はてなキーワード: バス停とは
何のオチもない話なんだけど、
田舎のバス停で1時間に1本ぐらいしかバスが来ないところでさ、バス待ってたんよ。
そしたらなんか今にも倒れそうな婆ちゃんがヨロヨロ歩いてきてさ、俺の前に立って目をじっと見るわけ
「なんだろ、バス乗るのかな」って思ったら
そのババアが「お前、ろくでもなあなあだ」って俺に向かっていうわけ。
なんだよそれ。
そもそもろくでもなあなあってなんだよ。
ロクでもないやつって意味?
確かに俺は無職の32歳、高校中退後フラフラしてる元ニートだけど、父親が死んだのがきっかけで今頑張って社会復帰しようとバイト先に行くためにバスを待ってただけなのよ。
「は?え?なんですか?」ってテンパって言ったらそのババア、マジで信じられないようなスピードで道路を全力疾走して俺の前から消えたんだよ。陸上選手みたいな走り方してた、ほんと。
他の乗客はちらっと見ただけで無関心なまま。
俺は女子高生を近くのコンビニまで連れていってやろうかと思ったけどやめた。
あの場面で、もし俺が女性だったなら、周りの目をそこまで気にせずに助けに入れてたのになと思っていた。
困っている人を助けなかった自分を正当化しようとしているようにも思えて、惨めな気持ちになった。
だけど、もし俺が女性だったなら、本当に助けに入っていたかもしれない。
世の中には体格の有利をいいことに、女性にひどく当たる男性がいて、嫌悪するべきなのがそのような輩であることはわかっている。
けれども、人が人を助けることを躊躇ってしまうのはどうなんだろうとも思った。
増田さんは傍から見てる側だし、こっちの増田も傍に回った側だから色々脳内に巡った。(うちの個性ある子どもは離婚した元嫁が引き取った)
けど……
うちの子と同じバス停だった高校生を送り迎えしてるお祖母ちゃん見て心が変わった。
体力は逆転してるし、育て方か個性かわからんけど、ギリギリ攻めるぐらいの判断力は持ってる。
こっちは成人男性だったから、恐怖は感じなかったけど、母親がほぼ諦めて、祖母にぶん投げてる状況で幸せ度数がプラスになってるわけはないなと。
〆ろとまでは思わないけど、所謂人権的なのを無視するか、ギリギリ攻めるぐらいの隔離施設はあったほうがいいと思った。
人権って、憲法理解できるか、できなくてもなんとなくわかるかぐらいの人間に適用されるものであって、
そうじゃない人間に利益だけを与えるものではない、っていう綺麗ごとで考えてる人からしたら考えられないぐらいの検討も視野に入ってくるのね。
教育もそれほど意味がなく、選挙権も優位に執行できないし、労働も納税もしない国民については、それなりの対応でいいんじゃないかと。
ただ、そこには、生存権とか、より基礎的な権利が与えられたらいいなーと。
生活保護受けてる人らって、色々贅沢したいだろうけど、知能的に格段に劣ってる人ってもっと安く安定した生活を送れるケースが結構あるし
橋の上から見た川は雪に覆われ、乱反射する日の光は無数の粒となってきらめいている。その上を通っていった何かの足跡が、蛇行しながら切れ目なく続いている。キタキツネか犬が夜明け前に現れ、またどこかへ去っていったのだろう。
麻布十番の店はシャッターが閉まっていた。貼り紙も何もなかった。あの味は永遠にこの地上から失われてしまったのか。喪失感にさいなまれ続けるよりは、かすかな希望にでもすがって失われたものを追い求めた方がよい。とは思っていた、が。
噂だけを頼りにやってきた土地。雪原。夏の間は田んぼか畑なのだろう。トタン屋根に木造の物置か家かわからないものがまばらに建っているほかは何も見当たらない。道路は山に向かって真っ直ぐ伸びているが、車は通らない。雪で段差のわからない歩道を歩く人もいない。
雪を踏みしだく自分の足音以外に音のない世界。冷気が頬にひりつく。マスクを顔からはがすと、自分の呼気で湿った内側からすぐに凍り付いて固くなる。
茶色いスズキアルト。路肩に止まって。テールランプの点滅。道から少し離れたところに、髪を後ろにまとめたロングコートの人が、こちらに背を向けてしゃがんでいる。近づいていっても動く気配はない。
「すみません」
その女性は立ち上がりざまにスカートパンツをたくしあげてからこちらを向いた。足元の雪には、黄色い尿が深く穿ったばかりの穴があいていた。
「どれくらい……」
「10km?」
「……」
「今行くところなので……乗ります?」
「すいません」
車は山に近づき、周囲が針葉樹林に変わり始めたあたりで脇道に入ると、木造の小屋の前で停まる。小屋の壁からは黒ずんだL字型の煙突が出て細い煙が立ち上る。ガラスの引き戸を開けて女性が入っていく。
「ばあちゃん、お客さん!」
小屋の中心には大型のストーブがあり、中は暑いほどだ。小さなカウンターの向かいは小上がりになっていて、樹脂製の天板を金属で縁取りした座卓が置いてある。
カウンター席に座ると、毛糸のチョッキを着た老婦人が現れ、こちらを一瞥してから、車を運転してきた女性の方を訝しげに見る。
「お客さんだよ!」
「あら。いらっしゃいませ」
「あ?」
「オ メ ガ ラー メン!」
油っぽい台の上のテレビがつく。また誰かの車がコンビニに突っ込んだらしい。店内に半分以上めりこんだ車体。散乱するガラス片。
さっき乗せてくれた人は店主の孫かなにかなのだろうか。割り箸の束を出してきて補充したり、カウンターをふきんがけしたりする。戸が開いて、海老色のジャンパーにニッカズボン姿の二人連れが入ってくると、いらっしゃいませええと声をかける。二人連れは小上がりに座る。孫は注文を取りに行く。
店主は寸胴鍋からアルマイトのひしゃくで黒い液体をすくい取り、丼に注ぐ。湯気が立ち昇る。
出てきたラーメンは東京でよくあるオメガ系のラーメンとは少し違っていて、輪切りのネギと肉厚のチャーシューが大量に載っていた。黒いスープは今まで食べたオメガ系のどのスープよりも熱く、油の層が表面を完全に覆っていた。北国にありがちな昔懐かしい醬油ラーメンに、どことなくスパイシーな風味が混じっていた。チャーシューはトロトロに柔らかく、甘辛く仕上がっていた。
食事を終えて店を出ると、外は吹雪いていた。地面から吹き上がる粉雪。前を向くと顔に雪が吹きつけて歩けないので、うつむいて頭を前に突き出すようにして進んだ。歩けば、市街行きのバス停があるだろう。歩き続けることができれば。
背中の方からクラクションの音。振り返ればヘッドライトに照らされて。茶色いアルトの窓が開く。もの問たげに見つめてくる目。
「すみません。行きも帰りも」
「バスは夕方まで来ないから、駅まで行った方がいいですよ。この吹雪だし」
ワイパーはひとときも停まらずにフロントガラスの雪を掻き落とし続けるが、数メートル先は真白で何も見えない。何の番組かわからないラジオの音がかすかに聞こえる。
車はすぐに白の中へ飲み込まれる。
辺り一面真白で、何も見えない。風はさらに強まり、歩き回ろうとするとなぎ倒されそうになる。もう一度辺りを見回す。駅らしいものは見当たらない。白。白。白。食後の身体の火照りはすでに取れて、雪の冷たさをじかに感じ始めた。
