はてなキーワード: 学問とは
というのも、そういうことを言っているのは、研究熱心・教育熱心な教員ではなく、学内政治が上手いだけの教員や、研究能力皆無の評論家とかだからだ。
「文学の価値は人生を見つめ直すときに現れる」とか言ってるのがまさにそう。こういうのはもっともらしいことを言っているが、長い目で見ると、人文系学部の大学での存在意義を危うくしている。はっきり言って迷惑なのだ。
大学の目的なんて、究極的に言えば一つしかない。すなわち、「ある学問を研究し、後続の研究者を育成すること」。「人生の岐路に立った時に教養があると」云々なんて、何ら関係がない。
以上。
社会学ってそもそも、自由な議論を阻害するなと言いながら学問的な裏付けもない理論をぶん回して社会運動に流用しまくったんだよね。
つまり社会運動に看板だけ貸して、その学問を棍棒にしてやりたい放題やってきたのね。
黒人が白人をリンチしてるのを、「トーンポリシングだ」「そこまでに至る抑圧がー」とか、どこからどう観ても「そんなの正しいわけねえだろ」って誰もが分かる問題を、無理やり擁護してる。
学者の看板で勝手に正統性を暴力政治運動に与える名義貸しをずっとやり続けてきた。
きちんと研究してるかといえば、やってることはせいぜい、オタク表現に思いつきで放火するソーシャル放火魔でしょ?
社会運動にアカデミズムの看板を名義貸しをしておいて、そんで、逆に炎上したら「自由な議論を阻害された」と、放火しておいて被害者ぶる。
でもさあ、そのやり口が「社会学者という学者の看板で語る」のなら、最低限、その学者としての生命をかけて貰う必要がある。
学者として語ったのなら、それが学者としての倫理にそぐわない思いつきをホイホイ勝手に捏造してばらまいただけなら、当然学問として最低の評価を受けるのだ。
スタップ細胞のように、「お前は捏造理論を唱えた。学者として発信したのに、全く研究した痕跡も無ければ、そもそも根拠がない」と言われねばならない。
しかし、社会学者にはそもそも検証される土壌がない。言えば言いっぱなしで逃げ放題だ。
しかも根拠を問われたら「あくまで個人の感想です」と、さんざん学者でござい、って顔して放火してたのに、個人の顔になりやがる。社会運動の煽動に利用しておいて、その逃げ口上は一体何だ?
「自分たちが社会的圧力をかけるように煽動していた」のに「自由な議論をしていただけだ」とは、ヤクザの居直りである「俺は穏便に話していたのに、相手が勝手にころんだだけ」みたいな態度である。
そりゃ、「ヤクザ」と同じ扱いを受けても仕方がないだろう。
社会学者が襲われるようになったのは、学問の看板で放火しまくったからであり、まっとうな社会学者が「もし」いるとしたら迷惑なことだとは思うが、今のところそういう学者は放火そのものをしないので、誤爆を観たことがないのである。
たとえば、民主党の事業仕分けで「2位じゃ駄目なんですか?」で騒がれたスパコンなんて、当時、関係者全員にとって無駄以外の何物でもなかった。
しかし、民主党憎しのネット右翼と、基礎科学を擁護しておけば教養人ぶれると勘違いしたインテリ気取りが、外野から猛烈な批判を加えたことで、スパコン分野が「聖域」と化し、巨額の税金が投与され続ける羽目になってしまった。
「こいつは言葉を誤用してる無教養だから議論の価値なし。ちなみにAとは〜(以下教養の開示)」とかからんできといて、この学問では普通にこの意味でつかわれとるわ、学部生向けの教科書も読んだことないんか?これでも読んどけってリンクつけて返すと、ブロックしてくるやつ、マジで頭おかしいと思った。ついでにそいつを持ち上げてるやつらはもっと気持ち悪いとおもった。
もちろん医者の間で意見が分かれることはあるが、基本的には一つの知識体系だ。
というか、少なくとも、一つの知識体系を目指す学問であるはずだ。
医者は「正しい知識を持っている人」で、一般人は「知識を持っていない人」だ。
医者が「ただの風邪だ」と言えば、一般人は「ただの風邪だ」と考えるのが普通だ。
社会学は純粋な科学ではない(もちろん一部は「科学的」アプローチを取る)。
一つの知識体系があるわけではない。目指しているわけでもない。
社会は複雑系であり、一つの「優れた」捉え方があるわけではない。
逆に、だからこそ、「多様な」「他とは違った」捉え方を提供することが、社会学の一つの役割だ。
だから、ある社会学者が「これは問題ある表現だ」といえば、一般人は「確かにそういう捉え方もあるかもな」くらいに考えれば十分だ。
(もちろんその意見の妥当性は「社会学者が言ったかどうか」とは関係なく議論されるべきだが。)
というか、ある表現に文句をつける権威がいるとすれば、それは弁護士や政治家等、法律の専門家であるはずだ。
そもそも、はてなぁだってその辺のアホだって、「社会学者の言うことは正しいとは限らない」なんなら「胡散臭い」と思っているはずだ。
だれが社会学者の意見に対して、日常的に権威を認めているというのだろう?
