はてなキーワード: 長身とは
EXILEって最初見た時はどうせすぐ消えるだろって思ってたけど、何だかんだでしぶといよな
もうかれこれ10年以上か?
容姿の良し悪しじゃないんだよ。
嘘を連呼して自分が価値があるように見せかけて女に自分を売り込もうとする男なんて
女がパートナーに男に求める物(どっしりとした男らしさや頼り甲斐、信頼性)が欠片もない。
「だから160cm台の男も選択肢に入れないと女性の皆さんは売れ残りますよ!」
と嘘を並べ立てて女にがっつく薄っぺらい見栄と性欲の強さが、高身長男性以上に目立つ。
自分より小さい160~165未満の男性など、とにかく「自分より下」の存在を作って
執拗に攻撃していたぶり憂さを晴らしたがる歪んだ人格も露わになっている。
実際184らしいが、本人がテレビ番組で182のほうが響きが良いから
182で登録していると打ち明けていた。
(生まれ年) (二十歳男性の平均身長) '92 171.9 '91 172.0 '90 171.9 '89 172.0 '88 172.1 '86~'87 172.0 '84~'85 171.9 '83 172.1 '82 172.0 '79~'81 172.1 '78 172.1 '77 172.0 '76 172.1 '75~'74 171.9 '74 171.9
150 *0.07 160 *3.36 170 48.46 180 95.00
151 *0.09 161 *5.06 171 55.55 181 96.53
152 *0.13 162 *7.30 172 62.11 182 97.65
153 *0.20 163 10.17 173 68.57 183 98.44
154 *0.33 164 13.73 174 74.13 184 98.96
155 *0.43 165 18.24 175 79.29 185 99.43
156 *0.61 166 23.30 176 83.91 186 99.67
157 *0.99 167 28.87 177 87.74 187 99.76
158 *1.45 168 34.58 178 90.58 188 99.84
159 *2.21 169 40.79 179 93.05 189 99.91
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011648
150~160台の男はどうしても周囲にいるその6割の170cm以上の人間と常に比較される。
170代前半の人間も「あと一歩で恐怖の160台」という身長コンプを持ってるから
厚めの靴を履いたりするので、結果的に160台は埋もれる。
あのー、そのー、あれなんですよ!東條ルアとかはすっげー残念!どんだけ身長が高かろうが、あんな醜い体型の女優ってだけで!
あのな、そもそもな、なんで絡む相手が子汚いチビ男なんだと、イズムさんは何度言ったら!何度言ったらわかるのかと!
なあああんでさあ、中居玲奈みたいな、まあ確かにブスだけど、身長133センチとか、それぐらいの、女優とレズ共演させろって俺は何年も、何年も前から!
あのな、体格差、体格差ってーのはあれだ、身長差+体重差なわけだよ、それが大きければ大きいほど、俺は興奮すんの!
二次元じゃあいくらだって作り放題だけど、そうじゃない!そうじゃないんだよ! 現実に存在する人間でなおかつ成人の年齢で!
顔とかはもうブスでいいの!そんな極端に大きいor小さい女なんてブスに決まってるんだから、それでいいの!
なんで??なんで??AVには出れてるのにさ、なんで共演は無いの??21世紀でしょ??不可能は無い筈じゃない!!
そもそもさー、インターネットなんかが普及する前はだよ、まあお前らみたいな「ただ可愛い女」で当たり前のような顔をして抜いてる奴らにはわからないだろうけどさ、
特殊なモノでしか抜けない奴らに対するエロの供給がどれだけ貧しかったことか!!!!今、この、インターネットでちゃちゃっと検索してさ、
ある程度のレベルにマニアックなものにかーーんたんに見つかるこのご時世!!そりゃあ素晴らしいでしょ、ありがたいもんですよ、この21世紀に生きててよかった!って
マジで思ってますよ、ええ、・・・だけどね、人間ってのは欲が深い生き物なんだね、最初のうちはただデブ専やら長身の女優だけで俺のピーニスはエレクトしてたけど、
今や「矢口真里を安っぽくしたような小柄な女がリング上でグンダレンコ・スベトラーナにボロ雑巾のように扱われるAV」だの
「133cmの中居玲奈が、女子相撲大会で170cm158kgの天宮真咲希に軽々と土俵際まで寄り立てられ、顔は157cmの巨大バストに完全に埋まりながらも、
それでも爪先立ちになって小さい体を必死に天宮真咲希の巨大な腹に擦りつけるようにがぶり寄りながら堪えている動画」だの、そういうのが欲しくなるのね!
そんなの、いくら探しても、どこを探しても、この広大極まりないインターネット空間をもってしてもさ、出てこない!!!全然出てこないですよ!!
毎日毎日、どんな言葉を検索バーに打ち込んでも一向に!いっっっこうに!出てこない!!
どうすれば!どうすればいいんですか!ああ、もちろん財力があったら、ハンディカム買って、自分でキャスティングして、できることなら!撮りたいですよ!!
営利目的とかじゃなく!!純粋に!!だってこんあ映像撮っても、絶対売れないんでしょ?営利目的で撮影してもそうじゃなくても、俺だけの、俺だけのためになっちゃうんでしょ!!!
嗚呼誰か!誰か!私の夢を、具現化して下さらんか!!財力があれば!!否、うん百万くらいあれば!!風俗とか関係ねえんだよ!俺は、俺の性癖を圧倒的に満たす!!そんな映像が見たいだけなんだ!!