当時20後半になってもフリーターをしてた俺は、服飾の専門学校を出てニートになった友達と一緒にタイムスリッパーごっこをしていた。
友人が作った全身に緑色のボタンがついてる(ゾゾスーツの白い丸が全部ボタンになってるイメージ)灰色の奇抜なツナギと、片方のレンズにヒビが入った伊達メガネを身につけて、遠くのバス停に目掛けて走り、バスを待ってる人に「すみません、いまいつ頃ですか?」と聞いて去っていく遊びだ。
なるべく変な連中に絡まれないように、昼間の穏やかそうな学生や頭が柔軟そうな二人以上のグループを狙って犯行を行った。ある程度の年配者など融通の利かなくなそうな人にやると揉め事に発展したり通報されたりする恐れがあるからだ。
ターゲットのバス停へ先に片方が普段着で並び、もう片方がタイムスリッパーファッションを施しバス停にかけつける。(友人は恥ずかしがったのでタイムスリッパー役をやることが8:2で俺の方が多かった)バス停でバスを待ってる人に「いまいつ頃か」聞くといろんな答えが帰ってくる。大体は「今の時刻」か「今日の日付」だ。そういう時に「ちがいます!西暦です!」と答えると、今日の西暦が返ってくるので、今日の西暦と教えてもらった日付や時間を復唱し、深刻そうな表情で「このままだと間に合わない!助かりました!ありがとうございます!」と深々とお礼をし、全速力でその場から逃げだす。そうすると、バス停でスタンバイしてる人間が「え、何今の人」「やばい人?」「タイムスリッパーだったんじゃない?」「ただの頭おかしい人だよ」「でも西暦聞いてたよね?」と、タイムスリッパーに絡まれたグループのやりとりを聞けるのだ。
友人は、自分が作った服を着て、タイムスリッパーに間違われるのが凄い嬉しくて楽しかったらしい。久々に心から笑えたと言っていたのを今でも覚えている。
一年ほどそんなくだらない遊びをして、馬鹿みたいに笑って、バカ高卒で頭の悪い俺は三十路前に未経験でプログラマとして就職して、しょっちゅう彼氏が変わる友人はキャバ嬢になっておっぱぶ嬢になってピンサロ嬢になって金パブODを覚えて最後は大量の睡眠薬によるODで死んだ。
就職してから俺の毎日は変わることもなく、ただ仕事と家の往復で人生を摩耗していた。この間、野暮用で平日の昼間に仕事を早退した。野暮用を済ませた先にあったバス停があの頃友人とバカをやってたバス停の一つだった。思わず懐かしさに手を引かれて、誰もいないバス停のベンチに腰を掛けて、車道を走る車をぼんやり眺めながら、友人とやっていたタイムスリッパーごっこをぼんやりと思い出した。段々と当時の記憶が鮮明になってきておもわず思い出し笑いをしてしまった。
あの頃の友人がひび割れたメガネとクソダサい灰色のツナギをきて「すみません、いまいつ頃ですか」と俺に声をかけてきた。そんな午後だった。
中央自動車道を通勤に使ってる山梨の民視点。東側について書いてるよ。
都内区間でブイブイ言わせてる車が多い。都内の100km/h区間の存在をしっかり分かっているのでその区間では無敵。
平日も結構見かける。軽自動車の比率が高い(普段使い用かな?)
山梨県に入ると控えめな走りをしている印象。
土休日にめっちゃ見かける。走りがぎこちない車もちょいちょいいるが、ちゃんと追い越したら左に戻る車も結構多い。
小仏トンネル内で減速する。
区間を問わず、制限速度を大幅に超えて走ってる車が多い。80km/hで走ってる世田谷ナンバーとかはもはや絶滅危惧種。
都心でスピードを出せない腹いせかな??中央道で100km/h出していいのは稲城と八王子の間だけだよ???