こんなこと言っているのは、旗色が悪くなったらビビったふりをする、典型的な詭弁者だ。
社会学の本を1ページも読んだことが無いんだろう。
https://www.twitter.com/brighthelmer/status/1304953914786111492
この辺はもう、個人の影響力がどう、社会の構成員がどうとかじゃなくて、社会学という学問に携わる専門家としての研究者倫理の問題として一度議論し直した方がいい気がする。
これらが循環しながらめっちゃ雑な叩かれ方されてる
俺は長年の田中芳樹ファンだけど、残念ながらその頃と今回とでは「当たり前の批判」の社会的意味が違うんだよ。認識をアップデートしてよ。
タイトルの通り増田は20年来の銀英伝ファンですが、私が銀英伝を知りネットの掲示板や個人サイトなどを見始めた当時から、ファンによる「銀英伝の女性キャラはステレオタイプ過ぎる」とか「田中芳樹は女性を描くのが下手」みたいな批判は当たり前のものとしてありました。今回炎上した冒頭のツイートもそれと同系統のものであり、作品内の女性の扱いに対する感想としては見慣れた内容で特に違和感はありませんし、個人としての違和感を述べたうえでリメイクにあたってのアップデートを希望するものであって、それ自体問題があるものとは思えません(なお、「Die Neue These」はリメイクではなく「原作の再アニメ化」なので、その点は事実誤認なされているものと思います)
うん、銀英伝のファンのあいだでは「あいつ女を描けてねーよな」みたいな評は普通のものだったよね。そういう意味で、例の社会学者氏のツイートの認識はごくありふれた銀英伝認識を示したものだといえる。それだけを切り取ってみれば特に叩かれる要素はない。
でもさ、
ことと、
twitterという、簡単に支持者を社会運動に動員できるプラットフォームで、これまでさんざんコンテンツを燃やしてきた社会学者っていう属性の人が、表現の内容を変えるべきだと口を出したら、単なる批評の域を超えて作品へのバッシングを煽動してるようにしか見えないんだわ。
ジェンダーがどうこうというのも、そういうバッシングの際によく使われる常套句だからね。
「あっ、この状況、キズナアイバッシングで見たことある!」って思っちゃうんだよね。
実際にそれらの描写を変更すべきか否かはそれぞれで判断が異なるのは当然としても、こうした意見に対して「現代にそぐわないから変えろって言いだす社会学者やべえ」などと嘲笑するのは原作者のスタンスを含めて明らかに論点を見誤っていますし、「銀英伝を燃やしに来た」などと反応するのは過剰です。挙げ句に社会学者というツイート主の職業にフォーカスしてその職業全体を否定するような言説まで行うのははっきり言って異常だと思います。
もちろん、昨今のネットの社会学バッシングはどう考えてもおかしい。一部のおかしな社会学者の存在で以て学問としての存在意義まで否定されるべきではない。
ところで、「すべての男がそうじゃない」みたいな言い訳をする男に対してノットオールメンって言ってきたのってどういう人たちでしたっけ?
