はてなキーワード: 震災とは
大震災が無かったのなら喜べよ
あれが実は前震で、数日内にデカイ本震が関東一円に襲いかかるんじゃないかと心配してる。軽く情報を見てると、なにか大きな地震につながるものではないっていうのをよく見るから、完全に自分の杞憂なんだろうけどね。
いま自分は東北の方に帰省してて、オックとネッコを自宅に留守番させてる。このタイミングでもし関東を震災が襲ったら、完全に気が気じゃなくなるよね。自分がそばにいれば、最悪、身内を車に乗せて時間はかかるだろうけど東北の実家に避難することができる。けどいまこの自分だけ東北にいる状況だと、多分連絡もろくに取れないし、向こうは移動手段が徒歩しかなくなるので完全に身動きが取れなくなる。そんな事になったらどうしようという心配。
じゃあこんなときに帰るなよという話なんだけど、まぁ、理屈ではね、こないだの地震が実際何かしらの巨大地震を引き起こす類のものでは無いって分かってるから、ふつーに帰ってきたってワケ。
なんてことをね、こないだの地震の影響なのかYouTubeで311の映像がホームにサジェストされたから見てしまった影響で考えちゃってる。杞憂杞憂。
けどまぁ、自宅の防災対策を強化しようとは思った。みんなも気をつけようね。
日本を愛する一人の同志として英霊になられた記念に彼の保守派としての記録を増田に刻みまーーーーーーーーーす
ドラクエで育ったじじいどもは寄ってくんなよ
彼が多くの反日異分子を成敗して老若男女問わず攻撃してきた英霊だという事実に目を背けて
ちょっとネトウヨこじらせた偉大な人っていうイメージを抱いたまま幻想の中に生きてください
「この反日軍の人達が大震災を足掛かりにして、どさくさに紛れて日本国家を解体」
杉田水脈「生産性がない同性愛の人達に皆さんの税金を使って支援をする。どこにそういう大義名分があるんですか」
すぎやま「正論ですよ」
すぎやま「男性からは言いにくいことをガンガン言っていただくのはありがたいですね」
「『従軍慰安婦』についてはまったく納得できません。当時の政府と軍部は、慰安婦になることを強制してはならないという姿勢でした」
「(大東亜戦争は)決して間違っていなかった」
「あの大東亜戦争がなかったら、これほど次々とアジアの人々が独立を果たせなかったかもしれない」
ネット通販でクレジットカード決済した人が領収書をくれって言ってきて、上司に打診したら30分くらいかけて「そんなことを聞く時点で常識がない」と罵倒された。
クレジットカード決済時はカード会社の明細が領収代わりになるので、領収書を出さないと言うのはまぁ常識と言えば常識。しかし世の中には非常識な会社もあって、カードは個人のカードを使わせて紙の領収書で確認して返金すると言う会社もあるらしい(お客さんから聞いた)。
そのことを説明しても上司は決して納得せず、さらに30分罵倒され続けた。ようやく上司の気が済んで落ち着いた後、領収書の郵送に90円切手が必要だと申請して、そこから更に1時間罵倒され続けることになった。
会社のレーザープリンターで1枚印刷して0.1円、封筒が5円くらい、切手90円で合計92円くらいの為に、2時間罵倒され続ける。
こんなのが毎週2~3回はあった訳だから、そりゃ心も壊れる。
ブラック企業にいると能力も人格も否定され続けてかえって、自分がどこにも通用しなくなると思えてきて、その会社にしがみつくことになるんだよね。
みんなは同じ轍踏まないようにね。
そうして心が壊れて治らなくなって働けなくなって生活保護になったら、今度は「猫以下、ホームレス共々死ね」って言われて、笑顔で「そうですね、私は死ぬべきです。しかし死ぬ勇気がないのでどうか殺さないでください」と土下座して懇願するしかなくなる。
はぁ、なんで震災の時に死ななかったんだろう。
ニュースや報道番組で暴力映像を目にするたびに本当にしんどくなる。
近年の話題で言うとアメリカの白人警官による黒人男性への暴力やさらなる問題としてアジア人への暴力。香港やミャンマーでデモ隊を鎮圧する警察官。
日本では入管職員による外国人の人道を無視した暴力の他、理不尽なあおり運転やクレーマートラブル、録音されたパワハラ音声(これは言葉の暴力だけど)等々。
ちょっと古いけど障害者施設の職員が利用者を殴っていた映像とか運動系の部活のコーチの部員への体罰の映像もあった。