だけど地形条件をよく分かってないので小仏とか相模湖とか談合坂とかの上り坂で盛大に減速してて左から追い抜かれてる。
悪い印象があんまりない。なんか軽自動車の比率が高い気がする。
相模湖ICとかで降りない相模ナンバーも結構いるけどどこに行くんだろう。
小仏トンネル内で減速する。
沿線じゃないのになんかめっちゃいる。母数が多いからかな?大体は八王子JCTから圏央道に逃げていく。
走りなれてなさそうな車が多い。東名に比べて狭いし坂も多いし仕方ないね。
小仏トンネル内で減速する。
他の車をうまく追い越しながら華麗に走り抜けていく。坂道でも速度キープ。
下りの談合坂手前では右から2番目の車線でアホみたいに減速してる車を左側の2車線から追い抜いていく。
品のない走りの車もそこそこいる。
一方、山梨県内では軽乗用や軽トラが多数混入する。これらはだいたい70km/hで流してるので追突注意。
山梨ナンバーの大型トラックはなんかめっちゃ速い気がする。背後に気を付けよう。
概ね山梨ナンバーと同じ傾向。ただ、お膝元が高速がガラッガラの富士吉田付近だからか、山梨ナンバーより攻める走りの車が多い。
河口湖の方に行くと70km/hで走る富士山ナンバーと120km/hで走る富士山ナンバーが共存している。
静岡県の一部も富士山ナンバーだけどそこの人たちは東名を使うから中央道にはいない。
勢力範囲が小さいからか沿線の割にあまり見かけない気がする。坂道でも減速しないストロングな走り。
小淵沢より西では最強かもしれない。都内に出張してくる車はあんまりいない印象。
中央道の真の支配者。爆走する23区のナンバーの車より速く走るけど、品のない走りはしない。
片道200キロ弱走って東京までしょっちゅう来る車も多いようで、手練な車が多い。
毎日クソ渋滞するのになんでそんなに車で通勤したがるの?京王線使えよ
500台以上バイクが集団で走ってるけどどこで集合したの???
警察との争いは半世紀近くも続いている模様。
緑色の塗装がされた某お菓子屋のトラック、氷とペンギンの絵が描いてある冷蔵トラック、富○通運、某お餅屋のバン、etc…
東京~山梨の運転に慣れた車なのでおとなしく追従するが吉。中央道のプロ。
走りやすい東名・新東名を通らず山道にようこそお越しくださいました…荷崩れには気を付けて…
たまに上り坂で後ろを見ずに追越に入るトラックがいるけど危ないのでそれはやめて
中央道最強のドライバー集団。ほとんどが京王バスとその一味。JRバスは仲間ではない。
特急便もあれば各停便もあるので、バス停に入るバスもいれば入らないバスもいる。
後ろをついていけばそれなりに早く着く。土日の渋滞時は高速バスより早く走ることは不可能なので諦めましょう。
おわり
開店直後、人気商品の前に人が殺到して押し合いになってました。ケガするんじゃないかって怖かったです。
「押さないで」「痛い!やめて」って叫んでる人がいるし、体が触れ合って動けないほどの密だし、コロナ対策って何???ってかんじでした。
輸入系の商品は店舗ごとのブースが無くて、長机を5個ぐらいくっつけたところに色々なブランドのチョコが雑に置いてありました。
店員さんが150~200人ぐらいで入場制限かけるって言ってたんですけど、たった10mの通路に全員集中するんだから、30人ぐらいで一回切らないといけないってわからないんですかね?
普通お店ごとで列形成しますよね?そうゆうのが無かったので、ただの早い物勝ちになってました。
早めに入ったお客さんがベルナシオン買って、フィリップベルも買って、アルバン・ギルメも買い物カゴに入れ放題状態。
せめて店ごとに列形成して、1人1ブランドぐらいは欲しい商品を選んで買えるようにしてほしかったです。
そしたら個数制限もできるし、客同士で商品の奪い合いになってて、中身こぼしちゃってる人もいました。
最初の10分ぐらいで田中みな実が紹介したチョコ全部なくなってたのに、机の近くまで行かないと商品が見えなくて皆が机に殺到してました。
値札が小さくて近くに行かないと読みづらいし、中身の見本や写真が全然ないので、どこに目当ての商品が置いてあるかわからなかったです。
会場MAPにも輸入ブースはサロン・デュ・ショコラコレクションって書いてあるだけで、ブランドごとにどんな順番で配置しているか書いてなかったです。
あとレジが遅すぎました。初日で慣れてないみたいだから仕方ないんですけど、、、
ブランド名読むために商品逆さまにするのマジでやめてほしかったです。人にあげるものなんで!!
