餌にもならなかった。

どうせ今回もコロナ禍の終わりには向かわないんだろうけど、正直コロナ禍が終わった後の未来が来てほしくなさ過ぎて辛い。

一つはマスク関連。ノーマスク関連に頭を悩まされ過ぎて、マスクの有無で最低限の人間性の有無を判断するようになってしまった。

公共スペースにマスクを着けて出てくることすらできないあいつらが、コロナ禍に打ち勝ったと誇りながらマスクの無い日常

溶け込んでいくのだという事実を受け入れたくない。というか同じ人類だと思いたくない。

もう一つは鉄道車両の話だが、電車の窓の開け方が世間一般に周知され過ぎた点だ。

長々とノーマスクへの恨みを書き連ねてきたが、過敏すぎる人間も過敏すぎる人間で厄介だ。

連中数駅で降りるのに車内の開けられる窓という窓を全開にして降りていきやがる。

数駅移動すると天気が大きく変わるなんてよくあることだから、その度に窓を閉めたり対応余儀なくされる。

というか雨が降ってても全開にする奴もいる。

これがコロナが終わった後も続くんだろうと思うと堪ったもんじゃない。

これが一番の不満なんだが、そもそもこのコロナ禍で鉄道業界大人しすぎる。

今月の大雪で依然として公共交通機関が「そこにあって当たり前のものであって、止められると迷惑」といったイメージ報道されてるのをみて、

きっと鉄道業界コロナ禍においても何も問題はなかった、いつも通りの日常を守りましたという顔をしてコロナ後の世界に向かいたいんだと感じた。

どれだけ尽くしても尽くしても尽くしても社会イメージ権力側の犬か誠実な鉄道マンの二択しかなくて辛い。

100~200円程度の初乗り運賃で高い利便性と速度、ここまでやって権力側なのかと言いたい。

当たり前にあると思ってるものに鈍感すぎるだろ。

インフラなので売れないからと即座に減らすわけにも行かないが、他のインフラの様に生産調整で何とかしたり、

そもそも親方日の丸だったりとかそういうプラスになる要素もなかった。

定時運行を守るという名目の下で赤字を垂れ流し、外に出ていくためのツールから当然巣ごもり需要恩恵ゼロ

こんな糞みたいな状況で苦しくないわけがないのに鉄道会社は聞こえの良い事しか言わない。

まあ当然だ。

鉄道というものがあって当然のインフラであって、当たり前の維持が求められる都合辛いとか苦しいとかそういう話を

会社からするはずがないのだから。それが交通従事員の自覚を持った行動なのだろう。

問題はそれを言ってるのがコロナ禍での負担を直接受けていない本社連中なわけだが。

苦しい所は全部こっちに押し付けて何が誇りだ死んでくれ。

早くコロナで滅亡してくれないか人類

崩壊してくれないか公共交通機関

滅びろ人類。それでは皆様よいお年を

2022-10-08

JR社員が録音した電鉄の音プレゼントとかやってる

鉄道開業150年を記念し、鉄道車両の移り変わりを耳で楽しめる“音”をプレゼント

4種の車両から各2種類、合計8種類の車両の音を集めました。

JRE MALL限定歴史の音をぜひ耳で感じてみてください。

https://www.jreastmall.com/shop/e/edigicon/

 

車両の音ってプレゼントになるんだ、変態感ある…。

2022-10-06

判子絵現象

これから先、AIによって判子絵もっと増えるだろうが、それに限らず特定アーティストが信頼を勝ち取りすぎて全て同じデザインに画一化してしま現象も起きている

西又葵萌えおこし採用されているのは二重の意味である

ティルケ・サーキット

ヘルマン・ティルケ設計・改修したサーキットは高い安全性意匠を持ちつつも、どのサーキットも特徴が共通化してしまっているため、「ティルケ・サーキット」と揶揄されている

特にF1ティルケ・サーキットが増えているが、これは他のサーキット面白くなかったり安全じゃないという理由で信頼されず、採用されないのでこうなってしまっている

水戸地獄

水戸岡鋭治がデザインした鉄道車両は特徴的なデザイン乗客に好評だが、その一方で同じようなデザインということで「水戸地獄」と揶揄される

特にJR九州メンテナンスで困ると嘆いているにも関わらず採用しているのはそうした事情しかないとしか思えない

近年鉄道では撮り鉄対策なのか、シンプルデザイン車両採用する傾向もある

隈研吾ゴリ押し

隈研吾建物高輪ゲートウェイ東京オリンピックスタジアムでも知られるが、あまりゴリ押しっぷりに嫌気を差す人間も居る

だが建築業界では変なデザインにすると改修が難しいということもあり、そうした理由ゴリゴリに押さないと無理という事情もあるだろう

この他にも世界各地で多くみられるだろう

この質問に対して「△△△<教えてあげないよ!ジャン♪」のポリンキーしか使われないのも立派な現象と言えるな

(かつての2ちゃんでは「知ってるがお前の態度が気に入らない」などがあっただろうに)

2022-08-21

もしも昭和アイドル田村ゆかり全国ツアーがあったら(という鉄

プロローグ

もうすぐ神楽坂ゆか生誕祭である昭和アイドルっぽさを感じさせる彼女は、もともとは「田村ゆかり」という名前デビューしたと記憶している。

ところで、たまたま先日購入した1978年10月「ゴーサントオ」の時刻表復刻版がある。

https://jtbpublishing.co.jp/topics/CL000461好評の「時刻表復刻版」第6弾 特急時代の幕開け!「ごお・さん・とお」(1978年10月号)ダイヤ改正号 『時刻表復刻版 1978年10月号』 2022年5月23日(月)発売 | 株式会社JTBパブリッシング

https://www.amazon.co.jp/dp/4533149782/

この年は音楽番組ザ・ベストテン」の放送開始の年でもあり、「レッツゴーヤング」「トップテン」「ヒットスジオ」といった番組ゴールデンタイムを彩った時期でもある。キャンディーズ解散し、レコード大賞ピンクレディーが獲得し、山口百恵活躍していた。