何の注意も予告も無く流れてくるので対策の仕様がないのだがニュースを見ないわけにもいかないので本当に困る。
報道する意義があると判断しているのだろうけど、辛くなる人も存在します。言いたいことはそれだけです。
ちなみに数少ない配慮の例として
震災特番で「この後津波の映像が流れます」のテロップと戦争特番で「この後残酷な映像が流れます」みたいなテロップが出ていた。どちらもNHK。
『ダークサイドミステリー』のケネディ暗殺の回では暗殺の瞬間の映像にボカシが入っていた。これもNHK。
「経済学的な正論」が好きな人に共通しているけど、政治的な考え方があまりにナイーブだと思う。もう少し政治的な駆け引き、交渉、妥協のプロセスというものに関心を持ったほうがいい。
総裁選を見ても確かに政治家の間で財政緊縮論は退潮しているけど、それは大震災、安倍政権の誕生、海外の反緊縮ポピュリズムの動向、そしてコロナ禍という様々な事件や政治的偶然が重なった結果であって、経済学的正論を愚直に訴え続けた結果ではない。
世間一般の人はもちろん、国会議員や経済学者ですら同じ「経済学的な正論」を共有しているわけではないので、そうした政治社会学的な事実を踏まえて、政策論というのは構築されなければならない。とくに「減税」を旗印する場合、社会政策や政治哲学では対極的な勢力とも組む必要を考慮する必要があるが、減税派の人は果たしてそこまで考えているようには見えない。
政治家の失言は時に致命的なダメージを政権または政党そのものに与える。酷い時には、党そのものが消えてなくなりそうになるほど大きな傷跡を残してしまう。
そんな失言が致命傷となった政治家のうち、2000年~現在までで失言王ベスト5を選んでみたい。
後に詐欺とまで言われる大胆なマニフェストを掲げて政権交代を果たした民主党政権だったが、財源の疑問などは当初から囁かれており、政権担当能力に疑問を持つ人は、自民党支持者を中心に少なくはなかった。
そうした中で、米軍普天間飛行場の返還合意から14年目。民主党の鳩山由紀夫が発した「最低でも県外」の言葉をきっかけに、移設計画が問い直されることになった。
この一連の流れの中で、鳩山自身が同盟国であるアメリカから「ルーピー」と呼ばれてしまうなど、交渉は迷走を極めてしまい、政権担当能力の無さを日本の内外に喧伝する事となった。
その後に続く菅直人政権、野田政権も、東北震災時に失言などがあり、イメージを挽回するどころか悪化させてしまったのだが、民主党は駄目だという印象を決定づけた一言が「最低でも県外」であったと言える。
鳩山の場合は、現在の彼を見ても「最低でも県外」発言がなかったとしても、別のどこかで民主党政権を終わらせていたに違いないのだが、それにしてもだ。
失言の多い首相だった麻生なので、取り立ててこの発言が致命的な失言だったとは言わない。この言葉自体は、今から振り返ってみれば若者に向けるには常識的忠告であるようにも見える。
だが、2009年ころは、麻生おろしでメディアというメディアが騒いでいた時期だったから、あらゆる言葉が失言であるように扱われてきた。麻生の言葉尻を捉えてあらゆる批判が行われ、
挙句の果てには、ほっけの煮つけを食べたと言った(ほっけに煮つけ料理はないので庶民感覚が備わってないという批判)、カップラーメンの値段を知らない、ホテルで高級なカレーを食べた、と言った批判を受けるに至った。
国会では、漢字を読み間違う麻生に対する漢字クイズが繰り返され、異常ともいえる麻生おろしによって自民党は壊滅的なダメージを受け民主党政権が誕生したのだが、一連の流れの象徴として冒頭の失言を挙げたい。
狂想劇ともいえる麻生おろしによって誕生した民主党政権が後に悪夢と呼ばれるものであったことがトラウマとなり、メディアの民衆への影響力が大幅に小さくなる事にも繋がった。
後の安倍政権があれほどの攻撃を受けても、まったく揺るがなかった最大の理由には、メディアが自らの信頼を「麻生おろし」によって失っていたことが挙げられるだろう。
2017年の衆議院選挙を前にした9月25日に小池百合子は希望の党を結党した。結党当初、民主党への失望、長く続く安倍政権への批判の声を背景に、政権交代が実現するのでは?と言う勢いを示すことになる。
小沢一郎率いる自由党、民進党(民主党から名称変更)との連携や合流が囁かれると、民進党は希望の党との合流を決定し、事実上の解党を選択する等、巨大政党誕生の流れは着実に出来ていた。
