「ベイクドチーズケーキ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ベイクドチーズケーキとは

2023-12-25

追記あり】5,000円超えのケーキは美味しい

異常独身男性なので気が狂った勢いで、今年は何故かお高いクリスマスケーキを食べてみたくなって直前予約した。

さすがに直前だけあって比較的お手頃そうな2~3,000円あたりのは予約終了していて、残っていた中で美味しそうなのが税込5,616円の「クリームチーズ紅茶ピンクベアケーキhttps://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:https://www.sej.co.jp/products/christmas/brand#a11 )」というやつ。3~4名向けらしいけどまあ喰えるやろと。

で、おっさんウキウキイヴケーキを受け取った訳だが、なんか箱の上にピンクの布巾?ハンカチスカーフ?みたいなのが入った袋が付いてて、「ALWAYS THINK ABOUT SOMEONE YOU LOVE」とか書いてるのな。枠にはGELATO PIQUEとかあってジェラート…ピケ…?ジェラピケ???ジェラピケって何かイケてる陽キャ女子が来てるふわふわもこもこのルームウェアじゃないの?なんでケーキブランドなの?みたいなのが開封前にあって、あっちゃーこれは価格殆どブランドなんやろなあって期待値だった。

で、食べてみたらこれ、めっっっっっっっっっっっっっっっちゃ美味しい。なんだこれ。いわゆる高級感のある甘さ、下品で無い甘さという形容ならそこらのケーキ屋のちょっとお高めケーキでも味わえると思うんだが、それらとは一段違う感じがする。

ベースとなる紅茶のスポンジ、ここにちゃん紅茶みを感じるのも凄い。よくある紅茶シフォンケーキって紅茶っぽい残り香はするが紅茶じゃないよなーってな感じなのに。ひどい喩えを使うなら、スーパーに並ぶメロンパン食べてメロンみを感じるか?って話。紅茶香りだけでなく味をケーキできちんと味わえるとは思わなかった。

まれてるのもクリームチーズだけでなく、ちょっと歯ごたえのあるチョコクランチもあって良い。5,000円超えのケーキを舐めてました。

丸ごと食べたら1,600kcalにもなるので半分だけ食べるつもりだったのにあまりに美味しくて完食してしまった。いや流石に9割ぐらい行くとちょっと…な感じもしてきたが、胸焼けしてもう入らないみたいにはならんのな。紅茶を飲んで一息ついたら普通に完食。大変美味しゅうございました。

そして本日、どの辺の価格からケーキの格は変わるのかと売れ残りケーキ、「イタリア栗のクリスマスケーキ」税込3,672円 https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:https://www.sej.co.jp/products/christmas/standard#a15 を買ってみた。味は……うーん、昨日ほどの驚きはなく普通に美味しいモンブランって感じ。ホイップクリームちょっとくどいか?適切な一人分を食べるなら何も問題ないと思う。

流石にこれは半分食べたところでちょっとキツいかな。

好みの問題が多いにありそうだけど、高いケーキはそれなりに美味しいということを今更理解したクリスマスだった。

追記リンク修正しました!!!

小さくて高級なやつをたくさん買えば良いのでは?

そう思うじゃん?

普段から大したものを食べてないような舌だとカットケーキ程度の分量だと「あっ美味しい(こなみかん)」って思った後には既に食べきってて美味しいのは美味しいのだがなーんか物足りさを感じるのが一つ。マック限定バーガーで、あっポテト入ってて結構良いなと思った頃にはもう食べ終えてるみたいなのに近い。

そしてホールケーキを独り占めして食べるのは食べたって感じがして単純に良い(なお摂取カロリーは無いものとする)だけでなく、味の解像度が上がることがわかった。カットケーキだったら甘さの質が違うのはすぐ気付けても、軽い歯応えの正体や僅かな紅茶の味わいにも気付かず結構美味しかったですまるってなってそうなので今回はホールで正解だったなと。

コンビニケーキwww

そう思うじゃん?