たとえ「世界にひとつだけの性癖」だとしても!!この!!いきり立った男根様を鎮める術は無いんだ!誰か!!
他力本願になるつもりはない!!俺が、自らの手で、この性癖を昇華させる術を!!教えて下さらんか!!
あとな!!「他のモノで欲情できるようにせいぜい頑張れよ」とか思ってる奴!!その言葉は何の役にも立たんぞ!!
それができていたら!!とっくにそうしとるわ!!そうなったら!!どれだけ楽か!!ああどうせお前らにはわかんねだろうなあ!!わかんねーよ!!一生!!
最初にお断りしておくが、これは冗長な自分語りである。あまり面白くないと思う。
共通の知人の結婚式で、前に付き合っていた女性に会った。もう数年前のことだ。
私たちは大学の同期生で、お互いが初めて付き合う相手だった。二十歳から付き合い始め、20代の大部分を二人で過ごした。同棲していた期間も長かった。20代の終わり、彼女が突然別れを切り出し、部屋を出て行った。会うのはそれ以来だった。
彼女は美人ではない。ファッションに力を注ぐタイプでもない。しかし彼女は、なんというか、非常に素敵になっていたのだ。その時だって別に美人ではなかったが、彼女を綺麗だという人がいても私は全く驚かない。付き合っているときはあんなにもっさりしていたのに。
私にはその時点で、特定の恋人がいなかった。それで思ったのだ。彼女とは趣味が合うことも分かっているし、一度は別れたが共に積み重ねた10年からの歴史があるわけで、もう一回付き合ってみてもいいんじゃないか、と。もしも彼女に彼氏がいたとしても、そいつには私の何分の一かの歴史しかない。しかも私は転職に大成功を収め、今や彼女と付き合っていた頃の3倍の収入を得ている。勝ち目はある筈だ。
友人に頼んだ根回しも功を奏して、パーティーが終わった後に彼女と二人で話す機会を得た。近くのカフェで、向かい合って座る。私は柄にもなく緊張していた。
とりあえず、付き合っている男はいるのか聞いてみる。答えはイエス。まあ、いい。何とかしてみようではないか。
ここはひとつ端的に切り込んでみようと考え、私はストレートに言った。今日、久しぶりに見たら綺麗になっていて驚いたよ。付き合ってた頃と別人みたいじゃん。こんな○○ちゃんだったら、俺もう1回付き合ってもいいなと思っちゃって。
彼女は薄く笑みを浮かべたまま、きっぱりと答えた。
「やめたほうがいいよ」
考えるだにどうかしているとしか思えないが、この時の私はやけにイケイケな気分で、彼女の言葉に「そんな遠慮することないよ、自信持ちなよ」などと思って浮かれていた。そこに彼女から放り込まれたのが、こんな言葉だった。
浮かれた心が一瞬で冷え切った。ええ、今何て言った?耳を疑う。
「どういうこと」
私は顔が引きつるのをこらえながら彼女に尋ねた。
「あなたは私に何をしたのか、覚えていないの」
彼女の声が冷たくなる。パーティーで友人たちと笑っていた時とは別人のように。
「俺、何した?」
最悪な返答だが仕方がない。これしか言葉が思い浮かばなかった。彼女は言う。聞きたいの?忘れているならそのほうがいいんじゃないの?
いや、聞きたい。私は食い下がる。長くなるよ、と彼女が言う。別にいいよ、と私は答える。それなら、と彼女が話し出した。
あなたが私にしたのは、「あんたには性的な価値がない」と徹底的に叩き込むこと。自分みたいな度量のある寛容な男がいたから恋愛をできているけど、本当は市場価値なんかない、むしろマイナスだということ。
付き合っている間中、あなたにブスといわれデブといわれ、友達の彼女と比べられて、「俺にも男のプライドがあるから」っていう理由で友達がカップルで集まる場に連れて行くのを拒否されて、あなたの友達が私のいる前で「(こんなブスと付き合えるなんて)お前凄いわ」ってあなたに言っても、あなたはひとつも怒らず「まあいいとこもあるんだよ、家事出来るし」って言ってへらへらして、友達が帰ったらその日はずっと私に冷たく当たったよね。
二人で働いてたのに家事は全部私がやってたし、ご飯も、あなたは放っておくと牛丼とコンビニばかりで、そのくせそれだとすぐに具合を悪くするから、食費はほとんど私が出していた。あなたは服や本やレコードを大量に買ってくるけど収納は絶対に買わなかった。収納も私が買った。
とにかくくたくただった。仕事がないときは家事、家事が終わって茶の間に戻ると、あなたが自分の好きな音楽や映画をかけていて、全然楽しくなかった。くたくたに疲れてるときに、プログレだのレディオヘッドだのフランス映画だの。私がたまに好きな音楽をかけると黙ってボリュームを下げたでしょう。私はボリュームなんていじってなかった。あなたと同じ音量のままだった。
お金も時間もなくて、元気もなくて、いつもけなされて、綺麗になんかなれる筈がないと思う。
俺は交際相手でありながら、彼女を女性として価値の低い人間だと思っていた。それでも彼女の賢さや仕事の能力は掛け値なしに評価していたし、ブスだのというのも照れ隠しのつもりだったし、彼女のことを愛しているつもりでいた。
しかし、何だかそれもよく分からなくなっていた。自分がこんなに酷い男だったとは、それを彼女がこんなに恨んでいたとは。
「うん、付き合ってたときは、俺が悪かったと思う。でも俺も変わったし…」
「あなたと付き合うことは、二度とないよ」
とぴしゃりと言った。私は思わず舌打ちしそうになり、何とか抑える。そして、また黙る。長い沈黙。彼女に目をやると、顔色ひとつ変えず淡々とコーヒーを飲んでいる。無性に怒りが湧きあがる。
