はてなキーワード: レジとは
第1話を観たときは、すごい! 綺麗! と感動したけど、なんか6話か7話辺りから急速に崩れてきているような? しかも、なんか変だな? と思い始めた原因が作品のクオリティではなく日本語版の尺? 毎話もっと長いのを日本アニメの標準的な尺内に納めるためにカットされてるのではないかと思うのだが、よくわからん。
しかも砂漠に舞台を移した途端に作画クオリティまで落ちるし、何故か冒頭に前回のあらすじを3分入れ、終わりに中国の無形文化遺産の紹介を3分入れるようになってしまったので、本編は15分にも満たない短さになってしまった。
かといってすごくつまらないかというと微妙というか。まぁ、ストーリーがなんかよくわからなくても、異文化さが目新しい感じがするし、BL的に美味しいシーンがあるから、それだけ見て面白いもん観たなっていう気がするのかな。
Twitterには毎回絶賛のツイートが流れてくるけど、マジでそれで良いと思ってんのか謎だなって思う。
原作を読んだら面白いかもしれない。日本語版原作小説、早く出版されないかな。
中国アニメ。この夏までアマプラで放送されてたやつの続き。中国語で英語字幕あり。だけど、中国語の情報量の凄まじさに、英語字幕が瞬く間に消え去るので全然追えない。原作小説履修済みでなかったらきつかった。日本のアニメとは違って、本編が長い。40分くらいある。
きっと来年辺りにはアマプラに日本語版が来るんだろうけど、これまた天官賜福みたいに圧縮されてちんぷんかんぷんアニメに変貌するんだろうな的……。
ところで、この本国版魔道祖師、YouTubeで観たんだけど、そのチャンネルが公式配信のチャンネルなのか偽物なのか、よくわからん。去年の暮れに二期まで配信していたチャンネルと違うような?
それはともかく、ずっとお堅い無表情で通していた藍忘機が、魏無羨が余所見をしている隙に微笑みを浮かべるようになっていて良い、ような気もするし、原作ではそこまで表情緩んでる感はなかったな……と、すっかり原作厨と化したいけない感想を覚えたりした。シュエ・ヤンのキャラ造形が思ってた以上に可愛くて驚きだ。
なんか見たことのない動画配信サイトで3話まで無料(期間限定かな?)だったので、第1話だけ観た。
舞台は香港。役者も中国人。シナリオは日本版とほとんど一緒。ちょっと設定変更もある。日本語版だと春田は母親と同居していたけど、香港版では独り暮らしで、結婚して実家を出た姉が田(ティン……春田にあたるキャラクター)の面倒を見ている、ということになっている。
役者が美男美女ぞろい。黒澤部長にあたるKK役の俳優さんめっちゃダンディー。
登場人物の動きやしゃべり方、表情までもが日本語版の完コピですごかった。田と牧のじゃれ合いは日本語版よりも可愛いかもしれない。イルミネーション芸もちゃんと派手になされている。
香港が舞台とはいえ中国だからなぁー、BL表現はないのかなぁー、と思ったらKKは普通に田に告白したし、2話での牧のお風呂突入事件もあるみたい? 意外とまだ自由な香港、なのだろうか。
時々、異文化を感じて面白い。例えば牧が自己紹介するとき「阿牧です」って言ったりとか。へー、自分から名前に「阿」を着けるもんなんだね。お箸の持ち方も日本とは違う。でも外飲みでへべれけになるまで酔っ払うって、香港でもありなのか? そんなことができるのは日本位だって、前に何かで読んだけれども。
「春田、好きだー!」
が、
になるの、くそ笑った。
BL漫画。1話はシーモアの期間限定無料で読み、3話以降は雑誌で読んでいたのだが、ただ第2話読みたさのためだけに、電子版の発売も待たずに本屋に走って買ってしまった。BLとは思えないシックな表紙で、堂々とレジの人に表紙を見せられるやつ。だが、帯の裏ページ側に、
と書いてあって、親切心で裏表紙を向けてレジの人に差し出すと、とんだセクハラになってしまう…………自動レジ、使ったよ!
