はてなキーワード: モチとは
二次創作っていいよね。
わかってる。勝手に作者の作品クチャクチャにして、キワドイの作る人まで現れちゃって、常にいいと悪いの間を行ったり来たりしてる分野のモノってことはわかってる。
でもさ、いいよね。
二次創作って書けば書くほど、見てもらえるもん。
私、小説書くのが趣味で、色んなサイトで色んなもの更新してるんだけど、まあこの程度の文章力だから、誰にも見てもらえないの。見てる気配はあっても感想とかもらえない。
文章力とか構成力とか上げて実力で見てもらえるようになりたいけど、ほら、小説に必要な文章力って、気軽には習えないじゃないですか。ピアノでいう演奏とか、絵でいうスケッチって文化が執筆にはないから。
でもただひとりで書き続けてるだけじゃいつまでも壁打ちで、ちっとも上達した気がしないんだよね。モチベーション上がんないし。
二次創作、スゴイよ。みんな超見てくれるし、感想くれるし、リクエストもくれる。自分の力じゃないのが切ないけど、でも人の反応ってすごく勉強になる。
ここの表現好きでした、とかもっとこういうのが見たいです、とか言われるとすごいモチベ上がるし、伝わったか伝わんなかったかわかるから、勉強になる。キャラを逸脱しないように、でも少しハズして書くと受けるんだよね。みんなそのキャラがどういうキャラかよくわかってるから、設定をつくる練習がしやすい。
その代わりキャラ書くのとか、状況説明は上達しないけど、まあそれはこっちで自分の作品で練習すればいいし。
でも二次創作ってリスクあるじゃん?まあ当たり前といえば当たり前だよね、作者の方が命削って書いた魅力的な作品をお借りしてるわけだから。
誰か嫌な思いにさせちゃうかもしれないし、温情措置されてる行為をずっと続けたくはない。
だからなんか、合法の二次創作とかあればいいのにね!これはいくらでも、どんなふうにでも二次創作してもいいですよ、っていう作品。
それでみんなで、感想とか伝えあって、楽しくハッピーに、文章力を上達させんの!
アホユートピアか、つってな。
素晴らしい作品っていうのは数が決まっているから、争いが絶えないんだよねえ。
別に作家になりたいわけじゃないけど、上達したい。でもルールは守りたい。
趣味やめようかなあ、やめれないだろうなあ。
実際に自分で投げ銭機能を持ったソフトウェア(ゲームじゃないけど)を作ってみたけどほぼ100%無意味だと思ってる。
だってゲームに限らずソフトウェア(プログラム)なんて意味わからんものにお金なんて使いたくないでしょって思うのが大半だと思うから。
配信みたいに視覚的に理解しやすい行為に対しては投げ銭は機能しやすいと思うけどソフトウェアは「理解に専門的な知識が必要なケースが多い」「動いて当たり前」といった条件があるから事実上機能しないだろう。
(ゲームなら「遊んで楽しかった~」から投げ銭するみたいな流れがありえる分だけ若干使いみちはあるだろうけど微々たるものだと思ってる)
値段を決めろ 100円からでもモチベになるから欲しいのか制作費用にもっと欲しいのか配信の場合はいくらほしいのか言え 貰ったら感謝の気持ちと何に使ったかを書け(制作費用に使ったのかもっと低額だったなら珈琲飲んだでもいい)
Vですら低価格スパチャが馬鹿にされてるんだから相場がわからなきゃ投げづらいし、投げるメリットがあった方が投げやすい(Vは本人や視聴者からの反応がメリット)
増田はとてもよく頑張っている。凄く偉い。
読んでいて、増田の心をもやもやさせている要因は以下2つかなと思った。
②頑張っている増田のことを妻が認めてくれない
①に関しては変えるのは凄く大変だと思う。できない人をできるようにするのは多大な労力が必要だし、やらされる方も精神的負担が大きい。適材適所という言葉があるように、増田と妻では家事も稼ぐ能力もたまたま増田の方が上だったのだ。もうこれはしょうがない事として受け止めよう。こればっかりは妻側が物凄いモチベショーンを発揮しないとおそらく変わらない。
②は、褒めて欲しいことを素直に伝えていけばいいのかなと思った。そもそもこの指摘が間違っていたらごめんね。とはいえこれを伝えて叶えられないかったら、それこそ婚姻関係の継続は厳しいかなと思った。外注するにしたってそのお金は増田が出すだろうし、そこでまた小さな不満が溜まると思う。
