はてなキーワード: 通販サイトとは
最近Qoo10というコスメ系、美容系に強い通販サイト(https://www.qoo10.jp/)のことを知ったんだけど、
アマゾンみたいな総合通販サイトじゃなくて、こういう専門品に特化した系の通販サイトって他にもあるのかな。
・工場や現場の用具に強いモノタロウ(https://www.monotaro.com/)
・法人のオフィス系の事務用品に特化したアスクル(https://www.askul.co.jp/)
なんかだけど、他にもこんなサイトあるってのがあれば教えてほしい。
いつもアマゾンやらヨドバシ、楽天とかだけ使うのも、ちょっと飽きてきたので…。
たまには視点を変えた買い物をしてみたくなった。
レトロゲームの偽物がここ数年通販サイトなどで目立ってきている。
本稿ではその原因や、「偽物の質」の紹介、偽物の販売方法、買い手側の対策と反応あたりを主軸に語ってみたい。
なお私の専門分野はファミコンカセットのみであり、レトロゲーム全般としては事実と齟齬があったり記述が不十分である可能性がある。ご海容いただきたい。また不備を指摘していただけたらありがたい。
発売から数十年が経過し、ソフトの評価が定まり、さらに希少性も高まっている。
特に、箱や説明書がついている状態のいいものは値段が跳ね上がる傾向がある。
「悪い嘘」「優しい嘘」があるように、偽物にもいろいろなパターンがある。
一般流通していたファミコンで一番高価な『サマーカーニバル92烈火』の偽物は2010年代後半からアジア圏からやってきている。
上述の通り完全品となると値段が跳ね上がるため、箱と説明書と付属の葉書などを偽造するもの。
全部偽造のものもあれば、中身のソフトだけ本物で入れ物その他を偽造するパターンがあるようだ。
後者は、ゲーム芸人フジタという人物がyoutubeで紹介している。
お察しの方も多いかもしれないが、ヤフオク・メルカリあたりが「主戦場」になる。
具体的にはあげないけれども、悪名高い出品者が名前を変えながら活動している(悪名高いのに名前変わるのは変かもしれないが)。
2ch5chにレトロゲームの偽物に関する情報スレがあるので気になる方は見てみると良いだろう。
偽物を買わないようにすることと表裏一体になっている。
よくわからない話だが、本物より安い。コピー商品であることの言い逃れになるのだろうか。
これも言い逃れのために書いている。値段の安さとセットになっており、ある種「誠実」と言える。
もちろん、偽物(データをコピーしたもの)を売るのはどうかとも思うが、後述の、買い手側の「プレイできればそれでいい」という問題につながる。
この辺りは普段鍛えているであろう各自のインターネット筋力が試されるところ。
本稿では深入りしない。
個別のソフトには、もちろん本物と偽物とを見分けるポイントがある。わかりやすいもので言うと、カセットの形状が異なるものがある。
他にラベルのデザインなどで違いを見つけられればよいのだが、実は、違いを指摘してネットで情報発信すればするほど、対策を促してしまうと言う問題がある。
昨今、偽物への注意を促す文章がネット上にも増えてきたがあえてこうした見分け方を書かない場合も多いようだ。
スーパーファミコンはここ数年で地獄の様相を呈しており、中の基盤のニンテンドーのロゴまでも偽造したソフトがあるらしい。
今までは中を見たら一目瞭然だったものが、これで本格的に区別がつかなくなってきているそうだ。