「あのさ」
私は言う。言うが、言葉が続かない。むかむかして黙っていられなかっただけで、言いたいことなど特にはなかった。
彼女は言う。
私、もうあなたの不機嫌は怖くないよ。あなたのこと好きじゃないから。
付き合ってた頃は不機嫌になられるのが嫌で、何でも言うことを聞いていたけど、もう違うから。
彼女は、付き合っていた頃は見たことがないような毅然とした表情だった。綺麗だった。
「今の彼氏は、いい男なの」
私は力なく、聞きたくもない質問をする。
彼女は短く「うん」とだけ答える。
どんな奴なの、幸せなの。いろいろな言葉が口を突いて出そうになったが、聞いても仕方がない。そいつがいい奴で、彼女を幸せにしているのは一目瞭然だったから。
ごめんなさい、最初にあなたが「もう1回付き合わないか」って言った時、「私、結婚するから」って言えば済む話だったのに。何だか自分でもコントロールが利かなくて、長々と酷いことを言って。
彼女は悲しそうな顔をしていたが、その顔はとても優しく穏やかだった。そんな表情を初めて見た。
本当に、本当にごめんなさい。酷い後出しで、今更こんなことを言って。
私、あなたが好きだったの。でも、一緒にいるときは卑屈になるばかりで、勝手に疲れて自爆しちゃった。
次に付き合う人には、うんと優しくしてあげてね
彼女はそう言ってにっこりと笑った。私は泣きそうになっていた。私はこの人を何年もかけてぼろぼろにし、それを見知らぬ男がものの数年で完璧に近く治癒して、彼女は美しくなり、変わらず聡明であり、私はそんな彼女と、恐らくもう会うことすらないのだ。
便所に行き席に戻ると、彼女はもういなかった。テーブルからは伝票がなくなっていた。
先日、新宿で久しぶりに彼女を見かけた。結婚相手らしき男と一緒だった。
彼女から話を聞いて、最低の男である私は「そういう優しい男は大抵が醜男だし、心根が良くても話がつまらなかったり、お人よしで金に縁がなかったりするに決まっている」と勝手に思い込んでいた。ところが、彼女の伴侶は私など比べ物にならないほどの長身のイケメンで、二人で笑いながら話している様子を見るにつまらぬ男にも貧乏な男にも見えなかった。彼女はあの時よりももっと綺麗になっていた。男は顔をくしゃくしゃにして彼女に笑いかけていた。二人は新婚のように睦まじく、目を引くくらい幸せそうだった。
私はといえば、コーヒーを飲みながら妻の買い物が終わるのを待っていた。妻は彼女よりも美人で、彼女ほど賢くはなく、たまに長話に退屈はするが、結婚生活は概ね幸せである。
私は家事をし、妻の美しさや料理の美味さを毎日褒め、妻の好きなミスチルを好きになろうと聞き込んだりするようになった(それで実際好きになった)。私は妻が笑うと嬉しい。私は妻を愛している。
結婚式の後で彼女と話したカフェを出た後から2ヶ月くらい、私は自分の最低さに打ちのめされ、体重が減るほど落ち込んだ。彼女を逆恨みして死ねばいいのにあのクソ女と思ったり、そんな自分が醜すぎて吐いたりしていた。あんな話を聞いたこと、彼女と話す気になったことをくよくよと悔やみ、あの日の前日にタイムリープしたいと真剣に願った。
けれど、あの時、あの話を聞いてどん底に堕ちなければ、私は彼女をずたずたに傷つけた最低の心を直視して、反省して、直そうなどとは一生思わなかったろう。女性に対して「あなたは価値が低い」と言い、気に食わないことがあれば不機嫌な顔をして、それで支配できなければ「一緒にいても退屈なんだよね」等と言って別れていただろう。実際、彼女の次に付き合った女性とはそうして駄目になった。
今、彼女に対しては深い深い感謝しかない。彼女には、旦那に愛されて私のことなどすっかり忘れていることを願う。
下らない話ももう終わりにする。読んでいて私に腹の立った人もいるだろう。不愉快な思いをさせて申し訳ない。読んでくださったことに感謝します。
柳原可奈子みたいなおでぶの女の人が、電車のはじっこの席に座ってガムを噛んでいた。
そこへ照英みたいなガッチリした長身の男性が、ベビーカー押して乗車して来て、柳原さんの近くへ来た。
男がベビーカーか。珍しいな。イクメンってやつか?と思ってみんなさりげなく注目。
柳原さん「席かわりましょうか?」と合図するも、照英さん断って出入り口付近に立つ。
ベビーカーの中の赤ちゃんと柳原さんが軽く向き合うような感じになる。
柳原さんは噛んでいたガムをぷくーーーっと膨らませはじめた。
つぶれてはまた膨らまし、つぶれてはまた膨らまし。
照英さん照れ笑い。
やがて次の駅について、「ごめんね、バイバイね」といって柳原さんは降りていった。
私もそこで降りた。
妻が全身裸でもピクリともしない。
でも、胸元の広い服を着ている義妹のおっぱいが4分の1見えるだけで、乳首も見えていないのに、もう居ても立ってもいられない。
義妹のおっぱいはそんな大きくはない。長身でスラっとしている。スタイルがすごく良い。
ああでも、胸元から見えるおっぱいだけで、乳首は何色かな?ピンクかな?とか妄想してしまう。
洗面台で化粧中の後ろ姿。スラっとした足。お尻。後ろからそっと胸を揉んでも嫌がらないんじゃないか?とか
お風呂に入っているとき、後からボクがそのまま入っていっても嫌がらないんじゃないか?とか
部屋の扉を開けてタンクトップ一枚で寝ている。乳首が浮き上がっている。指でヒョイとそれを持ち上げて中を見ても嫌がらないんじゃないか?とか