読み逃していた第2話に、けっこう重要そうな伏線のようなものがあった。私、いままでこれ知らずに読んでいたって、ヤバいな……。
帯と裏表紙にちゃんと書いてあることなので言っちゃうと、このお話は、欠点のひとつもないイケメン国語教師の佐田が事件に巻き込まれて不慮の死を遂げるも、マッドサイエンティストの間宮のせいでゾンビ化して一命をとりとめる、というストーリー。非日常的な日常系といった感じ。
BLだけどエロはあまりない。せいぜい佐田の下半身がよく見えるくらい。悲愴なあらすじだけど、鈍い佐田とツンデレの間宮が、噛み合わない会話をしたりお互いに諦めたり譲歩したりなどして距離を縮めていくようないかないような話で、案外萌えがある。
恋愛漫画としての萌えというよりは、二次創作的な萌えだ。何気ない仕草や一言で萌えの最大瞬間風速を叩きつける感じの。キャラクターがしっかりしていないと、そういう類いの萌えは立たないから、1からキャラを構築していく商業BLではできない芸当なのだけれども、朝田ねむい先生はそれがすごく上手い。キャラや世界観を簡潔に分かり易く表現することに長けてる作家さん。
客の立場でタメ口を使われると不快感を覚えます。私見ですが注文時や注文時に特別な要望を求めるときにタメ口を使う人は意識を改めてほしいです。
店員と客はあくまで対等の立場です。プライベートではないビジネスの場において、初対面の人に対するコミュニケーションで丁寧語(敬語までは求めない)を使うのは当然のことです。ましてや店員側から丁寧語で接客されているのならば、客も丁寧語で返答するべきでしょう。
「コーヒー」ではありません。「コーヒーを(1杯)ください」または「コーヒーを(1杯)お願いします」が正しい注文方法です。
袋が必要なときに「袋」「袋くれ」はいかがなものでしょうか。「袋をください」「袋をお願いします」が正しい要望の仕方です。
以上です。
店員にタメ口で偉そうな態度をとるタイプの人格について興味があるので、なぜそう勘違いしてしまうのか身近な例で知っているならばぜひ教えて下さい。
それでは。
漫画とか買う時に書店特典とかなければ極力そこで買ってあげてる街の本屋さんがある
少し前までは商業施設の中のテナントで入ってたから行きやすかったんけど、今はそこから撤退して昔からある駐車場の無い商店街の本店でしか営業していない
応援したい気持ちはあるけど行くのにめちゃくちゃハードルが上がってしまった
少し歩いたところに銀行とか郵便局があるから記帳だけして、そこに車とめたまま歩けばいいんだけど「めんどくさいな~~~」ってなってしまう
しかも商店街の本店はかなり小さくて本の種類自体がかなり少なくなっちゃったから私の欲しい漫画なんかは取り寄せしないと絶対無くて……ハードルが……ハードルが……
TSUTAYAなら駐車場付きだしほぼ間違いなく置いてあるし……みたいな気持ちになっちゃう
図書カードが腐るほど余ってるからネットショップじゃなくて実店舗で買い物したい
ならTSUTAYAとかのチェーン店で買わずに、せっかくなんだし街のお店で買ってお店を応援したい
でもハードルが高すぎる
駐車場が無いのは最悪少し歩けばいいから目を瞑れても、取り寄せの電話をしなくちゃいけないのが……
電話して、タイトルと作者名と出版社と巻数と発売日を伝えて、入荷するか聞いて、無ければ取り寄せできるか聞いて、入荷日を聞いて、電話を切る
しかも漫画のタイトルが声に出すには結構恥ずかしい系(オタク臭い感じ)でそれを伝えるのが恥ずかしい
別に私はオタクだからオタク臭い漫画買うのはそこまで恥ずかしくないけど、わざわざ取り寄せまでするのはやっぱ結構恥ずかしい
TSUTAYAだったら置いてある本をレジに持っていくだけで済むのに……しかもセルフレジ導入してるから店員に見られることすらなくなったのに……
でもこういう数百円の売り上げの積み重ねで街の本屋さんは生きているのかな……もしこの本屋さん無くなったら結構悲しいな……
って感じで悩んでいる
もうず~~~っとうじうじ悩んでる
優柔不断なので……
というのはともかくNTTじゃなく中国企業と組むんでなかったのかと
思ってリリースを見たら
「ウォークスルー店舗」をオープン~「非対面・非接触」「レジ処理なし」に加え「フードロス削減」~
注2 Catch&Goサービスは、レジ支払いをせずに、決済手段を指定したQRコードで認証入店することで、手に取った商品をそのまま持ち帰ることのできるデジタル店舗を実現します。今回のデータ解析は中国Cloudpick社と提携して実施し、利用者の個人情報は全て日本国内のデータセンターで管理します。
ちっさく書いてあった
どうやら誰も耳の聴こえる人がいないらしい一家が来店。身ぶり手振りで「切手ください」と言われたので、切手の入ったファイルを出した。幸い、切手ファイルの表紙の内側に郵便料金表が貼ってあるので、それを見せて「定型郵便なので、84円切手一枚です」といって、切手を売った。定型外郵便だと説明が面倒になるので、定型で助かった。というか、お客様の方が定型だからこそわざわざコンビニに切手を買いにきたのだと思う。トラブルなく会計が済んで、お客様たちは帰っていった。