これらはかなり大切なムーブで、お店はプライド持って販売している。偽物売ったら評判が下がる。本当に迷ったらぶっちゃけ駿河屋で買った方がいいに決まっている。
竹馬やベーゴマと違い、テレビゲームはゲームの情報こそが本質だ。そして、テレビゲームではその本質が容易にコピーできてしまう。
偽物でも遊べてしまう。ここに、偽物販売が蔓延する裾野がある。そして頂にはプレミアソフトの偽造の問題がある。
俺はもちろん現物を取り扱ってこそだと思うけれども、エミュレーターの問題なども絡んで、とても難しい問題と思っている。
・レトロゲームソフトは増えないのだから、希少性は増すばかりで、すなわち偽物は増え続けるものと思う。
・普通は商品価値の下がる「カセット背面への名前の書き込み」「ラベルの剥がれ」などは、今後逆にそのソフトが純正品であることの証左となり、むしろこっちの方が値段が高まるかもしれないとも感じている。
今年の2月頃の話です。
なんとなく通販サイトを眺めていると、水産庁の事業(水産物販売促進緊急対策事業、もちろんもう終わっていますが)により、水産物の送料が期間限定で無料になる、とのお知らせがあるのを見つけました。
そして私は「せっかくだし、コロナのせいで会えてない祖父母にウナギでも送ろうか」とふと思い立ち、発送先を祖父母の家に設定しウナギを購入しました。
単なる気まぐれでしたが、祖父母は随分喜んでくれました。
さて、そんな祖父ですが、年齢も年齢だったためか、最近随分と体調が良くなくなり、そしてついに旅立ってしまいました。
まず大往生と言っていい年齢だったとはいえ、コロナで会えないまま終わってしまったのは心残りでした。
しかし、好物だったウナギを生前にごちそうしてあげられた事、そして祖母から聞いた「そのウナギを食べた時は随分喜んでいた」という話に、結構救われました。
もちろんそんな状況を想定してあの制度を作られたわけではないということは理解しています。あくまでも目的は事業者支援だったでしょう。
そしてその制度が適用されるよう努力された生産者や販売者の皆様も(客に喜んでほしいという意図もあったかとは思いますが)事業の存続のために努力なさったものと思います。
とはいえ、そのおかげで意図していた方向とはおそらく別な意味で救われた人間もここにいます。
農林水産省と水産庁、そして生産者と販売者の皆様、本当にありがとうございました。
複数のマッチングアプリを使っていると「よくプロフィールに入っている言葉」や「なぜか同じようなことを言う人がいる」といった、パターンが見えてくることがあります。
【プロフィール編】
・たくさんのいいねありがとうございます!
自分で動け。それか金を使いたくないなら、そちらからマッチしてもらえると嬉しいです。と書けばいいだろ
【メッセージ編】
・なんて呼べばいいですか?
一見普通の質問に見えて、すごいめんどい。何人にも聞かれることなので、普通に名前で呼んだらいいと思う。名前が特殊な場合は自然だけど
なんのとりあえず?
・〇〇歳ですが大丈夫ですか?
・僕は好みですけどね
なに目線?
・(初めて合うのに)ドライブ行きませんか?
知らない人の車に乗るなって幼い頃に習いました
【プロフィール画像編】
・変顔
何故これを選んだのか知らないけど、これを嫌う女性は多いらしいぞ。理由がないならやめておくことを勧めます。
顔面にチン●コついてるの?
肖像権でぐぐれ
・猫とか犬の写真のみ
本当に動物が来るなら喜ぶよ
以上です。
他のパターンも知りたい。
もう結婚してるし、私は別姓が選べても同姓にした
「夫婦別姓が選べるようになったら同姓を選ぶ夫婦は時代遅れって言われると思う」という意見はわからなくもないけど、私はそれ言われても無視できるので、本当にどうでもいい
なので導入されてもいい
ただ、私に関係ないので調べてないし調べる気もないけど、
専門家の視点から、戸籍制度に問題があるとか、行政の手続きが必要になるとか、妻と夫の姓が違うことで例えば病院の面会やら何やら問題が生じるなら、慎重になるべきだとは思う
でも、じゃあ選択的夫婦別姓に問題があるから導入できませんというのなら、旧姓使うのはもっと便利にしてほしいなとは思う
普通に手続きは面倒だったし、未だに「この通販サイトの名前旧姓だった!めんどくせー」って思うことはあるし
海外では導入されてるから夫婦別姓にすべき!もアホらしいと思う
都合のいいところだけつまみ食いして遅れてる!って言うのはアホだし
海外が導入してなくても夫婦別姓が選べることの良さは主張できるだろ
人生でネットにはだいぶ長い間触れてきて、よくある迷惑メールのフィッシング詐欺とか過剰広告とかに一度も引っかかったことなかったのに、成人超えてアホみたいな詐欺に引っかかってしまった
内容は通販の偽サイトで個人情報を登録・クレジットカードで購入してしまったということなんだけど、戒めとして経緯を細かく残しておく
趣味で集めているものでどうしても欲しいもの(定価は2000円程度で10年以上前に発売されたもの)があって、いつもそういう物を探す時はAmazonや楽天などの大手通販サイト→無ければメルカリやヤフオクなどで探して購入するんだけど、中古で定価のものがなく3~4倍の値段だった。
出品者からすぐ購入するのを迷い、検索を続けていると、ある一件の通販サイトが引っかかった。
その通販サイトはまさに私が探していたものがプレミア価格のところ半額セール中!で定価に近い値段(3500円くらい?)と表記がされていた。
また、同じページに○○県の人が購入しました、××県の人が購入しました….とまるで何回も取引履歴が有るかのような内容も記されていた。
定価に近いし、何回も取引されてるし在庫もあるならラッキー!となんの疑いもなしに購入してしまった。
カートに商品を入れ、住所や氏名、電話番号などの個人情報と支払いのクレカ情報を入力し購入完了したのだが、この時点で怪しい点があった。
いつもならパスワードを入力する画面にIDも表示されるが、IDが表示されなかった。
日本語で正規のメールも届いたが、最初に文字化けのメールが届いた。
詐欺だと気づいたのは購入した翌日だった。
メールにどのぐらいで届くかがなかったので、通販のマイページで確認しようとメールからサイトにアクセスすると、ログインができないのだ。なぜログインできないかというと、購入時の入力画面にパスワードを入力する部分がなく、パスワードを登録していなかったからである。登録完了メールまで届いたのにおかしいな、と昨日思った不審な点も思いだして通販サイトを検索すると、検索には引っ掛からず詐欺サイトの疑いという記事がヒットした。
急いでクレカを止めたし、購入時点で商品金額の引き落としはされていなかったので金額被害は0円だが、まさかこんな詐欺に騙されるなんて!!!!!!してやられた!!!!!!というショックを受けた。
住所とかの個人情報がとられたのはイタイな〜って思ったがあれから1週間経つけど変なメールも電話も何も無いので、クレカ情報を抜き取ることが目的なんだと思う。
あんなコアなもので詐欺を行うのも謎だが、お前らもよく知らない通販サイトで買い物する時は気をつけて欲しい。お問い合わせがメールのみでコロコロメールアドレスを変えるのが特徴的らしい。ここじゃないとその値段で購入できないってのも罠だ。
売れないスマホやアプリやWebサイトを見ていて思うのだけれど、機能を詰め込むことしか考えていないモノが多い。
とにかく多機能にしていれば売れると思っている。
PayPayが良い例だ
最初期のPayPayなんかはスッキリしていて好きだったんだけど、最近のPayPayのUIは使いにくいどこかの通販サイトってくらいにごちゃごちゃしている。
PayPayモールもマイナポイントも使わないので見たくないしポイント投資だってわざわざトップページに置くほど頻繁に見るものでもない。
PayPayなんて決済アプリなんだからとにかく支払いができてスキャンができればいいのだ。
もともと還元率も良かったしキャンペーンも豊富だったから始めたけれど今は特に還元率が良いわけでもなくUIがごちゃごちゃで正直使いたくない。
Amazon Payとは利用者視点で言うと、Amazonに登録している住所や氏名、支払い方法をそのまま使用して買い物ができる仕組みだ。
例えば今まで利用したことのない通販サイトで初回の買い物(会員登録)をしようとしたとき、「メールアドレスで登録」「LINE連携で登録」などの項目の中に「Amazon Pay」があれば、それを選択することで住所やクレジットカード番号の入力といった煩わしい手間から解放される。あとAmazonギフト券も使える。
そのAmazon Pay、出前館でも導入していたのでクーポンでも使うかと登録にAmazon Payを選択して注文まで進んだ時に、あるエラーが出て決済まで進めない。
エラー文はこうだ。
「お届け先住所が一致していません。 再度、住所を選択し直して下さい。」
何と? 何と一致してないの?
注文してる場所かな? menuだと配送先と注文している場所の情報が食い違っていると「お届け先は現在地より遠いようです」みたいな注意文が出てくるからそう言う感じかな? と思ったけど注文している場所も配送先の住所もワイちゃんの自宅であり、全く一致しているのだった。
頭の上にハテナを浮かべながら色々サイト内を弄っているうちに位置情報の取得を遮断しててそれでエラーが出てるのかな? とか思ってみたがどうもそうではないっぽく、再度住所を設定し直したら無事決済まで行けたのであった。
住所を再設定する際に、郵便番号を入力し検索表示された東京都〜地域名のその後に続く「1丁目」「2丁目」「3丁目」……の中から当てはまるものを選択、後の細かい住所は手入力するといったよくあるパターンの操作をしたのだが、この間に選択した「○○丁目」が目に留まった。
Amazonの登録情報から自動取得され、エラーが出た住所は仮に
再設定した住所はこの例で言うと
なのである。
これか? これなのか? つまり、出前館のシステム上、ほげほげ1-2-3は存在しない住所ということになるのか? 丁目じゃないとダメなのか? 確かに出前館に住所を登録しようとすると、自由入力欄は丁目以降であり、それ以前の住所は選択式だ。
これは推測でしかないが、そういった住所記載ルールのアンマッチによって「一致しない」とのエラーが出たのでは? と考えた。
今まで様々なサイトに住所を入力してきた。時には半角じゃないとダメと言われ、時には全角じゃないとダメと言われ、またある時は記号はダメとアパート名から中黒が奪われた。
確かにAmazon Payの住所自動取得は利用者にとって大変便利だ。従って、いわゆる「カゴ落ち」を防ぐことのできる優れたシステムかもしれない。
しかし、その取得された住所の記載方法が自社サイトのルールと合致しているか、また、ルール違反となっている表記がそのまま登録されるようにはなっていないかなど、チェックする必要があると思いました。
(ある通販サイトでは購入画面に進んだ際、改めて氏名・住所などの情報を入力するページがあり、氏・名欄の氏の欄に自動取得されたフルネームが入力されていた。こういうのは気付いて修正できるし、そもそも名の欄が空白なら登録できないだろう)
ツイッターで漫画家が「リアル書店で発売1週間以内に注文するのも含めて買ってくれ~」というのをわざわざ4ページも漫画を描いてお願いしていたのを「業界がまるでなってない」旨のごもっともな引用リプで伸びてましたね。こんばんは。その書店最前線でアルバイトをしているアマ漫画描きです。
あの引用リプを食らって「すっげえわかる……ただ何もやってないわけじゃないからお気持ち抜きなら聞き入れてもらえるかなあ」と長文をしたためることとしました。長くなるので論文スタイルにならって先に何言うかざっと並べておきます。太字のとこだけ覚えて帰ってね
=====
一応、自分はコミック担当なので語りがコミックの話題に寄りますのでそのつもりで後は読んでください。あと取次系通販はこちら
HonyaClub https://www.honyaclub.com/shop/ (取り扱い店舗 https://www.honyaclub.com/shop/store/search.aspx)
e-hon https://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top (取り扱い店舗 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SF/Search)
初速売り上げ…すなわち発売して間もない期間での売り上げ部数というのは書籍流通にかかわる全員にとって重要な指標です。書店員は作品の認知度や以降の追加注文数をはかるために初週売り上げ部数の数字を注意深く追っています。たとえば発売4日か5日後に売り切ってしまった場合は大急ぎで追加注文を入れますし、発売日の入荷数として見積もりが少なかったという事実を受け止め次巻発注は強めに出さなければなりません。
読者をないがしろにするわけではありませんが、ネット通販で熱心に作品を追う読者よりもリアル書店の書店員に作品名が覚えられているほうが大きい効果が出ます。このあたりは先に上げた漫画にもあったと思いますが、続刊が来た時に刷り部数を決めるのは当然取次からの発注数…つまり全国の書店からの注文の集約数です。自分からすれば注文した数から減らされるわ、角川エースとかそもそも注文させてくれないわ色々言いたいことはあるのですが、とにかく発売日が来る前は書店からのアプローチが作品の如何を図るバロメーターなのです。いやほんとKADOKAWAくんさあ前巻の売り上げに対して減らしすぎなのと売れないやつめちゃくちゃ送ってくるのなんなの…
書店員の心象がわかりやすくよくなる方法が「初速でよく売れる」なので、あの漫画はあんなことをお願いしたわけですね。自分からすればあのお願いの仕方はネット民に撒く餌としては仕掛けが甘いと思いますね。ツイデモのせいで見誤ったのでしょうが、Twitterでちゃんと聞き入れてもらえるのは日本一般世論に効くお気持ちではなくてこの後書く読者側にもたらされるメリットを説くほうなんだよなあ…
何度も例の漫画をあげつらうのもアレですが、あの漫画を描いた方KADOKAWA系列でコミック出してるんですよ。じゃあなぜカドカワストアと取次ネット通販を紹介しない??お店の人にこの番号見せてね!とか漫画描いてないでカドカワストアのリンク張りなさいよ…
カドカワストアはその名の通りKADOKAWAの運営する通販サイトです。素直に言いますが手練れのアニメオタクはこういうメーカー通販使うほうが楽だと思います。見出しにある取次系通販というのは、ちらほらと出てきていた取次の運営するネット通販サイトのことを言っています。今回これを書く最大のポイントであり、例の漫画がなぜ取り上げなかったんだと憤慨しているのがここです。
この取次系通販、一番のメリットは書店で受け取る場合はいかなる場合も送料がかからないことです。コロナ禍ステイホームで若干意味合いが薄れてしまいましたが、ネット通販のウィークポイント「送料」「宅配の受け取り」の2点をかなり軽々と克服できるわけです。ほかの通販と違って段ボール個別包装ではないのですが、書店店頭で受けられるサービスは問題なく同等に受けられます。ブックカバー(紙)はもちろん、自分の勤める店はラッピングが無料なので京極夏彦作品10冊ラッピングも無料です。
ちょっと前は新刊予約が弱かったのですが、ここ最近になってかなり予約の融通がきくようになりました。お店に来なくてもジャンプコミックスの予約ができるよ!ただし超人気どころは早期に終了するのでお早めに(直近だとウマ娘シンデレラグレイと呪術廻戦はレーベル同発のうち唯一予約が締め切られた)。作家にとってはAmazonのリンクを張るのと変わらないのでは?と思われますが、取次系通販を使って書店受取してもらうと書店の売り上げにカウントされます。割と続刊発注の参考にされますし、運がよければ棚常備も夢ではありません。作家よ、Amazonをやめて取次系通販のリンクを張るのだ。
いいところだらけみたいに言ってますがそれなりに弱点もあります。まず当然ですが自宅や勤務地の近くに本屋がなければ店頭受け取りのメリットを享受できません。受取に使えるのは本屋だけなので、コンビニがいくらあってもどうにもなりません。その場合宅配に切り替えることとなりますが、送料ボーダーが2000円です。一度に4冊5冊コミックを買ったり、専門書を買う人だと痛くはないのですが、いつもヒロアカだけ買ってるみたいな少額のカジュアルユーザーには不利です。専門通販の弱さが如実に出てます。
あと利用する場合全員にかかわるところでは、近所の本屋がどの通販サイトに対応しているか調べる必要があります。1つの書店は基本的に1つの取次からのみ書籍を入荷しています(例外はあるにはあるのですが、近年取次による書店チェーンの買収が相次いでいるため考えるほとでもありません)。なのでそのサイトを運営している取次と取引してないと「受取店舗を選択」で目標の書店が出ない可能性があります。注文よりも先に対応店舗チェックを怠らないでください。2サイトなのにリンクが4つもあるのはそのせいです。多分受取場所を指定しないと注文確定できないのでとにかくネット通販は落ち着いてやりましょう。
トドメを刺されるのは読者じゃなくて作家側なんですけども…お気持ち抜きと言いましたが、最後ここだけ持論が入るので「お気持ちじゃねえか!」と言われればぐうの音もでません。すんません。
正直なところ、ツイッターで作者本人が新作告知するときにAmazonのリンクをツイートしてるのですが「よしてくれ…」と常々思ってるんですね。まあ書店員なので食い扶持がどうのというんじゃないだろうな?と疑われるやもしれませんが、そっちよりも困ることがあるんですよ。
言いたいことは単純で「文化資本の流通を外資に握られるのまずいよな」ということです。直近ではアニメ業界にチャイナマネーが流れ込んでいて内容に物言いがついたとかいう噂もどこかで聞きますが、日本で日本のユーザーに向けてもの書いたり作ったりするのに何故か海外基準の規制がかかることになっては困るんです。
日本は本当にヤバそうな表現と性器のモザイク修正を除けばかなり表すことには寛容な法運用をしてるのはご存知かと思います。日々増田で繰り広げられる議論にはヒヤヒヤしていますし、そろそろ六法に「週刊文春とWedgeの関係者は年1回殴ってもよい」と書き加えてほしいのですが、それでも書くこと考えることそのものは否定するつもりはありません。だってその刃を向けたとて、次には自分に向けられるもの。エスパー真美の「くたばれ評論家」が最近期間限定公開されたときも話題になりましたが、頑張って作った作品が誰かになじられても「このやろう!」と腹を立てて、それでおしまいなんですよ。出した側と受け取った側にそのコミュニケーションが生まれただけなんですよ。それを送り合う人同士のコミュニティに対して横から火炎放射器で村ごと焼かれるようなことされるわけにはいかないんです。
紙の本だけの話ではなくなりますが、日本語の電子書籍を売ってて、ある日Amazonから「ワシントン州でこの表現が規制されることになったので、今日から販売停止です」とか言われても日本からじゃ抗議のしようがない。たとえ話としては飛躍しすぎてておかしいとは思いますが、売り上げの一部はちゃんと本国に行ってるわけで「全く縛りはうけない」とは言い切れないです。もう一段飛躍しますが海外基準で規制が入ったときには日本国内の表現規制過激派の活動団体が勢いづいて手が付けられなくなると思います。海外のものは何でも先進的だと思われてるので普通に無敵突進してきます。
とにかく、初速の大切さもそうなんですが、作家側は中長期の視点に立った見通しが弱いんです。国内流通に本を流しているのだからもう少し現在のシステムとか問題点とか勉強してもらいたい。というか本来作家がそういうこと考えなくていいようにするのが出版社であり編集者なので、今回の件業界側は作家にああいう漫画描かせてしまったことを猛省してください。音楽業界はLinkfireでストリーミングサイトへのまとめリンクページを作っていますが、出版社側であんな感じのランディングページ作るとかやれることはけっこうわかりやすく残ってるはずです。
最後、見出しの「デフレ」の件はかなり蛇足なので流し読みしてほしいけど書いときます。完全に自分の所感ですが、いまリアル書店がギリギリ残ってるのは「マジョリティがまだまだITオンチ、あと送料も惜しいほど手持ちがない」からではないかと感じています。いつデフレ脱却を達成しITオンチがいなくなるかわかりませんが、もし達成したその時にネット通販の勢力図次第では日本らしい漫画やアニメのありかたを否定されてしまうだろう…そう思いながら明後日もレジに立ちます。