息子を可愛がっているときに、後ろから抱きついても嫌がらないんじゃないか?とか
料理中に後ろからそっとお尻を触っても嫌がらないんじゃないか?とか
ボクが義妹のおっぱいを揉んだら、乳首を舐めまわしたら、どれくらい感じてくれるだろう?とか
おっぱい揉むから、メイド服は上下分かれてたほうがめくりやすいな、とか
そうだ、ビデオも回しておかないと、とか
それでも全く嫌がらないんじゃないか?とか
妻は美しいが、性格が悪すぎる。義妹はまあきれいな方だし、性格も良い。
どんなに妻が美しくても、妄想には負ける。
息子と、義妹だけ居ればいい。
追記:
この義妹は「妻の妹」なのか「弟の嫁」なのかでずいぶん印象が変わる。
それは気づかなかった、「妻の妹」です。
多分そうです。結婚前は、この娘とならうまくやっていける、と思ってたのだ。
そんでもって、付き合う前の妻と話をするだけでちんちんが爆発しそうでした。
結婚&同人活動してる「姉」がいる設定なのに、なにが疑問なんですかね?
「一般的には」同人活動は結構大変で、好きなジャンルの消化と昇華を同時にやらなきゃならないから時間を取る。
それこそ、「好き」か「商売と割り切る(エロ分野)」かでないと続かない。
原作があるなら、原作に愛もあって相当な時間を割いてるんだろうしさ。
私の周りという狭い範囲の話で大変申し訳ないけれど、仲が不和になるのは、大概日常に支障をきたすからなんだ。
相手も同人をやっていたりして、利害ではなく活動そのものに理解がないと、続かないんだ。
きっと、あなたのお姉さんは、家事分担を完璧にこなしつつ、パートナーとの日常も問題なく構築でき、その余暇で同人活動ができる素敵な人なんでしょう。
500冊程度の本から得られる収入で、「収入があるから活動続けても良いよ」なんて、旦那様もとても素敵なツンデレに見える。
注:加筆修正しました
最近商業BL作品ばっかり読んでるから、たまにはネットで同人作品も読もうかなと思い立って、某ジャンルのサーチから二次創作サイト巡りをしていたときのこと。リンクを辿っていった先に、管理人が韓国人であることを明記しているBL小説サイトがあった。日本語ネイティブじゃないとこれはムリだろと思わせる豊かな語彙の小説や日記・掲示板の内容から判断するに留学生やニューカマーなどではなくて、日本で生まれ育った在日韓国人の方であるようだった。
なんかね、これちょっとびっくりしたんですよ。在日の人もBL書くんだなぁって。
いや、こんなにもアニメや漫画の氾濫する日本社会で生きている以上、日本人だろうが外国人だろうがオタク趣味に染まる人は染まるのが当然だろうし、中にはヤオイや二次創作に興味を持って腐女子や腐男子になる在日コリアンがいるってのも理性では理解しているんだけど。実際目にしてみると、なんかこう、感慨深いものがありましてね。
そうかー、在日のBL好きってのもやっぱりいるもんなんだなー、っていうか他にもいるけど明かしてないんだろうなー、としみじみしてたんですが、途中でふと思い出した。あれ、ちょっと待てよ?よく考えてみれば、数少ないながら今までにも在日韓国人が登場するBLがあったりするし、在日朝鮮人のBL作家というのもいたりするんじゃないの?そういえば私、そういうの読んだことあったような……、と。
というわけで、今回はBLと在日と私というテーマで今まで読んだ作品を振り返ってみようと思う。長いよー。私が以下で言及している作品には18禁のものもありますのでお気をつけください。
倉科るりというペンネームで、商業誌からBLを出版している小説家がいる。正確にはいた、と言うべきかもしれない。著作の中には絶版になっているものも多く、また1996年の『王様の夏休み』を最後に10年以上発刊はしていないようだから。公式サイトにも「倉科るりの商業活動は諸々の事情から不可能だと思います。時間がないのです。」と書いてあるので、今後も商業誌でBL作品を発表する可能性は限りなく低いと思う。
けれど、在日とBLというテーマを語るなら、彼女を外すことはできない。
実はこの作家さんは、コバルト文庫で金蓮花という名義で少女小説も書いている。むしろ金蓮花(きんれんか)というペンネームの方が世間的には通りがいいだろう。私も残念ながら倉科るり名義の本は読んだことがないけれど、金蓮花名義の本は小中学生の頃にわりと読んでいる。『銀葉亭茶話』、『水の都の物語』、『月の系譜』は何度も読み返すくらい好きだった。私が金蓮花=倉科るりというのを知ったのは大学生になってからだったけれど、BL読者やコバルト読者には結構有名な情報だったようで、ネットで検索するとペンネームを使い分けるようになった経緯や、その他もろもろの噂が出てくる。それらの噂がどこまで本当かわからないのでここでは紹介しない。
さて、金蓮花は1962年生まれの在日朝鮮人3世である。東京に生まれ育ち、大学も都内の小平市にある朝鮮大学師範教育学部美術科を卒業した。作家デビューは1994年、『銀葉亭茶話-金剛山綺譚-』で集英社の第23回コバルト・ノベル大賞を受賞したのがきっかけだった。この『銀葉亭茶話』シリーズは、朝鮮半島を舞台に仙人や精霊、竜や虎、人間たちが織り成す恋愛を描いた朝鮮風ファンタジー小説で、仙境にある一軒の茶屋銀葉亭にさまざまな客が訪れ、店主の李月流(り・うぉるりゅ)に身の上話を打ち明ける、という趣向になっている。