いま挙げたようなレジェンドともいうべき女性アイドルたちが全国ツアーを開催していたかどうかは定かではないが、もしもそんな昭和時代に我らが田村ゆかり全国ツアーがあったなら、皆どういう感じで移動していたのだろうか…などと、時刻表を見ていてふと考えてしまったのが懐古鉄オタの性というもの

そんなわけで「もしも昭和トップアイドル田村ゆかり全国ツアーをやっていたら王国民はどうやって民族大移動したのだろうか?」というテーマこそ壮大ながら実際は老眼に抗って縮刷版の時刻表にらめっこして連敗した駄文をそっと放流したいと思った所存。

今年もツアーはあったが、過去最大25公演を誇る2021年の*Airy-Fairy Twintail*の開催地からいくつか選んで当時の時刻表に沿った旅程を考えてみたい。

なお毎日運転ではない季節列車臨時列車は極力排した。仕方ないね

1

初日大宮公演だった。

当時はソニックシティはまだなく、大宮商工会館なる施設が同じ場所にあったらしい。1979年にはサザンオールスターズが公演しているらしいので、昭和トップアイドルもひょっとしたらステージに立っていたかもしれない。

https://www.livefans.jp/venues/1204

この頃は上野東京ライン湘南新宿ラインも、埼京線さえも存在しなかった。国電京浜東北線103系東北本線高崎線115系で到着した大宮駅の片隅には首都圏色の川越線気動車が、反対側には東武野田線の吊り掛け駆動車が見られたはずだ。

2

鉄道旅行的に見せ場になるのが金沢松本公演。

北陸新幹線のないこの時代東京から金沢に向かうメインルート信越本線だった。

上野発916の特急白山1号」に乗れば、長野経由でおよそ7時間後の1611には金沢駅に着き、前の年に落成したばかりの本多の森ホールにどうにか開演時刻ギリギリに間に合う計算だ。少し余裕を持ちたいなら上野819発の特急はくたか1号」で1504金沢着。こちらは長岡経由である

翌朝、今度は金沢から松本に向かう。筆者はAFTでは北陸新幹線長野まで乗り、そこから特急「しなの」に乗り換えて松本に向かったが、この時代は乗り換えなしの列車がある。それが金沢949発、おそらくキハ58の、時刻表ピンクのページによれば堂々10両編成の急行列車。後ろ3両が松本行き急行白馬」、中ほど4両は秋田まりで前寄り5両は青森までロングランする急行しらゆき」だ。間違わずに後寄り3両に乗れば、途中の糸魚川青森秋田行き「しらゆきから切り離され、進行方向を変えて大糸線に入って1435松本着だから公演には余裕を持って臨むことができる。編成分割をする糸魚川では正午を挟んで8分停車するからえびめしなど駅弁を買う余裕もあっただろう。

ただ、逆にいうとそれしか手段はない。ましてキハ58はいわゆる「直角椅子」のクロスシートでリクライニングも方向転換もできない。7時間近くも乗っていたらそれだけで相当疲れてしまう。

さら松本公演が終わった日曜の夜。筆者はAFTのときは最終「しなの」で長野に出て一泊し、翌朝の北陸新幹線で出勤した。しかしこの時代なら松本2056の普通列車新宿行きがある。423に新宿駅に着くから一度帰宅してシャワーを浴びて着替えて出勤する余裕は十分にある。ただしこれもまた「直角椅子」どころかおそらくセミクロス115系だったろうから、少しでも居住性を求めたければ2359発の急行アルプス18号」のグリーン車に乗れば良い。新宿着は500だから余裕を持って出勤できるのは言うまでもない(出勤した後のことは例によって保証できない)。

3

新幹線はすでに博多まで開通していたし、熊本空港には全日空の3発ジェットトライスター東亜国内航空DC-9が就航していたが、鉄道好きとしては1645東京1058熊本着の西鹿児島行き「はやぶさ」か、1700東京発1123熊本着の「みずほ」を推したい。食堂車で夕食・朝食の2食をいただくのんびりとした旅である

ただ、昨今の「サンライズ」などとは違って当時の寝台特急にはシャワー室はなかった。「はやぶさ」「みずほ」には個室もなければ女性専用車もなかったから、今や全国民の1/4に迫らんとする女性王国民の遠征には不向きだったかもしれない。まして当時の長距離列車喫煙可能が当たり前で各ボックスシートの窓際に灰皿が標準装備されていた。

しかしもう少し前の1970年頃に青春時代を過ごした我が母親によれば、当時のスキー列車はいつも満席で男女問わず通路デッキ新聞紙を敷いて座り込んだというから、たくましい遠征女子も実は相当数いたかもしれない。

4

新潟仙台は帰り道がポイントになる。

東北上越どちらも新幹線はこの時代は絶賛工事中。開通は4年後の1982年だ。しか上越線には「とき」東北本線には「ひばり」というエル特急が毎時1本ペースで運転されていたから往路はどうにでもなる。

新潟の帰路、私は最終新幹線に飛び乗れたが、この当時なら2300新潟発の急行佐渡8号」で506上野着か、横になりたければ2312の秋田から来る急行天の川」で555上野着。新津まで普通列車で出ておいて040発の急行鳥海」で642上野着でもいい。

仙台からは公演後だと2320発の急行「新星」がおすすめだ。仙台駅には早々と入線しており2130から発車前の寝台を利用できるのが嬉しい。上野到着は536だから一度帰って身支度を整える余裕もありそうだ。このほか、仙台2257→上野519の青森常磐線経由の急行十和田2号」や、座席車なら仙台2336→上野542の急行「いわて4号」も便利であろう。なお急行十和田」はこのあとも4号・6号が仙台に停車するし、特急ゆうづる」2号・4号も利用できる。