文系のはしくれとしてはノットオールソシオローグスと言いたいところなんだけど、フェミニズムに同調して社会問題に口を出してきた社会学者がそれを言うことは、まあ論理的一貫性の問題を惹起するよなあ。
本件もそうですが、ポリティカル・コレクトネスを巡る議論においては「過剰なポリコレを押し付けるな!」などと主張する批判側にも個人の意見に対して過剰かつ攻撃的な言動を繰り返す「反ポリコレを旗印に個人を抑圧するネット憂国騎士団」みたいな存在も目立ってきており、まともな議論が成立しづらい状況になっているように思います。
マトモな議論が成り立ちにくい環境を作ってきた責任を反ポリコレの側「だけ」に求められても困るんですが。
ポリコレが高邁な理想としての側面しか持ち合わせていなかったのであればともかく、実際には他の表現を抑圧する棒として使われてきていたという前史があった上での反ポリコレ側の過剰反応でしょう。
つい最近起きた騒動にだけ目を向けても、ジェンダーを専門とする社会学者によってキズナアイがバッシングされ、フェミニズムを掲げる弁護士や研究者によって献血ルームが攻撃され、「ミカンはお母さんが買うもの」などと宣うフェミ学者たちがラブライブの農協コラボを焼きに来た、といった話があって、その上で今回の社会学者氏の感想への過剰反応があるわけ。
ポリコレ棒でヒステリックに殴られてきた側がちょっとでもポリコレっぽく見えるものにヒステリックに反応するのは自明の理では?
悪いけど、ポリコレ棒を振り回して暴れ回ってきたポリコレ憂国騎士団の皆様にはもうウンザリしてるんだよ。
だからといってこちらも憂国騎士団ムーブをしていいことにはならないけど、ポリコレ側の憂国騎士団ムーブのことを棚に上げて反ポリコレ側だけを憂国騎士団と言われても困惑するほかないんだよね。トリューニヒトみたいな詭弁やめろ(憤怒)
実際問題、2013年の人工知能学会表紙事件以降、表現(特にオタクコンテンツ)をネットで叩いて社会問題化し、金と名声を得るというのは、社会学者の定番になってる。最も顕著だったのが宇崎ちゃん献血ポスター騒動
いや、ネットで表現を燃やしたところで影響力とか声望とか自尊感情とかはともかく金は得られんよ(少なくとも学者の世界では)。金目当てで彼らが動いているというのは被害妄想がすぎる。そりゃ有名どころのレーベルで新書とか書けばまとまった金は入ってくるかもしれんが、彼らは現段階ではtwitterで吠えてるだけで別に一般向けに売れそうな本を書いているというわけでもないし。
この界隈Twitterさえ見なきゃ起きてない論争多くない?ほぼネットそれもTwitterでしか「社会学者」を知らなそうな人多くない?
そりゃ、多くの人には表現を燃やしに来る「社会学者」の姿しか見えてませんし……
アカデミアあるいはそれと近いところにいれば、社会学といっても色々あって、ハマータウンの野郎どもを研究する人もいれば聖なる天蓋を論じる人もいて、ジェンダーやオタク文化に関心を持っているのは一部であり、表現を燃やしに来るのはさらにその限られた少数に過ぎず、もっと言えば社会学者といっても博士課程の院生から誰もが参照すべき大御所まで「権威」に勾配があることくらい理解しているだろうし「社会学者」を十把一絡げに論じるべきじゃないっていうのは自明の理なわけだけど、燃やされた被害者からはそのごくごく一部の姿しか見えないので。
アカデミアと縁のないそのへんのオタクにとって、哲学者や数学者や工学者や物理学者や言語学者や文化人類学者なんてろくずっぽ知らないのが「普通」でしょう。普通の人は良かれ悪しかれそんな学問について詳しい知識は持ってないんだよね(漠然としたイメージは持ってるかもだけど)。だからtwitterのオタクがロクに社会学者について知らないってのもある意味当然なのよ。
そんな学問についてよく知らない一般大衆は、まあ、自分たちの表現を燃やしに来た一部の社会学者の姿を見て「社会学者」のイメージを形成しちゃうよね。
もちろん「そんな社会学者ばかりじゃない」という異議申し立てはどんどんやればいいと思うよ。「そんな男ばかりじゃない」と同程度には正当性のある反論だろうし。
『ムーラン』と『銀河英雄伝説』が同時並行で話題になってホッテントリに出まくってるのに誰も『風よ、万里を翔けよ』の話してないのおかしくない!?