『金剛山綺譚』の金剛山は、もちろん朝鮮半島に実在する景勝地金剛山をさす。韓国人や外国人が北朝鮮国内の金剛山観光地区に観光をしに行くニュースを見たことのある人は多いはずだ。『銀葉亭茶話』シリーズの物語に登場する実在の固有名詞は地名だけではない。例えば『蕾姫綺譚』では重要なキャラクターとして李氏朝鮮建国の王李成桂が登場するし、『舞姫打鈴』のヒーローは新羅の英雄金庚信である。
ところで、学校で歴史を習う前に本シリーズを読んだ影響で、私は現在でも「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」と読んでしまう。私にとって、このシリーズこそが生まれて初めて触れた‘朝鮮文化’なのだった。馬鹿な子供だったので現役読者だった小学生の頃は朝鮮半島というのがどこにあるのか知らなかったし(私は当時本気で外国=アメリカであり、世界には日本とアメリカの二国しかないのだと思っていた)、儒教文化だとか在日朝鮮人だとかさっぱり理解できない上に興味もなかったので読み飛ばしていたけれど、雪華(そら)や明蘭(みょんらん)という美しい漢字と不思議な響きの名前、美味しそうなチヂミ、ふわりとチョゴリを広げて鞦韆をこぐ明朗な少女、霊山の天辺に位置する天池(ちょんじ)の聖水……どこか好奇心を刺激する異国のイメージの数々を私は大いに楽しんだのだった。特に金剛山の壮大な瀑布や峰々が鮮やかに染まる絢爛豪華な秋の描写などは、幼心にうっとりするような綺麗な文章だなぁとドキドキしながら読んでいた。金蓮花という作家のおかげで、私は隣国と幸福な出会い方をしたのではないかと思っている。そういう意味で、『銀葉亭茶話』は私にとって印象深いお話なのだった。
金蓮花自身にとっても、作家として第一歩を踏み出したシリーズであると同時に、祖国を舞台にしたロマンスであることを考えれば、『銀葉亭茶話』はやはり特別思い入れの深い作品なんじゃないだろうか。
彼女の著作のあとがきでは、自らのルーツを意識した話題が多い。北朝鮮に観光に行って金剛山の絶景に感動した話、伯母が北朝鮮に帰国した話、親戚が日本と北朝鮮と中国に住んでいるという話、子どもたちの通う朝鮮学校のお祭りのためPTAとして準備に奔走する話など。
そんな彼女がBL小説を書くときは、金蓮花ではなく倉科るりというペンネームを用いた。倉科るり名義の本では特に朝鮮半島と関連のある物語を書いたりはしていないようだ。少女小説のコバルト作家としての自分とをきっちり分けたかったのかもしれないし、儒教を尊ぶ在日コミュニティの価値観からするとさすがにBLを在日朝鮮人と明かしている金蓮花名義で出すのは難しかったのかもしれない。少女小説家としてデビューする際も家族からかなり強硬に反対されたと聞く。少女小説を書いているのがバレて家族会議で土下座までしたそうな。ましてやBLをや。
まぁ、BLを書くときと少女小説やラノベや一般漫画を書くときでペンネームを変えるのはbassoや秋月こお、榎田尤利もやっていることで、金蓮花に限った話ではないけれど、少女小説では在日ネタをふんだんに出していた人がBLではそれを一切出さないというのも興味深い話ではある。
ちなみに金蓮花名義の本に一切男性同士の恋愛や性愛が出てこないか、というとそういうわけでもない。
ここでちょっと萌え語りをさせてもらうと、『銀葉亭茶話』シリーズで私が一番好きなキャラクターは長白君(ちゃんべつくん)だった。彼は、朝鮮半島の付け根、北朝鮮と中国の国境にまたがる山(朝鮮語では白頭山、中国語では長白山)の守護仙人(精霊だったかもしれない)で、シリーズ通してのキーパーソンである李氏(注:男性)に想いを寄せている男性である。李氏に冷たく拒絶されたり、周囲の神仙たちに揶揄されたりしつつも、変わらず李氏に暖かい真心を捧げ続けている好漢なのだ。李氏には他に想い人がいるのでまず間違いなく長白君の恋が成就することはないのだろうが、私は彼の男らしい包容力にときめいたのでぜひ幸せになってもらいたいと思っている。別に相手は李氏じゃなくてもいいから。というか長白君には楓英とか緋鯉の精みたいな豪胆で誠実な男性とか似合うと思うんだよね。
studio may-beを結成して仕事をしている高城響と鷹匠早紀は、BLゲームや乙女ゲームのシナリオライターとして活動している他に、連名でBL小説を書いて出版したり、漫画の原作をしたりしている。音楽業界を舞台にしたBL小説『たぶん、きみが好き』『いつか、翼を広げて』『きっと、空も飛べる』という3冊がマイクロマガジン社から発行されたのは2004年のことだった。この3作は天才指揮者と男性アイドルのカップルを描いたお話なのだが、実は高城響と鷹匠早紀がやっているサイトに長年連載していた大長編小説『KT』を手直しして発表したものだという。
そのサイトの大長編(まだ完結していないらしい)には、脇役として若手の指揮者同士のカップルが登場する。彼らを主人公にした話もサイトには掲載されており、出会いと恋人になるまでを描く『'O sole mio』、体の関係を持つまでに至る続編『hard day's night』、いちゃいちゃらぶらぶしてる『jealous guy』などがある。珍しいことにこのカップルの攻めは在日コリアンである。
『'O sole mio』と『jealous guy』では、攻めが在日であることはストーリーの主軸にはほとんど絡んでこない。民族が違うということよりも同じ夢を抱く音楽家同士であることの方が、この物語の中では圧倒的に比重が大きいのだ。