どっちの先頭が先に入れるかわからなくて困りました。
ライオン口前で待ってた人の方が到着早かったのに、スタバ開店時にバス停前口にスッと入った人が先頭なの、おかしいと思います。
うっかりとしていた。
先日、出かける前に準備しておかねばならないことがあって
それを戻し忘れていて、1時間早く起きた。
しかしそのことに気づかぬまま、朝の準備をしていったのだが
(実際には1時間早い)
ああ、これを書き上げたいのに、と未練を残しながら、
バスの出発の時間ギリギリ間に合うかどうかの慌ただしい出発となった。
すこし小走りになりながらバス停に向かうが、
また遅れてるの?と一瞬思ったが
その割には他の乗客がいない。
そこでようやく気づく。
1時間早いのだ。
その瞬間の思考が興味深かった。
何をしたらいいのだろうか?
そうだ、たまには駅まで歩いてみようか?
運動になるし、何やら楽しそうだ。
いやいや待て待て。
・あれを書き上げたい、
と考えていたのが
手持ち無沙汰を感じるというのはいったいどうなっているのか?
ヒントのようなものが隠されていると思うのだが
今の所、それが何なのか上手く思いつかない。
あとで何か思いつくかもしれない。
恥ずかしながら社会人5年目にしてようやく一人暮らしをする。時期は4月予定、そろそろ物件探しつつ貯金意識するか〜と思いながら両親友人他に相談した結果、これだけは外すなよ/これの方が安全だよと言われた条件が以下。
・絶対に2階以上
・2階以下なら雨戸があるといい
・隣人が女性
・最寄り駅は栄えてない駅、ただしあまりにも降りる人が少ない駅はだめ
・ベランダの壁が高い
・ただし高すぎると湿気がひどくなることがあるため陽がちょうどよく入るくらいがいい
・オートロックまたは鍵が二重
・管理人常駐
・宅配ボックス設置
・スーパーは仕事帰りに寄るべきではなく休日にまとめ買いをするのが好ましいため、スーパーからなるべく近いところがいい
ほか。
あとは窓にも防犯用のグッズを買うとか合鍵を作られないように大家に許可取って鍵を改造するべきとか男物の下着を干すとかカーテンとか家具を女性らしくしないとか偽造でもドア前に監視カメラを付けるとか留守中でも家の様子が見れるペット用のモニター?みたいなのを買えとか決める前の段階で夜に一回駅から物件まで歩いてみろとか収納は全部鍵付きにしろとか
こんなん見つかるわけねーーーーーーーーだろ!!!!!!!!クソが!!!!!!!!あったとしてもいくらかかるんじゃボケ!!!!!!!!!!