そうして考えてみると、まだまだ高速道路網が未熟だったこの頃、寝ている間に移動できる安価手段鉄道しかなかったのだということを改めて感じさせられる。1970年代でも長距離バス運行されていたが、都内新潟高速道路でつながったのは1985年仙台は87年。歴史でいえば線路の方がはるかに長い。

なおこの当時、上野仙台特急ひばり」で4時間以上かかっていたので、羽田空港から仙台空港への航空便全日空により1日4往復運航されていた。

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ならばその先はどうか? 札幌公演に行くにはこの当時でも飛行機が当たり前の選択になってきていた。筆者は81年の夏に北海道の親戚を訪ねる旅に出たが、祖父母に連れられて上野から青函連絡船を経て親戚の住む苫小牧まで20時間ぐらいかかったように記憶している。まだ青函トンネルは開通していなかった。

それでは札幌公演に陸路海路で挑むとすればどうなったであろうか?余裕を持って開演に間に合わせるならこのルートである

2140上野特急ゆうづる5号]705青森or2221上野特急はくつる]711青森

青函連絡船5便 730青森→1120函館

1140函館特急おおぞら5号釧路行き]1550札幌or1145函館特急おおとり網走行き]1558札幌

急行自由席に乗れる周遊券を利用するなら上野1908→青森617の「八甲田」や函館1150→札幌1630の稚内行き「宗谷」も良い選択肢であろう。

やはり北海道は遠い。時間に余裕のない向きは素直に飛行機を利用すべきであろうが、千歳空港国鉄の駅が接続されるのは2年後の1980年のこと。この時刻表の時点では札幌駅前からバスに乗るのが普通手段であった。

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そして福島公演はエクストリーム出勤の宝庫であった。終演後の福島駅発上野行きを見てみると、

2350 急行「あづま4号」437

025 急行出羽」502

043 急行「新星」536(寝台あり)

056 急行「いわて4号」542

155 急行津軽2号」605着(寝台あり)

このほかに夏休みシーズンだけに季節列車臨時列車運転されていたと思われるので、かなりの席数が利用可能であったと推察される。

座席車特急はいわゆる「直角椅子であるが、寝台車連結の急行列車では短時間でも横になって移動できる利点がある。これは現代夜行高速バスでも(実際に運行されてはいるが)まだまだ一般的ではない。バス鉄道車両よりも小さくて何両も連ねて運転されるわけもないから、寝台は不可能ではなくても困難が多いのであろう。

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国鉄監修時刻表を見る限りでは、東名阪バス国鉄ハイウェイバスしか掲載されていない。関西公演からの帰り道は2240大阪駅→815東京駅の「ドリーム2号」か2200京都駅→643東京駅の「ドリーム4号」しか見当たらない。

鉄道ならば京都2237の特急出雲2号」、同015発の「出雲4号」なら700には、大阪2358の特急瀬戸」や同005の特急あさかぜ2号」でも730には東京駅に着けるからエクストリーム出勤勢の強い味方になり得たと思われる。なんなら関西勢と感想を語り合いつつ酌み交わす余裕は十分にある。しかもこれらは当然寝台車であるから、予約さえ取れれば会場内外で充実至福のひと時を過ごしたのちに千鳥足でベッドに潜り込んで目覚めれば東京駅も間近に迫り、どうかすればまだ夢見心地のまま出勤せざるを得ないベストコンディションを通り越した邪悪な何かを感じずにはいられない有様である

なぜ新幹線ではなく在来線を推すのかと問われれば、その当時の東京行き最終「ひかり116号」は新大阪2034発であるからフェスティバルホール(当時は改築前)から終演後直ちに最寄りの四つ橋線肥後橋駅に走ったとしてもけっこうタイトな時刻設定であることが第一に挙げられる。梅田の地下に慣れない関東勢四つ橋線西梅田を出て乗り換えに手間取ると、最終の新幹線は慈悲もなく出発してしまう…それは正直恐ろしい。

エピローグ

筆者は鉄道好きで鈍行やら夜行やら多少は乗ってきた経験ノスタルジーがあるので満更でもない旅行だなとほくそ笑みつつこ文章を書きつけてはいるが、冷静に考えてみれば当時は今よりずっと不便で居住環境は悪かったように思う。なりふり構わぬ男性特に体力に自信のある若者にはなんということはない行程だったと思うが、女性にはあまり優しくない環境だったし、筆者も若い頃は大きな鞄を抱えて夜行連泊するような旅をしてきたけれど今この歳になってふたたび体験するのは懐古趣味差し引いてもためらいが多めに残る。

とはいえ不便で時間のかかる旅を楽しみたい向きが今もなお大勢いるのは承知している。そんな黒鉄の人々に机上タイムトラベル提供できたら幸いかなと。ただそれだけ。

本文に田村ゆかりは出てこずに時刻表を読み解くだけだったが、10月横浜で公演があるのでよければバス飛行機よりも鉄道を乗り継いで参加して紀行文と公演感想文を読ませてくだされば筆者はDouble Fascinationになれる。

それはともかくできる限り多くの客席を埋めて盛況の公演としたいので、関心のある方は下記から申し込みいただければ幸甚に存じます

https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=282963

2021-10-27

色名の混同誤用いろいろ

「本当に混乱したことがある」「国防色では?」ミリタリーオタクの言うカーキ色とアパレル業界のカーキ色は全く違う色なのかもしれない

https://togetter.com/li/1793680

カーキとオリーブドラブ

カーキ(英語:Khaki)とは「土埃」を意味する言葉で、主として軍服に用いられる淡い茶系色を指す。

軍服色」という意味合いで、森林地帯での戦闘を想定して採用された米軍のくすんだ濃緑色オリーブドラブ) のこともカーキと呼ばれるようになり

日本語版Wikipedia記述があるが、英語版の説明では、英連邦諸国コモンウェルス諸国)においてKhaki green をカーキと略すこともあるらしい。

英語圏でも混同があるらしいが米か英かどっちなのだ

日本アパレル業界内での経緯は専門家を待ちたい。

追記

カーキ増田を見つけたので記す。

https://anond.hatelabo.jp/20230613182714

追記終わり>

鶯色(うぐいすいろ)のウグイスメジロ

鶯色(うぐいすいろ)とは灰色がかった緑褐色を言う。(ウグイス由来)