しかし、『hard day's night』の中ではそれらしいエピソードが挿入されている。演奏会の予定が突如キャンセルされてしまった攻め。晴れがましい仕事を一つ失った原因を、受けに問われた攻めはしぶしぶこう語るのだった。「オレ、在日やん」。BLで、差別に直面する在日の姿が描かれているのは大変珍しい。そもそも在日としてのアイデンティティを持ったキャラクターが登場するBL自体ほとんど見かけないんだけどね。
ところで、この物語の攻めは、大阪出身で関西弁を喋る陽気な男性だ。大らかで人懐っこい。阪神タイガースファン。長身、ガタイが良くて、美男子ではないけれど、受けから見れば十分に魅力的な容貌をしている。そして新進気鋭の指揮者である。実際、読んでいて、彼は魅力的な人物として描かれているように思った。なんとなく関東生まれ関東育ちな自分からすると良い意味で典型的な関西人という印象を受けた。
神経質で繊細、あまり感情表現が得意ではない日本人の受けは、自分と正反対の気質の攻めに惹かれていく。自分にないものを持っている相手を反発心を抱きながらも愛してしまうパターンというのはわりと恋愛物の王道だが、受けが攻めの才能に嫉妬をして苦悩したり、振り切ってもついてくる攻めに苛立ったり、励まされたりと感情をぶつけ合ううちに自分の恋心を認めざるを得ない展開になるというのは微笑ましくて良かった。
BL小説家、檜原まり子の作品の一つに『マリンブルーは密やかに』という小説がある。2008年、講談社X文庫ホワイトハートから発行された。舞台はアジア・オセアニアクルーズ中の豪華客船。そこに乗り込んだ保険会社から委託を受けた調査員の受けと、元自衛官の攻めのラブストーリーだ。
正直なところ、この物語の一番興味深いところは、ストーリーなどよりも受けの両親だと思う。
受けの母親は日本人の医師だった。そして父親は在日韓国人の寿司職人。両親が渡米して、一家がカリフォルニアにいたとき受けは生まれた。医師免許が認められなかった母親は畑違いの仕事をして受けを育ててくれたらしい。後に離婚したようだが、受けの両親の話こそ読んでみたいと思った。寿司職人と女医さん夫婦米国滞在記なんていろいろ波乱万丈なドラマがあって面白そうじゃん。
というわけで、本作の受けは間違いなく在日韓国人の血をひいているのだが、特に在日とか韓国に関するエピソードは出てこない。受けが韓国語を喋ったりキムチを食べるシーンがあるわけでもない。彼が民族的なコミュニティや朝鮮半島に思いを巡らすシーンがあるわけでもない。冒頭、地の文でさらりと受けの生い立ちが説明されているだけで、その後はとくに彼が韓国系であることには触れないまま物語は終わるのだ。
なら別に受けが在日の血を引くキャラクターである意味ってないのでは?と思わないでもないけれど、まぁ深い意味がなきゃ在日がBLに出てはいけないってこともないし、これはこれでいいのかもしれない。なんと言ってもこの作品の舞台はいろいろな国籍のクルーが働く豪華客船なのだから。南太平洋を悠々と航海する船上のキャラクターにちょっとしたマージナルな要素を付与したいと作者が思うのもわかる気がする。船長の喜屋武も、受けと同様にマージナルな人物である。米軍勤務の軍人を父に持つ沖縄出身の男性で、金髪碧眼という日本人離れした容姿だが自らを日本人だと主張する。とても珍しい韓国系の受けや、沖縄と米軍というデリケートなバックグラウンドを持つキャラクターが登場するという点において、このお話はなかなか印象深かった。
『うつしみの花』は、幻冬舎リンクスロマンスから2008年に出版された全2巻のBL漫画である。作者はタカヒサ亨。舞台は飛鳥時代の日本で、有名どころでは葛城皇子(中大兄皇子)、皇極天皇、間人皇女などが登場する歴史ロマンBLである。ちなみに中大兄皇子と受けがキスする場面もあったりする。
主人公(受け)は、百済からの渡来人で金工職人である実父を持つ美少年。攻めは、受けの父親の弟弟子で、乃楽山(ならやま)の麓に住む百済系渡来人であり以前は都随一と呼ばれた腕を持つ金工職人だった。受けが攻めの弟子となるので職人師弟ものBLであると同時に、渡来人と渡来人の子孫が出会って恋に落ちる物語なのである。
職人の村で修行をする受けは、師匠であり恋人である攻め以外の渡来系の職人たちとも交流を持つようになり、技術を磨いていく。いつか攻めの故郷である百済に帰還することを夢見るようになるし、自分たちの存在は発展させ続けていく技術に拠って立つのだという強い自負心を持つに至る。彼らのアイデンティティは明確に百済系渡来人であることにあり、ヤマトにはないんだなーと読んでいて思った。
日本が舞台なのにあえて渡来人のカップルを描くなんて随分通好み(?)だなと思う。こういうのは珍しくて面白い試みだ。同時に、ちょっと私の中の日本人としての感覚が一抹の寂しさというか疎外感を感じなくもなかったような……。この記事のテーマである在日と古代日本の渡来人はちょっと違う存在なのでこの作品には簡単に触れるだけにとどめるけれど、思いがけずヤオイを読んでいて自らのナショナリズムが浮上したという点で本作は印象深い作品だった。私が気にしすぎなだけだけなんだろうけれどさ。
もちろん、健気で頑張り屋な受けとクールで格好良い攻めは萌えたし楽しめた。
ところで、作者のタカヒサ亨は、角髪(みずら)に萌えてこのお話を描いたらしい。わかるわー私もみずら萌えです。特に青年の下げみずら姿は可愛くて良い。不評でなかなか描かせてもらえなかったとのことだが、残念だ。もっと見たかったよー。
