何のオチもない話なんだけど、
田舎のバス停で1時間に1本ぐらいしかバスが来ないところでさ、バス待ってたんよ。
そしたらなんか今にも倒れそうな婆ちゃんがヨロヨロ歩いてきてさ、俺の前に立って目をじっと見るわけ
「なんだろ、バス乗るのかな」って思ったら
そのババアが「お前、ろくでもなあなあだ」って俺に向かっていうわけ。
なんだよそれ。
そもそもろくでもなあなあってなんだよ。
ロクでもないやつって意味?
確かに俺は無職の32歳、高校中退後フラフラしてる元ニートだけど、父親が死んだのがきっかけで今頑張って社会復帰しようとバイト先に行くためにバスを待ってただけなのよ。
「は?え?なんですか?」ってテンパって言ったらそのババア、マジで信じられないようなスピードで道路を全力疾走して俺の前から消えたんだよ。陸上選手みたいな走り方してた、ほんと。
ベンチ占領しとったんとちゃうか?
妖怪だぞ。多分ほかにも目撃例ある。
婆ちゃんの自己紹介じゃよ♡
バイトに行きたくないとそういう妄想する癖があるの?
さとりだ!!!!!!!!
意味がわかると怖い話だったら『6でも7?!つまり6の倍数でありながら7の倍数でもある数字?!42ってことか?!』ってなって“しに”を想定する訳だけども でも“しに”じゃなくて...
ただの徘徊ババアじゃん