もう二十年くらい前、学生時代にバイトしていた飲食店には聴覚障害者の一家の常連客がよく来ていたのだけど、この人たちが怒らせると物凄い恐い人たちの上に、なんかやたら複雑なお金の出し方をするので、私はいつも預り金の勘定と釣り銭を間違えないようビクビク怯えながら接客していた。最初の数回は私がお客様を馬鹿にしてわざわざお金をゆっくり数えていると思われたらしく、すごい剣幕で怒られたのだが、最終的には「こいつは悪気はない単なるアホだ」と察してもらえたらしく、やり取りは全て筆談で、「5円玉が欲しいから小銭で払う」みたいなお金の出し方をしないでくれるようになった。なんか、気を使わせてすいません……とすごく落ち込んだので、いまだに覚えている。
あの頃の私は相手が何を言いたいのか察する能力が0な上に自信まで0だったので、しどろもどろとした応対で余計に事態をこじらせていたけれど、最近は相手が喋れなくても大体なんとかなるようになったので、私もちょっとは成長しているっぽい。
せっせと品出しをしていたら、その最中にストーカー客が来店していた。私はぜんぜん気づかなかったが、ふと顔を上げたらストーカー客がカフェマシンでコーヒー淹れようとしている後ろ姿が見えたので、すごく驚いた。そんな時に限って、Aさんは番重を倉庫に仕舞いに行ってしまったし、他にもうすぐ会計に来そうなお客様が店内にいたりで、ストーカー客から逃げづらくてハラハラした。とりあえず事務所に逃げ込んで、監視カメラでレジカウンターにお客様が来た時だけフロアに出ようと思った。もしお客様が会計にやって来て、ストーカー客がまだ店内にいて、Aさんはまだ外倉庫から戻らない……なんていうことになると、ストーカー客がすかさずレジに来たお客様の真後ろに並んでくるので、私はストーカー客の対応をせざるを得なくなる。
だが、幸いにもお客様がレジにくるのと、Aさんが店内に戻ってくるのとストーカー客が店を出たのがほぼ同時だった。お客様の会計はお菓子一個だったので、私がレジ対応をしてすぐにまた事務所に逃げ込み、ストーカー客があきらめて帰るまでAさんにレジにいてもらうことができた。運がよかった。
公金支払いやらなんやらの "収納代行サービス" をしてるかと思います。
ここで例えば… 10万円/件 を 4枚同時にお願いする…すなわち 「総額40万円の支払い手続きを1回でお願いする」 のは、迷惑でしょうか?歓迎でしょうか?
(コンビニで普段取り扱わなそうな金額を一括で支払うのは有りか?無しか? という話)
コンビニ店舗が巨額を収納代行する事になんもメリットも無い / 薄すぎるのであれば、金融機関で手続きした方がいいかなぁと思った次第です
あれだけレジ袋有料化はマイクロプラスチック減少に効かないと大騒ぎしていたはてなーも、コロナ禍のせいで不織布マスクの原材料がプラスチックであることに目をつむり、不織布マスクがその辺に落ちていてもタバコのポイ捨てのように叩くことはしないポジションを取ることに決めたようだ。
なんなら煙草はあまりにもポイ捨てが叩かれたせいでフィルタまで含めて自然へ還るようになり、このご時世では煙草のよりも不織布マスクのポイ捨てのほうが目立つようになってしまった。
当然、不織布マスクはその構造上マイクロプラスチックそのものと言ってよく、ぶっちゃけると製造品質の悪い不織布マスクはマイクロプラスチックを肺にまで運ぶ可能性が非常に高い。
別に陰謀論を語りたいわけではなく、不織布マスクは確かにCOVID-19ウイルスに対する気軽な防御方法と言えるけれども、不織布マスク自体がいわゆる「ゼロリスク」なのか?と言われたら「申し訳ないけどゼロではないとしか答えられない」と返さざる得ない。
余計なことを言うな、余計な情報を流すなと思ってしまうはてなーも居るだろうけど、科学的エビデンスは非常に重要なんだと日々叫ばれているので不織布マスクの健康被害は一応考慮しておくべき事柄だとは思うぞ。特に喘息持ちの人々には死活問題かもな。
不織布マスクが最も優れたマスクなのはCOVID-19ウイルスに対する気軽な防御方法として優秀なだけであって、誰も不織布マスクは健康被害がゼロリスクだとは言ってないどころか、一部では健康被害の可能性が指摘されているので不織布マスク絶対視しすぎも良くないよ。そう言いたいだけだ。
ドラッグストアでレジのアルバイトをしているが、半分くらいの客に嫌われてる気がする。
俺が考える原因は以下の通り。
・客の顔を覚えられない。(常連さんがわからない、前回のやりとりを覚えていない)
・話し始めに“あ”って言う
・説明が分かりにくい(このポイントはつくけど使えない、ってなんて説明すればいいんや?)
・客の列が長くなると慌ててしまう
これら以外にも「こういう店員ムカつく」というのがあれば教えてほしい。参考にしたい。
たぶん自分以外は全く気にしていないだろうふとした言葉が、どうしても頭から離れず残っていることはないだろうか。心に残る名言とかそういったものではなく、もう少し生産性のないもので、忘れてもまったく困らないようなことなのに、なぜか忘れられずに頭にこびりついていること。
暇になったので、私の人生の各地点におけるそういった言葉をいくつかピックアップして振り返ってみる。
私の出身高校はお寺に附属している私立高校で、地域のお寺の跡取り息子という生徒が各学年に何名かいるような、ちょっと変わった学校だった。そのため、選択科目の時間は「書道」「茶道」「修行」を入学時に選択することになる。
(この「修行」については実際のところ別の名称があるが、それを検索すると容易に学校名が特定できてしまうため伏せている)
そのシステムを全く知らずに入学した私はこの3択の中で最も普通そう…と思い「書道」を選んだのだが、入学して話を聞いてみると、圧倒的に人気なのが「茶道」ということが判明したのであった。というのも、茶道の先生がとても優しく、また授業中に毎回振る舞われる季節のお茶菓子が非常に美味しいとのこと。そういうことは入試要項に書いておいてほしかったが、1年間は選択科目を変えられない。
初めての選択授業の日、同じように事前の情報入手に失敗したと思しき私たちクラスの情報弱者達の顔ぶれは見事というほかなかった。何故か毎日きっかり30分遅刻して来る奴、入学2週間目にして校内でキティちゃんのサンダルを履いている明らかな不良、冴えんメガネ(私)、金髪、などなど、明らかにクラスの上澄みが茶室に出ていった後の底に溜まっている淀みそのもので、狙ってもなかなか出来ないような吹き溜まり感のある人選が逆に面白かった。余談だが、書道の先生の名前はジュンコ先生といい、ものすごく筆順に厳しかったため、書き順子と呼んでいた。
とにかく異常につまらない書道だったが、それでも半年ほど一緒に同じ空間にいるとなんとなく仲間意識のようなものが出来始めていた。この環境に置かれなければ絶対に交流を持つことはなかったであろうタイプの人と話す機会はそれなりに新鮮でもあった。金髪の子は毎回私の墨汁を借りていった。
ある日、いつものように選択授業の時間(3時間目だったと思う)になり、茶道のクラスメイトたちが「今日お菓子何かな〜!」とか楽しそうにキャッキャしながら教室を出ていくと、同じくいつものように逆アベンジャーズだけが教室に残された。すると、キティちゃんサンダルの不良女子が教室で本体よりもでかいキーホルダーがジャラッジャラについた携帯をいじりながら、私に話しかけてきた。
「お茶メンうるせー。あいつら茶道楽しみすぎじゃね?利休かよ」
(注:「お茶メン」…茶道を選択している人のこと。なお書道にそういうのは無い。)
ちょっとした衝撃を受けた。普段ほとんど寝ているか怖い先輩と中庭で話しているだけにしか見えなかった子が、こんな知的なツッコミを!と雷に打たれたような気分だった。私はその頃、初期のダウンタウンのVHSをヤフオクで買い漁るのが趣味というしゃらくせえ高校生だったので、このセンスはあまりに眩しく私を貫き、大爆笑した。その記憶と、ギラギラのネイルの指先に収まるラインストーンがジャリジャリついた携帯電話の様子を鮮明に覚えている。
以来、いつも一緒にいる親友というわけではないがこの子との交流は付かず離れず続き、その後色々あった結果わりと有名なトップスタイリストになった彼女に、私は今でも髪を切ってもらっている。頻繁にこの「利休かよ」の話をするのだが、本人は全然覚えていないらしい。
上京し、とある弁当店でレジ打ちのバイトをしていた頃のこと。締めシフト(21時〜24時)の担当は2名、私とSさんだけで回すことがほとんどだった。Sさんは自称大学生の25歳で、毎日ギターケースを背負って出勤していたがそれ以外の荷物を手に持っているのは見たことがなく、客が誰もいないとバックヤードで店内有線の安っぽいメロディに合わせてGLAYの「BELOVED」を熱唱している姿が印象的だった。有線じゃなくてギター弾けばいいのにと思っていた。
ある日、(本来ルール違反とされていたが)23時半くらいになると全然客が来ないため、私は閉店前にレジ締め作業を始めていた。すると、1人のおじさんがふらつきながら入店してきた。
おじさんは、警察官の格好をしていた。だが、何か違うような、微妙な違和感があった。妙にテカテカしているのだ。おそらく、コスプレ衣装であることが分かった。そして、おじさんは猛烈に酔っ払っていた。顔は真っ赤を超えて紅蓮に近い色になっていたし、前述のようになぜ転ばないのか不思議なほどフラフラしていた。酒臭いというかは、「酒」の概念が入店したのかと思うほど一瞬で店内が酒の匂いに包まれた。
おじさんは這々の体でレジカウンターにもたれかかると、蚊の鳴くような声で「た、逮捕しゅる…」とつぶやいた。いま思い返してみるとこの時点でかなり面白いが、当時はけっこう普通に恐怖を感じ、完全にヤバい事になったと思った私は、バックヤードからSさんを呼び出した。Sさんは仕事こそ猛烈に不真面目だったが、やたら体格がよく強面なのでクレーム対応などでよく矢面に立たされており、こういった事態には非常に手慣れていた。状況を話すと、おじさんの対応に行く前にさっそく交番に電話してくれていた。
その後もカウンターにもたれかかり「逮捕しゅる…」しか話さない、警官風おじさん。ほどなくして本物の警官が2名お店に来る(ものまねグランプリで後ろから本人が登場する時のようだった)と、店内の様相を見て完全に笑いをこらえているのがはっきりと分かった。とりあえず交番に連れ帰って話を聞くとのこと。
警官風おじさんの右肩を持った警官が彼に聞くと、警官風おじさんは
「…あ!?」
これまでのグデングデン状態から一転、いきなりビシッと立ちあがり警官2名を振りほどこうとした。
「おい!!離せ!!オレは警察じゃねえ!!」
警官を前に、誰が見てもわかることを絶叫しながら暴れる警官風おじさん。
すると、警官は極めて冷静に、
「じゃ あなた誰なんですか」
と返した。
その驚くほどの冷静さと、警官風おじさんと本物の警察官の距離感の対比が面白すぎて、このバイトをやめて数年経つ今でも思い出して笑ってしまう。警官風おじさんはこの後わりと素直に連行されていった。Sさんはこの後、狂ったように笑いコケていたが、半年後に大麻で捕まりクビになった。
とある建設会社で仕事をしていた(現在もしている)とき、とあるリニューアル工事でコンクリート躯体の大規模な斫り(コンクリートをいったん壊す作業)があり、おじいちゃんに近い職人さんが数人出入りしていた。夏場ということもあり、塩分補給用のラムネのようなタブレットを休憩時間に配布することが現場のルールとなっており、私も担当者として彼らにそれを配っていたのだが、ある日一人の職人さんがタブレットを受け取って口に入れると、
「あれ、 歯 無ぇぞ!?」
と大声を出した。え?と思って近づくと、口の中にマジで歯がなかった。コンクリートを壊す作業は振動工具を使って行うため、その振動で総入れ歯が取れ、歯がなくなったのではないか?ということらしい。周囲の全員が大爆笑していたが、本人には死活問題である。ひとしきり笑った後、解体ガラを探ってみたが歯は出てこず、歯無しのまま1日作業をしてもらうことになった。
(粉塵の出る作業のため全員マスク着用で行っており、仮に歯が取れていたとすれば保護具の着用を怠っていたということにもなるため、それはそれで困る)
なお、結果的に歯は自宅で見つかったので事なきを得たのだが、振動工具を使っていて歯がポローンと出ていくイメージを想像するだけで未だに笑ってしまう。