もしも、民進党との合流を果たしていたら、政権交代は決して白昼夢ではなかった・・・だが、小池は民進党との合流を問われると「様々な観点から絞り込みをしていきたいと考えております。全員を受け入れるということはさらさらありません」と答える。
排除するのか?と問われ、排除いたします、とまで答えた。この発言が、排除の原理と呼ばれマスコミの強烈な批判を受けるに至って希望の党の勢いは大幅に失速し、排除される予定の議員たちが結党した立憲民主党にも獲得議席数で及ばずに衆議院選挙を終えた。
民主党への失望を背景にした発言だったのだが、「排除いたします」とまで言った小池の発言は、彼女の生涯における痛恨の失敗だろう。
民主党政権を打倒し、希望の党の危機をも跳ねのけて快勝し、株価を上昇させ、今日の外交・安保の基礎となる多くの重要法案を通し、大きな成果を挙げ得意絶頂にあった安倍晋三が、森友学園の土地売買に関与していたのでは?との疑惑を向けられた際に行った発言。
事実として、今日に至るまで首相夫妻が関与していた証拠は何一つなく、首相夫妻の関与を訴えて来た籠池夫妻が有罪となり「安倍犯罪がとか、私らも(安倍政権打倒勢力に)乗っかかって、そうやなぁと思ってました。」と答えるほどでもあり、
安倍本人には何もない事が分かっていたのかもしれない。だが、この発言によって野党側に火をつけることとなり、のちに続く加計学園問題、桜を見る会へと終わりのない追及の流れが続くことになる。
安倍を犯罪者のごとく扱おうとする野党やメディアの言動への対処の為に、安倍政権は予算委員会の質疑応答で多くの時間を浪費する事となり、世論が厳しさを増す中で以降の安倍政権は以前ほどの強さを見せられなくなった。
余計な一言を言わなければ、悲願だった改憲への道筋も立てられた可能性もある。それだけの成果を残した政権だった安倍政権だが、安倍の悪癖が出た一言によって改憲と言う100年先に残るレガシィを作ることは出来なかった。
無能も侮りすぎれば致命傷になる、という教訓が安倍には残ったかもしれない。
2000年以前には自民党と堂々と渡り合い、与党として政権をも担当した経験を持つ社会党が壊滅する切っ掛けとなった発言が 「拉致などない」だ。
北朝鮮と深いつながりを持っていた社会党は、ずっと以前より「拉致などない」という姿勢を貫いていたので、正確には2000年以降の発言ではないかもしれないが、社会党が壊滅したのは2000年代初頭なので、ここに挙げたい。
2002年小泉政権において、安倍晋三官房副長官の尽力によって、小泉首相の電撃的な訪朝が実現した。
この際、金正日総書記は首脳会談にて、横田めぐみさん、田口八重子さん、市川修一さん、増元るみ子さん、原敕晁さん、有本恵子さんと、松木薫さん、石岡亨さんの計8人の死亡を主張。
一方、地村保志さん、(浜本)富貴恵さん夫妻と、蓮池薫さん、奥土祐木子さんに加え、日本政府が把握していなかった曽我ひとみさんの計5人の生存を伝えた。これによって「拉致などない」と言ってきた社会党の立場は瓦解する事となった。
死亡した有本さん、石岡さんは生前、北朝鮮から家族に宛て手紙を出しており、その手紙を元に社会党を頼ったものの、土井たか子から冷たくあしらわれた事が知られている。そして、家族が手紙を受け取った二か月後に有本さん、石岡さんは亡くなってもいるという。
社会党は従来の態度を改めて謝罪したが、こうした事実が明らかになる中では無意味でしかなく、2005年に行われた選挙では党首である土井たか子すらも落選する程の大敗を喫し、社民党として名を変えた今日では、党として存続すら危うくなっている。
かつて2大政党を期待された社会党だったが、「拉致などない」と言い続けて来た一言によって、そのすべてを失った。土井たか子は、政治史にのこる女傑でもあるが、同時に最悪の裏切り者としても記憶される事となった。
印象深い失言を犯した人を並べてみても、その歴史において相互に関連があり、政治の歴史と言うのは面白いもんだなと感じさせられる。
仙谷官房長官の「暴力装置」、柳澤 伯夫の「産む機械」、松本龍の「知恵を出さないやつは助けない」など、味わい深い失言は多くあっても、ダメージの深さではどうかなと個人的には思っているのだが、
皆さんの中には、他に印象に残っている大きな損害を招いた失言はあるだろうか?