抹茶色に近い柔らかな黄緑色連想する人もいる。(メジロ由来)

ホーホケキョという鳴き声のウグイスは警戒心が強くなかなか姿を現さない。

一方黄緑色メジロ梅の花の蜜を吸いに姿を表す。

春先に見られる鳥の関係混同され鳥に由来する名前の色のイメージも変化した。

鳥好き増田解説を待ちたい。

追記

鳥好き増田を見かけたので記す。

https://anond.hatelabo.jp/20220216120312

追記終わり>

葡萄色(えびいろ)と葡萄色(ぶどういろ)と海老色(えびいろ)

葡萄色(えびいろ)は、山葡萄の実のような赤紫。

葡萄色(ぶどういろ)は、ブドウの実のような赤紫。

海老色・蝦色(えびいろ)は伊勢海老甲羅のような赤。

ぶどう色(鉄道車両)は、焦げ茶に近い色。

葡萄色(えびいろ)と海老色・蝦色(えびいろ)の色が近いことと葡萄えび)と海老えび)と音が通じるため、後に混同された。

信号と緑信号

緑色 (green) と青色 (blue) とを分節しない語彙を、言語学者グルー (grue) 呼び、

緑色青色を明確に切り分けない言語言語グル言語とも呼ばれる。

浅葱色(あさぎいろ)と浅黄色(あさぎいろ)

浅葱色は青緑。

黄色黄色

亜麻色

日本語では亜麻の繊維の色のようなベージュ色。

英語では亜麻の種の色のような淡い黄色。転じて明るい金髪形容

ドビュッシーの曲「亜麻色の髪の乙女」の元となる詩を書いた詩人ルコント・ド・リールフランス人だが

フランス語では亜麻色(白)……亜麻の繊維の色のような薄いベージュ色と、

亜麻色(灰)……亜麻の花の色のような薄紫色

詩人の亜麻色という表現英語からの借用だったのではないかとの研究

亜麻色の髪とは、淡い栗色ではなかった

https://otium.blog.fc2.com/blog-entry-2516.html

2021-09-06

フェミニストを名乗る無自覚差別主義者について

https://anond.hatelabo.jp/20210905025143

記事では、勉強中のフェミニスト無自覚差別主義を振りかざしているが、ブコメでもトラバでも誰もそれを指摘していない。

この国には差別主義蔓延していて、誰もがそれに侵されているということだ。

元増田差別性を指摘するこの記事を書くかどうか、まる1日ほど悩んだ。

悩んだ末に書くことにしたけれども、個人としての元増田非難したり攻撃する意図はない。これは元増田ただ一人の問題ではなく、この国の社会全体の問題から書く、というだけだ。そもそも私は、元増田が書いたものの本論には同意している。元増田がこれを読んだとして、どうか気を悪くしないでほしい。

さて、私が問題にしているのは以下の部分だ。

痴漢するクソオスがいるか女性専用車両必要なんだよ、そんなこともわかんねーのか味噌どもがよ」じゃなくて、「悲しいけど痴漢が起こる可能性はありますし、性被害に遭った経験のある方や宗教思想上の理由がある方のためにも必要です」と書け。

言葉遣い問題ではない。上記の2例の両方で表現されているロジックは、明確に、差別主義者のそれである

しかしおそらく、このロジックがなぜ差別主義なのか理解できない人は多いのではないか

元増田(というよりもそれ以外からもよく聞かれるものだが)の主張を整理すると次のようになる。

  1. 鉄道車両内で性犯罪を起こす者の多くは男性である
  2. 男性と同じ車両に乗車せずに済むように女性専用車両を設ける必要がある

上記1は統計的事実である。ここまでは問題ない。問題は2だ。個別性犯罪者を問題にするのではなく、男性という属性を持った人すべてを性犯罪者と同等に扱っていることに問題がある。

個々の人物ではなく特定属性差別する、というのは許されない。これを別の属性に置き換えると次のようになり、このロジック差別性がわかりやすくなるだろう。

鉄道車両内で犯罪を起こす者の多くは黒人であるから犯罪被害者や、宗教または思想上の理由がある方の安心安全のためには、白人専用車両必要だ。

しかしたら、上記の何が差別なのかすらわからない人も多いのではないか差別私たち社会遍在していて、もはや空気のようなものであり、元増田のように何が差別なのかがわからない者が大多数を占めている可能性がある。そうでなければ、女性専用車両のような差別サービス運用されている現実説明できない。そもそも差別とは何かということを説明する必要があるだろう。

差別とは、ある特定属性を持った人に特別な扱いをすることである

属性とは、人種民族性別宗教国籍、出生地など、本人の意思で容易に変えることができない属性を指す。特別な扱いには優遇冷遇があるが、いずれも差別である

当然、男性であるという理由性犯罪者と同視し隔離対象とするのは差別である

しかし本邦の、特にフェミニストにおいては、おそらく善良な市民であろう自分父親や夫や彼氏や息子が、男性という属性理由性犯罪者と同視されることに反対せず、むしろ推進する。差別主義であるというこの点においては、フェミニストも、元増田迷惑だと称したミサンドリストやツイフェミも、大差はない。

その背景として本邦には、女性専用サービス女性割引サービス女性無料サービスといった差別的なサービス遍在している事実がある。これらがあまりにも当然のように遍在しているために、それが白人専用や白人割引や白人無料と相似であることに気づけない。

