はてなキーワード: ポスドクとは
そもそも学術会議が学者のためだけの組織ならポスドク以外の氷河期世代を救えなんて提言期待する方が的外れになるじゃねえか。
あと職業大学を作ったらそこで教える人間は教授やそれに相当する職種になってそいつらを学術会議メンバーにするのは普通に考えられるだろ。
ああ、一つ目は日本学術会議 ポスドクで検索かけただけのものだ。
問題に思ってる人はいるが、学術会議としての方針として出せるまでには至ってない。ただ調査はしたし調査を表に出すという学術会議らしいと言えば学術会議らしいか。
承前 : Part-4 https://anond.hatelabo.jp/20201006121559
次回 : Part-6 https://anond.hatelabo.jp/20201011065246
前回、交渉すればL4になれたのに交渉しなかった学生の例を紹介した。あまりのnaiveさに周りのgrown upは頭を抱えたが、ある意味で微笑ましい事例とも言える。
今回紹介するのはその逆で、ダメな交渉をしてしまい彼自身を含め関係者に苦々しい思いを残した。この例は今でも自分に怒りと後悔を覚えさせる。
増田にこのシリーズを書いた動機にも関わる。長くなるが、事の始まりから書いていく。
ある時、自分はある会社のある部署で働いていた。高ランクの技術者ばかりがいる部署で、非常に刺激的、かつ全員がいい人であった。
自由な雰囲気で、ランクや年齢に関わりなく皆が家族のように親しんでいた。その時の同僚とは今でもつながっている。COVIDが来てもZoomで乾杯をする仲だ。
ある年、その部署に新人が来た。仮に彼をペーターと呼ぼう。ペーターの雇い方は稀とは言わないが少し特殊であった。
ペーターは、やたら押しの強い人が多い気がするある国の出身で、やたら社交的な気がするある国の有名工科大でポスドクをしていた。
そして、その部署のあるmanagerがあるプロジェクトで必要な技術下調べをしているとき、彼の論文が目に留まった。
その論文を皆で議論しているうちに、著者のホームページを見てみるとポスドクであることが判明した。ということは求職中の可能性がある。専門家がいるならその人にそのまま実装してもらえばいいし、その後も戦力になるだろう。
そのmanager、のちにペーターの上司となる、が早速彼と連絡を取り、面接をすることに。自分も面接に加わった。高ランクの技術者たちとの質疑でも物怖じせず、専門分野でもかなりいい線を行っているという感触を得た。
ほかの社員も同様だ。すぐさまL4でオファーが出され、彼は渡米することになる。
我々はペーターを温かく迎え入れた。家族の一員である。ビザやGCのことでいろいろと相談にも乗ってあげた。
彼の専門分野は自分も興味を持っていたところなので議論も多くした。彼から学ぶことも多く、利発で高生産性という印象を強めた。春秋に富む若者だ。
さて、そうこうしているうちに彼とは無関係にその部署であることが起き始めた。人が辞め始めたのだ。
その部署は非常に心地よいところだったが、高騰を続けるシリコンバレーの給与水準(と家の価格)についていけていなかった。
ある程度の期間であれば仕方がないが、長期間続けばやりがい搾取である。暖かい家族のような、アットホームな職場、日々新しいことを学べます、しかし給与は奮わない、ブラックフラグ満貫である。
最初に辞めたのはアメリカ人であった。彼は利に聡く、情勢に通じ、交渉も上手であった。多くのオファーを得て、その中からさらに値を吊り上げ、TCを大幅に上げて出て行った。
そして我々は家族なので、そういった情報が共有された。なんというoutside world! 一人、また一人と彼に続いた。みなL7付近のオファーを大量に得、上手な交渉をしていった。
彼らの情報や手法は我ら家族に惜しみなく共有され、非常に学ぶところが多かった。交渉の成功例として次回以降にいくつか取り扱いたい。
また、彼らがうまく各企業に散らばってくれたおかげで、自分はいろいろな企業の情報を得ることができている。
ペーターは、一人残された。
ひどいな、と思ったが新しい職場で忙しく、どうすることもできない。ただ、機会があれば何かしてあげたいとは思っていた。
さて、自分は次の会社で忙しく働いていたのだが、他部署のある技術者と知り合いになった。仮に彼をアルムさんと呼ぼう。
アルムさんは年季の入った技術者で、ちょっと頑固なところはあるが自分のコードに誇りと情熱をもつ好漢だ。
自分が長年L6であることに不満は覚えつつも、金は求めない、自分のプロジェクトを成功させたい、と邁進していた。肩書上managerではあるが、軸足は今もコードに置かれている。
そんなアルムさんが自分のプロジェクトを加速させたいと願い出、無事に追加のheadcountが付与された。そして、いい人いないか、と自分に尋ねてきた。彼のプロジェクトはペーターの専門分野と少々重なりがあったので、自分はすぐにペーターのことを思い浮かべ、彼に連絡した。彼は他に行きたがっていた。渡りに船だ。
この時、自分はペーターのreferを正式にはしなかった。大抵の会社ではreferral bonusがあるが、自分はそんなことよりペーターの
助けになりたかったのだ。単に知り合いの中継ということにしてペーターをアルムに引き合わせ、自分はそ知らぬふりでアルムからどんな面接を予定しているかどんな素養を見ているか聞き出し、秘密裏にペーターに面接対策を施した。もちろん面接者は何人もいるが、最も重要なのはアルムさんの心象だ。
それがどれぐらい奏功したかわからないが、無事にアルムさんはペーターを気に入った。彼がペーターのことを褒め称えているのを聞いて、自分の責務を果たした気がした。
オファーが出され、1週間ほどたった。さてどうなったか、アルムさんに聞いてみた。
彼は苦虫を噛み潰したような表情で言った。
一週間前とは真逆の反応である。何があったのだ?詳しい話を聞き、自分は非常に混乱した。
アルムさんが出したL4のオファーを、ペーターは報酬が低すぎるといって、最低でもRSUがこれだけなければ、という数字を出してきたのだ。
その数字というのがL7に相当するものであった。なんだそれは。
経験のない人によくある、4年分のRSUと1年分のRSUを取り違えたのでは?自分も若いころ勘違いして舞い上がり、その後でがっかりしたことがある。恥ずかしい。アルムさんに質したが、ペーターは確かにこの数字を出したという。
訳が分からないのですぐにペーターを捕まえ、なぜそんなことをしたのか聞いた。自分は聞き役に徹した。
「あのオファーは安すぎるよ」
そうは思わなかったが・・。彼はL5を希望していたのか?交渉次第ではありえなくもない。転職はランク上げの好機である。
「...だってRSUからの収入がサラリーよりも低いじゃないか」
聞き役に徹するまでもなく、この時点で自分は声を失った。
「TCの大部分はRSUになるんだろ?Xさんはサラリーなんてpeanutだって言ってたよ」
XはL7でAmazonに行ったんだ。Amazonはサラリーが早々に頭打ちするためにRSU-heavyの特殊な場所だ。大体お前はL4じゃないか。
この時点で全容が大体見えてきた。彼は高ランクの技術者に囲まれ、彼らの武勇伝を、分け隔てない風潮の中で
聞いているうちに、とんでもない期待を持ち始めたのだ。以前の回で書いたようにランクが上がれば確かにTCの大部分がRSUになる。しかしL4やL5の段階ではまだまだそんなことはない。そもそも彼はL4などという用語さえ知らなかった。
「わかってるよ、交渉が大事なんだろ?discountしたオファーを最初に出すのは交渉なんだ。」
そんなことはない。アルムさんがdiscountをする動機が全くない。彼は小さなチームのmanagerであってRSU depletionを心配するのはもっとずっと上の人々である。彼はheadcountを埋めてさっさと仕事に戻りたいだけだ。大体今回の件はrecruiterの関与が最小限の、ほぼ直接hiringである。お前はそもそもrecruiterとhiring managerの違いが分かっているのか。
「交渉の仕方はわかっているよ。買う方が$10っていったら、売るほうが$100って言って、買う方が$20って言って・・・徐々に双方の提示を近づけていくんだろ。常識だよ」
どこの常識だ。
大阪のおばちゃんの値切り方か。お前の国は確かに南のほうだが、ミナミと次元トンネルでつながってるのか。いつからだ。
「値切り交渉になるだろうから少し高めの額を言っておいたよ。返事を待ってるんだけどなかなかこないんだよね、せかしてくれない?」
もう二度とアルムさんはお前と連絡を取らないよ。
彼は自分が忙しい中でお前のために面接をこしらえて、上司と交渉して迅速にオファーを作ってきたんだ。
オファーの作り直しにどれだけ手間がかかるのかわかってるのか。なぜ交渉の向うに自分と同じ、忙しい一人の人間がいることに気付けない。
自分のfair valueを事前に調査しておくことすらしなかったひよっこ技術者になんでほかの人間が汗をかかなければならない。
交渉をするにしても相手に迷惑をかけないやりようがいくらでもあっただろうが。大体お前competing offerもないのに交渉することの意味を理解しているのか。
自分は怒りと絶望で頭がおかしくなりそうだった。なんなんだこいつは。自分を何だと思っているんだ。
Naive greedy ignorant selfish tard. Do ur f-ing DD or never leave your mom's basement!!!