セブンの予約受付してるタイプケーキは実質通販みたいなものっぽく見える。半額叩き売りされてたらしいのはキャンセル分か都会特権店頭販売分とかかも。近場のセブンで定価5,000越えのケーキが並んでるのは見たことない。

ケーキ屋は1件近所にあるけどこじんまりしてて入るのがめっちゃハードル高くてちょっと近寄りがたい(客が3人も入れば手狭に感じる小さなケーキ屋に異常独身男性オーラを発するおっさんが一人で来たら不審者と思われても仕方ない)。

デパ地下系でも悪くはないんだけど実物見しまうとビビって正気に戻ってショートケーキでもいいかなと折れそうになる可能性があった。

そこでネットポチってコンビニ受取、「家族のためにケーキ注文しただけですが?」って顔で堂々と引取できて堂々と持ち帰れるという訳ですよ。

イベント時期以外の方が美味しい

そら一番数が出る時期なんだからそらそうやろなと納得してしまうが、逆に言うとイベント時期でないと多種多様ケーキを見て選んで勢いでポチるなんてできないなと思うと意外とクリスマスって良いイベントだったんだな。

本日ケーキ

ファミマで哀しく取り残されていたベイクドチーズケーキ(税込1,080円)を確保しました。クリスマスっぽい包装だけど価格的に個別に紹介するまでもないのかURLなし。

2023-12-11

2023年の冬。自分へのご褒美を考える。

当然のことながらクリスマスの予定もないが、ボーナスも出たことだし、この2023年を頑張って生きた自分へご褒美を贈りたい。

なにがいいだろう?

そうだなあ…。

食べ物特別食べ物がいいな。食べることは大好きだから

滅多に食べられない高級ステーキ、海の幸の盛り合わせ、フレンチコース…でも、僕は引きこもりから、家で食べられるものがいい。

冷たい風が窓を叩く、寒さに震える街角

僕の部屋は暖かい孤独でも安らぎの場所

フグカニ、お寿司しゃぶしゃぶすき焼きキャビアローストビーフスモークサーモンシュトーレンビーフシチューエスカルゴラムチョップフォアグライベリコ豚、生ハムの盛り合わせ、ワインシャンパンスコッチウイスキーカステラクレームブリュレモンブランベイクドチーズケーキマカロンエクレアティラミスベリータルト………

2023-08-15

anond:20230815134000

カッとなるタイプだね、分かるよ、俺がそうだから

脳がおかしいんだよ、脳の手術をしないと治らない

穴を開けて脳にプッチンプリンを入れてあげると治る

プリンが怒りを吸収するから

半年くらいしたらプッチンプリンベイクドチーズケーキみたいになるから、交換してあげよう

出てきたチーズケーキは食べることが可能だ、希少部位だから美味しいよ

2023-08-12

anond:20230812201442

ケーキの選び方難しいよな

そもそも何のケーキがいいんだ?

イチゴショートケーキ

ベタすぎる?

チョコケーキ

アルコール入ってるかも?子供いるからやめとくか

チーズケーキ

ふわふわチーズケーキにする?それともベイクドチーズケーキ?好みがわからん

モンブラン

→甘すぎるという人がいる。夏には不向き?

フルーツタルト

フォークで切れなくて嫌がられる時がある

ミルフィーユ

もっと切りにくい。絶対買えない

ガトーショコラ

→見た目が地味。美味しいんだけどな〜

ミルクレープ

→これだー!!!

結局いつもミルクレープ買ってるわ

でもそれで飽きられる

一体何が正解なんだ?