余談だがアメリカでは、白人専用席や白人専用ホテル白人専用トイレなどが1960年代までは当然のように存在したというが、1964年公民権法の成立を契機に縮小し、前世紀のうちには姿を消した。その一方で本邦においては、旅客鉄道各社が女性専用車両の本格運用を始めたのは、なんと今世紀になってからである

さて最後に、元増田の以下の一文である

男性専用車両だってあっていいじゃん。

上記の一文で元増田が言ったことは「女は嘘つきで詐欺師から隔離してもいいよね」ということであり、ミソジニストそのままの、言語道断差別発言である。とても「フェミニストとしても、マスキュリストとしても、そしてLGBT+を応援する立場としても活動していきたい」と宣言する人物が書くこととは思えない、むき出しの差別主義だ。

しつこいかもしれないがあらためて言う。男性の一部に性犯罪者が存在するという事実をもって、すべての男性性犯罪者として扱うことは差別である。同様に、女性の一部に詐欺師存在するという事実をもって、すべての女性詐欺師として扱うのもまた差別であるあなたの論にしたがって男性女性平等犯罪者として扱ったとして、一体誰が幸せになるというのか。

おそらく元増田は、志高く、善意にあふれ、前途の有望な人物なのだと思う。しかしそのような人物ですら、この社会に充満する差別主義空気を呼吸していると、まったく自覚することなく、狂気のような差別主義者になってしまう。どれだけ注意してもシースーぎるということはない。

2021-07-09

anond:20190112221400

こち亀電車レースゲームがあったけど同じ趣旨ゲーム実在したのか・・・。「鉄1〜電車でバトル!〜」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%841%E3%80%9C%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E3%81%A7%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%AB!%E3%80%9C

自動車ではなく電車鉄道車両)でレースを行うという、業界初電車レースゲームとして鳴り物入りで発売された作品


ちなみにこち亀のは109巻「バトル列車GO!の巻」で収録されているらしい。

109巻の発売日は1998/8/4だそうで、実在の『鉄1〜電車でバトル!〜』は2001年7月5日発売らしい。

2021-07-01

検査結果偽装結果偽装に専用プログラム 検査結果偽装専用プログラムソフトウェア不正

 三菱電機検査結果偽装専用プログラム鉄道車両用の空調設備の性能検査偽装偽装していた問題で、検査偽装が適正偽装と装うために、架空架空データ自動作成する「専用プログラム」が自動作成されていたことがわかった。検査結果を記す成績書の記載内容に違和感が出ないよう、自然な数値を導き出すのに違和感が出ないよう、自然な数値を導き出すために使われていたとみられる。偽装ソフトウェア全体で行われていた疑いが強まった。

2021-05-27

テニスラケット破壊する彼女を見て

 90年代前半、講談社から出版されていた『Mr.マガジン』という漫画雑誌で『ピカイチ』(原作木内一雅作画・三山のぼる)という作品が連載されていた。ストーリーの細部は忘れてしまったが、以下のようなエピソードが有った。

= ここから粗筋 =

 主人公中間材となる工業部品製造する工場に勤務しているが、工場従業員たちは「自分たち仕事は取るに足りない、価値の無い仕事」と考えて意欲を失っていた。それを見かねた主人公は、彼らを大人見学旅行へ連れ出す。

 主人公労働者たちを連れて行った先は、彼らが製造した中間部品が、新幹線を始めとする鉄道車両使用されて組み立てられる工場であった。

 彼らが従事する工業部品製造仕事は、華々しさとは無縁で地味な仕事かもしれないが、もしも部品の性能に問題が有れば、事故の発生などにも繋がりかねない。

 彼らの部品が使われている鉄道だけでなく、我々の社会が滞りなく機能するのには、彼らのような工場労働者の真面目な仕事ぶりと、それによって生み出される信頼性の高い工業部品が有ればこそなのである

 こうして、主人公見学旅行に連れ出した労働者たちは「自分たち工場労働者仕事は、決して無価値ではない」と、人間としての誇りを取り戻し、仕事に前向きになる。

= 粗筋ここまで =

 「フィクションにすぎない。そんな簡単労働者が誇りを獲得できるものか」と言ってしまえばそれまでかもしれないが、それでも、リアルタイムで読んだ時に私は、日本労働者琴線に触れるものが有る話だと思った。このエピソードに心を動かされたのは、私自身が非都市部低所得者層労働者階級層に生まれ育ったからだ。この漫画で出てくる工場労働者の姿は、私が生まれ育った社会を思い起こさせたのだ。

 私の両親は、経済的理由から高校進学を断念して中卒だったが、真面目な労働者だった。子供時代の私が馬鹿なことを仕出かしたのを叱るのに、時々手が出ることはあった(昭和時代には当たり前のことだった)ものの、癇癪を起こして物に当たるようなこと、物を壊すようなことは決して無かった。私が生まれ育った地域社会は、どちらかと言えば粗野な部類だったと思うし、隣近所や学校では、一時的感情の爆発で物に当たり散らして、物を破壊する人間など珍しくもなかった。学校では週に一回ぐらい、授業中に何処かのクラスの窓ガラス割れていた。隣近所の家々でも似たようなものだった。しかし私の両親は、そういう粗暴な行為には走らなかった。裕福な暮らしではなかったが、乱暴地域社会の中で節度を保って紳士的に生きてきた両親のことを、今でも私は誇りに思っている。

 物を故意破壊しないようにするというのは、貧しい家庭の多くが贅沢を敵とし、節約生活美徳としているのだから何ら珍しくないと、世の人は思うことだろう。物を壊したら修理や買換で出費を招くのだから

 しかし、それ以上に、私の父は物作りの人間だったから、我が家では「人が作った物を故意破壊する」という行為は「それを作る仕事に実際に従事した労働者の誇りを踏みにじる、恥ずべき悪徳。卑しい振る舞い」と両親から教育された。「人間として、卑しい真似をするな」というのは、両親が口を酸っぱくして常々私に言い聞かせてきた言葉だ。

