2021-06-01

Amazon Payを導入してる通販サイトは自社のシステム整合性が取れてるか確認しろ

Amazon Payとは利用者視点で言うと、Amazon登録している住所や氏名、支払い方法をそのまま使用して買い物ができる仕組みだ。

例えば今まで利用したことのない通販サイトで初回の買い物(会員登録)をしようとしたとき、「メールアドレス登録」「LINE連携登録」などの項目の中に「Amazon Pay」があれば、それを選択することで住所やクレジットカード番号の入力といった煩わしい手間から解放される。あとAmazonギフト券も使える。

そのAmazon Pay、出前館でも導入していたのでクーポンでも使うかと登録Amazon Payを選択して注文まで進んだ時に、あるエラーが出て決済まで進めない。

エラー文はこうだ。

「お届け先住所が一致していません。 再度、住所を選択し直して下さい。」

何と? 何と一致してないの?

注文してる場所かな? menuだと配送先と注文している場所情報が食い違っていると「お届け先は現在地より遠いようです」みたいな注意文が出てくるからそう言う感じかな? と思ったけど注文している場所配送先の住所もワイちゃんの自宅であり、全く一致しているのだった。

頭の上にハテナを浮かべながら色々サイト内を弄っているうちに位置情報の取得を遮断しててそれでエラーが出てるのかな? とか思ってみたがどうもそうではないっぽく、再度住所を設定し直したら無事決済まで行けたのであった。

住所を再設定する際に、郵便番号入力検索表示された東京都地域名のその後に続く「1丁目」「2丁目」「3丁目」……の中から当てはまるもの選択、後の細かい住所は手入力するといったよくあるパターン操作をしたのだが、この間に選択した「○○丁目」が目に留まった。

Amazon登録情報から自動取得され、エラーが出た住所は仮に

東京都ほにゃららほげほげ1-2-3」とする。

再設定した住所はこの例で言うと

東京都ほにゃららほげほげ1丁目2-3」

なのである

東京都ほにゃららほげほげ1-2-3

東京都ほにゃららほげほげ1丁目2-3」

これか? これなのか? つまり出前館システム上、ほげほげ1-2-3存在しない住所ということになるのか? 丁目じゃないとダメなのか? 確かに出前館に住所を登録しようとすると、自由入力欄は丁目以降であり、それ以前の住所は選択式だ。

これは推測でしかないが、そういった住所記ルールのアンマッチによって「一致しない」とのエラーが出たのでは? と考えた。


今まで様々なサイトに住所を入力してきた。時には半角じゃないとダメと言われ、時には全角じゃないとダメと言われ、またある時は記号ダメアパートから中黒が奪われた。

かにAmazon Payの住所自動取得は利用者にとって大変便利だ。従って、いわゆる「カゴ落ち」を防ぐことのできる優れたシステムかもしれない。

しかし、その取得された住所の記載方法が自社サイトルール合致しているか、また、ルール違反となっている表記がそのまま登録されるようにはなっていないかなど、チェックする必要があると思いました。

(ある通販サイトでは購入画面に進んだ際、改めて氏名・住所などの情報入力するページがあり、氏・名欄の氏の欄に自動取得されたフルネーム入力されていた。こういうのは気付いて修正できるし、そもそも名の欄が空白なら登録できないだろう)

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん