はてなキーワード: ヤオヨロズとは
分かりやすい解説だったが、余計に状況が分からなくなったという印象。
まず福原Pはたつき監督は放送後に各所に相談したと語っている。
また、ドワンゴ役員の栗田氏も今のところは特に問題なしと述べている。
仮に制作内部での暗闘があるにしても、こういう事態に発展する前に委員会もヤオヨロズも「今後は注意してね!」→「テヘペロでヤンス!」と言えば済ませられた話ではないのか?
また、ばすてきが公開されたのは4月頭であるから、元増田氏もいうように、時期的には少なくとも日清のコラボ計画が始まったのはそれよりも後になるので、
あれで大問題が発生していたとしたら、コラボが順調に進んだというのも考えにくい。
しかし、色々問題はあるにせよ重要な点は、たつき監督に二期をやってもらい、作品のお話に完全にケリを付ける事だけだというのは、衆目の一致する所だと信じたい。
その後、けもフレの新展開をする時に別の人にやらせるのは、委員会の自由だ。
そこだけが、すべての関係者に、恩讐を乗り越えて達成してもらいたいところである。
「このまま終われる訳がない…」
何でツイートしちゃったんだよって慌てふためいているのか
こういう内部のゴタゴタから新設される例も知れば納得かも
https://anond.hatelabo.jp/20170927050208
うわさフレンズ
https://anond.hatelabo.jp/20170928102321
確信には触れんず
https://anond.hatelabo.jp/20170929025215
この記事も憶測だろ。泡沫コンテンツだったけものフレンズが当初どういう条件でヤオヨロズと契約結んだのか謎だし、12.1が実際に問題になったのかも公式コメントは出てないからな。立場の弱い制作会社や製作者が公式コメント出したら出したで交渉時の機密事項が外部に云々またなんか文句つけてそう。クリエイターや消費者へのリスペクトも言うほど感じられないんだが。消費者黙ってろと言うが作りての論理ばかり並べたててその結果としてたつき監督が降板して二期が絶望になった事実は変わらないんで。あんたらのほうが無様だよっていう。
けものフレンズプロジェクト/KFPに入ってるジャストプロはヤオヨロズの親会社だよね?
で、けものフレンズプロジェクトA/KFPAにはジャストプロもヤオヨロズも入ってなくて、今回のリリースはKFPAから。
この辺りの力関係誰か詳しい人教えて~
同分野の方としては、製作委員会が「当たり前」の契約でヤオヨロズと契約したと思いがちだが、以下の記事のようにたつき監督の同人活動にフリーハンドを与える契約だった可能性は考えるに値しないのだろうか。
http://buzz-plus.com/article/2017/09/29/kemono-freins-basuteki/
(1)(2)両方読んだ。
自分も似た領域で働く身であり、元増田氏の主張の殆どは正論だと思った。憶測も多く含まれてる主張だが違和感は感じ無かった。でもあまり「ゴミオタクども」等と煽らない方が良い様に思う。
そう言いたくなる気持ちはわかる。大きな仕組みの中で、手間ばかりかかる煩雑な作業に対して最善を尽くそうする人々の努力を、実態も理解せず雑な大企業批判ノリで踏みにじられるのは、かなり腹が立つ。わかる。
同様に、監督やヤオヨロズ等の振舞いに対して、社会人としての一線を問いたくなる感情も理解出来る。クリエーターは中心的かつ重要な役割りではあるが、その他の役割りに対する一定の配慮も必要である。という主張は正論だと思う。でも。それでも。けもフレの件に関して言えば、それらの怒りは少し置いて、考えてみるべき事がある様に思った。
自分はその界隈で働く人間であるが(けもフレ自体には関与していない)、同時に一人の視聴者として、けもフレという作品と作品が巻き起こす現象を大いに楽しみ、その行き着く先に大きな期待感を持っていた。確かに、幾つかの発信物にクレジットが無い事に気付いて「おや?」と思いもしたが、それ以上に、作り手と作品とファンがかつて無い速度で呼応しながら熱を帯びて行く様子を見てとてもドキドキした。既存のコンテンツプロデュースの枠組みからは決して生まれて来ない熱の発生を目撃で来た事にとても興奮した。大袈裟に言えば、そこに未来を感じていたのだ。
とても残念な事に、今回の件に関しては、不幸な炎上騒動に行き当たってしまったので全てはタラレバでしか無いのだけれども。もしも、本件の関係者達が悩みに悩んだ上で、かつての「正論」の枠外にある「新しいコンテンツプロデュースの仕組み」を編み出す事に成功出来ていたとしたら...ひょっとしたらその先には、今までに見た事も無い様な作品やビジネスが芽を吹いていたのではなかろうか...
とても残念な出来事が起こってしまい、起こってしまった事はくつがえせないとは知りつつも、その話しの経緯を端で見ていた者としては、苛立ちをぶつけ合って喧嘩をするよりも、どうやったら「その先に行く事が出来たのだろうか?」という事を考え、議論した方が良い様に思う。
苛立ちと喧嘩と確執の深め合いだけで終えてしまうには、あまりにも惜しい作品であり現象だったのでは無いかと考える。なのであまり煽らないで欲しいなと。
もうどこから突っ込んだらいいのか。
まず私は広告代理店の、外部の人間で、KADOKAWAを擁護したい理由は全くありません。
頭の悪いオタクが、知識もなく一方的にKADOKAWAを叩いてる現状が我慢ならないだけ。
作品やクリエイターのことを考えて一生懸命な現場の人間がいることを知ってるからね。
それがKADOKAWA起因だとしたいならば、現状、たつきの投稿だけでは明らかに情報不足だよ。
最後に「KADOKAWA様」というのはどういう意味か分からないけど、
製作委員会のプレスリリースには「情報発信内容の事前確認」の調整で進めようとしていた、
そういうの果たさないところを見ても、ヤオヨロズ側に問題があったのではと思ってしまう。
「不用意に誰かを叩かず、ちょっと待ってて」くらいコメントするのにそんなの関係ないでしょ。
KADOKAWAなり関係者に信じられないほど大きな迷惑かけといて、未だにそれ放置って。
クリエイターのそういう愚痴、嫌なら見るなと言う人もいるけど、
「愚痴垢」とか分かれてない限り、作品が好きなら普通はアカウント見に行くし無理があるよね。
気持ちはすごくわかる。
バカだなぁ。8月に辞退の申し出があったのはヤオヨロズからだし、
KADOKAWAだってたつきが功労者であり、けもフレ人気が誰に支えられてるか分かってるから、
バカすぎる…。
確かにヤオヨロズを外す「通達をした」のはKADOKAWAだろうけど、
何をもって「現状を引き起こしたのはKADOKAWA」って言ってるの?
そもそも現状、公式コメントは製作委員会からのプレスリリースだけなのにすごいね。
>繰り返し言うがお前が垂れ流している理想論と、カドカワが実際に行った行動、それが招いた結果は正反対
だから、あの業界で働く人には「モノを作るクリエイターが一番エラい」認識が
浸透していることに触れたんだよね。
KADOKAWA→ヤオヨロズは一般的な会社の受発注関係だと思ってほぼ支障ないけど、
KADOKAWA→たつき、それからヤオヨロズ→たつき の関係性を理解する必要があるから。
一言で言えば
「これまで通りのやり方で、たつきのやりたいようにやらせたい。俺たちはそれを全力でサポートする」
という姿勢なわけ。
得てして、ああいうヒットを生む才能あるクリエイターは、功労者だし、神様のように扱われるから。
KADOKAWAだってその考え方は重々理解できるし、そうしたいのは山々だけど、
「製作委員会の幹事会社として」、リスクを最低限に抑えるために、
たつきが作ろうとする、様々なイラストなり映像なりの「内容」に関してじゃなくて、
「発信の仕方」の調整でなんとかしようとしたんだと思うよ。
まぁ正確には、事前確認云々だけでなく、けもフレ公式Twitterが諸々の情報の初出媒体になるように
してください、という条件も併せて付けた可能性があるけど、説明してきたように、そこには正当性がある。
ヤオヨロズは、神様のように扱っているたつきにそれを伝えにくいだろうし、
今さらちゃんと管理してくるなよ、という気持ちにもなるだろうけど、
実態に合わせて「情報発信の事前確認」だけで済ませようとしてくれてるんだから、
「各所」がKADOKAWAだとは書かれてないことに気をつけなきゃいけない。
嘘は言ってないにせよ、声優事務所なりを指しているにすぎないのではという感じ。
12.1話の投稿がニコニコチャンネルからでなく、irodoriからされていること、
謎なのが「情報を共有」というワード。「許可を得てほしい」ではなく「情報を共有してほしい」といういくらか抽象的な言葉になっている点について、邪推せざるを得ない。普通に考えれば、ヤオヨロズのような零細制作会社がけものフレンズのようなビッグコンテンツを捨てるなんていう決断はよっぽどのことがなければしない。二次創作するときは事前に許可取れよ、みたいなまっとうな要求だったら受け入れるのが自然だ。憶測でしかないが、情報といっても物は言いようなので、例えば3DCGのモデルをよこせ、みたいなメチャクチャな要求だったのかもしれない。
何より謎なのが、たつきが「カドカワさん方面よりのお達し」と言っているのに、この声明にはカドカワの文字が全く無い点だ。この声明に書かれていることが全て真実だとしたら、今回の件は「ヤオヨロズ」が「プロジェクト」に対して能動的に「辞退」を言い渡したわけであって、カドカワがヤオヨロズまたはたつきに「お達し」をしたとするたつきのツイートとは矛盾する。そこについて何も説明していない。
んー、まだわかんないな。
私はもう結構なおっさんで、大企業の元受けも知っているし、孫請けフリーランスも知っているけど、ヤオヨロズの調整がダメで現在の炎上につながる、というのがイメージできない。
大炎上につながるようなプロジェクトの失敗って、クライアント内部の事情でアホな指示を出さざるを得ないか、下請け会社の技術力が全く足りてないかの、どちらかしかないと思うんだけど。ヤオヨロズの調整能力が全くなかった、とか、たつき監督の社会人としての常識が全く欠けていた、というのはもちろん可能性としてありうるけど、カドカワ内部の事情でアホな決定をせざるをえなくなった、という可能性のほうがありえそうに思えるなあ。
だって、ヤオヨロズはたつき監督に「社会人として常識的にふるまってください」っていうだけでいいのに、カドカワの人はにわかに降ってわいたお金と成果の配分しなくちゃいけないわけでしょ?どっちが難しいかなんて明らか。
それはありそうですよね。
「ちゃんと」管理しようとしてくるなよ、何なのお前ら、みたいな。
ただそうなると結局、正当性の話に戻ってしまう部分はあるけど。
すごい読み方する人もいるんだね。君みたいなタイプって自分の中に結論が先にあるでしょ。。
制作会社にとっても、KADOKAWAにとっても、クリエイターを宝として扱いたいのは一緒だけど、
立場上、調整の仕方を探らなきゃいけなかったのはヤオヨロズ社の側だったでしょ、と言ってるの。
それを理解するために必要な知識があるから、製作委員会方式なりの仕組み、立場の違いなどについて説明したの。
もしたつき氏自身が「けもフレを完全にオレの自由にできないんなら、2期つくらない」って言ってるなら、
もうどうしようもないけど。それは想像しにくいの分かるでしょ?
これでもまだ分かんないならお疲れ様です。
要するに、カドカワの中の人のほうがたつき監督とヤオヨロズより作品に思い入れがあるから、カドカワの中の人が理不尽なことをするはずがない。ヤオヨロズとたつき監督が社会人としてダメだったんだろうっていうこと?
お前らのクリエーターに対する軽蔑が、オタクたちの怒りにつながっていることはわかったほうがいいと思うよ。客を絶望させてもいいこと何もないよ、社会人ならわかるとおもうけど。
→https://anond.hatelabo.jp/20171002015348
https://anond.hatelabo.jp/20170930045332
の続きです。
まず前提として説明しておきたいのが、コンテンツ制作を生業にするこの業界には、
「クリエイターを、『大人の喧嘩』に巻き込まない」という不文律が共有されていることだ。
これは、クリエイターを制作作業に集中させる環境を整えるのが会社の役目であって、
権利トラブルを始めとする「大人の喧嘩」に巻き込んで余計な負担をかけるべきではない、という考え方からきている。
まともなエンタメ企業ほど、この前提が社員にしっかり浸透している。
※そういう意味では、KADOKAWAのアニメ事業局・ライツ事業局は、まだまともな方だ。
以上を踏まえて、これは私が外部の人間である以上、妄想の域をまったく出ないが、
知識がない人の妄想よりは幾分マシ、というところで私の思う経緯を書く。
①KADOKAWA、2期制作にあたり、12.1話のようなことを節々でやらないよう、ヤオヨロズに念押し。
②ヤオヨロズ、「2期制作は請けるが、たつきが一番功労者でエラいんだから、たつきの好きにさせろ」と返答。
③KADOKAWA、たつきへのリスペクトはあるが、幹事会社として、その要求は飲めないことを通達。モメ始める。
④ヤオヨロズ、モメた末、「そんな条件を出してくるならオリる」脅しのカードを切る。
【たつきはここまで、以上のようなやりとりがあったことを一切関知しておらず、制作作業に集中していた】
⑤ヤオヨロズ、たつきに「KADOKAWA意向で制作ハズされちゃったんですよね」と報告。
(10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAはヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです。申し訳ありませんでした)
何度でも書くが、ヤオヨロズは「近々公式コメント出すから大人しくしててね」くらい言えないものなのか?
たしかに、たつき氏はけもフレを盛り上げた一番の功労者であることは間違いない。
しかしながら、仮にも「商業アニメの製作」に関わる人間として、
他者の権利を侵害しないよう、正当な手順を踏まなければならなかったのも事実だ。
百歩譲って、たつき氏は「ものづくり以外のことは専門外」な職人だったにせよ、
ヤオヨロズの渉外役は、たつきが暴走しないよう適宜コントロールする役割の立ち位置を、
会社としては、とらなければならなかったはずだ。
「事実上の権利者」としての立場の強さを使って、自分たちもリスクをとる形で、
KADOKAWAと、製作委員会と交渉をして、もっと他の道を探ることだってできたはずだ。
今回のように、ファン巻き込んで、KADOKAWA炎上させるようなやり方ではなくね。
あと責任を持って、早く何らかのプレスリリース出してください。
あなたたちは、たつきのツイートを見て「なんで?」と困惑するに留まるべきだった。
同時に、ヤオヨロズからの情報発信を待つべきである。(未だに何も無いのは本当にクソ)
知識も情報も十分でない内から、KADOKAWAを叩くべきではない。
本当に想像がつかないほど多くの企業と人間が熱意を持って関わって、チェックされて、
「確認結果OK」のお墨付きを受けて、ようやく世に出てきているのだ。
そもそも、「カネ」や「利権」体質だとKADOKAWAを批判するあなたたちは、そこで働く人間に会ったことがあるのか?
彼らの作品づくりにかける思いを知っているのか?平均年収を知っているのか?
年間にいくつの作品を世に出して、新人作家をデビューさせ、喜ぶファンを生んでいるのか知っているか?
私が出会ってきたKADOKAWAの人間は、本当にクリエイターのことを尊敬していたし、大事にしていたし、
ファンに作品を楽しんでもらうために、毎晩遅くまで、身を粉にして働いている人たちばかりだったよ。
そもそも出版業を始めとしたコンテンツビジネスは、利権があって初めて成り立つものだ。
「カネ」や「利権」、こうした概念を重視したビジネスを批判するなら、
KADOKAWA以外の作品も含め、マンガもアニメも映画も、見ることを一切やめるべきだ。
そうすればあなたたちにとっての悪の根源たるエンタメ企業は続々潰れるだろうから、
理想の世の中に近づくだろう。
吉崎先生が原因うんぬんかんぬんのニュース記事はプレスリリースでもなんでもないので、
情報が揃うまでは気をつけたほうがいいですよ。
狼狽してバタついてるってw あれだけKADOKAWAに石投げといて「狼狽してバタついてる」?w
記事にも書きましたけど、確かに、「なんで?」で止まるなら私はあるべき姿だと思いますよ。
そうじゃなくて、こういう基本的な知識を持ってたら、脊髄反射でKADOKAWAを叩くような行動はとらないでしょ?
だから「ちょっと落ち着くべきだな」と思うオタクを増やすために、私はこの記事を書いたんです。
何度も私は書いてますよ。「ヤオヨロズ社からのリリースを待ちたい」って。
けど現状、製作委員会からのコメントしか出てない以上、その事実をもとに妄想するしかないわけです。
その妄想だって、知識のあるなしで結論も、その行動も、随分変わってくるのはわかりますよね?
君みたいなコメントに一番星が集まるところが、まさしく今回の騒動の難しさなんでしょうけどね。
私が書いた記事が長文すぎて、読まれなさすぎ分かりにくすぎたのが原因ならすみません。
権利でビジネスやること自体の否定に繋がるので。商業アニメ映画マンガなどなどの全否定を意味してますね。
製作委員会(権利者たち)が要求したのは「発信情報の事前確認」です。
また、ヤオヨロズがたつきに「言いにくかった」要素の方が大きいと思えるから、
「クリエイターに逐一情報共有しながら進める」といった解決策の方が現実的になってきますけど、
こうして考えた場合にも、「KADOKAWAを一方的に叩く」という行動にはつながらないと思います。
意味がわからなくてすみません。制作費半分、売上5倍の話が、権利の話にどう関係してくるんでしょう。
安い値段で請けて納品してやったんだから、好き勝手やらせろって?w 自分で言ってて無茶だと思いませんか?
それがまかり通ったら、全ての商売が成り立たないと思うんですけど。
あくまでヤオヨロズからのリリースがあるまでは妄想ですけど、12.1話自体を問題にしているのではなく、
「自分に権利があるモノに関する情報発信を、自分の手綱のとれない誰かに委託するのが怖い」感覚、わかりませんか?
たしかに12.1話は、現状見えている情報からは、成功した企画になったと言っていいでしょうが、
「同じようなことが今後もあるのは嫌」というのをヤオヨロズへの窓口としてのKADOKAWAに強く言った可能性は高いし、
ヤオヨロズは、最初は全然自由だったし、ここまでけもフレを育てたのはたつきだという意識があるからこそ、
同じくヤオヨロズが何か言うべきというのは私も完全同意ですね。
文章力がなく長くなってしまってすみません。ありがとうございます。
ヤオヨロズがクソというか、前提のこういう基本的な知識があれば、
「KADOKAWAは必ずしも悪くない」結論にたどりつくはず、という趣旨です。
ただ、ヤオヨロズを制御するのは製作委員会側じゃなく、ヤオヨロズという会社自体の問題だし、
たつきを制御すべきなのはヤオヨロズという会社だったはずと思いますよ。
鋭い指摘ですね。
ただ、少なくとも現状出てる情報からは「KADOKAWA側のまともな判断力が失われていた」と判断できる記述はないですね。
私の態度はかなり悪いと思います。けもフレ問題でKADOKAWA叩いてるオタク大嫌いだし死ねばいいと思ってますからね。
けどこの件に関するKADOKAWA側の態度の、どこが問題だったんでしょうか?
それを具体的に言えないのが、オタクのだめな部分だと思いますよ。
そりゃ反発は予想していたでしょう。だから、たつき続投の方向性で調整方法を探ってたと思いますよ?
まずファンはそこで一歩踏み込みすぎてますよね。「KADOKAWAが一方的に降板させた」って。
ヤオヨロズ側にとってみれば、自分らが権利を持っていないのは当然歯がゆいし、
「功労者であるたつきに好きなようにやらせてあげたい」という気持ち、たつきへの敬意もあるから、
「制作おりますよ??」という脅しは、彼らにとって交渉カードなわけですよ。
どういう意図であの情報がたつきから発信されたのかを知るすべが現状ないから、
私は再三「ヤオヨロズからのリリースを待ちたい」と書いてるし、
「KADOKAWAが必ずしも一方的に悪い話ではない」と言ってるんですが。
でもヤオヨロズからのリリースがあるまでは何とも言えない部分はあるけど、
私の感覚からすれば、たつき氏は本当に降板が寝耳に水だっただろうし、悪くないと思いますよ。
現状出ている情報からは、悪いのはヤオヨロズであるように見える、という話です。
電通問題含め、働き方に関する問題は、あまりにも門外漢なので触れません。
原作者の吉崎先生が自由に作っていいと言えば何やってもいいわけじゃないですよ。なぜなら作品を一人で作っている「同人」じゃないから。
「商業アニメ」だから、色んな会社が、分割された権利をたくさん持っているんです。製作委員会も「自由に作って良い」と言えば問題ないと思いますよ。
「事前通知が嫌な声明を鵜呑みにしていいのか」という指摘ですが、仰る通り、ヤオヨロズからのプレスリリースを待った方がいいのは確かです。
けど今出ている公式コメントは製作委員会のものだけですし、少なくとも、「KADOKAWAを一方的に叩く」風潮に一石を投じたい私の立場としては、
情報として十分なわけです。未だに「近々コメント出すから、誰かに迷惑かけないでね」すら言わないヤオヨロズを信頼できないというのもありますけどね。
それから、(2)の方にも書きましたけど、この業界には「クリエイターが一番エラい」とする文化があって、たとえ相手がお金をもらう立場だったとしても、
無理なことはやらせられない、けど権利など大人の事情が絡むときにはその無理を、神経使いながら通さなければいけない、というような考え方が浸透してます。
もちろん、何度も何度も書いてますが、ヤオヨロズからのプレスリリースを待ちたい一方で、業界文化的に考えれば、
ヤオヨロズは、「たつきの自由にやらせようとした」はずです。「たつきさん、思うようにやってください!」くらい言ってそうなのは想像つくわけです。
けど(製作委員会を代表しての)KADOKAWAから、「事前に内容をこちらで確認してからの情報発信にしてください」と言われ、
「最初は全然管理してこなかったくせに、お金になり始めたからって今さら管理しようとしてくるなよ」という反発心はあっただろうし、
何より「たつきが一番エラくて功労者なんだから、たつきの好きなようにさせろよ」と思ったとしても自然だと思います。
そういういざこざが(たつきの知らないところで)続いていて、こじれる所までこじれた結果、たつきの「突然ですが」ってツイートなのではと言ってるわけです。
こういう書き方になってしまったのですが、
そんな表現では正しく伝わらないよ、という指摘を数多くの方から頂きました。
不快にさせてしまった方々、申し訳ありませんでした。今後同じ間違いをしないようにします。
https://anond.hatelabo.jp/20171002002200
これをそのまま修正するのはずるいので、この元記事は残しておきます。申し訳ありませんでした。
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長いので2本立てです。(1)は基本知識編、
(2)では業界文化に触れながらの経緯の「想像」を書いてますが、
趣旨は「KADOKAWAを現状出ている情報だけで叩くのはやめよう」です。
(2)→https://anond.hatelabo.jp/20170930051452
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アニメの版権ビジネスに携わっている人間からの解説がないと感じるので書く。
仮に真実と違っていたとしても、価値のある内容になると思ったからだ。
けもフレ製作委員会からのプレスリリースの内容が真実だとすれば
(仮にあれが真実でないとしたら訴訟モノだし、ヤオヨロズも真実だから黙っているのでは)、
今回の話は8割方、ヤオヨロズ社側に非がある話に思える。
同時に、あの製作委員会からのリリースは、外から見えている事実の経緯と矛盾していない。
正しい知識もないくせに、KADOKAWAを叩くのはやめよう。
つい先月まで、アニメ版権を使った、タイアップ販促キャンペーンの企画を担当していた。
今もファミマでけもフレのチャームがもらえるキャンペーンをやっているが、
そのため、今回の問題に言及するにあたって、平均以上の知識がある。
製作委員会というのは、幹事会社と、そのアニメへの出資企業で構成される組織だ。
この方式には、出資側から見れば、失敗のリスクを最小限に抑えながら、
会社のカネになる権利をとりに行くことができるメリットがある。
(幹事会社から見れば、リスクを抑えながら、製作の資本を集められるメリットがある)
というのも、すべての商業アニメには、作品に付随する権利が発生している。
映像に関する権利、音楽に関する権利、出版に関する権利、グッズに関する権利など様々なものだ。
作る物に応じた権利を持っている会社しか、そのコンテンツの公式制作物は作れない。
(知っての通り、個人の二次創作同人誌は、その辺りグレーゾーンだ)
誰かに期間を設けて「貸す」(=許諾する)ことでもお金になる。
ただし元手のお金がなければ、権利以前に、作品を作ることすらできない。
だから、中心になって製作委員会を立ち上げる「幹事会社」は、作品の企画書を作ってばらまく。
出資する側の会社は、それを読んで「この作品は当たる」と感じたら、ヒットを祈りながら出資をする。
これが、作品が当たれば、ゆくゆくは大きなカネになるというわけだ。
具体的に言えば、サーバルとかばんのドラマCDを出すために音楽周りの権利が要るし、
フェネックのフィギュアを出すためには、商品化(グッズ化)周りの権利が必要だろう。
あるいは、アライさんオンリーのアンソロジーコミックを出したい会社からお金をとるために、
けもフレに関しては、KADOKAWAが委員会窓口であり、幹事会社であるように見えるので、
以後の文章もその前提に立って書く。
(10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAはヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです。
申し訳ありませんでした)
ともかく、以上のようなギャンブラー的な前提があって、商業アニメは生まれている。
余談だが、出資がなかなか集まらず苦しむ場合がほとんどで、アニメ化自体が立ち消える作品も多い。
※おそ松さんのように、どの会社も出資に見向きもしなかった作品が、大当たりした事例もある。
これは様々なツイートでも指摘されているが、
ヤオヨロズは作品の持ち主である製作委員会側から発注を受けて、
言い換えると、
ヤオヨロズは製作委員会には入っていないため(作品に対する出資のリスクをとっていないため)、
一般的に、アニメのような制作物を納品する際には、委員会に対する(二次利用を含めた)著作権の譲渡と、
著作者人格権をの不行使を含めた契約を結ぶことがほとんどであり、
おそらく、現状ヤオヨロズ社に残っている権利はほとんどないと言っていいだろう。
私がここではっきりさせておきたいのは、「けもフレのアニメは、ヤオヨロズの作品ではない」点だ。
つまり、製作委員会への確認と、その結果としての許諾がない限り、
好きに内容を作ったり、コンテンツに関する情報を発信することはできない。
なぜならそこには、「発注される→アニメを納品する」関係しか存在しないから。
この辺りを曖昧にせず、前段も踏まえて、契約上明確にNGであることをしっかり理解すべきである。
製作委員会からの許諾なく、「12.1話」を勝手に作り、発信した点。
さらには、それが「公式」の制作物であるかのような受け止められ方をしてしまった点だ。
※もっと細かい部分では、恐らく各社への確認に回していないであろう、
キャラクターの立ち絵とセリフが入った1枚画像投稿行為などもあるが、これはまあ相対的には重要でないだろう。
コピーライトとは、それが権利者の確認と正式な許諾を受けて公開されたものであることを示すサインだ。
けもフレの場合は、「けものフレンズプロジェクトA」、簡略化した短縮表記で「KFPA」のようだ。
けもフレTwitter公式アカウントの画像欄などを確認すればひと目で分かる通り、
けもフレアニメにまつわる全ての制作物は製作委員会の確認と監修を受け、
コピーライトが入っていなくてはならない。
しかしながら、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm30968065
これで12.1話は、「たつき氏が製作委員会に許可をとらず、勝手に作った」制作物なのだと分かる。
ところがファン側には当然知識がないので、こうした制作物を「公式が出した物」だと思って視聴する。
では、たつき氏が12.1話を公開したことで、どんな問題が起こった(と想像できる)のだろうか?
・このアニメのせいで、進行していた企画が「公式なのに二番煎じ」になってしまい、内容の修正が必要になった
・以降のマーケ戦略、露出のスケジュール組みを検討し直さなくてはならなくなった
・主幹事のKADOKAWAから事前の確認依頼ができなかった件で、製作委員会所属企業への説明&謝罪対応に追われた
(10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAはヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです)
例えばこうしたトラブルがKADOKAWA側に起こっていた可能性は、容易に想像がつく。
KADOKAWA側から見た際の、最も大きな事件はこの12.1話の公開だっただろうし、
今後はやめてくださいね、というヤオヨロズへの警告には、れっきとした正当性がある。
たつき氏が自分のお金持ち出しでつくったとか、だから何?やめてね。って話なのである。
この業界には、適切なタイミングで、適切な内容の情報(イラスト、動画なども含む)を解禁し、
意図した形での盛り上がりの山を作るために、日夜、検討に検討を重ねている人々がいる。
たつき氏は、ヤオヨロズは、アニメ業界の人間でありながら、本当にそういったことに想像が及ばなかったのだろうか?
こうした販促タイアップキャンペーンの進行について解説しながら書く。
この2本の企画に関しては、
日本中央競馬会(クライアント) - 代理店(キャンペーン企画) - KADOKAWA(委員会窓口)
日清食品(クライアント) - 代理店(キャンペーン企画) - KADOKAWA(委員会窓口)
こうした企画に代理店を挟む理由は、当事者同士で進めるとケンカになって基本うまくいかないのと、
単純に調整事項が多すぎて面倒くさいからだ。
通常のスケジュールとしては、もちろん規模感にもよるが、6ヶ月~4ヶ月前くらいに、
委員会の窓口企業に対し、コンテンツの期間使用に関して、代理店から打診をする。
打診というのは、
「お金を払うので、一定期間、競合企業にそのコンテンツを使わせないでもらうことはできますか?」
という相談だと思ってもらえればいい。
たとえば日清食品は、今回のけもフレとのコラボ映像を作って公開するためにお金を払い、
コンテンツの期間使用契約を、企画をした代理店越しに、委員会窓口であるKADOKAWAと結んでいるだろうが、
この契約を結ぶことで、東洋水産とか、マルちゃんとかは、けもフレとコラボができないことになる。
(だから、マリオとかポケモンとかの強いコンテンツは毎年、高額での激しい取り合いになる。)
打診に対して、委員会窓口から「OKです、提案していいですよ」の返事があれば、
代理店は、そのコンテンツを使った企画をクライアントに提案する。
もちろん不採用になることの方が圧倒的に多いが、採用になれば、その旨を委員会窓口に連絡し、
今回、日清食品の企画開始は2017年6月だと明記されているので、
おそらく4月末くらいに日清から代理店にオリエン、代理店からKADOKAWAに打診、5月頭にOKの返事が出、
5月初旬くらいに代理店から日清への企画提案があって、2~3週間くらいで社長OKが出て実施が正式決定、
6月頭から、表記の通り「委員会と連携しながら」企画をかためていった、というような流れだったのだろう。
スケジュール的には、十分な余裕があるかはさておき、本当のことを言っているだろうな、という感じだ。
6月段階では「8月に入っての、ヤオヨロズからの辞退の申し出」は知り得ないし、
どこの制作会社を使うのかは製作委員会が決めることなので、まさしく「関与できる立場にない」。
そもそも、これまで述べてきたような製作委員会の仕組みを知っていれば、
日清食品に問い合わせをするのが無駄で迷惑な行為でしかないことがわかる。
なのでやめようね。
(というのを、KADOKAWAもヤオヨロズもたつき氏も発信すべきだったのでクソ)
「8月に入ってヤオヨロズは制作を辞退したはずなのに、ヤオヨロズ制作の映像が9月に世に出ている」
指摘に関しては、これもヤオヨロズがイチ制作会社にすぎないことを踏まえて考えれば、
2期制作に関しては辞退の申し出をしつつも、すでに発注を受けてしまった進行中のタイアップ案件に関しては、
【ヤオヨロズ→KADOKAWA】、【KADOKAWA→日清】の、2つもの契約不履行の状況が生まれてしまうので、
お互いケンカしながらも、まぁ納品までは最後まで一緒にやった、というだけの話だろう。
(2)に続く
https://anond.hatelabo.jp/20170930051452
今回私が記事を書いた目的は「アニメにまつわる基本的な知識を持ってほしい」と思ったこと、
またその上で、「ヤオヨロズからのリリースが出るまでは、必ずしもKADOKAWAが悪い話ではないから脊髄反射で叩くな」
だからその「リスペクト」が無いなんて、どこ見て言ってるの?っつー話。
製作委員会からのリリースには、「発信内容の事前確認」で済まそうとしたと言ってる。
あんまりないですよ。「内容」そのものを縛ろうとするのじゃなくて、「事前確認」の方向性で収めようとするなんて。
何度も書いてるけど、KADOKAWAだって基本的にはクリエイターへのリスペクトは忘れない会社ですよ。
君らは何を根拠にKADOKAWAの体質をバッシングしてるんだよって。
「切り倒した」のは、本当にKADOKAWAですか?
あのさ、KADOKAWAが、たつき人気で盛り上がってきたコンテンツであることが分からない程度の会社だと思ってます?
だとしたら何を根拠に???結局なんの根拠もなく、周りに流されて叩いてるだけでしょって言ってんですよ。
私は現状、悪いのはヤオヨロズだと思ってますよ。製作委員会からのリリースには、「ヤオヨロズから辞退の申し出があった」と書いてありますよね。
未だになんの声明も出さない部分まで含めてどうなのかなと思いますよ。
たつきが悪いと言ってるんじゃないんです。手綱をしっかりとる責任を果たさなかったヤオヨロズが悪いと言ってるんです。
なぜならKADOKAWAとたつきが直接交渉してるとは考えられないから。その理由は(2)にも書きましたけど、
たつきには制作作業に集中してもらって、ヤオヨロズの窓口が(製作委員会窓口としての)KADOKAWAと交渉していたはずだから。
たつきからの暴露ツイートが発信されないようコントロールするところまで含めてKADOKAWAの責任だったって?
あんま無茶言わないでください。
これは仰るとおりだと思いますよ。
だから私はこの記事を、製作委員会とは何か、の超基本的な部分から書きました。