 私はテニスしたことは無いが、聞いたところによれば、テニスラケット価格一般人使用するものでも数万円以上はするものらしい。それを叩きつけて破壊するというのだから、何とも豪勢で贅沢な話である。金は天下の回りものと言うが、その順回路に今も昔も含まれていない我が家からすれば、数万円もする物を自分の手で故意に叩き壊すことなど、夢のまた夢である

 それとも、こんな私でも、何かの弾みで大金持ちになったとしたら、ひょっとしたら数万円のもの簡単に壊すようになるのだろうか。その物の向こう側に存在する、それを作った労働者存在を忘れて。

 私は、彼女テニスラケットを平気で叩き壊す姿を見ると「ひょっとしたら彼女は、物を作る労働者階級の人間のことを、自分と同じ『人間』と思っていないのではないか?」という思いを拭えない。

 おそらく彼女も、最初から何億円もの賞金を稼ぐトップアスリートではなかったはずである人生のどの時点で、彼女は何万円もするテニスラケットを心置き無く壊すようになったのだろうか?それを壊せるようになった時、彼女は「こんな贅沢もできるぐらい、自分金持ちになったのだ」と誇りに思ったのだろうか?

 たとえ何億円もの賞金を稼ごうとも、物を作る労働者の誇りなど知らぬと言わんばかりにテニスラケット破壊する彼女の姿は、私の目には非常に卑しく見える。

2021-04-17

駅メモはもういいか

ウマ娘プレイ開始して約40日。駅メモログインしなくなって40日がたった。駅メモ2015年から6年間プレイしていたが、もういいかな。

ウマ娘は最新鋭のソシャゲである鉄道車両に例えたときウマ娘リニア、対する駅メモキハ120しか芸備線とかあの辺を走ってるボロボロのやーつ。保線サボるために時速25キロ制限区間を設けてるっていう。

6年間ずっと駅メモプレイし続けてわかったことは、駅メモ運営鉄道に興味がないということ。運営スタッフ全員が鉄道を好きになるということはまったく必要ないと思っているが、最低限、業務必要知識仕入れてほしいよ。

なんだよ成田エクスプレスという路線は。西船橋からデルタ地帯はどこいった。浅草[その他]ってなめてんのか。

野球ゲームアイドルゲーム運営スタッフで、野球アイドルに詳しい人が一切いないということはあり得ない。なぜならゲームとして成立しなくなるからゲーム破綻してしまうから。一方で駅メモ場合は、鉄道に詳しい人が居なくても成り立ってしまう。基本のゲーム部分はすでにできてるから更新された路線データコピペしたらそれでおしまいからね。

駅メモゲームデザインは実は題材を鉄道に限る必要ないんですよね。たとえば終末戦争後の日本舞台にして、数少ない資源を奪い合うというデザインにしても通用ちゃうスポットを駅から変更して適当に配置したらそれで完成だ。

キャラクター周りも雑すぎる。スト全盛期の国鉄職員の方がまだ丁寧だ。5年くらいずっと新規立ち絵リリースせず、狂った関節や照明が異次元塗り絵で、ガチャを引かせるというソシャゲにあるまじき体制であった。初ソシャゲ駅メモという、萌え絵に馴染みの無い乗り鉄おじさんたちがユーザーに多数いたので、とくに文句が噴出してなかったようだが、それももう終わりやね。というか、ストーリーの背景が無しってあり得ないだろ、そもそも

エクストラシリーズっていう、無償石では入手できないキャラたちがいるんだけど、もう恒常のキャラクターとだいたい数が拮抗してきてて、コラボキャラを除くと、もはや駅メモ全体のキャラクターの半分が課金必須エクストラシリーズという、どのソシャゲよりもえげつない集金体制なんだよね。じゃあ壊れ性能か?人権か?って言われたら、別にそんなことはなくて、エクストラシリーズなくてもランカーなれるし、じゃあキャラクターかわいいのか?って言われても答えに窮するくらい。頭身がおかしかったり、巨頭オみたいなやついるし、モアイ顔とか首が曲がってたりとか、ちょっとでも他所ソシャゲを触ったことのある人なら、違和感だらけなんよ。

駅メモゲームシステムを開発した功労者であるしるしるっていうスタッフもかなり前に退職しており、2015年あたりから古参にとっては、今の駅メモ残留する意義ってないんですよね、実は。

功労者を追い出して駅メモ運営に迎え入れたのが、産まれて早々無事死亡したレキシコネクト…さん?でしたっけ?非常にしつこい。死んだソシャゲキャラを大量に、コラボキャラとしてガチャ入りさせるという、ソシャゲにあるまじき体制なんよ。

あと駅メモには別鯖ではなく、まったく同じの内容で3つ駅メモ存在するんですよね。コロプラ版・アプリ版・アワメモ版。アプリ版が1番人多い。会社間の関係コロプラ版が存続してるのは、まあ仕方がないけれども、問題はアワメモ版。こいつは運営ブロックチェーン技術をひけらかしたいがために、産み出されたクローン駅メモ。中身はまったく同じで、ブロックチェーン技術を用いてリアル課金利用者お金を直接ゲーム内に投資するというモノになってるのだけれども、ブロックチェーン技術あくまで何かを達成したいための手段であって、目的ではないわけ。手段目的を履き違えてるんよ。当然ながら、中身が同じで集金兵のために作られたクローン駅メモなわけだから、3つの駅メモの中で最も過疎。ほとんど廃墟。終末戦争でも起こったのかと思うくらい。ヤバいわよ。