石井閘門 - 宮城県石巻市。北上川にある閘門。1880年(明治13年)に完成した、日本初の西洋式の本格的な閘門。現在日本国内で稼動する閘門の中では最古のものであり、国の重要文化財に指定されている。
脇谷閘門 - 宮城県石巻市。1931年12月竣工。北上川本川と旧北上川間の船の通行のために、脇谷洗堰に併設された。
見沼通船堀 - 埼玉県さいたま市。見沼代用水と芝川とを結ぶ閘門式運河である。昭和初期以降から使用されておらず、現在はさいたま市緑区にその復元された遺構が残る。1982年(昭和57年)、国の史跡に指定された。
荒川ロックゲート - 東京都江戸川区小松川。東京都を流れる荒川と旧中川を結ぶ。大震災時などの災害時に水上交通が有効であることから改めて水路が見直されることになり、2005年10月に供用開始された比較的新しい閘門。
扇橋閘門 - 東京都江東区猿江一丁目。1976年(昭和51年)完成。小名木川に設置されている。
中島閘門 - 富山県富山市。1934年(昭和9年)8月完成。富山駅北側付近から富山湾の河口まで南北に続く、富岩(ふがん)運河中流にあるパナマ運河式閘門。現在も運用されており、観光船が運行し往来できる(冬季運休)。国の重要文化財に指定されている。
牛島閘門 - 富山県富山市。中島閘門と同時着工し1934年(昭和9年)8月に同時完成。富岩運河最上流部(南端)の富岩運河環水公園(旧 船溜まり)内にあり、並行するいたち川とを結ぶ現在も運用可能なパナマ運河式閘門。国の登録有形文化財に登録されている。
松重閘門 - 愛知県名古屋市中川区。堀川と中川運河とを結んでいた。1968年に閉鎖され、現在は閘門としては使用されていない。名古屋市の有形文化財、1993年(平成5年)には名古屋市の都市景観重要建築物等に指定されている。
船頭平閘門 - 愛知県愛西市立田町福原。木曽川と長良川の間をつなぐ。1899年(明治32年)に着工、1902年(明治35年)に完成した。1994年(平成6年)にはそれまでの手動から電動への近代化・改修工事が行われた。2000年(平成12年)5月には明治期に建設されて現在でも使用されている貴重な閘門であるということで重要文化財に指定された。冬季を除き、木曽川上流の葛木港より観光船が運航。一般には無料での往来解放がされている。
三栖閘門 - 京都府京都市伏見区。宇治川と濠川を結ぶ伏見港に1929年(昭和4年)に建設された。いまは遺構が三栖閘門資料館として開放されている。
毛馬閘門 -大阪府大阪市北区。淀川と旧淀川(大川)を隔てる閘門。明治40年(1907年)8月に完成した旧第一閘門は1976年(昭和51年)まで使用され、現在は重要文化財に指定されている。
尼崎閘門(尼ロック) - 兵庫県尼崎市西海岸町地先。日本初のパナマ運河式。物流機能としての運河を今なお支える船舶の重要な玄関口となっている。
下関漁港閘門 - 山口県下関市の本土と彦島を隔てる小門海峡(関門海峡小瀬戸)にあるパナマ運河式水門。1936年の設置以来、現在も稼動中。
三池港閘門 - 福岡県大牟田市。1908年(明治41年) 完成。2008年機械遺産に指定。2015年世界文化遺産に認定された明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業構成資産の1つ。
本当に価値があるワクチンだったらまず政治家や公務員が独占すると、国民はみんな知っている
はてな村にお住まいの野党支持者・与党支持者の皆さん、こんにちは。今秋の衆院選と政権交代に向けて、いかがお過ごしでしょうか。おそらく衆院選で一票を投じるまでは、とくに何もしていない方々が大半だと思います。もちろん投票所へ足を運んで一票を投じれば、それで十分に有権者の務めを果たしているとは思います。
以下に長々と記すことは、仕事や育児にお忙しい皆さんには負担となるものです。私も仕事と育児に追われて日々忙しいのですが、ちょっと現状を放置するとまずいなと危機感があり、筆をとった次第です。
長くなるので3行にまとめると、こんな感じです。
さて、今月に入ってから毎日のように、はてな匿名ダイアリー(以下 増田)には、野党に批判的な投稿が続いています。
菅政権下では野党候補の勝利が続いていたことを考えると、この増田の傾向というのは必ずしも世論と連動している訳ではなく、一部の熱心な与党支持者による活動であると考えられます。「一部」と書くと、立憲の支持率のほうが一部だろ、などと瞬時にコメントする輩も現れるのですが、いったん無視しますね。
たとえば2017年頃には野党叩きの記事の量産依頼が、クラウドソーシングに載っていたと報道されたのは記憶に新しいところです。
https://buzzap.jp/news/20170922-anti-opposition-party-blog-movie-crowdworks/
今回の増田大量投下が、同様の組織的犯行かどうかは分かりません。一部の熱心な与党支持者が忙しい仕事の合間を縫って懸命に記事を書いているなら、ご苦労様と思いますし、あるいは今回もクラウドソーシング等による仕事なのであれば、やはりご苦労様ですと労いたい気持ちも少しはあります。決して公言できない仕事には誰もお疲れ様・ご苦労様と言ってくれないだろうからね。
しかし気をつけなければいけないのは、一見して無意味にも見える増田大量投下が、長期的には大きな影響力を持ってしまう可能性があることです。莫迦の一つ覚えのように安倍晋三が繰り返した「悪夢の民主党政権」が、サブリミナル効果のように人々の意識に刷り込まれ、震災や原発事故のマイナスイメージとも重なって、たしかに悪夢だったなと広く信じ込まれています。民主党政権の具体的な政策を一つ一つ検証したうえで批判するよりも、ひたすら「悪夢の民主党政権」と繰り返すことが効果的に働いています。
テレビで坂上忍なんかが「野党はだらしない」と連呼していたのも同様です。本来、与党・野党は固定的なものではなく、政権交代によっていつでも入れ替わるものですが、それを「野党はだらしない」「野党は政権を担えない」「野党は永久に野党」のように印象付けることで、政権交代なんて論外だと人々に刷り込むことに成功しています。
このような勢力に対抗して野党が支持を伸ばし、政権交代するには、どうすればいいか。
何の答えにもなっていないのですが、まずは政権交代することが必要です。野党を与党に、与党を野党に入れ替える。そうすれば自民党支持者たちが連呼していた「野党はだらしない」が封じられます。野党はだらしないから野党は無視していいとは言えなくなる。いつでも政権交代によって与野党が入れ替わることを前提に、建設的な議論が始められます。もしも野党の自民党が議論を拒否すれば、今後こそ「野党が国会をサボっている」のブーメランからは逃れられないでしょう。
そして今回の選挙で政権交代するために、たとえば、ひたすら念仏のように政権交代を唱えるのでもいい。ツイッターでも増田でも、政権交代が実現したらどんな社会になると思うか、どんな社会を実現したいかを大量に投下する。精緻なロジックを考えるよりも、まずは自分の願望を下手でもいいから文章にしてみる。2行や3行の短い文章でもいい。数が集まることで、政権交代の実現を願ってい大勢の人々の存在にようやく世間が気付く。言い換えれば、おとなしくしていると現状維持を望む人々の大きな声にかき消されてしまう。どんなに面倒でも声をあげなければならない。どんなに忙しくても、どんなに時間がなくても行動しなければならない。
文章を書く時間が本当にまったくとれない人は、ツイッターでいいねを押したり、増田をブクマして応援コメントをつけるのでもいい。少しでも注目されるように、自分のできることから始めてほしい。この記事に対しても応援コメントをお待ちしていますよ。
たとえ罵倒コメントが100個ついても、応援コメントが20個くらいあれば、なんとか心のバランスは取れるものです。かれこれ14年も増田を書き続けてきた私が言うのだから間違いない。いや、個人差はあると思うんで、もちろん応援コメントの比率が高いに越したことはない。
長くなったので3行にまとめますね。最初に書いたのと同じです。
衆院選は、与党支持者と野党支持者の戦いではありません。私は野党支持だけれど、与党を支持する友人は多くいるし、こんなことで対立するつもりはない。
しかし現在の与党による政治は、あまりにも野党支持者を切り捨てている。政権交代が実現したときには、自民党支持者が切り捨てられることは絶対にないと断言できます。なぜなら東日本大震災のとき、自民党の谷垣禎一へ副総理として入閣を要請したのは、当時の民主党です。あるいはコロナ禍の現在、臨時国会での議論を呼びかけているのが立憲民主党です。常に建設的な議論を呼びかけている民主党・立憲民主党と、それを拒否している自民党という構図があります。