あいにく富裕層でもなければ高級取りでもなければ実親からの支援なんて望めねーし会社にも家賃補助制度ねーーーーーんだわ。マジでクソ。
日が落ちて一時間ほどが経っていた。交差点の近くにあるバス停は、車のヘッドライトのおかげで暗くはないが、かと言って駅前のような明るさはない。
私は両手に買い物袋を持って、バスを待っていた。ほかにもバスを待つ人影は五人ほど。
ベンチには小柄なおばあちゃんが手押し車に片手を掛けてちんまりと座っていた。お疲れだろうか、帽子をかぶった頭はわずかに前に傾いでいる。
ふいに、おばあちゃんが何か言葉を発した。私に話しかけられたのかと思い顔を上げたが、実際は私の隣にいる眼鏡の女性がターゲットだったらしい。女性が聞き返すとおばあちゃんは繰り返す。
「40番のバスを待っているのだけれど、もう行ったんやろうか」
そのバス停はいくつかの路線が通る場所にあるからか、近いうちに来る5本ほどのバスの運行状況がディスプレイで見られるようになっていたが、おばあちゃんの目では見えなかったのだろう。話しかけられた女性はディスプレイを見上げたし、私もつられてディスプレイを見た。40番は表示されていなかった。
もう行ったみたいですねえ、と眼鏡の女性が答えると、おばあちゃんは「(40番が来たところを)見逃したんだろうね…」と力なく答えた。女性がスマートフォンで次に40番が来る時間を調べている。
「次に(40番のバスが)来るのは15分後ですね…」
きっとここまで15分ぐらいは待っていたのだろうに、この寒い中、この小柄なおばあちゃんが更に15分待つのかと私は傍で聞いているだけなのに暗澹たる気持ちになった。
ここで私の乗るバスが来てしまい、私は暗い気持ちを抱えたままバスに乗り込むしかなかったのだが、何か出来ることはなかったのだろうかとしばらく気持ちが落ち込んだままだった。
危険なバス停なぁ…そりゃまぁ、我が子がそれでしんだあとにアッサリ整備?されたら「なんでウチの子がしぬ必要あったんや!」てなるやろうけどなぁ…T市の地震で倒れたコンクリ塀の下敷きになった子とかもなぁ
…せやけど、ホンマ、クルマて停まりたがらへんよな、踏切とかで見といてみ、半分どころちゃうでぇ一時停止せぇへんの(冷笑)横断歩道なんか、必ず手前に菱形口開けマーク◇つけてあんのに、横断歩道の横におっても停まらへんヤツが世の中フツーやでぇ(苦笑)まぁね、それはバイクかてそうやし、なんなら、ゆうてしもたら、自転車やランニングの人や歩行者ふくめてみんな全員、停まるのはイヤなんやねぇ(アッダメダコリャー
おうちは小さかったが、
高度経済成長によって周囲が都会になり、
郊外に大きなおうちを購入し、
広々としたおへやに贅沢にガンプラコレクションをディスプレイ、
と言うと、犬は犬小屋で寝はじめた
というか、猫○ね
そして、田舎は人目につかないので、近所の麻を栽培している麻生さんからマリファナを購入し、
私はMetallicaバージョンの"Whiskey in the jar"が大好きだし、
やがて老人は黒いアルフォードで逆走のような危険運転行為を繰り返すようになり、
なんてことだ…、ちいさいおうちを売るべきではなかった…
後悔先に勃たずである
事件のその日の夜に釈放、おおきいおうちにかえされる
テレビや新聞のメディアは上級国民であることを知ると実名報道を避けるようになる
釈放された彼はおおきいおうちに戻ると、東南アジアへの逃亡の準備をする
スワイパー村のような場所に行くのが夢だった
老人はそう思いながら、おおきいおうちを見捨て、
①老人や妊婦が込んでいる電車に乗ってきたら、確実に彼らを席に座らせるために電車からおろして、空いている電車が来るまで駅で待たせる
②報告する・連絡する・総括する(検討・評価する)のほうれんそうが徹底されている
③自分がされて嫌なこと以外は人にしてよいと教える
④道で困っている人がいたら、声をかけずにSNSで道で困っている人がいたことを報告し、その投稿を見た人は総括する
⑥一年に一度、市区町村単位で陶片追放(オストラキスモス)があり、選ばれると当該市区町村に10年立ち入りできなくなる
⑦姥捨て山のボスが入れ替わったニュースがワンシーズンに一回くらい放送される
⑨限界集落の公民館前にあったバス停は今は県庁所在地のファミマの前にある
⑩限界集落の公民館前には隣の限界集落の小学校前のバス停がある
⑪電車はまだ来ない