ハテブやツイッター、増田2ちゃんねるでコメント下さった方ありがとう。せっかくだし嬉しかったので、いくつかのコメントにお返事します。
恐縮です。ありがとう。
自分のブログではこういう記事を出したことがないのでうまく書けるかわからなかったし、書いたとしてもこの記事だけ場違い感がぷんぷんして浮き上がってしまうだろうと考え増田にしました。悲しいことですが、BLも在日も荒れやすい話題ですから。
私は金蓮花の初期の作品が好きでここ7~8年の著作は読んでないのですが、作品だけじゃなくて作家自身も本当に興味深いなと思ってその動向は注目しています。ラノベ界でも稀な在日外国人であることを明かしている作家さんですよね。まして日本と関係が良好でない国を祖国に持つ人ですから、日本社会で生きる彼女自身、悲しみや自負心を含め複雑な感情はあったんじゃないかなと想像しています。日朝首脳会談が開かれ拉致問題が発覚した2002年、この年に発売された『伽椰琴打鈴』を最後に、彼女の著作の中で一番‘朝鮮’を押し出している銀葉亭茶話シリーズが発行されていないというのは、偶然かもしれないけれどなんとなく象徴的に見えたり……。
確かに文化が違う、価値観や倫理観が異なっている、と強く感じる点はいくつかありましたね。面白いなと好ましく思う相違もあれば、モヤモヤする思いを抱える相違もありました。私の場合、女性の描かれ方や女性の置かれた立場というのが結構気になりました。『蝶々姫綺譚』で、女性が子を成さずに死ぬのは罪である、罰として死後の世界で償わなければならないという設定には、儒教をベースにしたファンタジーだとこうなっちゃうのか、とびっくりしたなぁ。日本や日本よりフェミニズムの強い欧米発のファンタジーじゃそういう設定ってないでしょう。まぁ、当時の価値観を反映させた設定であることが良いという考えもあるとは思いますが、現代女性としてはファンタジーとはいえその世界の女性は生き辛そうだなという感じたのも事実でした。
ネットで読める作品もるし書店や図書館に置いてある作品もあります。個人的に、興味や関心の度合いが在日>BLという人よりは、BL>在日の人の方が楽しめるとは思いますが。
全然関係ないけど、最近アメリカのスラッシュが翻訳されて日本の書店の店頭に並び始めましたよね。日本語で海外スラッシュが読める日が来ようとは思わなかった。嬉しい。
皆さんがどなたをイメージしているのか興味あるなー。私は弱小ブログを書いてますが、Twitterはやっていないんですよ。
韓国人は日本人よりも情熱的、確かにそういうイメージありますよね。こんな記事書いといて言うのもなんですが、家族友人知人に韓国人や在日の人っていないんで実際そうなのかはよく知らないけれど。
確かに作品が面白ければ作家は関係ないというのは仰る通り。私も普段は書き手には興味がないんですが、今回は冒頭で書いた某サイトにはなんだか妙に感慨深くなってしまいまして。
創作の中のマイノリティ、本当に興味深いですよね。読み専なので創作の苦しみは知らないのですが、創作物にマイノリティを登場させる際書き手さんはやっぱり慎重になるんだろうなぁ。セクシュアル・マイノリティが登場するBLは殊にそういう姿勢を求められているジャンルですし。常に政治的に正しいお行儀のよいBLである必要はないと思うけれど、読者が引くような差別的な描写が垂れ流しにされてるBLは読みたくないと思います。私はまだガチでがっつり民族問題を盛り込んだBLというのは読んだことがありません。今後もそんな作品は出ないんじゃないかなと思うし、たとえ出版されたとしても読みたいとは思わないかも、と考えています。娯楽作品には悲惨な差別とか貧困とかの要素は求めていない性質で、どちらかというとイチャイチャ、ドキドキ、ワクワク、エロエロ、アマアマ、ラブラブって感じのノリの方が好きなんですよ。なのでフレーバー的な登場のさせ方や特筆されるような描写がなくても私はOKなんですが、作家がまったくその問題の背景に無知ではキャラクターの魅力的な属性にはできないわけですしね。作家は10調べたことのうち1を書く(100調べたことのうち1を書く、だったかもしれない)と聞いたことがあります。BLを愛する者の一人として、そういうBL作家さんが今まで以上にたくさん出てくれるといいなぁと願っています。
僕の妻は美人だ。
ただし、性格がきつい。
結婚してからはさらにきつい。
そんな彼女の妹と、事情があって一緒に暮らし始めて一年以上が経っている。
義妹も妻ほどではないが、なかなか美人だ。
そしてなにより、性格が良い。
どうしても、義妹の方に目が行ってしまう。
男だからだろうか。
この夏などは、リビングでは短パンからスラリとした足を露出させ、よく昼寝していた。
僕はよく、なめるように視線を送っているが、まったく無防備だ。
部屋で寝るときも、ドアは開けっ放し。
朝、義妹の部屋を通るたびに、美しい肢体を見せつけられる。
胸元がはだけていると、ああ、もう少しで乳首が見れるのになあ、と、首の角度を色々変えながら見てしまう。
ある時は、帰ってきたら、バランスボールに乗っていて、胸がムニュって状態でお帰りなさいって。いや、それよりムネ、、
それでも、義妹とのあらぬ事を色々想像してしまう。
いいよね?想像するだけなら。
コミックLOとかで少女とのセックスを想像するのと同じで、実害はないよね?