そして、自分やほかのgrown upどもが転職未経験の彼に不完全な形で吹き込んでしまった情報が遠因であると知り、なんてやつを紹介してしまったんだ、自分が関わっていることを知られるとまずい、と思い始めた。
まず、アルムさんにはペーターと連絡を取っていることは以降も完全に秘密とした。馬鹿げたやつもいるもんだ、彼のことはよく知らないけどびっくりだね、と同調に回った。
アルムさんはペーターからのメールは全部無視するよ、と言っていたので多分ばれてはいない。
そして、ペーターには、以降連絡を取らなかった。残念だったね、どうしてだろうね、とだけ言っておいた。
その後、ペーターがある会社にL4で移ったのを知った。いい会社だし失敗しなければ彼ならL6まではいけるだろう。
今回L5になる可能性もあったのをふいにしたが、長い目で見れば大した影響はないのかもしれない。ただ、自分は彼と金輪際関わり合いになりたくない。
ペーターへの怒りは絶えないが、時間をおいて何が悪かったのか冷静に分析してみた。
自分にはあった。では違いは何だ。due diligenceだというのが私の結論だ。
分からないなら調べろ。levels.fyiでもTeamblindの糞に塗れた情報でもいいからとにかく集めて分析しろ。
どこで情報を集めるのかわからないなら人脈・Google何でもいいから駆使して聞きまわれ。
人生の重要な転機なんだから当然する。ペーターはしなかった。そしてそれがほかの要素と相まってこんな結果となったのだ。
こういったことに強いのはいつもアメリカ人だ。日本人やそのほか外国人は開始地点からして遅れている。悲しい。どうすればせめて開始地点を近づけられるか。
情報だ。自分はそれを伝えたかった。できれば不完全でない形で。相場も機微も常識も、USに行く前に最低限抑えておいて欲しい。
「TCの大部分がRSUになるのか、ふむふむ」とだけ受け取る人を少なくしたい。これが増田に投稿した理由の一つである。
もう一つの理由は、誰にも言えない怒りを周囲の誰も見ないところに便所の落書きとして吐き出したかったのだ。すっきり快感である。
今年から雇ったポスドクがいる。このポスドク、面接時には、あれもできます、これもできますと話していたのに、雇ってみたら業務に必要な能力が全然足りていない。だから、もう雇用して半年になるけどひたすらトレーニング教材をやらせている。悪くない給料を出しているのに詐欺にあった気分。
業績として提出してきた論文とか博士論文、どうやってデータを解析したんだよ?と聞いたら、指導教員が細かいところまでお膳立てして、彼は機械的に言われたことをやっていただけだった。そんな奴に博士号出すなよ、某一流大学の某教授。まともに学生を育てろよ。職務怠慢だろ。
自分のこれまでの専門でないので。。。とか言い訳していたけど、履歴書にはこの分野の名前がついた授業を某大学で教えたことがあると書いていたろ。まじで何を教えていたんだよ。学生に謝れ。
仕事中、こいつがブツブツ教材を読みながら、ぽちぽちとやっている音が聞こえるだけですごいストレス。
私もこの分野に必要なスキルは博士号取った後に独学で学んだけど、ちゃんと研究で使えるようになるまでにそんなにかからなかったぞ。
おまけに、こいつは仕事中に雑談をしたがる。うるせぇ。何かと世話も焼ける。オフィスの蛍光灯が切れた、エアコンの調子がおかしい、税金の書類が来たけどどうすればいいとか、いちいち私に助けを求めてくる。お前、もう30代だろ。そんなことで煩わせないでくれ。こいつが仕事できない分、私が一人でやらなきゃいけないことが多すぎるんだよ。
多分創作増田だけど、ポスドクの彼氏と別れるか悩んでるやつ読んで、自分も文系院生(その後ドクターに行ったけど、特にめぼしい業績を残せず学問の道を去ったらしい)の歳上彼氏と別れたのを思い出した。
男は奢れ!とは思わないけど、私が稼いでるからって理由で歳下なのに多めに払わされるのは納得いかなかったし、「議論が好き」って言いつつ、話の腰を折って言葉で相手をねじ伏せるのが好きな人だった。
何が面白いって、親の金で私立の中高一貫男子校を出て、浪人して、やっぱり親の金で大学院行ってるのに、自分のことめちゃくちゃ貧乏人だと思ってたこと。「俺なんて、万引き家族だよ笑」っていうのが口癖だった。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 136 | 18752 | 137.9 | 58 |
01 | 191 | 21476 | 112.4 | 62 |
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わたしの研究室の先生は、奥さんの誕生日は早く帰るし、朝は子供を送ってから行くし、子供が熱出したら休むし、サンタさんが何送るべきか相談してくるよ。奥さんも働いてるから進んで家事もしてるみたい。一方で家庭を顧みない先生もいるなーという印象。結局、研究者だからとかは関係なくて、その人がどんな人間かってことだと思う。だから相手がポスドクだからとか、研究に価値があるからなんて考えて余計に悩む必要ないと思うよ。元増田に幸あれ。
幸か不幸か早いうちに成果を出して、もう学者への道しか見えてない感じ。
凄いとは思うけど、それ以降は鳴かず飛ばず。
同棲してて、生活費も私の方が入れてるけど、彼は忙しいって言って家事から逃げてる。(というか、100私)
彼は子ども欲しいって言ってたけど、つくるなら中学受験させたいともめっちゃ言ってる。え、つまり私が大黒柱として稼いだお金で中学受験させるってことかな……家事全部負担しながら……?あんまり仕事できる方じゃないし、そんなマルチタスク自信ないよ……
別れてもいいのかな ブスでも20代ならまだ望みある?もう結婚しなくてもいいのかもな〜
【追記】私は私なりに頑張って働いてるけど、それこそWikipediaに名前が載るか否かみたいな基準なら彼の方が「世界に認められる価値のある仕事」をしてると思う。
だから、相手の研究を家事や収入で支えたい!って気持ちが持てなくなった自分が情けなくもあるけど、匿名掲示板に書くくらい鬱憤が溜まってるのは明らかに良い状態ではないし、ちゃんと相手に話して別れようと思います。
アカデミアに進めなかった自分にコンプレックスがあったんだなぁ…って、書き込みながら思いました。相手を一方的に悪く書くのは簡単だけど、自分の歪みと相対することになって今とっても惨めです。いくらフェイク混ぜてるとは言え「こいつの前提大学院のことなんも分かってないな、整合性ゼロ」って思われても仕方ないです。実際私は大学院の仕組みをろくに知りません。彼から聞き出そうとしたことも、調べたこともありません。その程度の人間です。
私がいなくなっても彼は実家に帰ればいい訳だし(実はそういう事情よく知らないんだよね、もしかしたら駄目かも)、もうちょい気楽にかんがえます。
羆
@mhlworz
「あなたが飲むのがいやでトイレに流したジオトリフ(40mg)は、1粒1万1千円です。一か月分捨てたんですから33万円。それだけの健康保険料を払うために、若い人がどれだけ汗水たらして働いていると思いますか」と老人に説教したが全然響いてないんだろうな。治療する気がないなら病院来るな
羆
@mhlworz
羆
@mhlworz
ICUにずらり並ぶ90代とかの老人をみて、そろそろお迎えが来てもいい人達のために、1日何万円の税金が消えていくのかなあと思うおれは臨床家には向いてない
「こいつはいらない人間」認定したら殺しても良いっていう価値観なんだろうな
優生思想強すぎてこわいわ
時々論文査読を引き受ける。私がポンコツな研究者なせいか、基本的にひどい論文しか来ない。今も1本の論文の査読レポートを書いている最中だけれど、このままだと罵詈雑言を書きそう。ちょっと心を落ち着かせて教育的な優しいコメントを書きたいので、少し毒を吐き出させて。
introductionから支離滅裂でこの研究をやる意義も何をやりたいのかもわからんなんていうのはよくあるけれど、この場合は論文の書き方の問題だからまだ救いがある。こういうのもすごいストレスたまるけど。もっとひどい論文もあって、そもそもデータからしておかしい。
著者が〇〇の効果だと主張するそのデータは観測機材を誤った使い方をすると出る典型的なノイズで、機材の仕組みが理解できればそれがノイズにすぎないって分かるようなのとか。
「××率」を測定しましたと書かれているけれど、示されているデータは「率」でないただの「××」の値。その値だけではいろいろな条件に影響されて何も論じられないから「率」にするのが一般的なのに、Materials and Methodsを読む限り「率」を出すための基準の値はとっていないっぽい(本当は基準の値を測る方が大変)、とか。
これ以上は詳しく言わないけれど、そもそも観測・実験自体まともにできていないのがたくさん。しかも、何にも使いようがないようなデータ、というよりむしろデータですらない数字なのに、それを取るのに1年とか2年とかかけてフィールドワークをしていたりする。どうやら、大抵の場合は第一著者が大学院生か若いポスドクみたい。こうして研究費と、そして何より若者の貴重な時間が無駄に費やされていると思うとすごく辛い。
なんで指導教員とか周りの研究者はきちんと教えないかな。急に盛り上がってきた分野だから、ちゃんと指導できる研究者は限られているかもしれない。ジャーナルのEditorすら「こういう理由で、残念ながらこれ全部屑データですよ」と伝えてもあまり理解されていないっぽいこともあるし(EditorはMajor revisionの決定にしていたけど、そもそもこのデータセットでは有効なreviceができるわけがないし、欠けているデータは絶対に後から取れないんだが)。観測手法とか実験の方法とかは少しgoogle scholarで調べれば出てくる。最近は関連した専門書も少しずつ出てきた。教員が観測・実験方法に詳しくないなら、せめて正しい研究の仕方を勉強する方法くらい教えてやってほしい。本当はその大学に乗り込んで代わりに学生の指導をしてやりたいのだけど、匿名の査読者ではそういうわけにもいかない。
こういうのはヨーロッパとアジアが多い。日本からのはたまに。そういえばアメリカとオーストラリアからは来たことがない・・・けど、私の手元に来ないだけだな。割といいジャーナルにpublishされちゃった論文で結構ひどいのを見たことがある。Refereeもeditorも誰か気付けよ。てか、分からないならreferee引き受けんなよ。
なんなら、後輩の方がガンガン結果出しちゃって。
自分の方では、よくわからない結果が出て、コレなんだろうねーで終わった気持ち悪さ。
修論なんて、変なデータすぎて、解釈間違ってるんじゃないか、見方によっては都合の良いデータ解釈じゃないのか。とか。
というか、出てきたデータの大半が意味不明だったり、実験手技自体のミスっぽい感じがあった。
先輩のポスドクや博士の先輩も、データの解釈の間違いなんじゃないかみたいなデータばかりだった。
自分が提案した手法は、「いいんじゃない?」みたいになったけど、結局やれるチャンスはなかった。
実験計画も何も、今思えば、できないこと、実現厳しいことをやらされていたような。
実質的には、条件出しみたいなもんだったのかな。
もともとこの分野の研究者は少ないから、関連した分野で学位をとった人を採用して分野の基礎的な部分から教えている。だから教育に多少時間と手間がかかるのは承知していた。これまでの人もそれでうまく行っていた。でも、この人にはいくら教えても話が噛み合わない。ようやく気がついたのだけれど、どうやらこの人は言葉の定義をあまり重要視していないようだ。
定義なんていい加減でいいと思っているから、初めて触れる言葉についていい加減な理解のまま進めようとする。
定義なんていい加減でいいと思っているから、理解を試すために数式を書かせて説明させようとすると、式の途中から適当な記号に置き換えて書く。
昔、数学が苦手な学生の面倒を見ていた時によくこういう光景を見たよ。この人も数学が苦手なんだろうな。
この人が学位をとった分野(理系分野ではある)では、あまり数学ができなくてもなんとかなるらしいことは知っていた。そのせいだろうか。それにしてもここまでとは。
科学として成立させるためには、言葉の定義と数式には常に注意を払わなければならない。
どう教えていったらいいんだろう。さすがに博士号を持った人に数学から教えるほどの余裕はない。根気強く対処療法するしかないかな。