はてなキーワード: 怠惰とは
最初に断っておくが、俺は元デブだったが今は体脂肪率10%前後の体だ。「デブのくせに」との指摘はあたらない。
ついでに言っておくと、体重だけ見てデブかガリかの判断なんてできないからな。体脂肪率で語れ。
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よく「アメリカではデブは自己管理できてない証拠だ」とか言い出すやつがいる。その話を聞くたび思うんだ。
おk,デブは自己管理できていないという話は認めよう。じゃあ聞くが、ガリは自己管理できているのか?
この話をすると「デブ乙」とだけ言って思考停止するヤツが9割くらいいるから議論にすらならない。そいつらのほぼ100%は虚弱体質といっていいだろう。
体質(笑)のせいで単に太れないんだ、とか言い出して、さも自分は自己管理できているかのように振る舞うやつの多いこと。まったくもって話にならん。
自己管理ができていないってのは、現状に満足していないのに怠惰から現状維持を選択するやつのことを指すとすると、ガリも全く自己管理できていないじゃねーか。
以下FAQ:
Q: ガリはデブみたいに見苦しくありませーん。だからこれでいいんですー
A: お前の主観で物事決めつけるな。デブのほうが好きなやつだっているだろうが。
A: ガリっつってもその大多数は体脂肪率低くないからな。要するに筋肉がない。腕や足は素麺みたいなのに、お腹ポッコリ出てるだろ?
そうですね、重大な局面で脳の休息をやっていなかった。
ずっとストレスに感じて、本来やるべきでないことをやってしまった。
20冊といっても、蔵書から引っ張り出して再読するくらいだし、書いてることなんて似通っている部分は多いのだ。
それを昔に読んでいたにも関わらず、全然それを果たす生活をしてこなかったから今があるのだ。
通知表突きつけられてる気分だよ。
何でもかんでもやろうと思う気分には残念ながらなれない。
世間的には、単に何もやってない怠惰なやつと見做されるのが落ちさ。
何でもかんでもやらないといけないけどね。
つらいね。
一旦休養をしっかりとって、それから行動したほうがいいのなんて分かっているのさ。
でも、やらないといけないことはある。
まだちょっと頑張れる年齢上限ギリギリ(ほんとはアウト)だと信じたいので、ちょっと異性関係については頑張らないといけない。
貧乏ってのは生きる事に対して怠惰な奴の成れの果てだ、と思う。休暇中なので、つらつらと思うところを書いてみたい。
貧乏は自業自得だと言うと、「頑張ってるのに報われない」と言う反論が返ってくるけれど、貧乏人が努力して生きているとは思ってはいない。
必ず報われはしないが、報われる可能性がある努力ってのは、未来に向かって積み重ねる行為なのだけれど、
貧困を特集した番組なんかでフードバンクに集う人々や生活保護の人々の努力は違う。
貧乏人が言う「頑張って来たのに」は、私から見たら単なる時間の切り売りでしかない。
いくつも仕事を掛け持ちしたのに報われない、だとか
毎日遅くまで働いてるのに報われない、だとか言うが、
仕事の中で積み重ねていないのであれば、時間あたりの労働力を切り売りしているだけでしかなく、付加価値が存在しない。
若くなくなったり、健康の問題が出たり、景気が悪化したり、切り売りする時間の価値が下がれば
安く買いたたかれたり、そもそも時間を買ってはもらえなくなって貧しくなるのが道理だ。
時間を切り売りしたい人は世の中には幾らでもいる。
志望校や偏差値を目標に定めて、今日より明日、明日よりも明後日、と一つでも多くの知識を積み重ねていくのが勉強だ。
時間の使い方の上手い下手はあったとしても、どんな人間でも、積み重ねた分だけ目標に近づくことに変わりはないだろう。
しかし、極端な例えだけれど、毎日毎日、同じ英単語だけをノートに書き続けたらどうだろうか。
そこまで極端ではなくても、英単語を何千と覚える事に必死になって、それ以外の努力をしなければ英語の成績はあがらないし、
文法を覚えたり、長文を読んだり、文章を書いたり、英語を使うために必要な努力をしなければ目標には届かないことは自明だろう。
無駄な勉強と言える時間の使い方があることは、高校や大学の受験勉強を経験した殆どの人に納得してもらえるはずだ。
人生においても全く同じことなのだけれど、まるで英単語をひたすら覚えようとするように、
無駄な時間を費やして生きている人が沢山いるのも現実だ。そういった人々が貧困に陥ることを、私は当たり前としか思わない。
少し話は変わるが、私が大学生だったころに、頼まれて警備員のアルバイトをひと月ほどしたことがある。
棒立ちで突っ立って車の誘導をしてる時間は、無駄の極みでしかなかったし、そこで得たことは「これが仕事になるまで落ちたら終わり」という危機感だけだった。
私にとっては、とても辛い時間の使い方でしかないのに、それを何十年と繰り返してる人も勿論いた。
そういう人生の大先輩の話題はと言えば、パチンコと風俗しかなく、人生で何千万円を無駄に使ってきたかというのが武勇伝だったりする。
私には、もし彼が病気や怪我をして、時間を切り売りできなくなった時に、生きていけるだけの積み重ねたものが存在するとは思えなかった。
私は病気のために高い可能性で将来的には障碍者とみなされる可能性があるので、危機感が強いかもしれないのだけど
世の中の多くの人々は、未来を見据えたうえで必要なパーツを積み上げていく努力をしてると思う。
5年後の未来、自分がどうなっていたいかって目標を設定したうえで、キャリアを積み重ねていくのは自然な事だと思うし
多くの人が未来を見据えて積み重ねてる中で、時間を切り売りするように働いている人々が行き詰ってしまうのも自然な事だと思う。
何億も稼いだり、世界的に著名な人間になることは本当に才能がなくては出来なくても、
私のようにせいぜい1千万~程度稼ぐくらいなら、特別な才能を持たずとも誰にだって出来るし、
実際、どんなに酷い環境で育っても、正しい努力をする人はいるが、他人のせいにして楽したがる人もいる。
時間を切り売りするだけではなく、ごく普通に成長して、世間並みに生きていくために必要となる程度の
最低限かつ正しい努力を怠ることは、とても生きる事にたいして怠惰なことだ。
まして生活保護を給付されたその日のうちに大部分をパチンコに費やすなんてのは、ほんの数日先の未来すら想像せず、生きることを放棄してるとすら思う。
今回のコロナ騒動では、ちょっと先の未来、二つくらい先の結果を予測出来ず、誰かのせいにして恐怖や鬱憤を解消しようと
短絡的な不満を言う人々が目に付いてしまうのが残念だなと思う。
目先の10万を求めて、商売が困窮している人や自分を含む全体の利益と未来を想像しない。だから、君たちは貧しいのではないのかい。
私は宇宙図書館に勤めている。まぁウソなのは当然だが、そういう前提で書かせて欲しい。
先日、仕事上の格が上がり下っ端から下っ端リーダーくらいの立ち位置になった(給料が上がるので実際に役職がちょっとあがった)。
宇宙図書館での下っ端の役目は例えば「本の貸し出し」「返却された本の整備陳列」「読書コーナーの整備」「事務室の整備」とか多岐に渡る……が、まぁ本当に雑用みたいなものだ。しかし末端とはいえ、誰かがやらなきゃいけない仕事なので必要ないとは口が裂けても言えないだろう。正直誰でもできる仕事だが、誰かがやらなきゃいけない仕事でもある。
さて、その下っ端の中に「こいつ明らかにASDだろ……」と思うやつがいる。仮にA子としよう。
A子をASDだと思う根拠は多岐に渡る。例えば「仕事の内容に応じてやる気の差が激しい」「雑談の興味関心のブレ幅がでかすぎる」「毎日の提携業務中のどこかで必ず忘れる項目がある」「言葉尻をやたら気にする」とか色々。「お前が勝手にASDだと決めつけてるだけだろw」と思われるかもしれないが、これでもこのA子のせいでASDについて結構調べたうえで言ってるので、まぁそういう前提でいて欲しい。
そして馬鹿にするわけじゃないが、おそらくIQが低い。ひどく応用が効かない。臨機応変という言葉から遠い位置にいる。
そういう事情もあって「A子に頼むくらいなら他の下っ端に仕事を任せた方が良い」という状況が非常に多い。だって仕事割り振ってもダラダラやるか、どこかで抜けが発生するもん。
以前、「相手がASDなら、ネットの体験談とかでよくある『やることを網羅的に指示』すればいいんじゃね?」と思って試したことがある。結果としては全ての項目を漏れなくやってくれたし変なつまづきもなかったので十分うまくいったと言える。……のだが、正直下っ端がやる程度の仕事で内容を網羅的に指示するのは骨が折れるし、それやるくらいなら他の人に指示した方が簡単に済むということに気付いてしまった。
面倒なのでそういうことをやらずに口頭で「○○を△△して、良い感じによろ。問題が起きたら連絡して」と指示すると、問題が起きる以前の「それちょっと考えたらわかるだろ」と言いたくなるようなことで質問されるし、肝心なところで報連相しないか、もしくは他の割り込みタスクの末に指示したタスクを忘れてしまう。そこまで面倒みなくちゃいかんなら最初から他の人に頼んだ方が絶対良い……。
というわけで現在A子は「本の貸出・返却受付」ぐらいの簡単な仕事しかやらせてない。それもコロナのせいで利用者が少ないのでほとんど出番がないのだが……。(正確に言うともうちょっと仕事はあるのだが、ボカさせてほしい)
私は下っ端であるときも下っ端リーダーである今も、暇を嫌うので優先度が低いタスクをいくつか保持する傾向がある。例えば今は「オススメの本コーナーをそろそろ刷新しようかなぁ」とか「蔵書検索端末のマニュアルをもうちょっとわかりやすいのにしたいなぁ」とか。手をつけたのはいいけれど他の優先度が高いタスクに埋もれているものがいくらかある(最近はコロナ対策で特に)。
そういう急ぎもしないけどやった方がいいことを仕事としてA子に回してもいいのだが、しかし実際「なにか仕事はありますか?」とも聞いてこない程度のやる気の人員にそういうことを回したくない。これはA子に限らず、やる気が薄い下っ端全員に言えるのだが(A子にやる気があるなら多少面倒を飲んでも回してると思う)。
先日、A子が仕事の重要なところでポカをしたので少し叱責した。ものすごく要約すると「仕事をやるときは責任をもって最後までしろ」という話なのだが、私は人に怒られるのも人を怒るのも好きじゃない。ニコニコしながら「おいおい、しっかりしろよなーw」程度の注意で済ませたいのだが、しかしリーダーとしてキレなきゃいけない場面もある。
そんな私なので人を怒ったあと、ものすごく一人反省会をする。体育会系は好きではないのだがあえて彼らの表現を借りるなら「殴った方も痛い」のだ。実際にぶん殴ったわけではないのであしからず。
A子を殴った(比喩)あと、ものすごく悶々としてるのだが、これは誰が悪いのだろうか?A子がやらかすたびに思う。
A子は正直、間違いなくASDだ。ただ上司からそういう話は聞いたこともないし、A子自身からもそういう相談を受けたことはない。私はどの程度気を配らなければいけないのだろう。
A子が仕事の工程を抜かしてしまうのはASD故なのだろう。でもそれにしたってメモを取ればいいとは思うのだが、彼女がメモ取らないのは彼女が怠惰なのか、それともASD特有の症状で難しいのだろうか。そうだとしたら、A子がASDとわかっていても「面倒だから」と工程表を渡さない上司の私に問題があるのだろうか。だとしたらA子が仕事の工程を抜かすのは、回り回って私のせいで、彼女を責める上司の私はヤバいヤツなのだろうか。
彼女が応用の効かない系の人間だとわかっていて、他の下っ端のときと変わらない指示をした結果失敗するのは私の問題なのだろうか。とは言え私は下っ端リーダーとしてやらなきゃいけないことが多いのでA子にだけ構うのも難しいのだが、結局のところ上司の私が無能だから上手い指示ができていないのだろうか。
彼女が仕事をだらだらやったりするのはやる気がないのではなく、ASD特有の症状だから仕方ないのだろうか。それとも適正に見合っていない仕事を回す私が悪いのだろうか。しかし下っ端はいわゆる「(普通は)誰でもできる仕事」をやるのが仕事であり、人員の数にも限りがあるのでそういうことが発生するのは仕方ないのだが、そういう場合はASDの彼女に回した以上仕方がないと飲み込むしかないのだろうか。
私が無能であるならばそれを棚上げした発言になるのだが、正直今の職場が彼女にあった職場だとは思えない。自分に見合った会社職場を選んでくれよと言いたくなるのだが、新卒採用で入った彼女にそこまで求めるのは酷だとは思う。そのうち、長い人生のうちに学んだ失敗の一つになるだろう。その失敗の渦中にいる私はまいっちゃっているのだが……。
ツイッターのRTで絶賛されて回ってきたこちら → https://anond.hatelabo.jp/20200405130053
フォロワーには言い出しにくいからここで言うけどほぼ間違いなく嘘の婚活創作でしょこれ。
主人公のキャラクターだけは事実で後全部嘘。こどおじのオナニー臭さが半端ない。
婚活なのに現実的な結婚生活のすり合わせがゼロで中高生レベルの貧困な恋愛だけで完結してるのもそうだし
何より
全キモオタ男性が発狂するほど大嫌いな「女に受け入れてもらうために努力する」の真逆を全力で行く、
「ありのままの気持ち悪いセクハラデブの俺を最初から好感度MAXで受け入れてくれるチョロヒロインのためなら俺も本気出してやらなくもないかなっ♡」
即対価が得られなくても地道な努力から初めてみるとかギブアンドテイクとかじゃなくて、欲しいものを過剰に先払いしてくれて200%もう俺にメロメロで関係性の優位を確信できる状態じゃないとやる気が出ないという幼稚な甘えた根性が痛すぎるよ。
案の定具体的な努力シーンをすっ飛ばして一言50キロ痩せたとだけ書いてフィニッシュしてるし、なろう小説以下じゃん。
画面の前の40歳こどおじは120キロ以上でブヒブヒシコりながら射精してるよこれは。
少女漫画のように前向きで希望に満ちた大人世界への憧れで書かれてるんじゃなくて、
「現実女ッ!現実女に好いてもらうための努力ッ!デートマナーッ!歳相応の大人の振る舞いッ!結婚生活ッ!嫌い嫌い嫌い憎い憎い憎いボクしゃん全部大嫌いだもおおおおおん!!」
というキモオタの怨念とか怠惰な願望が何より前面に出て突出してて、彼の憎むもの全部引き算して残った都合の良いきしょい幼稚な願望だけで出来てるだから哀れで哀しいんだ。
ガチで有能な人はのし上がっていけるシステムだと、抑圧される下層には有能な人が残らない
生まれで上層・中層・下層とガッチリ決まるようになってれば下層にも骨のある奴が一定数いて革命を起こそうってことになるのに
今の日本の下層には多分バカとやる気ないやつと疲れ果てたやつしかいない
革命起こしちゃるで!という気概があり、周りを巻き込み、実行して成功裡に終わらせられるような有能は社会への不満が溜まらない層へと引き上げられてしまう
テレビではコロナ終息特番が流れて、それを見ながら、みんなコロナビールで乾杯するの。
そりゃ国ごとに起きた状況は違うし、それぞれの国にヒーローが居るからね。
小説とかもいっぱい書かれる。
もちろん、なろう系小説も今まで異世界モノ一辺倒だったものが、
コロナで社長が死んでなぜかバイトの俺が社長業をやることになったとか、
コロナで隔離入院中に出会った美少女が可愛すぎるんだが・・とか、
そんなの。
今までひたすら自粛自粛で抑えられていた購買欲が一気に満たされる瞬間を、商機を逃すはずがないでしょう。
ヤフオクやメルカリには、使わなくなったマスクやトイレットペーパーが格安で大量に出品される。
なんでこんなもの買いだめしていたのかと疑問に思う人が売りに出す。
転売規制は終了するも、購入価格より遥かに安く売る人ばかりで転売屋は結局儲からない。
これまでの私の行動の結果、不幸な結末を招来しているのだが、結局、自分の中で悪魔を育てていたことが原因だっていうことが分かって絶望した。
悪魔とは、
である。
良い子でいようとする。
自分の本来の生き方ではない生き方、直感に従った生き方でもよいとする。
もともと優等生であろうとした私に自然に芽生えたものかもしれない。
これがあると最悪である。
もともとそんなになかったんだと思うけれども、某元北海道地方のローカルバラエティ番組に影響を受けて形成されてきたんだと思う。
それを真似してしまって、これがウケるものだから取り入れてしまった。
確かに、人生つらいときはある。それを笑いに変えるのは天性の才能だと思う。
しかし、それをわざわざ自分の人生に取り入れて悲観することはない。
これについては、院生時代の不遇な時期に、取り入れてしまったこのぼやきを、人に披露することで育ててきてしまったんだと思う。
小人閑居して不善を為す。
バイトをしなかった結果、生活リズムも必然的に乱れ、自分で何かを成すこともなくなる。
種銭があれば殖やそうとも思うのだろうが、ないから諦める。チャンスを逃す。
悪徳以外の何物でもない。
これらの悪魔に水をやり、食糧をやり、としてやってきた結果、30代の今がある。
手元には何もない。
転職できるだけのスキルもなければ実績もないし自信もない。配偶者もない。孤独と不安感のみがある。
さて、どうしたものか。
詰んだな。
https://satanix.hatenablog.com/entry/2020/03/19/135416
痴漢にあったが、加害者は故意を否定しながら示談を申し入れてきて、腹がたった、
ということが書かれている。
私は整体やリラクゼーションの業界団体の地方支部の役員をしている。
そこで会員の男性セラピスト(以下、A)が、お客さん(女性、以下、F)に対する準強制わいせつ罪で逮捕された。
・故意の有無が争点
という共通点も有るので書き残しておく。
なお、AやFを特定されないようにフェイクも入れるし、表現が抽象的になるのはご容赦願いたい。
よって実際は事後に知った話であるし、Aからだけ聞いた話である。
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客FはGの知り合いであり、Gに紹介されてセラピストAの店に行った。
客Fは喫煙者だった。
Fは自分の喫煙が、子供に悪影響を与えるかどうかをセラピストAに尋ねた。
セラピストAはFに対し、否定的な内容(悪影響を認める。)を回答した。
その後、セラピストAは誤解を解こうと客Fに連絡を試みるが拒否される。
Gなどに取り次いでもらうように頼むも拒否される。
この行為は警察や裁判所から、証拠隠滅を意図した行為と取られても仕方ないかもしれない。
困ったAは別のお客さんに相談し、弁護士Bを紹介してもらった。
そして相談日を予約した。
23日後に釈放され、Aに話を聞いたところ、故意を否定しながらも、Fと示談して不起訴になったとのこと。
「逮捕 流れ」で検索してもらえば弁護士が解説しているサイトとかが見つかると思う。
逮捕後、48時間以内に送検し、送検後24時間以内に検察の申請を受けて、裁判所が勾留の決定をする。
勾留はまず10日間決定され、さらに必要であればもう一度延長される。
例えば同じ日に、二組以上の一般人とは面会できない。事件や取り調べの内容については話せない。
この間に警察・検察は自白するよう、あの手この手で迫るのである。
元ブログでは
「警察で嘘の自白を強要され有罪となることを心配している方を散見しますが、そこで折れなければ推定無罪の原則で無罪を勝ち取れるはずです。」
セラピストAは家族にもFとのことや、弁護士Bに相談することを話していた。
弁護士Bとの接見の際、絶対に罪(故意)を認めないように、というアドバイスを受けたそうだ。
ただ警察が当番弁護士制度を容疑者に必ず教えてくれるかは不明である。
教えたとしても、2回目からは金がかかる、と言って躊躇させることもあるとか。
そこで仏役に対し、情をほだされて虚偽の自白をしかねないのである。
いわゆるストックホルム症候群というやつだ。
これも弁護士が解説してるページがいくつも有るので理由は省略する。
だが通常時ならともかく、24時間身柄を拘束され、外部とも自由に連絡が取れない状態である。
そこで味方と思えるのが仏役の刑事だけだったら黙秘・否認を貫き通すのは困難であろう。
夏休みの宿題や確定申告の締め切り前に大変な目に会い、来年からは余裕をもってしようと思っても、怠惰や誘惑に負けて、同じことを繰り返すのである。
犯罪とは無縁で、弁護士は金のある者の味方、という固定観念が有る人だと、いざ逮捕された時、弁護士を信頼し、黙秘・否認を続けるのは厳しいかもしれない。
よって元ブログの、「この制度では冤罪などほぼ起きない。」という主張は否定する。
そして自白した調書に署名したら、あとでひっくり返すのは困難なのである。
最長23日の勾留期限が切れるとき、検察は起訴、不起訴の決定をする。
しかしニュースでも度々聞くように、容疑事実を否認している場合、検察は保釈を認めないように主張する。
準強制わいせつ罪は罰金刑が無く、懲役刑しか無いので略式起訴は無いが、迷惑防止条例違反で罰金刑のみならこの選択肢もある。
リンク先ブログ記事では選択肢として罰金刑も書かれていたので、当該痴漢は迷惑防止条例違反なのだろう。
略式命令ならすぐ自由になれるよ、と自白を誘導する刑事もいるとか。
起訴した場合の有罪率が99%以上であるのは有名であるが、それは元ブログでも書かれているように、検察が有罪判決を得る自信がある事件だけ起訴するからである。
これは犯罪の事実は認められるが、初犯であったり、被害を賠償して反省しているから大目に見てやる、という処理である。
警察・検察にとっては誤認逮捕・不当勾留ではない、という言い訳が成り立ち、面子が保たれる。
故意でない、つまり無実だというなら裁判で無罪を主張すればよいのではないか?
と普通の方は思われるだろう。
その間、身柄は拘束される。
セラピストAは自営業であるからその間の収入(a)は絶たれる。
また私選弁護士なため、無罪を争うなら新たな着手金と成功報酬(b)も必要である。
元ブログでも書かれているように、示談すれば不起訴はほぼ確実である。
無実でも、示談金が(a+b)円よりも少なければ、払う価値は有る。
これは金額だけの計算であり、身柄の拘束や信用を失うことの価値も考えれば(a+b)より高額な示談金でも支払う理由はある。
この示談金の名目は、不快な思いをさせたことに対する慰謝料である。
「過失」で不快な思いはさせましたが、「故意」ではありません、
ということである。