「学者なんてのは象牙の塔に籠って、実社会のことなんかまるで理解しちゃいない」
……と気軽に罵倒してしまったその報いが、社会学者というモンスターの跋扈なのだろう
まさか学問のガワすらかなぐり捨ててお茶の間受けに特化し、しまいにはサブカル放火魔と化した自称学者がこうも塔からゾロゾロ出てくるなんておそらく誰も想像していなかっただろうが、とはいえあんな怪物を生んだ責任はきちんと我々にあるのだ
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 62 | 6269 | 101.1 | 20 |
01 | 36 | 3247 | 90.2 | 48.5 |
02 | 41 | 3665 | 89.4 | 47 |
03 | 43 | 8394 | 195.2 | 58 |
04 | 37 | 5539 | 149.7 | 76 |
05 | 16 | 1914 | 119.6 | 42.5 |
06 | 8 | 3527 | 440.9 | 69 |
07 | 27 | 4738 | 175.5 | 53 |
08 | 66 | 4750 | 72.0 | 41 |
09 | 51 | 3578 | 70.2 | 38 |
10 | 68 | 5289 | 77.8 | 31 |
11 | 154 | 12101 | 78.6 | 31.5 |
12 | 128 | 14530 | 113.5 | 40 |
13 | 134 | 9124 | 68.1 | 33 |
14 | 131 | 20034 | 152.9 | 35 |
15 | 131 | 15623 | 119.3 | 50 |
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1日 | 2197 | 238137 | 108.4 | 38 |
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専門知識を売りにするVtuberをやる場合、内容の正しさの担保に心を砕く必要は薄い。
視聴者が少ない時期は、そもそも視聴者は零細Vtuberに厳密な正確性を期待しない。
視聴者が多くなれば、視聴者の中に識者みたいな人たちが出てくるので、そいつらが推しの布教としてVtuberの発言の正しさや補足をツイッターとかで語ってくれるのが担保代わりになる。
でも専門的な内容をウリにするVtuberはほぼ出てこないし、はじめてもあまり長続きしないわな。
Vtuber 学者 とか、 Vtuber 研究者 とか、youtubeかTwitterでそれっぽい検索をすれば出てくるのでゼロではないが、少ない。
その理由は主に二つ。
専門知識を語るやつって、知的好奇心を刺激してくれそうで一見面白そうだが、まーーー視聴者がつかない。
たとえば、夜子・バーバンクってのがいる。こいつは学問ではなく映画に特化したVtuberである。
https://www.youtube.com/watch?v=ABB0QlGKul4
中堅事務所のバルス所属で、映画館HUMAXシネマズの公認ももらってて、しゃべりも実績のある人をキャスティングしている。
だが、映画というそこそこ(まあ少なくとも学問よりは)間口の広いものでも、それ特化では視聴者が伸びない。俺は好きなんだけどな。
人気Vtuberがたまに好きな映画を紹介するとか、月に一回歴史の話をするとかだと好評だけど、毎回やられるとうけない。
あとネタ切れは言うまでもない。
最初の頃は詳しいし面白いことを紹介できても、ある程度回数を重ねたら、動画で説明しづらい事とかウケの悪そうなことしか残ってなくて、結局はキャッチーさ重視で知識の曖昧な物事とか胡散臭いソースをもとに語ることになって堕落する。
あいつも賢いとか説明がうまいとか言われててYoutubeも最初は好評だったけど、そのうち変なこと語りだしたり、聞きかじり読みかじりの受け売りを言い出して叩かれまくったじゃん。
そういや中田のムーブは、情報の正確性をどう担保するかの参考にもなるな。
追記9/13
学問や映画は需要が少ないからでもっとオタ受けするのにしろって意見もあるが、漫画への造詣が深く、初回の薩摩義士伝語りでバズりまくり公式も反応するほどだった黒ギャルVtuber皇牙サキはめっちゃ期待されたが結局ジワ沈みして引退した。
結局オタクコンテンツ語りは、アニメも特撮も漫画も配信上に乗せられないのが痛すぎる。
なのでどいつもこいつもゲームに特化することになってしまうんだなぁ。
歌とかASMRとかは乗せられるからそのスキルがあるやつはそれでやってけるけどな。
こう考えると、配信に直に乗せられるネタが強いんだったらやっぱり学問系がいけるんじゃないかと思いたくなる。
歴史、経済、理科などの情報を自分でパワポにでもまとめれば配信にわかりやすく乗せられるからな。
本文では「映画でも人が来ないのに、学問系はもっと需要ないだろ」みたいな書き方をしたが、「需要は映画が高く学問は低いが、映画は元コンテンツを直に見せられないというマイナスと、学問は見せられるってプラスを勘案すれば、配信ネタとしては学問の方が強いのでは」って仮説にも一理はある。