それとも、よこしまな思いが浮かぶのは、それだけでダメなのか。
追記:
なぜかブクマとかされたので、、
いや、「外見で選ぶと後悔する。性格で選ぶともっと後悔する」を信条としてるので、今のままでいいんだ。
実は妹は姉の事が嫌いで(理由:性格キツくても周りに許されてるから)、旦那の浮気で結婚生活が壊れてしまえ!と思って隙を見せてんのかもな(増田から手を出す形になれば妹は完全に被害者面できる)。気をつけろよー。
大丈夫だ。わきまえている。それに義妹は誘ってるわけではないんだ。
昨日は絶対領域が気になった。さらにそれが足組みされたけど、大丈夫だ。
今朝の夢は、うつ伏せに寝ている義妹のはみ出たおっぱいを触って、義妹は嫌がらなかった夢だが、大丈夫だ。
「もげろ」
気持ちだけ受け取っておく。
ブックマークしているもてない女板を削除しようか迷ってる。
でも、はっきり言ってその人のことは好みじゃない!!
その人は中肉中背で短髪。オシャレじゃないけど、清潔感はある。
でも「私を特別扱いしてくれる」という圧倒的高ポイント!!
コーヒーとパフェ奢ってもらって「あ、これはデートだったのか!!」と戦慄。
嘘、嘘。奢り以前に遊びに行こうよって言われたときに
「な、なんだこいつは!!私が好きなのか!!!」と心臓が焼ける思いをした・・・。
あー、もうなんか嫌だ!男なんかにドキドキしていて嫌だ!!
恋愛は、くだらないんだ!!それよりも小説書いたり、物語作ったりする方が高尚なんだ!!
って信じてるんだけどなぁ・・・・・いつかコミケ参加したい。
今まで付き合ってきた人はみんな、自分の背丈と同じぐらいの一般的な体格の人だった。
その人は、190センチぐらいある。わたしの周囲ではまず見ない長身の人だった。
学生時代にボート部で鍛えた胸板がとても分厚くて、初めて会ったその日にいっしょにお酒を飲んでいて、それに気付き、自分でも驚くほどに胸がどきどきして息が苦しくなった。
帰りに送ってもらうときに並んで歩くと、わたしの頭がその人の肩くらいまでしかなかった。
すぐ横に、あの分厚い胸板があった。
何の前触れもなく
「この人に抱かれたい」
と思った。
ほとんど衝動だった。
抑えることができなかった。
その日はさすがにそのまま帰っておしまいにしたけれども、4度目のデートで彼に抱かれた。
自分からいった。
もう我慢できなかった。
それで完璧にはまった。
あの胸板にのしかかられて、長くていい感じに筋肉質の手足で身動きが取れないように押さえつけられて、執拗な言葉責めが結構好きな人で、今まで言葉責めとかキモいだけだったけど、この人の場合、ほんとに身動きすら取れない状態で翻弄されてる感じがたまらなくぞくぞくした。「男」そのものだ、と思った。わたしが今までずっと探してたのは、この感覚だったのかな、と思った。そのくらい、この人とのセックスが魅力的だった。早い時期で体を許すものじゃないと思って今までの自分ならもっと時間をかけていたはずなのだけど、今回は違っていた。彼のからだがほしくてたまらなかった。それからも会うたびにセックスした。するたびにはまった。抵抗してみせても全然適わない、圧倒的に強い力でがっつり押さえつけられていいようにされる。それがすごくうれしい。
ただ、諸事情でお互いに将来はない関係だということはわかっている。
加えてこんなに早い時期に体を許したということで、彼の中でわたしは本命にはもうなり得ないと思っている。
でも正直、そういうのもどうでもいい。彼のからだがほしい。
なんかタイガー・ウッズってこんな気持ちだったのかな、って思うほど、今の自分は暇さえあれば彼とのことばかり何度も何度も反芻してしまう。もうほんとやばい。わたしどうしちゃったんだろう。できることなら毎晩抱いてほしい。性欲がぜんぜん収まらない。彼とのことを思い出すとくらくらする。胸がきゅーっとする。早く週末にならないかな。もう待ちきれない。彼と会うのが待ちきれない、というより厳密には彼とのセックスが待ちきれない。またああやって、圧倒的な力の差で組み伏せてほしい。やらしい言葉で追い詰めてほしい。あーもうだめだ。思い出すだけで変になる。なんなのこれ。