2021-03-02

強力粉とぼく

この間、いろんなお店の看板メニュー再現するレシピ本を買った。

YouTuberが書いた『人気店の味をおうちで!週末が楽しくなる再現ごはん』という本だ。

これで妻と一緒にペッパーライスや、ガストびっくりドンキーハンバーグなんかの再現メニューを作ってウマいウマいと食べた。

そんなわけで、なんとなく敬遠しているスイーツメニューも作ろうかなあと眺めていたら、材料に「強力粉」と書いてある。

強力粉

ずっと避けていた材料である

小麦粉薄力粉という人生を歩んできたぼくには縁のない粉だ。

薄力粉はいろんなものに使える。天ぷらフライ唐揚げムニエルホワイトソース照り焼きや蒲焼を焼く時にも使ったりする。

ぼくがたまに焼くシフォンケーキクッキー薄力粉だ。この間、妻の誕生日に作ったベイクドチーズケーキだってそうだ。

しかし、強力粉。お前はなんなのだパンや麺なんてそんなに作らないだろう。

実際、余らせて困っているなんて話をよく聞く。

強力粉強力粉かぁ……と思いながら本を眺めていたら、ホワイト餃子再現レシピが乗っていた。そうか、餃子の皮にも強力粉か。

「よし!ぼくも強力粉を使えるようになろう!」

そう思い立って、ちょっといかなあ使いきれるかなあと不安ながら一週間前に強力粉1kgを買った。

とりあえず、強力粉を使ってみよう、ということで夜中に粉を捏ね、朝にちぎりパンを焼いてみたらなかなかウマい。

ちぎりパンだけだと芸がないなと、いま流行のかじるバターアイスを混ぜて焼いてみたのが金曜日の夜。絶妙に嘘っぽい香り普通パンが焼けた。

こりゃいかん、悔しい。せっかくつくるのであれば、パンを焼くのであれば、美味しいパンを焼きたい。

そう、ぼくの大好きなアンパンだ。

そんなわけで、この間の週末の土曜日にはあんパンを焼いた。

これは、すんごい上手に焼けた。どうもジャムおじさんです。

日曜日餃子の皮をレシピ本の倍量捏ね倒して、五香粉が薫るもちもち餃子を楽しんだ。

ここで強力粉を使い果たした。だれだ、余るなんて言ったやつ。肝心のスイーツが作れないじゃないか

パンは難しくないし、強力粉はウマい。これは真実だ。

ところで「ウマい」という言葉を「旨い」と変換していないのはウマ娘のせいです。

パンを焼かなくていいかウマ娘をやればいい。面白いよ。

2020-10-28

[]

レモンドロップ吉祥寺)のベイクドチーズケーキが食べたい……。

上にブルーベリーのってるのだったらなおよいですニャ。

2020-04-19

anond:20200419232815

あのね、

吉祥寺レモンドロップベイクドチーズケーキが食べたいなぁ。

キハチの(新宿トライフルロールも懐かしいなぁ。

ビゴの店のおおみみも好き。

2017-07-29

主人公になると決めた

 僕はずっと、自分人生傍観者だった。

 この感覚自体理解出来ないという人が多そうだ。と言うか、そうであって欲しい。僕という人間世界中に一人しかいないと理屈では分かっているが、僕に対する僕自身評価が「その他大勢」だったのだ。世界主人公は僕以外の誰かで、僕はそうではない有象無象の一部だった。

 キモオタコミュ障で、学生時代教室の隅でキノコを生やしながら本を読んでいた。イジメの標的にされなかったのは、比較的育ちのいい子ばかりの私立学校ゆえイジメ自体が少なかったからで、公立に通っていれば悲惨学生時代になっていたと思う。

 本や漫画の好きな、いわゆるオタ友達ならいたのだが、彼らとも時々隔たりを感じていた。「普通高校生が異世界召喚されちゃう、みたいな話あるじゃん。もし自分がそうなったらどうする?」なんて話をしていると、僕は野垂れ死にする自分しか想像出来なかった。ファンタジー世界に行ったらこ属性魔法が使えそう、とか、さすがに王族に見初められる自信はねーわ、とか、そういうバカ話をする友達が眩しく見えた。彼らは自分主人公である世界想像出来るのだと知って、羨ましかった。

 仮に最初からファンタジーRPG世界に生まれ落ちたなら、僕には名もなきNPCがお似合いだろう。世界を救う旅をする主人公に話し掛けられて、「夕食の材料を買いに来たんだ」とかのどうでもいい話をする人。ゲーム攻略の手掛かりを提供することも、プレイヤーの心に残ることもない、そういう存在

 頭も顔もよろしくない僕が、器用に生きるのは無理だった。せめて真面目に勉強して、それなりの大学に行き、手堅い職に就こうと思った。そして当初思い描いていたレールと比べれば、多少の紆余曲折はあったものの、最終的には建築系の企業入社図面を書く仕事に辿り着く。

 この仕事は僕に合っていた。PCに張り付いてCAD操作をするのは得意だった。雑談が苦手でも、最低限の挨拶情報交換さえハキハキとしていれば「自分作業に没頭できる人」としてプラス評価を受けられるのもありがたかった。休み時間にも図面を書いて練習したり、参考書を読んで勉強していれば、そっとしておいてもらえた。人間関係の苦悩も、当面は食いっぱぐれの心配もなく、収入は安定していた。

 顧客の「こういうものを建てたい」という注文や、上司の「法に触れないように調整しておいて」といった指示を、PC画面上に反映させていく毎日。僕は自分意思を持たない、人の言葉PCに受け渡すだけの変換機みたいなものだった。仕事自体は好きでも嫌いでもなく、ただ毎日が過ぎていく。それでいいと思っていたし、僕にはそれがお似合いだと思った。