ちなみに生理中の不始末を掃除してあげるの、本当に偉いし尊敬する。そればっかりはちゃんと指摘して頑張りを認めてもらうor自分で掃除してもらえるようにしようよ。
私の考えを書いてみる。
シンプルに言うと、「対『社会』において、自分の選択や行動に、手応えや見返りは基本的にない。だからといって、無意味ということにもならない」となります。
例えば投票とか、自分が投じた一票単体って全然選挙の行く末を左右してそうに見えなかったりするじゃないですか。(選挙の細かいロジックや一票の格差問題、死票に対する考えとかは本筋でない。個人としての手応えのことだけを言っている)
でも、かと言って投票したことは完全に無意味ってわけじゃないんですよね。1票が積み重なって何十万票にもなっているのだし、投じた候補が当選しなくても、数字は出るし、投票率にも微細に貢献するし。
例えば私は基本的に信号を無視しないし、交通法規をかなりていねいに守るけれど、そこに見返りなんてほぼ感じてないです。ただそこに意味はありますよね。あるいは損失を回避するという見返りがある。とはいえ、それはやはり訪れなかった悪い未来であって、実感としては伴いようもないんですが。
こんなふうに、見返り・手応えが『ない』のはわりと普通のことだと思うんですよ。自粛の受益者は社会であって、我々個人じゃないので。いくら我々が社会に含まれているとは言っても、身に染みませんって。
だから、「見返りがないからつらい」ことまでは同意した上で、「でも、そもそも論として、こういう自粛に、わかりやすい見返りとかは特にないと思います」と私は思いますね。むしろ逆に、「見返りや手応えがない取り組みに、我々はどれだけ付き合えるのか?」という問いこそが大事だと思っています。
普通はさ、意味が感じられないことってやってらんないはずなんですよ。説明されてようやく「なるほど、そういうことなら」と気乗りするぐらいが普通です。多くの人が交通ルールを守るのは、事故の悲劇をよく知り、ちゃんと踏まえているからで、常に明示的な見返りの実感があるからではない(=実感がなくても見返りが『実際にある』と【知識で】確信できる)からでしょう。
だから、「もう我慢したくないや、無理」って感じるのはとてもわかる。というか私も気分としては思う。気分的なことに限らず、経済的な、あるいはその他のあれこれの事情も当然あることでしょう。
しかし、この世界的な未曾有の危機において、モチベの維持までも専門家や他人の説明に甘えて、意味がある(はずの)ことを放棄する気にも私はなれないんだよなあ。手応えも見返りもないけど、無意味だとも思わないんで、できる自粛を続けるつもりです。でも、他人に強制まではできない、とも思います。人それぞれ、守れる範囲も違うはずだし。
ある個人は「いや無理、付き合いきれません」となっても仕方ないと思うし、逆に「やれやれ、もうちょっと耐えるか、無意味じゃないしな」と思える人が、多く居れば居るだけありがたいのではないでしょうか。
あるいは、交通ルールのように、知識によって「見返りが既に『ある』」と認識できれば、自粛する意義もとらえやすくなるかもしれませんね。医療崩壊が防げる、というのは(既に防げてないのかもしれないけれど、だとしてもその崩壊からの脱却は)、それはもう超絶素晴らしい成果に違いない、と私は確信しています。よって、医療崩壊を防ぐためなら大抵の我慢はやったろうじゃんよ!という気持ちです。何より自分が感染しないこと、それが最大の成果だと自分に言い聞かせる毎日です。
そして、「無意味ではない」ということまさにそのものが、最小限にして最大の、確かな見返り、と思うしか……ないんじゃないですかねえ。
実感もないし、誰も褒めてくれないですけどね。
できたオトナであり続けるのも大変ですよね。
お互い頑張ろうね。
情緒的な部分を一緒に過ごす他者と積極的に共有するひとたちは、情緒の共有が他者と一緒に過ごす動機の一つになっていて、あるいはそれが他者と同じ時間や空間を過ごすということの本質であるように捉えている人さえも多いと思う。
一方で、感情を言語化も社会化もできない・しない人が上記のようなタイプの人と感情を言語化も社会化もできない・しないために摩擦を生じさせている話ってよく見る。そういう人たちはどういうモチベーションがあって他人と同じ時空間を過ごしているんだろうか?
それが明確になれば摩擦を生じなくなりそうな気がするんだけど。
答え、しょせん強者男性は女の体と女の心を持っていない程度の存在で、女性こそが自分の体と心という莫大な価値の決定権を持つ強者だから。
女にとって真の権力者は強者男性だが、男にとって真の権力者は女性全般である。
しかし当の女性は、自分が握っている体と心の決定権の権力を自覚していないので、議論が噛み合わないのだ。
レズビアンとは深く語り合ったことがなく感覚がよくわからないので今回はおいておく。
たぶん大体の(弱者)男性にとって、強者男性ってそんなに羨ましくないんだよな。
食うや食わずではなく、厳しいがしばらく生きてはいけそうなワープアにとっては、金とか地位って別にそんなに欲しくない。
でも女の子とイチャイチャして愛し愛されることは物凄く、物凄く、物凄くしたいし飢えている。
これはもうそういうものです。社会構造によって決められてるだけだとか、いやそうじゃないとか、その辺の議論はどうでもいい。
どっちにしたって今生きてる人間がチンチン勃たなくなるまでにこの飢えが消えることはないからな。
だから、女であることはそれだけの価値であり、自分の女体と女愛の決定権を持っているということは、莫大な価値を操る権力を持っていることと同義なのだ。
一億円の使い道を決定できる人間よりも、女である自分の体と心の決定権を持っている人間の方がずーーーーーっと羨ましいしパワーを持っている、と、彼らには感じられる。
だから、金と地位のあるいわゆる強者男性よりも、その辺の普通の女の人の方が資産を持ってる人間という感覚になる。
たぶん当の一億円を使える人にとってもそう感じられることは結構あるのではないか。たった一人の女の為に莫大な財と地位を失った男がどれだけいるか。
そんなわけで、「弱者男性は、女やフェミニストへの不平不満を言うより、真の強者である強者男性と戦うべきだ」と言われても、「いや、社長とか官僚とか政治家とかそこまで強くない気がするから打倒するモチベ出ないわ、真に欲しいものを握ってる強者は女だと思うわ」となるんだな。
女にそこまでの価値を見出すの頭おかしいよって言いたくなる人もいるだろうが、そういうものです。
女のために頭がおかしいくらい貢いだり争ったり死んだり重罪したりが太古から今まで無数に行われてきたのだから、そのおかしさこそが正常であり、女というのはそれほど莫大な価値を操る隠れた権力者であると捉えた方が現状に合う。
権力者と言われることは悪者と言われることと同じだと考える人がいるので、そういう人からは凄く不快になるかもしれないが、私は権力がある=悪とは思っていないのであしからず。
もう一度繰り返そう。
すごく大事にされてて、めちゃくちゃ惚れられてるっていうの
ときどき、理想とかいってても、ぜんぜん言ってたタイプと真逆と結婚しちゃう子って、
男性に猛プッシュされたって人はやっぱりいるもんね。
学生時代は周りに年上なんていないし、出来がどんなによくても自己肯定感があまりそだたないのかな、
良い家庭なら猶更、みんな賢いとかエリートなら、出来て当然、甘やかしてもらえてないのかも。
大人ぶりたいのかもね。
スレ主です。去年の12月に無事に卒業出来ました。CGPAは3.5でした。去年はコロナもあってSpringBreakの後の講義は全部オンラインでしんどかったです。最終学期は最低限の課題提出と勉強をして殆どゲームをしていた記憶しかないです。就活は並行してやるモチベが無かったので帰国してから取り組んでいます。CFNやIndeedを使って何社かビデオ面接しましたがOOPの基礎的な知識を問われてもまともに答えられなかったので感触はイマイチです。年末に殆ど受けたので合否が始業まで決まらず身動きが取れない状態です。学校での課題以外にポートフォリオとして使えそうなものを用意出来なかったので企業の方でも僕の人材的な価値は確かめられないし、僕自身も何を売り込めば良いのか未だに分かりません。上京を目標としているので最低限の給与さえ入れば文句は無いと考えているのですが、そもそも4月に社会人になれる確証も無いので暫く生き辛さと向き合いながら生きていくことになりそうです。来週からまた就活を再開するので奇異な履歴書を見掛けたらよろしくお願い致します。
初めてプログラミングを学ぶことになったんだけど、正直全然理解が進まなくてしんどい。
・コーディングするのは初めて
・Javaではない言語だがバグ特定のためにデバッグすることはある
12月半ばから始めたオンラインの動画講座で、初歩的なところから初めてMySQLとかJSP/サーブレットを使って簡単なWEBアプリを作るところをやっている。
解答というか、書かれたコードをみるとなるほどそうやってやればいいのねと思うものの、いざ自分で書こうとすると手が動かない。複合的になるにつれ、こことここで学んだ書き方で書けばいいというのがわからなくなっていくというか…
書き方については見返したりしながら進めているので知識は頭に入っているはずなのに、部分的に?理解していて頭の中で繋がっていないのか。
始めて1ヶ月もたってないので、そんなすぐは書けるようにはならんだろと思うものの、自分で書けなくて結局分からなくて解答見てしまうのが悔しい。でも解答見なかったら先に進めないんだよな。
プログラミング学んでる人、こういう書き方をすればいいんだなってどうやったら思いつくの?経験?
※向いてないというコメントはなしで。趣味ではなく必要なのでやっていて、嫌いになるとモチベが上がらないのでできるだけ前向きにいきたい。
昔数学を始めた時にxとyが出てきて、二次関数くらいから全然解けなくて泣いた時の気持ちに近い。今となってはなんでそこにつまづいてたのかもわからないけど。
最近、どこのからあげ屋でもやってる水増し行為があるのを知っているだろうか。
もちもちの食感に騙されて鶏肉を噛んでいるつもりになっているが、それはグルテンだ。
鶏肉に細かく切れ目を入れて、その隙間に下味のついた衣を多めに流し込む。
そうするとモチのような食感が、からあげの肉の内側に作られる。
よく考えずに一口で食べると、まるで鶏肉を噛んでいるかのように錯覚するようになっているのだ。
わたしがそれに気がついたのは5年前。
からあげブームの真っ只中、一店舗だけやけに同じ価格なのにやけにでかいからあげを売り出す店ができた。
もちろん行列だ。
揚げればカラッとなり、熱だけならもちっとするグルテン状の衣だ。
騙された。
しかし、それに気がついてから、多くのからあげチェーンで同様の細工をしていることに気がついた。
中には、オープン当初は鶏肉の割合が多かったにも関わらず、訪れる度に割合が増えていった店もあった。
近頃、大手飲食チェーンが屋号替えをしたからあげ店もそうだった。
もともと原価がやすいし、もも肉とは食感が違うために採用されなかったのだろう。
それがわかってからはずっと胸肉を注文していた。
今日までは。
しかし、とうとう胸肉からあげにすら、グルテン衣の脅威が及んでしまった。
残念だ。残念で仕方がない。
水増しなしで見た目の量が少ない正直からあげ店はとっくに客足が遠のいて潰れてしまった。
騙す方も騙す方だが、騙される方も騙される方だ。
安くなくていいよ。うまいからあげが食べたい。ただそれだけなんだよ。
もうグルテンはやめてくれよ。
元・友人は今でもVtuberをやっている。私は性根が腐ってるので供養としてここに書き散らす。
【追記】思ったより読まれていて自分の悪文が恥ずかしくなったので、半分の長さに整えた。1万文字バージョン読んでくれた人ありがとう、書き殴ったの読ませてごめんなさい。
スポーツをやってた。サッカーってことにしておく。(例えに良いので)
そいつがVtuberになって活動をはじめて、練習をすっぽかすようになり「サッカーの大会にはもう出なくていいのか?」と聞いたら「がんばる」と言っていたが音信不通に。
「サッカーがんばろーぜ!」って盛り上がってたのは私だけだったようだ。つまり片想いでフラれて今これを書いている。
長文読みたくない人向けに、↑ただこんだけの話だとお伝えしておくな。
あとはこれを書いてる私の性格の悪さだけが感じられる、くわしーい仲たがいの流れ。
私は新卒カードをブラック企業に切る→給料未払い起こされて退職→生活保護手前のフリーター。
履歴書のみで見れば(成人してからまだ若いのに学校や会社のリタイア経験があるという点で)お世辞にも優良とは世間から思われないであろう2人。私はCに仲間意識を持っていたし、時々将来のこととか生活の行く末を、チームの中でもCだけと語り合うことがあった。
私とCのなりたい職業は同じで、昨年私がなんとかその職業につけた。サッカーコーチの職だ。
それをきっかけに年齢やら職業を意識したCは、私に「まだ募集があるようなら、私もその職場で働きたい」と、場合によっては紹介を希望する発言があった。私もCが同じ職場で働けたら楽しいだろうなと思ってた。
履歴書の内容がよろしくないので、せめて面接で話せる経験を増やそうとCと話し、田舎の大会より少し大きい大会に出ることにした。サッカーコーチ目指してます! とか言って、アマチュアのサッカー大会すらほとんど経験したことないってどうかと思ったので。
Cは大学でも寝坊やレポートのギリギリ提出をするタイプで、普段も大会1か月前からしか本腰の練習をはじめなかった。しかし今回は大会の半年前からしっかり体づくりや練習をしたい、サボりそうであれば声をかけてくれと本人も意気込んでいた。
Cは他のメンバーへの教え方がうまかったり、良いテクニックを持っていたのでチームでも慕われていた。チームの皆は「体力づくりやってますか、先生?」「先生は今がんばってる最中ですもんね~」とか言って声をかけてた。
正直にいえばその時点でメンバーの皆が「ん????」と思った。
Cには幼なじみがいて、バーベキューが好きな人らしくCを含めて「バーベキューの会」を開いていた。手先が器用なその人は、最近Vtuberにはまったのをきっかけに、自分でもVtuberモデルを作ったのだった。そして「バーベキューの会」のメンバーにもモデルを提供し、Cもモデルを貰っていた。
Cは「基礎体力作りとか、モチベがあがらないからさ。筋トレ動画とか、ドリブルとかシュートの練習動画を上げることでモチベを維持しようと思う」とチームにV名などをLINEしてきた。
CのVじゃない個人Twitterのつぶやきが私のタイムラインに流れてきて、生活の合間の時間は全部、機材の調達や撮影、動画資料作りに費やしているのが垣間見れた。週に3~4本は動画を投稿していた。
キャラのプロフィールには「大会に出るのですが、体力がヤバめ……。一緒に体力づくり&もっとボールと友達になりましょう!」と書かれおり、キャラとしての定番挨拶も「みなさーん、ボールと友達してますか~?」だったが……。
肝心の動画では「30分、筋トレします!」→自分の筋トレグッズ語りを25分、残りの5分で「雑談多めになりましたね。ちょっと集中!」と、ゆーっくりとした有酸素な腹筋を数回して終わり。
ドリブルやシュートの練習動画では、自分が憧れてるプロ選手のフォームの美しさを語る以外は、ほとんどボールは蹴らずに鏡を見ながら「体の重心が……」「いやもうちょっと足を……」と時々つぶやくのみ。30分間ほぼ無音・無言。ボールと友達、おまえが一番できてないぞ……という感。
ちなみに動画説明欄には「ボールを蹴る音、ASMRにもどうぞ」と書かれていたため、ASMR好きの私はASMR(をがんばって撮ってるYoutuber)をなめるなと静かに怒っていた。その怒りは一番どうでもいいのだが、その内、「#30日間おすすめのプロテインについて語るチャレンジ」「ホラーゲーム実況します!」という、定番のYoutuberな流れになっていった。
しかしモデル作者の幼なじみさんやそのフォロワーがCを褒め、グッドボタンを押していくので、Cは大満足の様子。
チームの私たちは黙って静かに見守っていた。逆に誰も何も言わなかったからか、Cはなぜかチームの私たちは、誰も動画を見てないと思ってたようだ。
チームのメンバーは呆れはしたが、「でも今回はCもちゃんと大会に出たいはず、本当にがんばらないといけない状況になったら、Cもさすがにがんばるでしょ」「やればできる子なはずだし……」と、まだ『仲たがい』まではいかなかった。
甘かった。
決定打になったのは、全部で3点あってその1。
Cに「私たちも動画を見ている、このままでは良くないと思う」と伝えた。
「もともと就職の話もあってCをメインに予定を組んでたから、このままだと大会への出場キャンセルも考えることになる。大会4日前のキャンセル期限までに決断したい」「できないことはできないと言ってほしい。それで友達やめるとかはない」と釘をさした。
Cは「こういうことをはっきり言ってくれる友達を持てて良かった。今、LINEを読んで泣いてます。動画の投稿頻度は落とします。できないならできないって言うし、正直に素直になります。私も自分の人生をかけるつもりです」と返してきた。
このやり取りの翌日。
「大会が近づいてきたので、実況プレイはお休みして、練習動画だけにします~」とは言っていたが、いつも通り筋トレという名の雑談動画を上げたCがいた。
更に数日後に投稿された動画では、よりによって家の階段から落ちて足をくじいたと告白。家の階段から落ちたのも、実況プレイをしていたゲームをやりこんでいて、徹夜して、寝不足が原因で足を滑らせたそうだった。
「全治2週間ぐらいなんでまあ……大丈夫です!」と語るC。
「いやいや? それなりの怪我で、大会出場に関わりそうなのに、なんでこっちに一言も報告してくれないんだ?」となる私たち。
これでCを心配するよりも、その誠実性の無さ(&先日LINEで泣いたとまで言ったのはなんだったのか)に抑えようのない怒りを持ってしまった。
更に数日後。Cは夜更かしをしていることをTwitterで語っていた。
足をくじいたからどうせ練習できないしと言って、生活リズムがおかしくなるレベルで、ずっとぶっ続けで野球のドラマを見ていた。
そしてくじいた足が治った頃(※大会6日前)に動画を上げ、「野球のドラマなんですけど、体力づくりの練習法が出てきてて、ありだなと思ったんですよね。今からこれやって、体づくりはじめます!」と動画で言った。
まず大会2週間前~1週間前の貴重な時間を、ドラマの視聴でつぶしたという事実。
またその練習法をやってるメンバーは実はチーム内に既にいた。そいつは1年前からコツコツやってて、やっと実践に活かせるようになってきた感じだった。そういうメンバーがチームにいるのを、Vtuberとして生活しすぎて、忘れたらしかった。
なんというか……本当にチームの人間が動画を見ているのも忘れているらしかった。そういう言い方をするのは、そのメンバーの努力を軽んじてるようにも聞こえた。Cはメンバーに対して、悪く受け取るなら『自分が参考にするところはない』と軽い見下しを持ってるのかと思った。
空しかった。Cとチームをやっていることが空しかった。また心が離れた。
大会の5日前にチームのLINEで「動画とか全部見てるよ。とてもメイン選手で出れる状態じゃなさそうに見えたけど、Cはどう思ってる?」と訊いた。
でもそのLINEは、いつもより既読が1足りなかった。Cの既読が付かなかった。
日付が変わる深夜0時までまった。絶対にキャンセルできない日にもなった。チームのメンバーが知ってる連絡先に連絡したが、応答はなかった。
これで、チームの全員が怒った。Cとは7年ほど付き合いがあって、人生のそれなりの相談もし合う仲だった。Cが自分の向き合いたくないことと私たちを天秤にかけて、私たちを無くす方を選んだ事実がそこに転がってた。