Youtuberは配信頻度がめちゃくちゃ重要だから、すげー勢いでネタが消費されていく。
同じVtuberでも、割と練ったコンテンツを週イチでやってる頃と、普通のゲームプレイを連日やってる頃、どっちが登録者数増えるかつったら悲しいけれど連日やってる頃なんだな。
ということで、伸びるために頻度を高くすると遠くないうちにゴシップやデマスレスレの煽情的で胡散臭い話をするようになるし、頻度を犠牲に質を保つなら伸びないし、ってことになる。
ま、専門知識でオタク層にチヤホヤされたいなら、赤月ゆにみたいにググれば出てくるような「今日は○○の日」って情報をちょっと見栄えのいい数分動画にしてTwitterにアップするか、物理たんとか数字に詳しい悟空とかエコノミクスアライさんを名乗ってTwitterでなりきり専門家をやるのが可能性あるわ。
さっきから勢いのまま考えたことがあったのですが、書いているうちに内容が二転三転しだしたので、ある程度内容をまとめてみました(考えが十分だとは言ってない)。
多分に思慮不足・考慮不足な面があるはずですので、そのあたりご理解いただいたうえでご笑覧いただけたら幸いです。
というか気づいたら5000字超えているという時点で深夜ノリでもある(=きちんと構成を決めて書いてはいないため)。
本題ですが、個人的にバーチャルYouTuber通称Vtuberが好きでよく聞く・見るんですよ。でもエンタメ系の方ばかりで、例えば自分の大学院での専攻に関係したりとか、またそれだけに限りませんが、そういった専門知識的なことを売りにする方を追えていないんですね。僕のような青二才でも「そういう専門的な内容を扱う人って少ないのでは???」と思いつくくらいですから、確実に存在すると思うんですが。
で、そこでなんですが、その内容を「真実、ないし少なくとも一般に公開するに足る内容である」と担保するのって、そういうVtuberのような方だと大変だと思ったんですよ。
少し話がそれますが、昨今の情勢からYouTubeに講義をアップロードされている先生方がいらっしゃいますよね(畏れ多くもTwitterでフォローさせていただいている先生方の中にもいらっしゃいます)。先生方の場合は、もちろんそれを見る学生さんが「その先生ご本人の公開されたものである」から見るわけであって(それでも見ないケースがあったり、またネットの世界で「明確にそのユーザーが現実世界に存在する人間そのものである」ことを証明するのは難しい、というような内容は考慮しないものとします)、そのために明確に「このアカウントは私(前述の先生方)本人です」と明かされています。その「先生ご本人である」という証明のもとで、「お話しになる内容が本当のことである」(「その先生ご本人が話されるに値する内容であると認識される」)と担保されるのだと思うんですよ
長々と書いていますがここからが本題です。ですがこのVtuberの場合、そうした担保をするのは一工夫しないと難しくなります。なぜならば(あくまで個人の見解ですが)Vtuberはネットの世界にバーチャルとしての体を持つものであって、現実世界の人間そのものではないからであります。
要は「実際の人間社会で、ある程度Vtuberそのものとして信用に足るような業績などがない場合、その発信する内容が真実かどうかを担保するのって難しいよね」ということです。例えば高校くらいまでの「幅広い人が多少は知っている・名前を聞いたことがある」ような知識は、そのような本人の信用はそこまで関係してこない(発信内容だけを考慮してその真偽がわかりやすいため)としても、専門的な内容になるとその内容だけでは真偽を決めづらいんじゃないかな、と思ったわけです。
なお上記では「そもそも学問的な・専門的な知識だけでなく知識というものは、その内容を丸っきり信用するのではなく、常に批判的な目で見つめるべきものである(ので、そもそも内容の真偽を『発信者の属性で判断する』こと自体が不適当である」ということは無視しています。その通りだとは思うんですがね。
またVtuberとしてでもその内容を担保する方法として、例えばその内容の中で学術的に認められた文献などを参考にしたことを明言する、というものもありえましょう。
さらに直接的に担保する方法もあります(メタくなります)。例えば、ある現実世界の人間がそのVtuberの「プロデュース」などをする場合。これは「実際にプロデュースをする」(その現実の人間自体はVtuberにならない)場合と、「あくまで現実の人間はプロデューサーであって、いくらそのVtuber本人がその現実の人間と似た声や性質を持っていたとしても別の者である」と主張する場合の2通りがありますが、いずれにせよ「現実の世界にいる人間が密接にそのVtuberに関わっている」ことを示せます。またこれ以外にも、まるっきり現実の人間と同じ存在である(バーチャル体としての肉体を持つだけであって、その中身(いわゆる「中の人」)は現実の人間そのものである、とすることもできます(生身の人間そのものではなく、それにバーチャルな体を与えているため、Vtuberとしては成立すると考えています)。