とりとめもないことの割に随分文章量が多くなってしまった。人に伝えるには前提となる様々な条件の説明から始める必要があり、それなりに手間のかかることなんだなと思った。こういう、自分だけが価値を見出して大切にしている思い出の積み重ねで人間は個別性を獲得していくんだなあと思った。
すまんな、語弊があった。
酒=悪的な話ではなくて、コンビニ(正確には有人レジが1個しかしかないお店全般)で、有人でしか買えない商品は売らないでほしいって趣旨なんよ
沢山レジ並んでるスーパーなりディスカウントストアだったら、堂々どうぞ、って感じ。
払い込みでコンビニ行ったら、レジに3人待ちぐらいの列できてて、こんなに同時に人がコンビニ殺到するとかそんな馬鹿なことあるかと思ったんだ
と思ったら、レジに違和感が。いつの間にか2レーンあったのが片方セルフレジになってる。
で、前にいる人間が軒並み有人レジ待ってるんだよ。別に前の人も収納代行ってわけじゃなくて、ただビール買おうとした人とかそういうの。
ここの機械は、一部の店みたいな現金お断りのやつじゃなくて、普通に現金払いできるんだよ。だから商品買うだけならセルフレジ使ってくれよって思った。
しかも前の人、有人レジのセミセルフですらお札入れる場所分からなくて、出口に入れようとしたり、そもそも穴じゃなくて機械の微妙な隙間に突っ込もうとしててなかなか決済終わらないんだよ。
仕方がないので、本来の入口をワイが指さしてやっと決着がついた。
コンビニでバイトしてんだけどノーマスクばあさんがズカズカ入ってくるなり店員の俺に一直線で向かってきて
「ごめんね!マスク忘れちゃったの!大丈夫!?」てクソデカ大声で喋ってきてオイオイマジかよと思ったけど断って長々文句言われんのも喋んのも嫌だし
他に客居なかったし一人で来てたからまあ喋んねえだろうなと思ってはいはいどうぞ〜つってすぐレジ戻ったんだけど
買い物カゴをレジに持ってきた婆さんは「マスク忘れちゃったのよ」「忘れないよう玄関に置いてるんだけどね」「最近暑いからマスクやんなっちゃうわ」など
俺がレジ打ってる間ずっと怒涛の勢いでお喋り始めてもうなんか怒るとかいうより面白かったよな
その婆さん、レジに家の鍵置き忘れて帰ったんだけど暫くして戻ってきて自動ドアくぐるなり「鍵忘れてないかしら!?」って大声上げるし
俺が持ってってやると「私どこに忘れてた?」「最近多いのよね」とまた怒涛のお喋り
緊急事態宣言も出たし、東京はかなりヤバいことになってるしで、ついにこの地方の住民も危機感が出てきたのか、店が少し暇になった。帰宅ラッシュ時の混み具合はさして変わってないし、ピークを外した時間帯に家族連れとマスクしない民がわざわざ来店するのも変わらないけど。でも、21時過ぎに幼児を連れてくるお客様はいなくなった。
Aさんが注目している外国人のお客様が来店。そのお客様は何人なのかよくわからないのだが、何か羽振りが良さそうなのと日本語をよく理解している(喋るのは苦手らしいが)のとで、一体何の仕事をしているのか、Aさんは気になるのだそう。
そもそも、「日本で働いている欧米人以外の外国人=貧しい」というのが、ものすごい偏見だけれど……。
Aさんに注目されている外国人のお客様は私のレジのところにやって来て、公共料金の支払いを数件していかれたのだけれども、払込票が全て会社名義であることから、そのお客様は経営者だということがわかった。
海外で起業した日本人が世界中にいるように、日本で起業する外国人というのもまたいるのである。ということが、Aさんには衝撃だったらしい。
鬼滅の刃のお菓子の新商品が入荷。新アニメ合わせで、煉獄さんが消えた代わりに宇髄天元がメンバー入り。宇髄天元パッケージの菓子を手に取ったAさん、
「なんか、今度のヤツは地味ですね」
なっ! ド派手と祭の神に、なんてことを!!