モバマス・怪盗ロワイアル時代に産まれ生きた化石なんだよね、駅メモって。大宮鉄道博物館入りしなくてはいけないレベルなんだよ、本来は。なぜか位置ゲー国内シェア第3位を取っちゃってるせいで生き延びてるけど(これは罠で国内の主要な位置ゲームは3つくらいしかない(他はポケモンGOドラクエウォーク))。

話を冒頭のウマ娘に戻すと、ウマ娘の影響で既存ソシャゲなどがほぼすべて打撃を受けている。デレステシャニマスミリシタ、原神ブルアカFGOプリコネグラブルパワプロとか、Vtuber関連もそうか。名だたるソシャゲコンテンツが、死産確定という下馬評だったウマ娘に客をとられ喘いでいる。高クオリティ3DCGと完成されたゲームシステムであるウマ娘プレイしてしまったら、仮にウマ娘に飽きたとしても、もう元のソシャゲには戻れないだろう。ゲームならCSにいくしかない。あるいはゲーム以外の趣味にいくしかない。そういった出遅れウマ娘の大外からの追い込みで、他所運営がひいひい言ってるときに、なんだ駅メモは?背景無しのストーリー、悪質塗り絵課金ガチャ鉄道ゲームなのに鉄道に興味のない運営コロナ禍でただいま4月17日現在大阪を中心に感染者数が爆増してる中でイベントを中止せず続行している体制、はっきりいって異常だ。なぜそこでまともな運営をしない!?できないのか!?したくないのか!?する度胸もないのか!?荷物をまとめて五反田に帰れと言いたいですね。もうね、アボカドバナナかと。コロナ第4波でイベントを中止しないのはおかしいと、もそもそ苦言を呈しておきます

それでもなお、今から駅メモを始めたい人には注意しておきますが、電車駅メモするときは後ろに気をつけておいてください。リアルストーカー事案や盗撮被害過去に何度もありましたので、気を付けてください。わざわざ駅メモしてる画面を覗いてきて、くちゃくちゃわけわからんこと話しかけてくる変なおじさんもたくさんいますから、本当に気を付けてください。

2021-04-06

「せっかち」vs俺

俺はのんびりな方だ。

世の中にはせっかちな人がいる。

時に、私の心の中にも「せっかち」がいる。

地下鉄に乗る際に、都度、使用する降り口〜最寄り階段まで計算して座席位置考える人がいる。

地下鉄車両に着いたのに、そこからさらになぜかよくわからない車両の所定の座席につかつかと歩いていく。

俺はその世界スピードに置いていかれそうになる。

俺は地下鉄の降り口乗り口と、目的出口との距離をほぼ考えない。

どこに座ってもほぼ距離は変わらないし、降りた後でその分歩けばいい話と思う。

そんなに急いで、あるいは気持ちを急かして、どうするのか。

結構神経質な人が多くて心配になる。

実際、急いでいるわけではないのだ。

すぐ乗り換えなければならない場合は、流石のこの俺(こういう時の一人称は乃公がいいのかなぁ?)も急ぐ。

せっかち派は、信号が赤になりそうな場合も走り出す。

俺は絶対自分人生のペースを信号ときに左右されたくないので、自分のペースで歩いて、それで青だったら渡るし、赤だったら止まる。ただそれだけ。

鉄道車両についてもそうで、自分のペースで乗車や乗り換えのところまで歩いて、そこから車両が来るかを考えた方が気が楽だ。

次何分に来るからちょっと急がなきゃ、はそれに乗り遅れた場合に全体の行程に支障をきたす場合にのみ考えるべきだ。

如上の信号のケースも、特に急いでいないのに走り出す。のんびり待って、いいじゃあないか

信号が赤になりそうな時に走る人とこうした点を話すと、「結局あなたも赤信号で止まるのであれば、信号人生左右されているのでは?」と言われる。

俺の立場は、信号を守るのは当たり前(急ぐ人もそうでない人も青は進み赤は止まる)で、信号が変わりそうな時に行動を変えさせられるのは、機械に心性を臣従させているようなものだというものだ。

証券会社は使うけど証券会社AI投資を任せない、みたいな話だ。

けれど、そういうところに神経を使っている人は、その方が精神的に安定するのかな、と思う。

俺がのんびり歩いた方が精神が安定し、せっかちに動かされると少しだけ不安定になるのと逆なのかも知れない。

ずんずん効率よく進む方が気持ちが落ち着くのであれば、そうした方がいいのかも。

でも、もし「せっかち」モードだけしか知らず、電車の乗り継ぎとかに失敗して知らず知らずに精神を尖らせる生活をしているのであれば、俺のだらだら系のムーブもその人にちょっとは役立つかも知れない。

せっかちとだらだらは、それぞれを否定せず両方ある方が、社会人間関係はいいのだと思う。

2021-03-17

『シン・エヴァ感想なぐり書き【ネタバレ

遅ればせながら『シン・エヴァ』観ました。個人的感想メモネタバレあり)。ちなみにTVから観ている39歳男です。

アスカの救済

・旧劇場版シンジアスカがお互い傷つけあったのは「二人は他者から、触れ合えば傷つくのは必然なんだ」と受け止めてた。それに対する『シン・エヴァ』の回答は「あれは二人の相性が悪かったせい。それぞれ別の人とくっつけば幸せになれるよ」ってことだと理解した。マジか、と思いましたね。あまりに身も蓋もなさすぎて。しかし言われてみれば確かにそう。こうなってみると、もうこの終わり方しか考えられない。

・旧劇場版アスカって、エヴァの全編を通してみてもトップクラスに酷い目にあってたと思う。肉体的にも精神的にも。見ていて居たたまれなかった。なので、浜辺のシーンで惣流のほうのアスカも救済してくれて嬉しかった。

カヲル君の正体

・それにしても、まさか渚カヲルゲンドウの分身(別人格)だとは思ってもみなかった。これが一番衝撃的だったかも。

・でもよく考えると、TV版の時点でカヲルレイに「君は僕と同じだね」って言ってるんだよね。レイユイクローンだとして、じゃあカヲルは誰の分身なのかと考えれば、論理的にはゲンドウしかありえない。なんで俺は25年間その可能性に気づかなかったのか、ということのほうが今となっては不思議