 そこそこ経験も積んで三十歳になったある日、僕は小さな建築現場事務所に配属されることになった。

 現場事務所にも色々あるが、僕が回された先は労働衛生基準法に照らせば真っ黒な、およそ人の働ける環境ではないという最悪の部類である間取り関係上、空調の効きが悪く、夏は暑く冬は寒い。窓はないため無風であり、日光は差さず、機械音だけがうるさい。

 環境改善要望無視され続け、僕のメンタル一年でイカレた。それでも一年間は問題なく務めたのだから、この人事は正解だったと言うべきだろう。最初からいた現場長以外の、僕の後任として入った人たちは、ほとんどが数日でダウンするか逃げ出してしまったらしい。退職間際、現場長一人で仕事を回しているので大変そうだ、と人づてに聞いた。

 そんなことを言われても、発熱眩暈、圧迫感、何の刺激もない時に突然涙が出る。労働どころか外出もままならなくなった僕は、仕事を辞めざるを得なかった。休職も出来ると言われたが、回復後に同じ環境に戻される可能性を考えると気分が悪くなったので、丁重お断りした。

 変換機として生きて行くことは、もう出来なくなった。

 かような経緯から、今の僕は三十路過ぎのニートである。なんと切ない響きだろうか。結婚どころか恋人もいない上、肉体と精神も損なってしまった。あとは失うものと言えば貯金残高と寿命だけ、というこの状況にあって、僕は一つの気付きを得た。

 職と健康を失ったことで、親には心配を掛け、友人からは「無茶しやがって……」とオタクらしいコメントを頂戴し、必然的に世話を焼いてもらう機会が増えた。それはとてもありがたく心強いことなのだが、申し訳ないことに、施される親切が僕の欲求とずれていることがある。たとえば今はさっぱりしたものが食べたい気分なのに、友人が手土産としてベイクドチーズケーキをくれる、というような。

 当たり前だ。僕の親しい人たちは、僕自身ではないのだから。彼らは彼らなりに、良かれと思うことをしてくれるのであって、僕の漠然とした欲求を察してくれるエスパーではない。友人は僕が「チーズケーキが好きだ」と言っていたことを覚えてくれてはいても、僕が今なんとなく食べたいものまでは分からない。

 ましてや職場において、僕が本当は日の当たる綺麗なオフィスで働きたがっているだなんて、誰が想像出来ただろう。ぼっちが平気で本さえあればゴキゲンコイツなら、環境が多少劣悪な現場でも耐えられるだろう、と判断されたのに違いなかった。

 僕の欲求を察して満たしてくれるヒーローなんて、どこにもいないのだ。

 ならば僕自身が、僕の欲求を聞いてくれるヒーローにならねばなるまい。主人公の座に戻らなければ。次はどんな働き方をしたいのか、どういう生活をしたいのか、趣味だって好きなだけ増やせばいい。一つずつ確かめて実現させて行く必要がある。

 今までは周囲に流されながら、手の届くものだけを掴んでいたけれど、本当は自分で水を掻いて行きたい場所に行けばいいし、欲しいものに手を伸ばしたっていいのだ。

 そういう風に考えて顔を上げると、空が今までよりも広く見えた。ごちゃごちゃと続く街並みを眺めるだけで、心が躍った。

 世間には「誰もが主人公」というメッセージが溢れている。その言葉自分には当てはまらないと、僕はずっと思っていた。

 だが今なら、「誰もが主人公」という言葉を受け入れられる。主人公とは、舞台の上で華々しく歓声やスポットライトを浴びる人を指す言葉ではないと気が付いた。演劇よりもゲームイメージした方が分かりやすいだろう。僕は多くの人にとっての「その他大勢」だが、物語の中で果たす役割が何であれ、僕は常にその人物を通して世界を感じ取り、考え、行動する。使用するキャラクターカスタマイズは出来ても変更は出来ず、人に操作を代わってもらうことも出来ない。生まれた時から死ぬ時まで、ずっと主人公であり続ける。

 だから、僕は主人公だ。非力でいいとこなしで、ステータス異常「うつ」まで付いてる始末だけれど、装備やスキルを工夫しながら目的地に向かうことを許された主人公なのだ。設定された座標を往復するだけのNPCじゃない。

 今の僕は三十一歳。自分がやりたいことを見極め、がむしゃらに夢を追い始めるには微妙な年齢である。夢を叶えようとしても、たとえば警察官になるには既に受験資格を失っているし、俳優を目指そうにもこの年齢の未経験者を入れてくれる劇団を探すのは難しい。