カヲル君の「歌はいいねえ」という台詞シンジ君のウォークマンが、25年の時を経てゲンドウというキーワードひとつに結びつけられる展開は震えた。

第3村

庵野さんの鉄道に対する愛情が全開で、鉄オタの俺、歓喜

・あそこに置かれていた鉄道車両は、庵野さんの故郷山口あたりで昭和時代に走っていたやつが多かったと思う(あとは天竜浜名湖鉄道?)。あの村が箱根そば2029年ごろに存在しているとすると、明らかに時空が歪んでいる。この時点ですでに庵野さんの心象風景に片足を突っ込んでいると理解した。あの村全てが仮想空間とも受け取れる。

作画もあの村の場面の一部だけ、なんか質感が違いましたよね?

TVから存在していた夕闇の電車の中での自分との対話シーン。あれはあの旧型国電の中でやってたのか。あの車両庵野さんの地元宇部線で長く走ってた形式。なので単に懐古趣味で旧い電車を出してたのではなく、自分故郷の、おそらく青春時代によく乗っていた電車の中でずっと自問自答していたわけね。なんというか、本当にエヴァって私小説だ。

・村の人がレイを「そっくりさん」と呼び続けるの、普通に気持ち悪いよ! 初日だけならともかく、その後もずっと。同僚に対してその扱いは酷くないかレイ視点から悪意がないように受け取れるけど、実際にはあれは村社会新人イビリなんじゃないの。エヴァは「誰が誰をどういう名前で呼ぶか」について極めて意識的作品なので、こういう「気持ち悪さ」も織り込み済みでやってそう。

レイはやっぱり個体によってかなり人格が違う。にしてもTV版の「ばーさんは用済み」のあの子だけは極端に性格悪かったな。あれは何だったのか。

シンジ君が嗚咽するシーンは緒方恵美さんの一世一代の名演。

ミサトさんとか

ミサトさんは「自分大人じゃないけど、それでも大人の役をきちんと果たすんだ」と決めた人。TV版と旧劇場版ではそういうちゃんとした大人ミサトと加持ぐらいだったけど、新劇場版ではリツコとヴンダークルー達も付いてきてくれていて、そこが良かった。

・にしても生命種の種を満載した船で最終決戦に突っ込むのは、リスク管理としてやばすぎ。そいつらはどっか安全場所に厳重保管しておくべき。

ミサトさんが息子とずっと会わないと決めたこと。それってユイゲンドウと同じ過ちを繰り返してるんじゃないの、と思えて複雑だった。ユイも「自分選択を息子はわかってくれる」みたいなことを言って死んだけど、息子の側からしたら親に捨てられたと思っただろうし、その葛藤を描いてきたのがまさにエヴァという物語なので。これは「シンジ物語が終わっても全てが解決するわけじゃない。親子の葛藤は次の世代にも続いていく」というメッセージだと受け止めた。

新劇場版の全体を通して、リツコさんの物語はほぼカットされちゃった。新劇から見た人にとっては、あの人はミサトさんの有能な副官というだけの存在になるのかな。まあ尺もあるし仕方ないか

新劇場版での冬月が何をしたかったのか全然からない。旧劇場版まではユイとの再会だよね? 今回は違うの? あんた何なの?

ゲンドウとシンジの取っ組み合いのケンカは笑った。庵野さんって、映画の前半で綿密にリアリティーを積み上げておきながら後半で暴走するよね。『シン・ゴジラ』の無人在来線爆弾ときも思ったけど。

・「ユイ、お前はずっとシンジの中にいたのか」って、そんなの当っったり前だろうがー!! そんな凡庸結論に至るまでに人類を3回も滅亡の淵に追いやるんじゃねえよ。

エンディング

庵野さんはエンディング巨匠だと思っている。「全ての子供達に、おめでとう」と「気持ち悪い」。観た人の記憶に刻み込まれエンディングを2つも作ったのは神業

・そして今回のエンディングも後世に語り継がれる素晴らしい出来だと思った。俺は泣きました。

大人になったシンジ君、イケメンだなあ。声は神木君だしパートナーは素敵な人だし。この話って結局「ただしイケメンに限る」ってやつじゃねーの、という思いもよぎる。

チョーカー現実世界でもずっとつけてたのは、思春期呪縛はそれだけ強いものなんだという意味合いかな。それとも単にマリチョーカーを外す場面が撮りたかっただけ?

マリ鶴巻和哉の色が濃いっていう評を見たけど、確かにフリクリから飛び出てきたみたいなキャラ。『フリクリ』も大好きなので嬉しかった。鶴巻さんもありがとう

・でもこの結末って言ってみれば「夢オチ」だよね。それでも自分も含めて肯定的感想が多いってことは、要するにたいがいの人は登場人物人間関係に決着がつくことを何より重視していて、そこに整理がつけば夢オチでも構わないと思ってるってこと…?

・「One Last Kiss」最高。天才の曲。宇多田ヒカルエヴァ関連の仕事は全て文句のつけようがない。こんな荒唐無稽物語にかっちりハマりつつ、なおかつ宇多田ヒカルらしさを失わない曲をよくぞ3曲も作ったものだと思う。宇多田ヒカルさんもありがとう

・で、『Q』で出てきたトウジの制服は何だったの? とかそういうことを考えだすとキリがないので、もう考えない。

余談

劇場自分の前の席に高校生集団が座っていて、終わった後で「どうだった?」「わかんねー(笑)」と、まさに自分高校生で旧劇場版を観た時と同じような会話を繰り広げていた。そのことに何だか感動してしまった。

庵野さん、カラーの皆さん。世代を超えて人の心を動かす作品を作ってくれて、ありがとうございました。

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