 僕の場合は更に厄介なことに、そもそも自分のやりたいことが分からない。趣味と言えば読書ゲームジョギングくらいで、人に誇れるものは何もない。小学四年生くらいまでは作家になりたいと思っていたが、三十一歳になった僕が小学生自分を参考にするというのも情けない話である

 しかし、うん、作家か。今も昔も、本が好きなのは確かだ。文章が書ける限り何歳からでも目指せる、年齢制限のない夢があるというのは悪くない。故に諦めを付けるのが難しいという、泥沼のような側面には注意を払う必要がありそうだが。

 他にもきっと、意識するより先に諦めてしまった「好き」や「やりたい」が山ほどあるのだろう。中には既に、年齢制限に引っ掛かってしまって叶わないものもあるだろう。それでも今の僕は、それらを探しに行きたいと思う。仕事でも、趣味でもいいから、傍観者をやめて、僕自身物語に介入したいと思う。

 それにしても、まさか三十路を超えた後にやりたいこと探しをする羽目になるとは。作家になりたいです!と公言するのは匿名記事ですら気恥ずかしいのに、年齢がそれに拍車を掛ける。若い人は是非、若い内にこの恥をかき捨てておいて欲しい。

 僕の物語ハッピーエンドである保証はない。夢を一つも叶えられないまま死ぬのかも知れない。そうだとしても、ジタバタもがいた後の方がきっと安らかに死ねると信じ、決意を固めるべくこの記事を書いた。デスクワークしかしなかった日よりも、気力を振り絞ってジョギングに出た日の方がよく眠れるのと同じように。

 三十一歳、無職独身恋人なし、病身。見事な詰みの現状から、この先何が得られるのか、少しワクワクしている。



追記:

 コメントトラバともありがたく拝読している。僕は個別に返信出来るほどマメではないので、かいつまんで書く。

 とりあえず、今の僕は既に心療内科のお世話になっていること、療養二ヵ月目でそれなりに落ち着いていることをお伝えしておきたい。

 この記事では「主人公」という、誰にでも通じるであろう言葉を用いたけれど、意味としてはゲーム用語の「プレイヤーキャラ」の方が適切だと思う。僕の自意識主人公のそれになっても、他の人から見れば立派なモブのままだ。

 ブクマコメで指摘されている、「これといってやりたい事が無さそうに見える」は、本当にその通りだ。自分のやりたいことを考えてみた時、小学生の頃の夢しか思い出せないくらいには何もない。

 最初から主人公としての自意識がある人には分かってもらえないかも知れないのだが、「お前は主人公じゃない」「どうせ何も出来ない」と自分に言い聞かせ続けていると、やりたいという気持ち自体が起こらなくなる。出来もしないことについて考えるのは、不毛無駄なことだから。出来る人を羨むのはしんどいから。心を守るために、「別に自分はやりたいとも思わないし」と思い込むようになってしまう。

 ずっとそんな風に生きてきた僕は、まずやりたいことを探すところから始めなければならない。言われてみれば、似たような筋書きの作品はいくつも思い当たるのに、僕は今まで何を読んでいたのだろう。本で読むのと、体で理解するのは別のことだということか。

 実は僕の状況は、詰みというほど悪くはない。失ったものは大きいが、得たものもまた大きかった。この記事に書いた自意識の変化が一つと、もう一つは人に恵まれていると実感出来たことだ。

 別地方勤務の同期が突然旅行で近くまで来てくれたり(うつ患者観光案内させるとか鬼か)、元上司が飲みに連れ出してくれたり(薬の関係で僕は飲めないのに)、オタク友達はここぞとばかりにDVD押し付けてくる(全部観ているとただのヒキコモリになってしまうからやめて欲しい)。

 盛大に人生をスッ転んだ結果、それでも助け起こそうとしてくれる数少ない人、僕が大切にすべき人たちをハッキリと見分けられるようになった。今のところ僕のやりたいことリスト最上位は、「この人たちに恩返しがしたい」だ。自分欲求とのバランスを取りながら、頑張ってみたいと思う。

 今はチーズケーキの気分じゃないとか言ってごめん。今度は僕が、自分で選んだ菓子を持って遊びに行く。

2007-10-13

新装開店ケーキ屋に行った。どのケーキにしようか5分悩んだ末に選んだのはベイクドチーズケーキだった。しっとりしていてチーズの臭みが少なく後味に甘みが残る。今度はシュークリームロールケーキを買おうと思う。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん